JP6461909B2 - 放射線所見のコンテキスト駆動型概要ビュー - Google Patents

放射線所見のコンテキスト駆動型概要ビュー Download PDF

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Description

[0001] 放射線医は、最適な方法で患者を診断して治療するためにますます多くの画像を扱うことを要求されている。例えば癌患者等の患者は、しばしば多数の撮像検査を受け、同一の解剖学的領域に関する多くの考察を自身の医療記録内に蓄積する。新たな考察が読まれる必要がある度に、その考察が何故行われたのか、及びその患者がどのような過去の所見を有するのかを理解するために、放射線医は現在のオーダを開く。しかし、画像オーダは所見に関する限られた情報しか含まないため、放射線医は、患者の所見の状態をより良く理解するために最も関連性が高い過去の考察の結果を開く必要がある。しかし、その過去の報告も関係する全ての所見に関する十分な情報は含まず、患者の所見履歴について不完全な概要を与える場合がある。従って放射線医は、患者の病歴の全体像を得るために複数の過去の報告及び/又は画像を開き、関係する所見間の結び付きを頭の中で構築する必要が往々にしてある。この過程は困難であり、時間がかかる。更に現在は所見の一貫性及び存続期間を保証する品質保証ツールがなく、そのため過去に識別された一部の所見が見逃される可能性がある。所見が所望の通りにフォローアップされない場合、患者の結果に潜在的な悪影響があり得る。
[0002] 本発明の一つの態様は、医学的所見のコンテキスト駆動型概要ビューを生成するための方法であって、
解析される少なくとも1つの画像を含む現在の考察を取得するステップと、現在の考察から現在のコンテキスト情報を抽出し、現在のコンテキスト情報をデータベース内に記憶するステップと、現在のコンテキスト情報を過去の考察に由来する過去のコンテキスト情報と照合して1組の過去の関連考察を返すステップとを含む、方法である。
[0003] 本発明の更なる態様は、医学的所見のコンテキスト駆動型概要ビューを生成するためのシステムであって、解析される少なくとも1つの画像を含む現在の考察を取得し、現在の考察から現在のコンテキスト情報を抽出し、前記現在のコンテキスト情報を過去の考察に由来する過去のコンテキスト情報と照合して1組の過去の関連考察を返すプロセッサと、現在の及び過去のコンテキスト情報をデータベース内に記憶するメモリとを含む、システムである。
[0004] 本発明の他の更なる態様は、実行可能プログラムが記憶された非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、プログラムが、解析される少なくとも1つの画像を含む現在の考察を取得するステップと、現在の考察から現在のコンテキスト情報を抽出し、現在のコンテキスト情報をデータベース内に記憶するステップと、現在のコンテキスト情報を過去の考察に由来する過去のコンテキスト情報と照合して1組の過去の関連考察を返すステップとを実行するようにプロセッサに命令する、非一時的コンピュータ可読記憶媒体である。
[0005] 第1の例示的実施形態によるシステムの概略図を示す。 [0006] 図1のシステムの別の概略図を示す。 [0007] 第1の例示的実施形態による方法の流れ図を示す。 [0008] 図3の方法に従って表示される概要ビューの一例示的スクリーンショットを示す。 [0009] 図4の概要ビューの別の例示的スクリーンショットを示す。 [0010] 図3の方法に従って表示される主要画像の一例示的スクリーンショットを示す。 [0011] 図3の方法に従って表示される概要ビューの代わりの一例示的スクリーンショットを示す。 [0012] 第2の例示的実施形態によるシステム及び方法の概略図を示す。 [0013] 図8の方法による流れ図を示す。 [0014] 第3の例示的実施形態によるシステムの概略図を示す。 [0015] 第3の例示的実施形態による方法の流れ図を示す。
[0016] 以下の説明、及び同様の要素が同じ参照番号で参照される添付図面に関して例示的実施形態が更に理解され得る。例示的実施形態は、医療画像を精査するためのシステム及び方法に関する。具体的には、例示的実施形態は、現在の画像考察の結果報告を支援するために現在の画像考察のコンテキストを抽出することについて記載する。現在の画像考察のコンテキストは、過去の考察のコンテキスト駆動型の概要を生成し、現在の考察に対応する関連テンプレート/マクロを提案し、且つ/又は最終報告内で報告されるべき全ての関連所見を識別するために使用され得る。例示的実施形態は、特に放射線科内で癌患者の画像を読み取ることに関して説明されているが、本開示のシステム及び方法は、様々な医療部門の何れかに含まれる多岐にわたる疾患又は状態の何れかを有する患者に使用され得ることを当業者なら理解されよう。
[0017] 図1及び図2に示されているように、本開示の一例示的実施形態によるシステム100は、過去の関連考察のコンテキスト駆動型概要ビューを生成する。システム100は、プロセッサ102、ユーザインターフェイス104、ディスプレイ106、及びメモリ108を含む。プロセッサ102は、コンテキスト抽出モジュール110を使用して現在の考察120のコンテキスト情報を抽出することにより、解析される少なくとも1つの画像を含む現在の考察120の概要ビューを生成する。コンテキスト抽出モジュール110は、現在の考察120のオーダから、患者の臨床的徴候に関するコンテキスト情報も抽出することができる。コンテキスト情報は、例えば理学療法(例えばMRI、マンモグラム)及び/又は現在の考察120の画像内でイメージ化される身体部分(例えば乳房、頭部)等のデータを含み得る。放射線医が診断を下す(即ち現在の考察がまだ報告されていない)とき、コンテキスト抽出モジュール110は、現在の考察の画像検査オーダから患者の臨床的徴候を含むコンテキスト情報も抽出することができる。このコンテキスト情報は、患者の現在の及び/又は過去の考察の所見(例えば腫瘍)に関する情報も記憶するメモリ108のデータベース118内に記憶される。データベース118は、例えば所見に関する注釈(即ち画像上のマークアップ)も記憶することができる。プロセッサ102は、利用者によって新たな注釈が画像上に作成される度に情報を捕捉してデータベース118に記憶する捕捉モジュール112と、現在の考察及び/又は過去の報告からテキストデータを抽出する自然言語処理(NLP)モジュール122とを更に含む。
[0018] プロセッサ102は、現在の考察120の画像から抽出されるコンテキストを過去の全考察と照合し、過去のどの考察が現在の考察120に関係するのかを判定するコンテキスト照合モジュール114も含む。一例では、現在の及び/又は過去の考察情報が概要ビュー内でディスプレイ106上に表示され得る。概要ビューは、例えば所見のそれぞれに関する観察情報及び/又は所見のそれぞれに関する画像上の注釈を示すことができる。概要ビューが表示されると、プロセッサ102のナビゲーション/視覚化モジュール116は、表示された観察情報及び/又は注釈を利用者が選択し、被選択所見の更なる詳細を表示することを許可する。別の例では、過去の関連考察がフィルタリングされて、報告の一貫性及び存続期間を保つために現在の考察の報告に含められるべき1組の最低限の所見を表示することもできる。別の例示的実施形態では、コンテキスト照合モジュール114が現在の/過去の考察のコンテキスト情報を、利用者が使用するために入手可能なテンプレート及び/又はマクロのコンテキスト情報と比較し、1組の関連テンプレート/マクロを返すこともできる。従って、利用者は容易にテンプレート/マクロを選択して報告時間を短縮することができる。利用者による選択が、例えばキーボード、マウス、及び/又はディスプレイ106上のタッチディスプレイ等の入力装置を含み得るユーザインターフェイス104によって行われ得る。
[0019] 図3は、概要ビューが生成される方法200を示す。ステップ210で、システム100が現在の考察120内で解析される画像を取得する。画像は、例えば放射線医学情報システム(RIS:Radiology Information System)内の画像保管通信システム(PACS:Picture Archiving and Communications System)内に記憶され、閲覧され得る。ステップ220で、コンテキスト抽出モジュール110が、現在の考察内で解析される画像からコンテキスト情報を抽出する。上記のようにコンテキスト情報は、例えば理学療法及び/又は身体部分を含み得る。例えばRIS/PACSシステム上に記憶される画像は、理学療法及び身体部分に関する情報を含むヘッダを含むDICOM(医用におけるデジタル画像と通信:Digital Imaging and Communications in Medicine)ファイル形式で記憶され、閲覧される。解析される画像がまだ報告されていない現在の考察について放射線医又は他の利用者が診断を下す場合、コンテキスト情報は現在の考察の画像オーダに由来する患者の臨床的徴候も含み得る。次いでステップ230で、抽出されたコンテキスト情報がデータベース118内に記憶される。データベース118は、過去に抽出され、記憶されている可能性がある過去の考察の画像のコンテキスト情報も含む。
[0020] ステップ240で、所見関連情報を識別してデータベース118内に記憶するために、過去の考察の画像が捕捉モジュール112によって解析される。癌患者の場合、所見は画像内で識別される腫瘍又は塊を含み得る。観察情報は、例えばその塊の説明及び/又は腫瘍の生検の結果を含み得る。観察情報及び所見のそれぞれに対する注釈が画像上に作成され得る。新たな所見が作成される度に、観察情報及び注釈を含む所見関連情報がデータベース118内に記憶される。各所見は、関連する複数の観察情報を有し得る。例えば、所見は患者の左乳房上の第1の塊であり得る。放射線医は、例えば悪性若しくは良性としての塊の指摘、及び/又は塊の説明等、第1の塊に関する1つ又は複数の観察情報を入力することができる。各観察情報は、関連する画像上に1つ又は複数の注釈を有し得る。放射線医は、新たな所見及び観察情報が作成されるように、注釈が新たな所見(例えば第2の塊)に対するものであることを示すこともできる。或いは放射線医は、注釈が既存の所見に対する新たな観察情報に関連することを示しても良い。過去の報告/考察に由来する所見が素早く抽出され得るように、例えばMEDLEE等の自然言語処理(NLP)モジュール122を使用して過去の報告を処理することにより、過去の所見関連情報も記憶され得る。NLPモジュールは、単独では所見のテキスト情報しか提供せず、画像の注釈は示さない。従って、過去の考察からテキストデータ及び画像データの両方を抽出するために、NLPモジュール122が上記の捕捉モジュール112と組み合わせられ得る。現在の考察の所見関連情報も同様に生成され、データベース118内に記憶される。所見関連情報がデータベース内に記憶され、必要なときに後で呼び戻され得るように各考察が行われ、精査されると、各考察の所見関連情報が作成され、データベース118内に記憶され得ることを当業者なら理解されよう。
[0021] ステップ250で、コンテキスト照合モジュール114が、現在の考察120のコンテキスト情報を過去の考察のコンテキスト情報と比較し、1組の合致する過去の考察を返す。コンテキスト照合は、様々な照合技法の1つを使用して実現され得る。第1の例では、コンテキスト照合モジュール114が規則に基づく手法を使用することができ、かかる手法では、コンテキスト照合モジュール114が考察をまず照合し、理学療法及び身体部分が対応するかどうかを判定する。第2に、コンテキスト照合モジュール114が、現在の考察及び過去の考察のプロトコル情報を抽出して比較する。プロトコル情報は、例えばコントラストが適用されたかどうか、考察がラテラルかバイラテラルか、左か右か、考察がMR画像を含む場合は取得の種類(即ち2D/3D)及び/又はT1/T2等の情報を含み得る。第3に、システム100は、DICOMから患者の位置や向き等の情報を抽出し、それが過去の考察内の患者の位置/向きに合致するかどうかを判定することができる。
[0022] 第2の例では、コンテキスト照合モジュール114がオントロジに基づく手法を使用することができ、かかる手法では、現在の考察のコンテキスト情報が過去の考察のコンテキスト情報に合致するかどうかを判定するために、包括的なオントロジが使用される。オントロジは、解剖学的構造及び理学療法に関係する情報を含み得る。例えば、解剖学的構造は「頭部及び頸部」や「腹部及び骨盤」等の身体領域を含むことができ、その下で各領域に属する特定の臓器が列挙され得る。例えば、腎臓及び肝臓は「腹部及び骨盤」領域下に含まれる。オントロジによる手法を使用し、コンテキスト照合モジュール114は、臓器が互いに合致する場合に過去の考察が現在の考察に合致すると判定することができる。例えば、現在の考察のコンテキストが腎臓である場合、腎臓、左腎、及び/又は右腎を含むコンテキスト情報を有する過去の任意の考察が関連するとして返される。
[0023] 第3の例では、コンテキスト照合モジュール114がデータ駆動型の手法を使用することができ、かかる手法では、適切なコンテキストが過去のデータによって決定される。コンテキスト抽出モジュール110及びデータベース118に関して上記で説明されたように、利用者がナビゲーション/視覚化モジュール116内でコンテキストを選択し又は変更する度に、それらの変更が記憶され、データベース118内に記録される。例えば、脳転移を伴う肺癌を有する患者では、現在のコンテキストは脳であり得る。しかし、肺に関係する過去の考察も関係することになる。従って、放射線医は画像を解析する際、それらの他の関連考察を選択することができる。システム100が十分なデータを蓄積すると、コンテキスト照合モジュール114が例えばk近傍法や相互情報量等のデータマイニングアルゴリズムを自動で実行して関連考察を決定できるように、システム100はそれらの選択をデータベース118内に記憶する。現在のコンテキストを所与として、これらのアルゴリズムはどのコンテキストが最も関連性が高いかを判定することができる。
[0024] 第4の例では、コンテキスト照合モジュール114がハイブリッド手法を使用することができ、かかる手法では、上記の手法のどれが組み合わせられても良い。例えば、コンテキスト照合モジュール114は、理学療法や身体部分等のコンテキストの照合に加えて概念間の意味関係が考慮されるように、規則に基づく手法をオントロジに基づく手法と組み合わせることができる。4つの具体的手法が上記で説明されたが、コンテキスト照合モジュール114が現在の考察120のコンテキスト情報を過去の考察のコンテキスト情報と照合できる限り、コンテキスト照合モジュール114は様々な照合技法のどれを利用しても良いことを当業者なら理解されよう。
[0025] コンテキスト照合モジュール114が1組の合致する過去の考察を返すと、ナビゲーション/視覚化モジュール116が、返された1組の合致する過去の考察の概要ビューを生成し、ステップ260でその概要ビューをディスプレイ106上に表示する。図4に示されているように、概要ビューは、例えば関係する過去の考察のそれぞれについて所見及び相互関係がある観察情報を表示することができる。図4に示されている例示的事例では、患者が左乳房内の所見をもたらしたマンモグラムを2009年に受けている。2010年に、コントラストありで及びなしでMRIが行われ、この特定の所見について2つの観察情報がもたらされた。2列目及び3列目に示されているように、2つの追加の所見もこのとき発見された。図4に示されているように、現在のコンテキストはマンモグラム及びMRIを含む理学療法を示すように設定されており、図5に示されているように身体部分は「乳房」に設定されている。概要ビューは、コンテキスト依存型の患者の所見の簡単な概説を与え、利用者が過去の複数の報告を読み通す必要なしに、直近の及び/又は最も重要な過去の関連考察を見ることを可能にする。概要ビューは、所見の経過を利用者が視覚化することも可能にする。例えば、利用者は過去2年間で何個の新たな所見が識別されたかを容易に突き止めることができ、このことは特定の癌がどの程度速く転移しているのかの目安を与える。
[0026] ステップ270で、利用者がユーザ選択をユーザインターフェイス104によって入力することができる。ユーザインターフェイス104により、利用者は例えば概要ビュー内に表示される過去の考察をフィルタし、又は現在のコンテキストに対する所望の任意の変更を指示することができる。例えば利用者は、現在のコンテキストを広げ又は狭め(例えばMRIだけを含むように現在のコンテキストを狭め)、概要ビュー内で表示する過去の考察の数を指示し、又は表示される全ての過去の考察がその間に収まる所望の期間を指示することができる。他のフィルタは、例えば塊、対称性、及び増大を含み得る病変の種類を含むことができる。利用者は過去の考察を自由に閲覧し、その考察に関するより詳細な情報を得ることができる。例えば利用者は、1回のマウスクリックで或る観察情報を選択し、その特定の考察に対応する報告を開くことができる。或る観察情報の上にマウスを重ねることにより、図6に示すようなその考察に関する対応する主要画像を自動で表示することができる。それらの主要画像の1つをダブルクリックすることにより、利用者がそれらの主要画像を元の大きさ及び/又は解像度で見ることができるように、主要画像ウィンドウを自動で開くことができる。
[0027] 図7に示す代替的実施形態では、過去の関連考察の観察情報を表示するのではなく、概要ビューが過去の関連考察のそれぞれに関連する画像を表示することができる。画像はその注釈と共に表示されても良く、それにより画像又は注釈を選択することで被選択画像と相互関係がある報告及び/又は観察情報が開かれる。所望の表示(例えば観察情報や画像)がユーザ選択として利用者によって指示され得ることを当業者なら理解されよう。利用者は、例えば所見のそれぞれに関連する観察情報が図4に示されているように縦方向に表示されるべきか、図7に示されているように横方向に表示されるべきか等、他の選択を指示することもできる。具体的に記載されていないが、概要ビューを表示するための他の様々なユーザ選択もあり得ることを当業者なら理解されよう。
[0028] 図8に示されている別の例示的実施形態によれば、方法300に関して以下で更に詳細に説明されるように、現在の考察の報告に含められる必要がある1組の最低限の過去の関連所見を決定することにより、システム100が品質保証目的で利用され得る。現在の考察の報告作成環境を開くと、コンテキスト抽出モジュール110が現在の考察からコンテキスト情報を抽出し、例えば過去の所見決定モジュールによって過去の関連所見を決定し、過去の所見決定モジュールは、過去の所見情報を識別し、構造化された報告システムが利用されているデータベース118に記憶するための捕捉モジュール112と、過去の考察のテキスト報告から(例えば非構造化報告システムから)所見情報を抽出するためのNLPモジュール122と、現在のコンテキスト情報を過去のコンテキスト情報と比較して、現在の考察内で報告される必要がある1組の最低限の所見を識別するためのコンテキスト照合モジュール114とを含み得る。1組の最低限の所見が識別されると、プロセッサ102は、現在の考察の報告内でマクロが再利用され得るように、過去の関連所見によって使用されたマクロを決定することもできる。
[0029] 図9に示されているように、直近の過去の関連考察から1組の最低限の所見を識別するための方法300は、上記の方法200とほぼ同様であり得る。具体的には、ステップ310〜340は、方法200のステップ210〜240とほぼ同様である。ステップ310で、システム100が解析される現在の考察の画像を取得し、ステップ320で、コンテキスト抽出モジュール110を用いて現在の考察からコンテキスト情報を抽出する。現在の考察のコンテキストは、方法200に関して説明されたコンテキスト抽出とほぼ同様の方法で抽出され得る。ステップ330で、このコンテキスト情報がデータベース118内に記憶される。ステップ340で、ステップ240に関して上記で説明されたように、過去の考察の所見関連情報が識別され、データベース118内に記憶される。構造化された報告環境がない場合、過去の考察の完全な報告がデータベース118内に記憶され得る。或いはこの情報は、標準のPACS形式で記憶されても良い。
[0030] ステップ350で、NLPモジュール122が、過去の考察のフリーテキスト放射線報告の印象セクションから1組の所見を抽出することができる。例えば過去の報告が、「T2強調画像上で脳に対して僅かに高信号であり、おそらく均一なコントラスト強調によりT1強調ポストコントラスト画像上では明るい、左内耳道の小孔内に隆起する直径16x11mmの塊が左小脳橋角槽にある」と述べる場合、NLPモジュール122は性状直径が16x11mmに設定された状態で「左小脳橋内の塊」の所見があると判定する。NLPモジュール122は、ステップ340で取得される過去の報告と共に使用され得る。
[0031] ステップ360で、方法200のステップ250に関してほぼ上記で説明されたように、照合モジュール114が現在の考察のコンテキストを過去の考察のコンテキストと比較し、現在の考察の報告に含められる必要がある1組の最低限の所見を返す。コンテキスト照合は上記の手法のどれを使用して行われても良い。例えば、照合モジュール114は、規則に基づく手法、オントロジに基づく手法、データ駆動型の手法、又は様々な照合プロセスの任意の組合せを利用するハイブリッド手法のどれを利用しても良い。ステップ370で、プロセッサ102が現在の考察の報告に含められるべき1組の最低限の所見を返す。ナビゲーション/視覚化モジュール116が、例えばグラフィカルユーザインターフェイスによって1組の最低限の所見をディスプレイ上に表示することができ、グラフィカルユーザインターフェイスは、最低限の組の中で返される所見を利用者がフィルタし且つ/又は指定することも可能にする。初期状態は、直近の過去の関連考察の所見を含めるように設定され得る。例えば現在の考察が肝臓の考察である場合、1組の最低限の所見は直近の肝臓の考察に基づく。この初期設定は、表示されるグラフィカルユーザインターフェイスを使用して利用者によって容易に変更され得る。例えば、所見に臨床的有意性スコアが割り当てられている場合、利用者は臨床的有意性スコアが最低3の過去の所見だけを報告したい場合がある。別の実施形態では、返される過去の関連所見を表示することに加えて、又はその代わりに、ステップ370で関連性があると見なされた過去の全ての所見を含めることなしに現在の報告が保存されたことを利用者に警告するためにアラートが表示されても良い。
[0032] 過去の関連考察が識別されると、過去の考察に由来するマクロ(例えば既定のマクロ名によって報告内に挿入され得る既定のテキスト)又はテキストの断片が現在の考察に利用され得る。ステップ380で、利用者が閲覧して使用するために、1組の最低限の所見に関連するマクロ/文がディスプレイ106上に所望の通りに列挙される。マクロ/テキストを再利用することは報告間の一貫性をもたらし、所見の存続期間を保つ。過去のマクロが再利用される場合、プロセッサ102は、過去の所見に基づき現在の考察内の所見の関連フィールド(例えば所見の形状)に自動でデータ投入することができる。過去の関連考察内で使用されたマクロはデータベース118内に記憶される。フリーテキスト報告環境内で、所見を含むテキストがマクロとして使用される。
[0033] マクロは、放射線報告内でディクテーションシステムを使用する場合に特に有用であり得る。放射線医は、マクロ及びテンプレート(既定の文書構造)を使用して観察情報を素早く且つ効率的に報告する。ディクテーション中、利用者は音声コマンドを声に出し、プロセッサ102が既定の文書構造又はテキストを報告内に挿入できるように、そのコマンドがテンプレート及びマクロの定義に照合される。例えば利用者が報告を書くとき、その利用者は、処置、臨床情報、比較、所見、及び印象という5つのセクションを含めることができる。北米放射線医学学会(RSNA:Radiological Society of North America)は、理学療法、解剖学的構造、及び調査中の臨床的問題に従って情報が各セクション内で報告されることを推奨する。例えば、胸部x線考察のテンプレートは以下の通りとすることができる。
処置
臨床情報

発熱
息切れ
術前検査
比較
所見
心臓


印象
通常
急性疾患なし
マクロを使用する場合、利用者はマクロの内容及び名前を定義する。内容はテキスト片であり、名前は内容を報告に挿入するための音声コマンドである。例えば、胆嚢壁石灰化について説明するマクロは、「胆嚢壁石灰化があり、胆嚢癌が進行するリスクの増加に関連する磁器様胆嚢と一致する」であり得る。このマクロに関連する名前は「磁器様胆嚢」とすることができ、利用者が「磁器様胆嚢」と言えばプロセッサ102が上記で定められたテキストを報告内に自動で挿入する。
[0034] 図10及び図11に示されている別の例示的実施形態によれば、方法400は、利用者がシステム100を使用して現在の考察に利用し得る関連テンプレート/マクロの一覧を生成する。図10に示されているように、(例えば理学療法や身体部分等の情報を抽出するために)現在の考察からコンテキスト情報を抽出し、(例えば前兆や症状等の臨床情報を抽出するために)現在の考察に関する画像オーダを抽出し、(例えば患者の推薦(recommendation)を抽出するために)過去の報告を抽出するために、コンテキスト抽出モジュール110及びNLPモジュール122が利用される。次いで、抽出された情報がコンテキスト照合モジュール114によって照合され、関連テンプレート及び/又はマクロが提案され得る。メモリ108が、使用可能なテンプレート及びマクロをデータベース118内に更に含み得る。各テンプレートは名前を有し、所見が挿入される1組のセクションを定める。各マクロは名前を有し、報告に挿入するためのテキスト片を定める。
[0035] 図11に示されているステップ410で、NLPモジュール122が、各報告テンプレート/マクロの物語内容からコンテキスト情報を抽出する。例えば、システム100が各テンプレート/マクロに属性一覧を関連付けるように、テンプレート/マクロから解剖学及び診断用語が抽出され得る。テンプレート/マクロが後で呼び戻され得るように、これらの属性はメモリ108内に記憶される。ステップ420で、現在の考察及び/又は過去の関連考察からコンテキスト情報が抽出される。コンテキスト情報は、方法200のステップ220及び方法300のステップ320内でほぼ上記で説明されている通りに抽出され得る。例えば考察が身体部分及び理学療法を含む場合、コンテキスト抽出モジュール110はDICOM属性を抽出することができる。NLPモジュール122は、画像オーダの検査理由セクションから患者の前兆及び症状、並びに/又は各報告において報告される日付、各報告内で使用されるプロトコル/理学療法(例えばMRI、超音波)、フォローアップ検査のプロトコル/理学療法及び日付(例えばMRI 6カ月)、及び各報告内の画像の所見(例えば肝臓の塊)を含む過去の関連報告から患者の推薦を更に抽出することができる。過去の関連報告は、方法200及び300に関して上記で説明されたように、例えば現在の考察と過去の考察との間のコンテキスト照合によって識別され得る。
[0036] ステップ430で、コンテキスト照合モジュール114が、ステップ410で得られたテンプレート/マクロのコンテキスト情報を、ステップ420で得られた現在の及び/又は過去の関連考察のコンテキスト情報と比較し、1組の関連テンプレート/マクロを生成する。方法200に関して上記で説明されたように、プロセッサ102は規則に基づく手法、オントロジ、及びデータ駆動型の(例えば統計的)手法の任意の組合せを使用することができる。例えばプロセッサ102は、現在の/過去の考察に由来するコンテキスト情報(例えば臨床的前兆、解剖学的構造、及びプロトコルに関係する語)を、テンプレート/マクロの定義からのコンテキスト情報と照合することができる。システム100は、照合の際に用語の同義語及び頭字語も使用することができる。例えば「MRI」は、「MR」及び「磁気共鳴映像法」の両方と等価である。オントロジに基づく推論を使用し、プロセッサ102は、例えば腹部のCT考察を胃、結腸、肝臓、脾臓、膵臓、腎臓、膀胱等に関係するテンプレート/マクロと照合する。別の例では、検査オーダが「フォローアップ」を含む場合、プロセッサ102は、例えばNLPモジュール122を使用してフォローアップを、フォローアップに関係するテンプレート/マクロと照合することができる。プロセッサ102は、現在の考察の日付及び/又はプロトコルを、過去の報告に由来する患者の推薦情報と比較することもできる。合致が認められる場合、同じ所見を有する関連テンプレート/マクロが他のテンプレート/マクロよりも高くランク付けされ得る。
[0037] ステップ440で、ナビゲーション/視覚化モジュール116が、関連テンプレート/マクロをディスプレイ106上で利用者に表示する。或る例示的実施形態では、関連テンプレート/マクロだけが表示される。別の例示的実施形態では、例えば最も関連性が高いテンプレート/マクロが一覧の最上部に表示された状態で、関連性順にテンプレート/マクロが列挙される。更に別の例示的実施形態では、最も関連性が高いテンプレート/マクロが強調表示された状態で、使用可能なテンプレート/マクロの一覧が例えばアルファベット順で表示されても良い。利用者は、テンプレート/マクロを表示するための自身の選択をユーザインターフェイス104によって指示できることを当業者なら理解されよう。
[0038] 特許請求の範囲は、PCT規則6.2(b)に従って参照符号/番号を含み得ることを指摘しておく。但し、本発明の特許請求の範囲は、参照符号/番号に対応する例示的実施形態に限定されると解釈されるべきではない。
[0039] 上記の例示的実施形態は、別個のソフトウェアモジュールとして、ハードウェアとソフトウェアとの組合せとして等を含む、任意の数の方法で実装され得ることを当業者なら理解されよう。例えば、コンテキスト抽出モジュール110、捕捉モジュール112、コンテキスト照合モジュール114、NLPモジュール122、及びナビゲーション/視覚化モジュール116は、コンパイル時にプロセッサ上で実行され得る命令行を含むプログラムであり得る。
[0040] 本開示の趣旨又は範囲から逸脱することなしに、開示された例示的実施形態、方法、及び代替形態に様々な修正が加えられても良いことが当業者に明らかになる。従って、添付の特許請求の範囲及びその均等物の範囲に含まれるという条件で、本開示は修正形態及び改変形態を対象として含むことが意図される。

Claims (11)

  1. 患者の現在の医学的報告に関連するマクロを提案するためのシステムであって、プロセッサを含む当該システムの作動方法であって、
    解析される少なくとも1つの画像を含む前記患者の前記現在の医学的報告を取得するステップと、
    前記現在の医学的報告から現在のコンテキスト情報を抽出し、前記現在のコンテキスト情報を、メモリが含むデータベース内に記憶するステップと、
    前記現在のコンテキスト情報を過去の報告に由来する過去のコンテキスト情報と照合して、前記現在のコンテキスト情報に一致する前記過去のコンテキスト情報を有する前記過去の報告、及び、関連する前記過去のコンテキスト情報を有する前記過去の報告を、前記患者の1組の過去の関連報告として返すステップと、
    入手可能なマクロから、マクロのコンテキスト情報を抽出するステップと、
    前記マクロのコンテキスト情報を前記過去の関連報告の前記コンテキスト情報と照合して関連するマクロの一覧を生成するステップであって、前記マクロのコンテキスト情報を前記過去の関連報告の前記コンテキスト情報と照合することが、オントロジによる手法を含むステップと、
    ユーザ選択に応じて、前記患者の前記現在の医学的報告で一覧が生成されたマクロを使用するステップと
    を前記プロセッサにより実行することを含む、方法。
  2. 前記過去の関連報告のそれぞれに関する所見関連情報を含む前記1組の過去の関連報告の概要ビューを表示するステップを前記プロセッサにより実行することを更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記所見関連情報を識別して記憶するために、過去の報告の画像を解析するステップ
    を前記プロセッサにより実行することを更に含む、請求項に記載の方法。
  4. 前記所見関連情報が、所見について説明する観察情報及び前記観察情報に関連する画像上の注釈のうちの1つを含む、請求項に記載の方法。
  5. 前記表示される概要ビューは、過去の各関連報告の所見に関係する観察情報及び主要画像のうちの1つを表示する、請求項に記載の方法。
  6. ユーザ選択に基づいて前記概要ビューをフィルタリングするステップ
    を前記プロセッサにより実行することを更に含む、請求項に記載の方法。
  7. 前記概要ビューをフィルタリングするステップが、現在のコンテキストを修正するステップ、病変の種類を識別するステップ、表示されている過去の報告が含まれるべき期間を識別するステップ、及び表示されるべき過去の報告の数を指示するステップのうちの1つを含む、請求項に記載の方法。
  8. 前記現在のコンテキスト情報を前記過去のコンテキスト情報と照合するステップが、規則に基づく手法、オントロジによる手法、及びデータ駆動型の手法の少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記過去の関連報告の1つの所見関連情報を選択し、前記選択された過去の関連報告に対応する更なる情報を表示するステップ
    を前記プロセッサにより実行することを更に含む、請求項に記載の方法。
  10. 患者の現在の医学的報告に関連するマクロを提案するためのシステムであって、
    解析される少なくとも1つの画像を含む前記患者の前記現在の医学的報告を取得し、
    前記現在の医学的報告から現在のコンテキスト情報を抽出し、前記現在のコンテキスト情報を過去の報告に由来する過去のコンテキスト情報と照合して、前記現在のコンテキスト情報に一致する前記過去のコンテキスト情報を有する前記過去の報告、及び、関連する前記過去のコンテキスト情報を有する前記過去の報告を、前記患者の1組の過去の関連報告として返し、
    入手可能なマクロから、マクロのコンテキスト情報を抽出し、
    前記マクロのコンテキスト情報を前記過去の関連報告の前記コンテキスト情報と照合して関連するマクロの一覧を生成し、
    ユーザ選択に応じて、前記患者の前記現在の医学的報告で一覧が生成されたマクロを使用する、
    プロセッサと、
    前記現在の及び過去のコンテキスト情報をデータベース内に記憶するメモリと
    を含み、
    前記マクロのコンテキスト情報を前記過去の関連報告の前記コンテキスト情報と照合することが、オントロジによる手法を含む、システム。
  11. 実行可能プログラムが記憶された非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記プログラムが、請求項1に記載の方法を実行するようにプロセッサに命令する、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
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