JP6463711B2 - 包装容器 - Google Patents
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Description
例えば、花卉を包装するための包装容器の一例として、特許文献1および特許文献2に記載のものが知られている。
特許文献1に記載の包装容器は、所定形状に打ち抜かれた1枚の板紙で組み立てられた三角錐状四面体からなるものである。
特許文献2に記載の包装容器は、水分を通さない箱の開口部に、必要に応じて、取り外しができる色付きシートを取り付け、持ち運び用のひもを付けたもので、花瓶と包装箱を兼用できるものである。
また、特許文献2に記載の包装容器では、透明色付きシートを通して内部の花卉を見ることはできるが、花卉を部屋等に飾る場合は透明色付きシートを取り外して、実際の花卉を露出させた方が好ましいため、透明色付きシートの取り外しに手間がかかるばかりか、当該シートを処分する必要もある。
錐筒状に形成され、内部に前記装飾品が収容される収容部材と、
錐台筒状に形成され、その小開口から前記収容部材に挿入されることで、大開口が前記収容部材の開口より突出した状態で、前記収容部材の内面に係止する透明な保護部材とを備えていることを特徴とする。
本発明の前記構成において、前記保護部材は、その小開口から前記収容部材がその頂部から挿入された状態において、前記小開口が前記収容部材の側面に係止することで、当該収容部材を起立した状態に保持する保持台を兼ねていてもよい。
また、保護部材は、その小開口から収容部材が挿入された状態において、小開口が収容部材の側面に係止することで、当該収容部材を起立した状態に保持する保持台となるので、別途花瓶等を用意しなくても、花卉等の装飾品を部屋等に手間なく容易に飾ることができる。
前記リボンの長さは、前記保護部材の大開口が前記収容部材の開口より突出した状態において、前記大開口上で結ぶことが可能な長さに設定されていてもよい。
図1は、本発明に係る包装容器の一例を示す斜視図、図2は当該包装容器を載置した状態を示す斜視図である。
本実施の形態の包装容器は、花卉や造花等の装飾品を包装するものであって、収容部材1と、保護部材2とを備えている。
収容部材1は、図3(b)に示すように、所定形状に打ち抜かれた1枚の板紙3によって組み立てられたものである。板紙3は収容部材1の4つの側壁を形成する4つの側壁形成部材4を有しており、隣接する側壁形成部材4,4の境界線で折り曲げられるようになっている。
左側に位置する側壁形成部材4の一方の辺には、のり代片5が形成されている。そして、隣接する側壁形成部材4,4をその境界線で折り曲げて正四角錐筒状に形成するとともに、のり代片5を右側に位置する側壁形成部材4の辺部に重ねて貼り付けることによって、正四角錐筒状の収容部材1が形成される。
この収容部材1には、図1に示すように、その開口1aから花Fが挿入され、この挿入された状態において、花びらが開口1aから上方に突出している。
リボン7は4つの側壁形成部材4の上縁部にそれぞれ取り付けられており、収容部材1の開口1aを挟んで対向して、2対、合計4つ取り付けられている。
保護部材2は、図4(b)に示すように、所定形状に打ち抜かれた1枚の透明な樹脂製の板材10によって組み立てられたものである。樹脂製の板材10としては、例えば、PP樹脂やPET樹脂等の透明な板材が挙げれられる。
左側に位置する側壁形成部材11の一方の辺には、のり代片12が形成されている。そして、隣接する側壁形成部材11,11をその境界線で折り曲げて正四角錐台筒状に形成するとともに、のり代片12を右側に位置する側壁形成部材11の辺部に重ねて貼り付けることによって、正四角錐台筒状の保護部材2が形成される。
すなわちまず、本実施の形態の包装容器を鉛直に立てた状態において、包装容器の鉛直な軸線に対する収容部材1の側壁のなす傾斜角度は、同軸線に対する保護部材2の側壁のなす傾斜角度とほぼ等しいか、若干大きくなっている。
また、保護部材2の小開口2aは、収容部材1の開口1aより小さく、かつ開口1aから所定の深さ位置における収容部材1の水平断面とほぼ等しくなっている。また、保護部材2の大開口2bは収容部材1の開口1aより大きくなっている。
このため、本実施の形態では、上述したように、収容部材1の開口1aの縁部(4つの側壁形成部材4の上縁部)に、2対、合計4つのリボン7が開口1aを挟んで対向して取り付けられている。
そしてリボン7の長さは、保護部材2の大開口2bが収容部材1の開口1aより突出した状態において、大開口2b上で結ぶことが可能な長さに設定されている。
つまり、図5に示すように、2対のリボン7はそれぞれ、収容部材1の開口1aから突出している保護部材2の上部の4つの側面をそれぞれ上方に延在するようにして延び、大開口2bの縁でそれぞれ内側に折曲されて、当該大開口2bの略中央部で結ぶことができるような、長さに設定されている。
すなわち、保護部材2は、リボン7を解いた後、花Fが収容部材1に収容されている状態で、収容部材1から引き抜かれ、図2に示すように、上下を逆にして載置面Sに載置される。つまり大開口2bを下にして当該大開口2bの縁が載置面Sに載置される。
そして、保護部材2は、その小開口2aから収容部材1がその頂部1bから挿入されており、この状態において、小開口2aが収容部材1の側面に係止することで、当該収容部材1を起立した状態に保持する保持台2を兼ねている。なお、収容部材1には、リボン7が取り付けられているが、当該リボン7は、図2に示すように、収容部材1から取り外してもよいし、そのまま取り付けた状態としてもよい。
また、小開口2aが収容部材1の側面に係止した状態において、当該収容部材1の頂部1bが、保持台2が載置されている載置面Sに接触可能となるように、収容部材1の長さが設定されている。このため、保護部材2に挿入された収容部材1はその頂部1bが載置面Sに接触しており、これによって、収容部材1は載置面Sとの摩擦力によって倒れるのが防止されている。
また、保護部材2にその小開口2aから収容部材1が挿入された状態において、小開口2aが収容部材1の側面に係止することで、当該収容部材1を起立した状態に保持する保持台2となるので、別途花瓶等を用意しなくても、花Sを部屋等に手間なく容易に飾ることができる。
加えて、保護部材2の大開口2bが収容部材1の開口1aより突出した状態で、リボン7を大開口2b上で結ぶことにより、販売や贈呈の際の飾りになるとともに、花Fや保護部材2の収容部材1からの抜け出を防止できる。
1a 開口
1b 頂部
2 保護部材(保持台)
2a 小開口
2b 大開口
7 リボン
F 花(装飾品)
S 載置面
Claims (4)
- 花卉や造花等の装飾品を包装する包装容器であって、
錐筒状に形成され、内部に前記装飾品が収容される収容部材と、
錐台筒状に形成され、その小開口から前記収容部材に挿入されることで、大開口が前記収容部材の開口より突出した状態で、前記収容部材の内面に係止する透明な保護部材とを備え、
前記収容部材の開口部に装飾用の少なくとも一対のリボンの基端部が当該開口部の径方向に対向して取り付けられ、
前記リボンの長さは、前記保護部材の大開口が前記収容部材の開口より突出した状態において、前記大開口上で結ぶことが可能な長さに設定され、
前記リボンを前記大開口上で結ぶことによって、前記装飾品および前記保護部材の前記収容部材からの抜け出を防止することを特徴とする包装容器。 - 前記収容部材の前記開口部に、前記収容部材の内側に向けて折り込まれた折込片が形成され、前記折込片と前記収容部材の内面との間に前記リボンの基端部が挟まれるとともに、当該リボンの基端部が前記内面に接着されていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
- 前記保護部材は、その小開口から前記収容部材がその頂部から挿入された状態において、前記小開口が前記収容部材の側面に係止することで、当該収容部材を起立した状態に保持する保持台を兼ねていることを特徴とする請求項1または2に記載の包装容器。
- 前記保護部材の小開口から前記収容部材がその頂部から挿入されて、前記小開口が前記収容部材の側面に係止した状態において、前記収容部材の頂部が、前記保持台が載置されている載置面に接触可能となるように、前記収容部材の長さが設定されていることを特徴とする請求項3に記載の包装容器。
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JP2016180115A JP6463711B2 (ja) | 2016-09-15 | 2016-09-15 | 包装容器 |
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Family Applications (1)
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