JP6463226B2 - 重荷重用タイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、ビード部の耐久性を高めた重荷重用タイヤに関する。
例えば、下記特許文献1には、ビード部に補強部が設けられた重荷重用タイヤが提案されている。特許文献1の補強部は、カーカスプライの本体部側でタイヤ半径方向にのびる第1スチールコードプライと、ビードコアの回りをタイヤ軸方向内側から外側に巻き上げられた断面略U字状の第2スチールコードプライとで構成されている。
しかしながら、特許文献1のタイヤは、ビード部のタイヤ軸方向外側への曲げ変形時、第2スチールコードプライの端部に応力が集中し、ひいては前記端部にセパレーション等の損傷が生じる傾向があった。従って、従来の技術では、ビード部の耐久性の向上について、さらなる改善の余地があった。
特開2012−106531号公報
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、カーカスプライの本体部側に第1補強部を設けるとともに、折返し部側に第2補強部を設けることを基本として、ビード部の耐久性を向上させた重荷重用タイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアに至る本体部と、前記本体部に連なりかつ前記ビードコアの回りをタイヤ軸方向内側から外側に折返す折返し部とを含むカーカスプライからなるカーカスを有する重荷重用タイヤであって、前記ビード部には、少なくとも一部が前記本体部のタイヤ軸方向内側でタイヤ半径方向にのびる第1補強部と、少なくとも一部が前記折返し部のタイヤ軸方向外側でタイヤ半径方向にのびる第2補強部とが設けられ、前記第1補強部は、前記本体部のタイヤ軸方向内側に沿ってタイヤ半径方向にのびる第1スチールコードプライと、少なくとも一部が第1スチールコードプライと重なり、かつ、前記ビードコアの回りをタイヤ軸方向内側から外側に巻き上げられ、しかも、前記折返し部の外端よりもタイヤ半径方向内側で終端する外端を有する断面略U字状の第2スチールコードプライとからなり、前記第2補強部は、前記第2スチールコードプライの前記折返し部側の前記外端をタイヤ軸方向外側から覆う第1有機繊維コードプライ及び第2有機繊維コードプライからなることを特徴としている。
本発明の重荷重用タイヤにおいて、前記ビード部には、前記本体部と前記折返し部との間を前記ビードコアからタイヤ半径方向外側にのびるビードエーペックスゴムが設けられ、前記ビードエーペックスゴムは、内エーペックスと、前記内エーペックスのタイヤ半径方向外側に配されかつ前記内エーペックスよりも小さいゴム硬さを有する外エーペックスとを含み、前記カーカスプライの前記本体部のタイヤ軸方向内側において、前記第1スチールコードプライのタイヤ半径方向の外端、及び、前記第2スチールコードプライのタイヤ半径方向の外端は、いずれも、前記内エーペックスのタイヤ半径方向の外端よりもタイヤ半径方向内側に位置しているのが望ましい。
本発明の重荷重用タイヤにおいて、前記本体部のタイヤ軸方向内側において、前記第1スチールコードプライのタイヤ半径方向の外端は、前記折返し部の外端よりもタイヤ半径方向外側に位置し、前記第2スチールコードプライの前記折返し部側の外端及び前記本体部側の外端は、いずれも前記折返し部の外端よりもタイヤ半径方向内側に位置しているのが望ましい。
本発明の重荷重用タイヤにおいて、前記折返し部のタイヤ軸方向外側において、前記第1有機繊維コードプライのタイヤ半径方向の外端、及び、前記第2有機繊維コードプライのタイヤ半径方向の外端は、いずれも前記折返し部の外端よりもタイヤ半径方向外側に位置し、前記第1有機繊維コードプライは、前記第2有機繊維コードプライの前記外端を覆っているのが望ましい。
本発明の重荷重用タイヤにおいて、前記第2補強部のタイヤ半径方向の内端は、前記ビードコアよりもタイヤ軸方向外側に位置し、正規リムに装着され正規内圧が負荷された正規状態において、ビードベースラインから前記第2補強部の前記内端までのタイヤ半径方向の距離は、前記ビードベースラインから前記正規リムのフランジのタイヤ半径方向の外端までのフランジ高さの0.6倍以下であるのが望ましい。
本発明の重荷重用タイヤにおいて、前記第2補強部は、前記第1有機繊維コードプライのコードと、前記第2有機繊維コードプライのコードとの間隔が0.5〜1.8mmであるプライ隣接部を有するのが望ましい。
本発明の重荷重用タイヤにおいて、前記第1スチールコードプライのタイヤ半径方向の内端は、前記本体部のタイヤ軸方向内側に位置し、前記第1有機繊維コードプライのタイヤ半径方向の内端は、前記折返し部のタイヤ軸方向外側かつ前記第1スチールコードプライの前記内端よりもタイヤ半径方向外側に位置し、前記第2有機繊維コードプライのタイヤ半径方向の内端は、前記折返し部のタイヤ軸方向外側かつ前記第1スチールコードプライの前記内端よりもタイヤ半径方向内側に位置しているのが望ましい。
本発明の重荷重用タイヤにおいて、前記ビードコアは、タイヤ半径方向外側でタイヤ軸方向にのびる上面を有し、前記第1スチールコードプライの前記内端、及び、前記第2有機繊維コードプライの前記内端は、前記ビードコアの前記上面よりもタイヤ半径方向内側に位置し、前記第1有機繊維コードプライの前記内端は、前記ビードコアの前記上面よりもタイヤ半径方向外側に位置しているのが望ましい。
本発明の重荷重用タイヤのビード部には、少なくとも一部がカーカスプライの本体部のタイヤ軸方向内側でタイヤ半径方向にのびる第1補強部と、少なくとも一部がカーカスプライの折返し部のタイヤ軸方向外側でタイヤ半径方向にのびる第2補強部とが設けられている。
第1補強部は、本体部のタイヤ軸方向内側に沿ってタイヤ半径方向にのびる第1スチールコードプライと、少なくとも一部が第1スチールコードプライと重なり、かつ、前記ビードコアの回りをタイヤ軸方向内側から外側に巻き上げられ、しかも、折返し部の外端よりもタイヤ半径方向内側で終端する外端を有する断面略U字状の第2スチールコードプライとからなる。このような第1補強部は、第1スチールコードプライ及び第2スチールコードプライが一体となって、ビード部の曲げ剛性を高め、ひいてはビードコアを支点としたビード部のタイヤ軸方向外側への大きな曲げ変形を効果的に抑制することができる。
第2補強部は、第2スチールコードプライの折返し部側の外端をタイヤ軸方向外側から覆う第1有機繊維コードプライ及び第2有機繊維コードプライからなる。有機繊維コードプライは、スチールコードプライよりも柔軟性が高く、かつ、ゴム部材との密着性にも優れている。このため、2枚の有機繊維コードプライで構成された第2補強部は、第2スチールコードプライの外端での応力を緩和し、そこでのセパレーションを長期に亘って抑制することができる。
本発明の一実施形態の重荷重用タイヤの断面図である。 図1のビード部の拡大断面図である。 図2の第2補強部のプライ隣接部の拡大図である。 本発明の他の実施形態のビード部の拡大断面図である。 本発明の他の実施形態のビード部の拡大断面図である。 比較例の重荷重用タイヤのビード部の拡大断面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1には、本実施形態の重荷重用タイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)1の正規状態における回転軸を含むタイヤ子午線断面図が示されている。本実施形態のタイヤ1は、タイヤ内腔内にチューブ(図示省略)が装着されるチューブ用タイヤであるが、このような態様に限定されるものではない。
「正規状態」とは、タイヤが正規リムRにリム組みされ、かつ、正規内圧が充填された無負荷の状態である。以下、特に言及しない場合、タイヤの各部の寸法等は、この正規状態で測定された値である。
「正規リム」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めているリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" である。
「正規内圧」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。
図1に示されるように、本実施形態のタイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るトロイド状のカーカス6を有する。カーカス6は、例えば、少なくとも1枚のカーカスプライ6Aから形成される。カーカスプライ6Aは、例えば、スチール製のカーカスコードがタイヤ周方向に対して70〜90°の角度で配列されて構成される。
カーカスプライ6Aは、本体部6aと折返し部6bとを含む。本体部6aは、トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に至る。折返し部6bは、本体部6aに連なり、ビードコア5の回りをタイヤ軸方向内側から外側に折返される。
望ましい態様として、カーカス6の半径方向外側かつトレッド部2の内部には、ベルト層7が配される。ベルト層7は、例えば、スチール製のベルトコードを用いた複数のベルトプライから形成される。本実施形態のベルト層7は、例えば、第1〜第4のベルトプライ7A〜7Dで形成された4枚構造である。
図2には、ビード部4の拡大図が示されている。ビード部4には、ビードコア5からタイヤ半径方向外側にのびるビードエーペックスゴム8と、ビード部4を補強するための第1補強部11及び第2補強部12が配されている。
ビードコア5は、例えば、スチール製のビードワイヤを多列多段に巻回した断面多角形状に形成されている。本実施形態のビードコア5は、例えば、断面偏平六角形状に形成され、タイヤ半径方向外側でタイヤ軸方向にのびる上面5aと、タイヤ半径方向内側でタイヤ軸方向にのびる下面5bとを有している。望ましい態様として、本実施形態のビードコア5は、例えば、ビードワイヤで構成されたコア本体9と、コア本体9の周囲を被覆するラッピング層10とを含んでいる。ラッピング層10は、例えば、ナイロン等の有機繊維のキャンパス布で構成され、ビードワイヤを固定している。
ビードエーペックスゴム8は、例えば、ビードコア5からタイヤ半径方向外側に向かって先細状にのびている。本実施形態のビードエーペックスゴム8は、例えば、内エーペックス13と、内エーペックス13のタイヤ半径方向外側に配された外エーペックス14とを含んでいる。
内エーペックス13は、例えば、本体部6aと折返し部6bとの間をビードコア5からタイヤ半径方向外側にのびる断面略三角形状に形成されている。内エーペックス13のタイヤ半径方向の外端15は、例えば、本体部6aのタイヤ軸方向外側面上に位置している。内エーペックス13の前記外端15は、例えば、折返し部6bの外端16よりもタイヤ半径方向外側に位置しているのが望ましい。
内エーペックス13は、例えば、ゴム硬さが80〜95°の硬質のゴムで構成されるのが望ましい。本明細書において「ゴム硬さ」とは、JIS−K6253に基づきデュロメータータイプAにより、23℃の環境下で測定したデュロメータA硬さを意味する。
外エーペックス14は、例えば、内エーペックス13よりも小さいゴム硬さで形成されている。外エーペックス14は、例えば、内エーペックス13の外端15から折返し部6bに向かって半径方向内方にのびる境界面17を介して内エーペックス13に連なっている。
第1補強部11は、第1スチールコードプライ21及び第2スチールコードプライ22を含んでいる。各スチールコードプライ21、22は、例えば、複数のスチールコードがタイヤ周方向に対して20〜60°の角度で傾斜配列されている。第1スチールコードプライ21の各スチールコードと第2スチールコードプライ22の各スチールコードとは、例えば、互いに逆向きに傾斜配列されている。各プライ21、22において、スチールコードの配列本数は、例えば、プライ幅50mm当たり20〜40本であるのが望ましい。
第1スチールコードプライ21は、本体部6aのタイヤ軸方向内側に沿ってタイヤ半径方向にのびている。本実施形態の第1スチールコードプライ21は、例えば、少なくとも一部が本体部6aと接触している。但し、第1スチールコードプライ21の配置は、このような態様に限定されるものではない。
第1スチールコードプライ21のタイヤ半径方向の外端23は、例えば、折返し部6bの外端16よりもタイヤ半径方向外側に位置している。これにより、ビード部4のタイヤ軸方向内側の曲げ剛性が効果的に高められる。第1スチールコードプライの外端23は、例えば、内エーペックス13の外端15よりもタイヤ半径方向内側に位置している。これにより、第1スチールコードプライ21の外端23付近に歪みが集中することが抑制される。従って、前記外端23を起点としたセパレーションが抑制される。
ビード部4の剛性を高めつつ、前記外端23を起点としたセパレーションを抑制するために、ビードベースラインBLから第1スチールコードプライ21の外端23までのタイヤ半径方向の高さH2は、例えば、ビードベースラインBLから内エーペックス13の外端15までのタイヤ半径方向の内エーペックス高さH1の0.85〜0.95倍であるのが望ましい。なお、本明細書において、ビードベースラインBLは、タイヤが基づく規格で定まるリム径位置を通るタイヤ軸方向線を意味する。
第1スチールコードプライ21のタイヤ半径方向の内端24は、例えば、本体部6aのタイヤ軸方向内側に位置している。望ましい態様として、第1スチールコードプライ21の内端24は、例えば、ビードコア5の上面5aよりもタイヤ半径方向内側、かつ、ビードコア5の下面5bよりもタイヤ半径方向外側に位置している。タイヤに荷重が作用した場合、ビードコア5付近は殆ど変形しない。従って、本実施形態によれば、第1スチールコードプライ21の内端24を起点としたセパレーションが抑制される。
第2スチールコードプライ22は、ビードコア5の回りをタイヤ軸方向内側から外側に巻き上げられた断面略U字状である。本体部6a側において、第2スチールコードプライ22のタイヤ半径方向の外端25は、第1スチールコードプライ21の内端24のタイヤ半径方向外側に位置している。これにより、第2スチールコードプライ22は、少なくとも一部が第1スチールコードプライ21と重なっている。
望ましい態様として、第2スチールコードプライ22の外端25は、例えば、内エーペックス13の外端15及び第1スチールコードプライ21の外端23よりもタイヤ半径方向内側に位置している。さらに望ましい態様として、第2スチールコードプライ22の外端25は、折返し部6bの外端16よりもタイヤ半径方向内側に位置している。これにより、本実施形態では、タイヤ半径方向において、折返し部6bの外端16が、第1スチールコードプライ21の外端23と第2スチールコードプライ22の外端25との間に位置する。これにより、プライの外端位置がタイヤ半径方向で分散され、ビード部4の剛性分布が滑らかになり、ビード部4での応力集中が抑制される。
上述の効果をさらに発揮させるために、ビードベースラインBLから第2スチールコードプライ22の本体部6a側の外端25までのタイヤ半径方向の高さH3は、好ましくは前記内エーペックス高さH1の0.55倍以上、より好ましくは0.60倍以上、であり、好ましくは0.70倍以下、より好ましくは0.65倍以下である。
折返し部6b側において、第2スチールコードプライ22の外端26は、折返し部6bの外端16よりもタイヤ半径方向内側に位置している。このような第2スチールコードプライ22は、ビード部4のタイヤ軸方向外側の剛性を過度に高めず、乗り心地性を高めるのに役立つ。
上述のような第1スチールコードプライ21及び第2スチールコードプライ22で構成された第1補強部11は、各プライ21、22が一体となって、ビード部4の曲げ剛性を高め、ひいてはビードコア5を支点としたビード部4のタイヤ軸方向外側への大きな曲げ変形を効果的に抑制することができる。
第2補強部12は、第1有機繊維コードプライ31と第2有機繊維コードプライ32とを含んでいる。各有機繊維コードプライ31、32は、例えば、複数の有機繊維コードがタイヤ周方向に対して20〜60°の角度で傾斜配列されている。第1有機繊維コードプライ31の各コードと第2有機繊維コードプライ32の各コードとは、例えば、互いに逆向きに傾斜配列されている。
各プライ31、32において、有機繊維コードの配列本数は、例えば、プライ幅50mm当たり20〜40本であるのが望ましい。有機繊維コードとして、例えば、ナイロンコード、ポリエステルコード、芳香族ポリアミドコード、又は、高張力ビニロンコード等が好適に用いられる。このような有機繊維コードプライは、スチールコードプライよりも柔軟性が高く、かつ、ゴム部材との密着性にも優れている。
第1有機繊維コードプライ31及び第2有機繊維コードプライ32は、互いに重なり、第2スチールコードプライ22の折返し部6b側の外端26をタイヤ軸方向外側から覆っている。2枚の有機繊維コードプライで構成された第2補強部12は、スチールコードプライよりも優れた柔軟性及びゴム部材との密着性を有しているため、第2スチールコードプライ22の外端24での応力を緩和し、そこでのセパレーションを長期に亘って抑制することができる。
第1有機繊維コードプライ31のタイヤ半径方向の外端33は、折返し部6bの外端16よりもタイヤ半径方向外側に位置している。望ましい態様として、第1有機繊維コードプライ31の外端33は、内エーペックス13の外端15よりもタイヤ半径方向外側に位置している。具体的には、ビードベースラインBLから第1有機繊維コードプライ31の外端33までのタイヤ半径方向の高さH4は、例えば、前記内エーペックス高さH1の1.05〜1.15倍である。
さらに望ましい態様として、第1有機繊維コードプライ31の外端33は、外エーペックス14の外端18よりもタイヤ半径方向内側に位置している。これにより、第1有機繊維コードプライ31の外端33付近に歪みが集中することが抑制され、前記外端33を起点としたセパレーションが抑制される。
第1有機繊維コードプライ31のタイヤ半径方向の内端34は、折返し部6bのタイヤ軸方向外側かつ第1スチールコードプライ21の内端24よりもタイヤ半径方向外側に位置している。望ましい態様として、第1有機繊維コードプライ31の内端34は、ビードコア5の上面5aよりもタイヤ半径方向外側に位置している。タイヤ走行時、第1有機繊維コードプライ31の内端34付近は、リムフランジによって変形が抑制され、歪みが比較的少ない。このため、上述のように第1有機繊維コードプライ31を短くしてもセパレーションのおそれが無く、タイヤを軽量化することができる。
第2有機繊維コードプライ32のタイヤ半径方向の外端35は、折返し部6bの外端16よりもタイヤ半径方向外側に位置している。これにより、第2有機繊維コードプライ32は、折返し部6bの外端16を覆っている。従って、折返し部6bの外端16を起点としたセパレーションが効果的に抑制される。
望ましい態様として、第2有機繊維コードプライ32の外端35は、例えば、第1有機繊維コードプライ31のタイヤ半径方向の外端33よりもタイヤ半径方向内側に位置し、第1有機繊維コードプライ31に覆われている。これにより、第2有機繊維コードプライ32の外端35を起点としたセパレーションが効果的に抑制される。
さらに望ましい態様として、ビードベースラインBLから第2有機繊維コードプライ32の外端35までのタイヤ半径方向の高さH5は、前記内エーペックス高さH1の0.95〜1.05倍である。このような第2有機繊維コードプライ32は、内エーペックス13と協働して、ビード部4のタイヤ軸方向外側への曲げ変形を効果的に抑制することができる。
第2有機繊維コードプライ32のタイヤ半径方向の内端36は、折返し部6bのタイヤ軸方向外側かつ第1有機繊維コードプライ31の内端34のタイヤ半径方向内側に位置している。
望ましい態様として、第2有機繊維コードプライ32の内端36は、例えば、ビードコア5の上面5aよりもタイヤ半径方向内側、かつ、ビードコア5の下面5bよりもタイヤ半径方向外側に配されている。タイヤに荷重が作用した場合でも、ビードコア5付近は殆ど変形しないため、第2有機繊維コードプライ32の内端36を起点としたセパレーションが抑制される。
さらに望ましい態様として、第2有機繊維コードプライ32の内端36は、例えば、第1スチールコードプライ21の内端24よりもタイヤ半径方向内側に位置しているのが望ましい。これにより、剛性段差となり易い各プライの内端の位置が分散され、ひいてはセパレーション等のビード部の損傷が抑制される。
正規状態において、ビードベースラインBLから第2補強部12のタイヤ半径方向の内端37(本実施形態では、第2有機繊維コードプライ32の内端36)までのタイヤ半径方向の距離L1は、ビードベースラインBLから正規リムのフランジのタイヤ半径方向の外端までのフランジ高さHfの好ましくは0.6倍以下であるのが望ましい。これにより、第2補強部12の内端37に作用するせん断応力が小さくなり、ひいては前記内端37を起点としたセパレーションが抑制される。
上述の効果をさらに発揮させるために、本実施形態では、ビードベースラインBLから第1有機繊維コードプライ31の内端34までのタイヤ半径方向の距離L2は、前記フランジ高さHfの0.6倍以下、より望ましくは0.5倍以下である。
第2補強部12は、有機繊維コードプライ31、32同士が隣接するプライ隣接部38を有する。図3に示されるように、プライ隣接部38において、第1有機繊維コードプライ31のコード31cと、第2有機繊維コードプライ32のコード32cとの間隔t1は、例えば、0.5〜1.8mmであるのが望ましい。このようなプライ隣接部38は、各有機繊維コードプライ31、32の間に発生するせん断歪みを効果的に吸収することができる。
図4及び図5には、本発明の他の実施形態の重荷重用タイヤのビード部の拡大図が示されている。図4及び図5において、上述した実施形態と共通する構成には、同一の符号が付されている。
図4に示される実施形態では、第2補強部12の内端37が、ビードコア5のタイヤ半径方向内側に配されている。このような実施形態は、ビードコア5とリムフランジとの間で第2補強部12の内端37が固定され、前記内端37を起点としたセパレーションが効果的に抑制される。
図5に示される実施形態では、第2補強部12の内端37が、ビードコア5のタイヤ軸方向内側に位置している。このような第2補強部12は、ビード部4をさらに補強することができ、その曲げ変形を抑制するのに役立つ。
図4及び図5に示される実施形態では、第2有機繊維コードプライ32の内端37が、第2補強部の内端37を構成している。但し、このような態様に限定されるものではなく、第1有機繊維コードプライ31の内端34が、第2補強部の内端37を構成するものでも良い。このような実施形態は、第1有機繊維コードプライ31が第2有機繊維コードプライ32の内端36を覆うため、ビード部4の耐久性がさらに高められる。
以上、本発明の一実施形態の重荷重用タイヤが詳細に説明されたが、本発明は、上記の具体的な実施形態に限定されることなく、種々の態様に変更して実施され得る。
図1の基本構造を有し、図2、図4、又は、図5のビード部を有するサイズ12.00R20の重荷重用タイヤが、表1の仕様に基づき試作された。比較例として、図6に示されるように、第1補強部のみが設けられたビード部を有する重荷重用タイヤが試作された。各テストタイヤのビード部の耐久性がテストされた。各テストタイヤの共通仕様やテスト方法は、以下の通りである。
装着リム:20×8.50V
タイヤ内圧:850kPa
<ビード部の耐久性>
ドラム試験機上で上記テストタイヤを下記条件で走行させ、ビード部に損傷が発生するまでの走行距離が測定された。結果は、比較例を100とする指数であり、数値が大きい程、ビード部の耐久性が優れていることを示す。
速度:20km/h
縦荷重:73.46KN
テスト結果が表1に示される。
Figure 0006463226
Figure 0006463226
テストの結果、実施例のタイヤは、ビード部の耐久性が向上していることが確認できた。
2 トレッド部
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 ビードコア
6a 本体部
6b 折返し部
6A カーカスプライ
6 カーカス
11 第1補強部
12 第2補強部
21 第1スチールコードプライ
22 第2スチールコードプライ
31 第1有機繊維コードプライ
32 第2有機繊維コードプライ

Claims (8)

  1. トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアに至る本体部と、前記本体部に連なりかつ前記ビードコアの回りをタイヤ軸方向内側から外側に折返す折返し部とを含むカーカスプライからなるカーカスを有する重荷重用タイヤであって、
    前記ビード部には、少なくとも一部が前記本体部のタイヤ軸方向内側でタイヤ半径方向にのびる第1補強部と、少なくとも一部が前記折返し部のタイヤ軸方向外側でタイヤ半径方向にのびる第2補強部とが設けられ、
    前記第1補強部は、前記本体部のタイヤ軸方向内側に沿ってタイヤ半径方向にのびる第1スチールコードプライと、少なくとも一部が第1スチールコードプライと重なり、かつ、前記ビードコアの回りをタイヤ軸方向内側から外側に巻き上げられ、しかも、前記折返し部の外端よりもタイヤ半径方向内側で終端する外端を有する断面略U字状の第2スチールコードプライとからなり、
    前記第2補強部は、前記第2スチールコードプライの前記折返し部側の前記外端をタイヤ軸方向外側から覆う第1有機繊維コードプライ及び第2有機繊維コードプライからなり、
    前記ビードコアは、タイヤ半径方向外側でタイヤ軸方向にのびる上面を有し、
    前記第1有機繊維コードプライのタイヤ半径方向の内端は、前記ビードコアの前記上面よりもタイヤ半径方向外側に位置している重荷重用タイヤ。
  2. 前記ビード部には、前記本体部と前記折返し部との間を前記ビードコアからタイヤ半径方向外側にのびるビードエーペックスゴムが設けられ、
    前記ビードエーペックスゴムは、内エーペックスと、前記内エーペックスのタイヤ半径方向外側に配されかつ前記内エーペックスよりも小さいゴム硬さを有する外エーペックスとを含み、
    前記カーカスプライの前記本体部のタイヤ軸方向内側において、前記第1スチールコードプライのタイヤ半径方向の外端、及び、前記第2スチールコードプライのタイヤ半径方向の外端は、いずれも、前記内エーペックスのタイヤ半径方向の外端よりもタイヤ半径方向内側に位置している請求項1記載の重荷重用タイヤ。
  3. 前記本体部のタイヤ軸方向内側において、前記第1スチールコードプライのタイヤ半径方向の外端は、前記折返し部の外端よりもタイヤ半径方向外側に位置し、
    前記第2スチールコードプライの前記折返し部側の外端及び前記本体部側の外端は、いずれも前記折返し部の外端よりもタイヤ半径方向内側に位置している請求項1又は2記載の重荷重用タイヤ。
  4. 前記折返し部のタイヤ軸方向外側において、前記第1有機繊維コードプライのタイヤ半径方向の外端、及び、前記第2有機繊維コードプライのタイヤ半径方向の外端は、いずれも前記折返し部の外端よりもタイヤ半径方向外側に位置し、
    前記第1有機繊維コードプライは、前記第2有機繊維コードプライの前記外端を覆っている請求項1乃至3のいずれかに記載の重荷重用タイヤ。
  5. 前記第2補強部のタイヤ半径方向の内端は、前記ビードコアよりもタイヤ軸方向外側に位置し、
    正規リムに装着され正規内圧が負荷された正規状態において、ビードベースラインから前記第2補強部の前記内端までのタイヤ半径方向の距離は、前記ビードベースラインから前記正規リムのフランジのタイヤ半径方向の外端までのフランジ高さの0.6倍以下である請求項1乃至4のいずれかに記載の重荷重用タイヤ。
  6. 前記第2補強部は、前記第1有機繊維コードプライのコードと、前記第2有機繊維コードプライのコードとの間隔が0.5〜1.8mmであるプライ隣接部を有する請求項1乃至5のいずれかに記載の重荷重用タイヤ。
  7. 前記第1スチールコードプライのタイヤ半径方向の内端は、前記本体部のタイヤ軸方向内側に位置し、
    前記第1有機繊維コードプライのタイヤ半径方向の内端は、前記折返し部のタイヤ軸方向外側かつ前記第1スチールコードプライの前記内端よりもタイヤ半径方向外側に位置し、
    前記第2有機繊維コードプライのタイヤ半径方向の内端は、前記折返し部のタイヤ軸方向外側かつ前記第1スチールコードプライの前記内端よりもタイヤ半径方向内側に位置している請求項1乃至6のいずれかに記載の重荷重用タイヤ。
  8. 記第1スチールコードプライの前記内端、及び、前記第2有機繊維コードプライの前記内端は、前記ビードコアの前記上面よりもタイヤ半径方向内側に位置している請求項7記載の重荷重用タイヤ。
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