JP2006049330A - 電源プラグの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電源プラグの接続端子部材の外周部と電源コンセントの電源プラグ接続口の内周壁との間に間隙が構成されないようにし、ショートの発生を防止するとともに電源プラグが電源コンセントにしっかり接続されるようにする電源プラグを製造する。
【解決手段】 接続端子4の表面に防錆のためのメッキ処理を施し、メッキ処理が施された接続端子に絶縁部材を一体に被覆し間隙充填部5を形成し、間隙充填部5が形成された接続端子の基端部にコード6を接続し、コード6が接続された接続端子4を所定位置に保持した状態で、絶縁部材によってプラグ本体3を形成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電源コンセントに差し込まれて電気機器に電力を供給する電源プラグの製造方法に関する。
電化製品やOA機器等の電気機器には、電源コンセントに差し込み接続される電源プラグが備えられている。この電源プラグ101は、図5及び図6に示すように、プラグ本体103と、電源コンセント102のプラグ接続口106(106A、106B)に差し込まれる一対の接続端子104(104A、104B)と、電気機器側に接続される電源コード105とを備えている。
プラグ本体103は、プラスチック、合成ゴム等の絶縁性を有する絶縁材料により、略矩形状に形成されている。接続端子104は、やや細長い金属板によって形成され、基端側がプラグ本体103の内部に支持されるとともに、先端部分がプラグ本体103より突出された状態でプラグ本体103に組み付けられている。接続端子104の先端部は、電源コンセント102のプラグ接続口106に差し込まれる。
電源コード105は、一端がプラグ本体103の接続端子104が設けられる突当面103Aと対向する他側面103Bからプラグ本体103内部へと導かれて接続端子104と電気的に接続され、他端が図示しない電化製品等の電気機器に接続されている。
以上のように構成された電源プラグ101は、接続端子104が電源コンセント102のプラグ接続口106に差し込まれることにより、電源コード105が接続された電化製品等の電気機器に電力を供給する。
ところで、上述した従来の電源プラグ101においては、接続端子104を電源コンセント102のプラグ接続口106に差し込み可能とするために、その外形寸法がプラグ接続口106の開口寸法に比べてやや小とされている。したがって、電源プラグ101は、電源コンセント102に差し込まれた際に、図6に示すように、接続端子104の外周部と電源コンセント102のプラグ接続口106の内周壁との間に間隙107(107A、107B)が生じる。電源プラグ101は、この間隙107に塵埃等が付着し、この塵埃等が湿気を帯びることによりショート等の不都合が発生するおそれがあった。
また、電源プラグ101は、接続端子104の外周部と電源コンセント102のプラグ接続口106の内周壁との間に間隙107を生じているのでガタつきが生じやすく、プラグ本体103が電源コンセントに対して傾斜し、プラグ接続口106から抜けやすい状態となる。このため、従来の電源プラグ101では、誤って電源コード105に足を引っかけた場合等に簡単に電源コンセント102から抜けてしまい、特に電力の供給を常時必要とするOA機器等においては、電力が遮断されることによって、内部データが破損するといった問題が発生する。
特開平7−335308号公報
したがって、本発明は、接続端子の外周部と電源コンセントのプラグ接続口の内周壁との間に実質的に間隙が構成されないようにしショートの発生を防止するとともに接続端子が電源コンセントにしっかり接続されるようにした電源プラグの製造方法を提供することを目的とする。
この目的を達成した本発明に係る電源プラグの製造方法は、絶縁材料によって形成されたプラグ本体と、このプラグ本体に対して、コードが接続された基端部がその内部に支持されるとともに他端部が外方へと突出露呈され、プラグ本体の内部から外方へと露呈する根元の部位に亘る表面に、絶縁部材を一体に被覆することにより間隙充填部が形成された少なくとも一対の接続端子とから構成され、上記接続端子の間隙充填部は、上記接続端子が電源コンセントのプラグ接続口に差し込まれた状態において、これら接続端子の外周部とプラグ接続口の内周壁との間に構成される間隙に充填されることを特徴とする電源プラグの製造方法であって、上記接続端子の表面に防錆のためのメッキ処理を施し、上記メッキ処理が施された接続端子に絶縁部材を一体に被覆し上記間隙充填部を形成し、上記間隙充填部が形成された接続端子の基端部に上記コードを接続し、上記コードが接続された接続端子を所定位置に保持した状態で、上記絶縁材料によって上記プラグ本体を形成することを特徴とする。
本発明に係る電源プラグの製造方法によれば、接続端子が電源コンセントのプラグ接続口に差し込まれた際に、間隙充填部がこれら接続端子の外周部とプラグ接続口の内周壁との間に構成される間隙に充填され、接続端子とプラグ接続口との間に塵埃等が付着することを防止するとともに、接続端子の錆に伴う間隙充填部の変形が防止され、ガタつきの発生を防止する電源プラグを製造することができる。
また、あらゆる種類のプラグ本体に適用可能であるので、従来の生産設備を殆ど改造することなく製造することが可能であり、低コスト化が実現できる。
以下、本発明を適用した電源プラグ1の製造方法を、製造される電源プラグの構成と共に、図面を参照して詳細に説明する。
電源プラグ1は、図1乃至図3に示すように、プラグ本体3と、電源コンセント2のプラグ接続口9(9A、9B)に差し込まれる一対の接続端子4(4A、4B)と、電気機器等に接続される電源コード6とを備えている。
プラグ本体3は、プラスチック、合成ゴム等の絶縁性を有する絶縁材料によって、図2に示すように、外形が略五角形状を呈して形成され、その内部に、詳細を後述する一対の接続端子4の基端側及び電源コード6の一部が保持される。このプラグ本体3は、電源コンセント2に差し込まれる側に突当面7が形成され、この突当面7から一対の接続端子4の先端側が突出される。また、このプラグ本体3においては、突当面7の反対側が絞り込まれた形状を呈しており、この側面8から電源コード6が引き出されている。
接続端子4は、全体が横長の板状体となっており、その基端側がプラグ本体3の内部に支持され、一方、電源コンセント2に差し込まれる側である先端側がプラグ本体3の突当面7より突出するようにしてプラグ本体3に取り付けられる。この接続端子4は、例えば銅(Cu)等の金属板をプレス加工することにより所定形状に成形され、その表面に防錆のためのメッキ処理が施されて形成される。
これら接続端子4においては、図2及び図3に示すように、その中央部の外周に間隙充填部5(5A、5B)が形成されている。この間隙充填部5は、絶縁材料で形成され、例えば接続端子4の表面にコーティング処理すること、塗装すること、或いは接続端子4にアウトサート成形すること等によって、接続端子4と一体に形成される。間隙充填部5は、その厚みが電源コンセント2のプラグ接続口9の内形寸法と略等しくなるよう形成されている。接続端子4は、図2に示すように、この間隙充填部5のうちの所定幅Lだけの部分がプラグ本体3の突当面7から突出し、残りの部分がプラグ本体3の内部に収容されるようにしてプラグ本体3に保持される。
また、接続端子4においては、その基端側にカシメ部11(11A、11B)が形成されており、電源コード6の電線と接続端子とがカシメ処理により接続される。電源コード6は、その一端側が接続端子4のカシメ部11と接続され、プラグ本体3内部に保持される。この電源コード6は、側面8からプラグ本体3の外部に露呈し、その他端側が図示しない電化製品等の電気機器に接続されている。
以上のように構成された電源プラグ1は、接続端子4が電源コンセント2のプラグ接続口9に差し込まれる際に、図1及び図4に示すように、電源プラグ1の接続端子4の外周部と電源コンセント2のプラグ接続口9の内周壁との間に生じる間隙10(10A、10B)に間隙充填部5が充填される。
このため、電源プラグ1は、電源コンセント2に差し込まれた状態で、間隙10に塵埃等が入り込むことを防止するとともに、接続端子4の錆に伴う間隙充填部5の変形が防止され、ガタつきの発生を防止する。したがって、電源プラグ1は、極めて安全性が高く電源コンセント2に対する接続状態が確実に保持され、プラグ接続口9から抜け易い状態になることは無い。したがって、電源プラグ1は、電源コード6の一端が接続された電化製品等の電気機器に確実に電力を供給する。
また、電源プラグ1においては、図4に示すように、接続端子4が電源コンセント2のプラグ接続口9に差し込まれた際に、間隙充填部5によって接続端子4の外周部とプラグ接続口9の内周壁との間に間隙10が構成されないため、この箇所に塵埃等が付着することを防止できる。従って、電源プラグ1においては、付着した塵埃が湿気を帯びることにより生じるショートの発生が防止されるとともに、接続端子4がプラグ接続口9にしっかりと接続される。
なお、電源プラグ1においては、プラグ本体3として合成樹脂を用い、接続端子4、間隙充填部5、電源コード6等と一体形成するように構成したが、本発明においてはこれに限定されるものではなく、例えばプラグ本体3を硬質プラスチックによる組立式のものとして、間隙充填部5が形成された接続端子4と電源コード6をその内部に組み込む構成としても良いことは勿論であり、本発明においてはあらゆる種類のプラグ本体に適用することができる。
本発明により製造される電源プラグを示す斜視図である。 本発明により製造される電源プラグを示す水平断面図である。 同電源プラグの一部切り欠き側面図である。 同電源プラグを電源コンセントへ差し込んだ状態を示す要部縦断面図である。 従来の電源プラグを示す斜視図である。 従来の電源プラグを電源コンセントへ差し込む状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 電源プラグ、3 プラグ本体、4(4A,4B) 接続端子、5(5A,5B) 間隙充填部、6 電源コンセント

Claims (1)

  1. 絶縁材料によって形成されたプラグ本体と、このプラグ本体に対して、コードが接続された基端部がその内部に支持されるとともに他端部が外方へと突出露呈され、プラグ本体の内部から外方へと露呈する根元の部位に亘る表面に、絶縁部材を一体に被覆することにより間隙充填部が形成された少なくとも一対の接続端子とから構成され、上記接続端子の間隙充填部は、上記接続端子が電源コンセントのプラグ接続口に差し込まれた状態において、これら接続端子の外周部とプラグ接続口の内周壁との間に構成される間隙に充填されることを特徴とする電源プラグの製造方法であって、
    上記接続端子の表面に防錆のためのメッキ処理を施し、
    上記メッキ処理が施された接続端子に絶縁部材を一体に被覆し上記間隙充填部を形成し、
    上記間隙充填部が形成された接続端子の基端部に上記コードを接続し、
    上記コードが接続された接続端子を所定位置に保持した状態で、上記絶縁材料によって上記プラグ本体を形成することを特徴とする電源プラグの製造方法。
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