JP6457889B2 - ゴムホースの製造装置及び製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ゴムホースの製造装置及び製造方法に関するものである。
ゴムホースの製造装置に関して、特許文献1−5に記載されたものがある。特許文献1には、着脱エリアにてマンドレルにゴムホースの挿入又はマンドレルからゴムホースの抜き取りを行い、着脱エリアからバッチ処理にて蒸気加硫する加硫缶の位置へマンドレルを搬送し、且つ、加硫缶の位置から着脱エリアへマンドレルを搬送する搬送路が記載されている。
特許文献2には、搬送しながらゴムホースを加硫する加硫炉の下流側から加硫炉の上流側に循環する間に、ゴムホースの外周面を洗浄するエリア、ゴムホースにマーキングするエリア、マンドレルに対してゴムホースを着脱するエリアを順に配置することが記載されている。
特許文献3に記載の製造装置は、複数のゴムホースをバッチ処理にて蒸気加硫する加硫缶を備えており、マンドレルユニットが基体から着脱可能とすることでマンドレルユニットが搬送される。マンドレルユニットは、コンベアによって、ゴムホースの装着エリア、加硫缶近傍、ゴムホースの洗浄エリア、ゴムホースのマーキングエリア、ゴムホースの抜取エリアの順に搬送される。
特許文献4−5には、ゴムホースをマンドレルから抜き取ることを容易にするために、マンドレル又は未加硫ゴムホースに離型剤を塗布することが記載されている。塗布方法として、離型剤溶液をゴムホースに浸漬する方法、ハケ塗り、スプレー塗布などが記載されている。
特公平7−100328号公報 特許第3911694号公報 特許第3491455号公報 特開2005−319775号公報 特開2008−201010号公報
上記文献には、ゴムホースの着脱及び離型剤の塗布に関して記載されているものの、これらの処理を連続的に行うことについて何ら考慮されていない。例えば、既に離型剤が塗布された未加硫ゴムホースを準備しておき、当該ゴムホースを装着エリアにてマンドレルに挿入したり、挿入エリアにてマンドレルに離型剤を塗布した後に未加硫ゴムホースを挿入したりするとする。前者においては、他のエリアにて離型剤を塗布するための専用のエリアを設ける必要があり、且つ、離型剤を塗布した状態のゴムホースの搬送は、容易ではない。後者においては、挿入エリアにおける作業時間には、マンドレルへの離型剤の塗布作業時間及びゴムホースを挿入する作業時間が含まれる。そのため、生産設備全体としてのサイクルタイムが長くなる。
本発明は、他のエリアでの準備作業を必要とせず、サイクルタイムの短縮を図ることができるゴムホースの製造装置及び製造方法を提供することを目的とする。
(ゴムホースの製造装置)
ゴムホースの製造装置は、基体と、ゴムホースが挿入される複数のマンドレルを備え、前記基体に着脱可能な複数のマンドレルユニットと、前記複数のマンドレルユニットが装着された状態の前記基体を挿入可能であり、複数の前記ゴムホースをバッチ処理にて蒸気加硫する加硫缶と、前記加硫缶に挿入する前の前記基体、及び、前記加硫缶から取り出された前記基体を配置する基体配置エリアと、前記マンドレルユニットを搬送し、前記マンドレルに未加硫又は半加硫の前記ゴムホースの挿入エリアとしての挿入用搬送路と、前記基体配置エリアにおける前記基体から取り外された前記マンドレルユニットを搬送し、前記マンドレルから加硫後の前記ゴムホースの抜取エリアとしての抜取用搬送路と、前記抜取用搬送路にて前記ゴムホースが抜き取られた前記マンドレルに離型剤を塗布する離型剤塗布槽と、前記挿入用搬送路の下流位置から前記基体配置エリアへ前記マンドレルユニットを搬送すると共に、前記基体配置エリアから前記抜取用搬送路の上流位置へ前記マンドレルユニットを搬送する第一搬送装置と、前記抜取用搬送路の下流位置から前記離型剤塗布槽へ前記マンドレルユニットを搬送すると共に、前記離型剤塗布槽から前記挿入用搬送路の上流位置へ前記マンドレルユニットを搬送する第二搬送装置と、を備える。
そして、前記挿入用搬送路、前記基体配置エリア、前記抜取用搬送路、前記離型剤塗布槽及び前記挿入用搬送路の順に、前記マンドレルユニットを循環させる循環路が形成される。
(ゴムホースの製造方法)
ゴムホースの製造方法は、複数のマンドレルを備えるマンドレルユニットを挿入エリアとしての挿入用搬送路にて搬送すると共に、前記マンドレルに未加硫又は半加硫のゴムホースを挿入するゴムホース挿入工程と、基体配置エリアに配置された基体に、前記ゴムホース挿入工程にて前記ゴムホースを挿入された状態の複数の前記マンドレルユニットを装着するマンドレル装着工程と、複数の前記マンドレルユニットが装着された状態の前記基体を前記基体配置エリアから加硫缶に挿入する基体挿入工程と、前記加硫缶に挿入された複数の前記ゴムホースをバッチ処理にて蒸気加硫する加硫工程と、前記加硫缶から前記基体を前記基体配置エリアに取り出す基体取出工程と、前記基体取出工程において前記基体配置エリアに取り出された前記基体から前記マンドレルユニットを取り外し、前記ゴムホースの抜取エリアとしての抜取用搬送路の上流位置に搬送するマンドレル取外工程と、前記マンドレルユニットを前記抜取用搬送路にて搬送すると共に、前記マンドレルから加硫後の前記ゴムホースを抜き取るゴムホース抜取工程と、前記抜取用搬送路にて前記ゴムホースが抜き取られた前記マンドレルユニットを前記抜取用搬送路の下流位置から離型剤塗布槽に搬入し、前記離型剤塗布槽にて前記マンドレルに離型剤を塗布し、前記挿入用搬送路の上流位置に搬出する離型剤塗布工程と、を備える。
そして、前記挿入用搬送路、前記基体配置エリア、前記抜取用搬送路、前記離型剤塗布槽及び前記挿入用搬送路の順に、前記マンドレルユニットを循環させる循環路が形成される。
(効果)
上述したゴムホースの製造装置及び製造方法によれば、基体配置エリアから抜取用搬送路へのマンドレルユニットの搬送、抜取用搬送路におけるゴムホースの抜き取り、離型剤塗布槽における離型剤の塗布、挿入用搬送路におけるゴムホースの挿入、及び、挿入用搬送路から基体配置エリアへのマンドレルユニットの搬送が順に連続的に行われる。つまり、ゴムホースの抜き取り、離型剤の塗布及びゴムホースの挿入が、並行して行われる。従って、サイクルタイムが短くできる。さらに、この間のマンドレルユニットの搬送速度を加硫缶による加硫時間に合わせることによって、未加硫又は半加硫のゴムホースの搬入から、加硫後のゴムホースの搬出までを、連続的に行うことができる。つまり、加硫缶による加硫時間を考慮して、むだ時間を最小限とすることができる。
本実施形態のゴムホースの製造装置の構成図である。 基体の側面図である。 マンドレルユニットの斜視図である。 複数のマンドレルにゴムホースを挿入した状態のマンドレルユニットを、基体に取り付けた状態の図である。 ゴムホースの製造方法のフローチャートである。 マンドレルユニット及びゴムホースの搬送経路を示す模式図である。 第二搬送装置の制御処理のフローチャートである。 第二搬送装置による再使用処理の動作説明図である。 第二搬送装置による再使用処理の動作説明図である。 第二搬送装置による再使用処理の動作説明図である。 第二搬送装置による再使用処理の動作説明図である。 第二搬送装置による再使用処理の動作説明図である。 第二搬送装置による新規処理の動作説明図である。 第二搬送装置による新規処理の動作説明図である。 第二搬送装置による新規処理の動作説明図である。 第二搬送装置による新規処理の動作説明図である。 第二搬送装置による新規処理の動作説明図である。
(1.ゴムホースの製造装置)
ゴムホース100の製造装置1の構成について、図1〜図4を参照して説明する。本実施形態の製造装置1は、押出成形等によって直形状に成形された未加硫又は半加硫のゴムホース100を加硫することによって、加硫後のゴムホース100を製造する。特に、本実施形態の製造装置1は、加硫すると共に、曲げ形状のゴムホース100を製造する。製造装置1は、曲げ形状のゴムホース100を加硫するために、マンドレル21を備える治具2を備える。
(1−1.治具)
治具2について、図2−図4を参照して説明する。治具2は、基体10と、マンドレルユニット20と、キャップ30とを備える。基体10は、図2に示すように、例えば円筒状部11と、円筒状部11の両端側に座部12,13とを備える。本実施形態においては、基体10は、複数のフレームによって枠状に形成される。基体10の円筒状部11の外周面には、周方向に等間隔に複数のマンドレルユニット20を着脱可能である。さらに、基体10の上端面には、後述する第三搬送装置38によって把持される突起14を備える。
マンドレルユニット20は、図3に示すように、ゴムホース100が挿入される複数のマンドレル21と、複数のマンドレル21の一端を連結する連結部材22とを備える。それぞれのマンドレル21は、ゴムホース100の曲げ形状に対応する。マンドレル21は、マンドレルユニット20毎に異なる曲げ形状とすることができる。また、1つのマンドレルユニット20に含まれる複数のマンドレル21は、同形状とされる。ただし、当該複数のマンドレル21は、同形状に限定されるものではない。また、連結部材22は、基体10の外周面に着脱される部位である。
キャップ30は、図3に示すように、マンドレル21にゴムホース100が挿入された状態において、マンドレル21の先端に装着される。つまり、キャップ30は、マンドレル21におけるゴムホース100の位置決めを行う。図3に示すマンドレルユニット20、ゴムホース100及びキャップ30を基体10に装着した状態は、図4に示すようになる。ただし、図4は、基体10の上方から見た図である。図4に示すように、径方向外側に、所定の曲げ状態とされた複数のゴムホース100が延びるように配置されている。
(1−2.製造設備)
次に、製造装置1における製造設備について図1を参照して説明する。ここで、製造設備は、製造装置1のうち治具2を除く意味として用いる。図1に示すように、製造設備は、加硫缶31、基体配置エリア32、挿入用搬送路33、抜取用搬送路34、離型剤塗布槽35、第一搬送装置36、第二搬送装置37、第三搬送装置38、洗浄装置41、乾燥装置42、仕上げ装置43,44、種別認識センサ51、排出路52、排出検出センサ53、新規投入装置54、制御装置55を備える。
加硫缶31は、複数のマンドレルユニット20が装着された状態の基体10を挿入可能であり、複数のゴムホース100をバッチ処理にて蒸気加硫する。本実施形態においては、2つの加硫缶31が隣り合う位置に設けられる。
基体配置エリア32は、加硫缶31に挿入する前の基体10、及び、加硫缶31から取り出された基体10を配置する場所である。本実施形態においては、2カ所の基体配置エリア32が、隣り合う位置に設けられ、且つ、2つの加硫缶31の近傍にそれぞれ配置される。さらに、基体配置エリア32は、基体10を載置する回転盤を備え、基体10を回転可能とする。
挿入用搬送路33は、基体10から取り外された状態のマンドレルユニット20を搬送する。挿入用搬送路33は、基体配置エリア32から遠い位置から近づく方向に向かって搬送する。本実施形態においては、挿入用搬送路33は、一方の基体配置エリア32に向かう直線状となる搬送路である。
また、挿入用搬送路33は、マンドレル21に未加硫又は半加硫のゴムホース100の挿入エリアとしての搬送路である。つまり、挿入用搬送路33を搬送されるマンドレルユニット20に対して、作業者が、ゴムホース100を挿入する。このとき、作業者は、マンドレルユニット20に対して、ゴムホース100の挿入と共に、キャップ30の装着を行う。なお、ゴムホース100の挿入及びキャップ30の装着は、ロボットが行ってもよい。
挿入用搬送路33は、マンドレル21の種類に応じて、搬送面に対するマンドレルユニット20の角度姿勢を変更することができる。そうすることで、挿入用搬送路33にて搬送されるマンドレルユニット20のマンドレル21に、作業者又はロボットが、ゴムホース100を挿入しやすくなる。
ここで、挿入用搬送路33を搬送されるマンドレルユニット20は、マンドレル21が後述する抜取用搬送路34と同じ側を向くように搬送される。後述するが、挿入用搬送路33、抜取用搬送路34及び離型剤塗布槽35は、U字形状に配置される。そこで、作業者又はロボットの位置、及び、未加硫又は半加硫のゴムホース100の供給位置が、U字形状の外側である方が、作業性がよい。そこで、マンドレルユニット20の向きを上記のようにしている。
抜取用搬送路34は、基体配置エリア32における基体10から取り外されたマンドレルユニット20を搬送する。抜取用搬送路34は、基体配置エリア32の近傍から遠ざかる方向に向かって搬送する。本実施形態においては、抜取用搬送路34は、他方の基体配置エリア32から直線状となる搬送路である。
また、抜取用搬送路34は、挿入用搬送路33に平行に配置される。ここで、抜取用搬送路34を搬送されるマンドレルユニット20は、マンドレル21が挿入用搬送路33とは同じ側を向くように搬送される。抜き取られたゴムホース100は、後述する洗浄装置41へ搬送されるのに対して、マンドレルユニット20は、離型剤塗布槽35を介して再び挿入用搬送路33へ搬送される。そこで、ゴムホース100を抜き取られたマンドレルユニット20が、挿入用搬送路33側に搬送させやすくするために、マンドレルユニット20の向きを上記のようにしている。
また、抜取用搬送路34は、マンドレル21から加硫後のゴムホース100の抜取エリアとしての搬送路である。つまり、抜取用搬送路34を搬送されるマンドレルユニット20に対して、ロボット61,62が、キャップ30及びゴムホース100を抜き取る。ロボット61,62は、挿入用搬送路33とは反対側に配置される。
ここで、ロボット61,62は、キャップ30を取り外すと共に、ゴムホース100を抜き取る。なお、キャップ30の取り外し及びゴムホース100の抜取は、作業者が行ってもよい。ただし、加硫後のゴムホース100は高温となるため、作業者による処理は容易ではないため、ロボット61,62が行うようにするのがよい。
離型剤塗布槽35は、抜取用搬送路34にてゴムホース100が抜き取られたマンドレル21に離型剤を塗布するエリアである。マンドレル21が離型剤塗布槽35に浸漬されることで、マンドレル21の表面に離型剤が塗布される。離型剤塗布槽35は、抜取用搬送路34の下流位置と挿入用搬送路33の上流位置との間に挟まれる位置に配置される。つまり、挿入用搬送路33、抜取用搬送路34及び離型剤塗布槽35は、U字形状に形成される。
離型剤塗布槽35に貯留されている離型剤の温度は維持されている。そのため、マンドレル21が離型剤塗布槽35に浸漬され、マンドレル21に離型剤が塗布される際に、マンドレル21の表面温度が所定温度以上にコントロールできる。
第一搬送装置36は、挿入用搬送路33の下流位置と基体配置エリア32との間に配置される。第一搬送装置36は、挿入用搬送路33の下流位置から基体配置エリア32へ、未加硫又は半加硫のゴムホース100が挿入された状態のマンドレルユニット20を搬送する。そして、第一搬送装置36は、マンドレルユニット20を、基体配置エリア32に配置されている基体10に装着する。
さらに、第一搬送装置36の配置位置は、抜取用搬送路34の上流位置と基体配置エリア32との間でもある。第一搬送装置36は、基体配置エリア32に配置されている基体10から、加硫後のゴムホース100が挿入された状態のマンドレルユニット20を取り外す。そして、第一搬送装置36は、取り外したマンドレルユニット20を、基体配置エリア32から抜取用搬送路34の上流位置へ搬送する。
ここで、図1においては、第一搬送装置36は、1つのロボットにより図示するが、複数のロボットにより構成してもよい。例えば、第一搬送装置36は、挿入用搬送路33から基体配置エリア32へ搬送するロボットと、基体配置エリア32から抜取用搬送路34へ搬送するロボットとをそれぞれ別々に備えるようにしてもよい。また、本実施形態においては、第一搬送装置36は、例えばシングルアームロボットであり、マンドレルユニット20の連結部材22を把持した状態で、マンドレルユニット20を搬送する。
第二搬送装置37は、抜取用搬送路34の下流位置から離型剤塗布槽35へマンドレルユニット20を搬送すると共に、離型剤塗布槽35から挿入用搬送路33の上流位置へマンドレルユニット20を搬送する。第二搬送装置37は、マンドレルユニット20を吊り上げることによって、マンドレルユニット20を搬送する。さらに、第二搬送装置37は、マンドレルユニット20の連結部材22の両端を把持し、且つ、マンドレルユニット20を連結部材22を中心に旋回することができる。
さらに、第二搬送装置37は、マンドレル21を離型剤塗布槽35に浸漬させる時間を予め設定された一定時間とすることもできるし、マンドレルユニット20の基体配置エリア32での待機時間に応じて浸漬時間を異なるように設定することもできる。浸漬時間は、マンドレル21の表面温度を所定温度以上にするために必要な時間に設定される。浸漬時間を一定時間とする場合には、浸漬時間は、複数のマンドレルユニット20のうち基体配置エリア32での待機時間が最も長くなるマンドレルユニット20に対応する時間とすることになる。
第三搬送装置38は、基体配置エリア32から加硫缶31へ、マンドレルユニット20が装着された基体10を搬送すると共に、加硫缶31から基体配置エリア32へ基体10を搬送する。第三搬送装置38は、基体10の上端に設けられた突起14を把持して、基体10を吊り上げる。
洗浄装置41は、抜取用搬送路34にてマンドレル21から抜き取られたゴムホース100を洗浄して、ゴムホース100に付着した離型剤を除去する。洗浄装置41は、抜取用搬送路34に隣接して設けられる。特に、洗浄装置41は、抜取用搬送路34のおける挿入用搬送路33とは反対側に設けられる。洗浄装置41は、例えば、洗剤を用いる第一槽と、すすぎを行う第二槽とを備える。なお、洗浄装置41の第二槽では、高温の水を用いることで、乾燥装置42における乾燥時間の短縮を図ることができる。
乾燥装置42は、洗浄装置41に隣接して設けられ、洗浄されたゴムホース100を搬送する。乾燥装置42は、洗浄装置41の第二槽により温められたゴムホース100自身の熱によって乾燥する。
仕上げ装置43,44は、乾燥装置42にて乾燥されたゴムホース100の両端に、位相を示すマークを付す。乾燥装置42から仕上げ装置43,44へのゴムホース100の搬送は、作業者が行ってもよいし、ロボットが行ってもよい。さらに、仕上げ装置43,44は、マークが付されたゴムホース100の検査を行う。仕上げ装置43,44は、ゴムホース100の形状が所望の形状であるか否かなどを検査する。
種別認識センサ51は、例えば、抜取用搬送路34に設けられ、基体配置エリア32から搬送されるマンドレルユニット20の種別を認識する。上述したように、搬送されるマンドレルユニット20は複数種存在する。そこで、再び使用するマンドレルユニット20を、抜取用搬送路34から離型剤塗布槽35を介して挿入用搬送路33に搬送する必要がある。そこで、種別認識センサ51が、抜取用搬送路34に搬送されたマンドレルユニット20の種別を認識する。
また、本実施形態においては、抜取用搬送路34において、ロボット61,62がキャップ30の取り外し及びゴムホース100の抜取を行う。ロボット61,62は、作業するために、マンドレルユニット20の種別を認識する必要がある。そこで、種別認識センサ51により認識された種別に応じて、ロボット61,62は動作する。
排出路52は、抜取用搬送路34の下流位置から連続して設けられる。つまり、排出路52は、離型剤塗布槽35と分岐して、マンドレルユニット20を排出可能となる。ここで、ゴムホース100が抜き取られたマンドレルユニット20は、再び使用しない場合がある。そこで、排出路52は、ゴムホース100が抜き取られた後であって、離型剤塗布槽35への搬入前におけるマンドレルユニット20のうち不要となったマンドレルユニット20を、抜取用搬送路34から排出する。排出されたマンドレルユニット20は作業者が受け取る。
排出検出センサ53は、排出路52に設けられ、抜取用搬送路34から排出路52へマンドレルユニット20が搬送されたか否かを検出する。
新規投入装置54は、新規のマンドレルユニット20を収容し、且つ、マンドレルユニット20の予熱を行う。さらに、新規投入装置54は、新規のマンドレルユニット20を離型剤塗布槽35に投入する。なお、新規投入装置54により投入される位置は、上記に限られず、抜取用搬送路34の下流位置と挿入用搬送路33の上流位置との間であればよい。
制御装置55は、挿入用搬送路33及び抜取用搬送路34を予め設定された搬送速度にて動作させる。また、制御装置55は、第三搬送装置38の動作タイミング、加硫缶31の蓋の開閉タイミング、加硫の開始及び終了のタイミングを制御する。さらに、制御装置55は、基体配置エリア32における回転及び第一搬送装置36によるマンドレルユニット20の搬送の同時制御を行う。また、制御装置55は、洗浄装置41及び乾燥装置42を制御する。また、制御装置55は、種別認識センサ51及び排出検出センサ53の検出結果に基づいて、第二搬送装置37及び新規投入装置54の制御を行う。
(2.ゴムホースの製造方法)
次に、上述した製造装置1によるゴムホース100の製造方法について、図5を参照して説明する。離型剤塗布槽35にて、マンドレルユニット20のマンドレル21に対して離型剤の塗布が行われる(S1:離型剤塗布工程)。離型剤の塗布は、第二搬送装置37がマンドレルユニット20を搬送することにより、搬送するマンドレルユニット20の複数のマンドレル21の表面に離型剤が塗布される。離型剤が塗布されたマンドレルユニット20は、挿入エリアとしての挿入用搬送路33に搬送される。ここで、第二搬送装置37は、制御装置55によって制御される。
続いて、挿入用搬送路33にて、上流位置から下流位置に向かって直線状に、マンドレルユニット20が搬送される。そして、挿入用搬送路33にて、作業者(又はロボット)が、搬送されるマンドレルユニット20の複数のマンドレル21に、未加硫又は半加硫のゴムホース100を挿入する(S2:ゴムホース挿入工程)。このとき、挿入用搬送路33を搬送されるマンドレルユニット20は、マンドレル21の種類に応じて角度姿勢を変更される。さらに、挿入用搬送路33にて、作業者(又はロボット)が、マンドレル21の先端にキャップ30を装着する。ここで、挿入用搬送路33は、制御装置55によって、予め決められた搬送速度となるように制御される。なお、未加硫又は半加硫のゴムホース100並びにキャップ30は、予め挿入用搬送路33の近傍に準備されている。
続いて、第一搬送装置36が、基体配置エリア32に配置された基体10に、挿入用搬送路33にてゴムホース100を挿入された状態のマンドレルユニット20を1個ずつ装着する(S3:マンドレル装着工程)。つまり、第一搬送装置36は、挿入用搬送路33の下流位置に搬送されてきたマンドレルユニット20を、順次、基体10に装着する。この動作が繰り返されることによって、第一搬送装置36は、基体10に複数のマンドレルユニット20を装着する。図4に示すように、基体10の外周側には、複数のマンドレルユニット20のマンドレル21が径方向外方に向かって延びるように配置される。
ここで、2か所の基体配置エリア32が設けられているため、何れか一方の基体配置エリア32に配置されている基体10にマンドレルユニット20を装着する。また、1つの基体10に装着される複数のマンドレルユニット20は、生産計画に応じて、全て同種の場合もあるし、異種の場合もある。ここで、第一搬送装置36は、制御装置55によって制御される。
続いて、第三搬送装置38が、基体配置エリア32において複数のマンドレルユニット20が装着された状態の基体10を、基体配置エリア32から加硫缶31に挿入する(S4:基体挿入工程)。2つの基体配置エリア32と2つの加硫缶31とは、それぞれ対応付けられており、基体配置エリア32における基体10は、対応する加硫缶31に挿入される。このとき、第三搬送装置38は、基体10の突起14を把持して、基体10を吊り上げることによって、基体10を搬送する。ここで、第三搬送装置38は、制御装置55によって制御される。
続いて、基体配置エリア32における基体10に、所望の複数のマンドレルユニット20が装着された後に、加硫缶31に挿入された複数のゴムホース100をバッチ処理にて蒸気加硫する(S5:加硫工程)。ここで、加硫缶31による加硫開始のタイミング、及び、加硫缶31の蓋の開閉は、制御装置55によって行われる。
続いて、加硫缶31による蒸気加硫が終了した後に、第三搬送装置38が、加硫缶31から基体10を基体配置エリア32に取り出す(S6:基体取出工程)。加硫缶31に挿入されている基体10は、対応する基体配置エリア32に搬送される。このとき、第三搬送装置38は、基体10の突起14を把持して、基体10を吊り上げることによって、基体10を搬送する。ここで、第三搬送装置38は、制御装置55によって制御される。
続いて、第一搬送装置36が、基体配置エリア32に配置された基体10からマンドレルユニット20を取り外し、抜取用搬送路34の上流位置に搬送する(S7:マンドレル取外工程)。
続いて、種別認識センサ51が、抜取用搬送路34の上流位置に搬送されてきたマンドレルユニット20の種別を認識する(S8:マンドレル種別の認識工程)。上述したように、基体10に装着されるマンドレルユニット20は、異種の場合がある。そのため、ロボット61,62がマンドレル21からキャップ30及びゴムホース100を抜き取る際に、マンドレルユニット20の種別に応じた動作を行う必要がある。さらに、ここでの種別の認識は、搬送されてきたマンドレルユニット20が再使用の対象であるか不要であるかの判断にも用いられる。
続いて、抜取用搬送路34にて、上流位置から下流位置に向かって直線状に、マンドレルユニット20が搬送される。そして、抜取用搬送路34にて、ロボット61,62が、搬送されるマンドレルユニット20の複数のマンドレル21から、装着されているキャップ30及び加硫後のゴムホース100を抜き取る(S9:ゴムホース抜取工程)。ここで、加硫後のゴムホース100及びマンドレル21は、蒸気加硫によって加熱されているため、非常に高温である。従って、ゴムホース100の抜取作業は、作業者が行うとすれば、負担が大きい。そこで、ロボット61,62が抜取作業を行うことで、作業者の負担が軽減する。
ここで、抜取用搬送路34は、制御装置55によって、予め決められた搬送速度となるように制御される。抜取用搬送路34の上流位置から下流位置に至る時間が、挿入用搬送路33の上流位置から下流位置に至る時間と同一となるように、搬送速度が決定される。本実施形態においては、抜取用搬送路34と挿入用搬送路33とは、同一長であるため、同一の搬送速度に設定される。
続いて、ロボット61,62は、抜き取ったゴムホース100を、マンドレルユニット20の搬送経路から分岐させて、洗浄装置41に搬送する。洗浄装置41が、ゴムホース100の表面に付着する離型剤を洗浄し、離型剤を除去する(S11:洗浄工程)。ゴムホース100は、洗浄装置41の第一槽及び第二槽の順に処理される。続いて、洗浄装置41に洗浄されたゴムホース100は、乾燥装置42にて乾燥される(S12:乾燥工程)。
続いて、乾燥装置42にて乾燥されたゴムホース100は、仕上げ装置43,44によりマークを付される(S13:マーキング工程)。続いて、ゴムホース100は、仕上げ装置43,44にて検査される(S14:検査工程)。
ところで、抜取用搬送路34にてゴムホース100が抜き取られた後のマンドレルユニット20は、抜取用搬送路34の下流位置に至るまで搬送される。ここで、抜取用搬送路34の下流位置に搬送されてきたマンドレルユニット20が種別認識センサ51により再使用の対象であると認識されていた場合には(S21:Y)、離型剤塗布槽35を介して、再び挿入用搬送路33の上流位置に搬送される。
つまり、第二搬送装置37が、抜取用搬送路34の下流位置におけるマンドレルユニット20を把持して吊り上げる。そして、第二搬送装置37が、マンドレルユニット20の複数のマンドレル21を離型剤塗布槽35の中に搬入し、複数のマンドレル21の表面に離型剤を塗布する。その後、第二搬送装置37は、離型剤が塗布されたマンドレルユニット20を、挿入用搬送路33の上流位置に搬出する(S1:離型剤塗布工程)。
ここで、マンドレル21は、蒸気加硫によって加熱された後に、基体配置エリア32での待機中及び抜取用搬送路34の搬送中に自然冷却されながらも、蒸気加硫によって加熱された熱をある程度保持し続ける。ただし、複数のマンドレルユニット20は、基体配置エリア32における待機時間が異なる。そのため、離型剤塗布槽35に搬送されてきたマンドレル21の表面温度は、基体配置エリア32における待機時間に応じて異なる。
そして、離型剤塗布槽35に貯留される離型剤は所定温度に維持されているため、マンドレル21の離型剤塗布槽35への浸漬時間をコントロールすることで、離型剤の塗布後におけるマンドレル21の表面温度を所定温度以上とすることができる。
従って、挿入用搬送路33に再び搬送されてきたマンドレルユニット20は、蒸気加硫によって加熱された熱の一部を保持し続けると共に、離型剤塗布槽35にて安定した表面温度にされる。つまり、挿入用搬送路33に再び搬送されてきたマンドレルユニット20のマンドレル21にゴムホース100を挿入する作業は、マンドレル21が温かい状態であるため容易に行われる。
なお、上記においては、離型剤塗布槽35におけるマンドレル21の浸漬によってマンドレル21の表面温度の安定化を図っているが、挿入用搬送路33において蒸気加硫によって加熱された熱を十分に保持し続けることができるのであれば、離型剤塗布槽35における浸漬によって温度安定化を図らなくてもよい。
抜取用搬送路34の下流位置に搬送されてきたマンドレルユニット20が、種別認識センサ51により再使用の対象でなく不要のマンドレルユニット20であると認識されていた場合には(S21:N)、排出路52からマンドレルユニット20を排出する(S22:排出工程)。つまり、第二搬送装置37は、該当のマンドレルユニット20を離型剤塗布槽35に搬入しない。排出路52に排出されてきたマンドレルユニット20は、作業者が取得する。
続いて、排出検出センサ53が、不要となったマンドレルユニット20が排出路52から排出されたことをまだ検出していなければ(S23:N)、検出するまで処理は待機される(S23)。排出検出センサ53が検出すれば(S23:Y)、続いて、新規投入装置54が、新規のマンドレルユニット20を挿入用搬送路33の上流位置に投入する(S24)。
そうすると、第二搬送装置37が、新規に投入されたマンドレルユニット20を挿入用搬送路33の上流位置から離型剤塗布槽35に搬入し、再び挿入用搬送路33の上流位置に搬出する。このとき、第二搬送装置37は、挿入用搬送路33の上流位置におけるマンドレルユニット20を把持して吊り上げる。そして、第二搬送装置37が、マンドレルユニット20の複数のマンドレル21を離型剤塗布槽35の中に搬入し、複数のマンドレル21の表面に離型剤を塗布する。その後、第二搬送装置37は、離型剤が塗布されたマンドレルユニット20を、挿入用搬送路33の上流位置に搬出する(S1:離型剤塗布工程)。つまり、新規に投入されたマンドレルユニット20は、離型剤を塗布された後に、挿入用搬送路33にてゴムホース100を挿入される。
ここで、挿入用搬送路33に新規に投入されたマンドレルユニット20は、新規投入装置54に収容されている間に予熱が行われている。そのため、挿入用搬送路33を搬送する新規のマンドレルユニット20のマンドレル21にゴムホース100を挿入する作業は、マンドレル21が温かい状態であるため容易に行われる。
(3.マンドレルユニット及びゴムホースの搬送経路)
次に、マンドレルユニット20及びゴムホース100の搬送経路について、簡易図である図6を参照して説明する。図6において、丸印内の数字は、上述した製造設備の各装置の符号であり、細い実線矢印は、再使用するマンドレルユニット20の搬送経路を示し、太い実線矢印は、ゴムホース100の搬送経路を示す。また、細い破線矢印は、排出されるマンドレルユニット20及び新規のマンドレルユニット20の搬送経路を示す。
マンドレルユニット20は、挿入用搬送路33、基体配置エリア32、加硫缶31、基体配置エリア32、抜取用搬送路34、離型剤塗布槽35、挿入用搬送路33の順に搬送される。ここで、マンドレルユニット20は、基体配置エリア32と加硫缶31との間において往復する。つまり、挿入用搬送路33、基体配置エリア32、抜取用搬送路34、離型剤塗布槽35、挿入用搬送路33の順に、マンドレルユニット20を循環させる循環路Aが形成される。
不要となったマンドレルユニット20は、循環路Aにおける抜取用搬送路34の下流位置から分岐して、排出路52に排出される。また、新規のマンドレルユニット20は、循環路Aにおける抜取用搬送路34の下流位置と挿入用搬送路33の上流位置との間に投入される。つまり、新規に投入されるマンドレルユニット20は、離型剤塗布槽35に合流する。
一方、ゴムホース100は、挿入用搬送路33に投入され、基体配置エリア32、加硫缶31、基体配置エリア32、抜取用搬送路34、洗浄装置41、乾燥装置42、仕上げ装置43,44の順に搬送される。つまり、ゴムホース100は、マンドレルユニット20の循環路Aにおける抜取用搬送路34から分岐して、洗浄装置41側へ搬送される。
(4.制御装置による第二搬送装置の動作処理)
ここで、図5のS1における離型剤塗布工程において、第二搬送装置37の動作は、マンドレルユニット20が再使用の対象であるか新規に投入された対象であるかによって異なる。そこで、図7〜図9Eを参照して、第二搬送装置37の動作について説明する。
図7を参照して、制御装置55による第二搬送装置37の制御処理について、図7を参照して説明する。第二搬送装置37は、マンドレルユニット20が抜取用搬送路34の下流位置に搬送されてくるタイミングにおいて、常に動作を開始する。このとき、制御装置55は、排出検出センサ53が不要となったマンドレルユニット20の排出を検出したか否かを判定する(S31)。排出検出センサ53が排出を検出しなければ(S31:N)、抜取用搬送路34の下流位置に搬送されてきたマンドレルユニット20は再使用の対象であるため、制御装置55は、第二搬送装置37による再使用処理の実行を行う(S32)。
一方、排出検出センサ53が排出を検出した場合には(S31:Y)、抜取用搬送路34の下流位置に搬送されてきたマンドレルユニット20は不要であるため、制御装置55は、第二搬送装置37による新規処理の実行を行う(S33)。
S32の再使用処理について、図8A〜図8Eを参照して説明する。第二搬送装置37は、図8Aに示すように、抜取用搬送路34の下流位置に搬送されてきたマンドレルユニット20の連結部材22の両端を把持する。続いて、図8Bに示すように、第二搬送装置37は、マンドレルユニット20を吊り上げて、マンドレルユニット20の姿勢を維持した状態のまま離型剤塗布槽35の液面の上方付近まで搬送する。
続いて、図8Cに示すように、第二搬送装置37は、把持部分を旋回して、複数のマンドレル21を離型剤塗布槽35の離型剤の液中に入れる。続いて、図8Dに示すように、第二搬送装置37は、把持部分を逆方向に旋回して、複数のマンドレル21を離型剤塗布槽35の離型剤の液外に移動させる。このようにして、複数のマンドレル21の表面には、離型剤が塗布される。続いて、図8Eに示すように、第二搬送装置37は、マンドレルユニット20の姿勢を維持した状態のまま、挿入用搬送路33まで搬送する。
次に、S33の新規処理について、図9A〜図9Eを参照して説明する。第二搬送装置37は、図9Aに示すように、挿入用搬送路33の上流位置に搬送されてきた新規のマンドレルユニット20の連結部材22の両端を把持する。続いて、図9Bに示すように、第二搬送装置37は、マンドレルユニット20を吊り上げて、マンドレルユニット20の姿勢を維持した状態のまま離型剤塗布槽35の液面の上方付近まで搬送する。
続いて、図9Cに示すように、第二搬送装置37は、把持部分を旋回して、複数のマンドレル21を離型剤塗布槽35の離型剤の液中に入れる。続いて、図9Dに示すように、第二搬送装置37は、把持部分を逆方向に旋回して、複数のマンドレル21を離型剤塗布槽35の離型剤の液外に移動させる。このようにして、複数のマンドレル21の表面には、離型剤が塗布される。続いて、図9Eに示すように、第二搬送装置37は、マンドレルユニット20の姿勢を維持した状態のまま、挿入用搬送路33まで搬送する。
(5.実施形態の効果)
本実施形態のゴムホース100の製造装置1は、基体10と、ゴムホース100が挿入される複数のマンドレル21を備え基体10に着脱可能な複数のマンドレルユニット20とを備える。さらに、製造装置1は、複数のマンドレルユニット20が装着された状態の基体10を挿入可能であり、複数のゴムホース100をバッチ処理にて蒸気加硫する加硫缶31と、加硫缶31に挿入する前の基体10、及び、加硫缶31から取り出された基体10を配置する基体配置エリア32と、マンドレルユニット20を搬送し、マンドレル21に未加硫又は半加硫のゴムホース100の挿入エリアとしての挿入用搬送路33と、基体配置エリア32における基体10から取り外されたマンドレルユニット20を搬送し、マンドレル21から加硫後のゴムホース100の抜取エリアとしての抜取用搬送路34と、抜取用搬送路34にてゴムホース100が抜き取られたマンドレル21に離型剤を塗布する離型剤塗布槽35とを備える。
さらに、製造装置1は、挿入用搬送路33の下流位置から基体配置エリア32へマンドレルユニット20を搬送すると共に、基体配置エリア32から抜取用搬送路34の上流位置へマンドレルユニット20を搬送する第一搬送装置36と、抜取用搬送路34の下流位置から離型剤塗布槽35へマンドレルユニット20を搬送すると共に、離型剤塗布槽35から挿入用搬送路33の上流位置へマンドレルユニット20を搬送する第二搬送装置37とを備える。そして、挿入用搬送路33、基体配置エリア32、抜取用搬送路34、離型剤塗布槽35及び挿入用搬送路33の順に、マンドレルユニット20を循環させる循環路Aが形成される。
ゴムホース100の製造装置1によれば、基体配置エリア32から抜取用搬送路34へのマンドレルユニット20の搬送、抜取用搬送路34におけるゴムホース100の抜き取り、離型剤塗布槽35における離型剤の塗布、挿入用搬送路33におけるゴムホース100の挿入、及び、挿入用搬送路33から基体配置エリア32へのマンドレルユニット20の搬送が順に連続的に行われる。つまり、ゴムホース100の抜き取り、離型剤の塗布及びゴムホース100の挿入が、並行して行われる。従って、サイクルタイムが短くできる。さらに、この間のマンドレルユニット20の搬送速度を加硫缶31による加硫時間に合わせることによって、未加硫又は半加硫のゴムホース100の搬入から、加硫後のゴムホース100の搬出までを、連続的に行うことができる。つまり、加硫缶31による加硫時間を考慮して、むだ時間を最小限とすることができる。
また、加硫缶31から取り出されたマンドレルユニット20は、次の挿入用搬送路33に至るまで蒸気加硫によって加熱された熱を保持し続ける。ここで、マンドレル21にゴムホース100を挿入するためには、マンドレル21が所定温度以上である必要がある。加硫缶31から取り出されたマンドレルユニット20は、基体配置エリア32、抜取用搬送路34、離型剤塗布槽35に続いて、挿入用搬送路33に搬送される。このとき、マンドレルユニット20の温度は、挿入用搬送路33において、加硫缶31による加熱によって得られた高温状態を維持する。従って、専用の加熱装置を設けることなく、マンドレル21にゴムホース100を容易に挿入できる。つまり、循環路A中に専用の加熱装置を設置する必要がなく、ゴムホース100の製造装置1の低コスト化を図ることができる。
また、離型剤塗布槽35は、貯留する離型剤の温度を維持し、マンドレル21に離型剤を塗布する際にマンドレルの表面温度を所定温度以上にする。これにより、基体配置エリア32での待機時間によってマンドレル21の表面温度が変化することがあるとしても、離型剤塗布槽35においてマンドレル21の表面温度を所定温度以上にすることができる。
また、ゴムホース100の製造装置1は、抜取用搬送路34の下流位置から連続して設けられ、ゴムホース100が抜き取られた後であり且つ離型剤塗布槽35への搬入前におけるマンドレルユニット20のうち不要となったマンドレルユニット20を循環路Aから排出する排出路52と、新規のマンドレルユニット20を循環路Aにおける抜取用搬送路34の下流位置と挿入用搬送路33の上流位置との間に投入する新規投入装置54とを備える。これにより、再使用の対象でなく不要となったマンドレルユニット20を循環路Aから自動的に排出することができ、さらに、新規のマンドレルユニット20の循環路Aへの投入も自動的に行うことができる。
また、新規投入装置54は、新規のマンドレルユニット20を収容し且つマンドレルユニット20の予熱を行う。上述したように、ゴムホース100をマンドレル21に挿入する際には、マンドレル21が所定温度以上である必要がある。新規に循環路Aに投入されるマンドレルユニット20についても、同様である。そこで、新規投入装置54自身が、マンドレルユニット20を収容している間に、マンドレルユニット20の予熱を行うことで、新規に投入されるマンドレルユニット20を循環路A中において加熱する必要がない。新規に投入されるマンドレルユニット20に対して、循環路A中に専用の加熱装置を設置する必要がなく、ゴムホース100の製造装置1の低コスト化を図ることができる。
また、ゴムホース100の製造装置1は、排出路52から不要となったマンドレルユニット20が排出されたことを検出する排出検出センサ53を備え、新規投入装置54は、排出検出センサ53による検出後に、新規のマンドレルユニット20を循環路Aに投入する。従って、循環路A中において常に所定数のマンドレルユニット20が循環する状態が、自動的に維持される。その結果、新規のマンドレルユニット20が投入される場合であっても、ゴムホース100の挿入処理及びゴムホース100の抜取処理は、連続的に行うことができる。
また、新規投入装置54により投入された新規のマンドレルユニット20は、離型剤塗布槽35を介して挿入用搬送路33の上流位置に搬送される。これにより、新規のマンドレルユニット20に対して、別途離型剤を塗布する必要がなく、循環路A中の離型剤塗布槽35を利用して離型剤の塗布を行うことができる。
また、ゴムホース100の製造装置1は、循環路Aにおける抜取用搬送路34から分岐された位置に設けられ、抜取用搬送路34にてマンドレル21から抜き取られたゴムホース100を洗浄して、ゴムホース100に付着した離型剤を除去する洗浄装置41を備える。マンドレルユニット20は循環路Aを循環するが、ゴムホース100は抜取用搬送路34から分岐されて搬送されることになる。そして、洗浄装置41の位置が循環路Aから分岐された搬送経路に設けることによって、循環路Aをマンドレルユニット20の搬送に最低限必要な経路とすることができる。つまり、循環路Aの長さを短くでき、製造装置1の省スペース化を図ることができる。さらに、循環路Aの長さを短くできることによって、加硫缶31から取り出されたマンドレルユニット20は、次の挿入用搬送路33に至るまで蒸気加硫によって加熱された熱を保持し続けることができる。
また、挿入用搬送路33は、マンドレル21の種類に応じて、挿入用搬送路33の搬送面に対するマンドレル21の角度姿勢を変更可能とする。これにより、挿入用搬送路33にて搬送されるマンドレル21に、作業者又はロボットがゴムホース100を挿入しやすくなる。
上記においては、ゴムホース100の製造装置1について説明したが、ゴムホース100の製造方法として捉えた場合には以下のようになる。すなわち、ゴムホース100の製造方法は、複数のマンドレル21を備えるマンドレルユニット20を挿入エリアとしての挿入用搬送路33にて搬送すると共に、マンドレル21に未加硫又は半加硫のゴムホース100を挿入するゴムホース挿入工程(S2)と、基体配置エリア32に配置された基体10に、ゴムホース挿入工程(S2)にてゴムホース100を挿入された状態の複数のマンドレルユニット20を装着するマンドレル装着工程(S3)と、複数のマンドレルユニット20が装着された状態の基体10を基体配置エリア32から加硫缶31に挿入する基体挿入工程(S4)と、加硫缶31に挿入された複数のゴムホース100をバッチ処理にて蒸気加硫する加硫工程(S5)と、加硫缶31から基体10を基体配置エリア32に取り出す基体取出工程(S6)と、基体取出工程(S6)において基体配置エリア32に取り出された基体10からマンドレルユニット20を取り外し、ゴムホース100の抜取エリアとしての抜取用搬送路34の上流位置に搬送するマンドレル取外工程(S7)と、マンドレルユニット20を抜取用搬送路34にて搬送すると共に、マンドレル21から加硫後のゴムホース100を抜き取るゴムホース抜取工程(S9)と、抜取用搬送路34にてゴムホース100が抜き取られたマンドレルユニット20を抜取用搬送路34の下流位置から離型剤塗布槽35に搬入し、離型剤塗布槽35にてマンドレル21に離型剤を塗布し、挿入用搬送路33の上流位置に搬出する離型剤塗布工程(S1)とを備える。
そして、挿入用搬送路33、基体配置エリア32、抜取用搬送路34、離型剤塗布槽35及び挿入用搬送路33の順に、マンドレルユニット20を循環させる循環路Aが形成される。
ゴムホース100の製造方法によれば、サイクルタイムの短縮を図ることができる。また、未加硫又は半加硫のゴムホース100の搬入から、加硫後のゴムホース100の搬出までを、連続的に行うことができる。つまり、加硫缶31による加硫時間を考慮して、むだ時間を最小限とすることができる。
1:製造装置、 10:基体、 20:マンドレルユニット、 21:マンドレル、 22:連結部材、 30:キャップ、 31:加硫缶、 32:基体配置エリア、 33:挿入用搬送路、 34:抜取用搬送路、 35:離型剤塗布槽、 36:第一搬送装置、 37:第二搬送装置、 41:洗浄装置、 52:排出路、 53:排出検出センサ、 54:新規投入装置、 55:制御装置、 100:ゴムホース、 A:循環路

Claims (10)

  1. 基体と、
    ゴムホースが挿入される複数のマンドレルを備え、前記基体に着脱可能な複数のマンドレルユニットと、
    前記複数のマンドレルユニットが装着された状態の前記基体を挿入可能であり、複数の前記ゴムホースをバッチ処理にて蒸気加硫する加硫缶と、
    前記加硫缶に挿入する前の前記基体、及び、前記加硫缶から取り出された前記基体を配置する基体配置エリアと、
    前記マンドレルユニットを搬送し、前記マンドレルに未加硫又は半加硫の前記ゴムホースの挿入エリアとしての挿入用搬送路と、
    前記基体配置エリアにおける前記基体から取り外された前記マンドレルユニットを搬送し、前記マンドレルから加硫後の前記ゴムホースの抜取エリアとしての抜取用搬送路と、
    前記抜取用搬送路にて前記ゴムホースが抜き取られた前記マンドレルに離型剤を塗布する離型剤塗布槽と、
    前記挿入用搬送路の下流位置から前記基体配置エリアへ前記マンドレルユニットを搬送すると共に、前記基体配置エリアから前記抜取用搬送路の上流位置へ前記マンドレルユニットを搬送する第一搬送装置と、
    前記抜取用搬送路の下流位置から前記離型剤塗布槽へ前記マンドレルユニットを搬送すると共に、前記離型剤塗布槽から前記挿入用搬送路の上流位置へ前記マンドレルユニットを搬送する第二搬送装置と、
    を備え、
    前記挿入用搬送路、前記基体配置エリア、前記抜取用搬送路、前記離型剤塗布槽及び前記挿入用搬送路の順に、前記マンドレルユニットを循環させる循環路が形成される、ゴムホースの製造装置。
  2. 前記加硫缶から取り出された前記マンドレルユニットは、次の前記挿入用搬送路に至るまで蒸気加硫によって加熱された熱を保持し続ける、請求項1に記載のゴムホースの製造装置。
  3. 前記離型剤塗布槽は、貯留する前記離型剤の温度を維持し、前記マンドレルに前記離型剤を塗布する際に前記マンドレルの表面温度を所定温度以上にする、請求項1又は2に記載のゴムホースの製造装置。
  4. 前記ゴムホースの製造装置は、
    前記抜取用搬送路の下流位置から連続して設けられ、前記ゴムホースが抜き取られた後であり且つ前記離型剤塗布槽への搬入前における前記マンドレルユニットのうち不要となった前記マンドレルユニットを前記循環路から排出する排出路と、
    新規の前記マンドレルユニットを前記循環路における前記抜取用搬送路の下流位置と前記挿入用搬送路の上流位置との間に投入する新規投入装置と、
    を備える、請求項1−3の何れか一項に記載のゴムホースの製造装置。
  5. 前記新規投入装置は、新規の前記マンドレルユニットを収容し且つ前記マンドレルユニットの予熱を行う、請求項4に記載のゴムホースの製造装置。
  6. 前記ゴムホースの製造装置は、前記排出路から不要となった前記マンドレルユニットが排出されたことを検出する排出検出センサを備え、
    前記新規投入装置は、前記排出検出センサによる検出後に、新規の前記マンドレルユニットを前記循環路に投入する、請求項4又は5に記載のゴムホースの製造装置。
  7. 前記新規投入装置により投入された新規の前記マンドレルユニットは、前記離型剤塗布槽を介して前記挿入用搬送路の上流位置に搬送される、請求項4−6の何れか一項に記載のゴムホースの製造装置。
  8. 前記ゴムホースの製造装置は、前記循環路における前記抜取用搬送路から分岐された位置に設けられ、前記抜取用搬送路にて前記マンドレルから抜き取られた前記ゴムホースを洗浄して、前記ゴムホースに付着した前記離型剤を除去する洗浄装置を備える、請求項1−7の何れか一項に記載のゴムホースの製造装置。
  9. 前記挿入用搬送路は、前記マンドレルの種類に応じて、前記挿入用搬送路の搬送面に対する前記マンドレルの角度姿勢を変更可能である、請求項1−8の何れか一項に記載のゴムホースの製造装置。
  10. 複数のマンドレルを備えるマンドレルユニットを挿入エリアとしての挿入用搬送路にて搬送すると共に、前記マンドレルに未加硫又は半加硫のゴムホースを挿入するゴムホース挿入工程と、
    基体配置エリアに配置された基体に、前記ゴムホース挿入工程にて前記ゴムホースを挿入された状態の複数の前記マンドレルユニットを装着するマンドレル装着工程と、
    複数の前記マンドレルユニットが装着された状態の前記基体を前記基体配置エリアから加硫缶に挿入する基体挿入工程と、
    前記加硫缶に挿入された複数の前記ゴムホースをバッチ処理にて蒸気加硫する加硫工程と、
    前記加硫缶から前記基体を前記基体配置エリアに取り出す基体取出工程と、
    前記基体取出工程において前記基体配置エリアに取り出された前記基体から前記マンドレルユニットを取り外し、前記ゴムホースの抜取エリアとしての抜取用搬送路の上流位置に搬送するマンドレル取外工程と、
    前記マンドレルユニットを前記抜取用搬送路にて搬送すると共に、前記マンドレルから加硫後の前記ゴムホースを抜き取るゴムホース抜取工程と、
    前記抜取用搬送路にて前記ゴムホースが抜き取られた前記マンドレルユニットを前記抜取用搬送路の下流位置から離型剤塗布槽に搬入し、前記離型剤塗布槽にて前記マンドレルに離型剤を塗布し、前記挿入用搬送路の上流位置に搬出する離型剤塗布工程と、
    を備え、
    前記挿入用搬送路、前記基体配置エリア、前記抜取用搬送路、前記離型剤塗布槽及び前記挿入用搬送路の順に、前記マンドレルユニットを循環させる循環路が形成される、ゴムホースの製造方法。
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