JP2017085011A - 磁性部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数の増加を抑制するとともに小型化を図ることができる磁性部品を提供する。【解決手段】多層基板を構成する各層のうちの33層目にトランス1次側コイルを構成する導体と共振コイルを構成する導体とがパターニングされ、35層目にトランス2次側コイルを構成する導体と共振コイルを構成する導体とがパターニングされ、33層目と35層目とはトランス1次側コイルを構成する導体パターンとトランス2次側コイルを構成する導体パターンとが重なり、33層目での共振コイルを構成する導体パターンと35層目での共振コイルを構成する導体パターンとが重なるように積層され、共振コイルを構成する導体パターンは層間接続されている。【選択図】図6

Description

本発明は、磁性部品に関するものである。
特許文献1に開示のトランスの1次側コイル基板は、絶縁基板、トランス1次側コイル導体、導体配線を有する。トランス2次側に流れる電流はトランス1次側に流れる電流に比べて大電流であるため、トランス2次側コイルは厚い銅板で構成され、2つのトランス2次側コイルが、1次側コイル基板を厚さ方向に沿って両側から挟み込む構成となっている。また、1次側コイル基板は、厚さ方向から見たときに2つの2次側コイルと重ならない伝熱領域において放熱部材と熱的に接続されている。さらに、1次側コイル導体と直列接続する共振コイルを構成する導体配線層が1次側コイル基板内に形成されている。
特開2011−77328号公報
ところが、トランス2次側にトランス1次側より大電流が流れる構成であるため、トランス2次側コイルが厚い銅板となって、共振コイルを1次側だけにしか形成できず、2つの2次側コイルが1次側コイル基板を挟み込む構成にせざるを得ない。従って、1次側コイル基板とトランス2次側コイルと別体となり、部品点数が増加してしまう。また、1次側コイル基板とトランス2次側コイルとを別々に固定する必要があり、それぞれネジ孔等の固定部分が別々に必要となるため、その部分だけ大型化を招いてしまう。
本発明の目的は、部品点数の増加を抑制するとともに小型化を図ることができる磁性部品を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、トランス1次側コイルと、前記トランス1次側コイルと絶縁されたトランス2次側コイルと、前記トランス1次側コイルおよび前記トランス2次側コイルが巻回される第1のコアと、前記トランス1次側コイルに直列接続される追加コイルと、前記追加コイルが巻回される第2のコアと、を備え、第1の基板において、前記トランス1次側コイルを構成する導体と前記追加コイルを構成する導体とがパターニングされており、第2の基板において、前記トランス2次側コイルを構成する導体と前記追加コイルを構成する導体とがパターニングされており、前記第1の基板と前記第2の基板とが一体化されており、前記第1の基板と前記第2の基板とは、前記トランス1次側コイルを構成する導体パターンと前記トランス2次側コイルを構成する導体パターンとが重なるとともに前記第1の基板での前記追加コイルを構成する導体パターンと前記第2の基板での前記追加コイルを構成する導体パターンとが重なるように積層され、前記第1の基板での前記追加コイルを構成する導体パターンと前記第2の基板での前記追加コイルを構成する導体パターンとが層間接続されていることを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、トランス1次側コイル、トランス2次側コイル、追加コイルが、積層した基板で一体的に構成でき、部品点数の増加を抑制できる。また、固定部分を最小限に抑えることができるので小型化を図ることができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の磁性部品において、前記トランス1次側コイルを構成する導体パターンの径に比べて前記第1の基板での前記追加コイルを構成する導体パターンの径は小さいとともに、前記トランス2次側コイルを構成する導体パターンの径に比べて前記第2の基板での前記追加コイルを構成する導体パターンの径は小さいことを要旨とする。
請求項2に記載の発明によれば、径の違いにより形成された空間が他部材の配置領域となっているので、デッドスペースを減少することができる。
請求項3に記載のように、請求項1または2に記載の磁性部品において、前記第1のコアは本体部と、本体部から突出する磁脚とを有し、前記第2のコアは本体部と、本体部から突出する磁脚とを有し、前記第1のコアの本体部および前記第2のコアの本体部が同一方向を向いているとよい。
本発明によれば、部品点数の増加を抑制するとともに小型化を図ることができる。
実施形態における電力変換装置の回路構成図。 (a)はトランス、共振コイルの平面図、(b)はトランス、共振コイルの正面図。 (a)は多層基板の平面図、(b)は多層基板の正面図。 多層基板を説明するための一部破断正面図。 トランス、共振コイルにおける各層での平面図。 多層基板における第1および第2のトランス1次側コイル、第1および第2のトランス2次側コイル、第1および第2の共振コイルを構成する導体パターンの各層での配置状態、層間接続状態、同一層内での接続状態を示す説明図。 別例の電力変換装置の回路構成図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態における電力変換装置10は、充電器であり、交流を昇圧して直流に変換した後に、例えば400Vから200VにDC−DC変換してバッテリ19に出力する。
電力変換装置10は、トランス11と、Hブリッジ回路12と、Hブリッジ回路13と、コンデンサ14と、整流回路15と、フィルタ回路16を備えている。そして、交流を入力して、Hブリッジ回路13、コンデンサ14、Hブリッジ回路12、トランス11、整流回路15、フィルタ回路16を介してバッテリ19を充電することができるようになっている。
トランス11は、第1のトランス1次側コイル20と、第1のトランス1次側コイル20に並列接続された第2のトランス1次側コイル21と、第1のトランス2次側コイル22と、第1のトランス2次側コイル22に並列接続された第2のトランス2次側コイル23を備えている。
電力変換装置10は、第1の共振コイル24と第2の共振コイル25を備える。第1の共振コイル24は、第1のトランス1次側コイル20に直列接続されている。第2の共振コイル25は、第2のトランス1次側コイル21に直列接続されている。
トランス11の1次側コイルの巻数と2次側コイルの巻数の比は、12:10となっている。
トランス11の1次側コイルにはHブリッジ回路12が接続されている。また、トランス11の2次側コイルには整流回路15が接続されている。
Hブリッジ回路12は、スイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4を備えている。スイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4はMOSFETにて構成されている。スイッチング素子Q1のソース端子とスイッチング素子Q2のドレイン端子が接続されるとともにスイッチング素子Q3のソース端子とスイッチング素子Q4のドレイン端子が接続されている。スイッチング素子Q1のドレイン端子とスイッチング素子Q3のドレイン端子が接続されるとともにスイッチング素子Q2のソース端子とスイッチング素子Q4のソース端子が接続されている。スイッチング素子Q1,Q3のドレイン端子とスイッチング素子Q2,Q4のソース端子とは、コンデンサ14に接続されている。
各スイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4には各コンデンサC1,C2,C3,C4がそれぞれ並列接続されている。
スイッチング素子Q3とスイッチング素子Q4の中間点は第1の共振コイル24を介して第1のトランス1次側コイル20の一方の端子に接続されるとともにスイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2の中間点は第1のトランス1次側コイル20の他方の端子に接続されている。スイッチング素子Q3とスイッチング素子Q4の中間点は第2の共振コイル25を介して第2のトランス1次側コイル21の一方の端子に接続されるとともにスイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2の中間点は第2のトランス1次側コイル21の他方の端子に接続されている。
スイッチング素子Q1,Q3のドレイン端子とスイッチング素子Q2,Q4のソース端子とは、ダイオードD3とダイオードD4の直列回路に接続されている。ダイオードD3のカソード端子はスイッチング素子Q1,Q3のドレイン端子側であり、ダイオードD4のアノード端子はスイッチング素子Q2,Q4のソース端子側となっている。ダイオードD3とダイオードD4の中間点は第1の共振コイル24の一方の端子および第2の共振コイル25の一方の端子と接続されている。
そして、スイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2の組とスイッチング素子Q3とスイッチング素子Q4の組がオンオフを繰り返して、スイッチング素子Q1とスイッチング素子Q4のオンオフとスイッチング素子Q2とスイッチング素子Q3のオンオフが互い違いに行われてトランス1次コイルには入力電圧が正負交互に加わる。
Hブリッジ回路12に接続されたHブリッジ回路13は、ダイオードD1,D2とスイッチング素子Q5,Q6を備えている。スイッチング素子Q5,Q6はMOSFETにて構成されている。ダイオードD1のアノード端子とスイッチング素子Q5のドレイン端子が接続されるとともにダイオードD2のアノード端子とスイッチング素子Q6のドレイン端子が接続されている。ダイオードD1のカソード端子とダイオードD2のカソード端子がスイッチング素子Q1,Q3のドレイン端子と接続されるとともに、スイッチング素子Q5のソース端子とスイッチング素子Q6のソース端子がスイッチング素子Q2,Q4のソース端子と接続されている。
ダイオードD1とスイッチング素子Q5の中間点にコイルL1の一端が接続されている。また、ダイオードD2とスイッチング素子Q6の中間点にコイルL2の一端が接続されている。そして、交流がコイルL1,L2を介してHブリッジ回路13に入力される。
整流回路15は、4つのダイオードD5,D6,D7,D8によるブリッジ整流回路である。ダイオードD5のアノードとダイオードD6のカソードが接続された状態でダイオードD5,D6が直列に接続されている。また、ダイオードD7のアノードとダイオードD8のカソードが接続された状態でダイオードD7,D8が直列に接続されている。ダイオードD5,D7のカソードは接続されるとともにダイオードD6,D8のアノードは接続されている。
ダイオードD5とダイオードD6の中間点は、第1のトランス2次側コイル22および第2のトランス2次側コイル23の一方の端子に接続されるとともに、ダイオードD7とダイオードD8の中間点は、第1のトランス2次側コイル22および第2のトランス2次側コイル23の他方の端子に接続されている。
フィルタ回路16は、コイル17とコンデンサ18を備えている。ダイオードD5,D7のカソードはコイル17を介してコンデンサ18の一方の電極に接続され、ダイオードD6,D8のアノードはコンデンサ18の他方の電極に接続されている。コンデンサ18にはバッテリ19が接続される。バッテリ19には負荷が接続される。
このように、図1に示すように、磁性部品200はトランス1次側コイル20,21と、トランス1次側コイル20,21と絶縁されたトランス2次側コイル22,23と、トランス1次側コイル20,21に直列接続される追加コイルとしての共振コイル24,25と、を備える。
次に、磁性部品200(トランス11、共振コイル24,25)の構成について、図2(a),図2(b),図3(a),図3(b),図4,図5および図6を用いて説明する。
図2に示すように、多層基板30と、トランス1次側コイル20,21およびトランス2次側コイル22,23が巻回される第1のコアとしてのトランスコア31,32と、共振コイル24,25が巻回される第2のコアとしての共振コイルコア33,34とを備える。図3には多層基板30のみを示す。即ち、図2に対し、トランスコア31,32と共振コイルコア33,34を取り外した状態を示す。
図2に示すように、トランスコアは、2つのE型のコア31,32を組み合わせることにより構成されている。E型のコア31は、長方形の板状をなし水平方向に延設された本体部31aと、本体部31aの一方の面の中央部から突出する中央磁脚31bと、本体部31aの一方の面の端部から突設する両側磁脚31c,31dとを有する。中央磁脚31bは角柱状をなし、両側磁脚31c,31dは角柱状をなしている。
E型のコア32は、長方形の板状をなし水平方向に延設された本体部32aと、本体部32aの一方の面の中央部から突出する中央磁脚32bと、本体部32aの一方の面の端部から突設する両側磁脚32c,32dとを有する。中央磁脚32bは角柱状をなし、両側磁脚32c,32dは角柱状をなしている。
そして、E型のコア31の中央磁脚31bの先端面とE型のコア32の中央磁脚32bの先端面とが突き合わされるとともに、E型のコア31の両側磁脚31c,31dの先端面とE型のコア32の両側磁脚32c,32dの先端面とが突き合わされる。これによりEE型コアが構成され、閉磁路が形成される。
図2に示すように、共振コイルコアは、2つのE型のコア33,34を組み合わせることにより構成されている。E型のコア33は、長方形の板状をなし水平方向に延設された本体部33aと、本体部33aの一方の面の中央部から突出する中央磁脚33bと、本体部33aの一方の面の端部から突設する両側磁脚33c,33dとを有する。中央磁脚33bは角柱状をなし、両側磁脚33c,33dは角柱状をなしている。
E型のコア34は、長方形の板状をなし水平方向に延設された本体部34aと、本体部34aの一方の面の中央部から突出する中央磁脚34bと、本体部34aの一方の面の端部から突設する両側磁脚34c,34dとを有する。中央磁脚34bは角柱状をなし、両側磁脚34c,34dは角柱状をなしている。
そして、E型のコア33の中央磁脚33bの先端面とE型のコア34の中央磁脚34bの先端面とが突き合わされるとともに、E型のコア33の両側磁脚33c,33dの先端面とE型のコア34の両側磁脚34c,34dの先端面とが突き合わされる。これによりEE型コアが構成され、閉磁路が形成される。
図4に示すように、多層基板30はプリント基板を用いており、絶縁層(例えば、ガラスエポキシ層)26と導体パターン(例えば、厚さ200μmの銅のパターン)27を交互に重ねることにより構成されている。本実施形態では、導体パターン27は図4に示すように48層形成されている。なお、導体パターンは銅板を打ち抜いてパターニングされた銅板でも、エッチングでパターニングされた銅箔でもどちらでも良く、大電流用であれば銅板、小電流用では銅箔を用いればよい。ただし、銅箔の場合でも、各層の導体パターンを並列接続すれば大電流用として用いることができる。ここで、最も上層を1層目とし、1層目の下を2層目とし、以下同様の構成であり、最も下層が48層目となっている。多層基板30は、1層目〜32層目に比べて33層目〜48層目が大きな面積となっている。
本実施形態では、16層を1単位として、この16層基板を3枚重ねて使用しており、図6に示すように、1層目〜4層目までの導体パターンは電気的には使用されておらず、5層目〜48層目の導体パターンにより第1および第2のトランス1次側コイル、第1および第2のトランス2次側コイル、第1および第2の共振コイルが構成されている。
詳しくは、5層目〜44層目のうちの12層の導体パターンにより第1のトランス1次側コイルが構成される。9層目〜48層目のうちの12層の導体パターンにより第2のトランス1次側コイルが構成される。7層目〜42層目のうちの10層の導体パターンにより第1のトランス2次側コイルが構成される。11層目〜46層目のうちの10層の導体パターンにより第2のトランス2次側コイルが構成される。33層目〜44層目のうちの8層の導体パターンにより第1の共振コイルが構成される。37層目〜48層目のうちの8層の導体パターンにより第2の共振コイルが構成される。このように最も下の基板(33層目〜48層目)に共振コイルを一体化している。また、多層基板30を構成する各層のうちの第1の基板としての33層目、34層目、37層目、38層目、39層目、40層目、43層目、44層目、47層目、48層目と、多層基板30を構成する各層のうちの第2の基板としての35層目、36層目、41層目、42層目、45層目、46層目とが一体化している。
図3に示すように、多層基板30には四角形状の貫通孔30aが形成され、貫通孔30aにはE型のコア31,32の中央磁脚31b,32bが通る。多層基板30には四角形状の切欠き30b,30cが形成されている。切欠き30bにはE型のコア31,32の両側磁脚31c,32cが通り、切欠き30cにはE型のコア31,32の両側磁脚31d,32dが通る。
図3に示すように、多層基板30には四角形状の貫通孔30dが形成され、貫通孔30dにはE型のコア33,34の中央磁脚33b,34bが通る。多層基板30には四角形状の切欠き30e,30fが形成されている。切欠き30eにはE型のコア33,34の両側磁脚33c,34cが通り、切欠き30fにはE型のコア33,34の両側磁脚33d,34dが通る。
図6に示すように、第1のトランス1次側コイルを構成する導体パターンが、5層目、6層目、13層目、14層目、21層目、22層目、29層目、30層目、37層目、38層目、43層目、44層目において形成されている。図5で説明すると、導体パターン40,41,42,43,44,45が形成されている。図6に示すように、第2のトランス1次側コイルを構成する導体パターンが、9層目、10層目、17層目、18層目、25層目、26層目、33層目、34層目、39層目、40層目、47層目、48層目において形成されている。図5で説明すると、導体パターン50,51,52,53,54,55が形成されている。図6に示すように、第1のトランス2次側コイルを構成する導体パターンが、7層目、8層目、15層目、16層目、23層目、24層目、31層目、32層目、41層目、42層目において形成されている。図5で説明すると、導体パターン60,61,62,63が形成されている。図6に示すように、第2のトランス2次側コイルを構成する導体パターンが、11層目、12層目、19層目、20層目、27層目、28層目、35層目、36層目、45層目、46層目において形成されている。図5で説明すると、導体パターン70,71,72,73が形成されている。図6に示すように、第1の共振コイルを構成する導体パターンが、33層目,34層目,35層目,36層目、41層目,42層目,43層目,44層目において形成されている。図5で説明すると、導体パターン80,81,82,83,84,85が形成されている。図6に示すように、第2の共振コイルを構成する導体パターンが、37層目,38層目,39層目,40層目、45層目,46層目,47層目,48層目において形成されている。図5で説明すると、導体パターン90,91,92,93,94,95が形成されている。
図5に示すように、トランス1次側コイルおよびトランス2次側コイルを構成する各層での導体パターン(40〜45,50〜55,60〜63,70〜73)は、トランスコアの中央磁脚31b,32bの周りに1周にわたり延びており、ターン数は「1」である。また、共振コイルを構成する各層での導体パターン(80〜85,90〜95)は、共振コイルコアの中央磁脚33b,34bの周りに1周にわたり延びており、ターン数は「1」である。
トランスと共振コイルとを一体化した本部品は、図6に示すように、第1のトランス1次側コイルを構成する導体パターン(40〜45)が形成された層、第2のトランス1次側コイルを構成する導体パターン(50〜55)が形成された層、第1のトランス2次側コイルを構成する導体パターン(60〜63)が形成された層、第2のトランス2次側コイルを構成する導体パターン(70〜73)が形成された層が、各導体パターンが重なりかつ絶縁された状態で積層されている。一方、第1の共振コイルを構成する導体パターン80〜85が形成された層、第2の共振コイルを構成する導体パターン90〜95が形成された層が、各導体パターンが重なりかつ絶縁された状態で積層されている。
また、第1の共振コイルを構成する導体パターンが形成された層には、第1のトランス1次側コイルを構成する導体パターンおよび第2のトランス1次側コイルを構成する導体パターンおよび第1のトランス2次側コイルを構成する導体パターンおよび第2のトランス2次側コイルを構成する導体パターンのいずれか一つが形成されている。具体的には、次の通りである。図6に示すように、33,34層目において第2のトランス1次側コイルを構成する導体パターンが、35,36層目において第2のトランス2次側コイルを構成する導体パターンが、41,42層目において第1のトランス2次側コイルを構成する導体パターンが、43,44層目において第1のトランス1次側コイルを構成する導体パターンが形成されている。
同様に、第2の共振コイルを構成する導体パターンが形成された層には、第1のトランス1次側コイルを構成する導体パターンおよび第2のトランス1次側コイルを構成する導体パターンおよび第1のトランス2次側コイルを構成する導体パターンおよび第2のトランス2次側コイルを構成する導体パターンのいずれか一つが形成されている。具体的には、次の通りである。図6に示すように、37,38層目において第1のトランス1次側コイルを構成する導体パターンが、39,40層目において第2のトランス1次側コイルを構成する導体パターンが、45,46層目において第2のトランス2次側コイルを構成する導体パターンが、47,48層目において第2のトランス1次側コイルを構成する導体パターンが形成されている。
図6を用いて層間の導体パターンの接続状態を説明する。
第1のトランス1次側コイルを構成する導体パターンは、5層目、6層目、13層目、14層目、21層目、22層目、29層目、30層目、37層目、38層目、43層目、44層目が層間接続されている。第2のトランス1次側コイルを構成する導体パターンは、9層目、10層目、17層目、18層目、25層目、26層目、33層目、34層目、39層目、40層目、47層目、48層目が層間接続されている。第1のトランス2次側コイルを構成する導体パターンは、7層目、8層目、15層目、16層目、23層目、24層目、31層目、32層目、41層目、42層目が層間接続されている。第2のトランス2次側コイルを構成する導体パターンは、11層目、12層目、19層目、20層目、27層目、28層目、35層目、36層目、45層目、46層目が層間接続されている。
また、第1の共振コイルを構成する導体パターンは、33層目,34層目,35層目,36層目、41層目,42層目,43層目,44層目が層間接続されている。第2の共振コイルを構成する導体パターンは、37層目,38層目,39層目,40層目、45層目,46層目,47層目,48層目が層間接続されている。
層間接続について詳しくは、図5に示すように、コアの磁脚の周囲に、コイルを構成する導体パターンが延設されるが、内周側はインナービアホールHivで層間接続され、外周側はスルーホールHtで層間接続される。
図5および図6を用いて同一層内での導体パターンの接続状態を説明する。
44層目において、第1のトランス1次側コイルを構成する導体パターン45と第1の共振コイルを構成する導体パターン85が同一層内で接続されている。48層目において、第2のトランス1次側コイルを構成する導体パターン55と第2の共振コイルを構成する導体パターン95が同一層内で接続されている。
このように、同一の層において第1のトランス1次側コイルを構成する導体パターン45および第1の共振コイルを構成する導体パターン85が繋がるように形成されるとともに、同一の層において第2のトランス1次側コイルを構成する導体パターン55および第2の共振コイルを構成する導体パターン95が繋がるように形成されている。
第1の共振コイルを構成する導体パターン80,81,82,83,84,85は、層間接続された状態で複数層にわたり形成されている。第2の共振コイルを構成する導体パターン90,91,92,93,94,95は、層間接続された状態で複数層にわたり形成されている。
また、図2に示すように、トランスコア31,32は、本体部31a,32aから突出する磁脚31b,31c,31d,32b,32c,32dを有するが、トランスコアの磁脚31b,31c,31d,32b,32c,32dが、第1のトランス1次側コイルを構成する導体パターン(40〜45)が形成された層、第2のトランス1次側コイルを構成する導体パターン(50〜55)が形成された層、第1のトランス2次側コイルを構成する導体パターン(60〜63)が形成された層、第2のトランス2次側コイルを構成する導体パターン(70〜73)が形成された層を、貫通している。共振コイルコア33,34は、本体部33a,34aから突出する磁脚33b,33c,33d,34b,34c,34dを有するが、共振コイルコアの磁脚33b,33c,33d,34b,34c,34dが、第1の共振コイルを構成する導体パターン80〜85が形成された層、第2の共振コイルを構成する導体パターン90〜95が形成された層を、貫通している。図2(a)の平面視において、トランスコア31,32の本体部31a,32aおよび共振コイルコア33,34の本体部33a,34aが同一方向に向いている。
このようにして、図6に示すように、多層基板30を構成する各層のうちの第1の基板としての33層目、34層目、37層目、38層目、39層目、40層目、43層目、44層目、47層目、48層目において、トランス1次側コイル20,21を構成する導体と共振コイル24,25を構成する導体とがパターニングされている。また、多層基板30を構成する各層のうちの第2の基板としての35層目、36層目、41層目、42層目、45層目、46層目において、トランス2次側コイル22,23を構成する導体と共振コイル24,25を構成する導体とがパターニングされている。第1の基板(33層目、34層目、37層目、38層目、39層目、40層目、43層目、44層目、47層目、48層目)と第2の基板(35層目、36層目、41層目、42層目、45層目、46層目)とは、トランス1次側コイル20,21を構成する導体パターン42,43,44,45,52,53,54,55とトランス2次側コイル22,23を構成する導体パターン62,63,72,73とが重なるとともに第1の基板での共振コイルを構成する導体パターン80,81,84,85,90,91,94,95と第2の基板での共振コイルを構成する導体パターン82,83,92,93とが重なるように積層されている。第1の基板(33層目、34層目、37層目、38層目、39層目、40層目、43層目、44層目、47層目、48層目)での共振コイルを構成する導体パターン80,81,84,85,90,91,94,95と第2の基板(35層目、36層目、41層目、42層目、45層目、46層目)での共振コイルを構成する導体パターン82,83,92,93とがスルーホールHtにより層間接続されている。
図2(a)に示すように、第1および第2のトランス1次側コイルを構成する導体パターン(40〜45,50〜55)の径に比べて第1および第2の共振コイルを構成する導体パターン(80〜85,90〜95)の径は小さい。また、第1および第2のトランス2次側コイルを構成する導体パターン(60〜63,70〜73)の径に比べて第1および第2の共振コイルを構成する導体パターン(80〜85,90〜95)の径は小さい。そして、この径の違いにより形成された空間SPが他部材の配置領域となっており、径の違いにより形成された空間SPには他の部材が配置される。空間SPには、例えば電流センサ等を設置することができる。
なお、図2(b)に示すように、アルミベース98の上にコア32,34、多層基板30が配置され、コア32,34、多層基板30におけるトランス1次側コイル、トランス2次側コイル、共振コイルに発生する熱はアルミベース98に放熱することができるようになっている。
図3(a)に示すように、多層基板30には、固定部分として複数の貫通孔(ねじが通る孔)110が設けられ、この貫通孔110を通るねじを台等に螺入することにより多層基板30が台等に固定される。
次に、作用について説明する。
フェーズシフト用の共振コイル24,25と、電圧変換用のトランス11とが多層基板を用いて一体化されている。つまり、これまで別体化されていたDC−DCコンバータの共振コイルおよびトランスに対し、共振コイルとトランスを基板で製作し一体化している。
これにより、トランスおよび共振コイルを別体にした場合に比べ、一体化することで省スペース化が図られ、小型化されている。また、トランスおよび共振コイルを接続するためのバスバーを使用することなく多層基板の同一層内で接続することにより小型化が図られる。つまり、充電器の構成として、トランスと共振コイルはそれぞれ別部品であると、取付部品(ブラケット、ねじ等)やそれぞれの部品をつなぐバスバーが必要となっていたが、本実施形態では、トランスと共振コイルは一体化されているので、取付部品やそれぞれの部品をつなぐバスバーが不要となる。
また、特許文献1においてはトランス1次側コイルと共振コイルとを一体化しているが、トランス2次側コイルが別体なので、大型化を招くばかりか、取り付けにくいとともに部品点数が多くなってしまう。本実施形態では、共振コイル、トランス1次側コイル、トランス2次側コイルを一体化しているので、小型化可能であり、さらに、取り付けが容易であるとともに部品点数を少なくすることができる。
詳細には、特許文献1においては、トランス2次側に大電流が流れる構成であるため、トランス2次側コイルを厚い銅板で構成している。このため、共振コイルを1次側だけにしか形成できず部品点数が増加する。また、1次側コイル基板とトランス2次側コイルとを別々に固定する必要があり、それぞれ別々の固定部分が必要となるため、その分だけ大型化する。さらに、基板を挟んで配したトランス2次側コイル同士をねじ締結する作業が必要となり、取り付け性が悪化する。これに対し本実施形態では、トランス2次側コイルに大電流が流れる構成であっても、トランス2次側コイルを備える第1のトランス2次側コイルと第2のトランス2次側コイルとを互いに並列接続することで大電流にも対応できる。また、共振コイルを構成する導体とトランス2次コイルを構成する導体とを第2の基板(35層目、36層目、41層目、42層目、45層目、46層目)に形成しており、部品点数の増加を抑制できる。また、共振コイルとトランスを基板で製作し一体化しているため、固定部分を共通化でき、小型化できる。さらに、トランス2次側コイル同士をねじ締結する作業が不要となり取り付け性が向上する。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)磁性部品200の構成として、多層基板30を構成する各層のうちの第1の基板としての33層目、34層目、37層目、38層目、39層目、40層目、43層目、44層目、47層目、48層目において、トランス1次側コイル20,21を構成する導体と共振コイル24,25を構成する導体とがパターニングされている。多層基板30を構成する各層のうちの第2の基板としての35層目、36層目、41層目、42層目、45層目、46層目において、トランス2次側コイル22,23を構成する導体と共振コイル24,25を構成する導体とがパターニングされている。多層基板30を構成する各層のうちの第1の基板としての33層目、34層目、37層目、38層目、39層目、40層目、43層目、44層目、47層目、48層目と、多層基板30を構成する各層のうちの第2の基板としての35層目、36層目、41層目、42層目、45層目、46層目とが一体化されている。第1の基板(33層目、34層目、37層目、38層目、39層目、40層目、43層目、44層目、47層目、48層目)と第2の基板(35層目、36層目、41層目、42層目、45層目、46層目)とは、トランス1次側コイル20,21を構成する導体パターン42,43,44,45,52,53,54,55とトランス2次側コイル22,23を構成する導体パターン62,63,72,73とが重なるとともに第1の基板(33層目、34層目、37層目、38層目、39層目、40層目、43層目、44層目、47層目、48層目)での共振コイルを構成する導体パターン80,81,84,85,90,91,94,95と第2の基板(35層目、36層目、41層目、42層目、45層目、46層目)での共振コイルを構成する導体パターン82,83,92,93とが重なるように積層されている。第1の基板(33層目、34層目、37層目、38層目、39層目、40層目、43層目、44層目、47層目、48層目)での共振コイルを構成する導体パターン80,81,84,85,90,91,94,95と第2の基板(35層目、36層目、41層目、42層目、45層目、46層目)での共振コイルを構成する導体パターン82,83,92,93とがスルーホールHtにより層間接続されている。
よって、トランス1次側コイル、トランス2次側コイル、共振コイルが、積層した基板で一体的に構成でき、部品点数の増加を抑制できる。また、固定部分を最小限に抑えることができるので小型化を図ることができる。
仮に大電流にも対応させるために、複数の並列接続されたコイルでトランス1次側コイルを構成するとともに複数の並列接続されたコイルでトランス2次側コイルを構成する場合、並列接続する分だけ大型化するが、本実施形態では、共振コイルと互いに並列接続されたトランスコイルを基板で製作し一体化しているため、部品点数の増加を抑制できる。また、固定部分を共通化できるので小型化を図ることができる。
つまり、第1の基板(33層目、34層目、37層目、38層目、39層目、40層目、43層目、44層目、47層目、48層目)において、トランス1次側コイル20,21を構成する導体と共振コイル24,25を構成する導体とが繋がっている状態でパターニングされている。第2の基板(35層目、36層目、41層目、42層目、45層目、46層目)において、トランス2次側コイル22,23を構成する導体と共振コイル24,25を構成する導体とがパターニングされている。第1の基板と第2の基板とが一体化されている。このように一体化されるので、固定部分(多層基板30に設けた貫通孔110)が共通化でき、小型化が図られる。
(2)図2(a)に示すように、トランス1次側コイル20,21を構成する導体パターンの径に比べて第1の基板(多層基板30を構成する各層のうちの33層目、34層目、37層目、38層目、39層目、40層目、43層目、44層目、47層目、48層目)での共振コイルを構成する導体パターンの径は小さいとともに、トランス2次側コイル22,23を構成する導体パターンの径に比べて第2の基板(多層基板30を構成する各層のうちの35層目、36層目、41層目、42層目、45層目、46層目)での共振コイルを構成する導体パターンの径は小さく、この径の違いにより形成された空間SPが他部材の配置領域となっている。つまり、径の違いにより形成された空間SPには、他の部材が配置される。このように、径の違いにより形成された空間SPが他部材の配置領域となっているので、デッドスペースを減少することができる。
(3)図2(a)および図3(a)に示すように、第1のコアとしてのトランスコア31,3は本体部31a,32aと、本体部31a,32aから突出する磁脚31b,31c,31d,32b,32c,32dとを有する。第2のコアとしての共振コイルコア33,34は本体部33a,34aと、本体部33a,34aから突出する磁脚33b,33c,33d,34b,34c,34dとを有する。トランスコアの本体部31a,32aおよび共振コイルコアの本体部33a,34aが同一方向を向いている。これにより、中央磁脚31b,32b,33b,34bを挿入するための貫通孔30a,30dは必要であるが中央磁脚31b,32b,33b,34b以外の磁脚である両側磁脚については切欠き30b,30c,30e,30fでよく、コア挿入孔が不要なので、基板のデッドスペースを低減できる。
(4)共振コイル、トランス1次側コイル、トランス2次側コイルを一体化しているので、図2(b)に示すアルミベース98に容易に放熱することができ、放熱性に優れる。
(5)共振コイルをトランス1次側コイルが形成された基板のみならずトランス2次側コイルが形成された基板にも形成するため、共振コイルの巻数がトランス1次側コイルの巻数によって制限されることを抑制できる。すなわち、共振コイルをトランス1次側コイルが形成された基板のみに形成する場合、通常の技術者であればトランスの1次側コイルと共振コイルとを同じ層に両コイルを形成する。従って、共振コイルの巻数がトランス1次側の巻数によって制限されてしまう。一方、共振コイルをトランス1次側コイルが形成された基板のみならずトランス2次側コイルが形成された基板にも形成すると、トランスの2次側コイルが形成された基板にも共振コイルを形成できることになる。従って、共振コイルの巻数の自由度を向上させることができる。すなわち、トランス1次側の共振コイルの仕様は電力変換装置によって異なるため、仕様に応じて共振コイルの巻数を変更しやすくなり、磁性部品として標準化しやすくなる。なお、共振コイルの巻数が少ない場合と共振コイルの巻数が多い場合とが想定されるが、共振コイルの巻数が少ない場合、残ったコイル部分はダミーパターンとして残される。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
・多層基板30はプリント基板を用いて導体パターンとして例えば厚さ200μmの銅のパターンを用いたが、これに代わり、銅板等の金属板のパターンでもよく、電流量によって選択すればよい。
・多層基板においては1層あたり1ターンの導体を形成したが、1層あたり複数ターンの導体をパターニングしてもよい。これは、径方向に大きくなるが基板の厚さを抑えたい場合に有用である。
・図1に代わり、図7に示すように、トランス11は、トランス1次側コイル100と、トランス2次側コイル101と、共振コイル102を備える場合に適用してもよい。つまり、共振コイル102は、トランス1次側コイル100に直列接続されている。ダイオードD5とダイオードD6の中間点は、トランス2次側コイル101の一方の端子に接続されているとともに、ダイオードD7とダイオードD8の中間点は、トランス2次側コイル101の他方の端子に接続されている。
・トランス1次側コイルは、2つのコイルを並列接続して構成したが、3つ以上のコイルを並列接続して構成してもよく、各コイルには共振コイルを直列接続する。トランス2次側コイルは、2つのコイルを並列接続して構成したが、3つ以上のコイルを並列接続して構成してもよい。
・追加コイルとして共振用のコイルを用いたが、これに限らない。トランスのコイルに接続されるコイルであれば用途を問わない。
・電力変換装置として、プラグインハイブリッド車や電気自動車に搭載される車載用充電器に適用したが、これに限るものではなく、他の機器に適用してもよい。
20…第1のトランス1次側コイル、21…第2のトランス1次側コイル、22…第1のトランス2次側コイル、23…第2のトランス2次側コイル、24…第1の共振コイル、25…第2の共振コイル、31…トランスコア、31a…本体部、31b…中央磁脚、31c,31d…両側磁脚、32…トランスコア、32a…本体部、32b…中央磁脚、32c,32d…両側磁脚、33…共振コイルコア、33a…本体部、33b…中央磁脚、33c,33d…両側磁脚、34…共振コイルコア、34a…本体部、34b…中央磁脚、34c,34d…両側磁脚、42,53,44,45…導体パターン、52,53,54,55…導体パターン、62,63…導体パターン、72,73…導体パターン、80,81,82,83,84,85…導体パターン、90,91,92,93,94,95…導体パターン、200…磁性部品、SP…空間。

Claims (3)

  1. トランス1次側コイルと、
    前記トランス1次側コイルと絶縁されたトランス2次側コイルと、
    前記トランス1次側コイルおよび前記トランス2次側コイルが巻回される第1のコアと、
    前記トランス1次側コイルに直列接続される追加コイルと、
    前記追加コイルが巻回される第2のコアと、
    を備え、
    第1の基板において、前記トランス1次側コイルを構成する導体と前記追加コイルを構成する導体とがパターニングされており、
    第2の基板において、前記トランス2次側コイルを構成する導体と前記追加コイルを構成する導体とがパターニングされており、
    前記第1の基板と前記第2の基板とが一体化されており、
    前記第1の基板と前記第2の基板とは、前記トランス1次側コイルを構成する導体パターンと前記トランス2次側コイルを構成する導体パターンとが重なるとともに前記第1の基板での前記追加コイルを構成する導体パターンと前記第2の基板での前記追加コイルを構成する導体パターンとが重なるように積層され、
    前記第1の基板での前記追加コイルを構成する導体パターンと前記第2の基板での前記追加コイルを構成する導体パターンとが層間接続されていることを特徴とする磁性部品。
  2. 前記トランス1次側コイルを構成する導体パターンの径に比べて前記第1の基板での前記追加コイルを構成する導体パターンの径は小さいとともに、前記トランス2次側コイルを構成する導体パターンの径に比べて前記第2の基板での前記追加コイルを構成する導体パターンの径は小さいことを特徴とする請求項1に記載の磁性部品。
  3. 前記第1のコアは本体部と、本体部から突出する磁脚とを有し、前記第2のコアは本体部と、本体部から突出する磁脚とを有し、
    前記第1のコアの本体部および前記第2のコアの本体部が同一方向を向いていることを特徴とする請求項1または2に記載の磁性部品。
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