JP6454600B2 - 超音波流量スイッチ - Google Patents
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Description
以下、本発明の一実施の形態に係る超音波流量スイッチ(以下、流量スイッチと略記する。)について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る流量スイッチの外観斜視図である。図2は、図1の流量スイッチ1の内部構成を示す模式的縦断面図である。図1に示すように、流量スイッチ1は、クランプ部100およびセンサ部400により構成される。
図4は、センサ部400の平面図である。図4に示すように、使用者は、センサ部400の上面中央に設けられる窓部511を通して、図2の表示部821に表示される情報を視認することができる。表示部821は、センサ部400の幅方向に並ぶ2段の表示領域を有する。各段の表示領域においては、4つのキャラクタが表示可能である。以下の説明では、2段の表示領域のうち一方の表示領域を上段表示領域821aと呼び、他方の表示領域を下段表示領域821bと呼ぶ。
上式(1)および(2)に表されるように、配管2内の流体の流量を算出するためには、配管2の内径d、超音波の入射角θ、流体内を伝播する超音波の速度Vsおよび流量補正係数Kが必要である。通常、配管2の内径dは、配管2の外径および厚みから定まる。また、入射角θ、速度Vsおよび流量補正係数Kは、配管2の材質、流体中の音速、ならびに流体の温度、密度および動粘性等の配管2および流体の特性に関する多種のパラメータによって定まる。
図3の情報設定部13は、配管2および流体の少なくとも一方に関する入力情報を設定し、流量算出部12は、設定された入力情報に基づいて、基本流量を算出してもよい。入力情報の設定は、例えば、工場からの出荷後であって最初の電源投入時、または設定を初期化するための所定の操作の実行時に行われる。入力情報は、例えば、以下の簡易設定モードまたは詳細設定モードで設定される。
簡易設定モードでは、配管2の寸法に関する情報(以下、配管情報と呼ぶ。)のみが設定される。配管情報は、例えば、配管2の外径のみ、配管2の厚みのみ、または配管2の外径および配管2の厚みのみである。
詳細設定モードでは、上記の配管情報以外の配管2および流体の特性に関する情報が詳細情報として設定される。詳細情報は、例えば、配管2の材料または流体の種類を含む。また、詳細情報は、流体中の音速、ならびに流体の温度、密度および動粘性等を含んでもよい。この場合、実際の配管2の材料が初期情報に対応する配管2の材料と異なる場合、または実際の流体の種類が初期情報に対応する流体の種類と異なる場合でも、詳細情報に基づいて、流体の流量を精度良く算出することができる。したがって、多様な状況で流量スイッチ1を使用することが可能となる。
図3の制御部811は、予め記憶部812に記憶された制御プログラムに基づいて、流量調整処理を行う。図9は、流量調整処理の一例を示すフローチャートである。図9の流量調整処理は、一定周期で繰り返し実行される。
本実施の形態に係る流量スイッチ1においては、流量調整値を用いて基本流量を適切な補正流量に調整することができる。それにより、設定すべきパラメータの数を抑制することができ、簡単な設定操作で流量スイッチ1を使用することが可能となる。
(1)上記実施の形態では、入力情報とは個別に流量調整値が設定されるが、流量調整値が入力情報として設定されてもよい。例えば、詳細情報が流量調整値を含み、配管2および流体の特性に関する他のパラメータとともに流量設定値が設定されてもよい。
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。
1S 上ボタン
2 配管
2S 下ボタン
3 ケーブル
3S モードボタン
11 時間差測定部
12 流量算出部
12A 流量調整部
13 情報設定部
14 比較判定部
15 信号出力部
100 クランプ部
200 上クランプ部材
300 下クランプ部材
400 センサ部
410 センサ固定ねじ
500 筐体部
510 上筐体部
511 窓部
520 下筐体部
530 経路部材
600 結合部
610 音響カプラント
700 超音波制御機構
710,720 超音波素子
711,721 音響接合剤
730 超音波遮蔽板
740,750 充填部材
800 電子回路部
810 主基板
811 制御部
812 記憶部
813 送受信切替回路
814 送信部
815 受信部
820 副基板
821 表示部
821a 上段表示領域
821b 下段表示領域
822 操作部
830 コネクタ
840 表示灯
890 外部装置
Claims (5)
- 配管内を流れる流体の流量に基づくオンオフ信号を出力する超音波流量スイッチであって、
前記配管内を流れる流体への超音波の送信および前記配管内を流れる流体からの超音波の受信のうち少なくとも送信を行う第1の超音波素子と、
前記配管内を流れる流体への超音波の送信および前記配管内を流れる流体からの超音波の受信のうち少なくとも受信を行う第2の超音波素子と、
前記第1および第2の超音波素子を前記配管の外面に一体的または個別に着脱可能に固定する固定具と、
前記第1および第2の超音波素子のうち少なくとも一方の出力信号に基づいて、前記配管内の流体の流量を基本流量として算出する第1の算出部と、
前記第1の算出部により算出される基本流量を調整するための流量調整値を受け付ける調整部と、
前記第1の算出部により算出された基本流量および前記調整部により受け付けられた流量調整値に基づいて補正流量を算出する第2の算出部と、
前記調整部による前記流量調整値の受け付け前に前記第1の算出部により算出された基本流量を表示し、前記調整部による前記流量調整値の受け付け後に前記第2の算出部により算出された補正流量を表示する表示部と、
前記第2の算出部により算出された補正流量と予め定められた流量しきい値とに基づいて前記オンオフ信号を出力する出力部とを備える、超音波流量スイッチ。 - 前記流量調整値は、前記基本流量に対する比率であり、
前記第2の算出部は、前記第1の算出部により算出された基本流量に前記調整部により受け付けられた比率を乗算することにより前記補正流量を算出する、請求項1記載の超音波流量スイッチ。 - 前記流量調整値は、前記配管の外径、前記配管の厚み、および流体の特性に関するパラメータのうち、少なくとも2つのパラメータに基づいて予め定められた値である、請求項1または2記載の超音波流量スイッチ。
- 第1または第2の設定モードで前記配管および流体の少なくとも一方に関する入力情報を受け付ける入力部をさらに備え、
前記第1の算出部は、前記出力信号および前記入力部により受け付けられた入力情報に基づいて前記基本流量を算出し、
前記入力部は、前記第1の設定モードにおいて、前記配管の寸法に関する配管情報のみを前記入力情報として受け付け、前記第2の設定モードにおいて、前記配管情報以外の前記配管または流体に関するパラメータを含む詳細情報を前記入力情報として受け付ける、請求項1〜3のいずれか一項に記載の超音波流量スイッチ。 - 前記出力部は、第1および第2の出力部を含み、
前記しきい値は、第1および第2のしきい値を含み、
前記第1の出力部は、前記算出された補正流量および前記第1のしきい値に基づいて前記オンオフ信号を出力し、
前記第2の出力部は、前記算出された補正流量および前記第2のしきい値に基づいて前記オンオフ信号を出力する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の超音波流量スイッチ。
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