JP6458289B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、可動体を備えた遊技機に関する。
下記特許文献1には、表示装置の前方でキャラクタの顔を構築する可動体を備えた遊技機が開示されている。
特開2012−139600号公報
本発明が解決しようとする課題は、可動体を利用した演出の趣向性を向上させることが可能な遊技機を提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、表示装置および当該表示装置の前方にて第一位置と第二位置との間を変位可能な可動体を備え、当該可動体を用いた可動演出を実行可能な遊技機であって、前記可動演出として、前記第一位置に位置する前記可動体が前記第二位置に向かって変位することで当該第二位置に位置する第一演出と、当該第一演出の完了後に前記第一位置に戻った前記可動体が、再び前記第二位置に向かって変位し、当該第二位置に位置する第二演出と、が連続的に実行される連続可動演出が設定されており、前記連続可動演出においては、前記第一演出にて前記可動体が前記第二位置に位置した状態で前記表示装置の表示領域における前記可動体が重ならない範囲には当否判定結果が当たりとなる蓋然性を示唆する演出画像が表示され、前記第一演出後に前記第二位置に位置する前記可動体が前記第一位置に向かう変位を開始した後、前記第二演出において前記可動体が再び前記第二位置に向かう変位を開始するまでの間は、前記表示装置の表示領域における前記可動体が重ならない範囲には前記演出画像が表示されない状態となるように設定されていることを特徴とする。
なお、可動体は、一つのユニットから構成され、当該一つのユニットが第一位置と第二位置との間を変位可能なものであってもよいし、複数のユニットから構成され、各ユニットが第一位置と第二位置との間を変位可能なものであってもよい。複数のユニットから構成される場合、それぞれのユニットについて、第一位置および第二位置が設定されることとなる。
上記本発明にかかる遊技機の連続可動演出は、第一位置から第二位置に変位した可動体が、第一位置に戻る途中または戻った後に、再び第二位置に変位するものであるから、遊技者に対して驚きを与える趣向性の高い演出とすることが可能である。
本発明にかかる遊技機によれば、可動体を利用した演出の趣向性を向上させることが可能である。
本発明の一実施形態にかかる遊技機の正面図(可動体が第二位置に位置した状態を示す)である。 可動体の一例を説明するための図である((a)は一の可動要素のみを有する可動体を示し、(b)は複数の可動要素を有する可動体を示す)。 単一可動演出を説明するための図である。 連続可動演出を説明するための図である。 連続可動演出中に可動体が第二位置に位置したときに所定の演出要素が発せられること、および当該演出要素が第一演出と第二演出において変化する場合があることを説明するための図である。 操作手段の操作によって演出要素が発せられる例を説明するための図である。 連続可動演出において、第一演出後、第二位置に位置する可動体が第一位置に向かう変位を開始してから第二演出において可動体が再び第二位置に向かう変位を開始するまでの間は、表示領域における少なくとも可動体が重ならない範囲に遊技に関する情報が表示されないようにする演出例を示した図である。 連続可動演出において、第一演出後、第二位置に位置する可動体が第一位置に向かう変位を開始してから第二演出において可動体が再び第二位置に向かう変位を開始するまでの間に、表示領域における少なくとも可動体が重ならない範囲に再び可動体が第二位置に変位することを示唆する表示がなされる演出例を示した図である。
以下、本発明にかかる遊技機1の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、始動入賞口904、大入賞口906、アウト口907などが設けられている。表示装置20の表示領域21は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能となる領域である。なお、図2〜図8には、表示領域911の全部または一部を大まかに記載するが、その形状等は適宜変更可能である(開口901の形状や大きさ、表示装置20自体の形状や大きさを変更することで表示領域911の形状等を変更することができる)。
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口904や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
大当たりの抽選は、図示されない主制御基板に設けられた当否判定手段が始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として実行する(このような始動入賞口は複数設けられていてもよい)。具体的には、始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。公知の遊技機と同様に、大当たりとなる場合には、識別図柄(当否判定結果を報知するための図柄)が所定の組み合わせ(例えば同じ図柄の三つ揃い)となることによって報知され、それ以外の組み合わせが表示された場合にははずれとなる。
本実施形態にかかる遊技機1は、当否判定結果を示唆する演出の一種として、可動体10を用いた可動演出(単一可動演出、連続可動演出)が実行可能である。以下、操作演出について詳細に説明する。なお、可動演出が開始されるタイミング、発生する場面等はどのようなものであってもよい。また、可動演出は、図示されないサブ制御基板に実装された制御手段によって制御される。具体的には、サブ制御基板が、直接または間接的(例えば他の制御基板等を介して)に、表示装置20や可動体10を制御する。サブ制御基板は、当否判定結果に基づき、可動演出やそれ以外の演出から、どの演出を実行するかを決定する。本実施形態における可動演出は、実行されたときの方が、実行されなかった場合よりも、当否判定結果が大当たりとなる蓋然性(以下、大当たり信頼度と称することもある)が高まる演出である。つまり、遊技者にとってみれば、当該可動演出が発生すること自体が喜ばしいことであるといえる。
可動体10について簡単に説明する。図1および図2に示す可動体10は、第一位置と第二位置との間を変位可能なものであればどのようなものであってもよい。本実施形態における可動体10は、可動要素10aの全部または大部分が遊技盤90に覆われる第一位置(原位置;図2(a)における点線で示す位置)と、その全部または大部分が表示装置20の表示領域21に重なる第二位置(演出位置;図2(a)における実線で示す位置)との間を往復動作可能なものである。つまり、可動体10は表示装置20の表示面よりも前方に位置し、表示領域21に重なる範囲は第二位置に位置するときの方が第一位置に位置するときよりも大きい。可動体10は、可動演出が実行されるとき以外は第一位置に位置する。なお、可動体10の可動要素は一つのみでなくてもよい。例えば、図2(b)に示すように、可動体10が複数の可動要素10a〜10cを含むものとし、各可動要素10a〜10cが第一位置と第二位置との間を変位可能に構成されたものとしてもよい。図2(b)に示す構成は、第一位置に位置する各可動要素10a〜10cは、その全部または大部分が遊技盤90に覆われ、第二位置に位置する各可動要素10a〜10cは、その全部または大部分が表示装置20の表示領域21に重なる。そして、第二位置において、各可動要素10a〜10cが組み合わされることによって一体的な所定の形態を構築するというものである。このような構成とする場合、ある可動要素の第一位置や第二位置は、別の可動要素の第一位置と第二位置と異なるということになる。
このように、可動体10を構成する可動要素は、一つであってもよいし、複数であってもよい。また、各可動要素の動きは、直線的なスライドに限られず、その姿勢を変化させるような回転動作等が含まれるものであってもよい。また、可動体10は、第一位置と第二位置との間を変位する際に、その形状を変化させるものであってもよい。例えば、第一位置に位置する可動体10を収容するスペースを小さくするため、第一位置に位置する可動体10が占める空間の大きさは、第二位置に位置する可動体10が占める空間の大きさよりも小さくなるよう、可動体10の形状が変化するものであってもよい。以下では、一つの可動要素が直線的にスライドする可動体10を用いて説明する(単に可動体10が変位(動作)するというときは、可動要素が変位することをいうものとする)。
可動演出の一つである単一可動演出について説明する。図3に示す単一可動演出は、可動体10が第一位置から第二位置に変位する演出である。つまり、その全部または大部分が遊技盤90に覆われた状態(図3(a)参照)から、その全部または大部分が表示装置20の表示領域21に重なり、遊技盤90に形成された開口901を通じて遊技者に視認可能な状態(図3(b)参照)に変化する。単一可動演出は、後述する連続可動演出の第一演出のみが実行され、第二演出が実行されない演出であるともいえる。本実施形態では、いわゆるリーチ状態が発生した後、所定のタイミングで当該単一可動演出が発生することがある。
本実施形態では、単一可動演出において、可動体10が第二位置に位置している(図3(b)に示す状態にある)とき、所定の演出要素(図3において図示省略)を発生させる。当該演出要素は、一定の演出効果を発現するものであればどのようなものであってもよい。スピーカ30(図1参照)から発せられる音、表示装置20の表示領域21に表示される画像、光源から発せられる光等、演出要素としては種々考えられる。本実施形態では、スピーカ30から所定の演出音を発生させる。また、表示領域21における可動体10が重ならない箇所の少なくとも一部に、所定の画像を表示させる。なお、単一可動演出において発せられる一または複数の演出要素の少なくとも一部は、後述する連続可動演出の第一演出において発せられる一または複数の演出要素の少なくとも一部と対応関係にあるとよい。詳細を後述するように、連続可動演出の第一演出は、単一可動演出であるかのように遊技者にみせる演出であるからである。
単一可動演出完了後、可動体10は第一位置に戻る(図3(c)参照)。その後、予め決定された演出が実行され、識別図柄の組み合わせにより、最終的な当否判定結果が報知される。
可動演出の一つである連続可動演出について説明する。図4に示す連続可動演出は、可動体10が第一位置から第二位置に変位する第一演出(図4(a)(b)参照)が実行された後、その可動体10が第一位置に向かう途中または第一位置到達した後、再び第二位置に変位する第二演出(図4(c)(d)参照)が実行される一連の演出である。上記単一可動演出を既に実際に体験している遊技者は、可動体10が第二位置に変位する上記単一可動演出が実行されたかのように感じた後、第一位置に戻ろうとするまたは戻った可動体10が再び第二位置に変位する事象の発生を体感することになる。
連続可動演出完了後、可動体10は第一位置に戻る(図4(d)参照)。その後、予め決定された演出が実行され、識別図柄の組み合わせにより、最終的な当否判定結果が報知される。
本実施形態における連続可動演出は、一旦第一位置に戻った可動体10が、第二位置に再び位置するものである。このように、可動体10を一旦完全に第一位置に戻すことにより、可動体10の全部または大部分が遊技盤90に隠れた状態(図4(c)に示す状態)となるから、可動体10が再び第二位置に向かって変位したときの驚きをさらに高めることが可能である。
また、可動体10が再び第二位置に向かって変位するタイミングを複数設定することにより、演出の趣向性を高めることが可能である。例えば、可動体10が第一位置に戻ってから第二位置に向かって変位することもあれば、第一位置に戻る途中で第二位置に向かって変位することもある設定とすることで、演出の趣向性を高めることが可能である。
単一可動演出と連続可動演出は、その一方が発生した場合よりも、他方が発生した場合の方が、大当たり信頼度が高くなるように設定されているとよい。本実施形態では、単一可動演出が発生した場合の方が、連続可動演出が発生した場合よりも大当たり信頼度が高くなるように設定されている。単一可動演出は、公知の遊技機に多く搭載されている演出であるから、このような演出よりも、連続可動演出の方が、大当たり信頼度が高く設定されていることが好ましい。また、このように大当たり信頼度に差を設定するのであれば、大当たり信頼度が高いものの方が、低いものよりも、演出の発生頻度(発生する蓋然性)が低くなるように設定することで、当該大当たり信頼度が高い方の演出の価値を高めることが可能である。
連続可動演出における第一演出および第二演出において、可動体10が第二位置に位置しているとき、所定の演出要素を発生させるとよい。かかる演出要素は、単一可動演出時に可動体10が第二位置に位置しているときに発生する演出要素と少なくとも一部が対応関係にある。例えば、連続可動演出においても、スピーカ30から所定の演出音を発生させる。また、表示領域21における可動体10が重ならない箇所の少なくとも一部に、所定の画像を表示させる(以下、第一演出において可動体10が第二位置に位置したときに発せられる演出音を第一演出音と、表示領域21に表示される画像を第一演出画像と称することもある。また、第二演出において可動体10が第二位置に位置したときに発せられる演出音を第二演出音と、表示領域21に表示される画像を第二演出画像と称することもある)。その他、所定の光源を発光させること等を演出要素として設定してもよい。
演出音や演出画像は、大当たり信頼度を示唆するものとして複数種設定されている。複数種の演出音は、メロディを異ならせることを各種類の差としてもよいし、メロディは同じである音量が異なるといったように、メロディ以外の音を構成する要素で各種類の差を設定してもよい。複数種の演出画像は、模様等を異ならせることを各種類の差としてもよいし、模様等は同じであるが色が異なるといったように、模様等以外の要素で各種類の差を設定してもよい。例えば、演出音として用いられる音として、最も大当たり信頼度が低い弱音源303a、弱音源303aよりも大当たり信頼度が高い中音源303b、中音源303bよりも大当たり信頼度が高い強音源303cが設定されているとする。また、演出画像として用いられる画像として、最も大当たり信頼度が低い弱画像213a、弱画像213aよりも大当たり信頼度が高い強画像213bが設定されているとする。
本実施形態では、第一演出において発せられる演出要素(演出音や演出画像)が、第二演出におけるそれと異なる可能性があるように設定されている。つまり、第一演出音と第二演出音が異なる可能性があるし、第一演出画像と第二演出画像が異なる可能性がある。本実施形態では、第一演出において発せられる演出音や演出画像は、第二演出においてより大当たり信頼度の高いものに変化する可能性がある。例えば、図5に示すように、第一位置に位置していた可動体10(図5(a)参照)が第二位置に変位する第一演出において第一演出音として弱音源303aが発せられた場合(図5(b)参照)には、第二位置に戻った可動体10(図5(c)参照)が再び第二位置に変位する第二演出において第二演出音としてより大当たりの信頼度の高い中音源303bや強音源303cが発せられる場合がある(図5(d)参照)。また、第一位置に位置していた可動体10(図5(a)参照)が第二位置に変位する第一演出において第一演出画像として弱画像213a(図5(b)参照)が表示された場合には、第二位置に戻った可動体10(図5(c)参照)が再び第二位置に変位する第二演出において第二演出画像として強画像213bが表示される場合がある(図5(d)参照)。なお、第一演出において発せられた演出音や演出画像が、そのまま第二演出においても維持される(同じとなる)ことがある設定としてもよいし、必ず変化する設定としてもよい。また、演出音および演出画像の一方のみが変化し、他方が維持されることがある設定としてもよい。本実施形態では、必ず変化する(ステップアップする)設定としている。これにより、連続可動演出が発生したときであっても演出要素がどのようなものとなるか(どこまでステップアップするか)によって大当たり信頼度が変わるという趣向性の高い演出を実行することが可能である。なお、連続可動演出における第一演出は、遊技者の見た目上、上述した単一可動演出と変わりがないから、単一可動演出においても、上記のような演出要素が発せられるようにするとよい。
これらの演出要素は、自動的に発せられるものであってもよいし、遊技者の意図によって発せられるものであってもよい。例えば、図6に示すように、第一位置に位置していた可動体10(図6(a)参照)が第二位置に変位したときに、操作手段40(本実施形態では、図1に示す押しボタン)の操作を遊技者に促し(図6(b)参照)、当該操作手段40が操作されたときに、演出要素が発せられるようにしてもよい(図6(c)参照)。連続可動演出における第一演出においては自動的に演出要素が発せられるものの、第二演出においては遊技者の操作手段40の操作によって発せられる、といったように、連続可動演出における一方の演出では自動的に、他方の演出では遊技者の意図によって演出要素が発せられる構成としてもよい。また、演出要素が自動的に発せられる演出とするか、遊技者の意図によって発せられる演出とするかが、その都度抽選によって決定される構成としてもよい。この場合、当否判定結果を踏まえた抽選とすることで、演出要素が自動的に発せられる演出が発生した場合と、遊技者の意図によって発せられる演出が発生した場合とでは大当たり信頼度が異なるように設定することも可能である。
また、このような大当たり信頼度を示す演出要素(当否判定結果を示唆する演出要素)だけでなく、大当たり信頼度に直接関係がない演出要素(当否判定結果に直接関係ない演出要素)が発せられる構成としてもよい。例えば、第一演出において可動体10が第二位置に位置したときには、所定の光源から白色の光を発生させ、第二演出において可動体10が第二位置に位置したときには、当該所定の光源から赤色の光を発生させるといったように、第一演出および第二演出のそれぞれにおいて、可動体10が第二位置に位置したとき専用の演出要素が発せられる構成としてもよい。このような構成とする場合、連続可動演出における第一演出と、単一可動演出の見た目を同じにするため、単一可動演出において可動体10が第二位置に位置したときには、所定の光源から白色の光を発生させるようにするとよい。
このような構成とすれば、一度第二位置に位置した可動体10が再び第二位置に位置するという、第二演出が発生したことを分かりやすくすることが可能である(可動体10が故障したのではないかといった勘違いを招くおそれを低減することが可能である)。
また、連続可動演出では、第一演出において第二位置に位置した可動体10が第一位置に戻るにつれて、可動体10が表示装置20の表示領域21を覆う範囲が小さくなる。つまり、可動体10が再び第二位置に変位する前の段階においては、表示領域21の広い範囲が視認されることとなる。図7に示すように、本実施形態では、第一演出(図7(a)参照)後、第二位置に位置する可動体10が第一位置に向かう変位を開始してから第二演出において可動体10が再び第二位置に向かう変位を開始するまでの間(図7(b)(c)に示す状態にあるとき)は、表示領域21における少なくとも可動体10が重ならない範囲には遊技に関する情報が直接的に表示されないようにする。具体的には、本実施形態では、表示領域21における少なくとも可動体10が重ならない範囲を黒一色とする(ブラックアウトしたかのような画像22を表示する)(図7(b)(c)参照)。なお、遊技に関する情報が直接的に表示されないとは、演出が一次停止したかのような画像が表示されている状態をいい、意図的に遊技者に対して伝わりにくいように所定の情報を表示するような構成も含むものとする。例えば、表示領域21にブラックアウトしたかのような画像を表示した上で、表示領域21の隅の方で目立たないように識別図柄を変動させておく、といった状態は、遊技に関する情報が直接的に表示されていない状態に含まれるものとする。
このように、第二演出において再び可動体10が第二位置に向かう変位を開始するまでの間に、表示装置20に遊技に関する情報が表示されないようにすれば、再び可動体10が第二位置に向かう変位を開始したときのインパクトを向上させることが可能である。つまり、表示領域21に遊技に関する情報を表示させないことで、可動体10が第一位置に戻るだけであると遊技者に感じさせ、その後の第二位置への変位を驚きのあるものとすることが可能である。
このような構成において、遊技に関する情報が直接的に表示されない表示態様が複数種設定されていてもよい。例えば、表示領域21が黒一色になる表示態様(ブラックアウトしたかのような表示態様)と、白一色になる表示態様(ホワイトアウトしたかのような表示態様)が設定され、白一色の表示態様となる場合には再び可動体10が第二位置に変位することが確定するようにしてもよい。つまり、単一可動演出となる場合には、第二位置に位置した可動体10が第一位置に戻る際には必ず黒一色の表示態様となり、連続可動演出となる場合には、第二位置に位置した可動体10が第一位置に戻る際には白一色の表示態様となることがある、または必ず白一色の表示態様となる設定とすることができる。つまり、遊技に関する情報が直接的に表示されない複数種の表示態様のうちのいずれかが、連続可動演出発生の示唆(再び可動体10が第二位置に位置することの示唆)となるように構成してもよい。
また、上記構成とは異なり、第一演出後に第二位置に位置する可動体10が第一位置に向かう変位を開始した後、第二演出において可動体10が再び第二位置に向かう変位を開始するまでの間に、表示領域21における少なくとも可動体10が重ならない範囲に第二演出に関する特定画像が表示されることがあってもよい。例えば、図8に示すように、第一演出(図8(a)参照)後、第二位置に位置する可動体10が第一位置に向かう変位を開始してから第二演出において可動体10が再び第二位置に向かう変位を開始するまでの間(図8(b)(c)に示す状態にあるとき)の少なくとも一部において、表示領域21における少なくとも可動体10が重ならない範囲に「もう一度?」といった文字を表示し(図8(c)参照)、再び可動体10が第二位置に変位するのではないかといった示唆がなされる場合がある構成としてもよい。なお、このような示唆がなされた場合には、必ず再び可動体10が第二位置に変位するような設定(連続可動演出の発生が確定する設定)としてもよいし、このような示唆がなされた場合の方が、示唆がなされなかった場合よりも再び可動体10が第二位置に変位する蓋然性(連続可動演出が発生する蓋然性)が高まる設定としてもよい。
このように、第二演出において再び可動体10が第二位置に向かう変位を開始するまでの間に、表示装置20に第二演出の発生に関連する特定画像が表示されるようにすれば、表示装置20を用いて再び可動体10が第二位置に向かう変位を開始するのではないかという示唆等を行うことができ、連続可動演出の趣向性を向上させることが可能である。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
例えば、上記実施形態にかかる遊技機1は、いわゆるぱちんこ遊技機であるが、スロットマシン等、他の遊技機にも同様の技術思想が適用可能である。
また、上記実施形態における可動演出は、ある当否判定結果が大当たりとなる蓋然性(いわゆる大当たり信頼度)を示唆するものであることを説明したが、演出によって示唆される対象はこれに限られない。大当たり以外の遊技者にとって有利な事象が発生するかどうかを示唆するものであってもよい。例えば、より大当たり信頼度の高い演出に移行するかどうかを示唆するものとして可動演出を利用してもよい(換言すれば、可動演出が間接的に大当たり信頼度を示唆するものとするということである)。また、当否判定結果に関係なく、特定の演出(レアな演出)等が発生する蓋然性を示唆するものであってもよい。
また、上記実施形態における連続可動演出は、可動体10が二回第二位置に位置するものであることを説明したが、当該回数は適宜変更可能である。例えば、可動体10が三回以上第二位置に位置する連続可動演出が発生しうる構成としてもよい。ただし、このように可動体10が動作するのは通常一回であるところ、二回動作させることによって遊技者に驚きを与えようとするのが本発明の趣旨であるから、三回以上可動体10を動作させることの意義は乏しいといえる。
上記実施形態から得られる具体的手段(遊技機)を以下に列挙する。
手段1にかかる遊技機は、第一位置と第二位置との間を変位可能な可動体を備え、当該可動体を用いた可動演出を実行可能な遊技機であって、前記可動演出として、前記第一位置に位置する前記可動体が前記第二位置に向かって変位することで当該第二位置に位置する第一演出と、当該第一演出の完了後に前記第一位置に戻る前記可動体が、当該第一位置に向かう途中または当該第一位置に到達した後、再び前記第二位置に向かって変位し、当該第二位置に位置する第二演出と、が連続的に実行される連続可動演出が設定されていることを特徴とする。
なお、可動体は、一つのユニットから構成され、当該一つのユニットが第一位置と第二位置との間を変位可能なものであってもよいし、複数のユニットから構成され、各ユニットが第一位置と第二位置との間を変位可能なものであってもよい。複数のユニットから構成される場合、それぞれのユニットについて、第一位置および第二位置が設定されることとなる。
手段1にかかる遊技機の連続可動演出は、第一位置から第二位置に変位した可動体が、第一位置に戻る途中または戻った後に、再び第二位置に変位するものであるから、遊技者に対して驚きを与える趣向性の高い演出とすることが可能である。
手段2にかかる遊技機は、手段1に記載の遊技機において、前記可動演出として、前記第一演出のみを実行する単一可動演出が実行可能であることを特徴とする。
手段2にかかる遊技機のように、可動体が第一位置から第二位置に変位し、再度第二位置に変位するものではない単一可動演出が実行されることがあるように構成すれば、連続可動演出が発生したときの驚きをさらに高めることが可能である。
手段3にかかる遊技機は、手段2に記載の遊技機において、前記連続可動演出と前記単一可動演出の一方が発生した場合よりも、他方が発生した場合の方が、その後遊技者にとって有利な事象が発生する蓋然性が高くなるように設定されていることを特徴とする。
手段3にかかる遊技機のように、連続可動演出と単一可動演出のそれぞれが発生したときにおける、遊技者にとって有利な事象が発生する蓋然性に差が設定されていれば、可動体がどのように変位するかに対する遊技者の興味を高めることが可能である。
手段4にかかる遊技機は、手段1から手段3のいずれかに記載の遊技機において、前記第一演出において前記可動体が前記第二位置に位置した状態で発せられる一または複数の演出要素のうちの少なくとも一部は、前記第二演出において前記可動体が前記第二位置に位置した状態で発せられる対応する演出要素と異なることを特徴とする。
手段4にかかる遊技機のように、第二演出において可動体が第二位置に位置した状態で発せられる演出要素の少なくとも一部が、第一演出における対応する演出要素と異なるようにすれば、連続して可動体が第二位置に変位したことに対する演出効果をさらに高めることが可能である。また、連続可動演出が発生した場合の方が、単一可動演出が発生した場合よりも遊技者にとって有利な事象が発生する蓋然性が高く設定されていれば、連続可動演出が発生したことによって期待が高まったことを示唆する(遊技者の期待感を向上させる)ことが可能である。
手段5にかかる遊技機は、手段1から手段4のいずれかに記載の遊技機において、前記第一演出および前記第二演出における前記可動体が前記第二位置に位置した状態で、前記連続可動演出後に遊技者にとって有利な事象が発生する蓋然性を示唆する一または複数の演出要素が示されることがあり、前記第一演出において前記可動体が前記第二位置に位置した状態で示される一または複数の前記演出要素のうちの少なくとも一部が、前記第二演出において前記可動体が前記第二位置に位置した状態となったときに変化する場合があることを特徴とする。
手段5にかかる遊技機のように、連続可動演出が発生したとき、第一演出において示された演出要素が、第二演出において変化する(ステップアップ等する)ようにすれば、連続可動演出の趣向性をさらに向上させることが可能である。
手段6にかかる遊技機は、手段1から手段5のいずれかに記載の遊技機において、前後方向において前記可動体よりも表示面が後方に位置する表示装置を備え、前記第一位置に位置する前記可動体が前記表示装置の表示領域に重なる大きさよりも、前記第二位置に位置する前記可動体が前記表示装置の表示領域に重なる大きさの方が大きくなるように設定され、前記第一演出後に前記第二位置に位置する前記可動体が前記第一位置に向かう変位を開始した後、前記第二演出において前記可動体が再び前記第二位置に向かう変位を開始するまでの間は、前記表示装置の表示領域における前記可動体が重ならない範囲には遊技に関する情報が表示されないようにすることを特徴とする。
手段6にかかる遊技機のように、第二演出において再び可動体が第二位置に向かう変位を開始するまでの間に、表示装置に遊技に関する情報が表示されないようにすれば、再び可動体が第二位置に向かう変位を開始したときのインパクトを向上させることが可能である。
手段7にかかる遊技機は、手段1から手段6のいずれかに記載の遊技機において、前後方向において前記可動体よりも表示面が後方に位置する表示装置を備え、前記第一位置に位置する前記可動体が前記表示装置の表示領域に重なる大きさよりも、前記第二位置に位置する前記可動体が前記表示装置の表示領域に重なる大きさの方が大きくなるように設定され、前記第一演出後に前記第二位置に位置する前記可動体が前記第一位置に向かう変位を開始した後、前記表示装置の表示領域における前記可動体が重ならない範囲に、その後の前記第二演出の発生に関連する特定画像が表示される場合があることを特徴とする。
手段7にかかる遊技機のように、第二演出において再び可動体が第二位置に向かう変位を開始するまでの間に、表示装置に第二演出の発生に関連する特定画像が表示されるようにすれば、表示装置を用いて再び可動体が第二位置に向かう変位を開始するのではないかという示唆等を行うことができ、連続可動演出の趣向性を向上させることが可能である。
1 遊技機
10 可動体
20 表示装置
21 表示領域
213a 弱画像
213b 強画像
22 黒一色の画像
30 スピーカ
303a 弱音源
303b 中音源
303c 強音源
40 操作手段

Claims (1)

  1. 表示装置および当該表示装置の前方にて第一位置と第二位置との間を変位可能な可動体を備え、当該可動体を用いた可動演出を実行可能な遊技機であって、
    前記可動演出として、
    前記第一位置に位置する前記可動体が前記第二位置に向かって変位することで当該第二位置に位置する第一演出と、
    当該第一演出の完了後に前記第一位置に戻った前記可動体が、再び前記第二位置に向かって変位し、当該第二位置に位置する第二演出と、
    が連続的に実行される連続可動演出が設定されており、
    前記連続可動演出においては、前記第一演出にて前記可動体が前記第二位置に位置した状態で前記表示装置の表示領域における前記可動体が重ならない範囲には当否判定結果が当たりとなる蓋然性を示唆する演出画像が表示され、前記第一演出後に前記第二位置に位置する前記可動体が前記第一位置に向かう変位を開始した後、前記第二演出において前記可動体が再び前記第二位置に向かう変位を開始するまでの間は、前記表示装置の表示領域における前記可動体が重ならない範囲には前記演出画像が表示されない状態となるように設定されていることを特徴とする遊技機。
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