JP7290300B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
以下、本発明にかかる遊技機1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
操作手段10は、遊技者が演出に関与するために設けられた部材である。本実施形態における操作手段10はいわゆる「押しボタン」である。操作手段10は、原位置と当該原位置よりも所定量下方に変位した操作位置との間を変位可能に設けられている。少なくとも、当該操作手段10が操作位置に位置したことは図示されないセンサにより検出される。当該操作手段10は「押しボタン」に限られるわけではない。遊技者自らが力を加えることで、所定範囲を変位することが可能なものであり、操作位置に位置したことがセンサ等により検出されるものであればよい。また、操作方向(操作態様)が複数設定された構成であってもよい。例えば、前後方向に押し引きすることが可能なレバーであってもよい。また、複数の操作手段10が設けられた構成としてもよい。
操作演出は、遊技者に対し、操作手段10を操作することを促す(要求する)演出である。本実施形態にかかる遊技機1は、遊技者に対し、操作手段10を操作して複数の選択肢のうちから任意の選択肢を選択することを促す操作演出(選択演出)(図4参照)を実行することが可能である。各選択肢は表示領域911に画像として表示される(以下、選択肢の画像を候補画像20と称することもある)。当該操作演出では、操作手段10を選択するための選択期間が設定される。当該選択期間は、操作手段10の操作が有効となる操作有効期間であるともいえる。操作演出においては、選択期間の経過時間または残り時間を示すような表示や、操作手段10の操作方法を示す表示等がなされるとよい。
態様変化演出は、上記操作演出(選択演出)とともに発生しうる演出である。態様変化演出は、提示される複数の選択肢(候補画像20)のうち、いずれの選択肢が強調状態とされているかに応じて、変化部101の態様が変化するものである。例えば、操作演出において示されることがある選択肢(候補画像20)として、選択肢A~Dの四種類が設定されているものとする。このうち、選択肢AとCが強調状態とされているときには、変化部101は静止状態とされる(図5(a)(c)参照)ものの、選択肢Dが強調状態とされているときには変化部101は振動状態とされる(図5(b)(d)参照)。つまり、遊技者が操作手段10を操作し、強調状態とされる選択肢(候補画像20)を切り替えたとき、操作手段10の変化部101が静止状態および振動状態の一方から他方に変化することがある。なお、本実施形態では、図示されない十字キー(操作手段10とは異なる別の操作手段)を用いてカーソル19の位置を変更するため、当該変化部101の態様の変化は、操作手段10が操作されていないときにおいても発生しうる。
上述した通り、操作演出において提示される選択肢は、選択されたときに実行されるその後の演出を示唆するものである。例えば、操作演出において提示されうる選択肢として、選択肢A~Dが設定されており、当該選択肢A~Dのそれぞれが選択された場合に実行される演出を特定演出A~Dとする(例えば、選択肢Aが選択された場合には特定演出Aが実行される)。選択肢A~Dが提示される操作演出が発生した場合、遊技者は選択肢A~Dのいずれも任意に選択することが可能であり、いずれを選択するかは、遊技者の実質的な利益(出玉)に影響するものではないことは上記実施形態と同様である。
上記第一具体例は、複数種の特定演出を高信頼度演出と低信頼度演出に区分けした上での制御であることを説明したが、複数種の特定演出のそれぞれに対応づけられた変化部101の態様が設定された構成とする。例えば、変化部101の態様として、常態とは異なる特殊態様A、特殊態様B、特殊態様C、特殊態様Dが設定されたものとする。特殊態様A~Dは、互いに異なる態様であることが遊技者に判別できればよい。例えば、変化部101が種々の発光色で発光可能な発光部を有するものとし、常態は非発光、特殊態様Aは白色発光、特殊態様Bは青色発光、特殊態様Cは緑色発光、特殊態様Dは赤色発光状態であるとする。
上記実施形態における操作演出は、遊技者が任意の選択肢を選択することが可能なもの(遊技者の任意選択)であることを説明したが、自動的に選択されるものであってもよい。例えば、カーソル19が各選択肢間を高速で変位している状態(図11(a)参照)として、遊技者に対して操作手段10の操作を促し、当該操作手段10の操作(または操作有効期間の終了)を契機としてカーソル19が停止し(図11(b)参照)、いずれの選択肢が選択されたのか示されるような態様とする。最終的にいずれの選択肢が選択されるかは予め決まっており(いわゆる「出来レース」であり)、操作手段10の操作の要求は、操作タイミングによって選択されるものが変化しうるかのような印象を遊技者に与えるためのものであり、演出上のもの(形式的なもの)に過ぎない。あくまで、最終的に選択される選択肢は、予め内部抽選により決まっている。
上記実施形態では、選択肢Dが強調状態とされているときに操作手段10の変化部101が振動状態とされること(その他の選択肢が強調状態とされているときに操作手段10の変化部101が静止状態とされること)を説明したが、操作手段10の変化部101が振動状態や静止状態とされる対象の選択肢の種類はその都度変化しうるものであってもよい。例えば、ある操作演出においては選択肢Dが強調状態とされているときに変化部101が振動状態とされるものの、別の時期に発生した操作演出においては選択肢Dが強調状態とされているときに変化部101が静止状態とされる構成としてもよい。
遊技者に対して前記操作手段の操作を促し、最終的に複数種の選択肢のうちから一の選択肢が選択される操作演出を実行する操作演出実行手段と、
を備え、
前記操作手段は、視覚的に変化する変化部を有し、
前記操作演出は、前記複数種の選択肢のうちのいずれかが他の選択肢に比して強調された強調状態とされるものであり、いずれの選択肢が強調状態とされているかに応じて前記変化部の態様が変化することを特徴とする遊技機。
上記遊技機によれば、強調状態となる選択肢を変化させると、操作手段の変化部の態様が変化するという面白みのある演出を実行することが可能である。
前記操作演出は、前記複数種の選択肢のうちから遊技者が任意の選択肢を選択することが可能なものであり、
前記強調状態は、当該選択肢が選択可能な状態であることを示すものであることを特徴とする手段1に記載の遊技機。
このようにすることで、強調状態とされた選択肢と、その際における変化部の態様により、当該選択肢と他の選択肢の違い等を想像させつつ楽ませる遊技性を実現することが可能である。
前記複数種の選択肢のそれぞれは、複数種の特定演出のいずれかに対応づけられたものであって、当該複数種の特定演出は、前記操作演出を経て発生することもあれば、前記操作演出を経ずに発生することもあるように設定されており、
前記複数種の特定演出は、前記操作演出を経ずに発生したときに、遊技者にとって有利な一または複数の高信頼度演出と、当該高信頼度演出よりも遊技者にとって不利な一または複数の低信頼度演出と、に区分けされ、
前記操作演出では、前記高信頼度演出に対応づけられた選択肢が強調状態とされているときに、前記変化部の態様が通常態様とは異なる特殊態様とされることを特徴とする手段2に記載の遊技機。
このように、操作演出において、操作演出を経ずに発生した場合における各特定演出の信頼度が示唆されるものとすること可能である。
前記操作演出は、前記複数種の選択肢のうちから遊技者が任意の選択肢を選択することができないものであり、
前記複数種の選択肢のそれぞれは、複数種の特定演出のいずれかに対応づけられたものであり、
前記複数種の特定演出は、遊技者にとって有利な一または複数の高信頼度演出と、当該高信頼度演出よりも遊技者にとって不利な一または複数の低信頼度演出と、に区分けされ、
前記操作演出では、前記高信頼度演出に対応づけられた選択肢が強調状態とされているときに、前記変化部の態様が通常態様とは異なる特殊態様とされることを特徴とする手段4に記載の遊技機。
このように、選択肢を遊技者が選択することができない操作演出において、変化部の態様により、いずれの選択肢が選択された場合に遊技者にとって有利であるのかを示唆することが可能である。
前記変化部の態様の変化は、当該変化部が静止した状態および振動した状態の一方から他方への変化であることを特徴とする手段1から手段4のいずれかに記載の遊技機。
変化部の振動の有無により、当該変化の態様の変化を実現することが可能である。
10 操作手段
101 変化部
19 カーソル
20 候補画像(選択肢)
91 表示装置
911 表示領域
Claims (1)
- 遊技者に対して操作手段の操作を促し、当該操作手段の操作を契機として複数種の選択肢のうちから一の選択肢が遊技者の選択によらず自動的に選択される操作演出を実行する操作演出実行手段と、
を備え、
前記操作演出は、遊技者に対して前記操作手段の操作が促されるよりも前に、前記複数種の選択肢のそれぞれが順に他の選択肢よりも目立つ強調状態とされていく特定期間が設定されるものであり、
前記特定期間にて、当該複数種の選択肢のうちのある選択肢が前記強調状態とされているときと、それとは別の選択肢が前記強調状態とされているときとでは、前記操作手段の態様が異なることを遊技者が把握できるように示す特殊制御が実行可能であることを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018040094A JP7290300B2 (ja) | 2018-03-06 | 2018-03-06 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018040094A JP7290300B2 (ja) | 2018-03-06 | 2018-03-06 | 遊技機 |
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JP2019150517A JP2019150517A (ja) | 2019-09-12 |
JP2019150517A5 JP2019150517A5 (ja) | 2021-04-01 |
JP7290300B2 true JP7290300B2 (ja) | 2023-06-13 |
Family
ID=67947433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018040094A Active JP7290300B2 (ja) | 2018-03-06 | 2018-03-06 | 遊技機 |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009034340A (ja) | 2007-08-01 | 2009-02-19 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2016116759A (ja) | 2014-12-22 | 2016-06-30 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
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2018
- 2018-03-06 JP JP2018040094A patent/JP7290300B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Non-Patent Citations (2)
Title |
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「[CR吉宗-天昇飛躍の極]日直島田の優等生台み~つけた♪[新台最速実践][吉宗]」,YouTube [online][video],2017年06月16日,https://www.youtube.com/watch?v=FZ2k45ZkmeY,主に29:30~29:33を参照。,[2022年6月13日検索] |
「[牙狼翔と最終決戦]日直島田のアブノーマルな日常♯特別編2[GARO]」,YouTube [online][video],2017年08月20日,https://www.youtube.com/watch?v=y9teiH63qZU,主に16:28~16:35を参照。,[2022年6月13日検索] |
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JP2019150517A (ja) | 2019-09-12 |
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