JP6454875B2 - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、洗い、すすぎ、脱水行程を自動制御して行なうドラム式洗濯機に関するものである。
従来、この種のドラム式洗濯機は、ウールやシルク等のデリケートな衣類の洗濯に対して、布傷みや縮み等の損傷を与えないための制御方式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図7は、特許文献1に記載された従来のドラム式洗濯機の縦断面図、図8は、同ドラム式洗濯機のドライコースにおける水位の時間変化を示す図である。
図7、図8において、筺体49の内部に揺動自在に水槽43が配設され、水槽43内には、回転ドラム41が回転自在に配設されている。回転ドラム41の回転中心に設けられた回転軸44にモータ45が連結され、モータ45により回転ドラム41が正転、逆転方向に回転駆動される。回転ドラム41の内壁面には、洗濯物を撹拌するための数個の突起板46が設けられている。
筺体49の上部には給水弁54が配設されて水槽43内に適時に給水され、水位検知手段56にて給水された洗濯水の水圧により複数段の水位を検知することができる。また、水槽43下部に配設された排水弁53は、その開閉により水槽43内の洗濯水を機外へ排出する。
運転コース等のモードや各種機能の選択は、使用者が筺体49の前面の上部に設けられた操作表示手段61から入力設定手段(図示せず)へ入力して行ない、その入力情報を基に表示手段(図示せず)に表示して使用者に知らせる。
以上の構成にて、デリケートな衣類を洗うためにドライコースが選択されると、洗い行程において、時刻t0では、水槽43内に50mmまで給水され、時刻t0からt1では70mmの水位まで給水しながら回転ドラム41を回転させて、衣類への洗濯水の浸透、洗剤の泡立て等が行なわれる。
時刻t1からt2の期間では、70mmの水位で揺り洗い行程Aを実行する。揺り洗い行程Aでは、20r/minで正面視右回転+45°の回転角度だけ回転ドラム41を回転させ、同じ回転数で−45°の回転角度だけ回転ドラムを回転させる反復動作を2回行ない、その後、40r/minで360°を1回だけ回転させる。
この揺り洗いの動作を、水位を上げながら水位150mmまで計5段階行なって洗い行程を実行し、洗い行程終了後、排水行程、脱水行程へと移行していく。
特開2005−131117号公報
しかしながら、前記従来の構成では、デリケートな衣類を丁寧に洗うのは良いが、時間
と水量を多く消費してしまうという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、回転ドラム内にデリケートな衣類を投入して洗うためのサブドラムを別途設けることにより、デリケートな衣類を、少ない時間、少ない水量で、布傷みを発生させることなく、洗浄性能を確保して洗うというドラム式洗濯機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のドラム式洗濯機は、前面に開閉自在に設けられた扉体を有する筺体と、有底円筒状に形成され前記扉体に対応する位置に衣類投入口を有する回転ドラムと、前記筺体内に揺動自在に配設され前記回転ドラムを回転自在に内包する水槽と、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記回転ドラムの内壁面に設けられ複数の通水孔を有する複数の衣類攪拌用のバッフルと、給水弁と接続され前記水槽へ給水する給水管と、前記水槽内の洗濯水を前記水槽と連通する排水管および接続管により前記水槽へ循環させるポンプとを備え、前記回転ドラムの背面側内底部に、前記回転ドラムと同一の回転軸上に分け洗い用のサブドラムを着脱自在に配設し、前記サブドラムの最大径は前記衣類投入口の径より小さく形成する構成としたものである。
これによって、デリケートな衣類を、少ない時間、少ない水量で、布傷みを発生させることなく、洗浄性能を確保して洗うことができる。
本発明により、デリケートな衣類を、少ない時間、少ない水量で、布傷みを発生させることなく、洗浄性能を確保して洗うことができる。
本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の概略縦断面図 (a)同ドラム式洗濯機のサブドラムの蓋体が閉じた状態の要部斜視図、(b)同ドラム式洗濯機のサブドラムの蓋体が開いた状態の要部斜視図 同ドラム式洗濯機のサブドラムの蓋体の拡大図 同ドラム式洗濯機の揚水がサブドラムに供給される説明図 同ドラム式洗濯機のサブドラムへの給排水を示した説明図 本発明の実施の形態2におけるドラム式洗濯機の概略縦断面図 従来のドラム式洗濯機の縦断面図 同ドラム式洗濯機のドライコースにおける水位の時間変化を示す図
第1の発明は、前面に開閉自在に設けられた扉体を有する筺体と、有底円筒状に形成され前記扉体に対応する位置に衣類投入口を有する回転ドラムと、前記筺体内に揺動自在に配設され前記回転ドラムを回転自在に内包する水槽と、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記回転ドラムの内壁面に設けられ複数の通水孔を有する複数の衣類攪拌用のバッフルと、給水弁と接続され前記水槽へ給水する給水管と、前記水槽内の洗濯水を前記水槽と連通する排水管および接続管により前記水槽へ循環させるポンプとを備え、前記回転ドラムの背面側内底部に、前記回転ドラムと同一の回転軸上に分け洗い用のサブドラムを着脱自在に配設し、前記サブドラムの最大径は前記衣類投入口の径より小さく形成したドラム式洗濯機とすることにより、デリケートな衣類を、少ない時間、少ない水量で、布傷みを発生させることなく、洗浄性能を確保して洗うことができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の前記サブドラムは、前面である頂部に開閉自在の蓋体を設け、前記蓋体側が径小で、前記回転ドラムの背面側内底部側である底部に向かうに従い径大となる略円錐台形状に形成され、複数の開口部を形成し、前記開口部は、前記蓋体に頂部開口部、前記底部に底部開口部、前記頂部と前記底部をつなぐ傾斜面の前記頂部側に傾斜面頂部開口部、傾斜面の前記底部側に傾斜面底部開口部からなるドラム式洗濯機とすることにより、洗い行程において、回転ドラムが回転してバッフルにより掻き揚げら
れた洗濯水が、バッフルの通水孔からサブドラムの開口部を介してサブドラム内に供給され続けるので、洗浄性能を向上させることができる。
第3の発明は、特に、第2の発明の前記サブドラムは、前記頂部と前記底部をつなぐ前記傾斜面の最頂部側に、外周側へ凸となるようにリング状に凸状リブ部を形成したドラム式洗濯機とすることにより、洗い行程において、回転ドラムが回転してバッフルにより掻き揚げられた洗濯水が、バッフルの通水孔からより効率良く、特にサブドラムの傾斜面の開口部を介してサブドラム内に供給され続けるので、洗浄性能を向上させることができる。
第4の発明は、特に、第2または第3の発明の前記給水管は、一端が前記給水弁接続されるとともに他端が前記水槽の背面と接続され、給水時には前記サブドラムの前記底部開口部を介して前記サブドラム内に給水するドラム式洗濯機とすることにより、サブドラム内のデリケート衣類を早く濡らすことができるので、洗浄性能を向上させることができる。
第5の発明は、特に、第2〜4のいずれかの1つの発明の前記接続管は、一端が前記ポンプと接続されるとともに他端が前記水槽の背面と接続され、前記ポンプ駆動時において、前記水槽内の洗濯水を前記サブドラムの前記底部開口部を介して前記サブドラム内に噴出して循環するドラム式洗濯機とすることにより、サブドラム内のデリケート衣類に洗濯液を早く浸透させることができるので、洗浄性能を向上させることができる。
第6の発明は、特に、第1の発明の前記バッフルは、一端側は複数の前記通水孔を形成して前記回転ドラムの内壁面に当接し、他端側は前記回転ドラムの背面側内底部に当接して、前記一端側と連通した水路を形成することで略L字状を成し、前記水路は前記サブドラム内に連通したドラム式洗濯機とすることにより、洗い行程において、回転ドラムが回転してバッフルにより掻き揚げられた洗濯水が、バッフルの通水孔からサブドラムの開口部を介してサブドラム内に供給され続けるとともに、水路を介してもサブドラム内に供給され続けるので、洗浄性能をより向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるドラム式洗濯機の概略縦断面図、図2(a)は、同ドラム式洗濯機のサブドラムの蓋体が閉じた状態の要部斜視図、(b)は、同ドラム式洗濯機のサブドラムの蓋体が開いた状態の要部斜視図、図3は、同ドラム式洗濯機のサブドラムの蓋体の拡大図である。
図1において、筺体31の内部に揺動自在に水槽32が配設され、水槽32内には、有底円筒状の回転ドラム1が回転自在に配設されている。回転ドラム1の回転中心に回転軸(回転中心軸)8が設けられ、この回転軸8に、水槽32の背面側近傍に取り付けたモータ(図示せず)が連結され、モータにより回転ドラム1が正転、逆転方向に回転駆動される。
回転ドラム1の内壁面には、洗濯物を撹拌するための数個のバッフル3が設けられており、バッフル3には複数の通水孔33が形成されている。
筺体31の前面には開閉自在の扉体34が設けられ、扉体34を開けて洗濯物を回転ドラム1内へ投入するようになっている。
また、回転ドラム1の背面側内底部には、略円錐台形状のサブドラム2が設けられており、回転軸8と略同一中心となっている。
サブドラム2は、ウールやシルク等のデリケートな衣類を入れて分け洗いを行なうためのもので、回転ドラム1に着脱自在であり、必要な時だけ回転ドラム1に取り付けて使用できる。また、サブドラム2には水が通り易いように複数の開口部7が形成されており、開口部7は、底部に設けた底部開口部7a、頂部に設けた頂部開口部7c、傾斜面5の頂部側に設けた傾斜面頂部開口部7b、傾斜面5の底部側に設けた傾斜面底部開口部7dで構成されている。
また、サブドラム2の最大径φSDは回転ドラム1の衣類投入口径φMD扉体34の内径φTDより小さく形成されており、上述のように、回転ドラム1に対して着脱自在で取出しが可能となるよう構成されている。なお、サブドラム2については、図2以降で詳述する。
また、水槽32の背面側には給水弁(図示せず)と連結された給水管30が接続されており、給水弁の開動作により、水槽32背面側からサブドラム2の底部開口部7aを介してサブドラム2内に給水され、内部に投入されたデリケート衣類を濡らした後、傾斜面頂部開口部7bあるいは傾斜面底部開口部7dから回転ドラム1内に流れ、洗濯水13として利用される。
また、水槽32の下部側にはポンプ12が配設されており、ポンプ12は排水管36で水槽32と接続され、接続管37にて水槽32の背面側と連通している。この配管により、ポンプ12を駆動すると、回転ドラム1内の洗濯水13は、水槽32からポンプ12に入り、水槽32背面側からサブドラム2の底部開口部7aを介してサブドラム2内に噴出され、内部に投入されたデリケート衣類を濡らした後、傾斜面頂部開口部7bあるいは傾斜面底部開口部7dから回転ドラム1内に流れ、また循環する。
運転コース等のモードや各種機能の選択は、筺体31の前面上部に設けられた操作表示部35から使用者が入力設定部(図示せず)へ入力して行い、筺体31の内方に配設された制御手段(図示せず)が、その入力情報を基に表示部(図示せず)で表示して使用者に知らせる。
図2(a)、(b)、および、図3において、サブドラム2の前面側には蓋体14が開閉自在に設けられており、上述の頂部開口部7cはこの蓋体14に形成されている。
蓋体14の左右どちらか一方の端部には、ヒンジ部18が設けられ、円筒部22内に設けたサブドラム回転軸21が開閉時の回転中心となっている。そして、他端部には、取っ手部17が設けられ、指掛け開閉部19の操作により爪部20がサブドラム2に係合、離脱するようになっている。そして、蓋体14が開いた時には、ヒンジ部18近傍に設けられたバネ体(図示せず)により、蓋体14は他端部側が回転ドラム1内壁面に当接するぐらい大きな角度で開くようになっている。
また、傾斜面5の最頂部側には、外周側へ凸となるようにリング状に凸状リブ部10が形成されている。
以上のように構成したドラム式洗濯機について、以下、その動作、作用を説明する。
図4は、本発明の第1の実施の形態におけるドラム式洗濯機の揚水がサブドラムに供給
される説明図、図5は、同ドラム式洗濯機のサブドラムへの給排水を示した説明図である。
図4、図5において、回転ドラム1内にサブドラム2を取り付けた状態で、蓋体14を開けてサブドラム2内にデリケート衣類を投入し、操作表示部35にて運転コースを設定してスタートさせると、給水弁(図示せず)が動作し、給水管30を介してサブドラム2内に給水され、給水された水は投入されているデリケート衣類を濡らしながら傾斜面頂部開口部7bあるいは傾斜面底部開口部7dから回転ドラム1内に流れ、所定の水位になると給水が停止して洗い行程が始まり、回転ドラム1が左右回転をして洗いが進行していく。
回転ドラム1が左右回転を始めると、洗濯水13が回転ドラム1内壁に設けられたバッフル3により揚水9となって掻き揚げられ、バッフル3が上方に行った時にバッフル3の通水孔33よりサブドラム2へ向かって噴水され、その水がサブドラム2の頂部に設けられた頂部開口部7cや傾斜面5に設けられた傾斜面頂部開口部7b、傾斜面底部開口部7dからサブドラム2内部へ供給され、サブドラム2内に設けたサブドラムバッフル4による作用も加味されて、洗浄が促進される。
この時、傾斜面5の最頂部側には、外周側へ凸となるようにリング状に凸状リブ部10が形成されているために、通水孔33からの水が効率良く傾斜面頂部開口部7b、傾斜面底部開口部7dからサブドラム2内部へ供給される。
そして、サブドラム2内部へ供給されデリケートな衣類を濡らし浸透した水は、傾斜面頂部開口部7b、傾斜面底部開口部7dから回転ドラム1内へ流れていき、回転ドラム1の回転により循環される。
また、洗い行程の所定の期間には、ポンプ12が駆動して、上述のように、回転ドラム1内の洗濯水13は、サブドラム2の底部開口部7aを介してサブドラム2内に射出され、内部に投入されたデリケート衣類を濡らした後、傾斜面頂部開口部7bおよび傾斜面底部開口部7dから回転ドラム1内に流れ、また循環することにより、更に洗浄が促進される。
なお、回転ドラム1にサブドラム2を取り付けて内部にデリケートな衣類を投入して洗うと同時に、必要に応じて、回転ドラム1内に一般的な衣類を投入して洗うこともできるし、サブドラム2は着脱自在であるためにサブドラム2を取り外して、一般的な衣類を洗うこともできる。
以上のように、本実施の形態1においては、回転ドラム1の背面側内底部に、回転ドラム1と同一の回転軸8上に分け洗い用のサブドラム2を配設する構成とすることにより、デリケートな衣類を、少ない時間、少ない水量で、布傷みを発生させることなく、洗浄性能を確保して洗うことができる。
また、サブドラム2は、前面である頂部に開閉自在の蓋体14を設け、この蓋体14側が径小の略円錐台形状に形成されている。この頂部の蓋体14に頂部開口部7c、底部に底部開口部7a、頂部と底部をつなぐ傾斜面5の頂部側に傾斜面頂部開口部7b、傾斜面5の底部側に傾斜面底部開口部7dの複数の開口部7を形成する構成とすることにより、洗い行程において、回転ドラム1が回転してバッフル3により掻き揚げられた洗濯水が、バッフル3の通水孔33からサブドラム2の開口部7を介してサブドラム2内に供給され続けるので、洗浄性能を向上させることができる。
また、サブドラム2は、頂部と底部をつなぐ傾斜面5の最頂部側に、外周側へ凸となるようにリング状に凸状リブ部10を形成する構成とすることにより、洗い行程において、回転ドラム1が回転してバッフル3により掻き揚げられた洗濯水が、バッフル3の通水孔33からより効率良く、特にサブドラム2の傾斜面5の開口部7を介してサブドラム2内に供給され続けるので、洗浄性能を向上させることができる。
また、給水管30は、一端を給水弁と他端を水槽32の背面側と接続され、給水時にはサブドラム2の底部開口部7aを介してサブドラム2内に給水する構成とすることにより、サブドラム2内のデリケート衣類を早く濡らすことができるので、洗浄性能を向上させることができる。
また、接続管37は、一端をポンプ12と他端を水槽32の背面側と接続され、ポンプ12駆動時において、水槽32内の洗濯水をサブドラム2の底部開口部7aを介してサブドラム2内に噴出して循環する構成とすることにより、サブドラム2内のデリケート衣類に洗濯液を早く浸透させることができるので、洗浄性能を向上させることができる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の第2の実施の形態におけるドラム式洗濯機の概略縦断面図である。なお、第1の実施の形態とは、バッフルの構成が異なるのみであり、同じ構成、部位については、同一符号を付し、説明を省略する。
図6において、回転ドラム1の内壁面には、洗濯物を撹拌するための数個のバッフル39が設けられており、バッフル39には複数の通水孔38は形成されている。
バッフル39は、略L字状をしており、一端側は複数の通水孔38を形成して、回転ドラム1の内壁面に当接しており、他端側は回転ドラム1の背面側に当接して、一端側と連通した水路11となっており、その端部はサブドラム2の傾斜面5底部よりサブドラム2内に連通している。
以上の構成により、蓋体14を開けてサブドラム2内にデリケート衣類を投入し、洗い行程をスタートすると、給水弁(図示せず)が動作し、給水管30を介してサブドラム2内に給水され、給水された水は投入されているデリケート衣類を濡らしながら傾斜面頂部開口部7bあるいは傾斜面底部開口部7dから回転ドラム1内に流れ、所定の水位になると給水が停止して洗い行程が始まり、回転ドラム1が左右回転をして洗いが進行していく。
回転ドラム1が左右回転を始めると、洗濯水13が回転ドラム1内壁に設けられたバッフル39により揚水9となって掻き揚げられ、バッフル39が上方に行った時にバッフル3の通水孔38よりサブドラム2へ向かって噴水されて、その水がサブドラム2の頂部に設けられた頂部開口部7cや傾斜面5に設けられた傾斜面頂部開口部7b、傾斜面底部開口部7dからサブドラム2内部へ供給されるとともに、水路11を通ってサブドラム2内部へ供給され、洗浄が促進される。
以上のように、本実施の形態2においては、バッフル39は、略L字状を成し、一端側は複数の通水孔38を形成して回転ドラム1の内壁面に当接し、他端側は回転ドラム1の背面側に当接して、一端側と連通した水路11を形成し、水路11はサブドラム2内に連通する構成とすることにより、洗い行程において、回転ドラム1が回転してバッフル39により掻き揚げられた洗濯水が、バッフル39の通水孔38からサブドラム2の開口部7を介してサブドラム2内に供給され続けるとともに、水路11を介してもサブドラム2内に供給され続けるので、洗浄性能をより向上させることができる。
本発明は、回転ドラム内部に分け洗い用のサブドラムを配設してデリケートな衣類を洗う構成とすることにより、少ない時間、少ない水量で、布傷みを発生させることなく、洗浄性能を確保して洗うことが可能となるので、洗濯機能を有する他の洗濯機の用途に適用できる。
1 回転ドラム
2 サブドラム
3 バッフル
5 傾斜面
7 開口部
7a 底部開口部
7b 傾斜面頂部開口部
7c 頂部開口部
7d 傾斜面底部開口部
8 回転軸
10 凸状リブ部
11 水路
12 ポンプ
14 蓋体
30 給水管
31 筺体
32 水槽
33 通水孔
35 操作表示部
36 排水管
37 接続管
38 通水孔
39 バッフル

Claims (6)

  1. 前面に開閉自在に設けられた扉体を有する筺体と、有底円筒状に形成され前記扉体に対応する位置に衣類投入口を有する回転ドラムと、前記筺体内に揺動自在に配設され前記回転ドラムを回転自在に内包する水槽と、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記回転ドラムの内壁面に設けられ複数の通水孔を有する複数の衣類攪拌用のバッフルと、給水弁と接続され前記水槽へ給水する給水管と、前記水槽内の洗濯水を前記水槽と連通する排水管および接続管により前記水槽へ循環させるポンプとを備え、前記回転ドラムの背面側内底部に、前記回転ドラムと同一の回転軸上に分け洗い用のサブドラムを着脱自在に配設し、前記サブドラムの最大径は前記衣類投入口の径より小さく形成したドラム式洗濯機。
  2. 前記サブドラムは、前面である頂部に開閉自在の蓋体を設け、前記蓋体側が径小で、前記回転ドラムの背面側内底部側である底部に向かうに従い径大となる略円錐台形状に形成され、複数の開口部を形成し、前記開口部は、前記蓋体に頂部開口部、前記底部に底部開口部、前記頂部と前記底部をつなぐ傾斜面の前記頂部側に傾斜面頂部開口部、傾斜面の前記底部側に傾斜面底部開口部からなる請求項1に記載のドラム式洗濯機。
  3. 前記サブドラムは、前記頂部と前記底部をつなぐ前記傾斜面の最頂部側に、外周側へ凸となるようにリング状に凸状リブ部を形成した請求項2に記載のドラム式洗濯機。
  4. 前記給水管は、一端が前記給水弁接続されるとともに他端が前記水槽の背面と接続され、給水時には前記サブドラムの前記底部開口部を介して前記サブドラム内に給水する請求項2または3に記載のドラム式洗濯機。
  5. 前記接続管は、一端が前記ポンプと接続されるとともに他端が前記水槽の背面と接続され、前記ポンプ駆動時において、前記水槽内の洗濯水を前記サブドラムの前記底部開口部を介して前記サブドラム内に噴出して循環する請求項2〜4のいずれか1項に記載のドラム式洗濯機。
  6. 前記バッフルは、一端側は複数の前記通水孔を形成して前記回転ドラムの内壁面に当接し、他端側は前記回転ドラムの背面側内底部に当接して、前記一端側と連通した水路を形成
    することで略L字状を成し、前記水路は前記サブドラム内に連通した請求項1に記載のドラム式洗濯機。
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