JP6455584B1 - エンジンの制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の制御装置は、吸気通路30と、吸気通路30に設けられた電動過給機51と、電動過給機51よりも下流側の吸気通路30に開閉可能に設けられた吸気絞り弁32とを備えたエンジンに適用される。この制御装置は、ピストンの温度から気筒の壁面温度を差し引いた温度差が所定値以上になる半暖機状態であるか、半暖機状態のときよりも気筒の壁面温度が高くかつ前記温度差が所定値未満となる暖機状態であるかを判定し、半暖機状態にあると判定した場合には、電動過給機51を駆動して吸気を過給するとともに、エンジンが暖機状態にあった場合に比して吸気絞り弁32の開度を低下させる。
【選択図】図6
Description
図1は、本発明の制御装置が適用されたエンジンの好ましい実施形態を示すシステム図である。本図に示されるエンジンは、走行用の動力源として車両に搭載された4サイクルのディーゼルエンジンであり、エンジン本体1と、エンジン本体1に導入される吸気が流通する吸気通路30と、エンジン本体1から排出された排気ガスが流通する排気通路40と、吸気通路30を流通する吸気を圧縮しつつエンジン本体1に送り出す過給装置50と、排気通路40を流通する排気ガスの一部を吸気通路30に還流するEGR装置70とを備えている。
図2は、当実施形態のエンジンの制御系統を示すブロック図である。本図に示されるECU100は、エンジンを統括的に制御するためのマイクロプロセッサであり、周知のCPU、ROM、RAM等から構成されている。
次に、自動停止したエンジンを再始動させる制御の詳細について説明する。図3は、エンジン再始動時の制御手順を示すフローチャートである。エンジンが自動停止されてこのフローチャートに示す制御がスタートすると、ECU100は、ステップS1において、再始動条件が成立したか否かを判定する。この再始動条件の詳細は既に説明したとおりであり、その成否は、例えばブレーキセンサSN8の検出値やタイマーのカウント値に基づいて判定される。
以上説明したように、当実施形態では、自動停止後に再始動されるエンジンが半暖機状態(ピストン5とシリンダ壁2aとの温度差が所定値ΔTx以上になる状態)にある場合に、電動過給機51が駆動されて吸気が過給されるとともに、エンジンが暖機状態にあった場合に比して吸気絞り弁32の開度が低減されることにより、過給された吸気の一部がバイパス通路64を通じて電動過給機51に戻される吸気循環流が形成される。このような構成によれば、半暖機状態でのエンジン再始動時に、燃焼安定性を損なうことなく良好な燃費性能を確保できるという利点がある。
2a シリンダ壁(気筒の壁面)
5 ピストン
20 始動モータ
30 吸気通路
32 吸気絞り弁
51 電動過給機
64 バイパス通路
65 バイパス弁
100 ECU(判定部、制御部)
SN2 水温センサ
ΔTx (温度差の)所定値
Claims (7)
- 燃焼が行われる気筒と、気筒内を往復動するピストンと、気筒に導入される吸気が流通する吸気通路と、吸気通路に設けられ、電気エネルギーにより駆動される電動過給機と、電動過給機よりも下流側の吸気通路に開閉可能に設けられた吸気絞り弁とを備えたエンジンを制御する装置であって、
前記ピストンの温度から前記気筒の壁面温度を差し引いた温度差が所定値以上になる半暖機状態であるか、当該半暖機状態のときよりも前記気筒の壁面温度が高くかつ前記温度差が所定値未満となる暖機状態であるかを判定する判定部と、
前記判定部によりエンジンが半暖機状態にあると判定された場合に、前記電動過給機を駆動して吸気を過給するとともに、エンジンが暖機状態にあった場合に比して前記吸気絞り弁の開度を低下させる制御部とを備えた、ことを特徴とするエンジンの制御装置。 - 請求項1に記載のエンジンの制御装置において、
前記電動過給機をバイパスするバイパス通路が前記吸気通路に設けられ、
前記制御部は、エンジンが前記半暖機状態にあると判定された場合に、前記吸気絞り弁の開度を、前記電動過給機で過給された吸気の一部が前記バイパス通路を通じて電動過給機に戻される吸気循環流が形成される開度まで低下させる、ことを特徴とするエンジンの制御装置。 - 請求項2に記載のエンジンの制御装置において、
前記バイパス通路に開閉可能なバイパス弁が設けられ、
前記制御部は、エンジンが前記半暖機状態にあると判定された場合に、前記バイパス弁の開度を、当該バイパス弁の前後の圧力差が実質的になくなる流量飽和点の開度よりも低くかつ前記吸気絞り弁の開度よりも高い所定開度まで低下させる、ことを特徴とするエンジンの制御装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のエンジンの制御装置において、
前記判定部は、少なくともエンジンの始動時に、前記半暖機状態か暖機状態かの判定を行い、
前記制御部は、エンジンの始動時に前記半暖機状態にあると判定された場合に、前記電動過給機を駆動して吸気を過給するとともに、前記暖機状態でのエンジン始動時に比して前記吸気絞り弁の開度を低下させる、ことを特徴とするエンジンの制御装置。 - 請求項4に記載のエンジンの制御装置において、
始動時にエンジンをクランクキングする始動モータと、
エンジンの冷却水の温度を検出する水温センサとをさらに備え、
前記判定部は、前記冷却水の温度が所定の閾値以上である状態でのエンジンの始動時に、前記始動モータの作動電流が所定の基準電流よりも高いという第1の要件と、前記水温センサにより検出される前記冷却水の温度が前記閾値よりも高く設定された基準温度よりも低いという第2の要件とのいずれかが成立した場合に、エンジンが半暖機状態にあると判定し、前記第1および第2の要件の双方が非成立であった場合に、エンジンが暖機状態にあると判定する、ことを特徴とするエンジンの制御装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載のエンジンの制御装置において、
前記エンジンは、幾何学的圧縮比が14以上の圧縮着火式エンジンである、ことを特徴とするエンジンの制御装置。 - 請求項6に記載のエンジンの制御装置において、
前記制御部は、前記暖機状態でのエンジン始動時、および、前記暖機状態でも半暖機状態でもない冷機状態でのエンジン始動時に、前記吸気絞り弁の開度を、当該吸気絞り弁の前後の圧力差が実質的になくなる流量飽和点の開度以上に設定することを特徴とするエン
ジンの制御装置。
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