JP6458996B2 - 雄型コネクタ - Google Patents

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Description

触指対策が施された雄型コネクタに関する。
従来、一部がハウジングに埋め込まれてハウジングから嵌合方向前側に突出している金属製の雄端子を備える雄型コネクタにおいて、作業者が不用意に雄端子に触れて電撃を受けてしまうことを防止するために雄端子の嵌合方向前側の先端に触指対策が施されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の機器側コネクタは、雄型端子金具を合成樹脂でモールドした機器側コネクタハウジングを備えており、その雄型端子金具の前端部が合成樹脂によってモールドされることによって絶縁頭部とされている。具体的には、当該雄型端子金具は略円錐をなす端子本体部と、この端子本体部の前端から前方に向かって延びるピン状接続部とを有している。そして、このピン状接続部の先端面に有底の穴が形成されており、合成樹脂の一部がその穴に挿入されている形態で前端部がモールドされている。
特開2012−128966号公報
特許文献1に記載の機器側コネクタによると、雄型端子金具の先端面に前述した穴を形成するために切削加工が必要である。しかしながら、切削加工は一般に高コストである。
また、特許文献1に記載の機器側コネクタによると、雄型端子金具の前端部をモールドして絶縁頭部とする工程と雄型端子金具を合成樹脂でモールドして機器側コネクタハウジングを成形する工程とが必要であり、機器側コネクタを効率よく製造する上で改善の余地があった。
本明細書では、触指対策が施された雄型コネクタを低コストで効率よく製造できる技術を開示する。
本明細書で開示する雄型コネクタは、相手側コネクタに嵌合する樹脂製のハウジングと、一部が前記ハウジングに埋め込まれて前記ハウジングから嵌合方向前側に突出している金属製の雄端子であって、筒状に形成されており、内部に樹脂が充填されている雄端子と、前記雄端子の嵌合方向前側の先端を覆う樹脂キャップと、を備え、前記雄端子には前記ハウジングに埋め込まれている部分に前記雄端子の内部と外部とを連通する連通口が設けられており、前記ハウジングを構成している樹脂と前記雄端子に充填されている前記樹脂とが前記連通口を介して一体化しているとともに、前記雄端子の内部に充填されている前記樹脂と前記樹脂キャップを構成している樹脂とが前記雄端子の嵌合方向前側の開口を介して一体化している。
上記の雄型コネクタによると、雄端子が筒状に形成されているので先端の切削加工が不要である。このため従来に比べて雄端子の製造コストを低減できる。また、雄端子が筒状に形成されているので雄端子の製造に必要な金属材の量を低減することもでき、それによっても雄端子の製造コストを低減できる。
また、上記の雄型コネクタによると、ハウジングを成形するとき、金型に雄端子をセットして金型内に溶融樹脂を充填すると、充填された溶融樹脂が連通口から筒部の内部に流入して筒部の内部が樹脂で充填されるとともに、筒部の嵌合方向前側の開口から流出した溶融樹脂によって樹脂キャップが成形される(あるいは、充填された溶融樹脂によって樹脂キャップが成形されるとともに、溶融樹脂が筒部の嵌合方向前側の開口から筒部の内部に流入して筒部の内部が樹脂で充填され、連通口から流出した溶融樹脂によってハウジングが成形される)。つまり、ハウジングを成形する工程と樹脂キャップを成形する工程とを一工程とすることができるので、雄型コネクタを効率よく製造できる。
よって上記の雄型コネクタによると、触指対策が施された雄型コネクタを低コストで効率よく製造できる。
また、前記雄端子は金属製のパイプから形成されたものであってもよい。
従来の雄型端子金具は略円錐をなす端子本体部とピン状接続部とを有する複雑な形状であり、このような形状の雄型端子金具は多くの工程を経て製造されるため高コストである。これに対し、上記の雄型コネクタによると、雄端子は金属製のパイプから形成されたものであるので製造工程が簡素になる。このため雄端子の製造コストをより低減できる。
また、前記雄端子は前記パイプの嵌合方向後側が押し潰されて形成された平板状の導体接続部と前記導体接続部より嵌合方向前側に位置する筒部とを有し、前記連通口は前記筒部の側壁に形成されている貫通穴であってもよい。
上記の雄型コネクタによると、パイプの嵌合方向後側が押し潰されているので筒部は嵌合方向後側が閉じているが、筒部の側壁に貫通穴(連通口)が形成されているのでハウジングを構成している樹脂と雄端子に充填されている樹脂とを貫通穴(連通口)を介して一体化することができる。
また、前記導体接続部の嵌合方向前側の端部が前記筒部の内側から接着剤によって止水されていてもよい。
上記の雄型コネクタによると、当該雄型コネクタの製造時に導体接続部の嵌合方向前側の端部から導体接続部の内部に樹脂が入り込んでしまわないようにすることができる。
また、前記雄端子は金属板を筒状に丸めて形成されたものであってもよい。
従来の雄型端子金具は端子本体部とピン状接続部とを有する複雑な形状であり、このような形状の雄型端子金具は多くの工程を経て製造されるため高コストである。これに対し、上記の雄型コネクタによると、雄端子は金属板を筒状に丸めて形成されたものであるので製造工程が簡素になる。このため雄端子の製造コストをより低減できる。
また、前記雄端子は前記金属板を筒状に丸めて形成された筒部と前記筒部の嵌合方向後側から延びる導体接続部とを有し、前記連通口は前記筒部の嵌合方向後側の開口であってもよい。
上記の雄型コネクタによると、筒部の嵌合方向後側の開口が連通口として機能するので、筒部の側壁に貫通穴を形成しなくてよい。
本明細書で開示する雄型コネクタによれば、触指対策が施された雄型コネクタを低コストで効率よく製造できる。
実施形態1に係る雄型コネクタの斜視図 雄型コネクタを左右方向から見た断面図 雄型コネクタを上下方向から見た断面図 雄端子の斜視図 パイプの斜視図 後側部分が押し潰されたパイプの斜視図 実施形態2に係る雄端子の斜視図 雄型コネクタを左右方向から見た断面図
<実施形態1>
実施形態1を図1ないし図6に基づいて説明する。以降の説明において上下方向及び前後方向とは図2に示す上下方向及び前後方向を基準とし、左右方向とは図3に示す左右方向を基準とする。
実施形態1に係る雄型コネクタ1はハイブリッド自動車や電気自動車等の車両に搭載されているインバータやモータ等の車載機器を覆うシールドケースに配されるものである。
(1)雄型コネクタの構成
図1に示すように、雄型コネクタ1は樹脂製のハウジング10、二つの雄端子11、及び、雄端子11の先端部を覆う樹脂キャップ12を備えている。
(1−1)ハウジング
ハウジング10は正面視で二本の直線と二つの半円形とからなる所謂レーストラック形状をなしている。図2に示すようにハウジング10は筒状に形成されており、図示しない雌型コネクタが嵌合方向前側(図2において前側)から嵌合挿入される。
図2に示すように、ハウジング10の内側には内部空間を前後に仕切る仕切り壁10Aが一体に形成されている。仕切り壁10Aの後側には雄端子11が埋め込まれている端子保持部10Bが後方に延びるように一体に形成されている。また、図1に示すようにハウジング10の内部には二つの雄端子11の間に仕切り壁10Cが一体に形成されている。図3に示すように仕切り壁10Cの先端の位置は樹脂キャップ12の先端の位置とほぼ一致している。
(1−2)雄端子
図2に示すように、雄端子11は全体として略棒状に形成されている。雄端子11は長手方向の途中部分が仕切り壁10A及び端子保持部10Bに埋め込まれており、前側部分が仕切り壁10Aから前方に突出しているとともに、後側部分が端子保持部10Bから後方に突出している。
図4を参照して、雄端子11の形状についてより具体的に説明する。雄端子11は銅や銅合金などからなるパイプ30(図5参照)を加工して形成されたものであり、後側部分が押し潰されて平板状の導体接続部11Bが形成されている。導体接続部11Bにはバスバーがボルトによって締結される貫通穴11Cが形成されている。また、導体接続部11Bの嵌合方向前側の端部(図2に示す端部11F)は筒部11Aの内側から図示しない接着剤によって止水されている。
図4に示すように、雄端子11において導体接続部11Bより前側の筒状の部分である筒部11Aの側壁には貫通穴11Dが形成されている。具体的には、図2に示すように筒部11Aは一部がハウジング10に埋め込まれるものであり、貫通穴11Dは筒部11Aにおいてハウジング10に埋め込まれる部分の側壁に形成されている。貫通穴11Dは互いに対向して二つ形成されている。以降の説明では貫通穴11Dのことを連通口11Dという。
また、図2に示すように、筒部11Aの内部には樹脂20Bが充填されている。ハウジング10を構成している樹脂20Aと筒部11Aの内部に充填されている樹脂20Bとは連通口11Dを介して一体化している。
(1−3)樹脂キャップ
樹脂キャップ12は触指(感電)対策として設けられているものである。図2に示すように雄端子11は嵌合方向前側(図2において前側)を向く端面が樹脂キャップ12によって覆われている。これにより作業者の指が雄端子11の先端に触れてしまうことが防止されている。
また、図2に示すように、筒部11Aの内部に充填されている樹脂20Bと樹脂キャップ12を構成している樹脂20Cとは筒部11Aの嵌合方向前側の開口11Eを介して一体化している。
(2)雄型コネクタの製造工程
次に、雄型コネクタ1の製造工程について説明する。なお、以下に説明する各工程の順序は一例であり、適宜に入れ替え可能である。
雄型コネクタ1の製造工程では、先ず、図5に示すように金属製のパイプ30が雄端子11の長さに切断される(切断工程)。
次に、図6に示すように、切断されたパイプ30の後側部分がプレス加工によって押し潰されて平板状の導体接続部11Bが形成される(潰し工程)。
次に、図4に示すように、穴あけ加工によって導体接続部11Bに貫通穴11Cが形成されるとともに、筒部11Aに連通口11Dが形成される(穴あけ工程)。
次に、導体接続部11Bの嵌合方向前側の端部11Fが筒部11Aの内側から接着剤によって止水される。
次に、ハウジング10を成形するための図示しない金型に雄端子11がセットされ、金型内に溶融樹脂が充填される(モールド成形工程)。これにより雄端子11がハウジング10にモールドされる。
ここで、前述したように筒部11Aには連通口11Dが形成されているので、金型内に溶融樹脂を充填すると連通口11Dから筒部11Aの内部に溶融樹脂が流入して筒部11Aの内部が樹脂で充填される。そして、筒部11Aの内部に流入した溶融樹脂の一部が筒部11Aの嵌合方向前側の開口11Eから流出し、流出した溶融樹脂によって樹脂キャップ12が形成される。
(3)実施形態の効果
以上説明した実施形態1に係る雄型コネクタ1によると、雄端子11が筒状に形成されているので先端の切削加工が不要である。このため従来に比べて雄端子11の製造コストを低減できる。また、雄端子11が筒状に形成されているので雄端子11の製造に必要な金属材の量を低減することもでき、それによっても雄端子11の製造コストを低減できる。
また、雄型コネクタ1によるとハウジング10を成形する工程と樹脂キャップ12を成形する工程とを一工程とすることができるので、雄型コネクタ1を効率よく製造できる。
よって雄型コネクタ1によると、触指対策が施された雄型コネクタ1を低コストで効率よく製造できる。
更に、雄型コネクタ1によると、雄端子11は金属製のパイプ30から形成されたものである。従来の雄型端子金具は略円錐をなす端子本体部とピン状接続部とを有する複雑な形状であり、このような形状の雄型端子金具は多くの工程を経て製造されるため高コストである。これに対し、雄型コネクタ1によると、雄端子11は金属製のパイプ30から形成されたものであるので製造工程が簡素になる。このため雄端子11の製造コストをより低減できる。
更に、雄型コネクタ1によると、パイプの嵌合方向後側が押し潰されているので筒部11Aは嵌合方向後側が閉じているが、筒部11Aの側壁に貫通穴11D(連通口11D)が形成されているのでハウジング10を構成している樹脂20Aと雄端子11に充填されている樹脂20Bとを貫通穴11D(連通口11D)を介して一体化することができる。
更に、雄型コネクタ1によると、導体接続部11Bの嵌合方向前側の端部が筒部11Aの内側から接着剤によって止水されているので、当該雄型コネクタ1の製造時に導体接続部11Bの嵌合方向前側の端部から導体接続部11Bの内部に樹脂が入り込んでしまわないようにすることができる。
更に、雄型コネクタ1によると、筒部11Aの内部に樹脂20Bが充填されているので、筒部11Aの内部が空気層である場合に比べて雄端子11の熱がハウジング10に逃げ易くなる。このため、雄端子11を筒状に形成しても雄型コネクタ1の放熱性能の低下を抑制できる。
<実施形態2>
次に、実施形態2を図7ないし図8によって説明する。
前述した実施形態1では金属製のパイプ30から雄端子11が形成される場合を例に説明した。これに対し、実施形態2では平板状の金属板から雄端子が形成される。
図7に示すように、実施形態2に係る雄端子211は筒部211Aと筒部211Aの嵌合方向後側から延びる導体接続部211Bとを有している。筒部211Aは雄端子211の形状に応じて打ち抜かれた金属板の前側部分を左右両側から筒状に曲げることによって形成されている。図7に示すように筒部211Aは嵌合方向後側にも開口している。
図8を参照して、実施形態2に係る雄型コネクタ201の断面形状について説明する。図8に示すように雄端子211は筒部211Aの嵌合方向後側の開口211Cがハウジング10に埋め込まれており、溶融樹脂が開口211Cから筒部211Aの内部に充填される。つまり、筒部211Aの嵌合方向後側の開口211Cが連通口として機能する。
以上説明した実施形態2に係る雄型コネクタ201によると、雄端子211は金属板を筒状に丸めて形成されたものであるので、従来の雄型端子金具に比べて製造工程が簡素になる。このため雄端子211の製造コストをより低減できる。
更に、雄型コネクタ201によると、筒部211Aの嵌合方向後側の開口211Cが連通口として機能するので、筒部211Aの側壁に貫通穴を形成しなくてよい。
<他の実施形態>
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書によって開示される技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1ではパイプの嵌合方向後側が押し潰されているが、パイプの嵌合方向後側は押し潰されていなくてもよい。
(2)上記実施形態2では筒部211Aの嵌合方向後側の開口211Cがハウジング10に埋め込まれている場合を例に説明したが、開口211Cはハウジング10から嵌合方向後側に出ていてもよい。その場合は筒部211Aに連通口として貫通穴を形成すればよい。
(3)上記実施形態では導体接続部11Bにバスバーがボルトによって締結される場合を例に説明したが、導体接続部11Bには電線が接続されてもよい。具体的には、導体接続部11Bは電線が圧着されるバレル部として形成されてもよい。
(4)上記実施形態1では連通口11Dから筒部11Aの内部に溶融樹脂が充填される場合を例に説明した。これに対し、筒部11Aの嵌合方向前側の開口11Eから筒部11Aの内部に溶融樹脂が充填され、その溶融樹脂が連通口11Dから流出してハウジング10が成形されてもよい。実施形態2についても同様である。
1・・・雄型コネクタ、10・・・ハウジング、11・・・雄端子、11A・・・筒部、11B・・・導体接続部、11D・・・連通口、11E・・・開口、12・・・樹脂キャップ、20A〜20C・・・樹脂、30・・・パイプ、201・・・雄型コネクタ、211・・・雄端子、211A・・・筒部、211B・・・導体接続部、211C・・・開口

Claims (6)

  1. 相手側コネクタに嵌合する樹脂製のハウジングと、
    一部が前記ハウジングに埋め込まれて前記ハウジングから嵌合方向前側に突出している金属製の雄端子であって、内部に樹脂が充填されている筒部を有する雄端子と、
    前記雄端子の嵌合方向前側の先端を覆う樹脂キャップと、
    を備え、
    前記雄端子には前記ハウジングに埋め込まれている部分に前記雄端子の内部と外部とを連通する連通口が設けられており、
    前記ハウジングを構成している樹脂と前記雄端子に充填されている前記樹脂とが前記連通口を介して一体化しているとともに、前記雄端子の内部に充填されている前記樹脂と前記樹脂キャップを構成している樹脂とが前記雄端子の嵌合方向前側の開口を介して一体化しており
    前記連通口は前記筒部の側壁に形成されている貫通穴である、雄型コネクタ。
  2. 前記雄端子は金属製のパイプから形成されたものである、請求項1に記載の雄型コネクタ。
  3. 前記雄端子は前記パイプの嵌合方向後側が押し潰されて形成された平板状の導体接続部と前記導体接続部より嵌合方向前側に位置する前記筒部とを有する、請求項2に記載の雄型コネクタ。
  4. 前記導体接続部の嵌合方向前側の端部が前記筒部の内側から接着剤によって止水されている、請求項3に記載の雄型コネクタ。
  5. 前記雄端子は金属板を筒状に丸めて形成されたものである、請求項1に記載の雄型コネクタ。
  6. 前記雄端子は前記金属板を筒状に丸めて形成された前記筒部と前記筒部の嵌合方向後側から延びる導体接続部とを有する、請求項5に記載の雄型コネクタ。
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