JP6457925B2 - 減圧乾燥機および乾燥対象物の乾燥方法 - Google Patents

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Description

本発明は、洗浄後の機械部品の乾燥に用いられる減圧乾燥機および乾燥対象物の乾燥方法に関する。
切削加工後の機械部品は、スプレー式洗浄機、超音波式洗浄機その他の洗浄装置で洗浄される。洗浄後の機械部品には、洗浄装置で使用されている洗浄液が残留している。
減圧乾燥機は、機械部品等の乾燥対象物を密閉した乾燥容器内に入れて、乾燥容器内を、乾燥対象物の温度に対する蒸気圧よりも低くすることによって、乾燥対象物に残留した洗浄液を蒸発させる。洗浄液が蒸発するときに、洗浄液は、蒸発潜熱を乾燥対象物から奪う。このため、乾燥対象物の温度は、乾燥が進むにつれて低下し、温度低下とともに、乾燥速度が低下する。乾燥対象物の乾燥速度を高めるために、乾燥対象物を加熱する方法が取られている。
例えば、減圧ポンプの排熱を利用する方法が提案されている。外気を冷却空気として導入し、減圧ポンプの排熱と熱交換する。減圧ポンプの排熱によって加熱された加熱空気を、減圧容器の外面へ噴射して、減圧容器を温める(特許文献1)。
特開2015―078817号公報
本発明は、乾燥対象物を加熱するための新たに付加するエネルギー源を排除または節減し、乾燥能力を高めることを課題とする。
上述の課題に鑑みて、本発明は、減圧乾燥機であって、乾燥対象物が投入される減圧容器と、前記減圧容器に設けられ、前記減圧容器から空気及び蒸気を排気する減圧排気口と、前記減圧容器に設けられた排気取り入れ口と、前記減圧排気口と連通するポンプ吸気口、及びポンプ排気口を有し、前記減圧容器内を減圧する減圧ポンプと、前記ポンプ排気口と連通し、前記減圧容器外面に対向する開口を持つ容器加温配管と、前記排気取り入れ口と連通する対象物加温用排出ポートと、前記ポンプ排気口と連通する排気流入ポートと、前記対象物加温用排出ポートと前記排気流入ポートとを連通状態と遮断状態とに切り換える排気切り換え手段と前記容器加温配管と連通する容器加温用排出ポートとを有する加温装置と、前記減圧容器に設けられた外部接続口と、前記外部接続口に連通する第1のポートと、前記減圧容器の外部に開口する第2のポートとを有し、前記外部接続口と外気との連通を許容または遮断する外部遮断弁と、動作を制御するコントローラと、を備え、前記排気切り換え手段は、前記対象物加温用排出ポートおよび前記容器加温用排出ポートのうち前記コントローラによって選択された所定の一方と前記排気流入ポートとを連通を許容し、他方と前記排気流入ポートとの連通を遮断する。
上記構成によれば、排気切り換え手段によって前記対象物加温用排出ポートと前記排気流入ポートとを連通状態にし、外部遮断弁によって前記外部接続口と外気との連通を許容することで、減圧ポンプの排気を排気取り入れ口から減圧容器内に導入し、導入された排気が外部接続口から、外部遮断弁を通して減圧容器の外部へ排出される。
減圧ポンプの排気は、高温であるため、高温の排気が減圧容器内を通り抜けることによって、減圧容器及び乾燥対象物が排気によって直接温められる。減圧容器及び乾燥対象物が排気によって温められるため、乾燥が早められる。また、排気の通過によって温められた減圧容器を再度遮閉して、再度減圧することによって、排気によって与えられた熱量を利用して再び残留洗浄液が蒸発できる。そのため、乾燥対象物の乾燥度が向上する。
また、上記構成によれば、減圧ポンプの排気を減圧容器内に導入しないときに、減圧ポンプの排気を減圧容器外周に吹き付けることができる。排気によって減圧容器を加熱できる。減圧容器が加熱することによって、減圧容器に投入された乾燥対象物が、減圧容器内面からの放射熱によって加温される。乾燥対象物が、減圧ポンプの排気によって加熱されることで、乾燥対象物の乾燥速度が向上する。
本発明に係る減圧乾燥器は、好ましくは、前記加温装置は、一端が前記排気流入ポートと連通し、他端が2つの流出口とをもつ分岐管を有し、前記排気切り換え手段は、前記分岐管の一方の流出口と、前記対象物加温用排出ポートとを、連通状態と遮断状態とに切り換える排気取り入れ弁と、前記分岐管の他方の流出口と、前記容器加温用排出ポートとを、連通状態と遮断状態とに切り換える容器加温弁と、を備える
上記構成によれば、上記構成によれば、減圧ポンプの排気の切り替えタイミングを柔軟に設定でき、簡易に構成できる。
また、本発明は、減圧乾燥機であって、乾燥対象物が投入される減圧容器と、前記減圧容器に設けられ、前記減圧容器から空気及び蒸気を排気する減圧排気口と、前記減圧容器に設けられた排気取り入れ口と、前記減圧排気口と連通するポンプ吸気口、及びポンプ排気口を有し、前記減圧容器内を減圧する減圧ポンプと、前記排気取り入れ口と連通する対象物加温用排出ポートと、前記ポンプ排気口と連通する排気流入ポートと、前記対象物加温用排出ポートと前記排気流入ポートとを連通状態と遮断状態とに切り換える排気切り換え手段と、を有する加温装置と、前記減圧容器に設けられた外部接続口と、前記外部接続口に連通する第1のポートと、前記減圧容器の外部に開口する第2のポートとを有し、前記外部接続口と外気との連通を許容または遮断し、外気を導入する方向の流量を規制する減圧破壊弁と、前記排気取り入れ口から前記減圧容器に導入された前記減圧ポンプからの排気を排出する加温排気口と、前記加温排気口に連通する流入ポートと、減圧容器外部に解放された流出ポートとを有する加温排気弁と、動作を制御するコントローラと、を備える。
上記構成によれば、外部遮断弁および加温排気弁からなる2つの弁を備えたことで、外部遮断弁と加温排気弁とが果たす機能をそれぞれに分離できる。つまり、外気を減圧容器内に取り入れて減圧を破壊する場合には減圧破壊弁を機能させることで、急激な圧力上昇を抑制して円滑に減圧を行うことができる。一方、排気取り入れ口から取り入れた排気を排出する場合には、加温排気弁を機能させることで十分な排気量を確保することができる。そして、それぞれの弁のサイズ、開度を調整することにより、外気取入れと排気排出の速度を最適に設計できる。
また、本発明は、減圧乾燥機であって、乾燥対象物が投入される減圧容器と、前記減圧容器に設けられ、前記減圧容器から空気及び蒸気を排気する減圧排気口と、前記減圧容器に設けられた排気取り入れ口と、前記減圧排気口と連通するポンプ吸気口、及びポンプ排気口を有し、前記減圧容器内を減圧する減圧ポンプと、前記排気取り入れ口と連通する対象物加温用排出ポートと、前記ポンプ排気口と連通する排気流入ポートと、前記対象物加温用排出ポートと前記排気流入ポートとを連通状態と遮断状態とに切り換える排気切り換え手段と、を有する加温装置と、前記減圧容器に設けられた外部接続口と、前記外部接続口に連通する第1のポートと、前記減圧容器の外部に開口する第2のポートとを有し、前記外部接続口と外気との連通を許容または遮断する外部遮断弁と、前記排気取り入れ口と前記ポンプ排気口との中間に設けられるフィルタと、動作を制御するコントローラと、備える。
上記構成によれば、減圧ポンプの排気をろ過できるため、減圧容器内に導入する排気によって、減圧容器及び乾燥対象物が汚れることを防止できる。
本発明に係る減圧乾燥器は、好ましくは、前記加温装置は、一端が前記排気流入ポートと連通し、他端が2つの流出口とをもつ分岐管を有し、前記排気切り換え手段は、前記分岐管の一方の流出口と、前記対象物加温用排出ポートとを、連通状態と遮断状態とに切り換える排気取り入れ弁と、前記分岐管の他方の流出口と、前記容器加温用排出ポートとを、連通状態と遮断状態とに切り換える容器加温弁と、を備える。
上記構成によれば、減圧ポンプの排気を、噴口から噴出して乾燥対象物へ吹き付けることができる。乾燥対象物の表面に減圧ポンプの排気が直接接触することで、乾燥対象物の温度は速やかに上昇する。乾燥対象物の表面温度が上昇するため、乾燥対象物が大気と接触したときに、乾燥対象物表面に洗浄液が残留している場合であっても、残留した洗浄液が蒸発し、乾燥対象物が乾燥する効果が生ずる。乾燥対象物の表面に残留している洗浄液が排気の流れに触れることにより、洗浄液が蒸発する効果が生ずる。
本発明に係る減圧乾燥器は、好ましくは、前記減圧排気口、および外部へ開放された外気吸入口のうち前記コントローラによって選択された所定の一方と前記ポンプ吸気口との連通を許容し、他方と前記ポンプ吸気口とを連通を遮断する吸気切り換え装置を、更に備える。
上記構成によれば、吸気切り換え装置により、減圧容器と減圧ポンプのポンプ吸気口との連通状態を遮閉し、減圧ポンプが外気を吸入できる。減圧ポンプが外気を吸入して排気することで、減圧ポンプ内部を乾燥させることができる。さらに、排気切換手段により、前記対象物加温用排出ポートと前記排気流入ポートとを連通した状態において、減圧ポンプが外気を吸入すれば、減圧ポンプは、吸入した外気を加温し、減圧容器内に排気するため、減圧容器内に湿度の低い加熱空気を送風できる。
本発明の乾燥対象物の乾燥方法は、乾燥対象物を投入された減圧容器を密閉するステップと、減圧ポンプによって前記減圧容器内を減圧するステップと、前記減圧容器の密閉状態を破壊するステップと、前記減圧容器と前記減圧ポンプの吸入口との連通状態を遮閉し、前記減圧ポンプが前記吸入口から外気を吸い込むステップと、前記外気を吸い込むステップによって吸い込んだ外気を前記減圧容器に導入して前記乾燥対象物を加温し、同時に前記減圧容器から排気する排気取り入れステップと、を含む。
上記構成によれば、外気を吸い込むステップによって減圧ポンプが外気を吸い込む。減圧ポンプの排気は、減圧ポンプの駆動熱によって加温されている。そして、減圧ポンプは、外気を吸い込んでいるため、減圧容器内の空気よりも湿度が低く、高温の排気が減圧容器内に導入される。そして、排気取り入れステップによって減圧容器内に減圧ポンプの排気を導入し、同時に減圧容器内に導入された排気を減圧容器から排気する。外気が加温された排気が減圧容器内を通過するため、減圧容器内に投入された乾燥対象物は、排気と熱交換する。また、乾燥対象物に残留する洗浄液の蒸発が促進される。
減圧ポンプの排気を減圧容器内に導入することによって、乾燥対象物の表面と導入された排気との熱交換が促進され、乾燥対象物の温度が速やかに上昇する。
また、乾燥対象物5の表面と排気との間で乾燥対象物5に残留した洗浄液が交換され、乾燥対象物5が乾燥する効果が生ずる。
本発明の乾燥対象物の乾燥方法は、好ましくは、上記排気取り入れステップの後に更に、前記減圧容器内を密閉するステップと、前記減圧容器内を減圧するステップと、を含む。
蒸発潜熱を奪われることによって乾燥対象物の表面温度が低下した結果、乾燥対象物の表面上に洗浄液が残留する場合がある。
上記構成によれば、排気の通過によって温められた減圧容器を再度遮閉して、再度減圧することによって、排気によって与えられた熱量を利用して再び残留洗浄液が蒸発できる。このため、再度減圧乾燥を行うときに、先の減圧乾燥操作において乾燥対象物上に残留した洗浄液が、加えられた熱を利用して沸騰、蒸発できるので、乾燥対象物の乾燥度が向上する。
上述の発明によれば、乾燥対象物を加熱するための新たに付加するエネルギー源を排除または節減し、乾燥能力を高めた減圧乾燥機および乾燥対象物の乾燥方法を提供できる。
本発明の第1実施形態の減圧乾燥機の概略図を示す。 本発明の第1実施形態の減圧乾燥機の減圧容器内部の斜視図を示す。 本発明の第1実施形態の乾燥方法のフローチャートを示す。 本発明の第2実施形態の減圧乾燥機の概略図を示す。 本発明の第2実施形態の乾燥方法のフローチャートを示す。
(第1実施形態)
図1及び図2に従って、本発明の第1実施形態の減圧乾燥機10を説明する。減圧乾燥機10は、乾燥対象物5が投入される減圧容器11と、減圧容器11の内部を減圧する減圧ポンプ17と、加温装置20と、吸気切替え装置12と、を備えている。
減圧ポンプ17は、ポンプ吸気口171と、ポンプ排気口172を備えている。減圧ポンプ17は、吸込んだ空気を送り出す送風機としても働く。減圧ポンプ17として、例えばルーツポンプ、スクロールポンプ、ベーンポンプ、ダイアフラムポンプ、スクリューポンプが利用できる。減圧ポンプ17がコールドトラップを必要としない場合、蒸気を含む空気を直接吸込み、減圧容器11内を減圧してもよい。減圧ポンプ17は、モータ173を駆動源としている。減圧ポンプ17の排気は、減圧ポンプによって圧縮され、モータ173の排熱によって温められる。
減圧容器11は、乾燥対象物5が搬入、搬出される略矩形の投入口113が設けられている。投入口113の周囲には、パッキン114が設けられている。投入口113の両側には、一対のシャッタガイド271が設けられている。シャッタ27は、一対のシャッタガイド271に支持され、シャッタガイド271にガイドされて摺動自在に設けられている。シリンダ28は、エアシリンダであり、シャッタ27を駆動する。方向切り替え弁283は、圧縮空気源(不図示)から送られる圧縮空気の流路を切り換えて、シリンダ28の作動を制御する。シリンダ28のピストンロッド281は、シャッタ27に連結する。シリンダ28のシリンダは、減圧容器11の外部に連結ピン282を介して設置される。
シャッタ27は、シリンダ28が縮んで、投入口113から離間するときに、投入口113を開口する。そして、シリンダ28が伸びると、投入口113に向かって移動し、投入口113を覆ったときにパッキン114に密着し、投入口113を密閉する。
減圧容器11には、空気及び蒸気を排気する減圧排気口111と、排気取り入れ口112と、外部接続口116とが設けられている。減圧排気口111は、吸気切替え装置12を介して、ポンプ吸気口171に連通している。排気取り入れ口112は、加温装置20を介して、ポンプ排気口172に連通している。そして、外部接続口116は、外部遮断弁25を介して、減圧容器11の外部と連通し大気圧の外気を導入したり大気中に空気及び蒸気を排気したりする。
外部接続口115には、圧力スイッチ27が設けられている。なお、圧力スイッチ27に替えて、圧力センサを設けても良い。
吸気切り換え装置12は、分岐管15と、減圧排気弁13と、外気吸入弁14と、を含んでいる。分岐管15は、第1の流入口151と第2の流入口152と、共通の流出口である吸気接続口123とを接続する、T字又はY字状の配管である。減圧排気弁13は、2方電磁弁である。減圧排気弁13の流入ポートは、吸気流入口131であり、流出ポート132は、流入口151と接続される。外気吸入弁14もまた2方電磁弁である。外気吸入弁14の流入ポートは、外気吸入口141であり、流出ポート142は、第2の流入口152と接続される。
吸気切り換え装置12は、吸気流入口131と、外気吸入口141と、吸気接続口123を備えている。吸気切り換え装置12は、吸気流入口131、および外部へ開放された外気吸入口141のうちコントローラ39によって選択された所定の一方に対して、吸気接続口123との連通を許容し、他方と吸気接続口123とを連通を遮断する。
なお、吸気切り替え装置12は、上記の構成に替えて、3ポート流路切り換え弁又は三方弁を使用できる。
減圧排気口111と吸気流入口131は、配管29で接続されている。吸気接続口123とポンプ吸気口171とが接続されている。
加温装置20は、分岐管32と、排気切換手段200である排気取り入れ弁21および容器加温弁22と、排気取り入れ口112と連通する対象物加温用排出ポート212と、ポンプ排気口172と連通する排気流入ポート201と、を備えている。
分岐管32は、排気流入ポート201と、第1の流出口321と、第2の流出口322とを接続する、T字又はY字状の配管である。排気取り入れ弁21は、第1の流出口321と連通する流入ポート211と、対象物加温用排出ポート212である流出ポートとを有する、2ポート電磁弁である。
排気取り入れ弁21は、第1の流出口321と、対象物加温用排出ポート212とを、連通状態と遮断状態とに切り替える。容器加温弁22は、第2の流出口322である流入ポートと、容器加温用排出ポート222である流出ポートと、を有する2ポート電磁弁である。
容器加温弁22は、ポンプ排気口172と、開口23とを、連通状態と遮断状態とに切り替える。配管33は、対象物加温用排出ポート212と排気取り入れ口112とを接続する。
かかる構成により、排気切換手段200は、対象物加温用排出ポート212および容器加温用排出ポート222のうちコントローラ39によって選択された所定の一方と排気流入ポート201とを連通を許容し、他方と排気流入ポート201との連通を遮断する。
加温装置20は、上述の構成に替えて、3ポート流路切り換え弁又は、三方弁を利用できる。
フィルタ19は、減圧ポンプ17の動作状態等を考慮して適宜設けられるが、望ましくは、排気取り入れ口112と、ポンプ排気口172との中間に設けられる。より望ましくは、フィルタ19は、第1の流出口321と排気取り入れ弁21の中間に設けられる。フィルタ19は、減圧ポンプ17の排気に含まれる異物、蒸気、油分等を取り除く。
フィルタ30は、外気や乾燥対象物の状態等を考慮して、減圧ポンプ17が吸引するガスから、異物及び水分を除去するために、適宜設けられる。フィルタ30は、吸気接続口123とポンプ吸気口171との間に設けることが望ましい。
容器加温配管34の一方端は、容器加温用排出ポート222に接続される。容器加温配管34の他端は、減圧容器11の外壁面に空隙を設けて対向する開口23となっている。容器加温配管34は、途中で分岐して、複数の開口23を備えてもよい。その場合、それぞれの開口23が減圧容器11の外壁面に対向するように設けられる。
減圧容器11内には、乾燥対象物5を囲むようにエアブロパイプ35が設けられている。エアブロパイプ35には、乾燥対象物5に対向するように複数のノズル37が設けられている。それぞれのノズル37には、噴口371が設けられている。
外部遮断弁25は、減圧容器11の外部接続口116に取り付けられる。外部遮断弁25は、外部接続口116と連通する第1のポート251と、外気に解放された第2のポート252と、を備える2ポート電磁弁である。第2ポート252には、フィルタ26が設けられている。
外部遮断弁25は、減圧容器11が密閉されて減圧状態にあるときに、開弁し、外気を減圧容器11内に取込む減圧破壊弁として作用する。また、外部遮断弁25は、減圧容器11が常圧時にあるときに排気取り入れ口112から取り入れられた減圧ポンプ17の排気が外部へ排出される加温排気弁としても作用する。フィルタ26は、外気を減圧容器11内に取込むときに、異物をろ過する役割を担う。さらに、減圧ポンプ17の排気を排出する際には、消音器としても作用する。
コントローラ39は、圧力スイッチ27の出力信号を受けて、方向切り替え弁283、外部遮断弁25、加温装置20、吸気切替え装置12を制御する。
図3は、減圧乾燥機10の運転手順の一例を示している。まず、コントローラ39は、減圧ポンプ17を運転する(S1)。好ましくは、減圧ポンプ17をしばらく運転し、減圧ポンプ17が温まるのを待つ。減圧ポンプ17は、運転するにつれてモータ173の駆動熱によって温められる。そして、減圧ポンプ17の排気は、減圧ポンプ17の排熱によって加熱される。コントローラ39は、方向切り替え弁283を切り換えて、シリンダ28に圧縮空気を送り、シャッタ27を閉じる(S2)。
コントローラ39は、減圧容器11を減圧する(S3)。詳しくは、コントローラ39は、外部遮断弁25を閉弁し、減圧排気弁13を開弁し、外気吸入弁14を閉弁する。さらに、コントローラ39は、排気取り入れ弁21を閉弁し、容器加温弁22を開弁する。すると、減圧ポンプ17は、減圧容器11内の空気及び蒸気を吸い込み、開口23へ排気する。
減圧容器11内分の圧力が減少し、所定の圧力を下回ると、圧力スイッチ27が減圧信号をコントローラ39に発信する(S4)。コントローラ39は、減圧信号を受けた後、一定の時間減圧乾燥を行う(S5)。減圧乾燥の時間は、付着している洗浄液の量、乾燥対象物5の体積及び投入前温度等によって適宜定められる。
減圧容器11内の圧力が、乾燥対象物5の表面温度に対する蒸気圧を下回ると、乾燥対象物5に付着している洗浄液が沸騰する。そして、乾燥対象物5が乾燥を始める。乾燥対象物5に付着している洗浄液が沸騰し、蒸発する際に、洗浄液は乾燥対象物5から蒸発潜熱を奪う。洗浄液の沸騰、蒸発によって、乾燥対象物5の表面温度は低下する。表面温度が低下すると表面から洗浄液への熱移動量が減少する。また、表面温度に対する蒸気圧が低下する。このため、乾燥の進行とともに、乾燥速度が低下する。
減圧ポンプ17の排気は、開口23から噴出し、減圧容器11の外面に吹き付けられる。減圧ポンプ17の排気は、減圧ポンプ17の駆動熱により温められている。減圧容器11の外面は、排気によって加熱される。減圧ポンプ17の排熱は、減圧容器11の外面から内面に伝わり、減圧容器11の内面から放射し、乾燥対象物5に伝わる。即ち、乾燥対象物5は、減圧ポンプ17の排熱によって加熱される。乾燥対象物5が減圧容器11からの放射熱により加温されるため、乾燥対象物5の乾燥速度が向上する。
コントローラ39は、外部遮断弁25を開弁する(S6)。外気がフィルタ26、外部遮断弁35を通り、減圧容器11内に流入する。減圧容器11内の圧力は、徐々に上昇し、大気圧に達する。
好ましくは、コントローラ39は、吸気切り換え装置12を操作して、減圧ポンプ17の吸気を外気に切り替える(S7)。詳しくは、外気吸入弁14を開弁し、減圧排気弁13を閉弁する。減圧ポンプ17は、外気吸入口141から外気を取り込み、開口23へ排気する。減圧ポンプ17内が外気に換気されることによって、減圧ポンプ17内が乾燥する。また、減圧ポンプ17内の乾燥と共に、減圧ポンプ17の排気も乾燥する。
コントローラ39は、排気取り入れ弁21を開弁する(S8)。さらに、コントローラ39は、容器加温弁22を閉弁する(S9)。減圧ポンプ17が吐き出した排気は、排気取り入れ口112から減圧容器11内部へ取り入れられ、乾燥対象物5を温め、外部接続口116から排出する。このとき、排気取り入れ口112にエアブロパイプ35、噴口371が設けられているため、排気は、噴口371を通って、乾燥対象物5に直接吹き付けられる。
コントローラ39は、一定時間この状態を保つ(S10)。減圧ポンプ17の排気は、減圧ポンプ17の駆動熱で温められているため、温度が高く、相対湿度が低くなっている。乾燥対象物5は、排気の吹き付けによって温められる。また、排気と乾燥対象物5との間で、乾燥対象物5に残留している洗浄液を交換するため、乾燥対象物5がさらに乾燥する効果が生ずる。ステップS10における、乾燥対象物5の加温時間は、乾燥対象物5の減圧乾燥操作後の状態と、乾燥対象物5の温度の上昇具合に応じて適宜定められる。
コントローラ39は、容器加温弁22を開弁する(S11)。排気取り入れ弁を閉弁する(S12)。減圧容器11の減圧を開始する(S13)。ステップS13ないしステップS17は、上述のステップS3ないしステップ7と同じであるため、説明を省略する。
ステップ3ないしステップ5において、蒸発潜熱を奪われることによって乾燥対象物5の表面温度が低下した結果、乾燥対象物5の表面上に洗浄液が残留する場合がある。減圧ポンプ17の排気を乾燥対象物5に吹き付けることによって、乾燥対象物5の表面と導入された排気との熱交換が促進され、乾燥対象物5の温度が速やかに上昇する。このため、ステップ13ないしステップS17において再度減圧乾燥を行うときに、先の減圧乾燥操作において乾燥対象物5上に残留した洗浄液が、加えられた熱を利用して沸騰、蒸発できる。
コントローラ39は、シャッタ27を開ける(S18)。
(第2実施形態)
図4に従って、第2実施形態の減圧乾燥機50について説明する。本実施形態の減圧乾燥機50は、外部遮断弁253が減圧破壊弁であり減圧容器11からの排気を想定していない点、および加温排気弁51を備えている点が大きく異なる。以下、減圧乾燥機50の内、第1実施形態の減圧乾燥機10と異なる点について主に説明する。第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、説明を省略する。
外部遮断弁253は、外部に開放する流入ポート255と、外部接続口116に連通する流出ポート254と、を備える2ポート電磁弁である。流入ポート255には、フィルタ55が設けられている。
減圧容器11は、更に加温排気口117を備える。加温排気口117には、加温排気弁51が設けられている。加温排気弁51は、大気に開放している流出ポート53と、加温排気口117に連通する流入ポート52を備える2ポート電磁弁である。加温排気口117および加温排気弁51は、外部接続口116及び外部遮断弁253よりも大径の口径となっている。
外部遮断弁253及び加温排気弁51は、コントローラ39によって制御される。
外部遮断弁である減圧破壊弁253は、外気を導入する方向の流量を規制するいわゆる真空破壊弁であり、減圧容器11の大気開放用途に使用する。減圧破壊弁253の開口は、減圧容器11が減圧状態を脱するときの圧力上昇速度を制限する。減圧破壊弁253が、減圧容器11内の圧力の急激な上昇を抑えることで、外気が急激に減圧容器11内に流れ込み、乾燥対象物が破損することを防止する。減圧破壊弁253は有効断面積が広すぎない方が良い。
他方、加温排気弁51は、排気取り入れ口112から取り入れた排気を排出する用途にのみ使用する。減圧ポンプ17の排気は非常に低いため、加温排気弁51の有効断面積が狭いと、圧力損失により流速が低下する場合がある。
すなわち、排気ポンプ17の排気特性、減圧容器11の容積等に応じて、排気吐出しと、減圧破壊とで適切な有効断面積が異なる場合がある。本実施形態の減圧乾燥機50によれば、加温排気弁51と減圧破壊弁253とを別々に設けたため、それぞれの弁を適切な開度で設計できる。
図5は、減圧乾燥機50の運転手順の一例を示す。ステップS1ないしステップS6までは、第1実施形態と同様である。外部遮断弁である減圧破壊弁253を開弁する(S6)と、減圧容器11内へ外気が流入する。圧力スイッチ27は、減圧容器11内の圧力が大気圧付近にまで上昇すると、コントローラ39に圧力到達信号を発信する(S51)。圧力到達信号を受けて、コントローラ39は、外部遮断弁253を閉弁する(S52)。コントローラ39は、引続き加温排気弁51を開弁し(S53)、以後、第1実施形態と同様にステップS7〜ステップS18を実行する。
なお、ステップS52とステップS53の順序を入れ替え、又は同時に実施しても良い。
また、外部遮断弁253を閉弁するタイミングを、減圧容器11内の圧力到達を条件とすること(S51)に替えて、外部遮断弁253の開弁後、一定の時間経過後に変更できる。このときは、あらかじめ圧力上昇具合を確認しておき、減圧容器11内の圧力が大気圧付近になるまでの時間を、前記一定の時間として利用できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前記した実施形態に限定されず、適宜変形して実施することが可能である。
10、50 減圧乾燥機
11 減圧容器
111 減圧排気口
112 排気取り入れ口
116 外部接続口
117 加温排気口
12 吸気切り換え装置
13 減圧排気弁
14 外気吸入弁
141 外気吸入口
17 減圧ポンプ
19 フィルタ
20 加温装置
200 排気切り換え手段
201 排気流入ポート
21 排気取り入れ弁(排気切り換え手段)
212 対象物加温用排出ポート
22 容器加温弁(排気切り換え手段)
222 容器加温用排出ポート
23 開口
25、253 外部遮断弁
251 第1のポート
252 第2のポート
321 第1の流出口
322 第2の流出口
37 噴口
39 コントローラ
5 乾燥対象物
51 加温排気弁
52 流入ポート
53 流出ポート

Claims (8)

  1. 減圧乾燥機であって、
    乾燥対象物が投入される減圧容器と、
    前記減圧容器に設けられ、前記減圧容器から空気及び蒸気を排気する減圧排気口と、
    前記減圧容器に設けられた排気取り入れ口と、
    前記減圧排気口と連通するポンプ吸気口、及びポンプ排気口を有し、前記減圧容器内を減圧する減圧ポンプと、
    前記ポンプ排気口と連通し、前記減圧容器外面に対向する開口を持つ容器加温配管と、
    前記排気取り入れ口と連通する対象物加温用排出ポートと、前記ポンプ排気口と連通する排気流入ポートと、前記対象物加温用排出ポートと前記排気流入ポートとを連通状態と遮断状態とに切り換える排気切り換え手段と、前記容器加温配管と連通する容器加温用排出ポートとを有する加温装置と、
    前記減圧容器に設けられた外部接続口と、
    前記外部接続口に連通する第1のポートと、前記減圧容器の外部に開口する第2のポートとを有し、前記外部接続口と外気との連通を許容または遮断する外部遮断弁と、
    動作を制御するコントローラと、を備え、
    前記排気切り換え手段は、前記対象物加温用排出ポートおよび前記容器加温用排出ポートのうち前記コントローラによって選択された所定の一方と前記排気流入ポートとを連通を許容し、他方と前記排気流入ポートとの連通を遮断する減圧乾燥機。
  2. 請求項に記載の減圧乾燥機であって、
    前記加温装置は、
    一端が前記排気流入ポートと連通し、他端が2つの流出口とをもつ分岐管を有し、
    前記排気切り換え手段は、
    前記分岐管の一方の流出口と、前記対象物加温用排出ポートとを、連通状態と遮断状態とに切り換える排気取り入れ弁と、
    前記分岐管の他方の流出口と、前記容器加温用排出ポートとを、連通状態と遮断状態とに切り換える容器加温弁と、を備える減圧乾燥機。
  3. 減圧乾燥機であって、
    乾燥対象物が投入される減圧容器と、
    前記減圧容器に設けられ、前記減圧容器から空気及び蒸気を排気する減圧排気口と、
    前記減圧容器に設けられた排気取り入れ口と、
    前記減圧排気口と連通するポンプ吸気口、及びポンプ排気口を有し、前記減圧容器内を減圧する減圧ポンプと、
    前記排気取り入れ口と連通する対象物加温用排出ポートと、前記ポンプ排気口と連通する排気流入ポートと、前記対象物加温用排出ポートと前記排気流入ポートとを連通状態と遮断状態とに切り換える排気切り換え手段と、を有する加温装置と、
    前記減圧容器に設けられた外部接続口と、
    前記外部接続口に連通する第1のポートと、前記減圧容器の外部に開口する第2のポートとを有し、前記外部接続口と外気との連通を許容または遮断し、外気を導入する方向の流量を規制する減圧破壊弁
    前記排気取り入れ口から前記減圧容器に導入された前記減圧ポンプからの排気を排出する加温排気口と、前記加温排気口に連通する流入ポートと、減圧容器外部に解放された流出ポートとを有する加温排気弁と、
    動作を制御するコントローラと、
    を備える減圧乾燥機。
  4. 減圧乾燥機であって、
    乾燥対象物が投入される減圧容器と、
    前記減圧容器に設けられ、前記減圧容器から空気及び蒸気を排気する減圧排気口と、
    前記減圧容器に設けられた排気取り入れ口と、
    前記減圧排気口と連通するポンプ吸気口、及びポンプ排気口を有し、前記減圧容器内を減圧する減圧ポンプと、
    前記排気取り入れ口と連通する対象物加温用排出ポートと、前記ポンプ排気口と連通する排気流入ポートと、前記対象物加温用排出ポートと前記排気流入ポートとを連通状態と遮断状態とに切り換える排気切り換え手段と、を有する加温装置と、
    前記減圧容器に設けられた外部接続口と、
    前記外部接続口に連通する第1のポートと、前記減圧容器の外部に開口する第2のポートとを有し、前記外部接続口と外気との連通を許容または遮断する外部遮断弁と、
    前記排気取り入れ口と前記ポンプ排気口との中間に設けられるフィルタと、
    動作を制御するコントローラと、
    備える減圧乾燥機。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の減圧乾燥機であって、前記減圧容器内に配設され、前記排気取り入れ口と連通し、前記乾燥対象物に対向する噴口を、更に備える減圧乾燥機。
  6. 請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の減圧乾燥機であって、
    前記減圧排気口、および外部へ開放された外気吸入口のうち前記コントローラによって選択された所定の一方と前記ポンプ吸気口との連通を許容し、他方と前記ポンプ吸気口とを連通を遮断する吸気切り換え装置を、更に備える減圧乾燥機。
  7. 乾燥対象物の乾燥方法であって、
    乾燥対象物を投入された減圧容器を密閉するステップと、
    減圧ポンプによって前記減圧容器内を減圧するステップと、
    前記減圧容器の密閉状態を破壊するステップと、
    前記減圧容器と前記減圧ポンプの吸入口との連通状態を遮閉し、前記減圧ポンプが前記吸入口から外気を吸い込むステップと、
    前記外気を吸い込むステップによって吸い込んだ外気を前記減圧容器に導入して前記乾燥対象物を加温し、同時に前記減圧容器から排気する排気取り入れステップと、
    を含む乾燥対象物の乾燥方法。
  8. 請求項に記載の乾燥対象物の乾燥方法であって、上記排気取り入れステップの後に更に、
    前記減圧容器内を密閉するステップと、
    前記減圧容器内を減圧するステップと、
    を含む乾燥対象物の乾燥方法。
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