JP6450486B1 - ポリエチレンシート、複合シート及びポリエチレンシートの製造方法 - Google Patents

ポリエチレンシート、複合シート及びポリエチレンシートの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】充填材及び発泡に頼らなくても、紙のような風合を持たせることができるポリエチレンシートを提供する。
【解決手段】第1面11及び第2面12を有するポリエチレンシート1である。第1面11及び第2面12のうちの少なくともいずれかの面に粒子状ゲルが分散して存在する。ポリエチレンシート1は、充填材を実質的に含有せず、かつ、非発泡状態である。
【選択図】図1

Description

本開示は、一般にポリエチレンシート、複合シート及びポリエチレンシートの製造方法に関し、より詳細には紙のような風合を有するポリエチレンシート、複合シート及びポリエチレンシートの製造方法に関する。
特許文献1は、ポリエチレン系樹脂組成物のフィルムを開示する。このポリエチレン系樹脂組成物のフィルムは、ポリエチレン系樹脂、セルロース及び炭酸カルシウムを含むことで、紙のような風合を有するようにしている。
また特許文献2は、ポリエチレン系樹脂発泡シートを開示する。このポリエチレン系樹脂発泡シートは、少なくとも一方の面の光沢度が10以下であり、かつ、水の接触角が85度以上であることで、紙のような風合を有するようにしている。
特開2015−203035号公報 特開2010−121024号公報
紙のような風合を付与するために、特許文献1では炭酸カルシウム等を使用し、特許文献2では発泡を利用している。しかしながら、このような手段を採用しなくても、ポリエチレンシートに紙のような風合を持たせることができれば、使用者の選択の幅が広がる。
本開示の目的は、充填材及び発泡に頼らなくても、紙のような風合を持たせることができるポリエチレンシート、複合シート及びポリエチレンシートの製造方法を提供することにある。
本開示の一態様に係るポリエチレンシートは、第1面及び第2面を有する。前記第1面及び前記第2面のうちの少なくともいずれかの面に粒子状ゲルが分散して存在する。前記ポリエチレンシートは、充填材を実質的に含有せず、かつ、非発泡状態である。
本開示の一態様に係る複合シートは、前記ポリエチレンシートである第1合成樹脂シートと、前記ポリエチレンシート以外の第2合成樹脂シートと、を備える。
本開示の一態様に係るポリエチレンシートの製造方法は、第1ポリエチレン樹脂と、第2ポリエチレン樹脂と、を配合してポリエチレン樹脂組成物を調製する第1工程と、前記ポリエチレン樹脂組成物を成形する第2工程と、を含む。前記第1ポリエチレン樹脂のメルトマスフローレイト(190℃/2.16kg)が、0.33g/10min以上0.57g/10min以下の範囲内である。前記第2ポリエチレン樹脂のメルトマスフローレイト(190℃/2.16kg)が、前記第1ポリエチレン樹脂のメルトマスフローレイト(190℃/2.16kg)の15倍以上90倍以下の範囲内である。
本開示によれば、充填材及び発泡に頼らなくても、紙のような風合を持たせることができる。
図1は、本開示の一実施形態に係るポリエチレンシートの概略断面図である。 図2は、本開示の一実施形態に係る複合シートの概略断面図である。 図3A〜図3Cは、復元角度の測定方法の工程図である。 図4Aは、実施例2−1の赤外吸収スペクトルである。図4Bは、比較例1の赤外吸収スペクトルである。 図5Aは、実施例2−1の試料の表面写真である。図5Bは、比較例1の試料の表面写真である。
1.概要
本実施形態に係るポリエチレンシート1は、合成樹脂シートでありながら、紙のような風合を持っている。図1に示すように、ポリエチレンシート1は、第1面11及び第2面12を有する。そして、第1面11及び第2面12のうちの少なくともいずれかの面に粒子状ゲル2が分散して存在する(図5A参照)。このように粒子状ゲル2が分散して存在することが、ポリエチレンシート1に紙のような風合をもたらしている、と推測される。
さらにポリエチレンシート1は、充填材を実質的に含有せず、かつ、非発泡状態である。このことは、紙のような風合をもたらす原因が、充填材及び発泡によるものではないことを示している。
このように、本実施形態によれば、充填材及び発泡に頼らなくても、紙のような風合を持たせることができる。
2.詳細
2.1 ポリエチレンシート
図1に示すように、本実施形態に係るポリエチレンシート1は、第1面11及び第2面12を有する。ポリエチレンシート1は、エチレンのホモポリマー(単独重合体)のシートである。ポリエチレンシート1は、例えば、無色半透明又は乳白色である。第1面11及び第2面12は、ポリエチレンシート1の表裏を成している。ポリエチレンシート1の厚さは、特に限定されないが、例えば、70μm以上150μm以下の範囲内である。なお、本明細書において「シート」を「フィルム」に読み替えてもよい。
本実施形態に係るポリエチレンシート1の第1面11及び第2面12のうちの少なくともいずれかの面(好ましくは両面)に粒子状ゲル2が分散して存在する(図5A参照)。このように、粒子状ゲル2が分散して存在することで、粒子状ゲル2が存在しない場合に比べて光沢が抑えられ、合成樹脂シートでありながら、ポリエチレンシート1に紙のような風合を持たせることができる、と推測される。なお、以下では、特に断らない限り、第1面11及び第2面12のうちの少なくともいずれかの面を、単にポリエチレンシート1の表面という場合がある。
本実施形態では、ポリエチレンシート1の表面において、粒子状ゲル2は、不規則に分散して存在している(図5A参照)。従来、一般的なポリエチレンシートにエンボスロールでエンボス加工を施すことにより、ポリエチレンシートの表面に凹凸を設けて、紙のような風合をもたせることも行われている。しかしながら、このようなエンボス加工では、凹凸が規則的に形成されて、本実施形態のように粒子状ゲル2を不規則に分散して存在させることは困難である。
粒子状ゲル2のような粒子状物の存否は、各種顕微鏡観察により確認することができる(例えば図5A及び図5B参照)。さらに粒子状物が粒子状ゲル2であること、すなわち、粒子状物がポリエチレンシート1の原料であるポリエチレンで形成されたゲルであることは、赤外分光法などにより確認することができる(例えば図4A及び図4B参照)。
本実施形態に係るポリエチレンシート1は、充填材を実質的に含有しない。従来の合成紙の多くは、充填材を含有させることで、紙のような風合を持たせるようにしていたが(例えば特許文献1参照)、本実施形態では、充填材を使用せずに、紙のような風合を持たせるようにしている。本明細書において、充填材は、微小な無機粒子の集合体を意味する。具体的には、充填材には、炭酸カルシウム、焼成クレイ、シリカ、けいそう土、白土、タルク、酸化チタン、硫酸バリウム、アルミナ、ゼオライト、マイカ、セリサイト、ベントナイト、セピオライト、バーミキュライト、ドロマイト、ワラストナイト、水酸化アルミニウム及びガラスファイバーなどが含まれる。なお、ポリエチレンシート1が充填材を実質的に含有しないとは、意図的にポリエチレンシート1に充填材を含有させないという意味であり、不可避的な充填材の混入まで排除する意味ではない。充填材の有無は、赤外分光法などにより確認することができる。
本実施形態に係るポリエチレンシート1は、非発泡状態である。言い換えると、ポリエチレンシート1の内部には、微小な気泡が実質的に含有されていない。従来の合成紙の中には、発泡状態とすることで、紙のような風合を持たせるようにしているものもあるが(例えば特許文献2参照)、本実施形態では、非発泡状態で、紙のような風合を持たせるようにしている。気泡の有無は、肉眼観察又は各種顕微鏡観察により確認することができる。なお、ポリエチレンシート1の内部に気泡が実質的に含有されていないとは、ポリエチレンシート1を製造する際に、意図的に気泡を発生させないという意味であり、不可避的な気泡の発生まで排除する意味ではない。
以上のように、本実施形態に係るポリエチレンシート1によれば、充填材及び発泡に頼らなくても、合成樹脂シートでありながら、紙のような風合を持たせることができる。すなわち、ポリエチレンシート1は、紙と同様の手触り及び外観を有する。さらにポリエチレンシート1は、合成樹脂シートの特性である耐水性を有するので、紙のように濡れて破れるようなこともない。
好ましくは、ポリエチレンシート1の第1面11及び第2面12のうちの少なくともいずれかの面(好ましくは両面)の光沢度は0.5%以上2%以下の範囲内である。光沢度がこの範囲内であることで、一般的なポリエチレンシートに比べて光沢度が低くなり、より一層、紙のような風合に近付けることができる。なお、光沢度とは、JIS Z 8741に準拠して測定される20度鏡面光沢度を意味する。
好ましくは、ポリエチレンシート1を180°に折り曲げて5分間保持した後解放し、解放後10分経過した後の復元角度θが100°以下である(図3A〜図3C参照)。復元角度θの具体的な測定方法は、[実施例]の欄に記載したとおりである。復元角度θが小さいほど折れ性(形状保持性)が良く、復元角度θが大きいほど折れ性は悪い。復元角度θが100°以下であることで、屈曲した形状を保持しやすくなり、ポリエチレンシート1を折紙などとして使用することができる。一般的なポリエチレンシートは、復元角度θが100°を超える場合が多いので、折紙などとして使用することは困難である。
好ましくは、ポリエチレンシート1の厚さの標準偏差は5μm以上である。従来の合成紙の多くは、厚さの標準偏差は5μm未満であり、厚さのばらつき(厚みむら)が小さい。これとは逆に、厚さの標準偏差が5μm以上であることで、厚さのばらつきが大きくなり、従来の合成紙とは異なるざらつき感をポリエチレンシート1の表面に付与することができる。ポリエチレンシート1の厚さの標準偏差の上限値は例えば10μmである。
好ましくは、ポリエチレンシート1の融解熱量は150J/g以上である。ポリエチレンシート1の融解熱量は、ポリエチレンシート1が充填材(マイカなど)を含有するか否かによって異なる。すなわち、もしポリエチレンシート1に充填材が含有されていると、融解熱量は、充填材が含有されていない場合に比べて低下して、具体的には150J/g未満となり得る。このことから、融解熱量が150J/g以上であることは、ポリエチレンシート1に充填材が実質的に含有されていないことの1つの証拠となり得る。融解熱量は、示差走査熱量計(DSC)により測定することができる。高密度ポリエチレン(HDPE)完全結晶体融解熱量が293J/gであるため、ポリエチレンシート1の融解熱量の上限値は例えば293J/gである。
さらに、ポリエチレンシート1の赤外吸収(IR)スペクトルも、充填材が実質的に含有されていないことのもう1つの証拠となり得る。もし充填材(炭酸カルシウム及びマイカなど)が含有されていれば、充填材に特有の吸収ピーク(例えば900〜1100cm−1)が赤外吸収スペクトルにみられる(図4B参照)。しかしながら、本実施形態に係るポリエチレンシート1の赤外吸収スペクトルには、充填材に由来する吸収ピークはみられない(図4A参照)。
本実施形態の効果を損なわない限り、ポリエチレンシート1は、添加剤を更に含有してもよい。添加剤の具体例として、着色剤、帯電防止剤及び耐光安定剤が挙げられる。着色剤として顔料及び染料が挙げられる。添加剤(特に着色剤)を含有しないポリエチレンシート1は、無色半透明又は乳白色であるが、任意の色の着色剤を含有させることで、ポリエチレンシート1を任意の色に着色することができる。
2.2 複合シート
図2に示すように、本実施形態に係る複合シート100は、第1合成樹脂シート101と、第2合成樹脂シート102と、を備える。第1合成樹脂シート101は、上述のポリエチレンシート1である。第2合成樹脂シート102は、上述のポリエチレンシート1以外の合成樹脂シートである。図2に示す複合シート100は、2層構造であり、1枚の第1合成樹脂シート101と1枚の第2合成樹脂シート102とが積層して一体化されている。図2では、第1合成樹脂シート101の第2面12に第2合成樹脂シート102が重ねられている。この場合、第1合成樹脂シート101の少なくとも第1面11に粒子状ゲル2が分散して存在することが好ましい。その理由は、第1面11は複合シート100の外側の面であり、紙と同様の手触りを付与することができるからである。
上記のように、複合シート100が第1合成樹脂シート101と第2合成樹脂シート102とを備えることで、第1合成樹脂シート101が有しない特性を、第2合成樹脂シート102によって、複合シート100に付与することができる。例えば、第1合成樹脂シート101よりも高強度の第2合成樹脂シート102を使用すれば、第1合成樹脂シート101単独の場合よりも高強度の複合シート100を得ることができる。
第2合成樹脂シート102を構成する第2合成樹脂の具体例として、ナイロン、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリスチレン(PS)、アクリル(AC)、ポリカーボネート(PC)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、フッ素樹脂(PTFE)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)及びポリエーテルサルフォン(PES)などが挙げられる。
2.3 ポリエチレンシートの製造方法
本実施形態に係るポリエチレンシート1の製造方法は、第1工程と、第2工程と、を含む。
第1工程では、第1ポリエチレン樹脂と、第2ポリエチレン樹脂と、を配合してポリエチレン樹脂組成物を調製する。このとき必要に応じて、添加剤を更に配合してもよい。ポリエチレン樹脂組成物は好ましくはペレットである。
第1ポリエチレン樹脂は、例えば、高密度ポリエチレン(HDPE)であり、好ましくは中空成形(ブロー成形)用の高密度ポリエチレンである。高密度ポリエチレンは、好ましくはメタロセン触媒を用いて製造されている。本明細書において、ポリエチレンの密度は、JIS K 6922−1:1997に規定の区分による。第1ポリエチレン樹脂のメルトマスフローレイトは、好ましくは0.33g/10min以上0.57g/10min以下の範囲内であり、より好ましくは0.45g/10minである。なお、本明細書において、メルトマスフローレート(MFR)は、JIS K 7210又はISO 1133に準拠して測定される。試験温度は190℃、試験荷重は2.16kgである。
第2ポリエチレン樹脂は、例えば、高密度ポリエチレンであり、好ましくは射出成形用の高密度ポリエチレンである。第2ポリエチレン樹脂のメルトマスフローレイトは、第1ポリエチレン樹脂のメルトマスフローレイトよりも大きい。第2ポリエチレン樹脂のメルトマスフローレイトは、第1ポリエチレン樹脂のメルトマスフローレイトの15倍以上90倍以下の範囲内であり、好ましくは35倍以上90倍以下の範囲内である。第2ポリエチレン樹脂のメルトマスフローレイトは、好ましくは5.6g/10min以上48g/10min以下の範囲内である。第2ポリエチレン樹脂のメルトマスフローレイトが、第1ポリエチレン樹脂のメルトマスフローレイトの15倍以上であることで、ポリエチレンシート1の表面に粒子状ゲル2を分散して存在させることができる、と考えられる。第2ポリエチレン樹脂のメルトマスフローレイトが、第1ポリエチレン樹脂のメルトマスフローレイトの90倍以下であることで、第1ポリエチレン樹脂と第2ポリエチレン樹脂とが混ざらなくなることを抑制することができる。
第1ポリエチレン樹脂及び第2ポリエチレン樹脂の合計100質量部に対して、第1ポリエチレン樹脂の配合量は、好ましくは10質量部以上90質量部以下の範囲内である。第1ポリエチレン樹脂の配合量が10質量部以上であることで、ポリエチレンシート1をより一層、紙のような風合に近付けることができる。第1ポリエチレン樹脂の配合量が90質量部以下であることで、ポリエチレンシート1がやわらかくなるのを抑え、弾力性を持たせることができる。
ただし、ポリエチレン樹脂組成物を調製する際には、充填材及び発泡剤を配合しない。充填材及び発泡に頼らずに、ポリエチレンシート1に紙のような風合を持たせるためである。なお、もしポリエチレン樹脂組成物に充填材が配合されていると、充填材の硬さによっては、押出機及び成形装置を傷める懸念があるが、本実施形態ではそのような懸念がない。
第2工程では、ポリエチレン樹脂組成物を成形する。ポリエチレン樹脂組成物の成形は、公知の方法を使用して行うことができる。公知の方法の具体例として、インフレーション法及びTダイ法が挙げられる。ポリエチレン樹脂組成物の溶融温度は、例えば、170℃以上200℃以下の範囲内である。
本実施形態に係るポリエチレンシート1の製造方法によれば、充填材及び発泡に頼らなくても、紙のような風合をもつポリエチレンシート1を製造することができる。その理由の1つは、メルトマスフローレイトが極端に異なる2種のポリエチレン樹脂を配合しているためであると考えられる。すなわち、これらのポリエチレン樹脂を配合して成形することで、ポリエチレンシート1の表面に粒子状ゲル2が分散して形成されると考えられる。そして、このように分散して存在する粒子状ゲル2が、紙のような風合をもたらしていると推測される。
本実施形態では、ポリエチレン樹脂組成物の成形後に、エンボス加工をしなくても、紙のような風合を持つポリエチレンシート1が得られるので、手間がかからない。
なお、複合シート100は、公知の方法を使用して製造することができる。公知の方法の具体例として、共押出インフレーション法及び共押出Tダイ法が挙げられる。また第1合成樹脂シート101及び第2合成樹脂シート102を別々に製造し、これらをラミネート加工により貼り合わせて、複合シート100を製造してもよい。
3.変形例
上記実施形態に係る複合シート100は、2層構造であるが、3層以上の構造でもよい。3層以上の構造の場合、第1合成樹脂シート101及び第2合成樹脂シート102はいずれも少なくとも1枚以上である。第2合成樹脂シート102は、第1合成樹脂シート101の第1面11又は第2面12のいずれの面に重ねられてもよい。
4.まとめ
以上説明したように、第1の態様に係るポリエチレンシート(1)は、第1面(11)及び第2面(12)を有する。前記第1面(11)及び前記第2面(12)のうちの少なくともいずれかの面に粒子状ゲル(2)が分散して存在する。前記ポリエチレンシート(1)は、充填材を実質的に含有せず、かつ、非発泡状態である。
この態様によれば、充填材及び発泡に頼らなくても、紙のような風合を持たせることができる。
第2の態様に係るポリエチレンシート(1)は、第1の態様において、前記第1面(11)及び前記第2面(12)のうちの少なくともいずれかの面の光沢度が0.5%以上2%以下の範囲内である。
この態様によれば、一般的なポリエチレンシートに比べて光沢度が低くなり、より一層、紙のような風合に近付けることができる。
第3の態様に係るポリエチレンシート(1)は、第1又は2の態様において、180°に折り曲げて5分間保持した後解放し、解放後10分経過した後の復元角度(θ)が100°以下である。
この態様によれば、屈曲した形状を保持しやすくなり、ポリエチレンシート(1)を折紙などとして使用することができる。
第4の態様に係るポリエチレンシート(1)は、第1〜3のいずれかの態様において、厚さの標準偏差が5μm以上である。
この態様によれば、厚さのばらつきが大きくなり、従来の合成紙とは異なるざらつき感をポリエチレンシート(1)の表面に付与することができる。
第5の態様に係るポリエチレンシート(1)は、第1〜4のいずれかの態様において、融解熱量が150J/g以上である。
この態様によれば、ポリエチレンシート(1)に充填材が実質的に含有されていないことの1つの証拠となり得る。
第6の態様に係る複合シート(100)は、第1〜5のいずれかの態様に係るポリエチレンシート(1)である第1合成樹脂シート(101)と、前記ポリエチレンシート(1)以外の第2合成樹脂シート(102)と、を備える。
この態様によれば、第1合成樹脂シート(101)が有しない特性を、第2合成樹脂シート(102)によって、複合シート(100)に付与することができる。
第7の態様に係るポリエチレンシート(1)の製造方法は、第1ポリエチレン樹脂と、第2ポリエチレン樹脂と、を配合してポリエチレン樹脂組成物を調製する第1工程と、前記ポリエチレン樹脂組成物を成形する第2工程と、を含む。前記第2ポリエチレン樹脂のメルトマスフローレイト(190℃/2.16kg)が、前記第1ポリエチレン樹脂のメルトマスフローレイト(190℃/2.16kg)の15倍以上90倍以下の範囲内である。
この態様によれば、充填材及び発泡に頼らなくても、紙のような風合をもつポリエチレンシート(1)を製造することができる。
以下、本開示を実施例によって具体的に説明するが、本開示は実施例に限定されない。
1.ポリエチレンシートの製造
実施例のポリエチレンシートの製造に使用した原料は、以下のとおりである。
(第1ポリエチレン樹脂)
・株式会社プライムポリマー製高密度ポリエチレン「エボリューH SP65051B」(MFR:0.45g/10min(190℃/2.16kg))
(第2ポリエチレン樹脂)
・日本ポリエチレン株式会社製高密度ポリエチレン「ノバテックHD HJ590N」(MFR:40g/10min(190℃/2.16kg))
比較例のポリエチレンシートの製造に使用した原料は、以下のとおりである。
・日本ポリエチレン株式会社製高密度ポリエチレン
・日本ポリエチレン株式会社製低密度ポリエチレン
・マイカ
表1に示す原料構成でポリエチレン樹脂組成物(ペレット)を調製し、インフレーション成形によってポリエチレンシート(幅300cm)を製造した。成形条件は、以下のとおりである。
装置:インフレーション成形装置(株式会社プラコー製、型式:LL50B)
ダイ径:110mmφ
押出量:64.5kg/hr
ダイリップギャップ:3mm
引取速度:9.5m/分
ブローアップ比:1.74
成形樹脂温度:170〜180℃
2.ポリエチレンシートの性能評価
(1)光沢度
JIS Z8741に準拠し、以下の装置及び条件で、各試料の光沢度を測定した。
装置:スガ試験機株式会社製デジタル変角光沢計「UGV−4D」
入射角及び受光角:20°
測定結果を表2に示す。なお、第1面及び第2面は、それぞれ、インフレーション成形時にチューブの外側及び内側にあった面である。以下も同様である。
比較例1は、従来の合成紙の一例であり、充填材(マイカ)を含有させることで、光沢を低下させている。しかし、各実施例の結果から明らかなように、充填材を含有させたり発泡状態にしたりしなくても、光沢を低下できることが分かった。
(2)折れ性
一部の実施例及び比較例の試料について、復元角度θを測定して、折れ性を評価した。復元角度θは、室温23℃及び湿度50%の恒温恒湿中において、次のようにして測定した。
まず図3Aに示すように、縦5cm及び横10cmの試料3(ポリエチレンシート1)を用意する。この試料3の縦方向に折目30がつくように、端から2.5cmの箇所で180°に折り曲げる。折目30を境界線として、面積の小さい部分を第1片31とし、面積の大きい部分を第2片32とする。
次に図3Bに示すように、試料3の第1片31を折り曲げて第2片32に重ねた状態で、この試料3を2枚のガラス板41、42で挟む。試料3を挟んだガラス板41、42を台(不図示)の上に載せ、上のガラス板41に5kgの重り(不図示)を載せて5分間加圧して保持する。
その後、図3Cに示すように、重り及び上のガラス板41を取り除いて、試料3を解放する。解放後10分経過した後に、試料3の第1片31と第2片32とのなす角度を復元角度θとして測定する。
復元角度θが小さいほど折れ性(形状保持性)は良く、復元角度θが大きいほど折れ性は悪い。測定結果を表3に示す。測定結果は、各実施例及び比較例について、5つの試料3の平均値である(つまりN=5)。なお、比較例2は、日本ポリエチレン株式会社製低密度ポリエチレンを上記と同様の条件で成形して得られたポリエチレンシートの試料である。
各実施例と比較例1との対比から、各実施例では、充填材を含有させたり発泡状態にしたりしなくても、折れ性が良好であることが分かった。
比較例2は、一般的な低密度ポリエチレンシートの一例である。すなわち、比較例2は、高光沢であり、もともと紙のような風合を有していない。各実施例は、比較例2よりも厚みがあるが、折れ性が良好であることが分かった。
(3)連続厚み
一部の実施例及び比較例の試料について、以下の装置及び条件で、試料の幅方向(TD)に沿って厚さを測定した。なお、比較例3は、日本ポリエチレン株式会社製高密度ポリエチレンを上記と同様の条件で成形して得られたポリエチレンシートの試料である。また比較例4は、日本ポリエチレン株式会社製低密度ポリエチレンを上記と同様の条件で成形して得られたポリエチレンシートの試料である。
装置:電子マイクロメータ「KG3001指示器」(アンリツ株式会社製)
測定幅:20cm
測定結果を表4に示す。
比較例3は、一般的な高密度ポリエチレンシートの一例である。すなわち、比較例3は、高光沢であり、もともと紙のような風合を有していない。また比較例4は、一般的な低密度ポリエチレンシートの一例であるが、高光沢ではない。しかし、比較例4は、紙のような風合を有しているとまではいえない。つまり、比較例3、比較例4、比較例1の順に紙のような風合に近付いている。
しかし、比較例の中でも最も紙に似ている比較例1と対比して、各実施例では、厚さの標準偏差が大きく、厚さのばらつき(厚みむら)が大きいことが分かる。これは、従来の合成紙とは異なるざらつき感を生み出す要因の1つであると考えられる。
(4)示差走査熱量測定
一部の実施例及び比較例について、JIS K6922−2に準拠して、熱的特性(融解熱量)を測定するための試料片を作製した。各試料片について、以下の装置及び条件で、融解熱量を測定した。
装置:示差走査熱量計「DSC7020」(エスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社製)
昇温速度:10℃/分
測定結果を表5に示す。
各実施例に比べて比較例1の融解熱量が150J/g未満であるのは、充填材(マイカ)が含有されているためであると考えられる。
(5)赤外分光分析
実施例2−1及び比較例1の試料について、日本分光株式会社製フーリエ変換赤外分光光度計「FT/IR−6100」を用い、透過法にて、赤外吸収スペクトルを測定した。実施例2−1の測定結果を図4Aに示し、比較例1の測定結果を図4Bに示す。
図4Bに示す赤外吸収スペクトルには、900〜1100cm−1の範囲に吸収ピークがみられるので、比較例1は、充填材が含有されていることが確認される。これに対して、図4Aに示す赤外吸収スペクトルには、上記の範囲に吸収ピークはみられないので、実施例2−1は、充填材が含有されていないことが確認される。
(6)表面粗さ
実施例2−1及び比較例1の試料について、株式会社キーエンス製超深度カラー3D形状測定顕微鏡「VK−9500」(レンズ10倍)を用いて、表面状態を観察した。実施例2−1の試料の表面写真を図5Aに示し、比較例1の試料の表面写真を図5Bに示す。いずれの表面写真も縦1mm及び横1.5mmである。
図5Aをみると、粒子状ゲル2が不規則に分散して存在していることが確認される。一方、図5B中の粒状物は全て無機粒子9(具体的にはマイカ)であり、粒子状ゲル2が存在しないことが確認される。
1 ポリエチレンシート
11 第1面
12 第2面
100 複合シート
101 第1合成樹脂シート
102 第2合成樹脂シート

Claims (7)

  1. 第1面及び第2面を有するポリエチレンシートであって、
    前記第1面及び前記第2面のうちの少なくともいずれかの面に粒子状ゲルが分散して存在し、
    前記ポリエチレンシートは、充填材を実質的に含有せず、かつ、非発泡状態である、
    ポリエチレンシート。
  2. 前記第1面及び前記第2面のうちの少なくともいずれかの面の光沢度が0.5%以上2%以下の範囲内である、
    請求項1に記載のポリエチレンシート。
  3. 180°に折り曲げて5分間保持した後解放し、解放後10分経過した後の復元角度が100°以下である、
    請求項1又は2に記載のポリエチレンシート。
  4. 厚さの標準偏差が5μm以上である、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のポリエチレンシート。
  5. 融解熱量が150J/g以上である、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のポリエチレンシート。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のポリエチレンシートである第1合成樹脂シートと、前記ポリエチレンシート以外の第2合成樹脂シートと、を備える、
    複合シート。
  7. 第1ポリエチレン樹脂と、第2ポリエチレン樹脂と、を配合してポリエチレン樹脂組成物を調製する第1工程と、前記ポリエチレン樹脂組成物を成形する第2工程と、を含み、
    前記第1ポリエチレン樹脂のメルトマスフローレイト(190℃/2.16kg)が、0.33g/10min以上0.57g/10min以下の範囲内であり、
    前記第2ポリエチレン樹脂のメルトマスフローレイト(190℃/2.16kg)が、前記第1ポリエチレン樹脂のメルトマスフローレイト(190℃/2.16kg)の15倍以上90倍以下の範囲内である、
    ポリエチレンシートの製造方法。
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