JP6458706B2 - 磁性部品 - Google Patents
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Description
請求項3に記載のように、請求項1または2に記載の磁性部品において、前記第1のコアは本体部と、本体部から突出する磁脚とを有し、前記第2のコアは本体部と、本体部から突出する磁脚とを有し、前記第1のコアの本体部および前記第2のコアの本体部が同一方向を向いているとよい。
図1に示すように、本実施形態における電力変換装置10は、充電器であり、交流を昇圧して直流に変換した後に、例えば400Vから200VにDC−DC変換してバッテリ19に出力する。
トランス11の1次側コイルにはHブリッジ回路12が接続されている。また、トランス11の2次側コイルには整流回路15が接続されている。
スイッチング素子Q3とスイッチング素子Q4の中間点は第1の共振コイル24を介して第1のトランス1次側コイル20の一方の端子に接続されるとともにスイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2の中間点は第1のトランス1次側コイル20の他方の端子に接続されている。スイッチング素子Q3とスイッチング素子Q4の中間点は第2の共振コイル25を介して第2のトランス1次側コイル21の一方の端子に接続されるとともにスイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2の中間点は第2のトランス1次側コイル21の他方の端子に接続されている。
第1のトランス1次側コイルを構成する導体パターンは、5層目、6層目、13層目、14層目、21層目、22層目、29層目、30層目、37層目、38層目、43層目、44層目が層間接続されている。第2のトランス1次側コイルを構成する導体パターンは、9層目、10層目、17層目、18層目、25層目、26層目、33層目、34層目、39層目、40層目、47層目、48層目が層間接続されている。第1のトランス2次側コイルを構成する導体パターンは、7層目、8層目、15層目、16層目、23層目、24層目、31層目、32層目、41層目、42層目が層間接続されている。第2のトランス2次側コイルを構成する導体パターンは、11層目、12層目、19層目、20層目、27層目、28層目、35層目、36層目、45層目、46層目が層間接続されている。
44層目において、第1のトランス1次側コイルを構成する導体パターン45と第1の共振コイルを構成する導体パターン85が同一層内で接続されている。48層目において、第2のトランス1次側コイルを構成する導体パターン55と第2の共振コイルを構成する導体パターン95が同一層内で接続されている。
フェーズシフト用の共振コイル24,25と、電圧変換用のトランス11とが多層基板を用いて一体化されている。つまり、これまで別体化されていたDC−DCコンバータの共振コイルおよびトランスに対し、共振コイルとトランスを基板で製作し一体化している。
(1)磁性部品200の構成として、多層基板30を構成する各層のうちの第1の基板としての33層目、34層目、37層目、38層目、39層目、40層目、43層目、44層目、47層目、48層目において、トランス1次側コイル20,21を構成する導体と共振コイル24,25を構成する導体とがパターニングされている。多層基板30を構成する各層のうちの第2の基板としての35層目、36層目、41層目、42層目、45層目、46層目において、トランス2次側コイル22,23を構成する導体と共振コイル24,25を構成する導体とがパターニングされている。多層基板30を構成する各層のうちの第1の基板としての33層目、34層目、37層目、38層目、39層目、40層目、43層目、44層目、47層目、48層目と、多層基板30を構成する各層のうちの第2の基板としての35層目、36層目、41層目、42層目、45層目、46層目とが一体化されている。第1の基板(33層目、34層目、37層目、38層目、39層目、40層目、43層目、44層目、47層目、48層目)と第2の基板(35層目、36層目、41層目、42層目、45層目、46層目)とは、トランス1次側コイル20,21を構成する導体パターン42,43,44,45,52,53,54,55とトランス2次側コイル22,23を構成する導体パターン62,63,72,73とが重なるとともに第1の基板(33層目、34層目、37層目、38層目、39層目、40層目、43層目、44層目、47層目、48層目)での共振コイルを構成する導体パターン80,81,84,85,90,91,94,95と第2の基板(35層目、36層目、41層目、42層目、45層目、46層目)での共振コイルを構成する導体パターン82,83,92,93とが重なるように積層されている。第1の基板(33層目、34層目、37層目、38層目、39層目、40層目、43層目、44層目、47層目、48層目)での共振コイルを構成する導体パターン80,81,84,85,90,91,94,95と第2の基板(35層目、36層目、41層目、42層目、45層目、46層目)での共振コイルを構成する導体パターン82,83,92,93とがスルーホールHtにより層間接続されている。
(5)共振コイルをトランス1次側コイルが形成された基板のみならずトランス2次側コイルが形成された基板にも形成するため、共振コイルの巻数がトランス1次側コイルの巻数によって制限されることを抑制できる。すなわち、共振コイルをトランス1次側コイルが形成された基板のみに形成する場合、通常の技術者であればトランスの1次側コイルと共振コイルとを同じ層に両コイルを形成する。従って、共振コイルの巻数がトランス1次側の巻数によって制限されてしまう。一方、共振コイルをトランス1次側コイルが形成された基板のみならずトランス2次側コイルが形成された基板にも形成すると、トランスの2次側コイルが形成された基板にも共振コイルを形成できることになる。従って、共振コイルの巻数の自由度を向上させることができる。すなわち、トランス1次側の共振コイルの仕様は電力変換装置によって異なるため、仕様に応じて共振コイルの巻数を変更しやすくなり、磁性部品として標準化しやすくなる。なお、共振コイルの巻数が少ない場合と共振コイルの巻数が多い場合とが想定されるが、共振コイルの巻数が少ない場合、残ったコイル部分はダミーパターンとして残される。
・多層基板30はプリント基板を用いて導体パターンとして例えば厚さ200μmの銅のパターンを用いたが、これに代わり、銅板等の金属板のパターンでもよく、電流量によって選択すればよい。
・電力変換装置として、プラグインハイブリッド車や電気自動車に搭載される車載用充電器に適用したが、これに限るものではなく、他の機器に適用してもよい。
Claims (3)
- トランス1次側コイルと、
前記トランス1次側コイルと絶縁されたトランス2次側コイルと、
前記トランス1次側コイルおよび前記トランス2次側コイルが巻回される第1のコアと、
前記トランス1次側コイルに直列接続される追加コイルと、
前記追加コイルが巻回される第2のコアと、
を備え、
第1の基板において、前記トランス1次側コイルを構成する導体と前記追加コイルを構成する導体とがパターニングされており、
第2の基板において、前記トランス2次側コイルを構成する導体と前記追加コイルを構成する導体とがパターニングされており、
前記第1の基板と前記第2の基板とが一体化されており、
前記第1の基板と前記第2の基板とは、前記トランス1次側コイルを構成する導体パターンと前記トランス2次側コイルを構成する導体パターンとが重なるとともに前記第1の基板での前記追加コイルを構成する導体パターンと前記第2の基板での前記追加コイルを構成する導体パターンとが重なるように積層され、
前記第1の基板での前記追加コイルを構成する導体パターンと前記第2の基板での前記追加コイルを構成する導体パターンとが層間接続されていることを特徴とする磁性部品。 - 前記トランス1次側コイルを構成する導体パターンの径に比べて前記第1の基板での前記追加コイルを構成する導体パターンの径は小さいとともに、前記トランス2次側コイルを構成する導体パターンの径に比べて前記第2の基板での前記追加コイルを構成する導体パターンの径は小さいことを特徴とする請求項1に記載の磁性部品。
- 前記第1のコアは本体部と、本体部から突出する磁脚とを有し、前記第2のコアは本体部と、本体部から突出する磁脚とを有し、
前記第1のコアの本体部および前記第2のコアの本体部が同一方向を向いていることを特徴とする請求項1または2に記載の磁性部品。
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