JP2013214298A - 読影レポート作成支援装置 - Google Patents

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明彦 吉田
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Abstract

【課題】定型文を選択するときに要する時間を短縮することが可能な読影レポート作成支援装置を提供する。
【解決手段】実施形態の読影レポート作成支援装置は、第1制御手段と、抽出手段と、第2制御手段とを有する。第1制御手段は、過去に用いられた定型文の種類に関連付けて、定型文を用いるときに参照される一以上の特定情報を第1記憶部に予め記憶させておく。抽出手段は、定型文の種類毎に、第1記憶部に予め記憶された特定情報の中から各定型文に共通して参照される特定情報を抽出し、共通の組み合わせを作成する。第2制御手段は、定型文の種類毎に、特定情報の共通の組み合わせを第2記憶部に予め記憶させておく。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、読影レポート作成支援装置に関する。
医用画像は、例えばX線コンピュータ断層撮影装置(CT)や磁気共鳴イメージング装置(MRI)などの医用画像撮影装置により患者の医用画像が撮影される。撮影された医用画像は医用画像保管装置に保管される。
医用画像撮影装置には、医用画像保管装置及び読影レポート作成支援装置がネットワークで接続されている。
医用画像保管装置は、撮影された医用画像を保管する。読影医は、読影レポート作成支援装置を用いて、医用画像保管装置から医用画像を取得し、医用画像に対する所見をレポートの所見欄に入力する。なお、読影レポートを、報告書または単にレポートという場合がある。
レポートの作成を支援する機能の一例として定型文入力機能がある。定型文入力機能とは、所見欄に入力することが多い定型文を予め登録しておき、登録している定型文が読影医により選択されると、選択された定型文を所見欄に貼り付けることが可能な機能である。
読影医は、検査時の情報や画像操作時の情報(検査時等の情報)を参照して所見を作成する。所見として作成された文章は、大きく分けて、いずれの情報を参照したかにより、文章の種類に分類される(「定型文の種類」という。)。
したがって、読影医は定型文の種類を選択するときに、検査時等の情報を参照して定型文を選択する。定型文に基づいて所見を作成する。
特開2011−186828号公報
しかしながら、選択された定型文の候補が複数あり、その中から、今回の所見に該当する内容の定型文を選択するときに時間がかかるという問題点があった。
この実施形態は、上記の問題を解決するものであり、定型文の候補を自動的に抽出し、定型文を選択するときに要する時間を短縮することが可能な読影レポート作成支援装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、実施形態の読影レポート作成支援装置は、第1制御手段と、抽出手段と第2制御手段とを有する。第1制御手段は、過去に用いられた定型文の種類に関連付けて、定型文を用いるときに参照される一以上の特定情報を第1記憶部に予め記憶させておく。抽出手段は、定型文の種類毎に、第1記憶部に予め記憶された特定情報の中から各定型文に共通して参照される特定情報を抽出し、共通の組み合わせを作成する。第2制御手段は、定型文の種類毎に、特定情報の共通の組み合わせを第2記憶部に予め記憶させておく。
第1実施形態に係る読影レポート作成支援装置を含む画像診断部門システムの構成の機能ブロック図。 第1記憶部に記憶された書誌的情報/画像操作情報の概念図。 第1記憶部に記憶された書誌的情報/画像操作情報、及び、それから抽出された特定情報の共通の組み合わせの概念図。 選択された定型文の種類の概念図。 読影レポートの作成に際して、特定情報の組み合わせを予め記憶させるときのフロー図。 共通して組み合わされる特定情報を抽出するときのフロー図。 読影レポートの作成に際して、定型文を用いるときのフロー図。 第2実施形態において、入力された特定情報、及び、それを基に抽出された定型文の種類の概念図。 読影レポートの作成に際して、定型文を用いるときのフロー図。
[第1実施形態]
この読影レポート作成支援装置の第1実施形態について図1を参照して説明する。図1は、読影レポート作成支援装置を含む画像診断部門システムの構成の機能ブロック図である。
画像診断部門システムにおいて、読影レポート作成支援装置1、医用画像保管装置2、医用画像参照装置3、レポートサーバ4、クライアント端末5、ウェブサーバ6、病院情報システム(HIS;Hospital Information System)7、情報管理システム(RIS;Radiology Information System)8、及び、医用画像撮影装置(モダリティ)9が、ネットワークで相互に接続されている。ここで、読影レポート作成支援装置は、読影レポート作成支援装置1を中心に、それ以外の上記装置又はシステムを1以上組み合わせることにより構成されても良く、読影レポート作成支援装置1単独で構成されても良い。
診療科医師が患者の容態を勘案しながらHIS7の端末で、検査依頼(検査オーダー)を発行する。検査オーダーは電子化され、ネットワークでRIS8に伝達される。撮影技師は、RIS8の端末で検査オーダーを確認し、医用画像撮影装置9で患者を撮影する。それにより、医用画像が生成される。生成された医用画像は、医用情報の標準通信規格であるDICOM(Digital Imaging and COmmunication in Medicine)にて医用画像保管装置2に転送され、保管、管理される。
読影医は、転送された医用画像を医用画像参照装置3で観察しながら、読影(医用画像に写っている所見をスクリーニング作業)を行い、その読影時の結果をまとめた読影レポート(報告書)を作成する。読影時には、読影医は診療科医師により示される検査目的を中心に読影を行い、検査目的に対する応答文を記載するが、検査目的に関連する内容以外にも、医用画像に写っている病変については全て記載する。したがって、読影レポートの所見文内には、検査目的に対する応答文以外の文も記載される。作成された読影レポート及び医用画像は、院内画像参照システムを構成する前記ウェブサーバ6に保管される。
読影医は、読影レポート作成支援装置1を用いることにより、レポート作成時間を短縮することが可能となる。読影レポート作成支援装置1の詳細については後述する。
診療科医師を含む利用者は、院内に設置されているHIS7の端末あるいはクライアント端末5からウェブブラウザを用いて、ウェブサーバ6にアクセスして、保管された医用画像及び読影レポートを簡便に参照することができる。
次に、読影レポート作成支援装置1の構成について、図1を参照して説明する。
読影レポート作成支援装置1に関わる構成は、第1記憶部11、第2記憶部12、抽出手段13、選択手段14、定型文作成手段15、第1制御手段21、及び、第2制御手段22が含まれる。
読影レポート作成支援装置1は、レポート作成時において定型文を用いるときに参照された特定情報の共通の組み合わせを抽出して予め記憶させておく機能(定型文パターン抽出機能)、その後のレポート作成時に特定情報の組み合わせを受けて、用いるべき定型文の種類を選択し、その定型文をレポートに貼り付ける機能(定型文自動作成機能)を有する。
この読影レポート作成支援装置1は、レポート作成時に参照される特定情報をキーワードとし、それらの共通する組み合わせを予め記憶させておき、その後のレポート作成に際して、それらの共通する組み合わせを参照して、定型文の候補を自動的に抽出し、定型文を選択するときに要する時間を短縮することにより、結果的に、レポート作成時間を短縮させるものである。
第1記憶部11、第2記憶部12、抽出手段13、第1制御手段21、及び第2制御手段22により定型文パターン抽出機能が構成される。また、第2記憶部12、選択手段14、及び定型文作成手段15により定型文自動作成機能が構成される。
検査時や画像操作時の情報は、検査に係る書誌的な情報(書誌的情報)と、検査によって得られた画像の読影するために画像を編集し、画像操作を示す情報(画像操作情報)とに分類される。例えば、書誌的情報は、読影レポート作成支援装置1の入力画面のテキストボックスに文字列として入力される。また、例えば、画像操作情報は、医用画像参照装置3の入力画面に文字列として入力される。以下の説明で、各書誌的情報/画像操作情報を特定情報という場合がある。また、各入力画面に入力される特定情報を単に「入力された情報」という場合がある。
読影医は定型文の種類を選択するときに、特定情報(書誌的情報/画像操作情報)の組み合わせを参照する。そのため、特定情報の組み合わせと定型文とが適合な対応関係を有していることが好ましい。
そこで、過去に定型文が作成されるときに参照された特定情報を書誌的情報、画像操作情報に分類して抽出する。特定情報は、文字列として第1記憶部11に記憶されている。
なお、分類して抽出された書誌的情報及び画像操作情報を図2に示す。また、定型文の種類毎に組み合わされた特定情報を図3の上段に示す。
書誌的情報には、レポートで入力された情報(検査オーダーから取得した情報、手動入力した情報、過去に入力された定型文情報)が含まれる。
手動入力した情報には、検査名、検査部位、臨床病名、既往歴、薬剤、紹介病院、若しくは依頼科などの医用画像の撮影に関する情報又はこれらの二以上を組み合わせたものが含まれる。
なお、書誌的情報としては、少なくとも検査名を含めばよい。ここで、検査名として、CR(computed radiography:コンピュータ放射線撮影)、MRI(magnetic resonance imaging:磁気共鳴撮影)、CT(computed tomography:コンピュータ断層撮影)などの医用画像を撮影する手段を含む。
また、画像操作情報には医用画像参照装置3での操作履歴情報が含まれる。操作履歴情報には、階調変更、画像処理、心胸郭比、若しくは計測マーキングなどの医用画像を生成するときの技術に関する情報又はこれらの二以上を組み合わせたものが含まれる。なお、画像操作情報としては、少なくとも階調変更を含めばよい。ここで、心胸郭比とは、胸(胸部)の幅に対して心臓の幅が占める比率をいう。
したがって、特定情報の組み合わせの一例としては、検査名と他の書誌的情報の一つ以上との組み合わせ、また、階調変更と他の画像操作情報の一つ以上との組み合わせ、さらに、少なくとも検査名と階調変更を含む組み合わせがある。
〔定型文パターン抽出機能〕
次に、定型文パターン抽出機能を構成する手段について、第1制御手段21、抽出手段13、及び第2制御手段22の順に説明する。
(第1制御手段)
図2は、第1記憶部11に記憶された書誌的情報/画像操作情報を概念的に示した図である。
図2では、配列型のデータ構造として、定型文の種類に関連付けられて記憶された書誌的情報/画像操作情報を示している。また、第1列に定型文の種類を示し、第1行に特定情報の種類を示している。さらに、第2列から第k列までの各項目名(”検査名”、”部位”、”症例”、・・・、”依頼病院”)を示し、それらの項目に対応付けられて記憶された書誌的情報(”CR”、”胸部”、”心臓肥大”、・・・、”A病院”)を示している。
さらに、第k+1列からn列までの各項目名(”心胸郭比”、”長さ”、”階調変更”、・・・、”矢印”)を示し、それらの項目に対応付けられて記憶された画像操作情報(、”○”、””、”○”、・・・、”○”)を示している。ここで、”○”は、その列に対応する項目が入力されたことを表している。また、””(空欄)は、その列に対応する項目が入力されなかったことを表している。
第1記憶部11には、書誌的情報及び画像操作情報の一覧が記憶されている。第1制御手段21は、入力された情報を受けて、書誌的情報及び画像操作情報の一覧を参照して、書誌的情報/画像操作情報を抽出する。抽出された書誌的情報/画像操作情報を集合させたものが、特定情報の組み合わせとなる。
第1制御手段21は、過去に用いられた定型文の種類に関連付けて、特定情報の組み合わせを第1記録部11に記憶させる。ここで、過去とは、定型文を利用するとき以前のことをいう。
図2に示す例では、定型文の種類は、”定型文1”である。また、特定情報の組み合わせは、”CR”、”胸部”、”心臓肥大”、・・・、”A病院”、”○”、””、”○”、・・・、”○”である。
(抽出手段)
図3は、第1記憶部に記憶された書誌的情報/画像操作情報、及び、それから抽出された特定情報の共通の組み合わせを概念的に示した図である。図3の上段では、過去に定型文を用いるときに参照された特定情報(書誌的情報/画像操作情報)を示している。なお、図3の上段では、説明を簡略にするため、”定型文1”に関連付けられて記憶された特定情報を示し、他の種類の定型文(”定型文2”、”定型文3”、・・・”定型文m”)に関連付けられて記憶された特定情報を省略して示す。
図3の下段では、3つの”定型文1”の間で共通する特定情報と、それ以外の特定情報とを示す。特定情報の共通の組み合わせを、”CR”、”胸部”、”心臓肥大”、心胸郭比の”○”で示す。
抽出手段13は、定型文の種類毎に、第1記憶部11に予め記憶された特定情報の組み合わせの中から各定型文に共通する特定情報を抽出して、共通の組み合わせを作成する。この実施形態では、「共通」を「完全一致」とする。なお、これに限らず、「共通」を「類似」としてもよい。このとき、類似する用語(例えば文字列)の一覧を登録しておき、抽出手段13により、その一覧を参照して特定情報の類否を判断すればよい。
図3の下段に示すように、抽出手段13は、”定型文1”について、特定情報の共通の組み合わせ(”CR”、”胸部”、”心臓肥大”、心胸郭比の”○”)を抽出する。定型文2以下について抽出手段13による抽出を省略する。
(第2制御手段)
第2制御手段22は、定型文の種類毎に特定情報の共通の組み合わせを第2記憶部12に予め記憶させておく。図3の下段に示す例では、”定型文1”について、特定情報の共通の組み合わせ(”CR”、”胸部”、”心臓肥大”、心胸郭比の”○”)が記憶される。
以上、第1制御手段21、抽出手段13、及び第2制御手段22により構成される定型文のパターン抽出機能により、レポート作成時に定型文を作成するときに、必ず参照される特定情報を共通の特定情報として第2記憶部12に記憶させるようにしている。つまり、特定情報の共通の組み合わせと定型文の種類とが適合な対応関係に保たれることとなる。それにより、特定情報の共通の組み合わせを参照すると、適切な定型文の候補が自動的に抽出されることとなり、定型文を選択するときに要する時間を短縮することが可能となる。
〔定型文自動作成機能〕
次に、第2記憶部12、選択手段14、及び定型文作成手段15により構成される定型文自動作成機能について説明する。以下、選択手段14、定型文作成手段15の順に説明する。
(選択手段)
次に、選択手段14について図4を参照して説明する。図4は、選択された定型文の種類の概念図である。
レポート作成時に、選択手段14に特定情報が入力される。図4の上段に、入力され、一時的に記憶された特定情報(”CR”、”胸部”、”心臓肥大”、心胸郭比”○”、階調変更”○”)を示す。
選択手段14は、入力された特定情報の組み合わせ(図4の上段に示す)と、第2記憶部12に予め記憶された特定情報の共通の組み合わせとを比較する。図3の下段に、特定情報の共通の組み合わせの一つ(”CR”、”胸部”、”心臓肥大”、心胸郭比”○”)を示す。
さらに、選択手段14は、両者間で一致する特定情報が最も多く組み合わせたものを求める。求められた特定情報が最も多く組み合わせたものは、”CR”、”胸部”、”心臓肥大”、心胸郭比”○”となる。さらに、選択手段14は、最大限の特定情報の組合せに基づいて、定型文の種類を自動選択する。図4の下段に、自動選択された定型文の種類”定型文1”、及び、それに関連付けられた特定情報を示す。
(定型文作成手段)
定型文作成手段15は、選択された種類の定型文をレポートに貼り付ける。
以上、選択手段14及び定型文作成手段15から構成される定型文自動作成機能により、入力された特定情報に基づいて定型文の種類の候補を自動的に抽出するようにし、その中から、定型文の種類を選択するようにしたので、手動で定型文の種類を選択する手間がかからず、レポートの作成時間を短縮することが可能となる。
〔動作〕
次に、定型文パターンを抽出機能の一連の動作について図5及び図6を参照して説明する。
先ず、入力された特定情報の組み合わせ、及び定型文の種類を記憶させるまでの一連の動作について図3及び図5を参照して説明する。図5は、読影レポートの作成に際して、特定情報の組み合わせを予め記憶させるときのフロー図である。
(S101)
図5に示すように、第1制御手段21は、入力された情報を受けて、例えば内部メモリに一時的に記憶する。
(S102)
第1制御手段21は、例えば第1記憶部11に記憶された書誌的情報一覧を参照して、入力画面に入力された情報から特定情報を抽出する。第1制御手段21は、入力された情報(例えば文字列)を、書誌的情報一覧中の情報(例えば文字列)とパターンマッチングすることにより抽出する。パターンマッチングには、完全一致、前方一致、後方一致、及び、部分一致が含まれる。例えば、”CR”が入力されているとき、第1制御手段21は、書誌的情報一覧を参照して、特定情報としての”CR”を抽出する。このようにして入力された文字列の抽出が終了する。
同様に、第1制御手段21は、入力された情報(例えば文字列)を、画像操作情報一覧中の情報(例えば文字列)とパターンマッチングすることにより抽出する。
第1制御手段21は、例えば第1記憶部11に記憶された特定情報の組み合わせと定型文の種類との対応関係を参照して、抽出した特定情報の組み合わせに基づき定型文の種類を決定する。例えば、特定情報として”CR”、”胸部”、”心臓肥大”、”依頼病院”、心胸郭比”○”、階調変更”○”が特定情報として記憶されているとき、第1制御手段21は、上記対応関係を参照して、定型文の種類”定型文1”を決定する。
(S103)
第1制御手段21は、抽出した特定情報の組み合わせと、決定した定型文の種類とを第1記憶部11に記憶させる。
以上のようにして第1記憶部11に記憶された特定情報の組み合わせと定型文の種類との一例を図3の上段に示す。
次に、特定情報の共通の組み合わせを抽出するときの動作について図6を参照して説明する。図6は、共通して組み合わされる特定情報を抽出するときのフロー図である。
(S201)
図6に示すように、抽出手段13は、第1記憶部11に記憶された定型文の種類を順番に読み出す。
(S202)
次に、抽出手段13は、読み出された定型文の種類(例えば、”定型文1”)について、特定情報(例えば、”CR”)を入力する(読み出す)。
(S203)
次に、抽出手段13は、読み出された特定情報が例えば”定型文1”の中で、共通する特定情報かどうかを判断する。抽出手段13は、特定情報”CR”を、”定型文1”の中で共通する特定情報として判断する。特定情報として判断するとき(ステップS203:Yes)、ステップS204に移行する。一方で、抽出手段13は、特定情報”A病院”を”定型文1”の中で共通しない特定情報として判断する。共通しない特定情報として判断するとき(ステップS203:No)、ステップS205に移行する。
(S204)
第2制御手段22は、特定情報”CR”を共通する特定情報として第2記憶部12に記憶させる。
(S205)
抽出手段13は、他に特定情報が存在するかどうか判断する。他に特定情報が存在するとき(ステップS205;Yes)、特定情報を入力する(ステップS202)に戻る。他に特定情報が存在しないとき(ステップS205;No)、ステップS206に移行する。
(S206)
抽出手段13は、定型文の種類の残りがあるかどうか判断する。定型文の種類の残りがあるとき(ステップS201)に戻る。定型文の種類の残りがないとき終了する。
以上のようにして第2記憶部12に記憶された特定情報の共通の組み合わせと定型文の種類との一例を図3の下段に示す。
次に、定型文自動作成機能の一連の動作について図4及び図7を参照して説明する。図7は、読影レポートの作成に際して、定型文を用いるときの図である。
(S301)
図7に示すように、読影レポートの作成を受けて、選択手段14は、書誌的情報及び画像操作情報を含む情報を例えば内部メモリに一時的に記憶する。
(S302)
次に、選択手段14は、内部メモリに一時的に記憶されたそれらの情報から、例えば第1記憶部11に記憶された書誌的情報一覧及び画像操作情報一覧を参照して、特定情報を抽出する。
(S303)
次に、選択手段14は、抽出した特定情報に基づいて、特定情報の組み合わせを決定し、それらを内部メモリに一時的に記憶させる。一時的に記憶された特定情報の組み合わせの例(”CR”、”胸部”、”心臓肥大”、””、””、心臓郭比”○”、階調変更”○”)を図4の上段に示す。
(S304)
次に、選択手段14は、決定した特定情報の組み合わせに基づいて、第1記憶部11に記憶された特定情報の組み合わせと定型文の種類との対応関係を参照して、定型文の種類を選択する。選択された定型文の種類”定型文1”とその特定情報の共通の組み合わせの一例(”CR”、”胸部”、”心臓肥大”、””、””、心臓郭比”○”)を図4の下段に示す。
(S305)
定型文作成手段15は、選択された種類の定型文を所見欄に貼り付ける。
以上の一連の動作により、定型文の種類の候補が自動的に抽出され、定型文を選択するときに要する時間が短縮され、結果的にレポートの作成時間を短縮することが可能となる。
なお、第1制御手段21は、所見欄に貼り付けられた定型文の種類に関連付けて、特定情報の組み合わせを第1記憶部11に記憶させる。
[第2実施形態]
次に、この読影レポート作成支援装置の第2実施形態について図8及び図9を参照して説明する。図8は、入力された特定情報、及び、それを基に抽出された定型文の種類の概念図、図9は、レポートの作成に際して、定型文を用いるときのフロー図である。
第2実施形態において、第1実施形態と異なる構成について主に説明し、同じ構成についてはその説明を省略する。
第1実施形態では、定型文の種類毎に、特定情報の共通の組み合わせを第2記憶部12に予め記憶させておく。その後のレポート作成時に入力された特定情報の組み合わせを受けて、選択手段14が、予め記憶された特定情報の共通の組み合わせに基づいて、定型文の種類を1つ選択するものを示した。
これに対し、定型文の種類に関連づけて、特定情報の組み合わせを単に第1記憶部11に記憶させておく。その後のレポート作成時に入力された特定情報の組み合わせを受けて、選択手段14が記憶された特定情報の組み合わせに基づいて、定型文の種類の1以上を選択するようにしてもよい。
図8の上段は入力された特定情報を示している。また、図8の中段は第1記憶部11に記憶された特定情報の組み合わせを示している。
図8の中段では、過去に定型文を用いるときに参照された特定情報(書誌的情報/画像操作情報)を示している。図8の中段に示す例では、”定型文1”に関連付けられて記憶された特定情報、及び”定型文2”に関連付けられて記憶された特定情報を示す。なお、他の種類の定型文(”定型文3”、・・・”定型文m”)に関連付けられて記憶された特定情報を省略して示す。
また、図8の中段では、配列型のデータ構造として、定型文の種類に関連付けられて記憶された特定情報を示している。第1行に特定情報の種類として書誌的情報/画像操作情報を示している。第2行の第2列から第k列までに”検査名”、”部位”、”症例”、”想定病名”、・・・の各項目を示し、さらに、第k+1列からn列までに”心胸郭比”、”長さ”、”階調変更”、・・・、”矢印”、”注釈”の各項目を示している。
さらに、図8の下段は、抽出された定型文の種類を示している。
(特定情報の入力:図9のS401)
レポートの作成に際して、選択手段14に特定情報が入力される。
(定型文の種類の選択:図9のS402)
選択手段14は、入力された特定情報を受けて、第1記憶部11に予め記憶された特定情報の組み合わせに基づき、一定の条件を満たす定型文の種類を1以上選択する。
一定の条件の例を次の式で表す。
Q/P≧R (1)
ここで、Pは入力された特定情報の数、Qは、入力された特定情報と記憶された特定情報とが一致する数、Rは、許容値(例えば0.7)とする。
図8の上段で示す例では、特定情報の組み合わせは、”CR”、”胸部”、”心臓肥大”、”高血圧症”・・・、”○”、””、”○”、・・・、”○”である。この例では、P=7となる。
選択手段14は、入力された特定情報と、第1記憶部11に予め記憶された特定情報とをパターンマッチングする。
図8の中段の例では、その第3行目に、定型文の種類”定型文1”と、これに関連付けられて記憶された特定情報(”CR”、”胸部”、”心臓肥大”、”心臓肥大”、・・・、”○”、””、”○”、・・・、”○”、・・・)を示している。この例では、Q=5となる。さらに、Q/P=0.71となって、許容値(0.7)以上となり、条件を満たすので、選択手段14は”定型文1”を選択する。
また、中段の第4行目に、定型文の種類”定型文1”と、これに関連付けられて記憶された特定情報(”CR”、”胸部”、”心臓肥大”、”心臓肥大”、・・・、”○”、””、””・・・、”○”、””)を示している。この例では、Q=4となる。さらに、Q/P=0.57となって、許容値(0.7)未満となり、条件を満たさないので、選択手段14は”定型文1”を選択しない。
さらに、中段の第j行目に、定型文の種類”定型文2”と、これに関連付けられて記憶された特定情報(”CR”、”胸部”、”高血圧症”、”高血圧症”、・・・、”○”、”○”、”○”・・・、””、””)を示している。この例では、Q=5となる。さらに、Q/P=0.71となって、許容値(0.7)以上となり、条件を満たすので、選択手段14は”定型文2”を選択する。
図8の下段に、選択手段14により選択された、”定型文1”に関連付けられて記憶された特定情報、及び、”定型文2”に関連付けられて記憶された特定情報を示す。
(定型文の作成:図9のS403)
読影医は、定型文の種類(”定型文1”または”定型文2”)を指定する。定型文作成手段15は、定型文の種類の指定を受けて、指定された種類の定型文を読影レポートに貼り付ける。
なお、第1制御手段21は、指定された定型文の種類に関連付けて、入力された特定情報を第1記憶部11に記憶させる。図8の中段の(j−1)行目に、定型文の種類(”定型文1”)に関連付けられて第1記憶部11に記憶された特定情報を示す。
(変形例)
次に、この読影レポート作成支援装置の変形例につい図8を参照して説明する。
第2実施形態では、選択手段14が定型文の種類を1以上選択するときに満たす条件として、入力された情報の数Pと一致する数Qとの比が許容範囲Rであるかどうかの条件(Q/P≧R)を示した。
変形例においては、一定の条件を次の式で表す。
T/S≧U (2)
ここで、Sは入力された特定情報の重み付けの総合評価値、Tは、記憶された特定情報の重み付けの総合評価値、Uは、許容値(例えば0.7)とする。
重み付けの例としては、特定情報(”検査名”、”部位”、”症例”、・・・”想定病名”、”心胸郭比”、”長さ”、”階調変更”、・・・、”矢印”、”注釈”)に対して、”5”、”5”、”5”、”3”、・・・、”5”、”5”、”5”、・・・”3”、”3”の値を重み付けとして割り当る。
入力された特定情報が、これらの特定情報と一致するとき、その重み付けが付与される。例えば、入力された検査名”CR”が、検査名”CR”と一致するとき、その重み付け”5”が付与される。一致しないとき、その重み付け”5”は付与されない(”0”となる)。
図8の上段に示す、入力された特定情報(”CR”、”胸部”、”心臓肥大”、”高血圧症”、””、”○”、””、”○”、・・・、””、”○”)に対して、”5”、”5”、”5”、”3”、”5”、”5”、”3”の重み付けがされる。これらを集計した総合評価値Sは、S=31となる。
これに対して、図8の中段の第3行目に一例を示す、記憶された特定情報(”CR”、”胸部”、”心臓肥大”、”心臓肥大”、””、”○”、””、”○”、・・・、”○”、””)に対して、”5”、”5”、”5”、”0”、”5”、”5”、”0”の重み付けがされ、それらを集計すると、総合評価値Tは、T=25となる。さらに、T/S=0.80となって、許容値U(=0.7)以上となり、条件を満たすので、選択手段14は、”定型文1”を選択する。
さらに、図8の中段の第4行目に例を示す、記憶された特定情報(”CR”、”胸部”、”心臓肥大”、”心臓肥大”、””、”○”、””、・・・、”○”、””)に対して、”5”、”5”、”5”、”0”、”5”、”0”、”0”の重み付けがされ、それらを集計すると、総合評価値Tは、T=20となる。さらに、T/S=0.64となって、許容値U(=0.7)未満となり、条件を満たさないので、選択手段14は、”定型文1”を選択しない。
さらに、図8の中段に第j行目の例を示す、記憶された特定情報(”CR”、”胸部”、”高血圧症”、”高血圧症”、””、”○”、”○”、”○”、・・・、””、””)に対して、”5”、”5”、”0”、”3”、”5”、”0”、”5”の重み付けがされ、それらを集計すると、総合評価値Tは、T=23となる。さらに、T/S=0.74となって、許容値U(=0.7)以上となり、条件を満たすので、選択手段14は、”定型文2”を選択する。
図8の下段に、選択手段14により選択された、”定型文1”に関連付けられて記憶された特定情報、及び、”定型文2”に関連付けられて記憶された特定情報を示す。
以上に説明した変形例では、特定情報同士が一致するとき、所定の重み付けを付与したが、特定情報の類似に関する一覧を予め定めておき、特定情報同士が類似するとき、それに対する重み付けを付与するようにしてもよい。
[第3実施形態]
上述の各実施形態では、選択部14が、書誌的情報と画像操作情報を含む特定情報から定型文の種類を選択した(図7、ステップS304)が、本実施形態では選択部14が、特定情報の組み合わせの比較により、患者に発生した障害を判定する。選択部14は、障害を判定した上で、上述の各実施形態同様に、判定した障害に対応する定型文を選択する。なお、選択部14は、定型文を選択するのに代えて、判定した障害に従って、異なる処理を行ってもよい。
書誌的情報、画像操作情報については図2−4に概要を説明したが、本実施形態では異なる例をあげて説明する。画像操作情報には、画像が表示されるウィンドウに対する操作、すなわちウィンドウレベル及びウィンドウ幅に対する操作が含まれる。本実施形態で説明する書誌的情報及び画像操作情報は、第1及び第2実施形態の特定情報の例としてもよい。
処理の流れは、読影レポートの作成(ステップS301)、特定情報の抽出(ステップS302)、特定情報の組み合わせの決定(ステップS303)までは図7に示す場合と同じであるが、選択部14が、特定情報の組み合わせを比較した後に障害を判定する。障害は例えば脳血管障害であり、脳血管障害の一例として、脳出血、くも膜下出血、脳梗塞が含まれる。選択部14は、これらの障害を判定したうえで、障害に対応する定型文を選択する。図7のステップS304に代えてここまでの処理を行い、以降は図7の場合と同様に、ステップS305の処理を実行する。
(特定情報の他の例)
書誌的情報は、主訴、生理情報、検査名、部位の情報を含む。主訴の情報は、頭痛、意識障害、片麻痺を含む。生理情報は、高血圧を含む。検査名は、CT、MRI、CTA/DSA/MRAを含む。部位には頭部を含む。この例では、脳出血、くも膜下出血、脳梗塞の間で書誌的情報に大きな相違がないので、選択部14は、主に画像操作情報の内容に基づいて、いずれの脳血管障害に該当するかを判定する。または、選択部14は、書誌的情報により脳血管障害のいずれかに該当するか否かを判定し、その上で画像操作情報に基づいていずれの脳血管障害に該当するかを判定してもよい。また、書誌的情報を考慮せず、画像操作情報のみによって判定してもよく、画像操作情報からは複数の場合が想定される場合に書誌的情報を参照していずれの障害に該当するかを判定してもよい。
画像操作情報には、外傷性の確認のために、単純CT検査におけるWW(ウィンドウ幅)、WL(ウィンドウレベル)の変更をどの程度行ったかが含まれる。また、出血の確認のために、単純CT検査におけるWW(ウィンドウ幅)、WL(ウィンドウレベル)の変更をどの程度行ったかが含まれる。また、出血の確認のために、MRIにおけるFLAIR(FLuid-Attenuated Inversion Recovery)像が現れたかどうか、 T2*(T2スター)強調像(T2*WI)が現れたかどうかが含まれる。また、動脈瘤の確認のために、WSによる3D画像作成を行ったかが含まれる。また、梗塞の確認のために、MRIにおいて、拡散強調像、FLAIR画像が現れたかどうかが含まれる。また、WW(ウィンドウ幅)、WL(ウィンドウレベル)の変更については、一度の操作が行われたかどうかだけでなく、複数回の操作が行われたかどうかを判定のための要素としてもよい。例えば、WL=30、WW=200とした後、WL=60、WW=100とするという複数操作の有無を判定要素とすることもできる。
ステップS304において、選択部14は、決定した特定情報の組み合わせに基づいて、第1記憶部11に記憶された特定情報の組み合わせと脳血管障害の種類との対応関係を参照して、脳血管障害の種類を判定する。選択部14は、判定結果により、障害の種類を判定することができるが、またはより正確に判定するために例えばMRI検査などの他の検査が必要との判定結果としてもよい。さらなる検査が必要という結果の場合、その内容を判定してもよい。例えば、CT検査により頭部を急性期出血について診断した場合、後述のように出血の有無について判定できるので、出血なしと判定した場合を考える。出血が認められず、梗塞扱いと判定され、さらにMRIによる検査が必要と判定した場合、CT検査で明らかな梗塞が見つかった場合、頭部MRI検査により、最終梗塞の確認や、動脈硬化の評価をするという判定結果とすることができる。または、CT検査で明らかな低吸収域がない場合、又は限局の場合、頭部MRI検査により、脳虚血急性期の診断をするという判定結果とすることができる。
(ウィンドウ幅、ウィンドウレベルについて)
本実施形態では、被検体をCT装置により撮影することにより、CT値を取得し、医用画像を取得する。CT検査の濃度スケールは、8ビット、2の8乗=256階調が用いられ、この階調で医用画像を表現する。一方、CT値とは、水のX線吸収率を0HU、空気のX線吸収率を−1000と定義し、これらに対する各物質のX線吸収度の相対値を表したものである。CT検査の濃度スケールは、CT値に対応づけて表されるが、CT値の全範囲を階調の全範囲と完全に対応づけたとすると、必要な部分が必ずしも明確に表示されるとは限らない。そこで、この対応関係をWW(ウィンドウ幅)、WL(ウィンドウレベル)の形で定義し、階調の全範囲又は一部の範囲をCT値の必要な範囲に対応づけることで、所望の表示結果を得るという操作を行う。画像操作情報は、医用画像の階調とCT値との対応関係の変更処理を含む。
ここでウィンドウレベルとは、中心となるCT値であり、ウィンドウ幅とは、濃淡表示する範囲のことをいう。例えばウィンドウレベルを35、ウィンドウ幅を100とした場合、中心となるCT値は35となり、これを中心とした100の幅が観察対象となる。つまり、CT値で−15から85までが観察対象となり、この範囲に0−255までの階調を対応づける。又は範囲を限定して40−220までの範囲の階調を対応づけてもよい。逆にCT値がこの範囲を上回る場合(例えばCT値が100の場合)、階調が255ということになるので、その領域は白っぽく表示されることになる。WW(ウィンドウ幅)、WL(ウィンドウレベル)の選択範囲は、例えばWWが100、WLが35の場合は、その値になったときにその画像操作がされたと判定してもよいが、例えばWWが90−110、WLが30−40までの範囲のいずれかに設定された場合など、ある程度の範囲内で設定操作がされた場合でも、該当する画像操作が行われたと判断してもよい。
(脳血管障害の具体例)
脳血管障害の具体例として、脳出血、くも膜下出血、脳梗塞の場合について説明する。
脳出血の場合、書誌的情報として、主訴の情報に、頭痛、意識障害、片麻痺を含み、生理情報に、高血圧を含み、検査名に、CT、MRIを含み、部位には頭部を含む。選択部14が、特定した書誌的情報の組み合わせにこれらを含むと判定した場合、書誌情報に関しては、脳出血に該当する。
脳出血の場合、画像操作情報について、外傷性及び出血の確認のために、単純CT検査におけるWW(ウィンドウ幅)を300に、WL(ウィンドウレベル)を35に変更したかどうかが含まれる。この場合、選択部14は、画像操作情報についても脳出血に該当すると判定する。書誌的情報と画像操作情報の両方について該当する場合、選択部14は脳出血に該当すると判定する。
くも膜下出血の場合、書誌的情報として、主訴の情報に、頭痛、意識障害、片麻痺を含み、生理情報に、高血圧を含み、検査名に、CT、MRI、CTA/DSA/MRAを含み、部位には頭部を含む。選択部14が、特定した書誌的情報の組み合わせにこれらを含むと判定した場合、書誌情報に関してはくも膜下出血に該当する。
くも膜下出血の場合、画像操作情報について、外傷性の確認のために、単純CT検査におけるWW(ウィンドウ幅)を300に、WL(ウィンドウレベル)を35に変更したかどうかが含まれる。また、MRIにおけるFLAIR(FLuid-Attenuated Inversion Recovery)像が現れたかどうか、 T2*(T2スター)強調像(T2*WI)が現れたかどうかが含まれる。また、動脈瘤の確認のために、WSによる3D画像作成を行ったかが含まれる。これらに該当する場合、選択部14は、画像操作情報についてもくも膜下出血に該当すると判定する。書誌的情報と画像操作情報の両方について該当する場合、選択部14はくも膜下出血に該当すると判定する。
脳梗塞の場合、書誌的情報として、主訴の情報に、頭痛、意識障害、片麻痺を含み、生理情報に、高血圧を含み、検査名に、CT、MRIを含み、部位には頭部を含む。選択部14が、特定した書誌的情報の組み合わせにこれらを含むと判定した場合、書誌情報に関しては脳梗塞に該当する。
脳梗塞の場合、画像操作情報について、出血の確認のために、単純CT検査におけるWW(ウィンドウ幅)を10に、WL(ウィンドウレベル)を35に変更したかどうかが含まれる。また、梗塞の確認のために、MRIにおいて、拡散強調像、FLAIR画像が現れたかどうかが含まれる。これらに該当する場合、選択部14は、画像操作情報についても脳梗塞に該当すると判定する。書誌的情報と画像操作情報の両方について該当する場合、選択部14は脳梗塞に該当すると判定する。
選択部14は、脳出血、くも膜下出血、脳梗塞のいずれかに該当すると判定した場合、選択部14は、これらの脳血管障害に対応した定型文の種類を選択する。
(ウィンドウ幅、ウィンドウレベルの設定について)
以上のように、特定情報には画像操作情報が含まれ、画像操作情報にはWW(ウィンドウ幅)、WL(ウィンドウレベル)の設定操作が含まれるので、この設定操作について説明する。設定操作は、マウス又はキーボードによる変更、CT値を入力することによる変更、プリセット登録による変更がある。
マウス又はキーボードによる変更の場合、選択中の画像上の上下左右の操作により、階調変更を設定する。具体的には、ウィンドウレベルは上下操作に対応させておき、上の場合はウィンドウレベルを上げ、下の場合はウィンドウレベルを下げる。ウィンドウ幅は左右に対応させておき、左の場合はウィンドウ幅を下げ、右の場合はウィンドウ幅を上げる。マウスの場合は、左ドラッグの操作により上下左右を特定し、キーボード操作の場合は、Ctrlキーを押しながら矢印キーを押すことにより上下左右を特定する。
または、ツールバーにウィンドウ幅、ウィンドウレベルの入力部分を設けておいてもよく、ここにウィンドウ幅、ウィンドウレベルを入力してもよい。または、ウィンドウ幅、ウィンドウレベルを項目ごとにプリセット登録しておき、プリセットを選択することにより、ウィンドウ幅、ウィンドウレベルを選択することもできる。
この操作により、ウィンドウ幅、ウィンドウレベルを選択して医用画像を適切に確認できるように表示することができ、こうした確認操作から被検者の障害を判定するとともに、読影レポートの作成にあたって適切な定型文を選択することができる。すなわち、簡易な操作により難解な読影レポートの作成を容易にすることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、書き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるととともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 読影レポート作成支援装置
2 医用画像保管装置
3 医用画像参照装置
4 レポートサーバ
5 クライアント端末
6 ウェブサーバ
7 病院情報システム(HIS)
8 情報管理システム(RIS)
9 医用画像撮影装置(モダリティ)
11 第1記憶部
12 第2記憶部
13 抽出手段
14 選択手段
15 定型文作成手段
21 第1制御手段
22 第2制御手段

Claims (9)

  1. 定型文を用いることで、レポート作成を支援する読影レポート作成支援装置において、
    過去に用いられた定型文の種類に関連付けて、前記定型文を用いるときに参照される一以上の特定情報を第1記憶部に予め記憶させておく第1制御手段と、
    前記定型文の種類毎に、前記第1記憶部に予め記憶された特定情報の中から各定型文に共通して参照される特定情報を抽出し、共通の組み合わせを作成する抽出手段と、
    前記定型文の種類毎に、前記特定情報の共通の組み合わせを第2記憶部に予め記憶させておく第2制御手段と、
    を有する
    ことを特徴とする読影レポート作成支援装置。
  2. 入力された特定情報の組み合わせを受けて、前記第2記憶部に予め記憶された前記特定情報の共通の組み合わせに基づいて、定型文の種類を一以上選択する選択手段と、
    前記選択された種類の定型文を前記読影レポートに貼り付ける定型文作成手段と、
    をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の読影レポート作成支援装置。
  3. 定型文を用いることで、レポート作成を支援する読影レポート作成支援装置において、
    過去に用いられた定型文の種類に関連付けて、前記定型文を用いるときに参照される一以上の特定情報を第1記憶部に予め記憶させておく第1制御手段と、
    入力された特定情報の組み合わせを受けて、前記第1記憶部に予め記憶された特定情報の組み合わせに基づいて、定型文の種類を1つ以上選択する選択手段と、
    前記種類の指定を受けて、指定された種類の定型文を前記読影レポートに貼り付ける定型文作成手段と、
    を有する
    ことを特徴とする読影レポート作成支援装置。
  4. 前記抽出は、完全一致、前方一致、後方一致、部分一致を含むパターンマッチングによって行われることを特徴とする請求項1に記載の読影レポート作成支援装置。
  5. 前記特定情報は、少なくとも検査の種類を含む書誌的情報、及び/または、前記医用画像に対する少なくとも階調変更を含む画像操作情報を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の読影レポート作成支援装置。
  6. 前記書誌的情報は、検査名、検査部位、臨床病名、既往歴、薬剤、紹介病院、若しくは依頼科又はこれらの一以上を組み合わせたものを含み、
    前記画像操作情報は、階調変更、画像処理、若しくは計測マーキング又はこれらの二以上を組み合わせたものを含む
    ことを特徴とする請求項5に記載の読影レポート作成支援装置。
  7. 前記画像操作情報は、前記医用画像の階調と前記被検体の撮影により得られたCT値との対応関係の変更処理を含むことを特徴とする請求項5に記載の読影レポート作成支援装置。
  8. 前記特定情報を入力する入力部と、
    前記医用画像を表示する表示部をさらに備え、
    前記表示部は、前記入力部によって入力された特定情報に含まれる画像操作情報に基づいて前記医用画像の階調を変更して表示する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の読影レポート作成支援装置。
  9. 前記選択手段は、前記第2記憶部に予め記憶された前記特定情報の共通の組み合わせに基づいて、被検体に生じた障害を選択する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の読影レポート作成支援装置。
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