JP6457893B2 - 定量繰出式筆記具 - Google Patents

定量繰出式筆記具

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本発明は、ノック式筆記具に関し、特にノックした際に芯を定量繰り出すことができるようにした定量繰出式筆記具に関するものである。
一般的に、ノック式筆記具はノック操作により芯が次々と繰り出され、筆記に必要な長さ以上の芯が繰り出されると、芯折れしやすくなるので、再度ノック操作しながら押し戻さなければならない。そこで、一回のノック操作で所定の長さの芯が繰り出され、その後何度繰り返しても一定の長さ以上に芯が繰り出されないようにした筆記具が提案されている(例えば特許文献1〜3参照)。これら特許文献に記載されている繰出構造は、いずれも芯の把持が開放されたとき、芯の自重によりストッパーに当たる位置まで芯が落下する構成である。そのため、筆記具が水平に保持されていたり、逆さの向きになっているときには、芯が出なかったり、芯の繰出長さが変化してしまうおそれがあり、満足できるものではない。
実開昭55−99887号公報(実用新案請求の範囲、第3図) 特許第4382366号公報(特許請求の範囲、段落0031、図14、図15) 特開2006−44255号公報(特許請求の範囲、段落0049、図8)
本発明の解決課題は、筆記具の向きや角度によらず、何度ノックしても、常に一定長さの芯を繰り出し、定量以上に芯が繰り出されないようにした定量繰出式筆記具を提供することである。
本発明によれば、
先端に制御筒を有する軸筒と、
軸筒内に前進、後退可能に設けられ後方に付勢された中本体と、
後方に付勢された状態で中本体内に設けられ先端にチャック及び該チャックを開閉するクラッチを有する芯タンクと、
中本体の前端に設けられ芯を仮保持するブレーカー及び後退したとき上記クラッチに当接する段部を有する内テーパーと、
上記制御筒内に前進、後退可能に設けられ、後退した際閉鎖するよう開閉可能な障壁部を先端に有するシャッターと、
上記中本体を前進、後退させるカム機構を具備し、
上記カム機構は芯タンクが中本体とともに後退するとき所定位置で芯タンクの移動を阻止するよう芯タンクが当接する後退阻止部を有し、
上記中本体には内テーパーの先端が制御筒内に後退したとき上記シャッターを後退させるようシャッターに係合する係合部が形成され、
上記シャッターの障壁部が閉鎖した後、内テーパー及び中本体が移動することにより該障壁部にあたるまで芯を繰り出し、中本体が前進するときシャッターを前進して障壁部を開放し芯の先端を制御筒から突出させるようにしたことを特徴とする定量繰出式筆記具が提供され、上記課題が解決される。
また、本発明によれば、上記カム機構は、軸筒内に設けられた固定カムと、該固定カム内に挿入され回転不能状態で前進、後退可能なノックカムと、上記中本体に連絡し外周に回転子爪を有する回転可能な回転子を具備し、上記固定カムは回転子を前進位置に保持するよう該回転子爪が係止する固定カム筆記位置部を前端に有しかつ回転子が後退するとき上記回転子爪が入り込む長溝と該長溝の底部に形成された固定カム底部を有し、上記ノックカムは前進するとき上記固定カム筆記位置部に係止された回転子爪に当接して該回転子爪を固定カム筆記位置部から固定カムの長溝内に案内する筆記位置開放爪と固定カム底部に入り込んだ回転子爪に当接しかつ前進するとき該回転子爪が上記固定カム筆記位置部に係止する位置まで回転子を前進させるノックカム底部を有することを特徴とする上記定量繰出式筆記具が提供される。
さらに、上記中本体の後端と回転子の間にはホルダーが設けられ、該ホルダーと中本体は、中本体に過大な筆圧が作用したとき、該中本体が微移動できるよう移動可能に連結され、かつ該中本体とホルダー間には中本体が緩徐に移動するようクッションスプリングが設けられている上記定量繰出式筆記具が提供される。
本発明は上記のように構成され、本発明の定量繰出式筆記具は、先端に制御筒を有する軸筒と、軸筒内に前進、後退可能に設けられ後方に付勢された中本体と、後方に付勢された状態で中本体内に設けられ先端にチャック及び該チャックを開閉するクラッチを有する芯タンクと、中本体の前端に設けられ芯を仮保持するブレーカー及び後退したとき上記クラッチに当接する段部を有する内テーパーと、上記制御筒内に前進、後退可能に設けられ、後退した際閉鎖するよう開閉可能な障壁部を有するシャッターと、上記中本体を前進、後退させるカム機構を具備する。そして、上記カム機構は芯タンクが中本体とともに後退するとき所定位置で芯タンクの移動を阻止するよう芯タンクが当接する後退阻止部を有し、上記中本体には内テーパーの先端が制御筒内に後退したとき上記シャッターを後退させるようシャッターに係合する係合部が形成され、上記シャッターの障壁部が閉鎖した後さらに内テーパー及び中本体が移動することにより該障壁部にあたるまで芯を繰り出し、中本体が前進するときシャッターを前進して障壁部を開放し芯の先端を制御筒から突出させるようにしたので、通常の筆記状態からカム機構により中本体を後退させると、後退の途中で中本体に保持されている芯タンクの移動が阻止され、チャックおよびクラッチは中本体の前端から抜け出し、中本体とともに後退し続けている内テーパーの段部がクラッチに当たりチャックは開放される。この間の移動は相対的に見てチャックが前進したことと同様の作用である。上記中本体が後退すると係合部を介してシャッターが後退し、障壁部が閉鎖されるので、上記芯はシャッターの障壁部にあたる位置まで繰り出されるが、それ以上の長さ繰り出されることはない。上記カム機構により中本体が前進すると、前進の途中でチャックおよびクラッチは中本体の前端内に入り込み、芯を把持する。さらに、中本体は前進し、シャッターも前進して障壁部は開放され、芯の先端は制御筒から突出する。このようにして、チャックで把持した状態で一定長の芯を繰り出すことができるから、筆記具の先端を上向きにしたり、傾けたりしていても、筆記具の向きや角度によらず、常に定量の芯を繰り出すことができる。
また、上記カム機構として、軸筒内に設けられた固定カムと、該固定カム内に挿入され回転不能状態で前進、後退可能なノックカムと、上記中本体に連絡し外周に回転子爪を有し回転可能な回転子を設け、上記固定カムの前端に回転子を前進位置に保持するよう該回転子爪が係止する固定カム筆記位置部を形成し、かつ回転子が後退するとき上記回転子爪が入り込む長溝と固定カム底部を該長溝の底部に形成する。また上記ノックカムに、前進するとき上記固定カム筆記位置部に係止された回転子爪に当接して該回転子爪を固定カム筆記位置部から固定カムの長溝内に案内する筆記位置開放爪と固定カム底部に入り込んだ回転子爪に当接しかつ前進するとき該回転子爪が上記固定カム筆記位置部に係止する位置まで回転子を前進させるノックカム底部を設ける。このように構成すると、筆記状態でノックカムをノックすると、回転子爪は固定カム筆記位置部から離脱して長溝内に入り込み、中本体を後退させることができ、さらにノックカムが前進するとノックカム底部により回転子爪を固定カム筆記位置部に係止する位置まで中本体を前進させ、芯を繰り出すことができる。このように、一度のノック操作で中本体を後退させた後、前進させることができるので、操作がきわめて簡単である。また、筆記状態でノックカムを少しだけノックすると、固定カム筆記位置部に係止された回転子爪が該固定カム筆記位置部から外れ、長溝に入り込むので、中本体が後退して芯の先端を制御筒内に収納することができ、不使用時や持ち運びに不都合を生じるおそれはない。
上記中本体の後端と回転子の間にホルダーを設け、該ホルダーと中本体を、該中本体に過大な筆圧が作用したとき、該中本体が微移動できるよう移動可能に連結し、かつ該中本体とホルダー間に中本体が緩徐に移動するようクッションスプリングを設けると、クッション機能により芯折れを防止することができる。
本発明の一実施例を示す断面図。 軸筒下部の断面図。 軸筒上部の断面図。 制御筒の一実施例である外テーパーを示し、(A)は断面図、(B)は平面図、(C)は左側面図。 中本体を示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は断面図。 ホルダーを示し、(A)は平面図、(B)は断面図、(C)は左側面図。 芯タンクを示し、(A)は平面図、(B)は断面図。 チャックガイドを示し、(A)は平面図、(B)は断面図。 内テーパーを示し、(A)は平面図、(B)は断面図。 シャッターの一実施例を示し、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は左側面図。 ノックカムを示し、(A)は正面図、(B)は断面図、(C)は左側面図。 回転子を示し、(A)は平面図、(B)は断面図。 消しゴムホルダーを示し、(A)は平面図、(B)は断面図。 ノックキャップを示し、(A)は平面図、(B)は断面図。 カムを示し、(A)は固定カムの展開図、(B)はノックカムの展開図。 筆記状態のカムの展開図。 中本体等が後退した状態のカムの展開図。 ノック操作により中本体等が後退し始めた状態の一部の拡大断面図。 芯タンクの後端がノックカムに接触した状態の一部の拡大断面図。 シャッターが閉じた状態の一部の拡大断面図。 図17に示す状態から回転子がノックカムにより前進した状態のカムの展開図。 中本体が前進することによりシャッターに芯の先端が当接した状態の一部の拡大断面図。 図22に示す状態からさらに中本体が前進することによりシャッターが開放された状態の一部の拡大断面図。 図23に示す状態からさらに中本体が前進することにより芯の先端が外テーパーから突出した状態の一部の拡大断面図。 制御筒の他の実施例である先端筒を示し、(A)は平面図、(B)は断面図、(C)は左側面図。 シャッターの他の実施例を示し、(A)は正面図、(B)は左側面図。 シャッターに設けられる作用片、係止片の他の実施例を示し、(A)は拡大正面図、(B)は拡大平面図。 図26に示すシャッターに作用片、係止片を組み込んだ状態を示す正面図。 筆記状態の一部の拡大断面図。 シャッターが閉じた状態の拡大断面図。 中本体が前進して芯の先端がシャッターから突出した状態の拡大断面図。
図1は本発明の一実施例を示し、本発明の定量繰出式筆記具は、軸筒1の先端には、筒状の制御筒が設けられている。この制御筒は、軸筒と一体的に形成することもできるが、図1〜図23に示す実施例では、軸筒から突出するテーパー部を先端に有する外テーパー2で構成されている。上記軸筒1内には、軸筒内で前進、後退可能に設けられ後方に付勢された中本体3と、後方に付勢された状態で中本体内に設けられ先端にチャック4及び該チャックを開閉するクラッチ5を有する芯タンク6と、中本体の前端に設けられ芯を仮保持するブレーカー7及び後退したとき上記クラッチ5に当接する段部8を有する内テーパー9と、上記外テーパー内に前進、後退可能に設けられ、後退した際閉鎖するよう開閉可能な障壁部10を先端に有するシャッター11と、上記中本体を前進、後退させるカム機構が設けられている。なお、本発明において、図1の左方側を前方とし、右方を後方とする。
上記軸筒1は、図2、図3に示すように、外テーパー2をねじ着する雌ねじ部12を内面に形成し後方が小径部に形成された軸筒下部13と、該軸筒下部の小径部に挿入して連結される軸筒上部14を有する。上記小径部の外周と軸筒上部の連結部には適宜の抜け止め用の係合凹凸部が形成されている。上記軸筒上部の外面には、クリップ15が設けられ、内面に形成した内方段部16の前方にはカム機構を構成する固定カム17が設けられている。
上記外テーパー2は、図4に示すように、上記軸筒下部13に挿入され上記雌ねじ部12にねじ着される雄ねじ部18を形成した筒状部19と、該筒状部19から前方にのびるテーパー部20を有する。テーパー部20の先端には芯21を挿通させる芯挿通口22が形成され、テーパー部20の一部には窓部23が設けられ、かつ筒状部19の内面にわたって案内溝24が形成され、案内溝24の後端側には傾斜面25が設けられている。
上記中本体3は、図5に示すように、前方に内テーパー9をねじ着する雄ねじ部26を有し、外周に係合部27と中間凸部28を突設し、中間凸部28の後方にはスリット29を設けて弾性的な抜け止め片30を形成し、該抜け止め片の前方端には傾斜突起31が設けられている。該中本体の前端開口部32には、上記クラッチ6のフランジ部が当接し、これにより上記チャック4を締着して芯を把持する。
上記中本体3の後部にはホルダー33が連結されている。図6に示すように、該ホルダー33には、前端にガイド溝34が形成され、該ガイド溝34に続いて上記中本体3の抜け止め片30に形成した上記傾斜突起31が挿入される抜け止め窓35が設けられている。ホルダー33の後端にはフランジ36が設けられ、内面には軸方向に延びるリブ37が形成されている。なお、該フランジの後面には、後記する回転子57が容易に回転するよう隆起部を設けてある。ホルダーには上記中本体3の後部が挿入され、該ホルダー33と中本体3は、中本体の後端がリブ37に当たる位置まで軸方向に微小量移動(遊動)可能である。ホルダー33の上記フランジ36と軸筒下部13の後端の間にはホルダー33を介して中本体3を後方に付勢するよう作動スプリング38が設けられている。また、ホルダー33と中本体3の中間凸起28の間には、上記作動スプリング38よりも強いばね圧のクッションスプリング39を設けてあり、該中本体3に過大な筆圧が作用したとき、該中本体3が緩徐に移動するようして芯折れしないようにしてある。
上記芯タンク6は、図7に示すように、上記中本体3内で摺動できる外径に形成され、前端にチャックガイド40(図8参照)を固着し、該チャックガイド40に、外周にクラッチ5を嵌着し弾性的に拡開可能な二つ割若しくは三つ割のチャック4を固着している。そして、チャックガイド40の前端と中本体3の前端開口部32の内方に形成した内段部間にチャックスプリング41を装着し、芯タンク6を後方に付勢し、クラッチのフランジ部を中本体の先端に当接させてチャックを閉じるようにしている。
上記内テーパー9は、図9に示すように、径大部の内面に、上記中本体の雄ねじ部26にねじ着される雌ねじ部42と、上記クラッチのフランジ部に当接可能な段部8が形成され、前方には芯21を摩擦的に仮保持するよう弾性材料で形成されたブレーカー7を有し、芯21が挿通する芯保護パイプ43が先端に設けられている。
なお、上記各部材において、雄ねじと雌ねじによるねじ着構造の箇所は、所望によりねじ構造に代えて適宜の凹凸係合部による係合構造にすることができる。
上記シャッター11は、図10に示すように、上記外テーパー2内に挿入される筒状部44と、該筒状部44の後端に形成され上記外テーパー2の後端部に当接可能なフランジ45を有する。上記筒状部44の前方には一対の支持基片46が形成され、該支持基片46の前方には、弾性的に開閉可能で略へ字状に延びる先端アーム47が設けられ、該先端アーム47の先端には、障壁部10が対向状態に設けられている。上記先端アーム47の外面には、シャッター11が前進するとき、上記外テーパー2の上記窓部23に入り込んで先端アームを拡開状態に維持し、かつシャッター11が後退するとき、先端アームを収束させることができるよう外テーパー2の内に入り込んで内面に摺接可能な摺接部48が形成され、該摺接部48は強度を増すよう肉厚に設けられている。該支持基片46にはスリット49を形成して半径方向に弾性的にたわむよう作用片50を設けてあり、該作用片50の後端には上記案内溝24に挿入可能な傾斜突起51が設けられている。また、上記筒状部44にはスリット52を介して該筒状部44の半径方向に弾性的にたわむよう係止片53を設けてあり、該係止片53の先端にはシャッター11を外テーパー2に装着した際、外テーパー2の筒状部19の内面に当たって該係止片53を半径方向に押し込むよう傾斜突起54を設けてある。該シャッター11が後方に移動するとき、作用片50に形成した傾斜突起51が案内溝24の後端に設けた傾斜面25に案内されて移動し、上記先端アーム47の摺接部48は外テーパー2の筒状部19の内面に摺接するから、上記障壁部10は半径方向に押し下げられ、それにより対向する障壁部10が合致して先端を閉鎖する。一方、シャッター11が後退位置から前進すると、上記摺接部48は筒状部19から脱出して外テーパー2の窓部23に入り込み、シャッター11の先端アーム47は弾性作用で復元し、障壁部10は離反して先端は開放される。
上記中本体3等を前進、後退させるカム機構は、図に示す実施例では、軸筒内に設けられた上記固定カム17と、該固定カム17内に挿入され回転不能状態で前進、後退可能なノックカム55と、上記中本体3に連絡し外周に回転子爪56を有し回転可能な回転子57を具備する。
図3、図15Aに示すように、上記固定カム17は、回転子57を前進位置に保持するよう該回転子爪56を係止する固定カム筆記位置部58を前端に有し、かつ回転子57が後退するとき上記回転子爪56が入り込む長溝59と、該長溝59の底部に形成された固定カム底部60を有する。上記固定カム17の前端は、上記固定カム筆記位置部58から回転子爪56が離脱したとき回転子爪56を上記長溝59に案内するよう傾斜している。上記固定カム底部は、回転子の回転方向に傾斜している。また上記ノックカム55に形成した回転止めリブ61を軸方向に移動可能に挿入しノックカムを回転不能にするための回転止め溝62が形成されている。
図11を参照し、上記ノックカム55は、芯タンク6及び回転子57の筒状部70を収納する内径の筒状爪部63と、芯タンク6の後退動を阻止するよう筒状爪部63の底部に形成された後退阻止部64と、筒状爪部63より小径で後方に延びる軸部65を有する。上記筒状爪部63には、図11、図15Bに示すように、前進するとき上記固定カム筆記位置部58に係止されている回転子爪56に当接して該回転子爪56を固定カム筆記位置部58から離脱し固定カム17の長溝59内に案内するよう傾斜する筆記位置開放爪部66が先端に形成され、該固定カム筆記位置部58から外れた回転子爪56が入り込む長溝67と、上記固定カム底部60に入り込んだ回転子爪56に当接しかつ前進するとき該回転子爪56が上記固定カム筆記位置部58に係止する位置まで回転子57を前進させるよう傾斜するノックカム底部68が設けられている。
回転子57は、図12に示すように、前端に上記ホルダー33の後端のフランジ36の後面に当接するフランジ69を有し、該フランジ69から後方に芯タンク6を挿通させるよう軸方向に延びる筒状部70が形成され、該筒状部70の外周に回転子爪56を設け、回転子爪56の後端部には回転子を一定方向に回転するよう傾斜面を形成してある。上記ノックカム55の軸部65には、図13に示す消しゴムホルダー71が脱落しないように装着され、該消しゴムホルダー71には、消しゴム72及びノックキャップ73が嵌着される。該消しゴムホルダー71のフランジ74と軸筒上部14の内方段部16の間には、ノックカム55を後方に付勢するリターンスプリング75が設けられている。また、上記ノックカム55の後退阻止部64と回転子57の筒状部70の後端間には、回転子57が後方に移動する際の衝撃を和らげるようダンパースプリング76が設けられている。上述の各スプリングの強さは、クッションスプリング39が最も強く、以下クッションスプリング39>リターンスプリング75>作動スプリング38>チャックスプリング41>ダンパースプリング76の順にばね圧が弱くなるよう設定してある。
本発明の筆記具の使用態様を説明すると、図1に示すように芯21の先端が外テーパー2から突出している筆記状態では、シャッター11、内テーパー9、中本体3等は、回転子爪56が固定カム筆記位置部58に係合した前進位置にあり(図16参照)、芯21はチャック4により把持され、筆圧は中本体3、ホルダー33、回転子57を介し固定カム17を形成した軸筒1で支持され、筆記することができる。
この状態からノックキャップ73を押してノックカム55を前進させると、図17に示すように、回転子爪56はノックカム55の先端に形成した筆記位置開放爪部66に押されて固定カム筆記位置部58から外れ、長溝59、67に入り込み、回転子57を介しホルダー33、中本体3、芯タンク6、内テーパー9等は、作動スプリング38により後退を始める。この後退動の途中で、図18に示すように中本体3の係合部27がシャッター11の係止片53に当たり、シャッター11も後退を始める。後退の途中でシャッター11の作用片50は外テーパー2の筒状部19の内面に入り込み、さらに芯タンク6の後端がノックカム55の後退阻止部64にぶつかり、芯タンク6はその位置に停止する。このとき、図19に示すように、回転子57と後退阻止部64間にダンパースプリング76を設けておくと、衝撃が和らげられる。
上記芯タンク6の後退が停止したのちも、上記内テーパー9、中本体3、ホルダー33、回転子57は作動スプリング38の作用で後退し続けるから、上記シャッター11等が後退すると、該シャッター11の摺接部48が外テーパー2の筒状部19の内面に入り込み、シャッター11の先端アーム47は内方に押されて収束し、先端に形成した障壁部10は、図20に示すように閉鎖される。また、中本体3が後退することにより、中本体の前端開口部で締着されているチャック4及びクラッチ5は、図20に示すように、芯を把持した状態で、相対的に、中本体3の前端開口部32から抜け出すことになり、後退しつつある内テーパー9の段部8がクラッチ5にあたるまで、芯を送り出す。このときの送り出し方法は、機構的に、従来のノック式シャープペンシルの芯送り機構と同様である。従来のシャープペンシルではチャック等を前進させて静止しているテーパーの段部にクラッチを当てるのに対し、実施例に示す構成では、チャックを締着している中本体及びテーパーを移動させて静止しているクラッチに当てるようにした点で相違するが、芯送りする機能は変わらない。なお、このとき上記したように、チャックスプリング41よりも作動スプリング38を強くしてあるので、芯を確実に送り出すことができる。この間に上記回転子爪56は固定カム底部60及びノックカム底部68に達して、回転子57等の後退動は停止する。
ノックカム55はさらに前進するので、図21に示すようにノックカム底部68に押されて回転子57の移動は後退から前進に転じ、中本体3、内テーパー9等を前進し始める。芯は内テーパー9のブレーカー7による摩擦力で保持されているので、図22に示すように、芯21の先端がシャッター11の上記障壁部10にあたるとそれ以上はブレーカー部分ですべりを生じて前進することはなく、一定長さが計測される。なお、このときシャッター11の作用片50の先端に内テーパー9の径大部の外面が当たって内テーパー9の位置が規制される(図22)。
さらに中本体3、内テーパー9等が前進すると、作用片を介してシャッター11も内テーパー9に押されて前進し、摺接部48が外テーパー2の内面から脱出すると、先端アーム47の一部は外テーパー2の窓部23に入り込んで先端が広がり、障壁部10は開放される(図23参照)。その後、図24に示すようにフルノック状態では、内テーパー9がさらに前進し、芯21は外テーパー2の先端から前方に突出するが、チャックは開放状態である。ノックを停止すると、上記図1、図16に示すように回転子57等は少し後退し、回転子爪56は固定カム筆記位置部58に係合し、内テーパー9、中本体3等は筆記位置に戻り、チャック4、クラッチ5もチャックスプリング41で後退し、芯21を再び把持し、筆記することができる。
筆記時に過大な筆圧がかかると、上記クッションスプリング39に抗して中本体3は後退し、芯折れを防止することができる。また、使用しない場合や持ち運びの際は、ノックカム55を少しノックしてノックを止めると、回転子57は、上記図17に示すように後退し、シャッター11や芯21等を軸筒1内に収納することができる(図20参照)。
上記実施例では、軸筒から突出するテーパー部を有する外テーパーを制御筒としたが、そのようなテーパー部を有しない筒状部材で制御筒を構成し、この制御筒内にシャッターを設け、このシャッターが筒状部材の先端から出没してシャッターに設けた障壁部を開閉するように構成することもできる。以下制御筒として、上記実施例の外テーパーとは異なり、テーパー部を有しない先端筒及び該先端筒から出没するシャッターを用いた実施例につき説明する。なお、該先端筒及びシャッターを除いて上記実施例と同様の部材は同じ符号を付して説明する。
図25は、先端筒77を示し、該先端筒77は、上記軸筒下部13に挿入される筒状部78を有し、該筒状部78の外周には、軸筒下部の内面に形成した上記雌ねじ部12にねじ着される雄ねじ部79が形成されている。該筒状部78の雄ねじ部の前方にはフランジ80が形成され、このフランジ80から前方に延びる径大部81の開口端82は、前方に開口している。該開口端82から筒状部78の内面にわたっては、案内溝83が形成されており、該案内溝83の前端側及び後端側には傾斜面84が設けられている。
シャッター85は、図26に示すように、上記先端筒77内に挿入される筒状部86と、該筒状部86の後端に形成され上記先端筒77の後端部に当接可能なフランジ87を有する。上記筒状部86の前方には長手方向に開口するスリット88を形成することにより、弾性的に半径方向に弾性的に変位可能な複数の、図において3個の支持基片89を形成してあり、該支持基片89の先端側には、押圧されたとき、半径方向に先端がたわむよう先端アーム90が一体的に設けられている。この先端アーム90の外形状は、3個の先端アームが開放しているとき、上記スリット88が広がり、収束したときスリット88が閉じて相補的にテーパー状の先端部を形成するようにテーパー状の円周の一部を構成する形状に形成されている。該先端アーム90の先端には、先端アームの先端が収束したとき、先端を閉鎖するようそれぞれ半径方向に延びる障壁部91が設けられている。上記先端アーム90の外面には、シャッター85が前進するとき、上記先端筒77の開口端82から外れて先端アームを開放し、かつシャッター85が後退するとき、先端筒77の開口端82に当たって先端アームを収束させ先端を閉鎖するよう摺接部92が形成され、該摺接部92は強度を増すよう肉厚に設けられている。また、上記筒状部86の後部には、シャッター85を先端筒77に組み込む際、該後部を半径方向にたわませながら挿入することができるようスリット98を設けてある。
上記シャッターには、上記実施例の作用片50及び係止片53と同様に作用片及び係止片を一体的に設けることもできるが、この実施例ではシャッターと別体に形成して組み合わせるようにした作用片及び係止片が使用されている。図26に示すようにシャッター85には、開口93を形成してあり、該開口93に挿入できるよう作用片94を独立して形成する。該作用片94は、図27に示すように、上記先端筒77の案内溝83に挿入可能な傾斜突起95を一端に設けた板状本体を有し、他端に、側方に延出し上記開口93の側方に設けた受溝96に嵌着する支持突起97を設けた構成である。そして、板状本体部分を上記開口93に嵌着し、支持突起97を受溝96に支持させることにより作用片94を揺動可能に保持している。該筒状部86の後部にも、開口99及び受溝100を形成してあり、上記作用片94と同じ形状の係止片101を揺動可能に組み込んである。該係止片101の先端に設けた傾斜突起102は、シャッター85を先端筒77に装着した際、先端筒の筒状部78の内面に当たって該係止片101を半径方向に押し込むよう作用する。該シャッター85は、後方に移動する際、作用片94に形成した傾斜突起95が案内溝83の後端に設けた傾斜面84に案内されて移動し、上記先端アーム90の摺接部92は先端筒77の開口端82に摺接するから、先端アーム90は収束し、上記障壁部91は半径方向に押し下げられ、それにより対向する障壁部91が合致して先端を閉鎖する。一方、シャッター85が後退位置から前進すると、上記摺接部92は開口端82から脱出し、シャッター85の先端アーム90は弾性作用で復元し、障壁部91は離反して先端は開放される。
上記の構成により、筆記状態では、図29に示すように、シャッター85は開放されているので、芯21はシャッター85から前方に突出しており、筆記することができる。この状態は上記実施例の図1に示す状態と似ている。また、図30に示すように、中本体3等が後退すると、上記図20とほぼ同様の作用により上記シャッター85も後退し、シャッター85の摺接部92が先端筒77の開口端82に当たって先端アーム90が収束し、該先端アーム90に設けた障壁部91は閉塞される。したがって、図30に示す状態からノック操作により中本体3を前進させると、上記図22に示す状態と同じように、閉鎖位置にある障壁部91に当たる位置まで芯21を定量送り出すことができる。さらに、ノック操作を続けると、中本体3がさらに前進し、シャッター85も前進して摺接部92が開口端82から外れ、障壁部91が開放されるので、芯の先端がシャッター85から突出する(図31参照)。そして、ノック操作を止めると中本体3や内テーパー9が後退し、図29の状態に戻ってチャック4が芯21を把持し、筆記することができる。
1 軸筒
2 外テーパー
3 中本体
6 芯タンク
9 内テーパー
10 障壁部
11 シャッター
13 軸筒下部
14 軸筒上部
17 固定カム
33 ホルダー
38 作動スプリング
39 クッションスプリング
41 チャックスプリング
47 先端アーム
48 摺接部
55 ノックカム
56 回転子爪
57 回転子
58 固定カム筆記位置部
60 固定カム底部
64 後退阻止部
66 筆記位置開放爪部
68 ノックカム底部
75 リターンスプリング
76 ダンパースプリング
77 先端筒
85 シャッター
90 先端アーム
91 障壁部

Claims (11)

  1. 先端に制御筒を有する軸筒と、
    軸筒内に前進、後退可能に設けられ後方に付勢された中本体と、
    後方に付勢された状態で中本体内に設けられ先端にチャック及び該チャックを開閉するクラッチを有する芯タンクと、
    中本体の前端に設けられ芯を仮保持するブレーカー及び後退したとき上記クラッチに当接する段部を有する内テーパーと、
    上記制御筒内に前進、後退可能に設けられ、後退した際閉鎖するよう開閉可能な障壁部を先端に有するシャッターと、
    上記中本体を前進、後退させるカム機構を具備し、
    上記カム機構は芯タンクが中本体とともに後退するとき所定位置で芯タンクの移動を阻止するよう芯タンクが当接する後退阻止部を有し、
    上記中本体には内テーパーの先端が制御筒内に後退したとき上記シャッターを後退させるようシャッターに係合する係合部が形成され、
    上記シャッターの障壁部が閉鎖した後、内テーパー及び中本体が移動することにより該障壁部に接するまで芯を繰り出し、中本体が前進するときシャッターを前進して障壁部を開放し芯の先端を制御筒から突出させるようにしたことを特徴とする定量繰出式筆記具。
  2. 上記カム機構は、軸筒内に設けられた固定カムと、該固定カム内に挿入され回転不能状態で前進、後退可能なノックカムと、上記中本体に連絡し外周に回転子爪を有する回転可能な回転子を具備し、上記固定カムは回転子を前進位置に保持するよう該回転子爪が係止する固定カム筆記位置部を前端に有しかつ回転子が後退するとき上記回転子爪が入り込む長溝と該長溝の底部に形成された固定カム底部を有し、上記ノックカムは前進するとき上記固定カム筆記位置部に係止された回転子爪に当接して該回転子爪を固定カム筆記位置部から固定カムの長溝内に案内する筆記位置開放爪と固定カム底部に入り込んだ回転子爪に当接しかつ前進するとき該回転子爪が上記固定カム筆記位置部に係止する位置まで回転子を前進させるノックカム底部を有することを特徴とする請求項1に記載の定量繰出式筆記具。
  3. 上記軸筒は軸筒下部と軸筒上部で構成され、上記中本体の後端と回転子の間にはホルダーが設けられ、該ホルダーと軸筒下部の間には中本体を後方に付勢するよう作動スプリングが設けられている請求項1に記載の定量繰出式筆記具。
  4. 上記ホルダーと中本体は、中本体に過大な筆圧が作用したとき、該中本体が微移動できるよう移動可能に連結され、かつ該中本体とホルダー間には中本体が緩徐に移動するようクッションスプリングが設けられている請求項3に記載の定量繰出式筆記具。
  5. 上記クッションスプリングのばね圧は、作動スプリングよりも大きい請求項4に記載の定量繰出式筆記具。
  6. 上記中本体には抜け止め片が形成され、上記ホルダーには該抜け止め片がホルダーの軸方向に遊動可能に係合する抜け止め窓が形成されている請求項3〜5のいずれかに記載の定量繰出式筆記具。
  7. 上記制御筒は、軸筒から突出するテーパー部を先端に有する外テーパーであり、上記シャッターは、へ字状に形成した一対の先端アームを有し、該先端アームには後退したとき外テーパーの内面に入り込む摺接部が形成されている請求項1に記載の定量繰出式筆記具。
  8. 上記制御筒は、軸筒から突出するテーパー部を有しない先端筒であり、上記シャッターは後退したときテーパー状の先端部を形成するよう相補的に形成された先端アームを有し、該先端アームには上記先端筒の開口端に当たって該先端アームを収束するよう摺接部が設けられている請求項1に記載の定量繰出式筆記具。
  9. 上記シャッターには中本体が後退するとき後退の途中で該中本体の係合部に係合する係止片と、中本体が前進するとき内テーパーに当接する作用片が設けられている請求項1に記載の定量繰出式筆記具。
  10. 上記係止片及び作用片は、半径方向に弾性的にたわむようシャッターにスリットを設けて一体的に形成されている請求項9に記載の定量繰出式筆記具。
  11. 上記係止片及び作用片は、板状本体の一端に傾斜突起を形成し、他端に側方に延びる支持突起を形成して構成され、上記シャッターに板状本体部分を収納する開口と、上記支持突起を回動可能に嵌着する受溝を設け、上記係止片及び作用片を揺動可能に組み込んだ請求項9に記載の定量繰出式筆記具。
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