JP2006184620A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 トナーコンテナ内のトナーの状態によらず、攪拌パドルによる攪拌を円滑にして現像ユニットへのトナー供給を安定化する画像形成装置を提供する。
【解決手段】 トナーコンテナ44のケーシング1内には、トナーTを攪拌するための攪拌パドル2が回転可能に配置されている。第2ワンウェイギヤ10は、第1ワンウェイギヤ9に比べてギヤ比(減速比)が大きく、第1ワンウェイギヤ9は、図の反時計回りにのみ駆動力を伝達し、第2ワンウェイギヤ10は、図の時計回りにのみ駆動力を伝達する。モータ駆動軸6aが矢印A方向に回転すると、第1ワンウェイギヤ9、ギヤ8、パドル入力ギヤ5を介して支軸2aに矢印B方向の回転力が伝達され、モータ駆動軸6aが矢印A′方向に回転すると、第2ワンウェイギヤ10、ギヤ7、ギヤ8、パドル入力ギヤ5を介して支軸2aに矢印B方向の高トルクの回転力が伝達される。
【選択図】 図1
【解決手段】 トナーコンテナ44のケーシング1内には、トナーTを攪拌するための攪拌パドル2が回転可能に配置されている。第2ワンウェイギヤ10は、第1ワンウェイギヤ9に比べてギヤ比(減速比)が大きく、第1ワンウェイギヤ9は、図の反時計回りにのみ駆動力を伝達し、第2ワンウェイギヤ10は、図の時計回りにのみ駆動力を伝達する。モータ駆動軸6aが矢印A方向に回転すると、第1ワンウェイギヤ9、ギヤ8、パドル入力ギヤ5を介して支軸2aに矢印B方向の回転力が伝達され、モータ駆動軸6aが矢印A′方向に回転すると、第2ワンウェイギヤ10、ギヤ7、ギヤ8、パドル入力ギヤ5を介して支軸2aに矢印B方向の高トルクの回転力が伝達される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に関し、特に、現像ユニットにトナーを供給するトナーコンテナ内のトナー攪拌方法に関するものである。
コピー機、プリンタ、FAX等の電子写真方式を用いる画像形成装置においては、主に粉末の現像剤(以下、トナーという)が使用され、感光体ドラム等の像担持体上に形成された静電潜像をトナーによって可視化し、そのトナー像を記録媒体上に転写した後、定着処理を行うプロセスが一般的である。
図6は、現像ユニット21を用いた従来の画像形成装置(例えばプリンタ)100である。この画像形成装置100は、感光体ドラム41、帯電部42、画像書込部(レーザスキャンユニット)43、現像ユニット21、トナーコンテナ44、トナーコンテナ検知センサ45、転写部46、クリーニング部47、シート収容部51、搬送部52、定着部53、および排紙部54から構成されている。
感光体ドラム41は、例えばアルミドラムに感光層が積層されたものであり、帯電部42により、表面を帯電させるようになっている。そして、後述する画像書込部43からのレーザビームを受けた表面に、帯電を減衰させた静電潜像を形成する。なお、上記の感光層は、特に限定するものではないが、例えば耐久性に優れるアモルファスシリコン(a―Si)等が好ましい。
帯電部(帯電チャージャー)42は、放電(例えばコロナ放電)することで感光体ドラム41の表面を帯電させるものである。例えば帯電部42は、細いワイヤー等を有しており、これを電極として、高電圧を印加されることで放電するようになっている。画像書込部(LSU)43は、画像データに基づいて、光ビーム(例えばレーザビーム)を感光体ドラム41に照射させ、その感光体ドラム41に静電潜像を形成させるものである。なお、画像データは不図示のパーソナルコンピューター(PC)から送信されたものである。
現像ユニット21は、感光体ドラム41の静電潜像にトナーを付着させて、トナー像を形成させるものである。なお、現像ユニット21に収容されている現像剤としては、例えばトナーとキャリアとから構成される2成分現像剤やトナーのみから構成される1成分現像剤が挙げられる。
トナーコンテナ44は、画像形成装置100に着脱自在に設けられており、現像ユニット21内部のトナーが不足するようになれば、その現像ユニット21にトナーを供給するとともに、トナーを貯留しておくものである。また、トナーコンテナ44の詳細については後述する。トナーコンテナ検知センサ45は、トナーコンテナ44の装着の有無を検知する。
転写部46は、感光体ドラム41表面に形成されたトナー像を乱さずに搬送部52を搬送されてくるシートに移行させるものである。クリーニング部47は、トナー像がシートに移行(転写)された後に、感光体ドラム41の表面に残ったトナー(残留トナー)を除去するものである。例えば、感光体ドラム41の長手方向に線接触するブレード材等が挙げられる。シート収容部51は、最終的に画像(トナー像)が印刷されるシート(用紙やOHP等)を収容するとともに、搬送部52にシートを送り出すものである。
搬送部52は、シート収容部51から排紙部54までのシートの通路であり、定着部53は、シートに転写されたトナー像を安定な永久像とするものであり、例えば熱や圧力等のエネルギーを付与することにより、粉体状態のトナー像を溶融させるものである。排紙部54は、定着部53を経たシート、すなわち永久像が印刷されたシートを収容するものである。
そして、予め入力された画像データに基づいて、LSU43が感光体ドラム41上にレーザビーム(光線)を発することで、その画像データに基づく静電潜像をその感光体ドラム41表面に形成させる。その後、現像ユニット21が、静電潜像にトナーを付着させるとともに(トナー像を形成させるとともに)、転写部46が、シートにそのトナー像を転写させる。次に、定着部53が、そのトナー像の転写されたシートに熱等を加え、永久像とさせるようになっている。
図7は、トナーコンテナ44の概略平面図であり、図8は、図7の矢印C方向から見た側面断面図、図9はトナーコンテナ44を下方向から見た斜視図である。図7に示すように、トナーコンテナ44は、ケーシング(筐体)1、攪拌パドル2、搬送スクリュー3を含む構成である。ケーシング1は、トナーを貯留する容器であり、このケーシング1内に攪拌パドル2及び搬送スクリュー3が互いに平行に配設されている。
攪拌パドル2は、支軸2aを中心とし、その周囲に先端が回転方向に湾曲した第1攪拌羽2bと、トナーが通過する窓部が形成された平板状の第2攪拌羽2cとから成る一対の攪拌羽2b、2cを、軸方向に互い違いの位置に2組設けた構成になっており、ケーシング1に回転可能に軸支されている。攪拌パドル2が図8の矢印B方向に回転することにより、ケーシング1に貯留されているトナーが攪拌されて搬送スクリュー3に導かれる。なお、図8では搬送スクリュー3は記載を省略している。搬送スクリュー3は、支軸3aを中心とし、その周囲に螺旋羽3bを設けた構成となっており、所定方向に回転することにより、図9に示すケーシング1の底面に設けられたトナー供給口4より現像ユニット21(図6参照)にトナーを供給する。
次に、トナーコンテナ44内の攪拌パドル2の駆動について説明する。図10(a)は、トナーコンテナ44の駆動機構を示す概略平面図であり、図10(b)は図10(a)の左側から見た側面図である。なお、説明の便宜のため、搬送スクリュー3は記載を省略している。支軸(駆動入力軸)2aの一端には、攪拌パドル2に駆動力を入力するパドル入力ギヤ5が固定されている。6は攪拌パドル2を回転駆動するためのモータであり、モータ駆動軸(駆動出力軸)6aは、ギヤ7、8から成るギヤ列を介してパドル入力ギヤ5に連結されている。
図10(b)においてモータ駆動軸6aを矢印A方向に回転させることにより、ギヤ7、8がそれぞれ矢印方向に回転し、パドル入力ギヤ5とともに攪拌パドル2も矢印B方向に回転してケーシング1内のトナーTが攪拌され、搬送スクリュー3及びトナー供給口4(図7、図9参照)を介して現像ユニット21(図6参照)にトナーが供給される。
このような画像形成装置では、装置を長期間作動させずにトナーコンテナ44を装置内部に装着していた場合、或いは長期間保管していたトナーコンテナ44を装置に装着した場合には、トナーコンテナ44内部のトナーが自重によって締まった状態となっている。このようにトナーが締まった状態になると、攪拌パドル2の回転トルクが増大し、モータ6が回転不能となる場合がある。
モータ6として高トルクモータを使用するか、複数のギヤによる減速機構を設けることも考えられるが、トナーが締まった状態に必要なトルクを見込んだ高トルクモータを使用すると、装置が大型化、高コスト化してしまい、減速機構を用いると、通常のトナー攪拌時に攪拌パドル2の回転速度を確保するためモータ6を高速回転させる必要があり、モータ寿命が短くなるという問題点があった。
トナーコンテナ内のトナーを現像ユニットに確実に供給する方法としては、例えば特許文献1には、攪拌パドルを所定のタイミングで逆回転させ、逆回転時に攪拌パドルを軸方向に移動させることにより、トナー供給口付近に滞留したトナーを押し出して除去する画像形成装置が開示されている。
また、特許文献2には、トナーボトルの近傍にバイブレータやハンマー部材等のトナー剥離手段を設けておき、トナー供給後においても画像濃度が所定濃度に達していない場合は剥離手段を用いてトナーボトル内に付着したトナーを剥離させて、現像ユニットへのトナー供給を円滑にするとともにボトル内のトナーを完全に消費させる現像ユニットが開示されている。
しかしながら、特許文献1の方法では、攪拌パドルの回転トルクは回転方向によらず一定であるため、トナーが締まった状態で攪拌可能とするためには高トルクモータを使用する必要があり、また、特許文献2の方法では、トナー剥離手段を別途設ける必要があり、現像ユニット及びそれを搭載する画像形成装置の構造の複雑化やコストアップにつながるため、十分な方法とはいえなかった。
特開平11−133744号公報
特開平8−123173号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、トナーコンテナ内のトナーの状態によらず、攪拌パドルによる攪拌を円滑にして現像ユニットへのトナー供給を安定化する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、像担持体と、該像担持体表面にトナーを付着させてトナー像を形成する現像ユニットと、該現像ユニットに供給するトナーを貯留するトナーコンテナと、を備えた画像形成装置において、前記トナーコンテナは、貯留されるトナーの攪拌及び前記現像ユニットへの供給を行う攪拌パドルと、該攪拌パドルに回転力を付与する正逆回転可能な駆動手段と、前記攪拌パドルの駆動入力軸と前記駆動手段の駆動出力軸を連結する駆動伝達手段とを備えており、前記駆動手段は、所定方向への回転時は他の方向への回転時以上のトルクで前記攪拌パドルを回転させることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記駆動伝達手段は、前記駆動入力軸に連結されるギヤ列と、該ギヤ列に連結されるギヤ比及び駆動力伝達方向の異なる2枚のワンウェイギヤとから成り、前記2枚のワンウェイギヤは、それぞれ異なる経路で前記ギヤ列と前記駆動出力軸とを連結することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記2枚のワンウェイギヤは、前記ギヤ列の末端に位置するギヤ及び末端から2枚目のギヤのうちいずれか一方と、前記駆動出力軸とをそれぞれ連結することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記駆動手段の駆動を制御する制御手段を有し、前記制御手段は、装置の電源がONされた時に、前記駆動手段を高トルク出力可能な方向に所定時間回転させることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記トナーコンテナが装置本体から着脱自在に構成されており、前記駆動手段の駆動を制御する制御手段と、前記トナーコンテナの有無を検知する検知手段とを有し、前記制御手段は、前記検知手段の検知結果が無から有に変化した時に、前記駆動手段を高トルク出力可能な方向に所定時間回転させることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記2枚のワンウェイギヤは、前記ギヤ列の末端に位置するギヤと、前記駆動出力軸とを並列に連結することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記駆動手段の駆動を制御する制御手段を有し、前記制御手段は、装置の電源がONされた時に、前記駆動手段の回転方向を小刻みに変化させて所定時間回転させることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記トナーコンテナが装置本体から着脱自在に構成されており、前記駆動手段の駆動を制御する制御手段と、前記トナーコンテナの有無を検知する検知手段とを有し、前記制御手段は、前記検知手段の検知結果が無から有に変化した時に、前記駆動手段の回転方向を小刻みに変化させて所定時間回転させることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記駆動手段は、所定の周期の駆動波形を用いて駆動制御されるステッピングモータであることを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、攪拌パドルに回転力を付与する駆動手段を正逆回転可能とし、所定方向への回転時に他の方向に比べ高トルクで攪拌パドルを回転させることにより、装置を長期間作動させなかった場合、或いはコンテナ交換時に長期間保管していたトナーコンテナを装着した場合等、トナーコンテナ内部のトナーが締まった状態である場合には駆動手段を所定方向に回転させて攪拌パドルを高トルクで回転させることにより、締まった状態のトナーを容易に攪拌可能とする。また、駆動手段に対する負荷が低減され、駆動手段の低トルク化、長寿命化が可能になるとともに、攪拌パドルの軸径や攪拌羽の肉厚も小さくできるため、画像形成装置の軽量化、低コスト化にも貢献する。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の画像形成装置において、駆動伝達手段を、駆動入力軸に連結されるギヤ列と、該ギヤ列に連結されるギヤ比及び駆動力伝達方向の異なる2枚のワンウェイギヤとで構成し、2枚のワンウェイギヤにより、それぞれ異なる経路でギヤ列と駆動出力軸とを連結させることにより、駆動手段を正逆両方向に回転させた場合でも、駆動入力軸に対して駆動力が同時に相反する方向に作用せず、さらに2枚のワンウェイギヤのギヤ比が異なるため、簡易な構成で所定方向の回転トルクを大きくすることができる。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第2の構成の画像形成装置において、ギヤ列の末端に位置するギヤ及び末端から2枚目のギヤのうちいずれか一方と駆動出力軸とをそれぞれ異なるワンウェイギヤで連結することにより、駆動手段を正逆両方向に回転させた場合でも攪拌パドルの回転方向は同一方向となり、締まった状態のトナーを攪拌する場合は、ギヤ比の大きいワンウェイギヤが連結された経路を用いて攪拌パドルを高トルク回転させることができる。
また、本発明の第4の構成によれば、上記第1乃至第3のいずれかの構成の画像形成装置において、装置の電源ON時に、制御手段を用いて駆動手段を高トルク出力させる制御を行うことにより、トナー攪拌不可による装置の停止を未然に防止する。
また、本発明の第5の構成によれば、上記第1乃至第4のいずれかの構成の画像形成装置において、トナーコンテナが装置本体から着脱自在に構成されている場合、装置内部のトナーコンテナの交換時にトナーコンテナの装着を検知して、駆動手段を高トルク出力させる制御を行うことにより、トナー攪拌不可による装置の停止を未然に防止する。
また、本発明の第6の構成によれば、上記第2の構成の画像形成装置において、ギヤ列の末端に位置するギヤと駆動出力軸とを2枚のワンウェイギヤで並列に連結することにより、攪拌パドルも駆動手段の回転に合わせて正逆両方向に回転し、さらに所定方向には高トルク回転可能となるため、駆動手段の回転方向を小刻みに切り替えて攪拌パドルを揺動させ、締まった状態のトナーを容易にほぐすことができる。
また、本発明の第7の構成によれば、上記第6の構成の画像形成装置において、装置の電源ON時に、制御手段を用いて駆動手段の回転方向を小刻みに変化させて所定時間回転させる制御を行うことにより、締まった状態のトナーを効果的にほぐして攪拌不可による装置の停止を確実に防止する。
また、本発明の第8の構成によれば、上記第6又は第7の構成の画像形成装置において、トナーコンテナが装置本体から着脱自在に構成されている場合、装置内部のトナーコンテナの交換時にトナーコンテナの有無を検知して、駆動手段の回転方向を小刻みに変化させて所定時間回転させる制御を行うことにより、締まった状態のトナーを効果的にほぐして攪拌不可による装置の停止を確実に防止する。
また、本発明の第9の構成によれば、上記第1乃至第8のいずれかの構成の画像形成装置において、駆動手段としてステッピングモータを用いることにより、正逆回転の高精度な制御が容易に且つ低コストで可能となる。
以下に、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態の画像形成装置に用いられるトナーコンテナの駆動機構を示す概略側面図である。従来例の図10と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。図1において、9、10は所定の回転方向にのみ駆動力を伝達する第1、第2ワンウェイギヤであり、第1ワンウェイギヤ9はギヤ8とモータ駆動軸6aとを連結し、第2ワンウェイギヤ10はギヤ7とモータ駆動軸6aとを連結している。これにより、第1ワンウェイギヤ9及び第2ワンウェイギヤ10は、それぞれ異なる経路でギヤ7、8から成るギヤ列とモータ駆動軸6aとを連結している。なお、画像形成装置の全体構成は、従来例の図6と同様であるため説明は省略する。
パドル入力ギヤ5、ギヤ7、8、及び第1ワンウェイギヤ9、第2ワンウェイギヤ10は、攪拌パドル2の支軸2aとモータ駆動軸6aとを連結する駆動伝達手段を構成する。第2ワンウェイギヤ10は、第1ワンウェイギヤ9に比べてギヤ比(減速比)が大きく、第1ワンウェイギヤ9は、図の反時計回りにのみ駆動力を伝達し、第2ワンウェイギヤ10は、図の時計回りにのみ駆動力を伝達するように配置されている。
モータ駆動軸6aを矢印A方向(時計回り)に回転させた場合は、図1(a)に示すように、第1ワンウェイギヤ9が反時計回りに回転して駆動力をギヤ8に伝達する。ギヤ8は時計回りに回転してギヤ8に連結されたパドル入力ギヤ5に駆動力を伝達し、パドル入力ギヤ5を介して支軸2aを所定のトルクで矢印B方向(反時計回り)に回転させる。なお、モータ駆動軸6aに連結された第2ワンウェイギヤ10も反時計回りに回転するが、第2ワンウェイギヤ10は、時計回りにのみ駆動力を伝達可能であるため空転し、ギヤ7に駆動力は伝達されない。
一方、モータ駆動軸6aを矢印A′方向(反時計回り)に回転させた場合は、図1(b)に示すように、第2ワンウェイギヤ10が時計回りに回転して駆動力をギヤ7に伝達する。ギヤ7は反時計回りに回転してギヤ8に駆動力を伝達し、さらにギヤ8は時計回りに回転してギヤ8に連結されたパドル入力ギヤ5に駆動力を伝達し、パドル入力ギヤ5を矢印B方向(反時計回り)に回転させる。なお、モータ駆動軸6aに連結された第1ワンウェイギヤ9も時計回りに回転するが、第1ワンウェイギヤ9は、反時計回りにのみ駆動力を伝達可能であるため空転し、ギヤ8に駆動力は伝達されない。また、第2ワンウェイギヤ10のギヤ比は第1ワンウェイギヤ9よりも大きいため、図1(a)の場合に比べて大きなトルクで支軸2aを回転させることができる。
この構成を用いて、通常はモータ駆動軸6aを矢印A方向に回転させて攪拌パドル2を回転させるとともに、装置を長期間作動させなかった場合、或いはコンテナ交換時に長期間保管していたトナーコンテナ44を装着した場合等、トナーコンテナ44内部のトナーが締まった状態である場合にはモータ回転軸6aを矢印A′方向に回転させて攪拌パドル2(図8、図10参照)を高トルクで回転させることにより、締まった状態のトナーTの攪拌を可能とする。
なお、モータ6としては、DCブラシモータやDCブラシレスモータ、ステッピングモータ等の種々のモータを用いることができるが、所定の周期の駆動波形を用いて駆動制御されるステッピングモータを用いた場合、正逆回転の制御が容易になるため好ましい。また、通常モータの回転速度とトルクは反比例するが、ステッピングモータを用いると回転速度の制御も容易となるため、攪拌パドル2を高トルクで回転させる矢印A′方向の回転の場合に回転速度を落とすことにより、さらに高トルクでの回転が可能となり、締まった状態のトナーの攪拌を一層円滑にすることができる。
図2は、本発明の第2実施形態の画像形成装置に用いられるトナーコンテナの駆動機構を示す概略側面図である。本実施形態においては、ギヤ7を設けず、第1ワンウェイギヤ9及び第2ワンウェイギヤ10は、共にギヤ8に連結されている。即ち、第1ワンウェイギヤ9及び第2ワンウェイギヤ10は、ギヤ8とモータ駆動軸6aとを並列に連結している。他の部分の構成は第1実施形態と同様であるため、図1と同一の符号を付して説明を省略する。
モータ駆動軸6aを矢印A方向(時計回り)に回転させた場合は、図2(a)に示すように、第1ワンウェイギヤ9が反時計回りに回転して駆動力をギヤ8に伝達する。ギヤ8は時計回りに回転してギヤ8に連結されたパドル入力ギヤ5に駆動力を伝達し、パドル入力ギヤ5を介して支軸2aを所定のトルクで矢印B方向(反時計回り)に回転させる。なお、モータ駆動軸6aに連結された第2ワンウェイギヤ10も反時計回りに回転するが、第2ワンウェイギヤ10は、時計回りにのみ駆動力を伝達可能であるため空転し、ギヤ8に駆動力は伝達されない。
一方、モータ駆動軸6aを矢印A′方向(反時計回り)に回転させた場合は、図2(b)に示すように、第2ワンウェイギヤ10が時計回りに回転して駆動力をギヤ8に伝達する。ギヤ8は反時計回りに回転してギヤ8に連結されたパドル入力ギヤ5に駆動力を伝達し、パドル入力ギヤ5を矢印B′方向(時計回り)に回転させる。なお、モータ駆動軸6aに連結された第1ワンウェイギヤ9も時計回りに回転するが、第1ワンウェイギヤ9は、反時計回りにのみ駆動力を伝達可能であるため空転し、ギヤ8に駆動力は伝達されない。また、第2ワンウェイギヤ10のギヤ比は第1ワンウェイギヤ9よりも大きいため、図2(a)の場合に比べて大きなトルクで支軸2aを回転させることができる。
この構成とすることにより、装置を長期間作動させなかった場合、或いはコンテナ交換時に長期間保管していたトナーコンテナ44を装着した場合等、トナーコンテナ44内部のトナーが締まった状態である場合には、モータ回転軸6aを矢印AA′方向に小刻みに反転させることにより、攪拌パドル2(図8、図10参照)を矢印BB′方向に揺り動かすことができ、さらに矢印B′方向への回転は矢印B方向に比べて高トルクであるため、締まった状態のトナーTを第1実施形態に比べて短時間で攪拌可能な状態にほぐすことができる。
次に、本発明の画像形成装置の動作について説明する。図3は、本発明の画像形成装置の構成を示すブロック図である。従来例の図6と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。画像形成装置100は、画像読取部31、画像形成部P、制御部32、記憶部33、操作パネル34、トナーコンテナ44、トナーコンテナ検知センサ45等を含む構成である。
画像読取部31は、複写時に原稿を照明するスキャナランプや原稿からの反射光の光路を変更するミラーが搭載された走査光学系、原稿からの反射光を集光して結像する集光レンズ、及び結像された画像光を電気信号に変換するCCD等から構成される。画像読取部2で読み取られた画像信号は制御部32に送出され、階調処理等の画像処理を適宜行い、画像信号を画像データに変換する。
画像形成部Pは、感光体ドラム41、帯電部42、画像書込部43、現像装置21等から構成され、制御部32において変換された画像データをもとに感光体ドラム41上にトナー像を形成する。制御部32は、設定されたプログラムに従って画像読取部31、帯電部42、画像書込部43、現像装置21等の画像形成装置各部の制御も行う。記憶部33は、制御部32により使用される装置各部の制御プログラムを記憶する。操作パネル34は、ユーザが装置の機能や印刷条件等の設定を行う操作キーと、設定条件や装置の状態等を表示する表示部(いずれも図示せず)とから構成される。
トナーコンテナ検知センサ45は、装置内部におけるトナーコンテナ44の装着の有無を検知するとともに、検知結果を制御部32に送信する。制御部32は、トナーコンテナ検知センサ45の検知結果に基づいて攪拌パドル2(図8、図10参照)を回転するモータ6の回転方向を所定のタイミングで切り替える。トナーコンテナ検知センサ45の検知結果は操作パネル34の表示部に表示され、ユーザにトナーコンテナ44の有無が通知される。
図4は、第1実施形態の画像形成装置におけるトナーコンテナ44内のトナー攪拌手順を示すフローチャートである。図1及び図3を参照しながら、図4のステップに従いトナーコンテナ44内のトナー攪拌操作について説明する。先ず、ユーザにより画像形成処理が開始されると、制御部32において電源ON時か否かが判断され(ステップS1)、電源ON時でない場合は、トナーコンテナ検知センサ45により、装置内部のトナーコンテナ44の有無が検知される(ステップS2)。
ステップS2においてコンテナ無しと判断された場合は、新しいトナーコンテナ44を装置に装着する(ステップS3)。そして再度トナーコンテナ44の有無が検知され(ステップS4)、検知されない場合はコンテナ有りと検知されるまでトナーコンテナ44の装着をやり直す。一方、ステップS4においてコンテナ有りと検知された場合は、制御部32はモータ6を矢印A′方向に回転させて攪拌パドル2(図8、図10参照)を高トルクで回転させ(ステップS5)、保管中に自重で締まったトナーTの攪拌を容易にする。そして所定時間が経過し、トナーTが十分にほぐれた後は、モータ6の回転を矢印A方向に切り替えて通常のトルクで攪拌パドル2を回転させる(ステップS6)。
一方、ステップS1において電源ON時である場合は、コンテナ内のトナーが締まった状態になっている可能性があるため、制御部32は所定時間モータ6を矢印A′方向に回転させて攪拌パドル2を高トルクで回転させた後、モータ6の回転を矢印A方向に切り替えて通常のトルクで攪拌パドル2を回転させる(ステップS5、S6)。また、ステップS2においてコンテナ有りと判断された場合は、既にコンテナ内のトナーはほぐれた状態にあるため、モータ6を矢印A方向に回転させて通常のトルクで攪拌パドル2を回転させる(ステップS6)。
図5は、第2実施形態の画像形成装置におけるトナーコンテナ44内のトナー攪拌手順を示すフローチャートである。図5に示すように、電源ON時、或いは新しいトナーコンテナ44を装着した時は、制御部32は所定時間モータ6を矢印AA′方向に小刻みに反転させて攪拌パドル2(図8、図10参照)を矢印B方向(通常のトルク)及び矢印B′方向(高トルク)に揺動させ、締まったトナーTをほぐした後、モータ6の回転を矢印A方向に切り替えて通常のトルクで矢印B方向に攪拌パドル2を回転させる(ステップS5、S6)。その他の手順は図4と同様であるため説明を省略する。
トナーコンテナ44内のトナーを上記の制御手順で攪拌することにより、コンテナ内のトナーが自重で締まり、攪拌困難となっている可能性のある電源ON時、又はトナーコンテナ交換時において、攪拌開始時は攪拌パドル2を高トルク回転とするか、或いは高トルクで攪拌パドル2を揺動させ、その後自動的に通常の回転に戻すことができるので、トナー攪拌不可による装置の停止を防ぎ、モータ6に対する負荷を低減してモータ寿命を延長することができる。また、従来に比べ低トルクのモータを使用可能となり、攪拌パドル2の支軸2aの軸径や攪拌羽2b、2cの肉厚も小さくできるため、装置の軽量化、低コスト化にも貢献する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば上記実施形態では、パドル入力ギヤ5とワンウェイギヤ9、10との間に2枚のギヤ7、8若しくは1枚のギヤ8を連結させているが、ギヤの枚数及びギヤ径はモータ6の仕様やトナーコンテナ44の大きさ等により適宜設定することができる。また、ここでは第1ワンウェイギヤ9及び第2ワンウェイギヤ10を用いて駆動力伝達方向を制御しているが、ワンウェイギヤに代えて、ワンウェイクラッチを内蔵したギヤを用いても良いし、電磁クラッチによる電流のON/OFFにより所定の回転方向にのみ駆動力を伝達する構成としても良い。
また、上記実施形態では、トナーコンテナ44が着脱自在に構成されており、トナー補給時にトナーコンテナ44ごと交換するタイプの画像形成装置について説明しているが、例えばトナーコンテナが装置に固定されており、トナーボトルの交換によりトナーホッパーを介してトナーコンテナ内にトナーを補給するタイプの画像形成装置にも全く同様に適用可能である。その場合は、装置の立ち上げ時、或いはトナーボトル交換時に上記と同様の制御によりトナー攪拌を行えば良い。
本発明は、像担持体と、該像担持体表面にトナーを付着させてトナー像を形成する現像ユニットと、該現像ユニットに供給するトナーを貯留するトナーコンテナと、を備えた画像形成装置において、トナーコンテナは、貯留されるトナーの攪拌及び現像ユニットへの供給を行う攪拌パドルと、該攪拌パドルに回転力を付与する正逆回転可能な駆動手段と、攪拌パドルの駆動入力軸と駆動手段の駆動出力軸を連結する駆動伝達手段とを備えており、駆動手段は、所定方向への回転時は他の方向への回転時以上のトルクで攪拌パドルを回転させることとする。
これにより、装置を長期間作動させなかった場合、或いはコンテナ交換時に新たなトナーコンテナを装着した場合等、トナーコンテナ内部のトナーが自重で締まった状態である場合に、高トルクモータを用いることなく攪拌パドルを高トルクで回転させて、締まった状態のトナーを容易に攪拌可能となるので、トナー攪拌不可による装置の停止を防止するとともに、駆動手段の低トルク化、長寿命化、及び攪拌パドルの軽量化を可能とし、画像形成装置の軽量化、低コスト化を実現する。
また、ギヤ比及び駆動力伝達方向の異なる2枚のワンウェイギヤを用いて、それぞれ異なる経路でギヤ列と駆動出力軸とを連結させたので、駆動手段を正逆両方向に回転させた場合でも、正逆方向の駆動力が同時に相反する方向に作用せず、所定方向の回転トルクが他の方向よりも大きくなるような駆動伝達手段を簡易な構成で実現することができる。
また、ギヤ列の末端に位置するギヤ及び末端から2枚目のギヤのうちいずれか一方と駆動出力軸とを異なるワンウェイギヤで連結すれば、駆動手段を正逆両方向に回転させた場合でも攪拌パドルの回転方向は同一方向となり、締まった状態のトナーを攪拌する場合に高トルク回転を選択することができる。また、ギヤ列の末端に位置するギヤと駆動出力軸とを2枚のワンウェイギヤで並列に連結すれば、攪拌パドルも駆動手段の回転に合わせて正逆両方向に回転し、さらに所定方向には高トルク回転となるため、駆動手段の回転方向を小刻みに切り替えて攪拌パドルを揺動させ、トナーを容易にほぐすことができる。
また、装置の電源ON時、或いは装置内部のトナーコンテナの交換時に、駆動手段を正逆両方向に回転させる制御を行うことにより、装置を長期間作動させなかった場合、或いは長期間保管していたトナーコンテナを装着した場合等、トナーコンテナ内部のトナーが締まった状態である場合であっても、トナー攪拌不可による装置の停止を未然に防止する。また、駆動手段としてステッピングモータを用いることにより、正逆回転の容易且つ高精度な制御が低コストで可能な画像形成装置を提供する。
1 ケーシング(筐体)
2 攪拌パドル
2a 支軸(駆動入力軸)
2b 第1攪拌羽
2c 第2攪拌羽
3 搬送スクリュー
3a 支軸
3b 螺旋羽
4 トナー供給口
5 パドル入力ギヤ
6 モータ
6a モータ駆動軸(駆動出力軸)
7、8 ギヤ
9 第1ワンウェイギヤ
10 第2ワンウェイギヤ
21 現像ユニット
32 制御部(制御手段)
41 感光体ドラム(像担持体)
44 トナーコンテナ
45 トナーコンテナ検知センサ(検知手段)
100 画像形成装置
2 攪拌パドル
2a 支軸(駆動入力軸)
2b 第1攪拌羽
2c 第2攪拌羽
3 搬送スクリュー
3a 支軸
3b 螺旋羽
4 トナー供給口
5 パドル入力ギヤ
6 モータ
6a モータ駆動軸(駆動出力軸)
7、8 ギヤ
9 第1ワンウェイギヤ
10 第2ワンウェイギヤ
21 現像ユニット
32 制御部(制御手段)
41 感光体ドラム(像担持体)
44 トナーコンテナ
45 トナーコンテナ検知センサ(検知手段)
100 画像形成装置
Claims (9)
- 像担持体と、該像担持体表面にトナーを付着させてトナー像を形成する現像ユニットと、該現像ユニットに供給するトナーを貯留するトナーコンテナと、を備えた画像形成装置において、
前記トナーコンテナは、貯留されるトナーの攪拌及び前記現像ユニットへの供給を行う攪拌パドルと、該攪拌パドルに回転力を付与する正逆回転可能な駆動手段と、前記攪拌パドルの駆動入力軸と前記駆動手段の駆動出力軸を連結する駆動伝達手段とを備えており、前記駆動手段は、所定方向への回転時は他の方向への回転時以上のトルクで前記攪拌パドルを回転させることを特徴とする画像形成装置。 - 前記駆動伝達手段は、前記駆動入力軸に連結されるギヤ列と、該ギヤ列に連結されるギヤ比及び駆動力伝達方向の異なる2枚のワンウェイギヤとから成り、前記2枚のワンウェイギヤは、それぞれ異なる経路で前記ギヤ列と前記駆動出力軸とを連結することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記2枚のワンウェイギヤは、前記ギヤ列の末端に位置するギヤ及び末端から2枚目のギヤのうちいずれか一方と、前記駆動出力軸とをそれぞれ連結することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記駆動手段の駆動を制御する制御手段を有し、前記制御手段は、装置の電源がONされた時に、前記駆動手段を高トルク出力可能な方向に所定時間回転させることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記トナーコンテナが装置本体から着脱自在に構成されており、前記駆動手段の駆動を制御する制御手段と、前記トナーコンテナの有無を検知する検知手段とを有し、前記制御手段は、前記検知手段の検知結果が無から有に変化した時に、前記駆動手段を高トルク出力可能な方向に所定時間回転させることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記2枚のワンウェイギヤは、前記ギヤ列の末端に位置するギヤと、前記駆動出力軸とを並列に連結することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記駆動手段の駆動を制御する制御手段を有し、前記制御手段は、装置の電源がONされた時に、前記駆動手段の回転方向を小刻みに変化させて所定時間回転させることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
- 前記トナーコンテナが装置本体から着脱自在に構成されており、前記駆動手段の駆動を制御する制御手段と、前記トナーコンテナの有無を検知する検知手段とを有し、前記制御手段は、前記検知手段の検知結果が無から有に変化した時に、前記駆動手段の回転方向を小刻みに変化させて所定時間回転させることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記駆動手段は、所定の周期の駆動波形を用いて駆動制御されるステッピングモータであることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004378716A JP2006184620A (ja) | 2004-12-28 | 2004-12-28 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004378716A JP2006184620A (ja) | 2004-12-28 | 2004-12-28 | 画像形成装置 |
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JP2006184620A true JP2006184620A (ja) | 2006-07-13 |
Family
ID=36737774
Family Applications (1)
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JP2004378716A Pending JP2006184620A (ja) | 2004-12-28 | 2004-12-28 | 画像形成装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8351827B2 (en) | 2009-04-27 | 2013-01-08 | Kyocera Mita Corporation | Powder supply device and image forming apparatus |
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- 2004-12-28 JP JP2004378716A patent/JP2006184620A/ja active Pending
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