JP2002240879A - 花立てスタンドに転用可能な花束ラッピング器 - Google Patents

花立てスタンドに転用可能な花束ラッピング器

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JP2002240879A
JP2002240879A JP2001041243A JP2001041243A JP2002240879A JP 2002240879 A JP2002240879 A JP 2002240879A JP 2001041243 A JP2001041243 A JP 2001041243A JP 2001041243 A JP2001041243 A JP 2001041243A JP 2002240879 A JP2002240879 A JP 2002240879A
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JP
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flower
bouquet
truncated cone
cone cover
cover
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JP2001041243A
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Rieko Oshima
理恵子 大嶋
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 花束の保護機能に優れており、また、贈り先
の花器の有無を気にすることなく、贈り先で即時に飾る
ことができるように構成した花立てスタンドに転用可能
な花束ラッピング器を提供すること。 【解決手段】 ノーズ端部11を底として上部が開口され
た円錐または多角錘状の花挿しコーン1と;端部のそれ
ぞれを大口部21および小口部22とする切頭コーンカバー
2とを具備して成り、前記花挿しコーン1のノーズ端部
11側の前記切頭コーンカバー2の取付方向によって花束
ラッピングスタイルまたは花立てスタンドスタイルを形
成できるように構成するという技術的手段を採用した。 【効果】 病院へのお見舞いなどで花束の贈り先に花器
がない状況であっても困ることがなくそのまま飾ること
ができて非常に便利である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、花束の包装用具の
改良、更に詳しくは、花束の保護機能に優れており、ま
た、贈り先の花器の有無を気にすることなく、贈り先で
即時に飾ることができるように構成した花立てスタンド
に転用可能な花束ラッピング器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、祝い事のプレゼントや病
院へのお見舞いには花束を贈る風習があり、花束の持つ
色とりどりの色彩は目を楽しませてくれるとともに、香
りが落ち着きや安らぎを与え、また、生々と華やいだ趣
きは疲れた人の心を癒してくれる。
【0003】ところで、このような花束にはラッピング
が必要である。従来、花束のラッピングは、包装紙やビ
ニールシートを巻き付けるという方法が一般的に用いら
れており、花束は生きているので、鮮度を維持するため
に、水を含ませたスポンジを茎先に配置しておくという
方法が用いられていた。
【0004】しかしながら、このようなラッピングで
は、花束のまま長時間持ち歩いたりしていると、強風に
煽られたり人ごみの中で接触したりして花びらが落ちて
傷んでしまったり、また、水が染み出してきて花束の包
装紙がボロボロになって型崩れして見栄えを損ねてしま
うという虞れがあった。
【0005】また、例えば、病院へのお見舞いに花束を
贈る際には、入院者などの贈り先には思い掛けざる贈り
物の花束を飾るための花瓶などの花立てが用意されてい
ない場合が多いことから、贈った花束をそのまま横倒し
で置いておくしかなく、折角貰ったにもかかわらず受け
入れに困ってしまうという不都合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、
花束の保護機能に優れており、また、贈り先の花器の有
無を気にすることなく、贈り先で即時に飾ることができ
るように構成した花立てスタンドに転用可能な花束ラッ
ピング器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者が上記課題を解
決するために採用した手段を添付図面を参照して説明す
れば次のとおりである。
【0008】即ち、本発明は、ノーズ端部11を底として
上部が開口された円錐または多角錘状の花挿しコーン1
と;端部のそれぞれを大口部21および小口部22とする切
頭コーンカバー2とを具備して成り、前記花挿しコーン
1は、そのノーズ端部11側を前記切頭コーンカバー2の
大口部21側から挿入したとき、当該花挿しコーン1の外
側面が切頭コーンカバー2の小口部22近傍の内側面に受
止め係合されて花束ラッピングスタイルを形成し、ま
た、前記花挿しコーン1のノーズ端部11側を前記切頭コ
ーンカバー2の小口部22側から挿入したときには、当該
花挿しコーン1の外側面が切頭コーンカバー2の小口部
22に受止められて、大口部21を底面として当該花挿しコ
ーン1を立設する花立てスタンドスタイルを形成できる
ように構成するという技術的手段を採用した。
【0009】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、必要に応じて上記手段に加え、切頭コーンカバー2
を扇形シート20に展開可能に構成するという技術的手段
を採用した。
【0010】更にまた、本発明は、上記課題を解決する
ために、必要に応じて上記手段に加え、切頭コーンカバ
ー2を透視可能な材料で作製するという技術的手段を採
用した。
【0011】更にまた、本発明は、上記課題を解決する
ために、必要に応じて上記手段に加え、花挿しコーン1
において、切頭コーンカバー2の小口部22のエッジの当
接位置にあたる外側面に段周部12を形成するという技術
的手段を採用した。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を具体的に図示
した図面に基いて更に詳細に説明すると次のとおりであ
る。
【0013】『第1実施形態』本発明の第1実施形態を
図1から図3に基いて説明する。図中、符号1で指示す
るものは花挿しコーンであり、この花挿しコーン1はノ
ーズ端部11を底として上部が開口されており、本実施形
態ではプラスチック(ポリプロピレン)を使用材料とし
てブロー成形によって中空円錐状に作製されている。
【0014】また、符号2で指示するものは切頭コーン
カバーであり、この切頭コーンカバー2は透明なプラス
チック(ポリエチレンテレフタレート)を使用材料とし
て作製し、端部をそれぞれ大口部21および小口部22とす
る頂点を持たない中空の切頭円錐形状に作製されてい
る。
【0015】本実施形態では花挿しコーン1と切頭コー
ンカバー2の係合方向によって2つのスタイルを形成す
ることができる点に特徴があり、それぞれのスタイルに
ついて以下に説明する。
【0016】(i)花束ラッピングスタイル 前記花挿しコーン1のノーズ端部11側を前記切頭コーン
カバー2の大口部21側から挿入したとき、図1に示すよ
うに当該コーン1の外側面が切頭コーンカバー2の小口
部22近傍の内側面に受止め係合して花束ラッピングスタ
イルを形成することができる。
【0017】この花束ラッピングスタイルは、花束を持
ち運ぶ際に適した形状であって、切頭コーンカバーが繊
細で破損しやすい花の周囲をガードすることができ、強
風に煽られたり人ごみなどで不用意に接触して花びらが
落ちたり花粉が誤って付着するのを防止することができ
る。また、切頭コーンカバー2を透視可能な材料で作製
することにより、図2に示すように花束Fが外部から見
えるようにすることができる。更にまた、花挿しコーン
1は機密性に優れているプラスチック材料で作製するこ
とにより、コーン内に直接水を入れても水が外部に染み
出したり漏れたりすることがない。
【0018】(ii)花立てスタンドスタイル 前述した(i)の花束ラッピングスタイルの場合とは反
対方向に前記花挿しコーン1のノーズ端部11側を前記切
頭コーンカバー2の小口部22側から挿入したときには、
図3に示すように当該花挿しコーン1の外側面が切頭コ
ーンカバー2の小口部22に受止められる。そして、大口
部21を底面として当該花挿しコーン1を立設する花立て
スタンドスタイルを形成する。
【0019】このように切頭コーンカバー2の取付方向
を変更するだけで花束ラッピングスタイルから花立てス
タンドスタイルに容易に、かつ、即時に変化させること
ができることから、病院へのお見舞いなどで花束の贈り
先に花器がない状況であっても困ることがなくそのまま
飾ることができて非常に便利である。また、切頭コーン
カバー2が透視可能な材料であれば、円錐状の花挿しコ
ーン1がノーズ端部11を下向きにして自立しているよう
に見え、不思議な視覚効果により見た目にも非常に楽し
い。
【0020】『第2実施形態』本発明の第2実施形態を
図4および図5に基いて説明する。本実施形態において
は、図4に示すように、花挿しコーン1において、切頭
コーンカバー2の小口部22のエッジの当接位置にあたる
外側面に段周部12を形成することによって、前記切頭コ
ーンカバーの小口部22のエッジ部分がより確実に係合
し、外れたり抜け落ちてしまうのを防止することができ
る。
【0021】また、切頭コーンカバー2を図5に示すよ
うに扇形シート20に展開可能に形成することにより、型
抜き成形で生産できることから製造工程を簡素化するこ
とができ、また、このシートは平らに積み重ねることが
できるので、運搬時などに嵩張ることもない。そして、
両側辺に形成された掛止片20aを互いに組み合わせて掛
止することによって簡単に組み立てることができる。
【0022】本発明は概ね上記のように構成されるが、
本発明は図示の実施例に限定されるものでは決してな
く、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が
可能であって、例えば、花挿しコーン1または切頭コー
ンカバー2の使用材料はポリプロピレンやポリエチレン
テレフタレート以外のアクリルやポリエチレンなどのプ
ラスチックを使用することができるが、プラスチックに
限らず、表面に防水処理を施した紙類や布帛類、もしく
はアルミニウムやブリキなどの薄手の金属板を採用する
こともできることは云うまでもない。
【0023】また、本実施形態では、円錐状のものにつ
いて説明したが、花挿しコーン1は円錐状に限るもので
は決してなく、図6に示すような四角錐状や図7に示す
ような八角錘状、あるいはその他の多角錘形状に構成す
ることは容易に為し得るところである。なお、開口部形
状が正多角形であると、係合方向が特定されないために
好ましい。また、多角錘形状の切頭コーンカバー2にお
いても展開可能に作製することができる。
【0024】更にまた、図8に示すように切頭コーンカ
バー2に表面にエンボス加工によるエンボス模様23を形
成しても良いし、また、和紙を張り付けることによって
装飾性を付与することも可能である。更にまた、扇形シ
ート20の掛止片20aの形状も互いに掛止できる形状であ
れば他の形状に成形しても良いし、使用例として、花束
ラッピングスタイルで壁に掛けても良く、何れのものも
本発明の技術的範囲に属する。
【0025】
【発明の効果】以上実施形態を挙げて説明したとおり、
本発明にあっては、切頭コーンカバー2の取付方向を変
更するだけで花束ラッピングスタイルから花立てスタン
ドスタイルに容易に、かつ、即時に変化させて転用でき
ることから、病院へのお見舞いなどで花束の贈り先に花
器がない状況であっても困ることがなくそのまま飾るこ
とができて非常に便利である。
【0026】また、要すれば、切頭コーンカバーを扇形
シートに展開することができ、このシートは型抜き成形
で生産できることから製造工程を簡素化することがで
き、積み重ねれば運搬時などに嵩張ることもない。そし
て、両側辺に形成された掛止片を互いに組み合わせるこ
とによって簡単に組み立てることができ、非常に使い勝
手も良いことから、産業上における利用価値は頗る高い
ものがあると云える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を表わす全体斜視図であ
る。
【図2】本発明の第1実施形態の花束ラッピングスタイ
ルを表わす全体斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態の花立てスタンドスタイ
ルを表わす全体斜視図である。
【図4】本発明の第2実施形態を表わす斜視図である。
【図5】本発明の第2実施形態の切頭コーンカバーの展
開図である。
【図6】本発明の実施変形例の花束ラッピングスタイル
を表わす全体斜視図である。
【図7】本発明の実施変形例の花立てスタンドスタイル
を表わす全体斜視図である。
【図8】本発明の実施変形例の切頭コーンカバーを表わ
す斜視図である。
【符号の説明】
1 花挿しコーン 11 ノーズ端部 12 段周部 2 切頭コーンカバー 20 扇形シート 20a 掛止片 21 大口部 22 小口部 23 エンボス模様 F 花束

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノーズ端部11を底として上部が開口され
    た円錐または多角錘状の花挿しコーン1と;端部のそれ
    ぞれを大口部21および小口部22とする切頭コーンカバー
    2とを具備して成り、前記花挿しコーン1は、そのノー
    ズ端部11側を前記切頭コーンカバー2の大口部21側から
    挿入したとき、当該花挿しコーン1の外側面が切頭コー
    ンカバー2の小口部22近傍の内側面に受止め係合されて
    花束ラッピングスタイルを形成し、また、前記花挿しコ
    ーン1のノーズ端部11側を前記切頭コーンカバー2の小
    口部22側から挿入したときには、当該花挿しコーン1の
    外側面が切頭コーンカバー2の小口部22に受止められ
    て、大口部21を底面として当該花挿しコーン1を立設す
    る花立てスタンドスタイルを形成できることを特徴とす
    る花立てスタンドに転用可能な花束ラッピング器。
  2. 【請求項2】 切頭コーンカバー2が扇形シート20に展
    開可能であることを特徴とする請求項1記載の花立てス
    タンドに転用可能な花束ラッピング器。
  3. 【請求項3】 切頭コーンカバー2が透視可能な材料で
    作製されていることを特徴とする請求項1または2記載
    の花立てスタンドに転用可能な花束ラッピング器。
  4. 【請求項4】 花挿しコーン1において、切頭コーンカ
    バー2の小口部22のエッジの当接位置にあたる外側面に
    段周部12が形成されていることを特徴とする請求項1か
    ら3の何れか一つに記載の花立てスタンドに転用可能な
    花束ラッピング器。
JP2001041243A 2001-02-19 2001-02-19 花立てスタンドに転用可能な花束ラッピング器 Pending JP2002240879A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014217665A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所 容器
JP2018043768A (ja) * 2016-09-15 2018-03-22 株式会社ケイ・コレクション 包装容器
JP2019218117A (ja) * 2018-06-21 2019-12-26 リスパック株式会社 切り花用容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014217665A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所 容器
JP2018043768A (ja) * 2016-09-15 2018-03-22 株式会社ケイ・コレクション 包装容器
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