JP6462976B2 - 発光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光素子を搭載する素子搭載部材を有した発光装置に関するものである。
従来、一面に底面と側壁を持つ凹部を有するパッケージを備え、該凹部の底面に露出したリードに発光素子が載置され、該凹部内に発光素子及びリードを封止する封止樹脂が充填されてなる、表面実装型の発光装置が知られている。パッケージの凹部内の底面及び側壁は、発光素子から出射される光の反射面をなす。側壁は、凹部の底面側から開口側に向かって、底面に対して所定角度で傾斜して拡開するよう形成される。これにより、発光素子から側方へ出射する光は、側壁にて開口側へ反射されてパッケージの開口から取り出される。
この種の発光装置として、樹脂材にガラス繊維や酸化チタン等を添加して形成される反射ケースを有する発光装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2009-32850号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発光装置によると、発光素子からの光が樹脂材に添加されるガラス繊維を透過したりガラス繊維に吸収されたりすることによる、発光装置としての発光出力の低下の恐れがある。
そこで、本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、発光素子からの光が、樹脂に添加される充填剤を透過したり充填剤に吸収されたりすることによる、発光装置としての発光出力の低下を抑制した、光取り出し効率の高い発光装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、樹脂成形体を有する素子搭載部材と、前記素子搭載部材に搭載される発光素子と、を有する発光装置であって、前記樹脂成形体は、樹脂と、充填剤と、前記充填剤より高い光反射性を有する絶縁性の反射部材を有し、前記反射部材は、前記樹脂中において前記充填剤の周辺に偏在して設けられることを特徴とする発光装置が提供される。
本発明によれば、樹脂に添加される充填剤の周辺に充填剤より光反射性が高い反射部材が偏在して設けられている。これにより、発光素子からの光が充填剤を透過したり、充填剤に吸収されたりすることによる、発光装置としての発光出力の低下を抑制することができる。
本発明の実施の形態1に基づく発光装置を示す概略斜視図である。 本発明の実施の形態1に基づく発光装置のA−A断面における概略断面図及び拡大模式図である。
<実施の形態1>
(発光装置1)
図1は、実施の形態1の発光装置1を示す概略斜視図である。また、図2は、図1の発光装置1の一点破線A−Aにおける概略断面図及び拡大模式図である。
図1及び図2に示すように、発光装置1は、素子搭載部材3と、素子搭載部材3に搭載される発光素子2と、を備えている。素子搭載部材3は、導電部材4と、導電部材4に接した樹脂成形体5と、を有する。樹脂成形体5は、少なくとも充填剤8と、充填剤8より光反射性が高い絶縁性の(第1の)反射部材7が樹脂6に添加されて形成される。更に、本実施形態においては、樹脂6には、第2の反射部材9が添加される。なお、図2の拡大模式図で示すように、充填剤8は反射部材7と接着して設けられる。
より詳細には、図1及び図2に示すように、素子搭載部材3は、底面10aと、側壁10bと、を持つ凹部10を有する。発光素子2は、凹部10の底面10aに露出した導電部材4の上に載置されている。更に、凹部10内には封止部材11が充填され、封止部材11は導電部材4と、発光素子2を被覆する。なお、封止部材11には、発光素子2からの波長を変換させる蛍光物質を含有させることもできる。
本発明に係る樹脂成形体5は、樹脂6と、充填剤8と、充填剤8より光反射性が高い反射部材7を有し、反射部材7は、樹脂6中において充填剤8の周辺に偏在して設けられる。これにより、発光素子2から放出される光が充填剤8を透過したり、充填剤8に吸収されたりすることによる、発光装置としての発光出力の低下を抑制することができる。更に、図1及び図2に示すように、導電部材4を有する発光装置1においては、導電部材4に接する樹脂成形体5内に反射部材7が添加されているが、本発明に係る反射部材7は絶縁性であるため、導電部材4と反射部材7が接触しても発光装置1はショートしない。よって、反射部材7は樹脂成形体5中に望ましい充填率で設けることができ、樹脂成形体5の反射率を高めることができる。また、発光素子2の周囲に設けられる樹脂成形体5が薄い場合においても、発光素子2から放出される光が樹脂成形体5から漏れたり樹脂成形体5に吸収されたりすることを低減することができる。よって、本発明は、薄型の素子搭載部材を有する発光装置においては、特に効果的である。
本発明に係る樹脂成形体5は、樹脂6と、充填剤8と、充填剤8より光反射性が高い反射部材7を有し、反射部材7は、樹脂6中において充填剤8の周辺に偏在して設けられる。これにより、充填剤8及び反射部材7が均一に樹脂6中に設けられた樹脂成形体よりも、少ない量の反射部材7で効率よく充填剤8への光入射を防止できる。
充填剤8及び反射部材7が均一に樹脂6中に設けられた樹脂成形体を形成する場合、充填剤8への光入射を抑えるためには、多量の反射部材7を樹脂6に添加する必要がある。充填剤8や反射部材7などの材料を樹脂6に添加し過ぎると、硬化前の樹脂成形体組成物の粘度が上がり、例えば金型成形時に金型内に硬化前の樹脂成形体組成物がいきわたらず、不良品の原因となる。
本発明に係る樹脂成形体5は、上述のように、少ない量の反射部材7で効率良く充填剤8への光入射を防ぐことができる。これにより、充填剤8及び反射部材7が均一に樹脂6中に設けられた樹脂成形体よりも、硬化前の樹脂成形体組成物の粘度が上がることを抑制でき、金型成形しやすい。
以下、発光装置1に使用可能な構成部材について説明する。
(発光素子2)
発光素子2は、基板上にGaAlN、ZnS、ZnSe、SiC、GaP、GaAlAs、AlN、InN、AlInGaP、InGaN、GaN、AlInGaN等の半導体を発光層として形成させたものが用いられる。このうち紫外領域又は可視光の短波長領域(360nm〜550nm)に発光ピーク波長を有する窒化物系化合物半導体素子を用いることができる。発光出力の高い発光素子2を用いた場合でも、樹脂6中に添加されている反射部材7は、光反射性を有することから、樹脂6に発光素子2からの光が入射することに基づく樹脂6の劣化を抑制することができ、素子搭載部材3は高い耐光性を有するからである。なお、可視光の長波長領域(551nm〜780nm)に発光ピーク波長を有する発光素子も用いることができる。
発光素子2は、適宜複数個用いることができ、異なる発光色を有する発光素子2を用いることにより広い色再現範囲を有する発光装置1を提供することができる。例えば、緑色系が発光可能な発光素子2を2個、青色系及び赤色系が発光可能な発光素子2をそれぞれ1個ずつとすることができる。なお、表示装置用のフルカラー発光装置として利用するためには赤色系の発光波長が610nmから700nm、緑色系の発光波長が495nmから565nm、青色系の発光波長が430nmから490nmであることが好ましい。発光装置1において白色系の混色光を発光させる場合は、発光素子2と蛍光物質との発光波長における補色関係や、発光素子2の光出力による封止部材11の劣化等を考慮して、発光素子2の発光波長は400nm以上530nm以下が好ましく、420nm以上490nm以下がより好ましい。
(素子搭載部材3)
図1及び図2に示すように、素子搭載部材3は、導電部材4と、導電部材4と接する樹脂成形体5を有する。素子搭載部材3は、導電部材4と樹脂成形体5で構成される底面10aと樹脂成形体5で構成される側壁10bによって形成される凹部10を有する。発光素子2は凹部10に収納され、側壁10bは、発光素子2の周囲に設けられている。本発明に係る素子搭載部材3は、図1及び図2に示すものだけでなく、素子搭載部材3の一部(発光素子2からの光を反射させる反射部)が本発明に係る樹脂成形体5を備えるものであれば特に限定されない。例えば、凹部10を有しない板状の素子搭載部材3や、基板と、基板上に設けられた導電部材4と、本発明に係る樹脂成形体5を備え、発光素子の周囲を囲む枠体と、を有する素子搭載部材3でもよい。
素子搭載部材3は、凹部10の開口している側から観察して、長手方向と短手方向とを有する形態である。このとき、凹部10の側壁10bのうち、長手方向に沿って形成された側壁10bを薄くすると、凹部10の寸法を変えずに素子搭載部材の短手方向の外形寸法を小さくすることができるので、同じ発光素子2を使用して、薄型の発光装置1を提供することができる。このように薄型の発光装置1は、発光装置1の搭載面と、側壁10bを持つ凹部を有する面が略直交する、サイドビューの発光装置として用いるのに好適である。
(導電部材4)
図1及び図2に示すように、導電部材4は、素子搭載部材3の凹部10の底面10aに露出して形成される。
導電部材4において、底面10aに露出する部分は、アノード、カソードの2つが少なくとも露出し、発光素子2と電気的に接続する。なお、導電部材4はどのような形状であってもよく、例えば、板状、塊状、膜状であってもよく、波形状、凹凸を有するものであってもよい。その厚さは均一であってもよいし、部分的に厚い部分又は薄い部分があってもよい。幅は、特に限定されないが、放熱性が向上するので、より広い方が好ましい。材料は特に限定されず、電気伝導率及び熱伝導率の比較的大きな材料で形成する方が好ましい。このような材料で形成することにより、発光素子から発生する熱を効率的に逃がすことができる。例えば、200W/(m・K)程度以上の熱伝導率を有しているもの、比較的大きい機械的強度を有するもの、あるいは打ち抜きプレス加工又はエッチング加工等が容易な材料が好ましい。具体的には、銅、アルミニウム、金、銀、タングステン、鉄、ニッケル等の金属又は鉄―ニッケル合金、燐青銅等の合金等が挙げられる。また、導電部材4の表面には、搭載される発光素子からの光を効率よく取り出すためにAg等の反射メッキが施されていることが好ましい。メッキ表面の光沢度は、光取り出し効率、製造コストの面から見て、0.2〜2.0の範囲が好ましい。
(樹脂成形体5)
本発明に係る樹脂成形体5は、少なくとも、樹脂6と、樹脂6に添加される充填剤8と、充填剤8より光反射性が高い絶縁性の反射部材7と、を有し、反射部材7は充填剤8の周辺に偏在して設けられる。更に、本実施形態においては、樹脂成形体5は、第2の反射部材9を有する。
本発明において、「偏在」とは、充填剤8の周辺と充填剤8の周辺ではない箇所を比較した時、反射部材7が充填剤8の周辺の方に多く設けられることをいう。また、「周辺」については、具体的には、充填剤8の表面から20μm程度以下、好ましくは10μm程度以下を指す。
なお、本発明においては、樹脂成形体5を構成する材料を樹脂成形体組成物という。つまり、樹脂成形体組成物は、樹脂6、充填剤8、反射部材7のほか、第2の反射部材を含む、後述するその他の材料を含んでもよい。樹脂成形体5は、樹脂6と、充填剤8の周辺に反射部材7を設けた状態のものを公知の方法に従って混合する混合工程と樹脂成形工程を経て製造される。なお、混合工程では、二軸スクリュー押出機等の公知の混合装置がいずれも使用できる。樹脂成形工程では、トランスファー成形法、射出成形法、圧縮成形法、押出成形法等の公知の樹脂成形法により、成形することができる。
(樹脂6)
本発明で用いられる樹脂6は特に限定されず、液晶ポリマー、ポリフタルアミド樹脂、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等、熱可塑性樹脂を用いることができる。また、熱硬化性樹脂を用いることもできる。樹脂6中に適量の反射部材7及び/又は第2の反射部材9を含有させることにより、樹脂成形体5の反射率を高めることができる。さらに、樹脂6がやわらかい場合、適量の充填剤8、反射部材7を含有させることにより、樹脂成形体5に適当な硬さを付与することができる。例えば、発光装置製造フローにおいて、素子搭載部材を切断して個片化する工程(ダイシング工程)を経て製造される場合、適当な硬さを付与された樹脂成形体5を有する素子搭載部材は、ダイシングしやすく、比較的欠陥の少ない歩留まりの良い発光装置を提供することができるため好ましい。また、樹脂6中に添加されている反射部材7は、光反射性を有することから、樹脂6に光が入射することに基づく樹脂6の劣化を抑制することができる。特に、このように発光装置に用いられる樹脂の中でも比較的に安価であるが、耐光性の低い熱可塑性樹脂の場合、光による樹脂の劣化を抑制するという点で、本発明はより効果的である。ゆえに、上記発光装置において、樹脂6は、熱可塑性樹脂であることが好ましい。
更に、本発明の樹脂成形体組成物には、充填剤8、反射部材7及び第2の反射部材9に加えて、その好ましい特性を損なわない範囲で、従来から合成樹脂用に用いられているその他の材料が含まれてもよい。例えば、タルク、シリカ、酸化亜鉛等の無機充填剤、難燃剤、可塑剤、核剤、染料、顔料(通常の白色顔料も含む)、離型剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、熱安定剤等の1種または2種以上を配合してもよい。
(反射部材7)
絶縁性である反射部材7は充填剤8より光反射性が高く、樹脂6に添加される充填剤8の周辺に偏在して、樹脂成形体5に光反射性を付与するものである。反射部材7は、樹脂6中において少なくとも充填剤8の発光素子側に設けられることが好ましい。
反射部材7の形状については特に制限がなく、例えば粒子状でも、膜状であってもよい。充填剤8の表面の露出する部分ができるだけ少なくなるように、反射部材7は充填剤8の周辺に偏在して設けられていることが好ましい。これにより、充填剤8に所望の光反射性を付与することができる。反射部材7は、充填剤8よりも小さい方が好ましく、充填剤8の大きさの10分の1以下若しくは100分の1以下程度である。
反射部材7を構成する物質としては、絶縁性であって、充填剤8よりも高い光反射率を有するものであれば特に限定はされず、例えば酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化ニオブ、酸化イットリウムなどの金属酸化物等の金属化合物が挙げられる。他にも硫化亜鉛、硫化マグネシウムなどの金属硫化物や金属窒化物でもよく、それぞれの反射率等の性質を考慮して適宜選択できる。金属化合物は、比較的に化学的に安定であり、酸化、硫化等の化学反応による変色が起こりにくく、発光装置として高い信頼性を得ることができる。また、金属化合物の中でも金属酸化物は、比較的安価であるため、発光装置1において、反射部材7は金属酸化物であることが好ましい。
また、金属酸化物のなかでも酸化チタンは化学的に安定であり、可視光に対して高い光反射性を有する。また、酸化チタンは絶縁体であることから、樹脂成形体5を構成する樹脂6に含有させても、発光装置がショートする恐れがないため、樹脂成形体5中に望ましい充填率で含有させることができる。ゆえに、発光装置1において反射部材7は、酸化チタンであることが好ましい。なお、酸化チタンとしては、アナターゼ型、ルチル型、単斜晶型等のものいずれも使用でき、結晶形態の異なるものを2種以上併用することもできる。中でも、屈折率が高く、光安定性の良く、アナターゼ型と比べて光触媒としての活性が低いルチル型が好ましい。
反射部材7としての酸化チタンは、樹脂成形体組成物全量の10重量%〜50重量%含有することが好ましい。より好ましくは10重量%〜30重量%である。これにより、発光装置における発光出力を高く維持することができる。更に、酸化チタンの含有量が上述した範囲であれば、樹脂の流動性が良い。また、酸化チタンの形状についても特に制限はなく、粒子状、膜状、繊維状、板状(薄片状、鱗片状、雲母状等を含む)等の各種形状のものをいずれも使用でき、形状の異なるものを2種以上併用することもできる。酸化チタンの寸法は特に制限はないが、平均粒径が0.1μm〜0.3μm程度のものが好ましい。また、各種表面処理剤が施されたものを用いても良い。
また、本発明に係る樹脂成形体5は、あらかじめ充填剤8の周辺に反射部材7を設けた状態で、樹脂6に添加されて形成されることが好ましい。これにより、樹脂6中において容易に反射部材7を充填剤8の周辺に偏在させることができる。充填剤8の周辺に反射部材7を設ける方法としては、充填剤8を膜状の反射部材7で被覆する、反射部材7と充填剤8を接着する、等が挙げられる。
本発明に係る樹脂成形体5において、反射部材7は、充填剤8と接着して設けられることが好ましい。これにより、反射部材7が充填剤8に接着していない場合と比べて、充填剤8への光入射を防止しやすく、発光素子2からの光が充填剤8を透過したり、吸収されたりすることによる、発光装置としての発光出力の低下を抑制することができる。
本発明において、「接着している」とは、充填剤8と反射部材7との間の距離が実質的にないこと、具体的には充填剤8と反射部材7との距離が平均で2μm程度以下のことをいう。充填剤8と反射部材7が接着しているものの具体例としては、例えば、充填剤8と反射部材7が直接接しているものや、充填剤8と反射部材7との間に薄く設けられた、樹脂6と異なる部材(接合部材等)を介して接合されているものなどが挙げられる。
接合部材を用いる場合、充填剤8と反射部材7との間には接合部材の厚みの分だけ距離が生じるが、このような接合部材は薄い方が好ましい。これにより、充填剤8と反射部材7との間の距離が短くなるため、充填剤8及び反射部材7を樹脂6中に高い充填率で設けることができる。
また、反射部材7は樹脂6中において充填剤8と接着して設けられることで、充填剤8が樹脂6と接触する面積を減らし、充填剤8が酸化や硫化、及び光や水分を吸収すること等による劣化を防ぐことができる。
反射部材7と充填剤8を接着する方法を、以下に例示する。
(製法1)
反射部材7を水または有機溶剤中に添加し、均一に分散させた懸濁液を生成する。次に乾式撹拌装置中で、充填剤8を加熱撹拌させながら、生成した懸濁液をスプレーで吹き付け、ファンデルワールス力や凝集力で反射部材7を充填剤8の表面に接着させる。更に、充填剤8を乾式で加熱撹拌する際、高速に撹拌することで、接着強度を向上することができる。
なお、反射部材7は充填剤8と接着する場合、反射部材7は接合部材を介して充填剤8に接合してもよい。これにより、樹脂6中に充填剤8と反射部材7を添加する際、充填剤8の周辺に設けられた反射部材7が離散することを抑制できる。(製法1)においては、懸濁液の溶媒である、水または有機溶材中にエポキシ樹脂、アクリル樹脂等の接合部材を加えてもよい。
(製法2)
反射部材7と充填剤8を水、有機溶剤もしくは水及び有機溶剤の混合溶媒に添加し、均一に分散させた懸濁液を生成する。次に、この懸濁液にZn、Ca等の無機イオンを生成する硝酸亜鉛や硝酸カルシウム等の無機化合物を溶解する。更に、無機イオンの沈殿物を発生させるアンモニア水やリン酸などを加えることで、接合部材として用いる水酸化亜鉛、リン酸カルシウム等を析出させ、反射部材7を充填剤8の表面に接着させる。接合部材として用いる、この析出する無機沈殿物の化合物は、着色していない化合物から選択することが好ましい。(製法2)として用いる接合部材としては、他にもエポキシ樹脂、アクリル樹脂等が挙げられる。
少ない量で反射部材7と充填剤8を接合できる接合部材を使用することが好ましく、これにより得られる樹脂成形体5の光反射性が向上する。また、接合部材が酸化してしまうと、接合部材が変色したり、体積が増加したりすることによって、得られる樹脂成形体5の光反射率は低くなる。このため、酸化しにくい接合部材が好ましい。また、光劣化しにくい接合部材が好ましい。接合部材としては、上記の件を満たす接合部材であれば特に限定されず、有機系でも無機系の接合部材でもよい。例えば、シリコーン系の樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、水等の接合部材が挙げられる。
反射部材7と充填剤8を接着する方法は、上述したもの以外にトナーの製法(重合法、粉砕法等)、噴霧乾燥等が挙げられる。
反射部材7による充填剤8の被覆率(それぞれの充填剤8の周辺に対して、どれだけ反射部材7が接着されるか)が低すぎると、充填剤8が十分な光反射性を付与されないことが懸念されるため、被覆率は、70%以上、好ましくは80%以上、更に好ましいのは90%以上である。また、充填剤8と反射部材7との間に、接合部材や、充填剤8及び反射部材7以外の樹脂成形体組成物があってもよい。
このような被覆率の測定は、例えば、反射部材7を粘着テープ上に単位反射部材層となるように配置させ、その100倍拡大平面画像をCCDカメラで取得した画像をパソコンに取り込み、画像処理ソフトにより、所定の2値化処理(濃淡画像を2値画像に変換する処理のこと)に基づいて平均被覆率を算出することにより行うことができる(被覆率測定A法)。また、走査型電子顕微鏡で任意に選択した30個の充填剤8を拡大(例えば8000倍)し、それぞれの充填剤8について、付着している反射部材7による被覆状態を平面的にスケッチし、30個の平均被覆率を算出することにより行うこともできる(被覆率測定B法)。あるいは、もっとも低い被覆率から、それ以上に被覆されていると経験的に判断することで行うこともできる(被覆率測定C法)。また、断面SEMにより面積比で計算することもできる(被覆測定D法)。
(充填剤8)
本発明に係る充填剤8は、樹脂成形体5の機械的強度を向上させる役割を担うものが好ましい。樹脂成形体5の機械的強度を向上させるために、充填剤8はある程度、大きいものが求められる。逆に充填剤8が大きすぎると、得られる樹脂成形体5の表面に凹凸が生じ、封止部材11との密着性が不足して、剥離が生じる恐れがある。また、樹脂成形体5中に占める充填剤8の体積の総和を一定とした場合、各々の充填剤8の体積が小さい程、充填剤8の表面積の総和は大きくなる。樹脂成形体5中の充填剤8の表面積の総和が大きい程、光反射性を有する反射部材7を充填剤8の表面上に広く接着して設けることができ、得られる樹脂成形体5の光反射性をより高めることができる。これらを考慮して充填剤8の大きさは、径が0.001〜15μm、長さ1〜100μmのものが用いられる。また、充填剤8は、形状についても特に制限はなく、繊維状、針状あるいは棒状の形状等の各種形状のものをいずれも使用でき、形状の異なるものを2種以上併用することができる。なお、充填剤8は樹脂成形体組成物全量の5〜70重量%が混合されることが好ましい。また、樹脂成形体5内に設けられる充填剤8は、図2の拡大模式図にある充填剤8だけでなく、色々な向きで複数設けられている。
本発明において、充填剤8は光反射性や透光性、光吸収性のいずれを有するものでもよく、中でも、充填剤8の反射性を補うという点で、光反射性よりも光吸収性または透光性を有する方が効果的である。
充填剤8が光吸収性である場合、発光素子2からの光が、充填剤8の露出した部分(反射部材7が接着していない部分)に照射されると、その光は吸収されてしまい発光装置としての発光出力の低下が生じる。他方、充填剤8が透光性である場合、発光素子2からの光が、充填剤8の露出した部分(反射部材7が接着していない部分)に照射されると、光が充填剤8を透過してしまうが、充填剤8を透過した光が反射部材7または第2の反射部材9で反射され、樹脂成形体5からの光の漏れが防止できる可能性がある。ゆえに上記発光装置において、充填剤8は、光吸収性よりも透光性であることが好ましい。
上述のように、充填剤8は樹脂成形体5の機械的強度を向上させる役割を担うものが好ましい。樹脂成形体5の機械的強度を向上させる充填剤は、一般的に、繊維状で透光性を有するものが多い。樹脂成形体5が望ましい機械的強度を得るためには、多量の充填剤8を樹脂6に添加することが好ましい。
しかし、樹脂成形体5の機械的強度を向上させる役割を担う充填剤8が透光性である場合、多量の充填剤8を樹脂6に添加して得られる樹脂成形体5は、機械的強度は向上するが、光反射性は不足しやすい。逆に、光反射性の反射部材7や第2の反射部材9を多量に樹脂6に添加して得られる樹脂成形体5の場合、樹脂成形体5の光反射率は向上するが、機械的強度は不足しやすい。樹脂成形体5が望ましい光反射率且つ機械的強度を得るためには、樹脂成形体5の機械的強度を担う、透光性である充填剤8に光反射性を付与させることが好ましい。
本発明によると、樹脂6に添加される充填剤8に光反射性を付与するために、充填剤8よりも光反射性が高い反射部材7は、樹脂6中において充填剤8の周辺に偏在して設けられる。これにより、充填剤8に光反射性が付与され、発光素子2から放出される光が充填剤8を透過することによる、樹脂成形体5からの光の漏れを低減して、発光出力の低下を抑制すると共に、充填剤8自体の機械的強度により、樹脂成形体5の機械的強度を高めることができる。
本発明に係る充填剤8は、具体的には、ガラス繊維やチタン酸カリウム繊維、ワラストナイト、酸化亜鉛繊維、チタン酸ナトリウム繊維、ホウ酸アルミニウム繊維、ホウ酸マグネシウム繊維、酸化マグネシウム繊維、珪酸アルミニウム繊維、窒化珪素繊維、炭素繊維等の無機繊維が挙げられる。中でも、ガラス繊維、チタン酸カリウム繊維、ワラストナイトが好ましい。ガラス繊維は、無機繊維の中でも比較的安価である。また、チタン酸カリウム繊維及びワラストナイトは、比較的短いので、樹脂成形体5の表面に大きな凹凸が生じることなく、バリの発生を低減することができる。これにより、封止部材11と樹脂成形体5との密着性を向上させることができる。
チタン酸カリウム繊維としては、従来公知のものを広く使用でき、例えば、4チタン酸カリウム繊維、6チタン酸カリウム繊維、8チタン酸カリウム繊維等を使用することができる。チタン酸カリウム繊維の寸法は特に制限はないが、通常、平均繊維径0.01μm〜1μm、好ましくは0.1μm〜0.5μm、平均繊維長1μm〜50μm、好ましくは3μm〜30μmである。市販品も使用でき、例えば、ティスモ(商品名、大塚化学(株)製、平均繊維径0.2μm〜0.5μm、平均繊維長5μm〜30μm)等を使用することができる。ワラストナイトは、メタケイ酸カルシウムからなる無機繊維である。ワラストナイトの寸法も特に制限はないが、通常、平均繊維径0.1μm〜15μm、好ましくは2.0μm〜7.0μm、平均繊維長3μm〜100μm、好ましくは20μm〜50μm、平均アスペクト比3以上、好ましくは3〜50、より好ましくは5〜30である。ワラストナイトとしても市販品を好適に使用でき、例えば、バイスタルK101(商品名、大塚化学株製、平均繊維径2μm〜5μm、平均繊維長5μm〜30μm)、NyglosI−10013(商品名、Nyco社製、平均繊維径5μm〜30μm、平均繊維長5μm〜30μm)等を使用することができる。
得られる樹脂成形体の機械的強度等の特性をより一層向上させるために、チタン酸カリウム繊維及びワラストナイトに表面処理を施してもよい。表面処理は公知の方法に従い、シランカップリング剤、チタンカップリング剤等を用いて行えばよい。これらの中でも、シランカップリング剤が好ましく、アミノシランが特に好ましい。シランカップリング剤で表面処理することにより、チタン酸カリウム繊維及びワラストナイトの表面のすべりが良くなり、硬化前の樹脂成形体組成物の流動性が良くなる。これにより、金型成形時、金型内の隅々にまで硬化前の樹脂成形体組成物がいきわたる。
チタン酸カリウム繊維及び/またはワラストナイトの配合量は、通常、樹脂成形体組成物全量の5〜70重量%、好ましくは10〜70重量%(樹脂成分40〜80重量%)とするのがよい。5〜70重量%の範囲から外れると、発光装置の素子搭載部材に必要とされる各種特性を高水準で満たした樹脂成形体5が得られないおそれがある。
上述したように、本発明において、充填剤8は光反射性や透光性、光吸収性のいずれのものでもよく、より信頼性の高い樹脂成形体を提供するために、上述した充填剤8以外のものも、充填剤8として添加することが出来る。
例えば、カーボン繊維、AlN粉末、金属粒子等を充填剤8として添加した場合、得られる樹脂成形体5の熱伝導率が向上する。更に、カーボン繊維は、樹脂6より軽量であるため、樹脂成形体5を軽量化することができる。また、充填剤8は、その形状を雲母等の平板形状にすることで、樹脂成形体5の光反射性をより向上させることができる。なお、これらの充填剤8は、1種類でもよく、2種類以上用いてもよい。
(第2の反射部材9)
樹脂成形体5は、更に樹脂6に添加される絶縁性の第2の反射部材9を有することが好ましい。樹脂6中おいて、上述のように(第1の)反射部材は充填剤8の周辺に偏在して設けられる。つまり、(第1の)反射部材は充填剤8の位置に依存して配置される。これに対して、第2の反射部材は、樹脂6中において充填剤8の位置に依存せず配置される。例えば、樹脂成形体5中に均一に設けられていてもよいし、樹脂6中において樹脂成形体5の表面に偏って設けられていてもよい。また、第2の反射部材は上述の(第1の)反射部材の材料を用いることもできるが、異なっていてもよく、絶縁性であれば特に限定されない。これにより、導電部材4と第2の反射部材9が接触しても発光装置1はショートしないため、第2の反射部材9は樹脂成形体5中に望ましい充填率で設けることができる。本発明に係る樹脂成形体5に、上述のような第2の反射部材を有することで、より望ましい光反射性を樹脂成形体5に付与することができる。
(凹部10、底面10a、側壁10b)
本発明によると、素子搭載部材3を形成する樹脂成形体5に添加される充填剤8の周辺には、充填剤8よりも光反射性の高い絶縁性の反射部材7が偏在して設けられる。これにより、樹脂成形体5の厚さにかかわらず、光が樹脂成形体5を透過することを抑制できる。したがって、樹脂成形体5が薄い場合においても、光が樹脂成形体を透過することを抑制した素子搭載部材3を提供することができる。現状、発光装置の小型化の要望は高まり、それに伴い素子搭載部材の薄型化が進んでいる。そのため、発光素子2の周囲に設ける樹脂成形体5が薄くても、高い光反射率が求められる。具体的には、発光素子2の周囲を囲む、本発明に係る樹脂成形体5で構成される素子搭載部材の一部の厚さが、100μm以下、好ましくは、50μm以下の部分を有する薄型の素子搭載部材においては、特に効果的である。
図1及び図2に示すように、素子搭載部材3の一面は、導電部材4と樹脂成形体5で構成される底面10aと樹脂成形体5で構成される側壁10bによって形成される凹部10を有し、発光素子2は凹部10に収納され、側壁10bは、発光素子2の周囲に設けられ、発光素子2から出射される光の反射面をなす。側壁は、凹部10の底面10a側から開口側に向かって、底面10aに対して所定角度で傾斜して拡開するよう形成される。これにより、発光素子2から側方へ出射する光は、側壁にて開口側へ反射されて素子搭載部材の開口から取り出される。
そして、上述のように、発光素子2の周囲を囲む、本発明に係る樹脂成形体5を有する側壁10bの厚さが、厚さが、100μm以下、好ましくは、50μm以下の部分を有する薄型の素子搭載部材においては、特に効果的である
また、ここで図示されていないが、基板と、基板上に設けられた導電部材4と、本発明に係る樹脂成形体5を備え、発光素子2の周囲を囲む枠体と、を有する素子搭載部であってもよい。この形態においては、枠体の厚さがが100μm以下、好ましくは、50μm以下の部分を有する薄型の素子搭載部材においては、特に効果的である。
(封止部材11)
図1及び図2に示すように、発光装置1は、素子搭載部材3の一面に凹部10が形成され、凹部10に収容される発光素子2と、導電部材4と、を封止する封止部材11とを備えてもよい。なお、封止部材11の材料は任意であり、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂等の透光性樹脂を用いてもよいし、ガラス等の無機材料を用いることも可能である。
封止部材11に蛍光物質が添加される場合、発光素子2からの光を吸収し異なる波長の光に波長変換するものであればよい。例えば、アルミニウムガーネット系蛍光体、Eu、Ce等のランタノイド系元素で主に賦活される窒化物系蛍光体・酸窒化物系蛍光体・サイアロン系蛍光体、Eu等のランタノイド系、Mn等の遷移金属系の元素により主に付活されるアルカリ土類ハロゲンアパタイト蛍光体、アルカリ土類金属ホウ酸ハロゲン蛍光体、アルカリ土類金属アルミン酸塩蛍光体、アルカリ土類ケイ酸塩、アルカリ土類硫化物、アルカリ土類チオガレート、アルカリ土類窒化ケイ素、ゲルマン酸塩、又は、Ce等のランタノイド系元素で主に付活される希土類アルミン酸塩、希土類ケイ酸塩又はEu等のランタノイド系元素で主に賦活される有機及び有機錯体等から選ばれる少なくともいずれか1以上であることが好ましい。
本発明に係る発光装置は、照明器具、ディスプレイ、携帯電話のバックライト、動画照明補助光源、その他の一般的民生用光源などに利用することができる。
1…発光装置
2…発光素子
3…素子搭載部材
4…導電部材
5…樹脂成形体
6…樹脂
7…反射部材
8…充填剤
9…第2の反射部材
10…凹部
10a…底面
10b…側壁
11…封止部材

Claims (9)

  1. 樹脂成形体を有する素子搭載部材と、
    前記素子搭載部材に搭載される発光素子と、を有する発光装置であって、
    前記樹脂成形体は、樹脂と、充填剤と、前記充填剤より高い光反射性を有する絶縁性の反射部材を有し、
    前記反射部材は、前記樹脂中において前記充填剤の周辺に偏在して設けられ、
    前記充填剤は、透光性を有し、
    前記充填剤は、径が0.1〜15μm、長さが〜100μm、アスペクト比が3〜50であり、
    前記反射部材は、前記充填剤の大きさの10分の1以下であり、かつ、平均粒径が0.1μm以上であり、
    前記反射部材は、前記充填剤に接着して設けられることを特徴とする発光装置。
  2. 前記反射部材は、金属酸化物である請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記反射部材は、酸化チタンである請求項1又は請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記充填剤は、ガラス繊維である請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の発光装置。
  5. 前記充填剤は、チタン酸カリウム繊維及び/またはワラストナイトである請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の発光装置。
  6. 前記樹脂は、熱可塑性樹脂である請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の発光装置。
  7. 前記樹脂成形体は、更に前記樹脂に添加される絶縁性の第2の反射部材を有する請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の発光装置。
  8. 前記素子搭載部材は、導電部材と、前記導電部材と接する前記樹脂成形体と、を有し、
    前記素子搭載部剤は、前記導電部材と前記樹脂成形体とで構成される底面と、樹脂成形体で構成される側壁と、によって形成される凹部を有し、
    前記発光素子は前記導電部材の上に載置されており、
    前記側壁は、前記発光素子の周囲に設けられ、前記側壁の厚さが、100μm以下の部分を有する請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の発光装置。
  9. 前記樹脂成形体は、前記充填剤の周辺に前記反射部材を設けた状態で、前記樹脂に添加されて形成される請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の発光装置。
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