JP6459632B2 - 内燃機関用吸排気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、触媒の早期暖機を行う際にウエストゲートバルブ(以下、第1バルブ)を開く内燃機関用吸排気装置に関する。
(従来技術)
触媒は、ターボチャージャの排気タービンの排気下流側に配置される(例えば、特許文献1参照)。
触媒によって排気の浄化を行うには、触媒を活性化温度に昇温させる必要がある。
触媒は、排気ガスの熱により加熱される。このため、エンジンの冷間始動直後に排気ガスの浄化能力を高めるには、始動直後の排気ガスにより触媒を素早く加熱する必要がある。
しかし、ターボチャージャを搭載する車両では、触媒の排気上側流に存在する排気タービンが大きな熱容量を有するため、触媒を活性化温度に昇温させる時間が長くなってしまう。
そこで、触媒の早期暖機を行う際に、第1バルブを開いてバイパス通路(タービン羽根車の上下流を連通してタービン羽根車を迂回するように排気ガスを流す排気ガス通路)を開く技術が提案されている。
特許文献1では、触媒の早期暖機を行う際に、第1バルブの回動方向の反対面に設けたタービン出口バルブ(以下、第2バルブ)によって、タービン出口通路(タービン羽根車を通過した排気ガスが流れる排気通路)を閉じる技術が開示されている。
特許文献1に開示される第1バルブと第2バルブは、バルブ軸によって片持ち支持される板ドア(スイングバルブ)であり、板ドアの一方の面を第1バルブとし、板ドアの他方の面を第2バルブとして用いるものである(特許文献1の図2参照:第1従来技術)。
(従来技術の問題点)
上述した第1従来技術では、板ドアの両面をそれぞれ第1バルブと第2バルブとして用いていたため、バルブ軸の回動範囲(第1バルブがバイパス通路を閉塞する回動角θ0〜第2バルブがタービン出口通路を閉塞する回動角θ2までの範囲)が大きくなってしまう。
このように、バルブ軸の回動範囲が大きいと、バルブ軸を回動操作するためのアクチュエータの大型化を招いてしまい、アクチュエータの重量アップやコストアップを招いてしまう。あるいは、アクチュエータによる閉弁荷重の低下を招いてしまい、第1バルブが閉弁状態にあるものの排気ガスの一部がバイパス通路を通過してしまういわゆる漏れ量の増大によって出力特性の悪化を招き、燃費の悪化を招く懸念がある。
この問題点を解決する手段として、特許文献1には、板ドアを「く字形に曲げた形状」に設け、曲部の先端側の板部を第1バルブとして用い、曲部よりバルブ軸側(根元側)の板部を第2バルブとして用いる技術が開示されている(特許文献1の図6参照:第2従来技術)。
このように、板ドアを「く字形に曲げた形状」に設けることにより、バルブ軸の回動範囲を狭くすることができる。
しかし、第2従来技術では、第1バルブの開度調整によりタービン羽根車5aを通過する排気ガス量のコントロールを行って過給圧の制御を行う過給圧制御中に、第1バルブがバイパス通路を開くと、第2バルブがタービン出口通路の一部を閉じるように作用してしまう{特許文献1の図6(b)参照}。
その結果、過給圧制御中に、タービン出口通路から流出する排気ガスの流れを第2バルブが阻害してしまい、タービン効率の低下を招いてしまう。
特開2012−002094号公報
本発明は、上記問題点に鑑みて成されたものであり、その目的は、バルブ軸を一方へ回動することでバイパス通路の閉弁操作を行い、バルブ軸を他方へ回動することでタービン出口通路の閉弁操作を行う内燃機関用吸排気装置において、バルブ軸の回動範囲を小さくし、且つ過給圧制御中(通常使用時)にタービン出口通路から流出する排気ガスの流れを、第2バルブが阻害しない内燃機関用吸排気装置の提供にある。
本発明の内燃機関用吸排気装置は、第2バルブの第2シート面を、第1バルブの第1シートに対してバルブ軸の回動方向へ傾斜して設けることにより、バルブ軸の回動範囲を小さくできる。このため、バルブ軸を回動操作するアクチュエータの大型化を招く不具合や、閉弁荷重の低下を招く不具合を回避できる。
また、本発明の第2バルブは、過給圧制御中にタービン出口通路から流出した排気ガスの流れを遮らない範囲に設けられる。
即ち、第2バルブは、第1バルブが過給圧変化に影響を与えない開度に達した際に、タービン出口通路の開口部の投射面上に重ならない範囲内に設けられる。
このため、過給圧制御中に、第2バルブがタービン出口通路の一部を閉じないため、タービン出口通路から流出する排気ガスの流れを第2バルブが阻害することで生じてしまうタービン効率の低下を回避できる。
内燃機関用吸排気装置の概略図である(実施例1)。 ターボチャージャに設けられる第1バルブと第2バルブの説明図である(実施例1)。 第1バルブと第2バルブの作動説明図である(実施例1)。 バルブ軸の変化に対するバイパス通路を通過する排気流量の変化を示すグラフである(実施例1)。 第1バルブと第2バルブの説明図である(実施例2)。 過給圧制御モジュールに設けられる第1バルブと第2バルブの説明図である(実施例3)。
以下において発明を実施するための形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
本発明を適用した内燃機関用吸排気装置の具体例を説明する。なお、以下で開示する実施例は、一例を開示するものであって、本発明が実施例に限定されないことは言うまでもない。
[実施例1]
実施例1を図1〜図4に基づき説明する。
車両走行用のエンジン1(燃料の燃焼により回転動力を発生する内燃機関:燃料の種類は問わない、またレシプロエンジン、ロータリーエンジン等のエンジン形式を問わない)は、ターボチャージャ2を搭載する。
エンジン1は、吸気をエンジン気筒内へ導く吸気通路3を備えるとともに、気筒内で発生した排気ガスを浄化して大気中に排出する排気通路4を備える。
ターボチャージャ2は、エンジン1から排出される排気ガスのエネルギーによって、エンジン1に吸い込まれる吸気を加圧する過給器であり、エンジン1の排気ガスによって駆動される排気タービン5と、この排気タービン5により駆動されてエンジン1に吸い込まれる吸気を加圧する吸気コンプレッサ6とを備える。
排気タービン5は、エンジン1から排出された排気ガスによって回転駆動されるタービン羽根車5aと、このタービン羽根車5aを収容する渦巻形状のタービンハウジング5bとを備えて構成される。
吸気コンプレッサ6は、タービン羽根車5aの回転力により駆動されて吸気通路3内の吸気を加圧するコンプレッサ羽根車6aと、このコンプレッサ羽根車6aを収容する渦巻形状のコンプレッサハウジングとを備えて構成される。
そして、タービン羽根車5aとコンプレッサ羽根車6aはシャフト7を介して結合されるものであり、このシャフト7はセンターハウジングによって高速回転自在に支持される。
吸気通路3は、吸気管、インテークマニホールド、吸気ポートの各内部通路によって構成される。
具体的に、吸気通路3には、エンジン1に吸い込まれる吸気中に含まれる塵や埃を除去するエアクリーナ11、ターボチャージャ2の吸気コンプレッサ6、この吸気コンプレッサ6により圧縮されて昇温した吸気を強制冷却するインタークーラ12、エンジン1へ吸引される吸気量の調整を行うスロットルバルブ13などが設けられている。
排気通路4は、排気ポート、エキゾーストマニホールド、排気管の各内部通路によって構成される。
具体的に、排気通路4には、ターボチャージャ2の排気タービン5、この排気タービン5の排気下流側に配置されて排気ガスの浄化を行う触媒14、排気音を消音させて排気ガスを大気中に排出するマフラー15などが設けられている。
なお、触媒14は周知なものであり、具体的な一例を開示すると、周知のモノリス構造を採用する三元触媒であり、活性化温度に昇温されることで排気ガス中に含まれる有害物質を酸化作用と還元作用により浄化する。
この実施例のターボチャージャ2は、タービン羽根車5aを迂回する排気ガス量を調整することにより過給圧のコントロールを行うものであり、排気タービン5には、タービン羽根車5aを迂回する排気ガスの流量を調整する第1バルブ21が設けられる。
具体的に、タービンハウジング5bには、エンジン1から排出された排気ガスを旋回させてタービン羽根車5aへ吹き付ける排気スクロールの他に、タービン羽根車5aを迂回した排気ガスが流れるバイパス通路22と、タービン羽根車5aを通過した排気ガスが流れるタービン出口通路23とが設けられている。
第1バルブ21は、バイパス通路22の開度調整を行なうことにより、タービン羽根車5aを迂回する排気ガス量を調整することで過給圧をコントロールするスイングバルブであり、この第1バルブ21は、タービンハウジング5bの排気下流側に形成された空間γ内に配置される。
具体的に、第1バルブ21は、タービンハウジング5bの外部から回動操作されるバルブ軸24と一体に回動する第1バルブアーム25に取り付けられており、バルブ軸24を一方(図2の左回転方向)へ回動操作することでバイパス通路22の下流端を閉じる。
なお、バルブ軸24は、タービンハウジング5bに対してメタルベアリング等を介して回動自在に支持される。また、第1バルブアーム25は、バルブ軸24から外径方向へ延びる部材であり、バルブ軸24と一体に設けられるものであっても良いし、バルブ軸24に溶接等の結合技術により一体化されるものであっても良い。
また、この実施例1のターボチャージャ2には、タービン出口通路23を開閉する第2バルブ26が設けられている。
この第2バルブ26は、触媒14の早期暖機を行う際にタービン出口通路23を閉じるスイングバルブであり、この第2バルブ26は、第1バルブ21と同様、タービンハウジング5bの排気下流側に形成された空間γ内に配置される。
具体的に、第2バルブ26は、バルブ軸24と一体に回動する第2バルブアーム27に取り付けられており、バルブ軸24を他方(図2の右回転方向)へ回動操作することでタービン出口通路23の下流端を閉じる。
なお、この実施例1では、第1バルブアーム25と第2バルブアーム27を共通に設ける例を示す。
次に、バルブ軸24を回動操作する駆動機構を説明する。
第1バルブ21と第2バルブ26を回動操作するバルブ軸24は、ECU30により作動制御されるアクチュエータ31によって開閉駆動される。
アクチュエータ31は、通電制御により回転出力またはストローク出力を発生するものであり、一例として回転出力を発生する電動アクチュエータを採用する。電動アクチュエータの具体例は、通電により回転出力を発生する電動モータと、この電動モータの回転出力を減速して出力トルクを増大させる減速装置(例えば歯車減速装置)とを組み合わせたものである。
また、アクチュエータ31は、出力変位を検出するアクチュエータ位置センサを備える。このアクチュエータ位置センサの具体例は、アクチュエータ31の作動角(出力軸の回転角度)を検出する回転角センサである。なお、回転角センサは、磁気センサ等を用いた非接触型であっても良いし、ポテンショメータなどを用いた接触型であっても良い。そして、アクチュエータ位置センサのセンサ出力は、アクチュエータ31を通電制御することによって第1バルブ21と第2バルブ26の開度制御(バルブ軸24の回動角の制御)を行なうECU30に出力される。
なお、アクチュエータ31は、排気ガスの熱影響を受け難い部材(例えば、吸気コンプレッサ等)に取り付けられるものであり、ターボチャージャ2には、アクチュエータ31の回転出力をバルブ軸24に伝えるリンク機構32が設けられている。
具体的な一例として、バルブ軸24の一部は、タービンハウジング5bの外部に露出するものであり、タービンハウジング5bの外部に露出するバルブ軸24には、外部バルブレバー32aが結合されており、アクチュエータ31に駆動操作されるロッド32b等により外部バルブレバー32aが回動操作されることでバルブ軸24が回動する。
バルブ軸24の回動範囲は、第1バルブ21の全閉角(第1バルブ21がバイパス通路22を閉塞する角度)と、第2バルブ26の全閉角(第2バルブ26がタービン出口通路23を閉塞する角度)と、によって機械的に制限される。
即ち、図3(a)に示すように第1バルブ21が全閉の時のバルブ軸24の回動角をθ0とし、図3(c)に示すように第2バルブ26が全閉の時のバルブ軸24の回動角をθ2とした場合、バルブ軸24の回動範囲は、回動角θ0〜回動角θ2となる。
ECU30は、マイクロコンピュータを搭載するエンジン・コントロール・ユニットであり、アクチュエータ31を通電制御することでターボチャージャ2の過給圧をコントロールする「過給圧コントロール手段(制御プログラム)」を備える。
この「過給圧コントロール手段」は、エンジン1の運転状態(エンジン回転数や、スロットル開度など)からエンジン1の運転状態に適した目標過給圧を算出する。そして、図示しない過給圧センサで検出した実過給圧(吸気圧)が目標過給圧に合致するように(あるいは、目標過給圧に応じたアクチュエータ31の出力角が得られるように)、アクチュエータ31をフィードバック制御する(一例であり、限定しない)。
一方、ECU30には、冷間始動直後など触媒14の早期暖機が望まれる運転状態の時、即ち、触媒14の実温度または予測温度が活性化温度に達していない時に、上述した「過給圧コントロール手段」の作動に優先して、触媒14の早期暖機を実施する「触媒暖機手段(制御プログラム)」が設けられている。
この「触媒暖機手段」は、触媒14の早期暖機を行う際に、バルブ軸24を回動角θ2に設定して(具体的には、バルブ軸24へ図2の右回転方向の閉弁トルクを付与して)、第1バルブ21によってバイパス通路22を開くとともに、第2バルブ26によってタービン出口通路23を閉じるように設けられている。
もちろん、ECU30は、触媒14の早期暖機が完了すると、上述した「過給圧コントロール手段」によってターボチャージャ2による過給圧コントロールを開始するように設けられている。
また、ECU30には、触媒14の早期暖機中に大きなエンジン出力が要求された場合など(例えば、アクセル開度が所定値を超えた場合など)に「触媒暖機手段」を中断して「過給圧コントロール手段」を優先するように設けられている。
このように、ECU30は、触媒14の早期暖機の条件が成立すると、触媒14の早期暖機を実施し、他のエンジン運転状態(即ち、過給圧制御中)では第1バルブ21の開度制御によって過給圧のコントロールを行うように設けられている。
過給圧制御中における第1バルブ21の最大開度をθ1とする{図3(b)参照}。
図4を参照して、回動角θ1の設定例を説明する。
第1バルブ21の開度を回動角θ0から増加させると、図4に示すようにバイパス通路22を通過する排気ガスの流量が増加する。しかし、第1バルブ21の開度が所定開度θxに達すると、バイパス通路22を通過する排気ガスの流量が最大値に達し、それ以上の開度ではバイパス通路22を通過する排気ガスの流量は増加しなくなる。
即ち、第1バルブ21の開度を変化させた際に、バイパス通路22を通過する排気ガスの流量が変化する開度範囲と、バイパス通路22を通過する排気ガスの流量が最大値に達して流量の変化が生じない開度範囲との境界開度が所定開度θxである。
そこで、この実施例1では、回動角θ1を「所定開度θx」あるいは「θxより回動角θ0に少し近い開度」に設定している。
このように、過給圧制御中は、ECU30がバルブ軸24をθ0〜θ1の範囲内で回動制御する。
なお、第1バルブ21によりバイパス通路22を全閉にする際は、バルブ軸24へ図2の左回転方向の閉弁トルクを付与するように設けられる。
以上で説明したように、この実施例1の内燃機関用吸排気装置では、排気ガスの浄化を行う触媒14の排気上流側に、ターボチャージャ2の排気タービン5を配置する構造を採用している。
この実施例1のターボチャージャ2は、上述したように、
・エンジン1の排出した排気ガスにより回転駆動されるタービン羽根車5aと、
・このタービン羽根車5aを迂回した排気ガスが流れるバイパス通路22を開閉する第1バルブ21と、
・タービン羽根車5aを通過した排気ガスが流れるタービン出口通路23を開閉する第2バルブ26と、
・触媒14の早期暖機を行う際に第2バルブ26によってタービン出口通路23を閉じ、「過給圧制御中(触媒14の早期暖機とは異なるエンジン運転中)」に第1バルブ21の開度調整を行ってタービン羽根車5aを通過する排気ガス量の制御を行うECU30(制御装置の一例)と、
を具備する。
そして、バイパス通路22とタービン出口通路23が形成されるタービンハウジング5b(ハウジングの一例)に第1バルブ21と第2バルブ26が設けられる。
第1バルブ21と第2バルブ26は、上述したように、タービンハウジング5bの排気下流側に形成された空間γ内に配置されるものであり、
・第1バルブ21は、回動操作されるバルブ軸24と一体に回動する第1バルブアーム25に取り付けられ、バルブ軸24を一方へ回動操作することでバイパス通路22の下流端を閉じるスイングバルブであり、
・第2バルブ26は、バルブ軸24と一体に回動する第2バルブアーム27に取り付けられ、バルブ軸24を他方へ回動操作することでタービン出口通路23の下流端を閉じるスイングバルブである。
ここで、第1バルブ21がバイパス通路22を閉塞する際で、タービンハウジング5bのうちで第1バルブ21が着座する面を第1座面22aとし、第1バルブ21のうちでタービンハウジング5bに着座する面(即ち、バイパス通路22の開口部を閉塞する面)を第1シート面21aとする。
一方、第2バルブ26がタービン出口通路23を閉塞する際で、タービンハウジング5bのうちで第2バルブ26が着座する面を第2座面23aとし、第2バルブ26のうちでタービンハウジング5bに着座する面(即ち、タービン出口通路23の開口部を閉塞する面)を第2シート面26aとする。
そして、図2に示すように、第1座面22aから第2座面23aまでの角度をαとする。
この実施例1の第2シート面26aは、第1シート面21aに対してバルブ軸24の回動方向へ傾斜して設けられる。
具体的に、第1シート面21aから第2シート面26aまでの角度φ2は、バルブ軸24の回動角を小さくする目標の短縮角βに設けられる。
このように設けることによりバルブ軸24の回動範囲は「θ2−θ0」=「α−β」になる。即ち、「回動角θ0=0度」とした場合は「θ2」=「α−β」になる。
短縮角βを大きくすることで、バルブ軸24の回動範囲を小さくできる。
しかし、短縮角βを大きくすると、過給圧制御中にタービン出口通路23から空間γ内へ流出した排気ガスの流れを第2バルブ26が遮り、タービン効率の悪化を招いてしまう。
そこで、この実施例1の第2バルブ26は、過給圧制御中(第1バルブ21によって過給圧のコントロールを行う制御範囲)に、タービン出口通路23から空間γ内へ流出した排気ガスの流れを遮らない範囲に設けられる。
即ち、バルブ軸24の回動角がθ1の時に、タービン出口通路23の内壁の延長線上に第2バルブ26が存在しないように設けられる。言葉を変えると、バルブ軸24の回動角がθ1の時に、タービン出口通路23を上流側から見たと仮定した場合、タービン出口通路23の内側に第2バルブ26が存在しないように設けられる。
上記の表現を変えて説明すると、第1バルブ21が過給圧変化に影響を与えない上述した所定開度θxに達した際に、第2バルブ26がタービン出口通路23の下流側開口部の投射面上に重ならない範囲内に設けられる。
より具体的な一例として、この実施例では、過給圧制御中における第1バルブ21の最大開度θ1に達した状態であっても、第2バルブ26がタービン出口通路23の下流側開口部の投射面上に重ならない範囲内に設けられる。
さらに具体的な一例を説明する。第2バルブ26が回動する空間γに、タービン出口通路23の内面を下流側へ延長した仮想線Yを引く。そして、バルブ軸24に最も近い仮想線Yとバルブ軸24の間に距離L1を設けて、第1バルブ21がバイパス通路22を閉塞する時に{図3(a)参照}、第2バルブ26と仮想線Yの間に距離L2を設ける。
そして、バルブ軸24が回動角θ1の時に{図3(b)参照}、第2バルブ26が仮想線Yに交差しない角度φ2を設定する。
即ち、上述した距離L2と角度φ2の関係性によって、バルブ軸24が回動角θ1の時に、タービン出口通路23から空間γ内へ流出した排気ガスの流れを、第2バルブ26が遮らない範囲に設けられる。
具体的には、距離L1を長く設定することで角度φ2を大きく設けて、短縮角βを大きくすることができる。しかし、距離L1を長くし過ぎるとタービンハウジング5bの大型化を招く。このため、この実施例1では、タービンハウジング5bの大型化を招かない範囲で距離L1を長く設けて、極力短縮角βを大きく設けている。
(実施例1の効果1)
この実施例1のターボチャージャ2は、上述したように、第2バルブ26の第2シート面26aを、第1バルブ21の第1シート面21aに対して「バルブ軸24の回動方向」へ傾斜して設けることにより、バルブ軸24の回動範囲を小さくできる。このため、バルブ軸24を回動操作するアクチュエータ31の大型化や、閉弁荷重の低下を防ぐことができる。
また、この実施例1の第2バルブ26は、過給圧制御中に、タービン出口通路23から空間γ内へ流出した排気ガスの流れを遮らない範囲内に設けられる。即ち、過給圧制御中に、第2バルブ26がタービン出口通路23の一部を閉じないように設けられる。このため、タービン出口通路23から流出する排気ガスの流れを、第2バルブ26が阻害することで生じてしまうタービン効率の低下を回避できる。
(実施例1の効果2)
この実施例1のターボチャージャ2では、上述したように、第1バルブアーム25と第2バルブアーム27を共通に設けている。
このため、第1バルブ21と第2バルブ26をコンパクトにできるとともに、第1バルブ21と第2バルブ26の回動スペースを小さくすることができ、排気タービン5の大型化を回避できる。
(実施例1の効果3)
この実施例1では、第1バルブ21と第2バルブ26が、第1バルブアーム25および第2バルブアーム27に対して可動可能なクリアランスを介して支持される。
具体的に、この実施例1は、上述したように、第1バルブアーム25と第2バルブアーム27を共通に設けている。そこで、「第1バルブアーム25と第2バルブアーム27を共通化した共通アーム」に対して第1バルブ21と第2バルブ26が3次元方向へガタツクことが可能に設けられている。
この実施例1とは異なり、第1バルブ21と第2バルブ26をクリアランスを無くして共通アーム(第1、第2バルブアーム25、27)に取り付けた場合、第1バルブ21と第2バルブ26のそれぞれが高温の排気ガスに晒されて熱膨張による歪みが生じてしまい、全閉時であっても完全に閉じることができずに、排気ガスの一部が漏れて通過してしまう。
これに対し、この実施例1では、上述したように、共通アーム(第1、第2バルブアーム25、27)に対して第1バルブ21および第2バルブ26がクリアランスを介して支持される。
このため、第1バルブ21が閉弁する際では、共通アーム(第1、第2バルブアーム25、27)が第1バルブ21を閉弁方向へ押し付けることにより、第1シート面21aが第1座面22aにならって合致するため、バイパス通路22の閉弁性を高めることができ、排気ガスの漏れを回避できる。
同様に、第2バルブ26が閉弁する際に、共通アーム(第1、第2バルブアーム25、27)が第2バルブ26を閉弁方向へ押し付けることにより、第2シート面26aが第2座面23aにならって合致するため、タービン出口通路23の閉弁性を高めることができ、排気ガスの漏れを回避できる。
即ち、第1バルブ21と第2バルブ26は、高温の排気ガスに晒されるが、共通アーム(第1、第2バルブアーム25、27)に対して第1バルブ21と第2バルブ26を、クリアランスを介して支持することで閉弁時の閉塞性を高めることができる。
(実施例1の効果4)
共通アーム(第1、第2バルブアーム25、27)に対する第1バルブ21と第2バルブ26の具体的な結合構造はもちろん限定するものではないが、理解補助の目的で具体的な一例を説明する。
以下では、第1バルブ21がバイパス通路22を閉塞する際に、第1バルブ21のうちで第1バルブアーム25(この実施例1では共通アーム)から閉弁力が付与される接触面を第1受圧面21bとし、第1バルブアーム25(この実施例1では共通アーム)のうちで第1バルブ21に閉弁力を付与する接触面を第1押圧面25aとする。
また、第2バルブ26がタービン出口通路23を閉塞する際に、第2バルブ26のうちで第2バルブアーム27(この実施例1では共通アーム)から閉弁力が付与される接触面を第2受圧面26bとし、第2バルブアーム27(この実施例1では共通アーム)のうちで第2バルブ26に閉弁力を付与する接触面を第2押圧面27aとする。
第1シート面21aと第1受圧面21bは、平行に設けられる。
第1押圧面25aは、第1バルブ21がバイパス通路22を閉塞する際に、第1座面22aに対して平行に設けられる。
第2シート面26aに対して第2受圧面26bは、所定の角度φ2で傾斜して設けられる。
第2バルブ26がタービン出口通路23を閉塞する際に、第2押圧面27aは、第2座面23aに対して角度φ2で傾斜して設けられる。
また、この実施例1は、第1バルブアーム25と第2バルブアーム27が共通に設けられているため、第1押圧面25aと第2押圧面27aも平行に設けられる。
第1押圧面25aと第2押圧面27aの略中央部には、丸穴形状のアーム貫通穴が設けられている。このアーム貫通穴の軸芯は、第1バルブ21がバイパス通路22を閉塞する際に、第1座面22aに対して垂直に設けられる。
この実施例1の第2バルブ26には、アーム貫通穴に挿通される嵌合軸26cが一体に設けられている。この嵌合軸26cの外径寸法は、アーム貫通穴の内径寸法より小径に設けられており、アーム貫通穴と嵌合軸26cとの間に径方向のクリアランスが設けられる。
また、この実施例1の第1バルブ21の中心には、嵌合軸26cが挿通される丸穴形状のバルブ貫通穴が設けられている。このバルブ貫通穴の内径寸法は、嵌合軸26cの外径寸法と合致するものである。嵌合軸26cの先端には、第1バルブ21の結合を行うカシメ部26dが設けられている。このカシメ部26dは、嵌合軸26cの先端を塑性変形させたものであり、このカシメ部26dと第1バルブ21の間には、抜止用のワッシャ33が設けられている。
そして、「カシメ部26dから第2受圧面26bまでの軸方向距離」は、「抜止用のワッシャ33の厚み寸法と、第1バルブ21の厚み寸法と、第1押圧面25aから第2押圧面27aまでのアーム厚み寸法と、を加算した長さ」よりも、長く設けられている。これにより、第1押圧面25aから第1受圧面21bまでの間と、第2押圧面27aから第2受圧面26bまでの間に、軸方向のクリアランスφ1が設けられる。
上記の構成を採用することにより、上述した「実施例1の効果1〜3」を得ることができる。
[実施例2]
実施例2を図5に基づき説明する。なお、以下の各実施例において、上記実施例1と同一符合は同一機能物を示すものである。
上記の実施例1では、第1バルブアーム25と第2バルブアーム27を共通に設ける例を示した。
これに対し、この実施例2は、図5に示すように、第1バルブアーム25と第2バルブアーム27を独立して設けるものであり、バルブ軸24の軸方向の異なる位置に設けた第1バルブアーム25と第2バルブアーム27のそれぞれに第1バルブ21と第2バルブ26を設けたものである。
このように、第1バルブアーム25と第2バルブアーム27を独立して設けることにより、バイパス通路22の出口とタービン出口通路23の出口が、バルブ軸24の軸方向にズレる排気タービン5であっても本発明を適用できる。
即ち、バイパス通路22の出口とタービン出口通路23の出口の配置の制約がなく、自由度が増すため、排気タービン5に大きな変更を招くことなく本発明を実施することが可能になる。即ち、コスト上昇を抑えて本発明を実施することができる。
[実施例3]
実施例3を図6に基づき説明する。
上記の実施例1、2では、タービンハウジング5bに第1バルブ21と第2バルブ26を設ける例を示した。即ち、第1バルブ21と第2バルブ26がターボチャージャ2に含まれる構成を示した。
これに対し、この実施例3は、バイパス通路22とタービン出口通路23の一部が形成されるハウジングHをターボチャージャ2とは別体に設け、その別体のハウジングHに第1バルブ21と第2バルブ26が設けたものである。
具体的には、第1バルブ21と第2バルブ26をターボチャージャ2とは別体の過給圧制御モジュールMに組み付けるものである。即ち、過給圧制御モジュールMのハウジングHに、バイパス通路22とタービン出口通路23の一部を形成し、そのハウジングHに第1バルブ21と第2バルブ26を設けるものである。
この実施例3では、第1バルブ21と第2バルブ26を含む過給圧制御モジュールMをターボチャージャ2から分離して車両に配置できるため、排気管などのパイプレイアウトの自由度を高めることができ、排気系レイアウトの設計を容易化できる。
上記の実施例では、アクチュエータ31の一例として電動モータを駆動源とした電動アクチュエータを用いる例を示したが、ECU30により通電制御可能なアクチュエータ31であれば他の形式(負圧アクチュエータ、油圧アクチュエータ等)であっても良い。
上記の実施例では、タービンハウジング5bに1つの排気スクロールが設けられる例を示したが、タービンハウジング5bに独立した2つの排気スクロールが設けられるターボチャージャ2に本発明を適用しても良い。
1・・・エンジン 5a・・タービン羽根車
5b・・タービンハウジング 14・・・触媒
21・・・第1バルブ 21a・・第1シート面a
22・・・バイパス通路 23・・・タービン出口通路
24・・・バルブ軸 25・・・第1バルブアーム
26・・・第2バルブ 26a・・第2シート面
27・・・第2バルブアーム 30・・・ECU(制御装置)

Claims (9)

  1. エンジン(1)の排出した排気ガスにより回転駆動されるタービン羽根車(5a)と、このタービン羽根車(5a)を迂回した排気ガスが流れるバイパス通路(22)を開閉する第1バルブ(21)と、前記タービン羽根車(5a)を通過した排気ガスが流れるタービン出口通路(23)を開閉する第2バルブ(26)と、排気ガスの浄化を行う触媒(14)の早期暖機を行う際に前記第2バルブ(26)によって前記タービン出口通路(23)を閉じ、過給圧のコントロールを行う際に前記第1バルブ(21)の開度調整を行う制御装置(30)とを具備する内燃機関用吸排気装置であって、
    前記第1バルブ(21)は、回動操作されるバルブ軸(24)と一体に回動する第1バルブアーム(25)に取り付けられ、前記バルブ軸(24)を一方へ回動操作することで前記バイパス通路(22)の下流端を閉じるスイングバルブであり、
    前記第2バルブ(26)は、前記バルブ軸(24)と一体に回動する第2バルブアーム(27)に取り付けられ、前記バルブ軸(24)を他方へ回動操作することで前記タービン出口通路(23)の下流端を閉じるスイングバルブであり、
    前記第1バルブ(21)のうちで前記バイパス通路(22)の開口部を閉塞する面を第1シート面(21a)とし、前記第2バルブ(26)のうちで前記タービン出口通路(23)の開口部を閉塞する面を第2シート面(26a)とした場合、
    前記第2シート面(26a)は、前記第1シート面(21a)に対して前記バルブ軸(24)の回動方向へ傾斜して設けられ、
    前記第1シート面(21a)が着座する第1座面(22a)と前記第2シート面(26a)が着座する第2座面(23a)とがなす角度(α)と、
    前記第1シート面(21a)と前記第2シート面(26a)とがなす角度(β)と、
    前記第1バルブ(21)の閉弁時に前記第2シート面(26a)と前記第2座面(23a)とがなす角度(θ2)との間に、角度(θ2)=角度(α)−角度(β)の関係があり、
    前記第2バルブ(26)は、前記第1バルブ(21)が過給圧変化に影響を与えない開度(θ1、θx)に達した際に、前記タービン出口通路(23)の開口部の投射面上に重ならない範囲内に設けられることを特徴とする内燃機関用吸排気装置。
  2. 請求項1に記載の内燃機関用吸排気装置において、
    前記第1バルブ(21)が過給圧変化に影響を与えない開度とは、前記第1バルブ(21)の開度調整によって前記タービン羽根車(5a)を通過する排気ガス量のコントロールを行う過給圧制御中における前記第1バルブ(21)の最大開度(θ1)であることを特徴とする内燃機関用吸排気装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の内燃機関用吸排気装置において、
    前記第1バルブアーム(25)と前記第2バルブアーム(27)は、共通に設けられることを特徴とする内燃機関用吸排気装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の内燃機関用吸排気装置において、
    前記第1バルブアーム(25)と前記第2バルブアーム(27)は、独立して設けられ、前記バルブ軸(24)の軸方向の異なる位置で前記第1バルブ(21)と前記第2バルブ(26)を支持することを特徴とする内燃機関用吸排気装置。
  5. 請求項1ないし請求項4の内のいずれか1つに記載の内燃機関用吸排気装置において、
    前記第1バルブ(21)と前記第2バルブ(26)は、前記第1バルブアーム(25)および前記第2バルブアーム(27)に対して可動可能なクリアランスを介して支持されることを特徴とする内燃機関用吸排気装置。
  6. 請求項1ないし請求項5の内のいずれか1つに記載の内燃機関用吸排気装置において
    記第1バルブ(21)のうちで前記第1バルブアーム(25)から閉弁力が付与される面を第1受圧面(21b)とし、
    前記第1バルブアーム(25)のうちで前記第1バルブ(21)に閉弁力を付与する面を第1押圧面(25a)とした場合、
    前記第1シート面(21a)と前記第1受圧面(21b)が平行に設けられるとともに、前記第1バルブ(21)が前記バイパス通路(22)を閉塞する際に、前記第1座面(22a)と第1押圧面(25a)が平行に設けられることを特徴とする内燃機関用吸排気装置。
  7. 請求項6に記載の内燃機関用吸排気装置において
    記第2バルブ(26)のうちで前記第2バルブアーム(27)から閉弁力が付与される面を第2受圧面(26b)とし、
    前記第2バルブアーム(27)のうちで前記第2バルブ(26)に閉弁力を付与する面を第2押圧面(27a)とした場合、
    前記第2シート面(26a)に対して前記第2受圧面(26b)が所定の角度(φ2)で傾斜するとともに、前記第2バルブ(26)が前記タービン出口通路(23)を閉塞する際に、前記第2座面(23a)に対して第2押圧面(27a)が前記所定の角度(φ2)で傾斜することを特徴とする内燃機関用吸排気装置。
  8. 請求項1ないし請求項7の内のいずれか1つに記載の内燃機関用吸排気装置において、
    前記第1バルブ(21)と前記第2バルブ(26)が設けられるハウジングは、前記タービン羽根車(5a)を収容するタービンハウジング(5b)であることを特徴とする内燃機関用吸排気装置。
  9. 請求項1ないし請求項7の内のいずれか1つに記載の内燃機関用吸排気装置において、
    前記第1バルブ(21)と前記第2バルブ(26)が設けられるハウジングは、前記タービン羽根車(5a)が設けられるターボチャージャ(2)とは別体に設けられる過給圧制御モジュール(M)のハウジング(H)であることを特徴とする内燃機関用吸排気装置。
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