JP6454601B2 - 超音波流量スイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、超音波流量スイッチに関する。
配管内を流れる流体の流量の値を正確に測定するために流量計が用いられている。例えば、特許文献1には超音波式流量計が記載されている。その超音波式流量計は、配管に取り付けて用いられる。
一方、工場内の設備の稼動状態を管理する場合のように、配管内を流れる流体の正確な流量の値は必要ではなく配管内に一定値以上の流量で流体が流れているか否かを検出すればよい場合がある。このような場合には、流量計ではなくオンオフ信号を出力する流量スイッチを用いることができる。
特開2001−356032号公報
一般に、流量スイッチには、現在の流量としきい値とを表示するための表示部が設けられる。それにより、使用者は、表示部に表示される現在の流量およびしきい値を確認することができる。この場合、算出される流量の経時的な変化を把握することにより、より詳細な設備の診断が可能になる。しかしながら、実際には、表示部に表示される現在の流量およびしきい値を確認しても、長期に渡る経時的な流量の変化を迅速かつ容易に把握することは難しい。
本発明の目的は、使用者が経時的な流量の変化を迅速かつ容易に認識することを可能にする超音波流量スイッチを提供することである。
(1)本発明に係る超音波流量スイッチは、配管を流れる流体の流量に基づくオンオフ信号を出力する超音波流量スイッチであって、配管を流れる流体への超音波の送信および配管を流れる流体からの超音波の受信のうち少なくとも送信を行う第1の超音波素子と、配管を流れる流体への超音波の送信および配管を流れる流体からの超音波の受信のうち少なくとも受信を行う第2の超音波素子と、第1および第2の超音波素子を配管の外面に一体的または個別に着脱可能に固定する固定具と、第1および第2の超音波素子のうち少なくとも一方の出力信号に基づいて配管内の流体の流量を算出する第1の算出部と、第1の算出部により算出された流量と予め定められた流量しきい値とを表示する表示部と、第1の算出部により算出された流量と流量しきい値とに基づいてオンオフ信号を出力する出力部と、第1の算出部による流量の算出結果に基づいて、使用者により指定された基準時点で配管を流れる流体の流量を基準流量として取得する取得部と、流量しきい値および取得部により取得された基準流量を記憶する記憶部と、基準流量の取得時点以降において第1の算出部により算出される流量と記憶部に記憶された基準流量との比率に基づく流量相対値を算出する第2の算出部とを備え、表示部は、第2の算出部により算出された流量相対値をさらに表示可能に構成される。
その超音波流量スイッチにおいては、第1および第2の超音波素子が配管の外面に固定された状態で、第1および第2の超音波素子のうち少なくとも一方から配管を流れる流体に超音波が送信され、第1および第2の超音波素子のうち少なくとも一方により配管を流れる流体からの超音波が受信される。第1および第2の超音波素子のうち少なくとも一方の出力信号に基づいて、配管を流れる流体の流量が第1の算出部により算出される。算出された流量と流量しきい値とが表示部に表示され、算出された流量および流量しきい値に基づくオンオフ信号が出力される。
第1の算出部による流量の算出結果に基づいて、使用者により指定された基準時点で配管を流れる流体の流量が基準流量として取得される。流量しきい値および取得された基準流量が記憶部に記憶される。基準流量の取得時点以降に第1の算出部により算出される流量と基準流量との比率に基づく流量相対値が第2の算出部により算出される。算出された流量相対値が表示部に表示される。この場合、流量相対値は、基準流量に対する現在の流量の割合を表す。したがって、使用者は、表示部に表示される流量相対値を視認することにより、基準流量の取得時点以降の経時的な流量の変化を迅速かつ容易に認識することができる。
(2)超音波流量スイッチは、流量しきい値と基準流量との比率に基づくしきい相対値を算出する第3の算出部をさらに備え、表示部は、第3の算出部により算出されたしきい相対値をさらに表示可能に構成されてもよい。
この場合、使用者は、しきい相対値を参照しつつ流量相対値を確認することができる。しきい相対値は、基準流量に対する流量しきい値の割合を表す。それにより、使用者は、基準流量に対する現在の流量および流量しきい値の割合を対比することができる。
(3)超音波流量スイッチは、表示部を第1および第2の表示態様に切り替えるために使用者により操作される第1の操作部をさらに備え、第1の表示態様は、第1の算出部により算出された流量と記憶部に記憶された流量しきい値とを同時に表示する態様であり、第2の表示態様は、第2の算出部により算出された流量相対値と第3の算出部により算出されたしきい相対値とを同時に表示する態様であってもよい。
この場合、使用者は、表示部を第1の表示態様に切り替えることにより、第1の算出部により算出された流量と流量しきい値とを容易に対比することができる。また、使用者は、表示部を第2の表示態様に切り替えることにより、流量相対値としきい相対値とを容易に対比することができる。
(4)超音波流量スイッチは、基準時点を指定するために使用者により操作される第2の操作部をさらに備え、取得部は、第2の操作部による基準時点の指定に応答して基準流量を取得してもよい。
この場合、使用者は所望の時点を基準時点とすることができる。したがって、経時的な流量の変化を観察すべき期間を容易に設定することができる。
(5)基準流量は、基準時点を含む一定期間内に第1の算出部により算出される複数の流量の平均値であってもよい。
この場合、ノイズまたは外乱等の影響を低減しつつより適切な基準流量を取得することができる。
本発明によれば、使用者は経時的な流量の変化を迅速かつ容易に認識することが可能になる。
本発明の一実施の形態に係る流量スイッチの外観斜視図である。 図1の流量スイッチの内部構成を示す模式的縦断面図である。 流量スイッチの制御系を示すブロック図である。 センサ部の平面図である。 状態監視機能の一使用例を説明するための図である。 状態監視機能の一使用例を説明するための図である。 流量表示切替機能の一使用例を説明するための図である。 状態監視設定処理のフローチャートである。
[1]超音波流量スイッチの概略構成
以下、本発明の一実施の形態に係る超音波流量スイッチ(以下、流量スイッチと略記する。)について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る流量スイッチの外観斜視図である。図2は、図1の流量スイッチ1の内部構成を示す模式的縦断面図である。図1に示すように、流量スイッチ1は、一方向に延びるように形成されたクランプ部100およびセンサ部400により構成される。
クランプ部100は、上クランプ部材200および下クランプ部材300を含む。上クランプ部材200および下クランプ部材300が配管2を挟み込むように配置され、ねじを用いて結合される。この状態で、クランプ部100が配管2の外周面に取り付けられる。図1および図2の例では、配管2の内径はdである。本実施の形態においては、センサ部400は、2個のセンサ固定ねじ410により上クランプ部材200に着脱可能に固定される。
図2に示すように、センサ部400は、筐体部500、結合部600、超音波制御機構700および電子回路部800を含む。筐体部500は、上筐体部510、下筐体部520および経路部材530を含む。上筐体部510は、透明部材により形成された窓部511を上面に有する。下筐体部520の上部に上筐体部510が取り付けられるとともに、下筐体部520の下部に経路部材530が取り付けられる。これにより、筐体部500の内部に水および油等の液体が浸入不可能な空間が形成される。
結合部600は、固体の音響カプラント610を含む。音響カプラント610は、筐体部500の経路部材530と配管2との間に位置するように、図示しない保持部材により下筐体部520に保持される。
筐体部500の内部に超音波制御機構700が収容される。超音波制御機構700は、2個の超音波素子710,720、超音波遮蔽板730および2個の充填部材740,750を含む。超音波素子710は、配管2に対して所定の角度を成すように配置され、音響接合剤711を介して経路部材530に接合される。同様に、超音波素子720は、配管2に対して所定の角度を成すように配置され、音響接合剤721を介して経路部材530に接合される。
経路部材530のうち超音波素子710,720の間の部分が分断されるように、超音波遮蔽板730が設けられる。充填部材740,750は互いに異なる部材により形成される。充填部材740は、超音波素子710,720の周囲を取り囲むように配置される。充填部材750は、充填部材740の上方に配置される。

電子回路部800は、主基板810、副基板820、コネクタ830および表示灯840を含む。主基板810は、超音波素子710,720、副基板820、コネクタ830および表示灯840に電気的に接続される。主基板810には、主として制御部811および記憶部812が設けられる。
制御部811は例えばCPU(中央演算処理装置)を含む。制御部811は、コネクタ830およびケーブル3を通して流量スイッチ1の外部装置に接続される。それにより、外部装置の電源から主基板810および副基板820に電力が供給される。外部装置は、例えばパーソナルコンピュータまたはプログラマブルロジックコントローラである。記憶部812は、不揮発性メモリまたはハードディスク等の記録媒体を含む。記憶部812には、流量スイッチ1を動作させるための種々のデータおよびプログラムが記憶される。
副基板820には、主として表示部821および操作部822が設けられる。主基板810および副基板820は、筐体部500の内部に収容される。表示部821は、14セグメントLED(発光ダイオード)パネルを含む。なお、表示部821は、14セグメントLEDパネルに代えて、7セグメントLEDパネル、液晶表示器またはドットマトリクス表示器のいずれかを含んでもよい。操作部822は、複数のボタン(ボタンスイッチ)を含み、筐体部500の上方から操作可能に構成される。複数のボタンの詳細は後述する。
コネクタ830は、1または複数(本例では4個)の入出力端子を含む。表示灯840は、1または複数のLEDを含む。コネクタ830および表示灯840は、筐体部500の上筐体部510の上面に設けられる。 図3は、流量スイッチ1の制御系を示すブロック図である。図3に示すように、主基板810には、上記の制御部811および記憶部812に加えて送受信切替回路813、送信部814および受信部815が設けられる。
送信部814は、例えば信号発生回路および増幅回路を含む。また、受信部815は、例えばA/D(アナログデジタル)変換回路および増幅回路を含む。送信部814および受信部815は、それぞれ送受信切替回路813に接続される。
送信部814においては、制御部811による制御に基づいて信号発生回路からアナログ信号が発生される。発生されたアナログ信号は、増幅回路により増幅されつつ送受信切替回路813に与えられる。送受信切替回路813は、送信部814から与えられるアナログ信号を超音波素子710,720に交互に与える。超音波素子710にアナログ信号が与えられることにより、超音波素子710から超音波が発生される。超音波素子720にアナログ信号が与えられることにより、超音波素子720から超音波が発生される。
図2に示すように、超音波素子710から発生された超音波は、経路部材530および音響カプラント610を通して入射角θで配管2内の流体に入射される。流体内を伝播する超音波は、反射角θで配管2の内面で反射される。反射された超音波は、音響カプラント610および経路部材530を通して超音波素子720により受信される。超音波素子720は受信した超音波に基づくアナログ信号を出力する。超音波素子720から出力されたアナログ信号は、図3の送受信切替回路813を通して受信部815に与えられる。
受信部815においては、送受信切替回路813から与えられたアナログ信号が増幅回路により増幅されるとともにA/D変換回路によりデジタル信号に変換される。変換されたデジタル信号は、制御部811に与えられる。
一方、超音波素子720から発生された超音波は、経路部材530および音響カプラント610を通して入射角θで配管2内の流体に入射される。流体内を伝播する超音波は、反射角θで配管2の内面で反射される。反射された超音波は、音響カプラント610および経路部材530を通して超音波素子710により受信される。超音波素子710は受信した超音波に基づくアナログ信号を出力する。超音波素子710から出力されたアナログ信号は、図3の送受信切替回路813および受信部815を通して増幅されかつデジタル信号に変換されつつ制御部811に与えられる。
制御部811が記憶部812に記憶されるプログラムを実行することにより、図3に示すように、時間差測定部11、流量算出部12、情報設定部13、比較判定部14および信号出力部15の機能が実現される。
時間差測定部11は、受信部815から与えられるデジタル信号に基づいて時間差Δtを測定する。時間差Δtは、超音波素子710により発生された超音波が超音波素子720により受信されるまでの時間と超音波素子720により発生された超音波が超音波素子710により受信されるまでの時間との差である。流量算出部12は、時間差測定部11により測定された時間差Δtに基づいて、配管2内を流れる流体の速度Vを下記式(1)により算出するとともに、配管2内を流れる流体の流量Qを下記式(2)により算出する。
Figure 0006454601
Figure 0006454601
ここで、dは配管2の内径であり、θは超音波の入射角であり、Vは流体内を伝播する超音波の速度である。Kは、配管2の断面内で所定の分布を有する流体の速度を平均速度に換算するための流量補正係数である。入射角θ、速度Vおよび流量補正係数Kは既知である。
なお、流量算出部12は、配管2を流れる流体の流量Qを算出するとともに、ある時点から現在までの流量Qの積算値を算出することもできる。
情報設定部13は、使用者による操作部822の操作に応答して種々の情報を設定する。例えば、情報設定部13は、使用者による操作部822の操作に応答して配管2の内径dを記憶部812に記憶させる。また、情報設定部13は、使用者による操作部822の操作に応答して流量のしきい値を記憶部812に記憶させる。
比較判定部14は、例えば上記式(2)により算出された流量Qを記憶部812に予め記憶されたしきい値と比較し、流量Qがしきい値よりも大きいか否かを判定する。信号出力部15は、比較判定部14による判定結果に基づくデジタルの制御信号をコネクタ830およびケーブル3を通して外部装置890に出力する。例えば、信号出力部15は、流量Qがしきい値よりも大きい場合にハイレベル(またはローレベル)の制御信号を出力し、流量Qがしきい値以下である場合にローレベル(またはハイレベル)の制御信号を出力する。
表示部821には、上記式(1)により算出された流体の速度V、上記式(2)により算出された流量Qまたは記憶部812に記憶されたしきい値等の種々の情報が表示される。また、表示部821には、後述する流量相対値およびしきい相対値が表示される。
表示灯840は、比較判定部14による判定結果を識別可能に点灯する。例えば、表示灯840は、流量Qがしきい値よりも大きい場合に点灯(または消灯)し、流量Qがしきい値以下である場合に消灯(または点灯)する。それにより、使用者は、流量Qがしきい値よりも大きいか否かを容易に識別することができる。表示灯840は、緑色に発光するLEDおよび赤色に発光するLEDを含んでもよい。この場合、表示灯840は、流量Qがしきい値よりも大きい場合に緑色(または赤色)に点灯し、流量Qがしきい値以下である場合に赤色(または緑色)に点灯してもよい。
[2]流量表示およびしきい値の設定
図4は、センサ部400の平面図である。図4に示すように、使用者は、センサ部400の上面中央に設けられる窓部511を通して、図2の表示部821に表示される情報を視認することができる。表示部821は、センサ部400の幅方向に並ぶ2段の表示領域を有する。各段の表示領域には、4つのキャラクタが表示可能である。以下の説明では、2段の表示領域のうち一方の表示領域を上段表示領域821aと呼び、他方の表示領域を下段表示領域821bと呼ぶ。
上段表示領域821aには、例えば図3の流量算出部12により算出される現在の流量Qが示される。また、下段表示領域821bには、例えば予め設定されたしきい値が示される。図4では、現在の流量Qが35.6(L/min)であり、しきい値が15.0(L/min)である例が示される。ここで、現在の流量Qは、例えば現在までに図3の流量算出部12により算出される流量Qのうち最も新しく算出された流量Qである。なお、現在の流量Qは、所定時間前から現在までの期間、すなわち現在の時点を含む一定期間内に算出される複数の流量Qの平均値であってもよい。
センサ部400の長手方向において、窓部511に隣り合うように操作部822が設けられている。操作部822は、上ボタン1S、下ボタン2Sおよびモードボタン3Sを含む。上ボタン1S、下ボタン2Sおよびモードボタン3Sの各々は、使用者により押下操作可能に構成される。使用者は、上ボタン1S、下ボタン2Sおよびモードボタン3Sを操作することにより種々の情報を設定することができる。
例えば、使用者は、上段表示領域821aおよび下段表示領域821bにそれぞれ現在の流量Qおよびしきい値が表示された状態で、上ボタン1Sを押下操作する。この場合、図3の記憶部812に記憶されたしきい値がより大きい値に更新され、更新されたしきい値が下段表示領域821bに表示される。一方、使用者が下ボタン2Sを押下操作する場合、記憶部812に記憶されたしきい値がより小さい値に更新され、更新されたしきい値が下段表示領域821bに表示される。
[3]状態監視機能
本実施の形態に係る流量スイッチ1においては、ある時点で配管2を流れる流体の流量を基準流量として図3の記憶部812に記憶させることができる。また、基準流量に対する現在の流量Qの比率を図4の表示部821に表示させることができる。この機能を状態監視機能と呼ぶ。状態監視機能によれば、使用者は、所望の時点の流量を基準流量として設定しておくことにより、所望の時点の流量に対する現在の流量Qの比率を迅速かつ容易に認識することができる。
以下の説明では、予め定められた一定期間(例えば3秒間)継続してボタンが押下される操作を継続押下と呼ぶ。また、ボタンが押下された後一定期間経過するまで継続的にボタンが押下されない操作を通常押下と呼ぶ。
図5および図6は、状態監視機能の一使用例を説明するための図である。図5(a)〜(c)および図6(a)〜(c)の各々には、表示部821および操作部822の一部拡大平面図が示される。各平面図においては、図3の窓部511の図示は省略する。初期状態においては、基準流量は設定されていないものとする。また、図4の例と同様に、上段表示領域821aおよび下段表示領域821bには、それぞれ現在の流量Qおよびしきい値が表示されているものとする。
まず、上ボタン1Sおよびモードボタン3Sが同時に継続押下される。それにより、図5(a)に示すように、上段表示領域821aに状態監視機能に関する操作が行われていることを示す文字列「rEF」が表示される。このとき、上ボタン1Sまたは下ボタン2Sが通常押下されることにより、図5(a)〜(c)に示すように、下段表示領域821bに表示される文字列が「no」、「YES」または「oFF」に切り替わる。文字列「no」は状態監視機能に関する操作を終了することに対応し、文字列「YES」は状態監視機能の基準流量を設定することに対応し、文字列「oFF」は状態監視機能の基準流量の設定を解除することに対応する。
使用者は、基準流量を設定したい場合に、図5(b)に示すように、下段表示領域821bに表示される文字列が「YES」となるように、上ボタン1Sまたは下ボタン2Sを通常押下する。その後、使用者は、モードボタン3Sを通常押下する。この場合、モードボタン3Sの通常押下に応答して、モードボタン3Sが操作された時点が基準時点として図3の記憶部812に記憶される。また、図3の流量算出部12により算出される基準時点の流量Qが、図3の情報設定部13により基準流量として取得され、記憶部812に記憶される。この場合、図6(a)に示すように、下段表示領域821bに基準流量の設定が完了したことを示す文字列「ok」が表示される。
その後、図6(b)に示すように、上段表示領域821aに基準流量に対する現在の流量Qの比率が流量相対値として百分率で表示される。また、下段表示領域821bに基準流量に対する流量のしきい値の比率がしきい相対値として百分率で表示される。図6(b)の例では、上段表示領域821aおよび下段表示領域821bにそれぞれ100%および56%を示す文字列「100P」および「56P」が表示される。
ここで、図5(b)の表示状態においてモードボタン3Sが通常押下された際に、ノイズまたは流体の状態等に起因して基準時点の流量Qが算出されない場合、図6(c)に示すように、下段表示領域821bに文字列「Err」が表示される。文字列「Err」は、基準流量の設定が失敗したことに対応する。その後、表示部821は、図4の表示状態に戻る。
一方、使用者は、基準流量の設定を解除したい場合に、図5(c)に示すように、下段表示領域821bに表示される文字列が「oFF」となるように、上ボタン1Sまたは下ボタン2Sを通常押下する。その後、使用者は、モードボタン3Sを通常押下する。この場合、モードボタン3Sの通常押下に応答して、記憶部812に記憶されている基準時点および基準流量が情報設定部13により消去され、基準流量の設定が解除される。その後、表示部821は、図4の表示状態に戻る。
他方、使用者は、基準流量の設定および解除のいずれも行わない場合、すなわち状態監視機能に関する操作を終了したい場合に、図5(a)に示すように、下段表示領域821bに表示される文字列が「no」となるように、上ボタン1Sまたは下ボタン2Sを通常押下する。その後、使用者は、モードボタン3Sを通常押下する。この場合、表示部821は、図4の表示状態に戻る。
[4]流量表示切替機能
本実施の形態においては、図3の比較判定部14は、上記の判定処理を行うとともに、現在の流量Qが流量スイッチ1の電源がオンされてから現在までに算出された流量Qのうち最大値であるか否かを判定する。また、比較判定部14は、流量Qが最大値であると判定された場合に、その流量をピーク流量値として記憶部812に記憶させる。さらに、比較判定部14は、現在の流量Qが現在までに算出された流量Qのうち最小値であるか否かを判定し、流量Qが最小値であると判定された場合に、その流量をボトム流量値として記憶部812に記憶させる。
また、図3の流量算出部12は、ある時点から現在までに算出された流量Qの積算値を一定期間ごとに算出し、算出された積算値を流量積算値として記憶部812に記憶させる。流量積算値の算出開始時点は、例えば使用者による操作部822の操作により設定される。
流量スイッチ1においては、流量Qに関する複数項目の情報を表示部821に切り替えて表示させることができる。この機能を流量表示切替機能と呼ぶ。流量Qに関する複数項目の情報は、現在の流量Q、しきい値、ピーク流量値、ボトム流量値、流量積算値、流量相対値およびしきい相対値を含む。
図7は、流量表示切替機能の一使用例を説明するための図である。図7(a)〜(d)の各々には、表示部821および操作部822の一部拡大平面図が示される。各平面図においては、図3の窓部511の図示は省略する。本例では、初期状態において予め基準流量が設定されているものとする。
まず、図7(a)に示すように、上段表示領域821aおよび下段表示領域821bにそれぞれ現在の流量Qおよびしきい値が同時に表示されているものとする。このときの表示部821の表示状態を通常表示態様と呼ぶ。通常表示態様は、本発明の第1の表示態様に相当する。通常表示態様によれば、使用者は、現在の流量Qおよびしきい値を容易に対比することができる。
表示部821が通常表示態様にある状態でモードボタン3Sが通常押下されることにより、図7(b)に示すように、表示部821の表示状態が変化する。図7(b)の例では、上段表示領域821aおよび下段表示領域821bにそれぞれピーク流量値およびボトム流量値が同時に表示される。このときの表示部821の表示状態をホールド表示態様と呼ぶ。
表示部821がホールド表示態様にある状態でモードボタン3Sが通常押下されることにより、図7(c)に示すように、表示部821の表示状態が変化する。図7(c)の例では、上段表示領域821aに流量積算値が表示される。一方、下段表示領域821bには数値が表示されない。このときの表示部821の表示状態を積算表示態様と呼ぶ。なお、流量スイッチ1は、流量積算値についてのしきい値を設定可能に構成されてもよい。この場合、積算表示態様において、上段表示領域821aに流量積算値が表示されると同時に、流量積算値について設定されたしきい値が下段表示領域821bに表示されてもよい。
表示部821が積算表示態様にある状態でモードボタン3Sが通常押下されることにより、図7(d)に示すように、表示部821の表示状態が変化する。図7(d)の例では、上段表示領域821aおよび下段表示領域821bにそれぞれ流量相対値およびしきい相対値が同時に表示される。このときの表示部821の表示状態を監視表示態様と呼ぶ。監視表示態様は、本発明の第2の表示態様に相当する。監視表示態様によれば、使用者は、流量相対値およびしきい相対値を容易に対比することができる。
その後、表示部821が監視表示態様にある状態でモードボタン3Sが通常押下されることにより、表示部821の表示状態が図7(a)の通常表示態様に戻る。なお、基準流量が設定されていない場合(基準流量の設定が解除されている場合)、表示部821は監視表示態様に変化しない。そのため、表示部821が図7(c)の積算表示態様にあるときにモードボタン3Sが通常押下されると、表示部821の表示状態が図7(a)の通常表示態様に戻る。
このように、使用者は、操作部822のモードボタン3Sを繰り返し通常押下することにより、表示部821の表示態様を順次切り替えることができる。それにより、流量Qに関する所望の情報を迅速かつ容易に認識することができる。
[5]状態監視設定処理
状態監視機能を使用するために図3の制御部811により実行される設定処理を状態監視設定処理と呼ぶ。図8は、状態監視設定処理のフローチャートである。状態監視設定処理は、予め定められた一定周期で図3の流量算出部12および情報設定部13により繰り返し実行される。初期状態においては、流量のしきい値が予め設定されているものとする。
また、以下の説明において、状態監視機能のオン状態とは、流量スイッチ1において一定周期で流量相対値が算出される状態をいう。また、状態監視機能のオフ状態とは、流量スイッチ1において流量相対値が算出されない状態をいう。
図8に示すように、情報設定部13は、状態監視機能に関する設定操作の受付を開始するか否かを判定する(ステップS11)。具体的には、情報設定部13は、図4の上ボタン1Sおよびモードボタン3Sが同時に継続押下された場合に、状態監視機能に関する設定操作の受付を開始すると判定する。
設定操作の受付を開始する場合、情報設定部13は、状態監視機能に関する操作が行われていることを示す情報を表示部821に表示させる(ステップS12)。具体的には、情報設定部13は、図5(a)〜(c)に示すように、表示部821の上段表示領域821aに文字列「rEF」を表示させる。このとき、情報設定部13は、図5(a)〜(c)に示すように、使用者による上ボタン1Sまたは下ボタン2Sの通常押下に応答して下段表示領域821bに文字列「no」、「YES」および「oFF」を切り替えて表示させる。
次に、情報設定部13は、基準流量の設定が指令されたか否かを判定する(ステップS13)。具体的には、情報設定部13は、図5(b)に示すように、下段表示領域821bに文字列「YES」が表示された状態でモードボタン3Sが通常押下された場合に、基準流量の設定が指令されたと判定する。
基準流量の設定が指令された場合、情報設定部13は、現在の時点を基準時点として記憶部812に記憶させるとともに、流量算出部12により算出される現在の流量Qを基準流量として取得し、記憶部812に記憶させる(ステップS14)。このとき、基準流量は、所定時間前から基準時点までの期間、すなわち基準時点を含む一定期間内に算出される複数の流量Qの平均値であることが好ましい。それにより、ノイズまたは外乱等の影響を低減しつつ適切な基準流量を取得することができる。
次に、流量算出部12は、記憶部812に記憶された基準流量に基づいて流量相対値およびしきい相対値を算出する(ステップS15)。具体的には、流量算出部12は、ステップS14で算出された現在の流量Qを基準流量で除算することにより流量相対値を算出する。また、流量算出部12は、予め設定されている流量のしきい値を基準流量で除算することによりしきい相対値を算出する。
その後、情報設定部13は、状態監視機能をオン状態に移行させる(ステップS16)。また、情報設定部13は、表示部821の表示状態を上記の監視表示態様に切り替える(ステップS17)。それにより、流量相対値およびしきい相対値が表示部821に表示される。その後、状態監視設定処理が終了する。
ステップS13において基準流量の設定が指令されない場合、情報設定部13は、基準流量の設定解除が指令されたか否かを判定する(ステップS21)。具体的には、情報設定部13は、図5(c)に示すように、下段表示領域821bに文字列「oFF」が表示された状態でモードボタン3Sが通常押下された場合に、基準流量の設定解除が指令されたと判定する。
基準流量の設定解除が指令された場合、情報設定部13は、記憶部812に記憶されている基準時点および基準流量を消去し(ステップS22)、状態監視機能をオフ状態に移行させる(ステップS23)。なお、上記のステップS22の処理は必ずしも行われなくてもよい。また、情報設定部13は、表示部821の表示状態を上記の通常表示態様に切り替える(ステップS24)。それにより、流量算出部12により算出された現在の流量Qおよび予め設定された流量のしきい値が表示部821に表示される。その後、状態監視設定処理が終了する。
図8の状態監視設定処理においては、情報設定部13は、ステップS15の処理中または処理後に、流量相対値が適切に算出されているか否かを判定してもよい。また、情報設定部13は、流量相対値が適切に算出されていない場合に、図6(c)に示すように、表示部821に基準流量の設定が失敗したことを示す情報を表示させ、状態監視設定処理を終了させてもよい。それにより、適切でない基準流量が設定されることが防止される。
ステップS21において基準流量の設定解除が指令されない場合、情報設定部13は、状態監視機能に関する操作の終了が指令されたか否かを判定する(ステップS31)。具体的には、情報設定部13は、図5(a)に示すように、下段表示領域821bに文字列「no」が表示された状態でモードボタン3Sが通常押下された場合に、操作の終了が指令されたと判定する。
操作の終了が指令された場合、情報設定部13は、上記のステップS24の処理に進む。それにより、状態監視機能の状態がステップS31の時点の状態で維持される。一方、操作の終了が指令されない場合、情報設定部13はステップS13の処理に進む。
[6]効果
本実施の形態に係る流量スイッチ1においては、使用者により指定された基準時点で配管2を流れる流体の流量Qが、情報設定部13により基準流量として取得される。記憶部812には、予め設定された流量のしきい値および取得された基準流量が記憶される。基準流量の取得時点以降に流量算出部12により算出される現在の流量Qと基準流量との比率に基づく流量相対値が算出される。算出された流量相対値が表示部821に表示される。この場合、流量相対値は、基準流量に対する現在の流量Qの割合を表す。したがって、使用者は、表示部821に表示される流量相対値を視認することにより、基準流量の取得時点以降の経時的な流量の変化を迅速かつ容易に認識することができる。
[7]他の実施の形態
(1)上記実施の形態においては、センサ部400の制御部811は伝播時間差方式に基づいて式(2)により配管2内を流れる流体の流量Qを算出するが、本発明はこれに限定されない。制御部811はドップラー方式に基づいて配管2内を流れる流体の流量Qを算出してもよい。この場合、超音波素子710,720の一方が超音波送信素子により構成され、超音波素子710,720の他方が超音波受信素子により構成されてもよい。
(2)上記実施の形態においては、表示部821に基準流量に対する現在の流量Qの比率が流量相対値として百分率で表示され、基準流量に対する流量のしきい値の比率がしきい相対値として百分率で表示されるが、本発明はこれに限定されない。流量相対値は、現在の流量Qを基準流量により除算した値で表示されてもよい。また、しきい相対値は、流量のしきい値を基準流量により除算した値で表示されてもよい。
(3)上記実施の形態においては、表示部821には、流量Qに関する複数項目の情報が切り替えて表示されるが、本発明はこれに限定されない。表示部821において、表示可能なキャラクタ数が十分に大きい場合には、表示部821に、現在の流量Q、しきい値、ピーク流量値、ボトム流量値、流量積算値、流量相対値およびしきい相対値のうち少なくとも3以上の複数項目の情報が同時に表示されてもよい。
(4)上記実施の形態においては、表示部821は筐体部500に収容されるが、本発明はこれに限定されない。表示部821は、筐体部500の外部に個別に設けられてもよい。例えば、表示部821は、配管2および超音波素子710,720から離間した位置に設けられてもよい。
(5)上記実施の形態においては、制御部811および記憶部812は主基板810とともに筐体部500に収容されるが、本発明はこれに限定されない。制御部811および記憶部812は、筐体部500の外部に設けられてもよい。例えば、制御部811および記憶部812は、配管2および超音波素子710,720から離間した位置に設けられてもよい。
(6)上記実施の形態では、図3の時間差測定部11、流量算出部12、情報設定部13、比較判定部14および信号出力部15の各々が、ハードウェアとソフトウェアとにより実現されるが、本発明はこれに限定されない。時間差測定部11、流量算出部12、情報設定部13、比較判定部14および信号出力部15の各々は、電子回路等のハードウェアで実現されてもよく、これらの構成要素の一部がCPUおよびメモリ等のハードウェアとソフトウェアとにより実現されてもよい。
(7)上記実施の形態においては、超音波素子710,720を配管2に固定するために、センサ部400を固定するクランプ部100が用いられるが、本発明はこれに限定されない。センサ部400を配管2に固定することができるのであれば、クランプ部100に代えて結束バンドが用いられてもよい。または、クランプ部100の一部が結束バンドにより構成されてもよい。
[8]請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。
上記実施の形態では、流量スイッチ1が超音波流量スイッチの例であり、超音波素子710または超音波素子720が第1の超音波素子の例であり、超音波素子720または超音波素子710が第2の超音波素子の例であり、クランプ部100、筐体部500、結合部600、超音波遮蔽板730および2個の充填部材740,750が固定具の例である。
また、流量算出部12が第1、第2および第3の算出部の例であり、流量のしきい値が流量しきい値の例であり、表示部821が表示部の例であり、信号出力部15が出力部の例であり、情報設定部13が取得部の例であり、記憶部812が記憶部の例である。
また、操作部822が第1および第2の操作部の例であり、通常表示態様が第1の表示態様の例であり、監視表示態様が第2の表示態様の例である。
請求項の各構成要素として、請求項に記載されている構成または機能を有する他の種々の要素を用いることもできる。
本発明は、種々の超音波流量スイッチに有効に利用することができる。
1 流量スイッチ
1S 上ボタン
2 配管
2S 下ボタン
3 ケーブル
3S モードボタン
11 時間差測定部
12 流量算出部
13 情報設定部
14 比較判定部
15 信号出力部
100 クランプ部
200 上クランプ部材
300 下クランプ部材
400 センサ部
410 センサ固定ねじ
500 筐体部
510 上筐体部
511 窓部
520 下筐体部
530 経路部材
600 結合部
610 音響カプラント
700 超音波制御機構
710,720 超音波素子
711,721 音響接合剤
730 超音波遮蔽板
740,750 充填部材
800 電子回路部
810 主基板
811 制御部
812 記憶部
813 送受信切替回路
814 送信部
815 受信部
820 副基板
821 表示部
821a 上段表示領域
821b 下段表示領域
822 操作部
830 コネクタ
840 表示灯
890 外部装置

Claims (5)

  1. 配管を流れる流体の流量に基づくオンオフ信号を出力する超音波流量スイッチであって、
    前記配管を流れる流体への超音波の送信および前記配管を流れる流体からの超音波の受信のうち少なくとも送信を行う第1の超音波素子と、
    前記配管を流れる流体への超音波の送信および前記配管を流れる流体からの超音波の受信のうち少なくとも受信を行う第2の超音波素子と、
    前記第1および第2の超音波素子を前記配管の外面に一体的または個別に着脱可能に固定する固定具と、
    前記第1および第2の超音波素子のうち少なくとも一方の出力信号に基づいて前記配管内の流体の流量を算出する第1の算出部と、
    前記第1の算出部により算出された流量と予め定められた流量しきい値とを表示する表示部と、
    前記第1の算出部により算出された流量と前記流量しきい値とに基づいて前記オンオフ信号を出力する出力部と、
    前記第1の算出部による流量の算出結果に基づいて、使用者により指定された基準時点で前記配管を流れる流体の流量を基準流量として取得する取得部と、
    前記流量しきい値および前記取得部により取得された基準流量を記憶する記憶部と、
    前記基準流量の取得時点以降において前記第1の算出部により算出される流量と前記記憶部に記憶された前記基準流量との比率に基づく流量相対値を算出する第2の算出部とを備え、
    前記表示部は、前記第2の算出部により算出された前記流量相対値をさらに表示可能に構成された、超音波流量スイッチ。
  2. 前記流量しきい値と前記基準流量との比率に基づくしきい相対値を算出する第3の算出部をさらに備え、
    前記表示部は、前記第3の算出部により算出された前記しきい相対値をさらに表示可能に構成された、請求項1記載の超音波流量スイッチ。
  3. 前記表示部を第1および第2の表示態様に切り替えるために使用者により操作される第1の操作部をさらに備え、
    前記第1の表示態様は、前記第1の算出部により算出された流量と前記記憶部に記憶された流量しきい値とを同時に表示する態様であり、
    前記第2の表示態様は、前記第2の算出部により算出された前記流量相対値と前記第3の算出部により算出された前記しきい相対値とを同時に表示する態様である、請求項2記載の超音波流量スイッチ。
  4. 前記基準時点を指定するために使用者により操作される第2の操作部をさらに備え、
    前記取得部は、前記第2の操作部による前記基準時点の指定に応答して前記基準流量を取得する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の超音波流量スイッチ。
  5. 前記基準流量は、前記基準時点を含む一定期間内に前記第1の算出部により算出される複数の流量の平均値である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の超音波流量スイッチ。
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