JP6464844B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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内部に現像剤が収容される容器本体と、前記容器本体に形成されて現像剤が排出される排出口と、前記容器本体の内部の現像剤を前記排出口に向けて搬送する第1の搬送手段と、を有し、画像形成装置の本体に対して着脱可能に支持される現像剤の収容容器と、
前記現像剤の収容容器が前記画像形成装置の本体に装着された場合に前記排出口に接続される流入口と、前記流入口から流入した現像剤を現像装置に向けて搬送する第2の搬送手段と、を有する現像剤の搬送装置と、
前記第1の搬送手段および前記第2の搬送手段とを駆動する同一の駆動源と、前記駆動源が正回転した場合に前記第1の搬送手段を正回転させる駆動を伝達する第1の伝達経路と、前記駆動源が正回転した場合に前記第2の搬送手段を正回転させる駆動を伝達する第2の伝達経路と、前記駆動源が逆回転した場合に前記第2の搬送手段を正回転させる駆動を伝達する第3の伝達経路と、を有する駆動系と、
画像形成動作時に前記駆動源を正回転させるとともに、前記画像形成動作の終了時に前記駆動源を逆回転させる駆動源の制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
前記画像形成装置の本体の内部を開閉する開閉部材が開放された場合に、前記駆動源を逆回転させる前記駆動源の制御手段、
を備えたことを特徴とする。
前記容器本体の内部の現像剤が空になったか否かを検知する検知手段と、
前記容器本体の内部の現像剤が空になった場合に、前記駆動源を逆回転させる前記駆動源の制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、現像剤の収容容器が着脱される可能性のある開閉部材の開放時に駆動源を逆回転させない場合に比べて、機内の汚れを低減できる。
請求項3に記載の発明によれば、現像剤の収容容器が着脱される可能性のある現像剤が空になった時に駆動源を逆回転させない場合に比べて、機内の汚れを低減できる。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1において、実施例1の画像形成装置の一例としてのプリンタUは、装置本体の一例としてのプリンタ本体U1を有する。プリンタ本体U1の上面には、第1の媒体の排出部の一例としての第1の排出トレイTRhが設けられている。プリンタ本体U1の右部の上面には、操作部UIが設けられている。操作部UIは、図示しない表示部等を有する。操作部UIは、利用者が入力操作が可能に構成されている。
実施例1のプリンタUには、画像情報の送信装置の一例としてホストコンピュータを例示しており、具体的にはパーソナルコンピュータが電気的に接続されている。
書込回路DLは、入力された情報に応じて駆動信号を書込装置の一例としての露光機ROSに出力する。露光機ROSは、入力された信号に応じて、書込光の一例としてのレーザ光Lを出力可能に構成されている。
図1、図2において、前記露光機ROSの左方には、像保持体の一例としての感光体PRが配置されている。実施例1の感光体PRは、回転軸PRaを中心に矢印方向に回転可能に支持されている。感光体PRには、書込領域Q1において、レーザ光Lが照射される。
感光体PRの周囲には、感光体PRの回転方向に沿って、帯電部材の一例としての帯電ロールCRと、現像装置Gと、像保持体用の清掃器の一例としての感光体クリーナCLとが配置されている。
なお、実施例1のプリンタUでは、感光体PRや帯電ロールCR、現像装置G、感光体クリーナCLが一体的に着脱可能なユニット化されている。すなわち、感光体PRや帯電ロールCR、現像装置G、感光体クリーナCLは、プロセスユニットU2としてプリンタ本体U1に着脱可能に構成されている。
現像装置Gは、内部に現像剤の一例としてのトナーを収容する現像容器Vを有する。現像容器Vの内部には、現像剤の保持体の一例としての現像ロールGaが回転可能に支持されている。現像ロールGaは、現像領域Q2で感光体PRと対向して配置される。
また、現像ロールGaには、電源回路Eから現像電圧が印加される。また、現像容器Vの内部には、現像剤の搬送部材の一例としてのオーガGb,Gcが回転可能に支持されている。
前記感光体PR、帯電ロールCR、露光機ROS、現像装置G等により、感光体PR上にトナー像を形成するトナー像の形成装置が構成されている。
前記トナーカートリッジTCは、プリンタUに対して前後方向に挿抜することにより着脱可能に構成されている。
図1において、各給紙トレイTR1〜TR4の左右の両側には、容器の案内部材の一例としてのレールRL1が配置されている。レールRL1は、給紙トレイTR1〜TR4の左右両端部を移動可能に支持する。したがって、左右一対のレールRL1により各給紙トレイTR1〜TR4は前後方向に出入可能に支持されている。
給紙装置Kの左方には、媒体の搬送路の一例としての給紙路SH1が配置されている。給紙路SH1は、上方に向けて延びている。給紙路SH1には、媒体の搬送部材の一例としての搬送ロールRaが複数配置されている。給紙路SH1の下流端である上端には、媒体の搬送時期の調整部材の一例としてのレジロールRrが配置されている。
図1において、レジロールRrの上方には、転写装置の一例としての転写ロールRtが配置されている。転写ロールRtは、転写領域Q3において、感光体PRと対向、接触する。したがって、実施例1の転写ロールRtは、感光体PRの回転に従動して回転する。転写ロールRtには、電源回路Eから転写電圧が印加される。
前記トナー像の形成装置の一例としてのプロセスユニットU2と、転写ロールRt、定着装置Fにより、シートSに画像を記録する画像記録部U2+Rt+Fが構成されている。
図1において、定着装置Fの上方且つ排紙ロールR1の左方には、媒体の搬送路の一例としての接続路SH3が配置されている。接続路SH3は、媒体の排出口Haから左方に延びている。
また、前記反転ユニットU3の上部には、媒体の搬送路の一例としての第2の排出路SH6が形成されている。第2の排出路SH6は、右端が接続路SH3に接続されており、反転路SH4から分岐している。第2の排出路SH6の左端は、反転ユニットU3の左側面まで延びている。反転ユニットU3の左側面には、第2の排出部の一例としてのフェイスアップトレイTRh1が支持されている。したがって、第2の排出路SH6を通過したシートSは、フェイスアップトレイTRh1に排出可能に構成されている。
前記構成を備えた実施例1のプリンタUでは、パーソナルコンピュータPCから送信された画像情報は、コントローラCに入力される。コントローラCは、入力された画像情報を予め設定された時期に潜像形成用の情報に変換して、書込回路DLに出力する。露光機ROSは、書込回路DLが受信した信号に基づいたレーザ光Lを出力する。なお、コントローラCは、操作部UI、書込回路DL、電源回路E等の動作を制御する。
図1、図2において、感光体PRの表面は、帯電電圧が印加される帯電ロールCRにより帯電される。帯電ロールCRで帯電された感光体PRの表面には、書込位置Q1において露光機ROSのレーザ光Lにより露光、走査されて静電潜像が形成される。静電潜像が形成された感光体PR表面は、現像領域Q2、転写領域Q3を順次通過する。
現像ロールGaによる現像に伴って、現像容器Vの内部の現像剤が消費されると、トナーカートリッジTCから現像剤が補給される。すなわち、現像剤の消費量に応じて、トナーカートリッジTC内のトナーが、排出口TC3に搬送される。排出口TC3から排出されたトナーは、トナーの補給装置TH1により現像容器Vに搬送される。
なお、前記手差しトレイTR0から給紙されたシートSは、手差し路SH2を通じて、レジロールRrに搬送される。レジロールRrに搬送されたシートSは、感光体PR表面のトナー像が転写領域Q3に移動する時期に合わせて、レジロールRrにより転写領域Q3に搬送される。
図2において、転写領域Q3を通過後の感光体PRは、感光体クリーナCLで表面に付着したトナーが除去されて清掃される。感光体クリーナCLで除去されたトナーは、回収路CL4を通じて、現像容器Vの内部に戻される。すなわち、感光体クリーナCLで回収された現像剤は、現像装置Gで再使用される。
感光体クリーナCLにより表面が清掃された感光体PRは、帯電ロールCRにより再び帯電される。
定着領域Q4では、シートSは、加熱ロールFhと加圧ロールFpとに挟まれて、トナー像が加熱定着される。
定着装置Fでトナー像が定着されたシートSは、シートガイドF1に案内されて、排紙ロールR1に搬送される。シートSが第1の排出トレイTRhに排出される場合には、排紙ロールR1に送られたシートSは、媒体の排出口Haから第1の排出トレイTRhに排出される。
シートSが、フェイスアップトレイTRh1に排出される場合、排紙ロールR1の逆回転で接続路SH3を搬送されるシートSが、第2の排出路SH6に搬入される。そして、第2の排出路SH6を搬送されたシートSは、フェイスアップトレイTRh1に排出される。
図3は実施例1のトナーカートリッジおよび補給装置の説明図である。
図3において、実施例1の現像剤の収容容器の一例としてのトナーカートリッジTCは、容器本体の一例としてのボトル1を有する。ボトル1は、前後方向に延びる筒状に形成されている。ボトル1の内部には、現像剤が収容されている。ボトル1の前端には、現像剤の排出口2が形成されている。現像剤の排出口2の外端には、現像剤の排出口2を開閉する開閉部材の一例としてのシャッタ3が支持されている。なお、実施例1のトナーカートリッジTCは、画像形成装置の本体の一例としてのプリンタ本体U1に装着する場合、図示しない開閉部材の一例としてのフロントカバーを開放した状態で、後方に向けて作業者が挿入後、トナーカートリッジTCを手動で回転させることでシャッタ3が開放される。
また、後端壁22には、駆動の伝達部材の一例としてのカップリング24が支持されている。カップリング24は、トナーカートリッジTCの装着時にトナーカートリッジTCのカップリング11と噛み合って、駆動が伝達可能な状態となる。カップリング24は、後方に延びる回転軸26に連結されている。回転軸26の後端には、歯車の一例としてのカップリングギアG1が支持されている。
補給筒27の内部には、第2の搬送手段の一例としてのオーガ31が配置されている。オーガ31は、軸部32と、軸部32の外周に支持された螺旋状の搬送羽根33とを有する。軸部32の後端部は、補給筒27の後端を貫通して後方に延びている。軸部32の後端には、歯車の一例としてのオーガギアG2が支持されている。
なお、図4において、駆動系の説明の理解のために必要のない部材や軸等の図示は適宜省略されている。
図4において、実施例1の駆動系41では、支持部材の一例としてのプレート42を有する。プレート42の後面には、駆動源の一例としてのモータ43が支持されている。なお、実施例1のモータ43は、正逆回転可能なモータにより構成されている。
モータ43の駆動軸43aは、プレート42を貫通しており、駆動軸43aの前端には、歯車の一例としての駆動ギア44が支持されている。
スイングギア46の左下方には、中間歯車の一例としての第1中間ギア48が支持されている。第1中間ギア48は、正回転位置に移動したスイングギア46と噛み合う。
また、第1中間ギア48と同軸には、中間歯車の一例としての第2中間ギア49が支持されている。第2中間ギア49は第1中間ギア48と一体的に回転する。
第3中間ギア51の同軸には、中間歯車の一例としての第4中間ギア52が配置されている。第4中間ギア52は、第3中間ギア51と一体的に回転する。
第4中間ギア52の左上方には、中間歯車の一例としての第5中間ギア53が配置されている。第5中間ギア53は、第4中間ギア52と噛み合う。
第5中間ギア53の同軸には、中間歯車の一例としての第6中間ギア54が配置されている。第6中間ギア54は、第5中間ギア53と一体的に回転する。
第6中間ギア54の右上方には、前記トナーの補給装置TH1のカップリングギアG1が配置されている。第6中間ギア54はカップリングギアG1に噛み合っている。
前記スイングギア46、第1中間ギア48〜第6中間ギア54により、実施例1の第1の伝達経路の一例としてのカップリングギアトレインGT1が構成されている。したがって、実施例1のカップリングギアトレインGT1は、駆動ギア44の正回転を、カップリングギアG1に伝達する。
前記スイングギア46、第1中間ギア48〜第4中間ギア52、第7中間ギア56により、実施例1の第2の伝達経路の一例としての正回転用のオーガギアトレインGT2が構成されている。したがって、実施例1の正回転用のオーガギアトレインGT2は、駆動ギア44の正回転を、オーガギアG2に伝達する。
第8中間ギア61と同軸には、中間歯車の一例としての第9中間ギア62が支持されている。第9中間ギア62は第8中間ギア61と一体的に回転する。
第9中間ギア62の下方には、中間歯車の一例としての第10中間ギア63が配置されている。第10中間ギア63は、第9中間ギア62と噛み合う。
第10中間ギア63の左方には、中間歯車の一例としての第11中間ギア64が配置されている。第11中間ギア64は、第10中間ギア63と噛み合う。また、第11中間ギア64は、オーガギアG2にも噛み合っている。
前記スイングギア46、第8中間ギア61〜第11中間ギア64により、実施例1の第3の伝達経路の一例としての逆回転用のオーガギアトレインGT3が構成されている。したがって、実施例1の逆回転用のオーガギアトレインGT3は、駆動ギア44の逆回転を、オーガギアG2に伝達する。
図4において、実施例1のプリンタUのコントローラCは、外部との信号の入出力等を行う入出力インターフェースI/Oを有する。また、コントローラCは、必要な処理を行うためのプログラムおよび情報等が記憶されたROM:リードオンリーメモリを有する。また、コントローラCは、必要なデータを一時的に記憶するためのRAM:ランダムアクセスメモリを有する。また、コントローラCは、ROM等に記憶されたプログラムに応じた処理を行うCPU:中央演算処理装置を有する。したがって、実施例1のコントローラCは、小型の情報処理装置、いわゆるマイクロコンピュータにより構成されている。よって、コントローラCは、ROM等に記憶されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現することができる。
C1:ジョブ制御手段
画像形成動作の制御手段の一例としてのジョブ制御手段C1は、ホストコンピュータから入力された画像情報に基いて、プリンタUの各部材の駆動や各電圧の印加時期等を制御して、画像形成動作であるジョブを実行する。
ジョブ終了の判別手段C2は、ジョブ制御手段C1で制御されるジョブが終了したか否かを判別する。
C3:フロントカバーの開放判別手段
開閉部材の開放の判別手段の一例としてのフロントカバーの開放判別手段C3は、フロントカバーの開放検知センサSN2の検知信号に基づいて、フロントカバーが開放されたか否かを判別する。
C4:空検知手段
空検知手段C4は、トナーセンサSN1の検知信号に基づいて、トナーカートリッジTCの内部の現像剤が空になったか否かを判別する。
駆動源の制御手段の一例としてのモータ制御手段C5は、ジョブ時に、現像装置Gでの現像剤の消費に応じてモータ43を正回転させるとともに、ジョブ終了時にモータ43を逆回転させる。また、実施例1のモータ制御手段C5は、フロントカバーが開放された場合にも、モータ43を逆回転させる。さらに、実施例1のモータ制御手段C5は、トナーカートリッジTCの現像剤が空になった場合も、モータ43を逆回転させる。
前記構成を備えた実施例1のトナーカートリッジTCおよびトナーの補給装置TH1では、ジョブが開始されると、現像装置Gでの現像剤の消費に応じてモータ43が正回転する。この時、スイングギア46は、図4の実線で示す正回転位置に移動する。したがって、図4の実線の矢印で示す方向に各ギア44〜56が回転する。よって、カップリングギアトレインGT1および正回転用のオーガギアトレインGT2を介して、トナーカートリッジTCのアジテータ6およびトナーの補給装置TH1のオーガ31が回転する。よって、現像装置Gに現像剤が補給される。
次に本発明の実施例2の説明をするが、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
この実施例2は下記の点で、前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成される。
また、実施例2の駆動系41′では、駆動ギア44に、中間歯車の一例としての第11中間ギア71が噛み合っている。
第11中間ギア71の左上方には、正回転の伝達部材の一例としての第1のワンウェイクラッチ72が配置されている。第1のワンウェイクラッチ72の同軸には、中間歯車の一例としての第12中間ギア73が支持されている。第1のワンウェイクラッチ72は、モータ43からの正回転が伝達された場合に第12中間ギア73に回転を伝達し、モータ43が逆回転した場合には、空回りして第12中間ギア73に回転を伝達しないように構成されている。
第12中間ギア73は、カップリングギアG1に噛み合っている。
したがって、第11中間ギア71、第1のワンウェイクラッチ72、第12中間ギア73により、実施例2の第1の歯車列の一例としてのカップリングギアトレインGT1′が構成されている。
第13中間ギア76は、オーガギアG2に噛み合っている。
したがって、第2のワンウェイクラッチ74、第13中間ギア76により、実施例2の第2の歯車列の一例としての正回転用のオーガギアトレインGT2′が構成されている。
第14中間ギア78の左下方には、中間歯車の一例としての第15中間ギア79が配置されている。第15中間ギア79は第14中間ギア78と噛み合っている。
第15中間ギア79は、オーガギアG2に噛み合っている。
したがって、第3のワンウェイクラッチ77、第14中間ギア78、第15中間ギア79により、実施例2の第3の歯車列の一例としての逆回転用のオーガギアトレインGT3′が構成されている。
さらに、実施例2の駆動系41′では、実施例1の駆動系41のスイングギア46が削減されている。スイングギア46を使用する場合、正回転と逆回転の切替時に、スイングギア46が移動をする間、駆動が伝達されない。すなわち、モータ43が正回転または逆回転を開始してから、アジテータ6やオーガ31が実際に駆動を開始するまでの間に、時間差、いわゆるタイムラグが発生する。これに対して、実施例2の駆動系41′では、スイングギア46のような移動する構成がなく、タイムラグが低減される。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H06)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置の一例としてのプリンタを例示したが、これに限定されない。例えば、複写機、FAX等の画像形成装置にも適用可能である。
(H03)前記実施例において、単色の画像形成装置を例示したがこれに限定されない。例えば、多色の画像形成装置に適用可能である。この場合、各色のトナーカートリッジおよびトナー補給装置毎に、実施例1,2の構成を設けることも可能である。
(H05)前記実施例において、ジョブ終了時と、フロントカバー開放時、トナーカートリッジTCが空になった場合に、逆回転を行うことを例示したがこれに限定されない。逆回転を行う条件を減らしたり、増やしたりすることも可能である。例えば、ジョブ終了時のみ逆回転するようにしたりとか、紙詰まり発生時にも逆回転するようにしたりすることも可能である。
(H06)前記実施例において、現像剤の搬送手段の一例として螺旋羽根を有するアジテータを例示したがこれに限定されない。例えば、回転軸に対して、現像剤の搬送手段のいち例として斜めに切込みが入れられたプラスチックフィルムを当該回転軸に固定した態様や、トナーカートリッジTCの内壁に、現像剤の搬送手段の一例としての螺旋状の溝を形成し、そのトナーカートリッジTC自体を回転させることで現像剤を搬送する態様なども適用可能である。
2…排出口、
6…第1の搬送手段、
23…流入口、
31…第2の搬送手段、
41…駆動系、
43…駆動源、
C4…検知手段、
C5…駆動源の制御手段、
G…現像装置、
GT1,GT1′…第1の伝達経路、
GT2,GT2′…第2の伝達経路、
GT3,GT3′…第3の伝達経路、
TC…現像剤の収容容器、
TH1…現像剤の搬送装置、
U…画像形成装置、
U1…画像形成装置の本体。
Claims (3)
- 内部に現像剤が収容される容器本体と、前記容器本体に形成されて現像剤が排出される排出口と、前記容器本体の内部の現像剤を前記排出口に向けて搬送する第1の搬送手段と、を有し、画像形成装置の本体に対して着脱可能に支持される現像剤の収容容器と、
前記現像剤の収容容器が前記画像形成装置の本体に装着された場合に前記排出口に接続される流入口と、前記流入口から流入した現像剤を現像装置に向けて搬送する第2の搬送手段と、を有する現像剤の搬送装置と、
前記第1の搬送手段および前記第2の搬送手段とを駆動する同一の駆動源と、前記駆動源が正回転した場合に前記第1の搬送手段を正回転させる駆動を伝達する第1の伝達経路と、前記駆動源が正回転した場合に前記第2の搬送手段を正回転させる駆動を伝達する第2の伝達経路と、前記駆動源が逆回転した場合に前記第2の搬送手段を正回転させる駆動を伝達する第3の伝達経路と、を有する駆動系と、
画像形成動作時に前記駆動源を正回転させるとともに、前記画像形成動作の終了時に前記駆動源を逆回転させる駆動源の制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像形成装置の本体の内部を開閉する開閉部材が開放された場合に、前記駆動源を逆回転させる前記駆動源の制御手段、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記容器本体の内部の現像剤が空になったか否かを検知する検知手段と、
前記容器本体の内部の現像剤が空になった場合に、前記駆動源を逆回転させる前記駆動源の制御手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
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