JP6459732B2 - 乗物用シート - Google Patents

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Description

本発明は、シート骨格をなすシートフレームと、シートフレームに取付けられて他部材を保持可能な保持部材とを備えた乗物用シートに関する。
この種の乗物用シートとして、シート骨格をなすシートフレームと、保持部材に相当するブラケットと、他部材に相当するワイヤハーネスを備えた乗物用シートが公知である(特許文献1を参照)。ワイヤハーネスは、シート内に配置される索状部材であり、その途中に、コネクタが取付けられる。このコネクタは、略立方体状の箱体であり、その底部両側に、略L字状に屈曲した一対のガイド片が形成される。またブラケットは、二つ折可能な平板状の樹脂成形品であり、ステムと、ガイドレールを備える。ステムは、ブラケットの一面から突出する錨形状の部位であり、シートフレーム上面の取付け孔に挿入されてその周縁に係合可能である。またガイドレールは、コネクタのガイド片を係止可能な部位であり、ブラケットを二つ折した状態でその他面側に配置する。公知技術では、ブラケットを二つ折り状態としたのち、その一面に配置するステムを、シートフレーム上面の取付け孔に挿入して係合する。つぎにコネクタのガイド片をガイドレールに係止することで、ワイヤハーネスを、シートフレーム上面に配置するブラケットで保持できる。
特開2000−59958号公報
ところで公知技術では、取付け孔に挿入係合されるステムが樹脂製であることから、ブラケットの取付け強度にやや欠ける構成であった。そして上述の構成では、ワイヤハーネスが引っ張られるなどしてブラケットが揺動することがあり、このときステムが取付け孔から抜け外れるおそれがあった。特にブラケットが、ワイヤハーネスなどの他部材を複数保持して重くなるに従い大きく揺動して、ステムが取付け孔から抜け外れる危険性が高くなる。本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、シートフレームに対して保持部材をより強固に取付けることにある。
上記課題を解決するための手段として、第1発明の乗物用シートは、シート骨格をなすシートフレームと、シートフレームに取付け可能な取付け部を有する保持部材とを備える。そして保持部材が、取付け部を介してシートフレームに取付けられて、シートフレーム及び保持部材とは異なる他部材を保持可能に配置するのであるが、この種の構成では、シートフレームに対して保持部材をより強固に取付けることが望ましい。
そこで本発明では、取付け部が、保持部材からシートフレームに向けて突出する筒状部位であり、締結部材を、シートフレームと取付け部のいずれか一方から突出させながら一方とは異なる他方に挿設して、シートフレームに対して保持部材を締結して取付ける構成とされる。そして保持部材が、保持部材からシートフレームに向けて突出しつつ取付け部につながる平板状の補強部を有し、5つ以上の補強部が、取付け部を中心として放射状に配置するとともに、補強部を一辺とする角柱状の補強構造が取付け部の周囲に設けられている。このように本発明では、5つ以上の補強部にて取付け部を補強しつつ、保持部材を、締結部材を介してシートフレームにより強固に取付けることができる。
第2発明の乗物用シートは、第1発明の乗物用シートであって、保持部材が、本体部と、本体部の一側に形成された取付け部と、一側とは異なる本体部の他側に形成された保持部とを有する。そしてシートフレームに対して取付け部を締結した状態で、保持部が、他部材を保持しつつシートフレームに締結されることなくそれから離間して配置する。本発明では、取付け部の取付け安定性が向上したため、保持部を、シートフレームに取付けることなくそれから離間して配置させることができる。こうすることで保持部の形状や寸法を、シートフレームの構成とは無関係に他部材に合わせて適宜設定することができる。
第3発明の乗物用シートは、第1発明又は第2発明の乗物用シートにおいて、保持部材を、シートフレームの上面とは異なる面に対して締結して取付ける構成とした。本発明では、シートフレームの上面をフリーな状態としつつ、保持部材を、シートフレームに取付けることができる。
第4発明の乗物用シートは、第1発明〜第3発明のいずれかの一の発明の乗物用シートにおいて、5つ以上の補強部が、取付け部を中心として放射状に等間隔で配置する。本発明では、5つ以上の補強部を等間隔で配置したことにより、シートフレームに対して保持部材を更に強固に取付けることができる。
本発明に係る第1発明によれば、シートフレームに対して保持部材をより強固に取付けることができる。また第2発明によれば、シートフレームに対して保持部材をより強固に且つ性能よく取付けることができる。また第3発明によれば、シートフレームに対して保持部材をより強固に且つ更に性能よく取付けることができる。そして第4発明によれば、シートフレームに対して保持部材を更に強固に取付けることができる。
乗物用シートの斜視図である。 シートフレームの斜視図である。 シートフレーム一部と保持部材の斜視図である。 シート前方且つ上方から見た保持部材の斜視図である。 シート後方且つ上方から見た保持部材の斜視図である。 保持部材一部の上面図である。 図6のVII−VII線断面に相当する保持部材とシートフレーム一部の断面図である。 図6のVIII−VIII線断面に相当する保持部材とシートフレーム一部の断面図である。 他部材を保持した保持部材をシート前方から見た図である。 他部材を保持した保持部材をシート後方且つ上方から見た図である。 他部材を保持した保持部材をシート下方から見た図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜図11を参照して説明する。各図には、適宜、乗物用シート前方に符号F、乗物用シート後方に符号B、乗物用シート上方に符号UP、乗物用シート下方に符号DW、乗物用シート右方に符号R、乗物用シート左方に符号Lを付す。図1の乗物用シート2は、シートクッション4と、シートバック6と、ヘッドレスト8を有する。これらシート構成部材は、各々、シート骨格をなすシートフレーム(4F,6F,8F)と、シート外形をなすシートパッド(4P,6P,8P)と、シートパッドを被覆するシートカバー(4S,6S,8S)を有する。本実施例では、シートクッション4の後部にシートバック6の下部が起倒可能に連結するとともに、起立状態のシートバック6の上部にヘッドレスト8が配設される。
[シートクッション]
そしてシートクッション4は、図1、図3及び図11を参照して、上述の基本構成(4F,4P,4S)と、保持部材30と、複数の他部材11〜17を有する(各部材の詳細は後述)。本実施例では、シートフレーム4Fに取付けられた保持部材30により、シートクッション4内に配設された各他部材11〜17を保持する。この種の構成では、複数の他部材11〜17を保持した保持部材30の重量が大きくなることなどを考慮して、シートフレーム4Fに対して保持部材30をより強固に取付けることが望ましい。そこで本実施例では、後述の構成にて、シートフレーム4Fに対して保持部材30をより強固に取付けることとした。以下、各構成について詳述する。
ここでシートクッション4は、シートパッド4Pを、シートフレーム4Fに配設したのちシートカバー4Sで被覆することで形成される。シートカバー4Sは、シートパッド4Pを被覆可能な袋状の部材であり、例えば布帛(織物,編物,不織布)や皮革(天然皮革,合成皮革)で構成できる。またシートパッド4Pは、乗員を弾性的に支持する部材(後述のシートフレーム4F上に配置可能な略矩形の部材)であり、例えばポリウレタンフォーム(密度:10kg/m3〜60kg/m3)などの樹脂部材で形成できる。
[シートフレーム]
そしてシートフレーム4Fは、図2を参照して、上方視で略矩形状の枠体であり、フロントフレーム4aと、一対のサイドフレーム4bと、リアフレーム4cを有する。ここで一対のサイドフレーム4bは、それぞれシートクッション4の側部骨格を構成する平板状の部材であり、シート側方において互いに対面状に配置する。またリアフレーム4cは、シートフレーム4F後部を補強する棒材(パイプ状)であり、一対のサイドフレーム4bの後部側に橋渡し状に配設される。
またフロントフレーム4aは、図2及び図3を参照して、シートクッション4の前部骨格を構成する平板部材であり、一対の締結孔部H1,H2と、仮止め孔部H3を有する。一対の締結孔部H1,H2は、各々、上面視で略円形状の孔部であり、図7を参照してフロントフレーム4aを厚み方向に貫通してその上面USと下面DSにそれぞれ開口する。なお上面USは、シート着座側に配置するフロントフレーム4aの面であり、下面DSは、シート裏面側に配置するフロントフレーム4aの面である。また仮止め孔部H3は、上面視でシート幅方向に長尺な略矩形状の孔部であり、フロントフレーム4aを厚み方向に貫通してその上面USと下面DSにそれぞれ開口する。本実施例では、一対の締結孔部H1,H2を、シート幅方向に適宜の間隔をあけてフロントフレーム4aの後部に形成するとともに、仮止め孔部H3を、一対の締結孔部H1,H2の間に形成する。
[他部材]
ここで本実施例では、図9〜図11を参照して、複数の他部材(第一他部材11〜第七他部材17)の少なくとも一部をシートクッション4内に配設できる。第一他部材11は、シートヒータ用のECUとして機能する略立方体状の箱体であり、その後面から第一ケーブル11aが延長する。また第二他部材12は、体重検知用のセンサとして機能する略立方体状の箱体である。この第二他部材12内には、一対のセンサ本体(符号省略)が配設されており、これら各センサ本体からそれぞれ第二ケーブル12a,12bが延長する。そして第一他部材11と第二他部材12の裏面側には、それぞれ略同一構成の係止部位が形成されており、後述する保持部材30の本体部40内に係止可能である。例えば図7を参照して、第一他部材11の係止部位11bは、第一他部材11の裏面から突出する一対のガイド片からなり、各ガイド片が、その端部で内向きにそれぞれ屈曲する。
また第三他部材13〜第七他部材17は、図11を参照して、いずれも乗物用シート2内の電装部材から延びるケーブルであり、適宜、保持部材30に取付けられるためのコネクタと固定具を有する。第三他部材13は、電源系のケーブルであり、その端部に第三コネクタ13Cを有する。また第四他部材14は、シートクッション4に配置するエアバッグ用のケーブルであり、その端部側に第四コネクタ14Cを有する。また第五他部材15も、エアバッグ用のケーブルであり、その途中に第五コネクタ15Cを有する。この第五他部材15は、第五コネクタ15Cを挟んでその一端から延びる部分と他端から延びる部分を有する。また第六他部材16は、シートバック6に配置するサイドエアバッグ用のケーブルであり、その端部に第六コネクタ16Cを有する。そして第七他部材17は、シートベルト用のケーブルであり、その端部に第七コネクタ17Cを有する。なお本実施例では、第三コネクタ13C、第四コネクタ14C、第六コネクタ16C及び第七コネクタ17Cが、ボデー側から延びるワイヤハーネスWHを介して乗物の電源に電気的につながる。ここでワイヤハーネスWHは、電源から伸びる索状部材であり、途中で複数のケーブルW1〜W4に枝分かれしつつ、各ケーブルW1〜W4が、それぞれ対応するコネクタに電気的につながることとなる。
さらに図9〜図11を参照して、第三他部材13〜第七他部材17には、その途中の適宜の位置に固定具20a〜20c等を取付けることができる(各図では、便宜上、一部の固定具のみ符号を付す)。例えば本実施例では、第五コネクタ15Cの一端から延びる第五他部材15の途中に第一固定具20aが取付けられるとともに、第六他部材16の途中に第二固定具20bが取付けられる。また第五コネクタ15Cの他端から延びる第五他部材15が、一対の第二ケーブル12a,12bと第七他部材17とともに第三固定具20cにて一纏めにされる。各固定具20a〜20cは、対応する他部材15〜17又は第二ケーブル12a,12bを挿入可能な輪状部材であり、それぞれ後述する保持部材30の保持部80に挿設可能なクリップ部21を有する。
[保持部材]
保持部材30は、図4〜図11を参照して、複数の他部材11〜17を保持可能な部材であり、フロントフレーム4aに取付けることができる。この保持部材30は、樹脂製の一体成形品であり、図4〜図6を参照して、本体部40と、一対の取付け部50A,50Bと、複数の補強部61〜66(外枠部68,複数の補強構造69a〜69g)と、仮止め部70と、保持部80を有する。ここで保持部材30の材質(樹脂の種類)は特に限定しないが、複数の他部材11〜17を保持可能な剛性を有することが好ましく、この種の樹脂として、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニールなどの硬質樹脂を例示できる。
そして本体部40は、図4及び図5を参照して、四角錐台状をなす部位であり、上底壁42と、中間壁44と、下底壁46と、一対の側壁48r,48lと、後述の第一収容部40a及び第二収容部40bを有する。上底壁42は、本体部40の一側としての上側をなす略矩形の平板部位であり、後述の各取付け部50A,50Bが形成される。また下底壁46は、上底壁42よりも長尺な略矩形の平板部位であって本体部40の他側としての下側をなしており、後述の保持部80が形成される。また一対の側壁48r,48lは、各々、上底壁42と下底壁46をこれらの短辺で連結する平板部位であり、後述の保持部材30の取付け状態時を基準として、それぞれシート幅方向で見て対面状に配置する。これら一対の側壁48r,48lは、上底壁42から下底壁46に向かうにつれて次第に互いに離れる向きに傾斜又は屈曲しながら対面状に配置する。また中間壁44は、上底壁42と下底壁46の間に配置する平板部位であり、一対の側壁48r,48lの間に橋渡し状に形成される。そして本実施例では、後述の保持部材30の取付け状態時を基準として、本体部40が、各側壁48r,48lの設けられていない前側及び後側で開放状とされてシート前後に開口する。
また第一収容部40aは、図4及び図5を参照して、上底壁42と中間壁44と両側壁48r,48lで形成されており、これら各壁で囲まれた空間部分に第一他部材11を収容可能である(各図では、便宜上、空間部分に第一収容部40aの符号を付す)。そして中間壁44の上面に、第一他部材11の係止部位11bを係止可能な第一係止部41aが設けられる。この第一係止部41aは、上面視で略U字状の凸部位であり、図7を参照して、第一係止部41aの周縁が、その上端で外側に屈曲して係止部位11aを係止可能である。また第二収容部40bは、下底壁46と中間壁44と両側壁48r,48lで形成されており、これら各壁で囲まれた空間部分に第二他部材12を収容可能である(各図では、便宜上、空間部分に第二収容部40bの符号を付す)。そして下底壁46の上面にも、第二他部材12の係止部位(図示省略)を係止可能な第二係止部41bが設けられる。この第二係止部41bは、第一係止部41aよりもやや大型の凸部位であるとともに、第一係止部41aと略同一構成を有する。
[取付け部]
一対の取付け部(第一取付け部50A,第二取付け部50B)は、図4〜図8を参照して、後述する締結部材CMを介して、フロントフレーム4aに取付けられる筒状部位である。これら一対の取付け部50A,50Bは、それぞれ六角柱状なす筒状部位であり、保持部材30の取付け状態を基準として、本体部40の一側をなす上底壁42からフロントフレーム4aに向けて突出する。そして各取付け部50A,50Bの中央には、後述する締結部材CMを挿設可能な被締結孔部52が設けられており、被締結孔部52の内周面に、締結部材CMをネジ合わせ可能ならせん状の溝が形成される。本実施例では、保持部材30の取付け状態時を基準として、第一取付け部50Aが、上底壁42の右端に配置するとともに、第二取付け部50Bが、上底壁42の左端に配置する。そして各取付け部50A,50Bの被締結孔部52が、それぞれ対応する締結孔部H1,H2に対面可能に配置することとなる(図3を参照)。なお被締結孔部52の深さ寸法は、締結部材CMを挿設可能である限り特に限定しないが、図7を参照して、フロントフレーム4aの下面DSから突出した状態の締結部材CMの長さ寸法よりも深いことが望ましい。
[補強部]
複数の補強部61〜66は、図6を参照して、それぞれ第一取付け部50A又は第二取付け部50Bを補強する平板部位であり、これら取付け部ごとに5つ以上設けられる。本実施例では、各取付け部50A,50Bに、各々、6つの補強部(第一補強部61〜第六補強部66)と、その関連構成である外枠部68と複数の補強構造69a〜69g(ともに詳細後述)が設けられる。ここで複数の補強部61〜66は、各取付け部50A,50Bで略同一構成を有するため、以下に、第一取付け部50Aを一例に複数の補強部61〜66の構成とその関連構成を説明する。なお第二取付け部50Bの補強部及び関連構成については、第一取付け部50Aの対応する構成と同一の符号を付すことで詳細な説明を省略する。
図6を参照して、第一補強部61〜第六補強部66は、各々、本体部40の上底壁42からフロントフレーム4aに向けて突出しつつ第一取付け部50Aにつながる平板状の部位である。これら複数の補強部61〜66は、第一取付け部50Aの軸心を中心として、それぞれ第一取付け部50Aの各角部からその径方向外側に放射状に延びながら等間隔で配置する。本実施例では、第一補強部61〜第三補強部63が、第一取付け部50Aよりもシート内方側(図6の矢線Lで示す側)に配置しつつ、取付け状態時を基準として、この順でシート前方から後方に向けて配置する。また第四補強部64〜第六補強部66が、第一取付け部50Aよりもシート外方側(図6の矢線Rで示す側)に配置しつつ、この順でシート前方から後方に向けて配置する。そして本実施例では、一部の補強部61,63,64,66が途中で屈曲又は二股に適宜分かれつつ延長して、後述の複数の補強構造69a〜69gが形成されることとなる。
そして外枠部68は、図6を参照して、上面視で略正方形状をなす平板状の枠体であり、6つの補強部61〜66を囲むように配置する。また複数の補強構造(第一補強構造69a〜第七補強構造69g)は、第一取付け部50Aの周囲に形成された構造体であり、一部の補強部と外枠部68にて形成される。本実施例では、第一補強構造69a〜第三補強構造69cが、第一取付け部50Aよりもシート内方側に配置しつつ、この順でシート前方から後方に向けて配置する。また第四補強構造69d〜第六補強構造69fが、第一取付け部50Aよりもシート外方側に配置しつつ、この順でシート前方から後方に向けて配置する。そして第七補強構造69gが、第一取付け部50Aよりもシート前方側に配置するとともに、第七補強構造69gの両側に、第一補強構造69aと第二補強構造69b、第四補強構造69dと第五補強構造69eがそれぞれ配置する。
本実施例の第一補強構造69aは、図6を参照して五角柱状の構造体であり、枝分かれした第一補強部61が前方に延長しながら適宜屈曲しつつ外枠部68につながることで形成される。また第二補強構造69bは、五角柱状の構造体であり、第一補強部61が途中で屈曲しつつ第二補強部62とともに外枠部68につながることで形成される。また第三補強構造69cは、五角柱状の構造体であり、第三補強部63が途中で屈曲しつつ第二補強部62とともに外枠部68につながることで形成される。また第四補強構造69dは、五角柱状の構造体であり、枝分かれした第四補強部64が前方に延長しながら適宜屈曲しつつ外枠部68につながることで形成される。また第五補強構造69eは、五角柱状の構造体であり、第四補強部64が途中で屈曲しつつ第五補強部65とともに外枠部68につながることで形成される。また第六補強構造69fは、五角柱状の構造体であり、第六補強部66が途中で屈曲しつつ第五補強部65とともに外枠部68につながることで形成される。そして第七補強構造69gは、第一取付け部50Aの前方に配置する六角柱状(ハニカム形状)の構造体であり、第一補強部61と第四補強部64が適宜屈曲しながらシート前方でつながることで形成される。
[仮止め部]
仮止め部70は、図4〜図7を参照して、シートフレーム4Fに対して保持部材30を締結する前にこれらを仮止めするための部位である。この仮止め部70は、第一掛止部位71と第二掛止部位72を有して、上底壁42側に形成されて仮止め孔部H3に対面可能に配置する。第一掛止部位71は、シート右側に配置する外枠部68から延びる略横L字状の棒状部位であり、外枠部68の内面から左側に延びたのち、先端側が上方に屈曲して返し71aが形成される。この第一掛止部位71は、図7を参照して、保持部材30の仮止め時において自身の可撓性にて上下に撓み変形可能である。また第二掛止部位72は、略矩形の柱体であり、上底壁42から突出してシート左側の外枠部68近くに配置する。この第二掛止部位72の上部には、シート左側の外枠部68に向けて突出する返し72aが設けられる。本実施例では、図7を参照して、後述する保持部材30の取付け時において、第一掛止部位71と第二掛止部位72が、それぞれフロントフレーム4aの仮止め孔部H3の周縁に掛け止められる。このとき各掛止部位の返し71a,72aがそれぞれ各取付け部50A,50Bよりも上方に配置する。このため仮止め状態時においては、保持部材30が、仮止め部70を介してフロントフレーム4aから吊下がった状態となり、下面DSに開口する締結孔部H1,H2と被締結孔部52の間に若干の隙間が生ずることとなる。
[保持部]
保持部80は、図4及び図5を参照して、複数の他部材の少なくとも一つを保持可能な部位であり、保持部材30の取付け状態を基準として本体部40の他側をなす下側に設けられる。この保持部80は、フロントフレーム4aに締結されることなくそれから離間して配置しており、保持すべき他部材の構成(形状,寸法,数,配設位置等)に応じた形状や寸法を有する。本実施例の保持部80は、複数の保持アーム(第一保持アーム81〜第五保持アーム85)と、下底壁46からシート後方に延びる平板状の延長部86にて形成されており、後述する複数の保持構造86a〜86iを有する。そして第一保持アーム81は、略矩形の平板部位であり、下底壁46の右側後部に配置しつつシート右方に延長する。この第一保持アーム81は、周縁が屈曲してフランジ状をなすことでその強度が高められている。また第二保持アーム82は、下底壁46の左側前部に配置しつつシート左方に延長する略矩形の平板部位であり、その周縁が屈曲してフランジ状をなす。また第三保持アーム83は、略円筒状の部位であり、下底壁46の左側後部に配置しつつシート左方に延長する。また第四保持アーム84は、延長部86の右側に配置しつつシート後方に延長する略矩形の平板部位であり、その周縁が屈曲してフランジ状をなす。そして第五保持アーム85は、延長部86の左側に配置しつつシート後方に延長する略矩形の平板部位であって、その周縁が屈曲してフランジ状をなす。
そして図11を参照して、複数の保持構造(第一保持構造86a〜第九保持構造86i)は、それぞれ第三他部材13〜第七他部材17のいずれかを保持可能な構造である。第一保持構造86aは、第一保持アーム81の底面に設けられており、第三コネクタ13Cを係止して第三他部材13を保持できる。また第二保持構造86bは、第二保持アーム82の底面に設けられており、第四コネクタ14Cを係止して第四他部材14を保持できる。また第三保持構造86cは、第三保持アーム83の底面に設けられており、第五コネクタ15Cを係止して第五他部材15を保持できる。また第四保持構造86dは、第四保持アーム84の底面に設けられており、第六コネクタ16Cを係止して第六他部材16を保持できる。そして第五保持構造86eは、延長部86の底面の略中央に設けられており、第七他部材17を係止してそれを保持できる。これら第一保持構造86a〜第五保持構造86eの構成は、対応する他部材を係止可能である限り特に限定しない。例えば本実施例では、第一保持構造86a〜第五保持構造86eが、略L字状に屈曲した一対のガイド片(図示省略)で構成され、これらガイド片の間に対応する他部材を挿入可能である。そして各ガイド片が、対応する他部材に設けられた凹部または被ガイド片に係止されることで、各保持構造に、対応する他部材を係止して保持できる。
また図10及び図11を参照して、第六保持構造86f〜第八保持構造86hは、それぞれ各固定具20a〜20cのクリップ部21を挿入して係止可能な部位である。第六保持構造86fは、第四保持アーム84をその厚み方向に貫通する貫通孔であり、同保持アームの先端側に設けることができる。また第七保持構造86gと第八保持構造86hは、それぞれ第五保持アーム85をその厚み方向に貫通する貫通孔であり、同保持アームの先端側に設けることができる。そして第九保持構造86iは、第二保持アーム82の先端に取付けられた平板状の部材であり、対応する他部材を、図示しないベルトや接着等の手法で保持可能である。
[保持部材の取付け作業]
図3、図7及び図8を参照して、フロントフレーム4aの下面DSに締結部材CMを介して保持部材30を取付けて、この保持部材30にて、図11に示す複数の他部材11〜17を保持する。この締結部材CMは、フロントフレーム4aをその厚み方向に貫通可能な寸法の金属製の棒材であり、周面に形成されたらせん状の溝と、一端側に形成された半球状で幅広の頭部CHとを有する。そして本実施例では、フロントフレーム4aの下面DSに保持部材30を配置しつつ、各締結孔部H1,H2と各被締結孔部52を位置合わせしながら、仮止め孔部H3に仮止め部70を挿入する。このとき図7を参照して、第一掛止部位71を下方に撓ませながら、第二掛止部位72の返し72aを、仮止め孔部H3の一側縁に係止する。そして第一掛止部位71が元の状態に戻りながらその返し71aで仮止め孔部H3の他側縁に係止されることで、フロントフレーム4aに対して保持部材30を仮止めする。この仮止め状態においては、保持部材30が、仮止め部70を介してフロントフレーム4aの下面DSから吊下がった状態となり、各締結孔部H1,H2と各被締結孔部52の間に若干の隙間が生ずる(なお図7では、締結後の保持部材の状態を示している)。そこで頭部CHとは異なる締結部材CMの他端側を、フロントフレーム4aの各締結孔部H1,H2に差し込みつつ下面DSから突出させる。この状態で各締結部材CMを各被締結孔部52にネジ込むことにより、フロントフレーム4aに対して保持部材30を比較的強固に取付けることができる。
そして上述の作業に前後して、保持部材30に、図9〜図11を参照して複数の他部材11〜17を配置してこれらを保持する。このとき第一他部材11を、本体部40の第一収容部40aに挿入係止めして保持するとともに、第二他部材12を、第二収容部40bに挿入係止して保持する。また図11を参照して、第三他部材13〜第七他部材17を、それぞれ保持部80の第一保持構造86a〜第九保持構造86iにて保持する。例えば第三他部材13の第三コネクタ13Cを第一保持構造86aに係止することで、第三他部材13を保持部80にて保持しつつシート後方に向けて延長する。また第四他部材14の第四コネクタ14Cを、第二保持構造86bに係止するとともに、第四他部材14をシート左方に向けて延長する。この第四他部材14は、その配索途中で第三保持アーム83の第九保持構造86iにて保持される。
また同様に図11を参照して、第五他部材15の第五コネクタ15Cを第三保持構造86cに係止し、第六他部材16の第六コネクタ16Cを第四保持構造86dに係止し、第七他部材17の第七コネクタ17Cを第五保持構造86eに係止する。これら第五他部材15〜第七他部材17は、それぞれ保持部80にて保持されながらシート後方に延長する。そして第五他部材15途中の第一固定具20aを、第五保持アーム85の第八保持構造86hに挿入して係止する。また第六他部材16途中の第二固定具20bを、第四保持アーム84の第六保持構造86fに挿入して係止する。また第五コネクタ15Cと各第二ケーブル12a,12bと第七他部材17を一纏めにした第三固定具20cを、第五保持アーム85の第七保持構造86gに挿入して係止する。
[保持部材の挙動]
こうして保持部材30が、図7〜図9を参照して、各締結部材CMを介してフロントフレーム4aに取付けられた状態で各他部材11〜17を保持する。この種の構成では、例えば第三他部材13〜第七他部材17が引っ張られるなどして、保持部材30が、各取付け部50A,50Bを基点として揺動することがある。このため保持部材30が揺動するなどしてシートフレーム4Fから脱落しないように、フロントフレーム4aに対して保持部材30をより強固に取付けることが望ましい。
そこで本実施例では、図7及び図8を参照して、保持部材30の各取付け部50A,50Bが、金属製の締結部材CMを介してフロントフレーム4aに締結されて比較的強固に取付けられる。さらに各取付け部50A,50Bが、図6を参照して、第一補強部61〜第六補強部66により補強される。これら6つの補強部61〜66は、各取付け部50A,50Bを中心として放射状に等間隔で配置する。このため本実施例では、各取付け部50A,50Bがどのような向きに揺動しようとしたとしても、6つの補強部61〜66によって各取付け部50A,50Bを好適に支持できる。さらに本実施例では、各取付け部50A,50Bを囲むように第一補強構造69a〜第六補強構造69fが形成される。このため例えば保持部材30がシート前後に揺動した場合においても、ハニカム状の第七補強構造69gが各取付け部50A,50Bの前方に配置してそれを好適に支持できる。また保持部材30がシート幅方向に揺動した場合においても、第一補強構造69a〜第六補強構造69fが各取付け部50A,50Bの両側に配置してそれを好適に支持できる。こうして本実施例によれば、各取付け部50A,50Bを、複数の補強部61〜66(及び補強構造69a〜69f)によって好適に支持することで、フロントフレーム4aに対する保持部材30の取付け安定性を好適に向上させることができる。
以上説明したとおり本実施例では、5つ以上の補強部61〜66にて各取付け部50A,50Bを補強しつつ、保持部材30を、締結部材CMを介してフロントフレーム4aにより強固に取付けることができる。また本実施例では、各取付け部50A,50Bの取付け安定性が向上したため、保持部80を、フロントフレーム4aに取付けることなくそれから離間して配置させることができる。こうすることで保持部80の形状や寸法を、フロントフレーム4aの構成とは無関係に各他部材13〜17に合わせて適宜設定できる。そして本実施例では、フロントフレーム4aの上面USをフリーな状態としつつ、保持部材30を、フロントフレーム4aに取付けることができる。このためフロントフレーム4aの上面USにシートパッド4Pを配置したとしても、保持部材30が原因の着座性の悪化を好適に回避できる。このため本実施例によれば、シートフレーム4Fに対して保持部材30をより強固に取付けることができる。特に本実施例では、補強部61〜66が、各取付け部50A,50Bを中心として放射状に等間隔で配置するため、シートフレーム4Fに対して保持部材30を更に強固に取付けることができる。
本実施形態の乗物用シートは、上述した実施形態に限定されるものではなく、その他各種の実施形態を取り得る。例えば本実施形態では、6つの補強部61〜66を設ける例を説明したが、補強部は5つ以上設けられていればよい。また本実施例では、関連構成として、複数の補強構造69a〜69gを例示したが、これら補強構造の構成(形状,寸法,形成位置,形成数等)を限定する趣旨ではない。例えば全ての補強構造を六角柱状とすることができる。また補強構造を、取付け部の前方、後方及び両側の少なくとも一方に設けることができる。なお取付け部を補強部のみにて支持する構成とすることもできる。またシートフレームに対して保持部材を強固に取付け可能である限り、複数の補強部を、取付け部を中心として放射状に非等間隔で配置させることもできる。
本実施形態では、保持部材30の構成(形状,寸法,配設位置等)を例示したが、同部材の構成はシート構成に応じて適宜変更可能である。例えば本実施形態では、フロントフレーム4aの下面DSに保持部材30を設ける例を説明したが、保持部材の配設位置を限定する趣旨ではない。例えば保持部材を、フロントフレームの適宜の位置(上面USや下面DSや前面や側面など)やサイドフレームの適宜の位置(内側面など)やリアフレームの適宜の位置に設けることができる。
本実施形態では、本体部40と取付け部50A,50Bと仮止め部70と保持部80の構成(形状,寸法,形成数,形成位置等)を例示したが、これら各部材の構成は適宜変更可能である。例えば保持部材に、複数又は単数の取付け部を設けることができる。また各取付け部の形状を、上面視で五角以上(角部が5つ以上)の角筒状や、楕円や円形状などの円筒状とすることができる。また被締結孔部は、本実施例のように有底であってもよく、上底壁を貫通していてもよい。また本体部の形状や寸法も適宜変更可能であり、単数又は複数の収容部を形成することもでき、収容部を省略することもできる。また保持部の形状は、保持すべき他部材の形状や寸法に応じて適宜変更可能である。例えば保持部が、保持すべき他部材の構成に応じて、複数又は単数の保持アームや複数又は単数の延長部を有することができ、また保持アームと延長部の少なくとも一方を有することもできる。そして保持構造の構成も、保持部や他部材にあわせて適宜変更可能である。なお本体部にて他部材を保持する場合には、保持部を省略することもできる。
そして締結部材CMの構成も、シートフレームと取付け部の構成に応じて適宜変更可能である。例えば被締結孔部を貫通孔とする場合には、締結部材をボルト状として、取付け部の裏面側でナットに締め合わせることもできる。またこの場合には取付け部から突出させた締結部材を、フロントフレームの締結孔部に挿入して上面側でナットに締め合わせることもできる。また締結部材を、取付け孔部に一体化しておくこともできる(締結部材をスタッドボルト状に設けることができる)。
また本実施形態では、シートクッション4に保持部材30を設ける例を説明したが、保持部材は、シートバックなどの各種のシート構成部材に設けることができる。また他部材として、モータやセンサやブラケットなどのシート内に配置する各種の部材を例示できる。そして保持部材は、複数又は単数の他部材を保持できる。本実施形態の構成は、車両や航空機や電車などの乗物用シート全般に適用できる。
2 乗物用シート
4 シートクッション
6 シートバック
8 ヘッドレスト
4S シートカバー
4P シートパッド
4F シートフレーム
4a フロントフレーム
4b サイドフレーム
4c リアフレーム
11〜17 他部材
30 保持部材
40 本体部
42 上底壁
50A,50B 取付け部
61〜66 補強部
69a〜69g 補強構造
70 仮止め部
80 保持部
81〜85 保持アーム
86a〜86i 保持構造
CM 締結部材
US フロントフレームの上面
DS フロントフレームの下面

Claims (4)

  1. シート骨格をなすシートフレームと、前記シートフレームに取付け可能な取付け部を有する保持部材とを備え、前記保持部材が、前記取付け部を介して前記シートフレームに取付けられて、前記シートフレーム及び前記保持部材とは異なる他部材を保持可能に配置する構成の乗物用シートにおいて、
    前記取付け部が、前記保持部材から前記シートフレームに向けて突出する筒状部位であり、締結部材を、前記シートフレームと前記取付け部のいずれか一方から突出させながら前記一方とは異なる他方に挿設して、前記シートフレームに対して前記保持部材を締結して取付ける構成とされ、
    前記保持部材が、前記保持部材から前記シートフレームに向けて突出しつつ前記取付け部につながる平板状の補強部を有し、5つ以上の前記補強部が、前記取付け部を中心として放射状に配置するとともに、前記補強部を一辺とする角柱状の補強構造が前記取付け部の周囲に設けられている乗物用シート。
  2. 前記保持部材が、本体部と、前記本体部の一側に形成された前記取付け部と、前記一側とは異なる前記本体部の他側に形成された保持部とを有し、
    前記シートフレームに対して前記取付け部を締結した状態で、前記保持部が、前記他部材を保持しつつ前記シートフレームに締結されることなくそれから離間して配置する請求項1に記載の乗物用シート。
  3. 前記保持部材を、前記シートフレームの上面とは異なる面に対して締結して取付ける構成とした請求項1又は2に記載の乗物用シート。
  4. 5つ以上の前記補強部が、前記取付け部を中心として放射状に等間隔で配置する請求項1〜3のいずれか一項に記載の乗物用シート。
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