JP6453744B2 - 電力デマンド管理装置および電力デマンド管理方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明に係る電力デマンド管理装置の構成の一例を示したものである。この図に示す電力デマンド管理装置1は、需要家における電力使用量を、快適性を損なうことなく契約電力以下に抑えるための管理装置であり、電力デマンド運転計画装置(以下、運転計画装置10と記す)と電力デマンド制御装置(以下、制御装置20と記す)とを備えている。
入力部11は、入力インターフェースであって、外部の装置からの外部情報を周期的に取得し、またユーザ用の入力端末から入力された設定情報を入力毎に取得する。
予測部12は、例えばコンピュータの演算処理部であり、入力部11において取得した情報に基づいて、ピークカット電力[Pcf]、および空調機器の削減電力[ΔPr(i,t)]を予測する。予測部12によるこれらの予測は、以降の電力デマンド管理方法において詳細に説明する。
運転計画演算部13は、例えばコンピュータの演算処理部であり、デマンド制御期間においての需要家内の蓄電池からの放電に関する運転計画を立案する。運転計画演算部13における運転計画の立案の手順は、以降の電力デマンド管理方法において詳細に説明する。
運転計画表示部14は、液晶表示装置などのモニタ装置である。この運転計画表示部14は、例えば空調重要度[R]に対する室温変化量[ΔTr](図5参照)、時間(t)毎/部屋(i)毎の空調重要度[R(i,t)](図6参照)、抑制順位[L(t)](図7参照)、および運転計画演算部13において立案した電力デマンド運転計画を表示する。
運転計画データ記憶部15は、例えばコンピュータに設けられた記憶部である。この運転計画データ記憶部15は、入力部11で取得した外部情報および設定情報、予測部12で予測した予測結果、運転計画演算部13で立案された運転計画、次に説明する運転計画処理部16で処理された結果、さらには運転計画の立案に必要な情報を記憶する。
運転計画処理部16は、例えばコンピュータの演算処理部であり、上述した入力部11、予測部12、運転計画演算部13、運転計画表示部14、および運転計画データ記憶部15間を連携してデータの入出力を制御するものである。この運転計画処理部16は、予め設定されたプログラムにしたがってデータの入出力および判断を行うことにより、運転計画演算部13での運転計画の立案を含む運転計画装置10による電力デマンド運転計画の作成を実行する。このような運転計画処理部16によって実行される電力デマンド運転計画の作成の詳細は、以降の電力デマンド管理方法において詳細に説明する。
電力デマンド入力部21は、入力インターフェースであって、需要家に取り付けられた取引用電力量計から、例えば1分間隔の周期で電力使用量を取得する。
電力デマンド制御演算部22は、コンピュータの演算処理部であり、電力デマンド制御の演算・判断を全て行う。例えば、この電力デマンド制御演算部22においては、電力デマンド入力部21において取得した電力使用量に基づき、電力デマンド制御間隔(例えば30分間)の平均電力使用量(すなわち電力デマンド)を予測する。そして、実測値に基づいて予測した電力デマンド[D]が、電力使用量の上限値である契約電力(以下、電力上限値[Pmax]と記す)を超過しているか否かを判断し、超過していると判断した場合には、需要家内の蓄電池からの放電量を算出する。電力デマンド制御演算部22による放電量の算出手順は、以降の電力デマンド管理方法において詳細に説明する。
制御指令出力部23は、出力インターフェースであって、電力デマンド制御演算部22で決定した内容に基づいて、電力デマンド制御の対象となる各負荷遮断・抑制機器に対し、運転の起動または停止の指示を出力し、また特に空調機器に対しては運転の起動・停止の他に設定温度の指示を出力する。さらに制御指令出力部23は、需要家内の蓄電池に対して、放電の開始または停止および放電量の目標値を出力する。
制御処理部24は、上述した運転計画装置10における運転計画データ記憶部15と、電力デマンド入力部21、電力デマンド制御演算部22、および制御指令出力部23間を連携してデータの入出力を制御するものである。この制御処理部24は、予め設定されたプログラムにしたがって、運転計画データ記憶部15と、電力デマンド入力部21、電力デマンド制御演算部22、および制御指令出力部23においての処理の順番を管理する。
次に、以上説明した電力デマンド管理装置1において実施される電力デマンド管理方法の手順を説明する。ここでは、先ず運転計画装置10による電力デマンド運転計画の作成手順を説明し、次いで制御装置20による電力デマンド制御の手順を説明する。
図2は電力デマンド運転計画の作成フロー図である。以下、図2のフローに従い、図1およびその他の必要図面を参照しつつ、空調機器を冷房運転する場合の電力デマンド運転計画の作成手順を説明する。本フローは、制御部10aを構成するCPUが、ROMに記録されたプログラムを実行することにより実現される。
先ず、自動取得処理を開始した後のステップS101aにおいて、入力部11は、所定時間に達したと判断した場合に、外部装置から(1)気象予報情報、(2)電力需要予測結果、(3)再生可能エネルギーの発電量予測結果、および(4)蓄電残量を取得する。(1)気象予報情報は、予め設定された運転計画対象期間に関する気温、湿度等の気象予報情報である。(2)電力需要予測結果は、需要家においての電力需要量の予測値であり、外部の装置において気象予報情報に基づいて算出される値である。(3)再生可能エネルギーの発電量予測結果は、需要家が有する再生可能エネルギー発電設備においての発電量の予測値であり、例えば気象によって発電量が変化する太陽光発電による発電量の予測値である。この予測値は、外部の装置において例えば気象予報情報に基づいて算出される値である。(4)蓄電残量は、本電力デマンド管理に用いる蓄電池の蓄電残量の合計である。
次いでステップS102aにおいて、予測部12は、ステップS101aで入力部11が取得した(2)電力需要予測結果および(3)再生可能エネルギーの発電量予測結果、およびこれらの誤差に関する情報に基づき、誤差を考慮したピークカット電力[Pcf]を以下のように算出する。
図2に戻り、手入力処理を開始した後のステップS101bにおいて、入力部11は、ユーザ用の入力端末から電力デマンド運転計画を作成するための各種の設定情報が入力されたと判断した場合に、これらの設定情報を取得する。ここで取得する設定情報は、以下に説明する空調重要度[R]に対する室温変化量[ΔTr]と、時間(t)毎/部屋(i)毎の空調重要度[R(i,t)]と、各負荷遮断・抑制機器の抑制順位[L(t)]の設定であり、以下の通りである。
次にステップS102bにおいて、予測部12は、ステップS101aで取得した(1)気象予報情報、およびステップS101bで取得した設定情報に基づいて空調機器の削減電力[ΔPr(i,t)]を予測する。
図8は、空調機器の削減電力[ΔPr(i,t)]の予測に適用される熱負荷モデルを説明する図であり、建物の部屋81内における熱負荷モデルを示している。この図に示すように建物の部屋81には多くの形態の熱負荷が作用する。部屋81に作用する熱負荷の一部は外部からのものであり、例えば換気により侵入する換気侵入熱[qV]、窓からの日射や外気と室温の差による窓面侵入熱[qG]、外気と室温の差による壁からの壁体貫流熱[qW]などがある。また部屋81の内部で発生する熱負荷として、照明やパソコンなどの機器が発する機器発熱[qE]、居住者が発する人体発熱[qP]などがある。これに対して、空調設備から供給される熱がある。これが空調熱負荷[qA]であり、空調設備により空調熱負荷が部屋81に供給されることで部屋81の空調が行われる。
図9は、統計手法による空調機器の削減電力[ΔPr(i,t)]の算出方法を示す図である。統計モデルによる予測方法を適用する場合、過去の日時、気象条件(気温、湿度、日射量)、各部屋の消費電力の実績値を蓄積し、予め運転計画データ記憶部15に保存しておく。図9に示すように、運転計画立案時には、実績値の日時および気象条件(気温、湿度、日射量)の範囲と部屋を指定し、統計モデルを用いて室温に対する電力需要量を求める。このとき、統計モデルとしては、多変量解析、記憶による推論(Memory-based Reasoning)、ニューラルネットワーク等の手法を用いることができる。その後、この結果を用いて、室温変化量に対する削減電力を予測する。
再び図2に戻り、次のステップS103において、運転計画処理部16は、ステップS101bで取得した取得した設定情報と、ステップS102bで予測した空調機器の削減電力[ΔPr(i,t)]およびヒステリシスとから、電力デマンド制御の抑制順位[L(t)]の設定リストを生成する。
図2に戻り、次のステップS104において、運転計画演算部13は、ステップS102aにおいて算出したピークカット電力[Pcf]を削減するため、需要家内の蓄電池からの放電量の運転計画を以下のように立案する。
次に再び図2に戻り、ステップS105において、運転計画演算部13は、ステップS104で各時間(t)に割り当てられた合計の放電量と、図7に示した時間(t)毎の負荷遮断・抑制機器の抑制順位[L(t)]の設定とに基づいて、電力デマンド運転計画を立案する。
再び図2に戻り、ステップS106において、運転計画演算部13は、ピークカットされた運転計画後の電力デマンド予測値[D1]と電力上限値[Pmax]を比較する(図15参照)。そして[D1]≦[Pmax]である(Yes)、と判断した場合にはステップS107に進み、[D1]≦[Pmax]ではない(No)、と判断した場合にはステップS108に進む。
ステップS107において、運転計画処理部16は、運転計画演算部13で立案した電力デマンド運転計画を、運転計画データ記憶部15に保存する。これにより、ステップS106において[D1]≦[Pmax]である(Yes)と判断された運転計画のみが、運転計画データ記憶部15に保存され、以降の説明する電力デマンド制御における運転計画として適用される。
一方ステップS108において、運転計画処理部16は、運転計画表示部14に対して、運転計画後の電力デマンド予測値[D1]が、電力上限値[Pmax]を超過していることを知らせる警告を表示させる。これにより、ユーザに対して、ユーザ用の入力端末から入力された設定情報では、電力デマンド予測値[D1]が電力上限値[Pmax]を超えてしまうことを警告し、ユーザに対して設定情報の書き換えを促すことができる。
図16は電力デマンド制御フロー図である。以下、図16のフローにしたがい、図1を参照しつつ、空調機器を冷房運転する場合の電力デマンド制御の手順を説明する。本フローは、制御部20aを構成するCPUが、ROMに記録されたプログラムを実行することにより実現される。
先ず、ステップ201において、電力デマンド入力部21は、需要家に取り付けられた取引用電力量計から、需要家における実際の電力使用量を取得する。このような電力デマンド入力部21による電力使用量の取得は、周期的(例えば1分間隔)に実施される。このため、次のステップS202以降の手順は、ステップS202において電力使用量が取得される毎に、周期的に繰り返し実施されることとする。
次にステップS202において、電力デマンド制御演算部22は、電力デマンド入力部21において取得した電力使用量に基づき、下記[式6]のように、デマンド制御期間(30分間)の平均電力使用量を、実測に基づく電力デマンド[D]として予測する。
ステップS203において、電力デマンド制御演算部22は、電力デマンド制御演算部22において予測した、実測に基づく電力デマント[D]が、電力上限値[Pmax]を超えるか否かを判断する。そして、図17に示すように、[Pmax]<[D]であって、電力デマント[D]が、電力上限値[Pmax]を超える(Yes)と判断した場合には、ステップS204に進む。一方、超えない(No)と判断した場合には、ステップS205に進む。
ステップS204において、電力デマンド制御演算部22は、運転計画装置10で作成した電力デマンド運転計画に基づく蓄電池からの放電、および負荷遮断・抑制機器の運転パターンを演算する。ここでは、電力デマンド制御演算部22が、運転計画データ記憶部15に保存された電力デマンド運転計画(図14)を参照する。そして、実測値に基づく電力デマント[D]と電力上限値[Pmax]との差分[D−Pmax]に相当する削減電力の負荷遮断・抑制機器を、抑制順位[L(t)]の小さい順から負荷遮断・抑制を決定する。この際、電力デマンド制御演算部22は、電力デマンド運転計画の抑制順位[L(t)]=0に、蓄電池の割り当てが存在する場合には、割り当てられた放電量の範囲内で、上述した差分[D−Pmax]に相当する放電が蓄電池からなされるように放電量を決定する。したがって、上述した差分[D−Pmax]が、抑制順位[L(t)]=0の蓄電池に対して割り当てられた放電量を超えなければ、蓄電池からの放電のみで、抑制順位[L(t)]=1以降の負荷遮断・抑制機器の負荷遮断・抑制運転を実施する必要はない。また上述した差分[D−Pmax]が割り当てられた放電量を超えた場合は、超えた分をまかなえるように、負荷遮断・抑制を決定する。
一方、ステップS205において、電力デマンド制御演算部22は、現在、負荷遮断・抑制されている負荷遮断・抑制機器があるか否かを判断する。負荷遮断・抑制されている負荷遮断・抑制機器がある(yes)と判断した場合にはステップS206に進む。一方、無い(No)と判断した場合には、ステップS201に戻って以降を繰り返す。
ステップS206において、電力デマンド制御演算部22は、ステップS202で予測した実測に基づく電力デマント[D]が、電力上限値[Pmax]に対して現在のデマンド制御レベルに該当するヒステリシスを考慮した値を下回っているか否かを判断する。
ステップS207において、電力デマンド制御演算部22は、負荷遮断・抑制されている負荷遮断・抑制機器のうち、実測値に基づく電力デマント[D]と電力上限値[Pmax]との差分に相当する削減電力の負荷遮断・抑制機器を、抑制順位[L(t)]の数値が大きい順から再起動させる判断を行う。その後はステップS201に戻って上記の処理を繰り返す。
以上説明した実施形態では、電力デマンド管理装置1の運転計画装置10が、立案した運転計画を表示する運転計画表示部14を備えた構成である。このため、ユーザはこの表示によって、立案され運転計画を確認することが可能である。この運転計画表示部14は、例えば図13に示すように、ピークカット電力[Pcf]に対して、負荷遮断・抑制機器による削減電力と蓄電池からの放電量とを、時間(t)毎に割り当てた画像の表示を行う。このため、ピークカット電力[Pcf]に対する、削減電力および放電量の割り当てが不足している場合に、各種の設定を書き換える場合の指標として、割り当てが不足している時間(t)および分量を確認し易く、ユーザによる運転計画の見直しを支援することが可能である。
時間(t)毎/部屋(i)毎の空調重要度[R(i,t)]と室温変化量[ΔTr]とから予測する構成を説明した。しかしながら、空調機器の削減電力は、ユーザが時間(t)毎/部屋(i)毎に設定した値として、入力端末から直接入力する構成としてもよい。これにより、運転計画演算部13においての運転計画の立案を簡便にすることができる。
11…入力部
12…予測部
13…運転計画演算部、
14…運転計画表示部
15…運転計画データ記憶部
16…運転計画処理部
21…電力デマンド入力部、
22…電力デマンド制御演算部
23…制御指令出力部
24…制御処理部
[Pc]…ピークカット電力
[R(i,t)]…部屋毎/時間毎の空調重要度
[ΔTr]…室温変化量
[ΔPr(i,t)]…空調機器の削減電力
[Pmax]…電力上限値
Claims (15)
- 入力端末から入力された負荷遮断または抑制運転する設備機器に関する設定情報を取得する入力部と、
需要家における電力使用量を設定された電力上限値以下に抑えるために削減するピークカット電力に対して、前記入力部において取得された前記設備機器の負荷遮断または抑制運転による削減電力と、当該需要家が有する蓄電池からの放電量とを、時間毎に割り当てた運転計画を立案する運転計画演算部と、
前記ピークカット電力に対して、前記運転計画演算部で立案した前記設備機器の負荷遮断または抑制運転による削減電力と前記蓄電池からの放電量とを、時間毎に割り当てた画像の表示を行う運転計画表示部とを備えた
電力デマンド管理装置。 - さらに、
前記設備機器として設定された各空調機器の負荷遮断または抑制運転による削減電力を予測する予測部を備え、
前記入力部は、前記設定情報として前記入力端末から入力された部屋毎および時間毎の空調重要度と空調重要度に対応する室温変化量と取得すると共に、外部の装置から気象予報情報を取得し、
前記予測部は、前記入力部において取得した前記空調重要度、前記室温変化量、および前記気象予報情報と、建物の熱負荷モデルまたは過去の実績データを活用した統計手法とに基づいて前記各空調機器の削減電力を予測し、
前記運転計画表示部は、前記入力部において取得した部屋毎および時間毎の空調重要度および空調重要度に対応する室温変化量と、前記予測部で予測した前記各空調機器の削減電力とを表示する
請求項1記載の電力デマンド管理装置。 - 前記入力部は、前記設備機器として設定された各空調機器に関する時間毎の削減電力を、前記設備機器に関する設定情報として取得し、
前記運転計画演算部は、前記入力部で取得した前記各空調機器の削減電力を、時間毎に割り当てて前記運転計画を立案する
請求項1記載の電力デマンド管理装置。 - 前記運転計画演算部は、前記運転計画演算部で立案した運転計画を実施した場合の電力デマンドと前記電力上限値とを比較し、
前記運転計画表示部は、前記運転計画演算部において前記電力デマンドが前記電力上限値以下ではないと判断された場合に、警告を表示する
請求項1記載の電力デマンド管理装置。 - 前記入力部は、前記入力端末から前記設定情報が入力される毎に、当該設定情報を取得し、
前記運転計画演算部は、前記入力部が前記設定情報を取得する毎に、前記運転計画を立案する
請求項1記載の電力デマンド管理装置。 - さらに
前記入力部において外部の装置から取得した需要家の電力需要予測結果と再生可能エネルギーの発電量予測結果とに基づいて、前記ピークカット電力を算出する予測部を備え、
前記入力部は、前記入力端末から入力された電力需要予測の誤差と再生可能エネルギーの発電量予測の誤算に関する誤差情報を取得し、
前記予測部は、前記入力部において取得した前記誤差情報に基づいて前記算出した前記ピークカット電力を修正し、
前記運転計画演算部は、前記予測部において修正した前記ピークカット電力に基づいて、前記運転計画を立案する
請求項1記載の電力デマンド管理装置。 - 前記入力部は、外部の装置から前記蓄電池の蓄電残量を周期的に取得し、
前記運転計画演算部は、前記入力部が前記蓄電池の蓄電残量を取得する毎に、前記運転計画を立案する
請求項1記載の電力デマンド管理装置。 - さらに、
前記蓄電池および前記設備機器に対して、前記運転計画に基づく運転制御の指令を出力する制御指令出力部と、
外部の電力量計から需要家の電力使用量を取得する電力デマンド入力部と、
前記電力デマンド入力部において取得した前記電力使用量に基づいて、デマンド制御期間の電力デマンドを予測し、予測した電力デマンドが前記電力上限値を超えるか否かを判断する電力デマンド制御演算部とを備え、
前記制御指令出力部は、前記電力デマンド制御演算部において、前記予測した電力デマンドが前記電力上限値を超えると判断した場合に、前記蓄電池および前記設備機器に対して前記指令を出力する
請求項1記載の電力デマンド管理装置。 - 前記制御指令出力部は、前記蓄電池に対して、当該蓄電池の蓄電残量の範囲内において、前記予測した電力デマンドと前記電力上限値との差分に相当する放電量を放電する指令を出力する
請求項8記載の電力デマンド管理装置。 - 前記入力部は、前記設備機器に関する設定情報として、時間毎に設定した当該設備機器の抑制順位を取得し、
前記運転計画演算部は、前記ピークカット電力に対して時間毎に、前記設備機器のうち前記抑制順位が上位の設備機器から順に当該設備機器の負荷遮断または抑制運転による削減電力を割り当て、前記ピークカット電力の範囲内で当該削減電力の割り当てが不足している部分が存在している場合には当該不足している部分に優先的に前記蓄電池からの放電量を割り当て、さらに前記ピークカット電力の範囲で前記抑制順位が下位の設備機器から順に前記蓄電池からの放電量を割り当てて前記運転計画を立案し、前記蓄電池からの放電が割り当てられた時間において、当該蓄電池からの放電を、任意の抑制順位の設備機器に設定する
請求項1記載の電力デマンド管理装置。 - 前記運転計画演算部は、前記蓄電池からの放電が割り当てられた時間において、当該蓄電池からの放電を、前記設備機器の抑制順位の最上位に設定する
請求項10記載の電力デマンド管理装置。 - 蓄電池からの放電と負荷遮断・抑制機器の負荷遮断、抑制運転とにより、需要家における電力使用量を、設定された電力上限値以下に抑えるための電力デマンド管理方法であって、
入力部が、入力端末から入力された負荷遮断または抑制運転する設備機器に関する設定情報を取得する手順と、
運転計画演算部が、需要家における電力使用量を設定された電力上限値以下に抑えるために削減するピークカット電力に対して、前記入力部において取得した前記設備機器の負荷遮断・抑制運転による削減電力と、当該需要家が有する蓄電池からの放電量とを、時間毎に割り当てた運転計画を立案する手順と、
運転計画表示部が、前記運転計画演算部で立案した前記運転計画に関する画像として、前記ピークカット電力に対して、前記設備機器の負荷遮断または抑制運転による削減電力と蓄電池からの放電量とを時間毎に割り当てた画像を表示する手順とを備えた
電力デマンド管理方法。 - 前記画像を表示する手順の後、
さらに、ユーザが前記設定情報を再入力によって書き換える手順を備え、
前記運転計画を立案する手順においては、前記設定情報が再入力される毎に、前記運転計画演算部が再入力された設定情報に基づいて前記運転計画を立案する
請求項12に記載の電力デマンド管理方法。 - 前記運転計画を立案する手順の前に、
予測部は、前記設備機器として設定された各空調機器の負荷遮断または抑制運転による削減電力を予測し、
前記入力部は、前記設定情報として前記入力端末から入力された部屋毎および時間毎の空調重要度と空調重要度に対応する室温変化量を取得すると共に、外部の装置から気象予報情報を取得し、
前記予測部は、前記入力部において取得した前記空調重要度、前記室温変化量、および前記気象予報情報と、建物の熱負荷モデルまたは過去の実績データを活用した統計手法とに基づいて前記各空調機器の削減電力を予測し、
前記各空調機器の削減電力を予測した後、
前記運転計画表示部は、前記入力部において取得した部屋毎および時間毎の空調重要度および空調重要度に対応する室温変化量と、前記予測部で予測した前記各空調機器の削減電力とを表示する
請求項12に記載の電力デマンド管理方法。 - 前記設備機器に関する設定情報を取得する手順では、前記入力部は、前記設備機器として設定された各空調機器に関する時間毎の削減電力を、前記設備機器に関する設定情報として取得し、
前記運転計画を立案する手順では、前記運転計画演算部は、前記入力部で取得した前記各空調機器の削減電力を、時間毎に割り当てて前記運転計画を立案する
請求項12に記載の電力デマンド管理方法。
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