JP6453054B2 - ガス供給装置 - Google Patents
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Description
同図中、7aはベンチュリーミキサー5への原料ガスbの供給開閉弁、7bはその供給開閉弁7aのコントローラ、7cは原料ガスbの遮断弁、8はコンプレッサ1からの加圧空気aを調圧するローディング用ガバナ、9aは上下限圧遮断コントローラ、9bは昇圧防止弁、10は出口ガバナであって、クッションタンク6に貯蔵したガスgを消費態様に応じた圧力(ガス圧力)として供給する。
この調圧された加圧空気a1が中圧調整器4のダイヤフラムのバネ室に送り込まれると、そのダイヤフラムに設けた弁体を開弁方向に付勢して、中圧調整器4からベンチュリーミキサー5への原料ガスb1の送出圧力を高めるとともに、空気弁2のダイヤフラムのバネ室に送り込んで空気弁2の空気吸入圧力を高めて、ベンチュリーミキサー5で原料ガスb1と加圧空気a1とを混合してクッションタンク6に貯蔵した際に、その貯蔵した混合ガスgのガス圧力を高めつつ、その混合比率を予め決めた所定範囲内に維持し得る。そのクッションタンク6から貯蔵した混合ガスgを家庭等の需要者に供給する(特許文献1 請求項1、段落0025〜0044、図1等参照)。
しかし、このガス供給装置は、中〜大流量(例えば、7〜50m3/h)での発熱量に合っている場合において、7m3/h未満の小流量の供給をした場合、発熱量が規定範囲を超えて高くなって(空気量に対する原料ガス量比が高くなって)、不完全燃焼が生じる恐れから、通常のガス機器を使用できないという問題が生じた。
すなわち、消費されるガスが中〜大流量の場合は、消費量が多いことから、下記各原因による空気量に対する原料ガス量比が規定範囲を外れることはないが、同小流量の場合、ガス生産が繰り返される(ON−OFFされる)ことによって、下記各原因がその繰り返し毎に生じて空気量に対する原料ガス量比が規定範囲を外れる恐れがある。
また、他の原因として、供給開閉弁7aが自圧制御のため、その開閉動作が緩慢であって、若干の応答遅れが発生し、供給開閉弁7aの応答遅れによる原料ガスb1のベンチュリーミキサー5への流れ込みが遅れ、やはり、加圧空気a1の吸引量が不足することによる。
さらに、他の原因として、供給開閉弁7aを開弁させる原料ガス(自圧ガス)bが、その開放時、原料ガス圧力がクッションタンク6の内圧より高い場合が多く、その場合、供給開閉弁7aのコントローラ7bを介してクッションタンク6内に混入する現象があり、この混入する量自体は僅かであるものの、消費量が少ない小流量の供給の場合には、発熱量上昇の一因となり得る。
電磁開閉弁はその応答遅れが無く瞬時に開閉するとともに、小型化が容易であるため、ベンチュリーミキサー5に近づけて設置することができ、両者間のガス管路も短くし得る。このため、上記供給開始時における電磁開閉弁とベンチュリーミキサーへのガス管に残ったガス量も少なくなる。
また、自圧コントロールでなくなるため、その制御用の開閉弁コントローラ7bが不要となり、そのコントローラ7bから原料ガスbがクッションタンク6内に混入することも無くなる。
この入口バルブ15の後段に2つの防爆電磁弁(電磁開閉弁)16a、16b(総称符号:16)が介設され、この両電磁開閉弁16の間に上記中圧調整器4が設けられている。前段の電磁開閉弁16aはこの装置において何らかの支障が生じた際に閉弁される安全弁であり、後段の電磁開閉弁16bはクッションタンク6が所要圧力になると閉弁し、その閉弁状態において、クッションタンク6が所要圧力に低下すると開弁されて、混合ガスgの生産が開始される。
図中、Sは圧力スイッチ(センサ)であり、この各圧力スイッチS及び前記電磁開閉弁16a、16bは制御器20に接続されている。このため、制御器20においては、各圧力スイッチSからのガス圧力が電気信号として入力しており、この入力信号に基づき電磁開閉弁16a、16bを開閉する。
このガス供給装置は、電磁開閉弁16等の電源を必要とするため、電力が供給されている場所(地域)においては、その電源を使用すれば良いが、電源が無い場合は、原料ガス(液化石油ガス)駆動の発電機を併設し、この電力を使用する。このとき、併設する原料ガスボンベの原料ガスをこの発電機に使用することができる。発電機は内燃機関駆動とすることができる。
この混合ガスgの生産は、クッションタンク6内のガス圧力が所要圧力になるまで行われ、以後、そのガス圧力に応じてその生産・停止が繰り返されて安定した混合ガスg1の供給が行われる。また、この装置において何らかの支障が生じれば、電磁開閉弁16aが閉弁されて安全が担保される。
このように、適切なガス混合作用が瞬時に開始されるため、消費(供給)流量が小さい(7m3/h未満の)小流量の供給の場合においても、原料ガス:空気の混合比が規定範囲から外れて原料ガス量が多くなって発熱量が上昇することはない。
したがって、このガス供給装置は、中〜大流量(例えば、7〜50m3/h)での発熱量に合っている場合において、7m3/h未満の小流量の供給になった場合においても、発熱量が規定範囲を超えて高くなることはない。
なお、図1と図2の配管構成の比較から、この発明のガス供給装置は従来のガス供給装置に比べてその構成が簡単となることが理解できる。
2 空気弁
3 原料ガスボンベ
4 中圧調整器
5 ベンチュリーミキサー
6 クッションタンク
16a、16b 電磁開閉弁
a、a1、a2 加圧空気(圧縮空気)
b、b1 LPガス(原料ガス)
g、g1 混合ガス
Claims (2)
- 外気を加圧するコンプレッサ(1)と、原料ガスボンベ(3)からの液化石油ガス(b)を調圧する調整器(4)と、前記コンプレッサ(1)からの加圧空気(a2)と前記調整器(4)からの液化石油ガス(b1)を混合するベンチュリーミキサー(5)と、そのベンチュリーミキサー(5)からの液化石油ガス(b1)と加圧空気(a2)の混合ガス(g)を貯蔵するクッションタンク(6)とを有し、
上記コンプレッサ(1)から吐出された加圧空気(a1)を、上記調整器(4)のダイヤフラムのバネ室に送り込んで、このダイヤフラムに設けた弁体を開弁方向に付勢して、前記調整器(4)から前記ベンチュリーミキサー(5)への液化石油ガス(b1)の送出圧力を高め、前記ベンチュリーミキサー(5)でその送出圧力が高まった液化石油ガス(b1)と加圧空気(a2)とを混合して都市ガスと同等な燃焼性を有する混合ガス(g)としてその混合ガス(g)をクッションタンク(6)に貯蔵し、その貯蔵した混合ガス(g)を需要者に供給するようにしたガス供給装置において、
上記調整器(4)から上記ベンチュリーミキサー(5)へのガス管路にそのベンチュリーミキサー(5)への液化石油ガス供給用電磁開閉弁(16b)を介設し、
上記クッションタンク(6)にその貯蔵した混合ガス(g)の圧力スイッチ(S)を付設し、その圧力スイッチ(S)からの電気信号に基づき前記電磁開閉弁(16b)を開閉して小流量の混合ガス供給になっても、発熱量が規定範囲を外れないようにしたことを特徴とするガス供給装置。 - 発電機を併設し、上記液化石油ガス供給用電磁開閉弁(16b)は、前記発電機からの電力によって開閉するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のガス供給装置。
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