JP4796405B2 - 距離測定装置 - Google Patents

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本発明は、ガラス基板等の光透過性を有する被測定物の表裏面間距離(厚み)や複数の被測定物間の隙間距離等の各種距離を測定するのに好適な距離測定装置に関するものである。
液晶やプラズマ等のフラットパネルディスプレイに用いられ2枚のガラス基板を貼り合わせた貼合せ基板において、各ガラス基板の厚みや各ガラス基板間の距離を測定する要求がある。そこで、このような要求を満たすべく、ガラス基板の表裏面間距離(厚み)や複数のガラス基板間の隙間距離を測定する距離測定装置が、例えば特許文献1にて提案されている。
特許文献1にて示される距離測定装置は、その貼合せ基板の上部にセンサヘッドを配置し、そのセンサヘッド内に設けた投光素子から貼合せ基板の上面に向けて光を照射し、同センサヘッド内に設けたCCDにて上下のガラス基板の表面及び裏面のそれぞれで反射する反射光をCCD上で受光し、装置本体側においてCCD上で得た受光分布における各ガラス基板の表面及び裏面反射光に対応した各受光ピーク位置の検出に基づいて、各ガラス基板の厚みと各ガラス基板間の隙間距離を演算する構成となっている。
厚み及び隙間距離の測定時においては、センサヘッド(投光素子)の近接側1番目の受光ピーク位置を基準、即ち上ガラス基板の表面位置として対応付けて認識し、その1番目の受光ピーク位置と次の2番目の受光ピーク位置(上ガラス基板の裏面位置)とで上ガラス基板の厚みが測定される。次いで、その2番目の受光ピーク位置と次の3番目の受光ピーク位置(下ガラス基板の表面位置)とで上下のガラス基板間の隙間距離が測定される。次いで、その3番目の受光ピーク位置と次の4番目の受光ピーク位置(下ガラス基板の裏面位置)とで下ガラス基板の厚みが測定される。
特開2004−264082号公報
ところで、貼合せ基板を製造するラインの例えば搬送途中に行うような場合など、貼合せ基板が上方、即ち投光素子の近接側に位置ずれすることがあり、場合によってはCCDの測定レンジを超えてしまうような大きな移動が生じることがある。
このような場合、例えば上ガラス基板の表面が測定レンジから外れると、その表面反射光に対応する受光ピークはCCD上の受光分布には現れないため、上ガラス基板の裏面反射光に対応する受光ピークを基準とし、その受光ピーク位置を上ガラス基板の表面位置と誤って対応付けを行ってしまう。
そのため、次の2番目の受光ピークが下ガラス基板の表面反射光に対応するものであるにもかかわらず、測定装置では上ガラス基板の裏面反射光に対応するものであると誤認識してしまい、本来上下のガラス基板間の隙間距離を測定するものを、誤って上ガラス基板の厚みとして測定してしまう。同様に、次の3番目の受光ピークが下ガラス基板の裏面反射光に対応するものであるにもかかわらず、測定装置では下ガラス基板の表面反射光に対応するものであると誤認識してしまい、本来下ガラス基板の厚みを測定するものを、誤って上下のガラス基板間の隙間距離として測定してしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、被測定物の測定位置の変動に対応でき、測定対象部分を的確に測定することができる距離測定装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、光透過性を有する被測定物に光を照射する投光手段と、前記投光手段からの光の照射に基づく前記被測定物の表面及び裏面の各反射光を受光可能に配置され、測定レンジ内の受光分布を検出する受光分布検出手段と、前記受光分布検出手段で検出した受光分布における複数の受光ピーク位置から前記被測定物の表面位置及び裏面位置を対応付けるとともに、その受光ピーク位置から前記被測定物に関する測定対象部分の測定値を算出する測定値算出手段とを備えた距離測定装置であって、前記複数の受光ピーク位置と前記被測定物の表面位置及び裏面位置とを対応付ける基準を、予め記憶された測定対象とする全ての前記被測定物の各面のいずれかから選択する選択手段を備え、前記選択手段は、前記複数の受光ピーク位置について、前記投光手段の近接側の受光ピークを基準として離間側に向かって順次前記被測定物の表面位置及び裏面位置との対応付けを行うか、又は前記投光手段の離間側の受光ピークを基準として近接側に向かって順次前記被測定物の表面位置及び裏面位置とを対応付けを行うかを切り替えるものであることをその要旨とする。
この発明では、選択手段により、受光ピーク位置と被測定物の表面位置及び裏面位置とを対応付ける基準が予め記憶された測定対象とする全ての被測定物の各面のいずれかから選択することが可能となる。つまり、被測定物が特に複数部材で構成され各部材の表面及び裏面が複数となるものの測定時に、例えば被測定物が投光手段の近接側に位置ずれし易い環境で使用するような場合では、被測定物の一部が測定レンジから外れてしまい、被測定物の表面など近接側の一部の受光ピークが検出できなくなる。このような場合であっても、例えば投光手段の離間側に位置する被測定物の裏面位置を基準として被測定物の各面と受光ピーク位置とを対応付けるように選択手段にて選択を行うことで、受光ピーク位置と被測定物の各面とが的確に対応付けされる。また、被測定物が投光手段の離間側に位置ずれし易い環境で使用するような場合では、逆に近接側の被測定物の表面位置を基準とするように選択手段にて選択を行うことで、受光ピーク位置と被測定物の各面とが的確に対応付けされる。これにより、測定対象部分を的確に測定することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の距離測定装置において、前記選択手段は、操作者の操作により選択切替可能に構成されたことをその要旨とする。
この発明では、選択手段は、操作者の操作により選択切替可能に構成されるものであるため、自動で選択を切り替える判定などは装置の制御構成に組み込む必要がなく、装置の制御構成の簡素化することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の距離測定装置において、前記測定値算出手段は、前記測定対象部分として前記被測定物の厚み又は複数の前記被測定物間の隙間距離の測定値を算出することをその要旨とする。
この発明では、測定値算出手段にて、被測定物の厚み又は複数の被測定物間の隙間距離が的確に測定される。
従って、上記記載の発明によれば、被測定物の測定位置の変動に対応でき、測定対象部分を的確に測定することができる距離測定装置を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施の形態の距離測定装置1を示す。距離測定装置1は、液晶やプラズマ等のフラットパネルディスプレイに用いられ2枚のガラス基板W1,W2を貼り合わせた貼合せ基板Wにおいて、各ガラス基板W1,W2の厚みD1,D2(図3参照)や各ガラス基板W1,W2間の隙間距離Lを測定する時などに用いられるものである。この距離測定装置1は、使用時に被測定物(貼合せ基板W)の上方に配設されるセンサヘッド2と各種制御を行うコントローラ3とを備え、互いにケーブル4にて電気的に接続されて構成されている。
図1及び図2に示すように、センサヘッド2には、例えば赤色半導体レーザダイオードからなる投光素子5と、該投光素子5からの光の照射に基づく被測定物(貼合せ基板W)の反射光を受光可能に配置されたCCD6とが内蔵されている。また、センサヘッド2には、投光素子5に駆動電流を供給する投光素子駆動回路7と、CCD6を駆動するCCD駆動回路8が備えられ、コントローラ3にて制御されている。更に、センサヘッド2には、表示灯9が備えられ、コントローラ3の制御に基づいて各種の表示動作を行うようになっている。
コントローラ3は、表示とともにタッチパネル機能を有するディスプレイ10を有している。ディスプレイ10は、操作者のタッチ操作に応じた各種設定信号をCPU11に出力する。例えば、各ガラス基板W1,W2の厚みD1,D2や各ガラス基板W1,W2間の隙間距離Lを測定するモードをタッチ操作にて選択でき、これに対応した設定信号がCPU11に出力される。CPU11は、この設定信号に基づいて、投光素子駆動回路7(投光素子5)の投光制御やCCD駆動回路8(CCD6)の駆動制御、表示灯9の点灯制御を実施するとともに、各種の測定動作を実施する。
また、コントローラ3には、前記CCD6からの出力信号が入力されるコンパレータ12及びA/Dコンバータ13が備えられている。コンパレータ12は、CCD6からの出力信号において所定のスライスレベルと比較し、その比較結果をCPU11に出力する。これは、CCD6からの出力信号に含まれるノイズをCCD6上の受光分布のピークレベルと区別するためのものであって、CPU11ではコンパレータ12からの出力がハイレベル、即ちCCD6の受光レベルが所定レベル以上の時のみA/Dコンバータ13の出力を被測定物(貼合せ基板W)からの反射光として取り込むようになっている。
CPU11は、A/Dコンバータ13の出力に基づいてCCD6の受光分布を取得する。被測定物を貼合せ基板Wとした場合では、その貼合せ基板WがCCD6による測定可能な測定レンジ内に位置しているとき、受光分布には、上ガラス基板W1の表面a及び裏面bと下ガラス基板W2の表面c及び裏面dとで反射する各反射光に対応する位置にそれぞれ受光ピークが生じる。CPU11は、各受光ピークの位置に基づいて上ガラス基板W1の表面a及び裏面bと下ガラス基板W2の表面c及び裏面dのそれぞれ位置(例えば予め設定された基準位置からの距離)を求め、各面a〜dの位置から厚みD1,D2や隙間距離Lの測定値を算出する。具体的に、厚みD1は面bの位置と面aの位置との差分から求められ、厚みD2は面dの位置と面cの位置との差分から求められ、隙間距離Lは面cの位置と面bの位置との差分から求められる。尚、各面a〜dの位置から貼合せ基板Wの全体の厚みなども検出することもできる。因みに、コントローラ3内に備えられるメモリ14は、このようなCPU11の演算時などに用いられる。CPU11は、測定した厚みD1,D2や隙間距離Lをディスプレイ10に表示するとともに、取得した受光分布なども表示する。
本実施の形態では、CPU11の測定モードが予め記憶された「通常測定モード」と「逆測定モード」とのいずれかから選択切替可能とする切替スイッチ15が前記ディスプレイ10のタッチパネル機能に加えられている。つまり、ディスプレイ10のタッチパネル操作により、測定モードの切り替えを行うことができるようになっている。
切替スイッチ15により通常測定モードが選択された場合では、図3に示すように、CPU11は、センサヘッド2(投光素子5)の近接側1番目(受光分布の左側1番目)の受光ピーク位置を基準、即ち上ガラス基板W1の表面aの位置として対応付け、続いて2番目の受光ピーク位置を上ガラス基板W1の裏面bの位置、更に3番目の受光ピーク位置を下ガラス基板W2の表面cの位置、4番目の受光ピーク位置を下ガラス基板W2の裏面dの位置として対応付けて認識する。CPU11は、これらから厚みD1,D2や隙間距離Lの測定値を算出するための各面a〜dの位置(距離)を算出する。
これに対し、切替スイッチ15により逆測定モードが選択された場合では、図4に示すように、CPU11は、センサヘッド2(投光素子5)の離間側1番目(受光分布の右側1番目)の受光ピーク位置を基準、即ち下ガラス基板W2の裏面dの位置として対応付け、続いて2番目の受光ピーク位置を下ガラス基板W2の表面cの位置、更に3番目の受光ピーク位置を上ガラス基板W1の裏面bの位置、4番目の受光ピーク位置を上ガラス基板W1の表面aの位置として対応付けて認識する。同様に、CPU11は、これらから各面a〜dの位置(距離)を算出する。
ここで、被測定物である貼合せ基板Wが測定レンジから上方、即ちセンサヘッド2(投光素子5)の近接側に位置ずれし易い環境で使用するような場合、図5に示すように、例えば上ガラス基板W1の表面が測定レンジから外れることがある。すると、上ガラス基板W1の表面反射光に対応する受光ピークが受光分布には現れない。
因みに、このような場合に図3のように通常測定モードにて測定を行うと、CPU11は、受光分布の左側1番目の受光ピーク位置を基準、即ち上ガラス基板W1の表面aの位置として認識してしまうことから、実際は上ガラス基板W1の裏面bの位置であるにもかかわらず、左側1番目の受光ピーク位置が上ガラス基板W1の表面aの位置であると誤った対応付けを行ってしまう。従って、左側1番目の受光ピーク位置(実際は上ガラス基板W1の裏面bの位置)と2番目の受光ピーク位置(実際は下ガラス基板W2の表面cの位置)とで、CPU11は上ガラス基板W1の厚みD1を誤った状態で算出してしまう。また、その2番目の受光ピーク位置と3番目の受光ピーク位置(実際は下ガラス基板W2の裏面dの位置)とで、CPU11はガラス基板W1,W2間の隙間距離Lを誤った状態で算出してしまう。
そこで、本実施の形態では、上記のような環境で使用する場合、操作者の切替スイッチ15の操作により、逆測定モードに切り替えて被測定物(貼合せ基板W)の測定を行うことができるようになっている。
即ち、逆測定モードでは、図5に示すように、CPU11は、受光分布の右側1番目の受光ピーク位置を基準、即ち下ガラス基板W2の裏面dの位置として正常に対応付けが行われる。従って、右側1番目の受光ピーク位置(下ガラス基板W2の裏面dの位置)と2番目の受光ピーク位置(下ガラス基板W2の表面cの位置)とで、CPU11は下ガラス基板W2の厚みD2を的確に算出する。また、その2番目の受光ピーク位置と3番目の受光ピーク位置(上ガラス基板W1の裏面bの位置)とで、CPU11はガラス基板W1,W2間の隙間距離Lを的確に算出する。つまり、上ガラス基板W1の表面反射光の受光ピークが得られないことから上ガラス基板W1の厚みD1は測定されないが、残りの下ガラス基板W2の厚みD2やガラス基板W1,W2間の隙間距離Lといった測定対象部分は的確に算出される。
尚、被測定物が逆に測定レンジから下方、即ちセンサヘッド2(投光素子5)の離間側に位置ずれし易い環境で使用するような場合では、図3のように左側1番目の受光ピーク位置を基準とする通常測定モードにて測定を行うことが、測定対象部分が的確に算出可能であることから望ましい。
このように本実施の形態の距離測定装置1では、被測定物(貼合せ基板W)の測定位置の変動に対応可能な切替スイッチ15が備えられ、各ガラス基板W1,W2の厚みD1,D2や各ガラス基板W1,W2間の隙間距離Lといった測定対象部分が的確に測定可能に構成されている。
次に、本実施の形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施の形態では、コントローラ3に切替スイッチ15を設け、該切替スイッチ15によりCCD6で得た反射光の受光分布の受光ピーク位置と今回被測定物とした貼合せ基板Wの表裏面a〜dの位置とを対応付ける基準がセンサヘッド2(投光素子5)の近接側か離間側かのいずれかから選択することが可能に構成されている。つまり、被測定物が特に複数部材で構成され各部材の表面及び裏面が複数となる貼合せ基板Wといったものの測定時に、例えば貼合せ基板Wが上方(センサヘッド2の近接側)に位置ずれし易い環境で使用するような場合では、貼合せ基板Wの一部が測定レンジから外れてしまい、貼合せ基板Wの上ガラス基板W1の表面aなど近接側の一部の受光ピークが検出できなくなる。このような場合であっても、センサヘッド2の離間側に位置する下ガラス基板W2の裏面d位置を基準として貼合せ基板Wの各面a〜dと受光ピーク位置とを対応付けるように切替スイッチ15にて切り替えを行う(選択する)ことで、受光ピーク位置と貼合せ基板Wの各面b〜d(表面aが外れた場合)とを的確に対応付けすることができる。これにより、各ガラス基板W2の厚みD2や各ガラス基板W1,W2間の隙間距離Lといった測定対象部分を的確に測定することができる。
(2)本実施の形態の切替スイッチ15は、操作者の操作により選択切替可能に構成されるものとしたため、自動で選択を切り替える判定などはコントローラ3の制御構成に組み込む必要がなく、コントローラ3の制御構成の簡素化することができる。
(3)本実施の形態では、同一のセンサヘッド2に投光素子5及びCCD6を設ける一方で、CPU11及び切替スイッチ15はそのセンサヘッド2とは別体のコントローラ3に設けている。これにより、センサヘッド2の小型化に貢献でき、センサヘッド2の配置の自由度を向上することができる。また、本実施の形態のように、コントローラ3側に切替スイッチ15を設けた場合では、込み入った箇所に取り付けられることのあるセンサヘッド2側に切替スイッチを設けるよりも操作性に優れる。
尚、本発明の実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態では、ディスプレイ10のタッチパネル機能に切替スイッチ15を加えたが、切替スイッチを機械的な接点を有する構成とし、例えばコントローラ3側に設けてもよい。
・上記実施の形態では、選択手段(切替スイッチ15)を操作者の操作により選択することを可能に構成したが、例えばCCD6で得た受光分布の受光ピークの偏りから被測定物の位置ずれし得る側を回路にて判定し、その判定結果に基づいて自動で選択を切り替えるように構成してもよい。
・上記実施の形態では、センサヘッド2内に投光素子5及びCCD6を備えていたが、センサヘッド2の構成はこれに限らない。
例えば、投光素子をセンサヘッドとは別の場所に配置して光ケーブルでセンサヘッドに設けた照射部に光を供給し、その照射部から被測定物に光を照射する構成としてもよい。
また、投光素子5を赤色半導体レーザダイオードとしたが、他の投光素子を用いてもよい。
また、受光分布検出手段としてCCD6を用いたが、CCD以外で受光分布が得られる手段に置き換えてもよい。
・上記実施の形態では、同一のセンサヘッド2に投光素子5及びCCD6を設ける一方で、CPU11及び切替スイッチ15はそのセンサヘッド2とは別体のコントローラ3に設けたが、これらを全て一体に構成してもよい。
・上記実施の形態では、光透過性を有する被測定物として2枚のガラス基板W1,W2を貼り合わせた貼合せ基板Wの各種距離測定を実施したが、貼合せ基板(ガラス基板)以外の被測定物を測定してもよい。
・上記実施の形態では、貼合せ基板Wの表裏面a〜dの位置とを対応付ける基準がセンサヘッド2(投光素子5)の近接側か離間側かのいずれかから選択するようにしたが、基準を予め記憶された測定対象の各面a〜dのいずれかから選択するようにしてもよい。特に、被測定物が3つ以上の複数となる程、複数の表裏面から基準を選択可能とする意義は大きい。
次に、上記実施の形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ) 請求項1〜3のいずれか1項に記載の距離測定装置において、
前記受光分布検出手段は、CCDであることを特徴とする距離測定装置。
このようにすれば、CCDにて好適な受光分布を検出することができる。
(ロ) 光透過性を有する被測定物に光を照射し、その光の照射に基づく前記被測定物の表面及び裏面の各反射光を受光して測定レンジ内の受光分布を検出し、その受光分布における複数の受光ピーク位置から前記被測定物の表面位置及び裏面位置を対応付けるとともに、その受光ピーク位置から前記被測定物に関する測定対象部分の測定値を算出するようにした距離測定方法であって、
前記受光ピーク位置と前記被測定物の表面位置及び裏面位置とを対応付ける基準を、前記被測定物の各面のいずれかから選択するようにしたことを特徴とする距離測定方法。
このようにすれば、請求項1と同様な効果を得ることができる。
本実施の形態の距離測定装置の斜視図である。 距離測定装置の電気的構成を示すブロック図である。 距離測定を説明するための説明図である。 距離測定を説明するための説明図である。 距離測定を説明するための説明図である。
符号の説明
2…センサヘッド、3…コントローラ、5…投光手段としての投光素子、6…受光分布検出手段としてのCCD、11…測定値算出手段としてのCPU、15…選択手段としての切替スイッチ、D1,D2…測定対象部分としての厚み、L…測定対象部分としての隙間距離、W…被測定物としての貼合せ基板(W1…上ガラス基板、W2…下ガラス基板)、a〜d…面(表面・裏面)。

Claims (3)

  1. 光透過性を有する被測定物に光を照射する投光手段と、
    前記投光手段からの光の照射に基づく前記被測定物の表面及び裏面の各反射光を受光可能に配置され、測定レンジ内の受光分布を検出する受光分布検出手段と、
    前記受光分布検出手段で検出した受光分布における複数の受光ピーク位置から前記被測定物の表面位置及び裏面位置を対応付けるとともに、その受光ピーク位置から前記被測定物に関する測定対象部分の測定値を算出する測定値算出手段と
    を備えた距離測定装置であって、
    前記複数の受光ピーク位置と前記被測定物の表面位置及び裏面位置とを対応付ける基準を、予め記憶された測定対象とする全ての前記被測定物の各面のいずれかから選択する選択手段を備え
    前記選択手段は、前記複数の受光ピーク位置について、前記投光手段の近接側の受光ピークを基準として離間側に向かって順次前記被測定物の表面位置及び裏面位置との対応付けを行うか、又は前記投光手段の離間側の受光ピークを基準として近接側に向かって順次前記被測定物の表面位置及び裏面位置とを対応付けを行うかを切り替えるものであることを特徴とする距離測定装置。
  2. 請求項1に記載の距離測定装置において、
    前記選択手段は、操作者の操作により選択切替可能に構成されたことを特徴とする距離測定装置。
  3. 請求項1又は2に記載の距離測定装置において、
    前記測定値算出手段は、前記測定対象部分として前記被測定物の厚み又は複数の前記被測定物間の隙間距離の測定値を算出することを特徴とする距離測定装置。
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