JP6452565B2 - ケーブル接続構造、ケーブル整線部品 - Google Patents

ケーブル接続構造、ケーブル整線部品 Download PDF

Info

Publication number
JP6452565B2
JP6452565B2 JP2015141528A JP2015141528A JP6452565B2 JP 6452565 B2 JP6452565 B2 JP 6452565B2 JP 2015141528 A JP2015141528 A JP 2015141528A JP 2015141528 A JP2015141528 A JP 2015141528A JP 6452565 B2 JP6452565 B2 JP 6452565B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
substrate
electrode
predetermined position
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015141528A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017027660A (ja
Inventor
修一 益山
修一 益山
龍哉 塩田
龍哉 塩田
平尾 大輔
大輔 平尾
迭也 竹部
迭也 竹部
浩康 小泉
浩康 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP2015141528A priority Critical patent/JP6452565B2/ja
Priority to US15/171,257 priority patent/US9548549B1/en
Priority to TW105117972A priority patent/TWI616902B/zh
Priority to CN201610416636.3A priority patent/CN106356652B/zh
Publication of JP2017027660A publication Critical patent/JP2017027660A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6452565B2 publication Critical patent/JP6452565B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R9/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
    • H01R9/03Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections
    • H01R9/05Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections for coaxial cables
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/50Fixed connections
    • H01R12/59Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • H01R12/594Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures for shielded flat cable
    • H01R12/598Each conductor being individually surrounded by shield, e.g. multiple coaxial cables in flat structure
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B11/00Communication cables or conductors
    • H01B11/18Coaxial cables; Analogous cables having more than one inner conductor within a common outer conductor
    • H01B11/20Cables having a multiplicity of coaxial lines
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K2201/00Indexing scheme relating to printed circuits covered by H05K1/00
    • H05K2201/10Details of components or other objects attached to or integrated in a printed circuit board
    • H05K2201/10227Other objects, e.g. metallic pieces
    • H05K2201/10356Cables
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/3405Edge mounted components, e.g. terminals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

本発明は複数の同軸ケーブルを基板上に接続する際に用いるケーブル接続構造、ケーブル整線部品に関する。
複数の同軸ケーブルを整線する方法として特許文献1,2,3に示された技術などが知られている。図14に特許文献1の図1を示す。特許文献1の要約には、「本発明に係る端末加工ケーブルアレイは、複数本のケーブルと、熱硬化していない成型された熱硬化樹脂から構成される端末保持材と、を備えた端末加工ケーブルアレイであって、前記ケーブルが端末を揃えて特定ピッチ間隔で配列され、端末側の前記ケーブルを構成する導体が露出され、前記露出した導体が、前記端末保持材によって前記特定ピッチ間隔で固定されることを特徴とする。」と示されている。
図15に特許文献2の図1を示す。特許文献2の要約には、「ケーブル接続構造は、多芯同軸ケーブル2の中心導体3を接続する信号電極8、及び多芯同軸ケーブル2の外部導体5を接続するグランド電極9を有する基板7の信号電極8とグランド電極9との間に、多芯同軸ケーブル2の内部絶縁体4を付着した状態で中心導体3を位置決めするための位置決め手段11を備えている。位置決め手段11は、位置決め手段11に付着された内部絶縁体4の位置を整列した後に硬化する接着性の非導電性材料からなる。」と示されている。
図16に特許文献3の図1を示す。特許文献3の要約には、「多心ケーブルハーネス10は、信号伝送用の同軸ケーブル11と、電源供給用のケーブル11Aと、中心導体44、中心導体44の外周に配設された外部導体42及び外部導体42の外周に配設された外被41を有するグランドケーブル40と、が並列に配置されており、同軸ケーブル11の外被12の外径とグランドケーブル40の外被41の外径が略同等であり、同軸ケーブル11の外部導体13の外径とケーブル11Aの外部導体13Aの外径とグランドケーブル40の外部導体42の外径が略同等であり、同軸ケーブル11の外部導体13、ケーブル11Aの外部導体13A及びグランドケーブル40の外部導体42が共通のグランドバー20,30に導電接続されている。」と示されている。
特開2011−86460号公報 特開2014−103130号公報 特開2008−166251号公報
特許文献1,2に示された技術は複数の被覆がついた状態のケーブルを平面状に並べて(整線して)一括で端末加工する技術である。しかし、ケーブルの整線にシート状のもの(特許文献1はポリイミドシート、特許文献3はラミネートテープ)を用いているので、ケーブルの配列ピッチ(それぞれのケーブルごとの間隔)を正確に定めにくいこと、シート状のものが柔軟なので平面状の状態を維持しながら取り扱うことが難しいなどの欠点がある。特許文献3に示された技術は、複数のケーブルを平面状に並べて(整線して)一括で端末加工する技術ではなく、個々に端末加工された状態の同軸ケーブルの外部導体とグランドケーブルとを接続する技術と中心導体を位置決めする技術である。
本発明はこのような状況を鑑み、複数の被覆がついた状態のケーブルを平面状に並べる工程から基板上の電極に接続する工程までの処理が容易になるケーブル接続構造、ケーブル整線部品を提供することを目的とする。
本発明の第1のケーブル接続構造は、グランドケーブルとN個(Nは2以上の整数)の同軸ケーブルを基板と平行な平面状に並べて基板上の電極に接続するためのケーブル整線部品を有するケーブル接続構造である。基板は、N個の電極、グランド電極、位置基準部を備える。N個の電極は、それぞれごとにあらかじめ定められた間隔で一列に配置されている。グランド電極は、電極の列と平行に配置されており、帯状である。位置基準部は、基板上での位置関係の基準となる部分である。
ケーブル整線部品は、形状が固定されており、位置決定部、N個のケーブル貫通孔、グランドケーブル貫通孔、開口部を備える。位置決定部は、位置基準部に固定させた状態のときにケーブル整線部品が基板上で所定の位置となる。N個のケーブル貫通孔は、所定の位置のときに電極の列と垂直かつ基板に平行となり、同軸ケーブルを挿入・貫通させるための穴である。グランドケーブル貫通孔は、所定の位置のときに電極の列と垂直かつ基板に平行となり、グランドケーブルを挿入・貫通させるための穴である。開口部は、N個のケーブル貫通孔とグランドケーブル貫通孔の途中に設けられている。
ケーブル貫通孔は、所定の位置のときに基板と垂直となる方向の寸法が、開口部よりも電極側の方が、電極の反対側より大きい。N個の同軸ケーブルは、所定の位置のときに電極の反対側となる方向からケーブル貫通孔に挿入され、貫通した状態で、開口部から注入された接着剤によって固定された状態である。グランドケーブルは、所定の位置のときにグランド電極の反対側となる方向からグランドケーブル貫通孔に挿入され、貫通した状態で、開口部から注入された接着剤によって固定された状態である。ケーブル整線部品が所定の位置に配置された状態で、同軸ケーブルの外部導体がグランド電極と接続され、同軸ケーブルの中心導体がN個の電極のいずれかと接続され、グランドケーブルの導線がグランド電極と接続されている。
本発明の第2のケーブル接続構造は、M個(Mは2以上の整数)の1心の導線が被覆された信号ケーブルを基板と平行な平面状に並べて基板上の電極に接続するためのケーブル整線部品を有するケーブル接続構造である。基板は、M個の電極と位置基準部を備える。M個の電極は、それぞれごとにあらかじめ定められた間隔で一列に配置されている。位置基準部は、基板上での位置関係の基準となる部分である。
ケーブル整線部品は、形状が固定されており、位置決定部、M個のケーブル貫通孔、開口部を備える。位置決定部は、位置基準部に固定させた状態のときにケーブル整線部品が基板上で所定の位置となる。M個のケーブル貫通孔は、所定の位置のときに電極の列と垂直かつ基板に平行となり、信号ケーブルを挿入・貫通させるための穴である。開口部は、M個のケーブル貫通孔の途中に設けられている。
ケーブル貫通孔は、所定の位置のときに基板と垂直となる方向の寸法が、開口部よりも電極側の方が、電極の反対側より大きい。M個の信号ケーブルは、所定の位置のときに電極の反対側となる方向からケーブル貫通孔に挿入され、貫通した状態で、開口部から注入された接着剤によって固定された状態である。ケーブル整線部品が所定の位置に配置された状態で、信号ケーブルの導線がM個の電極のいずれかと接続されている。
本発明のケーブル接続構造、ケーブル整線部品によれば、ケーブル整線部品は形状が固定されているので、同軸ケーブルもしくは信号ケーブルをケーブル整線部品に挿入・貫通させ、被覆を除去するなどの端末加工を施すときに作業が容易である。また、位置決定部を位置基準部に固定させることで、ケーブル整線部品の基板上での位置を決めることができる。さらに、ケーブル貫通孔は、所定の位置のときに基板と垂直となる方向の寸法が、開口部よりも電極側の方が電極の反対側より大きいので、開口部を設けても同軸ケーブルもしくは信号ケーブルを挿入しやすい。よって、複数の被覆がついた状態のケーブルを平面状に並べる工程から基板上の電極に接続する工程までの処理が、従来よりも容易になる。
実施例1のケーブル整線部品の斜視図を示す図。 実施例1のケーブル整線部品の構造を詳細に示す図。 ケーブル整線部品のケーブル貫通孔の形状と開口部を形成する位置を示すための図。 ケーブル接続方法の手順を示す図。 同軸ケーブルとグランドケーブルをケーブル整線部品に取り付け、被覆、外部導体、内部絶縁層を除去した様子を示す図。 同軸ケーブルとグランドケーブルをケーブル整線部品に取り付け、端末処理を施した状態を示す斜視図。 図6に示した状態のケーブル整線部品を基板に取り付けた状態を示す斜視図。 図6に示した状態のケーブル整線部品を基板に取り付けた状態を示す図。 ケーブル整線部品を基板に取り付けるときに位置基準部に位置決定部を固定させる様子を示す図。 実施例2のケーブル整線部品の構造を詳細に示す図。 信号ケーブルと(1心の導線が被覆された)電力ケーブルとをケーブル整線部品に挿入・貫通させた状態で、接着剤で固定し、さらに端末処理を施して基板に取り付けた状態を示す図。 実施例3のケーブル整線部品の構造を示す図。 実施例3のケーブル整線構造の取付けステップ(S140)の様子を示す図。 特許文献1の図1を示す図。 特許文献2の図1を示す図。 特許文献3の図1を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、同じ機能を有する構成部には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
図1に実施例1のケーブル整線部品の斜視図を示す。図2は実施例1のケーブル整線部品の構造を詳細に示す図である。図3はケーブル整線部品のケーブル貫通孔の形状と開口部を形成する位置を示すための図である。図3(A)は1つ目のケーブル貫通孔の形状の例を示す図、図3(B)は2つ目のケーブル貫通孔の形状の例を示す図である。図4はケーブル接続方法の手順を示す図、図5は同軸ケーブルとグランドケーブルをケーブル整線部品に取り付け、被覆、外部導体、内部絶縁層を除去した様子を示す図である。図6は同軸ケーブルとグランドケーブルをケーブル整線部品に取り付け、端末処理を施した状態を示す斜視図、図7は図6に示した状態のケーブル整線部品を基板に取り付けた状態を示す斜視図、図8は図6に示した状態のケーブル整線部品を基板に取り付けた状態を示す図である。図9はケーブル整線部品を基板に取り付けるときに位置基準部に位置決定部を固定させる様子を示す図である。図9(A)はケーブル整線部品を基板に取り付ける前の図、図9(B)は取付け後の図である。図2,5,8に示された図の向きを説明するために、ケーブル整線部品の同軸ケーブルやグランドケーブルの端に近い面(基板に取り付けたときに電極に近い面)を正面とする。この場合、図2においては(A)は背面図、(B)は平面図、(C)は正面図、(D)は底面図、(E)は左側面図である。図5においては(A)は背面図、(B)は平面図、(C)は正面図、(D)は底面図、(E)は左側面図である。図8においては(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は底面図、(D)は右側面図である。
実施例1のケーブル接続構造は、グランドケーブル240,240とN個(Nは2以上の整数,nは1以上N以下の整数)の同軸ケーブル220,…,220を基板310と平行な平面状に並べて基板310上の電極320,…,320,340に接続するためのケーブル整線部品100を有するケーブル接続構造である。基板310は、N個の電極320,…,320、グランド電極340、位置基準部316,316を備える。N個の電極320,…,320は、それぞれごとにあらかじめ定められた間隔で一列に配置されている。電極ごとの間隔は、信号の種類などを考慮した基板上に形成される回路の特性によってきまるものであり、等間隔である必要はない。グランド電極340は、電極320,…,320の列と平行に配置されており、帯状である。位置基準部316,316は、基板310上での位置関係の基準となる部分である。図8,9の例では、位置基準部316,316は基板310に設けられた穴である。
ケーブル整線部品100は、形状が固定されており、位置決定部160,160、N個のケーブル貫通孔(110,120),…,(110,120)、グランドケーブル貫通孔(130,140),(130,140)、開口部150を備える。「形状が固定されている」とは、向きを変えると重力によって変形してしまうようなものではなく、同軸ケーブル220,…,220とグランドケーブル240,240を取り付ける一連の処理において一定の形状を保つことを意味している。位置決定部160,160は、位置基準部316,316に固定させた状態のときにケーブル整線部品100が基板310上で所定の位置となる。図2,5,8,9の例では、位置決定部160,160は位置基準部316,316に挿入する凸部であり、かつ、凸部の高さは基板310の厚さよりも低い。図9に示すように、位置決定部160,160を位置基準部316,316に挿入することで、ケーブル整線部品100が基板310上で所定の位置となる。
N個のケーブル貫通孔(110,120),…,(110,120)は、所定の位置のときに電極320,…,320の列と垂直かつ基板310に平行となり、同軸ケーブル220,…,220を挿入・貫通させるための穴である。「所定の位置のときに」とは、位置決定部160,160を位置基準部316,316に固定させた状態のときの意味である。N個のケーブル貫通孔(110,120),…,(110,120)は、N個の電極320,…,320と対応するように、それぞれごとにあらかじめ定められた間隔で形成されている。ケーブル貫通孔(110,120)は、同軸ケーブル220を挿入・貫通できるように同軸ケーブル220の直径よりも少し大きな直径であり、図1,2などに示すように隣のケーブル貫通孔(110n−1,120n−1),(110n+1,120n+1)とつながっていても構わない。
グランドケーブル貫通孔(110,120),…,(110,120)は、所定の位置のときに電極320,…,320の列と垂直かつ基板310に平行となり、グランドケーブル240,240を挿入・貫通させるための穴である。開口部150は、N個のケーブル貫通孔(110,120),…,(110,120)とグランドケーブル貫通孔(130,140),(130,140)の途中に設けられている。
ケーブル貫通孔(110,120),…,(110,120)は、所定の位置のときに基板310と垂直となる方向の寸法が、開口部150よりも電極320,…,320側の方が、電極320,…,320の反対側より大きい。図1〜9では、所定の位置のとき、ケーブル貫通孔120が開口部150よりも電極320側であり、ケーブル貫通孔110が電極320の反対側である。図3はケーブル整線部品のケーブル貫通孔の形状と開口部を形成する位置を示すための図である。図3は開口部よりも電極の反対側(ケーブル貫通孔110側)からケーブル貫通孔(110,120)を見た図であり、下側が基板310に近い側である。この図では、隣のケーブル貫通孔(110n−1,120n−1),(110n+1,120n+1)は省略している。図3(A)は1つ目のケーブル貫通孔(110,120)の形状の例を示す図であり、所定の位置のときに、ケーブル貫通孔(110,120)の基板310に近い内面(図では下側)は基板310との距離は一定(同じ)である。そして、基板310から遠い内面(図では上側)は、開口部150よりも電極320側のケーブル貫通孔120が、電極320の反対側のケーブル貫通孔110より離れている。つまり、ケーブル貫通孔120の方が、ケーブル貫通孔110よりも(基板310に対して)垂直方向に長い。
また、図3(B)は2つ目のケーブル貫通孔(110,120)の形状の例を示す図である。この例では、基板310に対して水平方向の寸法を図3(A)から変更している。図3(B)の例では、所定の位置のときに、基板310と平行となる方向の寸法が、開口部150よりも電極320側のケーブル貫通孔120の方が、電極320の反対側のケーブル貫通孔110より小さい。図3(A),(B)いずれの場合も、同軸ケーブル220はケーブル貫通孔110より挿入されるが、ケーブル貫通孔(110,120)の途中に開口部150が存在するので、開口部150を通って、ケーブル貫通孔120へと挿入される際には、同軸ケーブル220の端部を持って狙いを定めることができない。したがって、ケーブル貫通孔120への挿入の方が難しい。一方、後述する取付けステップ(S140)では、中心導体221を電極320に半田付けするために押さえるので基板310の垂直方向の位置合わせの精度はあまり求められない。一方、基板310の水平方向の位置合わせには精度が求められる。そこで、水平方向の位置合わせ精度を保ちながら、ケーブル貫通孔120への挿入を容易にするためには、図3(A),(B)で示したような形状が適している。
ケーブル整線部品100は、基板310の整線部品取付部317の位置に配置されるが、ケーブル整線部品100の整線部品取付部317と接触する部分には凹部170を設け、ケーブル貫通孔(110,120),…,(110,120)およびグランドケーブル貫通孔140,140と基板310との距離を調整すればよい。この距離の調整によって、所定の位置のときの、同軸ケーブル220,…,220の外部導体223,…,223およびグランドケーブル240,240の導線241,241とグランド電極340との隙間を調整できる。この隙間は半田付けに適した隙間にすればよい。
ケーブル接続構造を形成する方法は、図4に示すように、ケーブル挿入・貫通ステップ(S110)、接着ステップ(S120)、端末処理ステップ(S130)、取付けステップ(S140)を有する。ケーブル挿入・貫通ステップ(S110)では、ケーブル整線部品100のケーブル貫通孔(110,120),…,(110,120)に同軸ケーブル220,…,220を、ケーブル貫通孔110,…,110側から挿入し、貫通させる。また、グランドケーブル貫通孔(130,140),(130,140)にグランドケーブル240,240をグランドケーブル貫通孔130,130側から挿入し、貫通させる。
接着ステップ(S120)では、グランドケーブル240,240とN個の同軸ケーブル220,…,220が貫通した状態で、開口部150から注入された接着剤によって固定される。なお、グランドケーブル240,240とN個の同軸ケーブル220,…,220は、基板310を収納する筐体などによって把持されるので、接着剤による固定は、組み立て工程中に必要な強度があれば十分である。したがって、接着剤がグランドケーブル240,240およびN個の同軸ケーブル220,…,220と接触する面の広さは、組み立て工程中に必要な強度が保てる程度でよい。例えば、開口部150は、図3の上側から形成されているが、その深さは図3(A),(B)のa線(ケーブル貫通孔110,120の基板310に近い内面)まででもよいし、b線(ケーブル貫通孔110の基板310に近い内面から1/3程度)まででもよいし、cの線(ケーブル貫通孔110の半分)まででもよい。違う表現を用いると、開口部150は、所定の位置のときに、基板310から遠い側からケーブル貫通孔110,120の方向に形成されており、ケーブル貫通孔110,120の基板310に近い内面よりも基板310に近い位置には形成されていない。これにより、ケーブル整線部品100のケーブル貫通孔110,120よりも基板310に近い側が、薄くなり過ぎてケーブル整線部品100の強度が低下することを防ぐ効果も得られる。
端末処理ステップ(S130)では、レーザを照射することなどにより、グランドケーブル240,240と同軸ケーブル220,…,220の端末処理を行う。図5は同軸ケーブル220,…,220とグランドケーブル240,240をケーブル整線部品100に取り付け、同軸ケーブル220,…,220とグランドケーブル240,240の被覆224,…,224,242,242、同軸ケーブル220,…,220の外部導体223,…,223、同軸ケーブル220,…,220の内部絶縁層222,…,222を除去した様子を示す図である。図5の状態では、同軸ケーブル220,…,220の中心導体221,…,221は真っ直ぐな状態である。端末処理ステップ(S130)ではさらに、図6に示されているように、中心導体221,…,221を湾曲させ、外部導体223,…,223と同じ程度まで基板310に近づくようにする。このように湾曲させることで、グランドケーブル240,240の導線241,241および同軸ケーブル220,…,220の外部導体223,…,223と中心導体221,…,221は、ほぼ同一平面に接する状態になっている。
取付けステップ(S140)では、位置決定部160,160を位置基準部316,316に固定させる。そして、グランドケーブル240,240の導線241,241および同軸ケーブル220,…,220の外部導体223,…,223と中心導体221,…,221を、半田付けする。より具体的には、グランドケーブル240,240の導線241,241と同軸ケーブル220,…,220の外部導体223,…,223はグランド電極340に半田付けし、同軸ケーブル220の中心導体221は電極320に半田付けする。このような処理によって、ケーブル整線部品100が所定の位置に配置された状態で、同軸ケーブル220,…,220の外部導体223,…,223がグランド電極340と接続され、同軸ケーブル220,…,220の中心導体221,…,221がN個の電極320,…,320のいずれかと接続され、グランドケーブル240,240の導線241,241がグランド電極340と接続された状態となる。
実施例1のケーブル接続構造によれば、ケーブル整線部品100は形状が固定されているので、同軸ケーブル220,…,220をケーブル整線部品100に挿入・貫通させ、被覆224,…,224を除去するなどの端末加工を施すときに作業が容易である。また、位置決定部160,160を位置基準部316,316に固定させることで、ケーブル整線部品100の基板310上での位置を決めることができる。さらに、ケーブル貫通孔(110,120)は、所定の位置のときに基板310と垂直となる方向の寸法が、開口部150よりも電極320側のケーブル貫通孔120の方が電極320の反対側のケーブル貫通孔110より大きいので、開口部150を設けても同軸ケーブル220,…,220を挿入しやすい。よって、複数の被覆224,…,224がついた状態の同軸ケーブル220,…,220を平面状に並べる工程から基板310上の電極320,…,320に接続する工程までの処理が、従来よりも容易になる。
実施例1では同軸ケーブルの場合を説明したが、実施例2では、M個(Mは2以上の整数、mは1以上M以下の整数)の1心の導線が被覆された信号ケーブルを基板と平行な平面状に並べて基板上の電極に接続するためのケーブル整線部品を有するケーブル接続構造について説明する。図10は、実施例2のケーブル整線部品の構造を詳細に示す図である。図11は、信号ケーブルと(1心の導線が被覆された)電力ケーブルとをケーブル整線部品に挿入・貫通させた状態で、接着剤で固定し、さらに端末処理を施して基板に取り付けた状態を示す図である。なお、電力ケーブルはなくてもかまわないし、信号ケーブルの中のいずれかを電力用やグランド用に用いても構わない。図10,11に示された図の向きを説明するために、ケーブル整線部品の信号ケーブルや電源ケーブルの端に近い面(基板に取り付けたときに電極に近い面)を正面とする。この場合、図10においては(A)は背面図、(B)は平面図、(C)は正面図である。図11においては(A)は左側面図、(B)は平面図である。なお、信号ケーブル420は、導線421を被覆422が覆っている。電源ケーブル440,440は、導線441を被覆442が覆っている。
基板310は、M個の電極325,…,325、電源電極345、位置基準部318,318を備える。M個の電極325,…,325、電源電極345は、それぞれごとにあらかじめ定められた間隔で一列に配置されている。位置基準部318,318は、基板310上での位置関係の基準となる部分である。
ケーブル整線部品500は、形状が固定されており、位置決定部560,560、M個のケーブル貫通孔(510,520),…,(510,520)、電源ケーブル貫通孔530,530、開口部550を備える。位置決定部560,560は、位置基準部318,318に固定させた状態のときにケーブル整線部品500が基板310上で所定の位置となる。なお、実施例1と同様に、位置基準部318,318を基板310に設けられた穴とし、位置決定部560,560を位置基準部318,318に挿入する凸部、かつ、凸部の高さは基板310の厚さよりも低いとすればよい。
M個のケーブル貫通孔(510,520),…,(510,520)は、所定の位置のときに電極325,…,325の列と垂直かつ基板310に平行となり、信号ケーブル420,…,420を挿入・貫通させるための穴である。電源ケーブル貫通孔530,530は、電源ケーブル440,440を挿入・貫通させるための穴である。開口部550は、M個のケーブル貫通孔(510,520),…,(510,520)の途中に設けられている。
ケーブル貫通孔(510,520)は、所定の位置のときに基板310と垂直となる方向の寸法が、開口部550よりも電極325側のケーブル貫通孔520の方が、電極の反対側のケーブル貫通孔510より大きい。なお、実施例1で図3を用いて示したように、所定の位置のときに、ケーブル貫通孔(510,520)の基板310に近い内面は基板310との距離は一定であり、基板310から遠い内面は、開口部550よりも電極325側のケーブル貫通孔520の方が、電極325の反対側のケーブル貫通孔510より離れているようにすればよい。さらに、所定の位置のときにケーブル貫通孔(510,520)の基板310と平行となる方向の寸法を、開口部550よりも電極325側のケーブル貫通孔520の方が、電極325の反対側のケーブル貫通孔510より小さくしてもよい。このような形状が適している理由は実施例1と同じである。また、開口部550を形成する深さについても、実施例1と同じ考え方である。
ケーブル接続方法の手順は実施例1と同じである(図4)。したがって、M個の信号ケーブル420,…,420は、所定の位置のときに電極325,…,325の反対側となる方向のケーブル貫通孔510から挿入され、貫通した状態で、開口部550から注入された接着剤によって固定された状態である。ケーブル整線部品500が所定の位置に配置された状態で、信号ケーブル420の導線421がM個の電極420と接続されている。
凹部570は、実施例1の凹部170と同じ役割である。実施例2のケーブル接続構造について説明していない部分は、実施例1と同じである。実施例2のケーブル接続構造は、上述のような構成なので実施例1と同様に、複数の被覆422,…,422がついた状態の信号ケーブル420,…,420を平面状に並べる工程から基板310上の電極325,…,325に接続する工程までの処理が、従来よりも容易になる。
実施例3は、実施例1と実施例2を組み合わせた実施例である。図12に実施例3のケーブル整線部品の構造を示す。図13は実施例3のケーブル整線構造の取付けステップ(S140)の様子を示す図である。図13(A)は基板310にケーブル整線部品100,500を取り付ける前の様子を示す図、図13(B)は基板310にケーブル整線部品100,500を取り付けた後の様子を示す図である。図12に示された図の向きを説明するために、ケーブル整線部品の同軸ケーブルやグランドケーブルの端に近い面(基板に取り付けたときに電極に近い面)を背面とする(実施例1,2での説明とは、正面と背面を逆にしていることに注意されたい)。図12においては(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、(D)は左側面図である。
実施例3では、ケーブル整線部品100に嵌合穴部180,180も形成され、ケーブル整線部品500に嵌合凸部181,181も形成されている点が実施例1,2と異なる。ケーブル整線部品100,500と同軸ケーブル220,…,220、グランドケーブル240,240、信号ケーブル420,…,420、電源ケーブル440,440は実施例1,2と同じである。
基板310には、位置基準部316,316と位置基準部318,318が形成され、ケーブル整線部品100とケーブル整線部品500とは基板310の別々の面に配置される。電極320,…,320,340と電極325,…,325、電源電極345とは別々の面に形成されている。図13の例では、位置基準部316,316,318,318は、基板310に形成された穴である。位置決定部160,160,560,560は、それぞれ位置基準部316,316,318,318に挿入する凸部であり、かつ、凸部の高さは基板310の厚さよりも低い。したがって、ケーブル整線部品100とケーブル整線部品500とで基板310を挟むときに邪魔にならない。また、ケーブル整線部品100とケーブル整線部品500とで基板310を挟むことで、位置決定部160,160,560,560が位置基準部316,316,318,318に挿入されるだけでなく、嵌合穴部180,180と嵌合凸部181,181とが嵌合し、固定される。その後、半田付けすることで実施例3のケーブル接続構造が形成される。
実施例3のケーブル接続構造について説明していない部分は、実施例1,2と同じである。実施例3のケーブル接続構造は、上述のような構成なので実施例1,2と同様に、複数の被覆224,…,224がついた状態の同軸ケーブル220,…,220を平面状に並べる工程および複数の被覆422,…,422がついた状態の信号ケーブル420,…,420を平面状に並べる工程から、基板310上の電極320,…,320,325,…,325に接続する工程までの処理が、従来よりも容易になる。
100,500 ケーブル整線部品
110,120,510,520 ケーブル貫通孔
130,140 グランドケーブル貫通孔 150,550 開口部
160,560 位置決定部 170,570 凹部
180 嵌合穴部 181 嵌合凸部
220 同軸ケーブル 221 中心導体
222 内部絶縁層 223 外部導体
224,242,422,442 被覆
240 グランドケーブル 241,421,441 導線
310 基板 316,318 位置基準部
317 整線部品取付部 320,325 電極
340 グランド電極 345 電源電極
420 信号ケーブル 440 電源ケーブル
530,540 電源ケーブル貫通孔

Claims (12)

  1. グランドケーブルとN個(Nは2以上の整数)の同軸ケーブルを基板と平行な平面状に並べて基板上の電極に接続するためのケーブル整線部品を有するケーブル接続構造であって、
    前記基板は、
    それぞれごとにあらかじめ定められた間隔で一列に配置されたN個の電極と、
    前記電極の列と平行に配置された帯状のグランド電極と、
    当該基板上での位置関係の基準となる位置基準部と、
    を備え、
    前記ケーブル整線部品は、形状が固定されており、
    前記位置基準部に固定させた状態のときに当該ケーブル整線部品が前記基板上で所定の位置となる位置決定部と、
    前記所定の位置のときに前記電極の列と垂直かつ前記基板に平行となり、前記同軸ケーブルを挿入するためのN個のケーブル貫通孔と、
    前記所定の位置のときに前記電極の列と垂直かつ前記基板に平行となり、前記グランドケーブルを挿入するためのグランドケーブル貫通孔と、
    前記N個のケーブル貫通孔と前記グランドケーブル貫通孔の途中に設けられた開口部と、
    を備え、
    前記ケーブル貫通孔は、前記所定の位置のときに前記基板と垂直となる方向の寸法が、前記開口部よりも前記電極側の方が、前記電極の反対側より大きいことを特徴とし、
    前記N個の同軸ケーブルは、前記所定の位置のときに前記電極の反対側となる方向から前記ケーブル貫通孔に挿入され、貫通した状態で、前記開口部から注入された接着剤によって固定された状態であり、
    前記グランドケーブルは、前記所定の位置のときに前記グランド電極の反対側となる方向から前記グランドケーブル貫通孔に挿入され、貫通した状態で、前記開口部から注入された接着剤によって固定された状態であり、
    前記ケーブル整線部品が前記所定の位置に配置された状態で、前記同軸ケーブルの外部導体が前記グランド電極と接続され、前記同軸ケーブルの中心導体が前記N個の電極のいずれかと接続され、前記グランドケーブルの導線が前記グランド電極と接続されている
    ケーブル接続構造。
  2. M個(Mは2以上の整数)の1心の導線が被覆された信号ケーブルを基板と平行な平面状に並べて基板上の電極に接続するためのケーブル整線部品を有するケーブル接続構造であって、
    前記基板は、
    それぞれごとにあらかじめ定められた間隔で一列に配置されたM個の電極と、
    当該基板上での位置関係の基準となる位置基準部と、
    を備え、
    前記ケーブル整線部品は、形状が固定されており、
    前記位置基準部に固定させた状態のときに当該ケーブル整線部品が前記基板上で所定の位置となる位置決定部と、
    前記所定の位置のときに前記電極の列と垂直かつ前記基板に平行となり、前記信号ケーブルを挿入するためのM個のケーブル貫通孔と、
    前記M個のケーブル貫通孔の途中に設けられた開口部と、
    を備え、
    前記ケーブル貫通孔は、前記所定の位置のときに前記基板と垂直となる方向の寸法が、前記開口部よりも前記電極側の方が、前記電極の反対側より大きいことを特徴とし、
    前記M個の信号ケーブルは、前記所定の位置のときに前記電極の反対側となる方向から前記ケーブル貫通孔に挿入され、貫通した状態で、前記開口部から注入された接着剤によって固定された状態であり、
    前記ケーブル整線部品が前記所定の位置に配置された状態で、前記信号ケーブルの導線が前記M個の電極のいずれかと接続されている
    ケーブル接続構造。
  3. 請求項1記載のケーブル接続構造であって、
    前記基板の前記同軸ケーブルが接続される面と反対面に、M個(Mは2以上の整数)の1心の導線が被覆された信号ケーブルを基板と平行な平面状に並べて基板上の第2電極に接続するための第2ケーブル整線部品も有し、
    前記基板は、前記N個の電極が配置された面の反対面に、それぞれごとにあらかじめ定められた間隔で、前記電極の列と平行に一列に配置されたM個の第2電極も備え、
    前記第2ケーブル整線部品は、形状が固定されており、
    前記位置基準部に固定させた状態のときに当該第2ケーブル整線部品が前記基板上で第2の所定の位置となる第2位置決定部と、
    前記第2の所定の位置のときに前記第2電極の列と垂直かつ前記基板に平行となり、前記信号ケーブルを挿入するためのM個の信号ケーブル貫通孔と、
    前記M個の信号ケーブル貫通孔の途中に設けられた第2開口部と、
    を備え、
    前記M個の信号ケーブルは、前記第2の所定の位置のときに前記第2電極の反対側となる方向から前記信号ケーブル貫通孔に挿入され、貫通した状態で、前記第2開口部から注入された接着剤によって固定された状態であり、
    前記第2ケーブル整線部品が前記第2の所定の位置に配置された状態で、前記信号ケーブルの導線が前記M個の第2電極のいずれかと接続されている
    ケーブル接続構造。
  4. 請求項1または2記載のケーブル接続構造であって、
    前記位置基準部は前記基板に設けられた穴であり、
    前記位置決定部は前記位置基準部に挿入する凸部であり、かつ、凸部の高さは前記基板の厚さよりも低い
    ことを特徴とするケーブル接続構造。
  5. 請求項1,2,4のいずれかに記載のケーブル接続構造であって、
    前記ケーブル貫通孔は、前記所定の位置のときに、前記ケーブル貫通孔の前記基板に近い内面は前記基板との距離は一定であり、前記基板から遠い内面は、前記開口部よりも前記電極側の方が、前記電極の反対側より離れている
    ことを特徴とするケーブル接続構造。
  6. 請求項1,2,4,5のいずれかに記載のケーブル接続構造であって、
    前記ケーブル貫通孔は、前記所定の位置のときに前記基板と平行となる方向の寸法が、前記開口部よりも前記電極側の方が、前記電極の反対側より小さい
    ことを特徴とするケーブル接続構造。
  7. 請求項1,2,4から6のいずれかに記載のケーブル接続構造であって、
    前記開口部は、前記所定の位置のときに、前記基板から遠い側から前記ケーブル貫通孔の方向に形成されており、前記ケーブル貫通孔の前記基板に近い内面よりも基板に近い位置には形成されていない
    ことを特徴とするケーブル接続構造。
  8. グランドケーブルとN個(Nは2以上の整数)の同軸ケーブルを基板と平行な平面状に並べて基板上の電極に接続するためのケーブル整線部品であって、
    前記基板は、
    それぞれごとにあらかじめ定められた間隔で一列に配置されたN個の電極と、
    前記N個の電極の列と平行に配置された帯状のグランド電極と、
    当該基板上での位置関係の基準となる位置基準部と、
    を備えており、
    前記ケーブル整線部品は、形状が固定されており、
    前記位置基準部に固定させた状態のときに当該ケーブル整線部品が前記基板上で所定の位置となる位置決定部と、
    前記所定の位置のときに前記N個の電極の列と垂直かつ前記基板に平行となり、前記同軸ケーブルを挿入するためのN個のケーブル貫通孔と、
    前記所定の位置のときに前記N個の電極の列と垂直かつ前記基板に平行となり、前記グランドケーブルを挿入するためのグランドケーブル貫通孔と、
    前記N個のケーブル貫通孔の途中に設けられた開口部と、
    を備え、
    前記ケーブル貫通孔は、前記所定の位置のときに前記基板と垂直方向となる方向の寸法が、前記開口部よりも前記電極側の方が、前記電極の反対側より大きい
    ことを特徴とするケーブル整線部品。
  9. M個(Mは2以上の整数)の1心の導線が被覆された信号ケーブルを基板と平行な平面状に並べて基板上の電極に接続するためのケーブル整線部品であって、
    前記基板は、
    それぞれごとにあらかじめ定められた間隔で一列に配置されたM個の電極と、
    当該基板上での位置関係の基準となる位置基準部と、
    を備えており、
    前記ケーブル整線部品は、形状が固定されており、
    前記位置基準部に固定させた状態のときに当該ケーブル整線部品が前記基板上で所定の位置となる位置決定部と、
    前記所定の位置のときに前記電極の列と垂直かつ前記基板に平行となり、前記信号ケーブルを挿入するためのM個のケーブル貫通孔と、
    前記M個のケーブル貫通孔の途中に設けられた開口部と、
    を備え、
    前記ケーブル貫通孔は、前記所定の位置のときに前記基板と垂直となる方向の寸法が、前記開口部よりも前記電極側の方が、前記電極の反対側より大きい
    ことを特徴とするケーブル整線部品。
  10. 請求項8または9に記載のケーブル整線部品であって、
    前記ケーブル貫通孔は、前記所定の位置のときに、前記ケーブル貫通孔の前記基板に近い内面は前記基板との距離は一定であり、前記基板から遠い内面は、前記開口部よりも前記電極側の方が、前記電極の反対側より離れている
    ことを特徴とするケーブル整線部品。
  11. 請求項8から10のいずれかに記載のケーブル整線部品であって、
    前記ケーブル貫通孔は、前記所定の位置のときに前記基板と平行となる方向の寸法が、前記開口部よりも前記電極側の方が、前記電極の反対側より小さい
    ことを特徴とするケーブル整線部品。
  12. 請求項8から11のいずれかに記載のケーブル整線部品であって、
    前記開口部は、前記所定の位置のときに、前記基板から遠い側から前記ケーブル貫通孔の方向に形成されており、前記ケーブル貫通孔の前記基板に近い内面よりも基板に近い位置には形成されていない
    ことを特徴とするケーブル整線部品。
JP2015141528A 2015-07-15 2015-07-15 ケーブル接続構造、ケーブル整線部品 Expired - Fee Related JP6452565B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015141528A JP6452565B2 (ja) 2015-07-15 2015-07-15 ケーブル接続構造、ケーブル整線部品
US15/171,257 US9548549B1 (en) 2015-07-15 2016-06-02 Cable connection structure and cable arranging part
TW105117972A TWI616902B (zh) 2015-07-15 2016-06-07 纜線連接構造、纜線整線零件
CN201610416636.3A CN106356652B (zh) 2015-07-15 2016-06-14 电缆连接构造、电缆设置部件

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015141528A JP6452565B2 (ja) 2015-07-15 2015-07-15 ケーブル接続構造、ケーブル整線部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017027660A JP2017027660A (ja) 2017-02-02
JP6452565B2 true JP6452565B2 (ja) 2019-01-16

Family

ID=57749591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015141528A Expired - Fee Related JP6452565B2 (ja) 2015-07-15 2015-07-15 ケーブル接続構造、ケーブル整線部品

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9548549B1 (ja)
JP (1) JP6452565B2 (ja)
CN (1) CN106356652B (ja)
TW (1) TWI616902B (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107046206B (zh) * 2017-01-23 2021-07-20 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 电连接器
US10283883B2 (en) * 2017-01-27 2019-05-07 Microsoft Technology Licensing, Llc Space-saving micro-coax cable harness
JP6840579B2 (ja) 2017-03-13 2021-03-10 日本航空電子工業株式会社 コネクタ
US11317814B2 (en) * 2017-06-27 2022-05-03 Beijing Shunyuan Kaihua Technology Limited Systems and methods for collecting physiological information of a user
CN109390809B (zh) * 2017-08-10 2021-09-21 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 插头连接器组件及其制造方法
US10327497B1 (en) * 2018-05-09 2019-06-25 Otoniel Florez Helmet-mounted radio assembly with extended controls
CN110429401A (zh) * 2019-08-07 2019-11-08 广东电网有限责任公司 一种可调节线夹
JP6901602B1 (ja) 2020-03-27 2021-07-14 日本航空電子工業株式会社 コネクタ
JP2021197208A (ja) * 2020-06-09 2021-12-27 日本航空電子工業株式会社 ロケータ、ハーネス及びハーネスの製造方法

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5850619Y2 (ja) * 1978-11-04 1983-11-17 日本電気株式会社 同軸ケ−ブル接続構造
US4632486A (en) * 1985-05-29 1986-12-30 E. I. Du Pont De Nemours And Company Insulation displacement coaxial cable termination and method
US5203717A (en) * 1991-05-28 1993-04-20 Woven Electronics Corporation Coax connector assembly
US5281762A (en) * 1992-06-19 1994-01-25 The Whitaker Corporation Multi-conductor cable grounding connection and method therefor
US5347711A (en) * 1992-07-15 1994-09-20 The Whitaker Corporation Termination of multi-conductor electrical cables
JP3032181B2 (ja) * 1997-08-27 2000-04-10 大倉電気株式会社 同軸ケーブルの雑音輻射防止方法
US6305978B1 (en) * 2000-05-24 2001-10-23 Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. Low profile mini coaxial cable connector
US6326548B1 (en) * 1999-07-09 2001-12-04 Nissei Electric Co., Ltd. End-processed coaxial cable structures and methods for producing the same
US6524135B1 (en) * 1999-09-20 2003-02-25 3M Innovative Properties Company Controlled impedance cable connector
JP2003168500A (ja) * 2001-12-03 2003-06-13 Hitachi Cable Ltd 極細同軸ケーブルアセンブリおよび極細同軸ケーブルの接続方法
JP2003178826A (ja) * 2001-12-07 2003-06-27 Hitachi Cable Ltd 極細多心ケーブルの端末接続部及び端末接続方法
US6585528B1 (en) * 2001-12-20 2003-07-01 Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. Wire spacer for high speed cable termination
KR100414037B1 (ko) * 2002-04-15 2004-01-13 이재욱 케이블 커넥팅 장치 및 이를 구비한 파티션 구조
US6857898B2 (en) * 2002-07-25 2005-02-22 Tektronix, Inc. Apparatus and method for low-profile mounting of a multi-conductor coaxial cable launch to an electronic circuit board
US6926553B2 (en) * 2003-06-19 2005-08-09 Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. Cable assembly with improved grounding means
KR101135143B1 (ko) * 2004-03-01 2012-04-16 후루카와 덴키 고교 가부시키가이샤 케이블 접속구조
JP2006294350A (ja) * 2005-04-07 2006-10-26 Three M Innovative Properties Co ケーブルハーネス体
WO2008045296A1 (en) * 2006-10-04 2008-04-17 Winchester Electronics Corporation Apparatus and method for connecting an array of cables to a circuit board
JP5141105B2 (ja) * 2006-12-06 2013-02-13 住友電気工業株式会社 多心ケーブルハーネス及びコネクタ付き多心ケーブルハーネス
KR101497710B1 (ko) * 2007-03-20 2015-03-02 스미토모덴키고교가부시키가이샤 극세 동축선 하네스, 그 접속방법, 배선판 접속체, 배선판 모듈 및 전자기기
CH702048B1 (de) * 2008-03-14 2011-04-29 Huber+Suhner Ag Mehrfach-Koaxialkabel-Steckverbindung sowie Verfahren zum Montieren einer solchen Mehrfach-Koaxialkabel-Steckverbindung.
JP5459724B2 (ja) * 2008-04-08 2014-04-02 フーバー + スーナー アーゲー マルチプル同軸コネクタ
JP2011086460A (ja) 2009-10-14 2011-04-28 Hitachi Cable Ltd 端末加工ケーブルアレイおよびそれとプリント配線板の接続方法
JP5510090B2 (ja) * 2010-06-10 2014-06-04 日立金属株式会社 ケーブル接続構造、及びケーブル接続方法
CN104025393B (zh) * 2011-10-24 2016-10-12 安达概念股份有限公司 使用兼容的互连元件的控制阻抗电缆终端
JP5821825B2 (ja) * 2012-11-16 2015-11-24 日立金属株式会社 ケーブルアッセンブリおよびその製造方法
JP5754527B2 (ja) * 2014-03-12 2015-07-29 日立金属株式会社 ケーブル接続方法
JP6359903B2 (ja) * 2014-07-17 2018-07-18 矢崎総業株式会社 コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
TW201703061A (zh) 2017-01-16
CN106356652A (zh) 2017-01-25
TWI616902B (zh) 2018-03-01
JP2017027660A (ja) 2017-02-02
CN106356652B (zh) 2018-09-11
US20170018864A1 (en) 2017-01-19
US9548549B1 (en) 2017-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6452565B2 (ja) ケーブル接続構造、ケーブル整線部品
JP4954001B2 (ja) 多芯ケーブルコネクタ
US8900007B2 (en) Cable connector and cable assembly, and method of manufacturing cable assembly
US9735484B2 (en) Electrical connector system including electrical cable connector assembly
EP3435490B1 (en) Connection assisting member and circuit board assembly
US4894022A (en) Solderless surface mount card edge connector
US9414502B2 (en) Flat cable assembly and method of assembling the same
US8974251B2 (en) Electrical connector assembly and method of manufacturing the same
US20180115093A1 (en) Electrical cable assembly
EP3266069B1 (en) Insulation displacement connector
US20160374201A1 (en) Printed circuit board with side access termination pads
JP2008108475A (ja) 多心同軸ケーブルおよびその製造方法
KR101565867B1 (ko) 플러그 커넥터와 회로 기판의 조립체
JP2009037748A (ja) ケーブルコネクタ及びケーブル接続方法
JP2009176474A (ja) コネクタ
CN219833090U (zh) 一种绝缘置换连接器以及包含其的缆线组件
WO2022049945A1 (ja) フレキシブルプリント基板の接続構造およびフレキシブルプリント基板ユニットの製造方法
JP2011114159A (ja) プリント基板積層体および接続端子連結体
JP2008257936A (ja) 同軸線端子接続構造
JP3146528U (ja) コネクター用ワイヤリング台
JP4325136B2 (ja) 多芯ケーブルの端末接続方法及びその端末接続部
JP2018200808A (ja) 電気コネクタ
JP2008257937A (ja) 同軸線端子接続構造及び同軸線端子接続方法
JPH02109278A (ja) 配線装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180405

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181211

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6452565

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees