JP6448661B2 - 極端紫外光生成装置 - Google Patents

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Description

本開示は、極端紫外光生成装置に関する。
近年、半導体プロセスの微細化に伴って、半導体プロセスの光リソグラフィにおける転写パターンの微細化が急速に進展している。次世代においては、70nm〜45nmの微細加工、さらには32nm以下の微細加工が要求されるようになる。このため、例えば32nm以下の微細加工の要求に応えるべく、波長13nm程度の極端紫外(EUV)光を生成するための装置と縮小投影反射光学系(reduced projection reflective optics)とを組み合わせた露光装置の開発が期待されている。
EUV光生成装置としては、ターゲット物質にレーザ光を照射することによって生成されるプラズマを用いたLPP(Laser Produced Plasma)方式の装置と、放電によって生成されるプラズマを用いたDPP(Discharge Produced Plasma)方式の装置と、軌道放射光を用いたSR(Synchrotron Radiation)方式の装置との3種類の装置が提案されている。
特開2008−103206号 特開2008−270533号 特開2012−199005号 特開2013−51349号 特開2013−152845号 米国特許第7872245号
概要
本開示の一例は、レーザ装置から出力されたパルスレーザ光をターゲットに照射することによって、プラズマを生成し、極端紫外光を生成する極端紫外光生成装置であって、チャンバと、前記チャンバ内のプラズマ生成領域に、ターゲットを供給する、ターゲット供給部と、前記ターゲット供給部と前記プラズマ生成領域との間に位置し、検出領域を通過する前記ターゲットを検出するターゲットセンサと、前記検出領域と前記ターゲット供給部との間に配置され、前記ターゲットが通過する貫通孔を含み、前記プラズマ生成領域から前記ターゲット供給部に伝わる圧力波を低減する遮蔽カバーと、を含んでもよい。
本開示のいくつかの実施形態を、単なる例として、添付の図面を参照して以下に説明する。
図1は、例示的なLPP方式のEUV光生成システムの構成を概略的に示す。 図2Aは、関連技術におけるEUV光生成システムの構成例の断面図を示す。 図2Bは、関連技術におけるEUV光生成制御部による、ターゲット供給部及びレーザ装置の制御を説明するブロック図を示す。 図2Cは、関連技術におけるEUV光生成システムにおける通過タイミング信号及び発光トリガ信号のタイミングチャートを示す。 図3Aは、実施形態1のEUV光生成システムの一部構成を示す。 図3Bは、実施形態1の遮蔽カバーの斜視図を示す。 図4Aは、実施形態2の遮蔽カバーの固定態様を示す。 図4Bは、図4AにおけるBB切断線での断面図を示す。 図4Cは、実施形態2の遮蔽カバーの固定態様を示す。 図4Dは、実施形態2の遮蔽カバーの固定態様を示す。 図4Eは、実施形態2の遮蔽カバーの固定態様を示す。 図5は、実施形態3のEUV光生成システムの一部構成を示す。 図6は、実施形態4のEUV光生成システムの一部構成を示す。 図7は、実施形態5のEUV光生成システムの一部構成を示す。 図8Aは、実施形態6のEUV光生成システムの構成例の断面図を示す。 図8Bは、実施形態6のEUV光生成システムの一部構成を示す。 図9は、実施形態7のEUV光生成システムの構成例の断面図を示す。
実施形態
<内容>
1.概要
2.用語の説明
3.EUV光生成システムの全体説明
3.1 構成
3.2 動作
4.関連技術におけるEUV光生成システム
4.1 構成
4.2 動作
4.3 課題
5.実施形態1
5.1 構成
5.2 動作
5.3 効果
6.実施形態2
6.1 構成
6.2 動作・効果
7.実施形態3
7.1 構成
7.2 動作・効果
8.実施形態4
8.1 構成
8.2 動作・効果
9.実施形態5
9.1 構成
9.2 動作・効果
10.実施形態6
10.1 構成
10.2 動作・効果
11.実施形態7
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。以下に説明される実施形態は、本開示のいくつかの例を示すものであって、本開示の内容を限定するものではない。また、各実施形態で説明される構成及び動作の全てが本開示の構成及び動作として必須であるとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
1.概要
LPP方式のEUV光生成装置は、ターゲット供給部から出力したターゲットがプラズマ生成領域に到達した時にパルスレーザ光を照射し、プラズマ化することによってEUV光を生成してもよい。EUV光生成装置は、ターゲットの通過タイミングを計測するタイミングセンサの検出信号に応じて、レーザ装置からパルスレーザ光を出力することでターゲットにパルスレーザ光を同期させてもよい。
発明者らは、パルスレーザ光の照射によるプラズマの生成によって、後発のターゲットの軌道が変動し得ることを見出した。さらに、ターゲットの軌道変動が、プラズマからの圧力波によるターゲット供給部の振動に起因し得ることを見出した。
ターゲットの軌道が変動すると、ターゲットがパルスレーザ光を照射される位置が変動し、EUV光エネルギやプラズマ位置が変動し得る。さらに、ターゲットの軌道変動が大きいと、タイミングセンサがターゲットを検出できず、パルスレーザ光がターゲットに照射されない場合があり得る。この結果、EUV光の生成が停止し得る。
本開示の1つの観点によれば、EUV光生成システムは、ターゲット検出領域とターゲット供給部との間に配置され、ターゲットが通過する貫通孔を含み、プラズマ生成領域からターゲット供給部に伝わる圧力波を低減する遮蔽カバーを含んでもよい。
本開示の1つの観点によれば、遮蔽カバーは、プラズマからの圧力波がターゲット供給部を振動させるのを抑制し得る。その結果、ターゲットの軌道が乱れにくく、安定してEUV光を生成し得る。
2.用語の説明
本開示において、「プラズマ生成領域」は、EUV光を生成するためのプラズマの生成が開始される領域を意味し得る。プラズマ生成領域においてプラズマの生成が開始されるためには、プラズマ生成領域にターゲットが供給され、かつ、ターゲットがプラズマ生成領域に到達するタイミングでプラズマ生成領域にパルスレーザ光が集光される必要があり得る。
「ターゲット供給部」は、EUV光を生成するために用いられるスズ、テルビウム等のターゲット物質をチャンバ内に供給する装置である。ターゲットの材料及び形状は、パルスレーザ光により適切にEUV光を生成できれば、特に限定されない。ターゲットの「検出領域」は、ターゲットセンサが、ターゲット供給部から出力されたターゲットを検出する領域であり、検出領域を通過するターゲットがターゲットセンサにより検出される。
3.EUV光生成システムの全体説明
3.1 構成
図1に、例示的なLPP方式のEUV光生成システムの構成を概略的に示す。EUV光生成装置1は、少なくとも1つのレーザ装置3と共に用いられてもよい。本願においては、EUV光生成装置1及びレーザ装置3を含むシステムを、EUV光生成システム11と称する。図1に示し、かつ、以下に詳細に説明するように、EUV光生成装置1は、チャンバ2、ターゲット供給部26を含んでもよい。
チャンバ2は、密閉可能であってもよい。ターゲット供給部26は、例えば、チャンバ2の壁を貫通するように取り付けられてもよい。ターゲット供給部26から供給されるターゲット物質の材料は、スズ、テルビウム、ガドリニウム、リチウム、キセノン、又は、それらの内のいずれか2つ以上の組合せを含んでもよいが、これらに限定されない。
チャンバ2の壁には、少なくとも1つの貫通孔が設けられていてもよい。その貫通孔には、ウインドウ21が設けられてもよく、ウインドウ21をレーザ装置3から出力されるパルスレーザ光32が透過してもよい。チャンバ2の内部には、例えば、回転楕円面形状の反射面を有するEUV集光ミラー23が配置されてもよい。EUV集光ミラー23は、第1及び第2の焦点を有し得る。
EUV集光ミラー23の表面には、例えば、モリブデンとシリコンとが交互に積層された多層反射膜が形成されていてもよい。EUV集光ミラー23は、例えば、その第1の焦点がプラズマ生成領域25に位置し、その第2の焦点が中間集光点(IF)292に位置するように配置されるのが好ましい。EUV集光ミラー23の中央部には貫通孔24が設けられていてもよく、貫通孔24をパルスレーザ光33が通過してもよい。
EUV光生成装置1は、EUV光生成制御部5、ターゲットセンサ4等を含んでもよい。ターゲットセンサ4は、撮像機能を有してもよく、ターゲット27の存在、軌跡、位置、速度のうち少なくとも一つを検出するよう構成されてもよい。
また、EUV光生成装置1は、チャンバ2の内部と露光装置6の内部とを連通させる接続部29を含んでもよい。接続部29内部には、アパーチャが形成された壁291が設けられてもよい。壁291は、そのアパーチャがEUV集光ミラー23の第2の焦点位置に位置するように配置されてもよい。
さらに、EUV光生成装置1は、レーザ光進行方向制御部34、レーザ光集光ミラー22、ターゲット27を回収するためのターゲット回収器28等を含んでもよい。レーザ光進行方向制御部34は、レーザ光の進行方向を規定するための光学素子と、この光学素子の位置、姿勢等を調整するためのアクチュエータとを備えてもよい。
3.2 動作
図1を参照すると、レーザ装置3から出力されたパルスレーザ光31は、レーザ光進行方向制御部34を経て、パルスレーザ光32としてウインドウ21を透過してチャンバ2内に入射してもよい。パルスレーザ光32は、少なくとも1つのレーザ光経路に沿ってチャンバ2内を進み、レーザ光集光ミラー22で反射されて、パルスレーザ光33として少なくとも1つのターゲット27に照射されてもよい。
ターゲット供給部26は、ターゲット27をチャンバ2内部のプラズマ生成領域25に向けて出力するよう構成されてもよい。ターゲット27には、パルスレーザ光33に含まれる少なくとも1つのパルスが照射されてもよい。パルスレーザ光が照射されたターゲット27はプラズマ化し、そのプラズマから放射光251が放射され得る。
放射光251に含まれるEUV光252は、EUV集光ミラー23によって選択的に反射されてもよい。EUV集光ミラー23によって反射されたEUV光252は、中間集光点292で集光され、露光装置6に出力されてもよい。なお、1つのターゲット27に、パルスレーザ光33に含まれる複数のパルスが照射されてもよい。
EUV光生成制御部5は、EUV光生成システム11全体の制御を統括するよう構成されてもよい。EUV光生成制御部5は、ターゲットセンサ4によって撮像されたターゲット27のイメージデータ等を処理するよう構成されてもよい。また、EUV光生成制御部5は、例えば、ターゲット27が供給されるタイミング、ターゲット27の出力方向等を制御するよう構成されてもよい。
さらに、EUV光生成制御部5は、例えば、レーザ装置3の発光タイミングの制御、パルスレーザ光32の進行方向の制御および、パルスレーザ光33の集光位置の制御のうち少なくとも1つを行うよう構成されてもよい。上述の様々な制御は単なる例示に過ぎず、必要に応じて他の制御が追加されてもよい。
4.関連技術におけるEUV光生成システム
4.1 構成
図2Aは、関連技術におけるEUV光生成システム11の構成例の断面図を示す。図2Aにおいて、Y軸方向は、ターゲット27の軌道271に沿った方向である。Z軸方向は、Y軸方向に垂直であって、パルスレーザ光33の照射方向に沿った方向である。X軸方向は、Y軸方向及びZ軸方向と垂直である。
図2Aに示されるように、チャンバ2内部には、レーザ光集光光学系22a、EUV集光ミラー23、ステージ268、支持部269、ターゲット回収器28、EUV集光ミラーホルダ81、及びプレート82、83が設けられてもよい。
チャンバ2には、プレート82が固定されてもよい。プレート82には、プレート83が固定されてもよい。EUV集光ミラー23は、EUV集光ミラーホルダ81を介してプレート82に固定されてもよい。
レーザ光集光光学系22aは、軸外放物面ミラー221、平面ミラー222、及びホルダ223、224を含んでもよい。軸外放物面ミラー221及び平面ミラー222は、それぞれ、ホルダ223及び224によって保持されてもよい。ホルダ223及び224は、プレート83に固定されてもよい。
軸外放物面ミラー221及び平面ミラー222によって反射されたパルスレーザ光33がプラズマ生成領域25で集光されるように、これらのミラーの位置及び姿勢が保持されてもよい。ターゲット回収器28は、ターゲット27の軌道271の延長線上に配置されてもよい。
ターゲット供給部26は、筒状の保持容器267内に収容されると共に、保持容器267に保持されていてもよい。保持容器267は、ステージ268に固定されていてもよい。ターゲット供給部26は、保持容器267を介してステージ268に固定されてもよい。ステージ268は、支持部269上で、少なくともX−Z平面内で移動できるように構成されてもよい。ステージ268及び支持部269は省略されてもよい。
支持部269は、チャンバ2の側壁からターゲット軌道271に沿って突出した筒状の壁部241に固定されてもよい。ステージ268が支持部269上で移動することで、ターゲット供給部26を、EUV光生成制御部5から指定された位置に移動し得る。
ターゲット供給部26は、リザーバ61を有していてもよい。リザーバ61は、図2Bに示すヒータ261を用いてターゲットの材料を溶融した状態で内部に貯蔵してもよい。リザーバ61には、ノズル孔62としての開孔が形成されていてもよい。
リザーバ61の一部が、チャンバ2の壁面に形成された貫通孔を貫通しており、リザーバ61に形成されたノズル孔62の位置がチャンバ2の内部に位置していてもよい。ターゲット供給部26は、ノズル孔62を介して、溶融したターゲットの材料をドロップレット状のターゲット27としてチャンバ2内のプラズマ生成領域25に供給してもよい。本開示において、ターゲット27をドロップレット27とも呼ぶ。
チャンバ2の壁部241には、タイミングセンサ450が取り付けられてもよい。タイミングセンサ450は、ターゲットセンサ4と発光部45とを含んでもよい。ターゲットセンサ4は、光センサ41と、受光光学系42と、容器43とを含んでもよい。発光部45は、光源46と、照明光学系47と、容器48とを含んでもよい。光源46の出力光は、照明光学系47によって集光され得る。その集光位置はターゲット27の略軌道271上であってもよい。
ターゲットセンサ4と発光部45とは、ターゲット27の軌道271を挟んで対向して配置されていてもよい。チャンバ2にはウインドウ21a及び21bが取り付けられていてもよい。ウインドウ21aは、発光部45とターゲット27の軌道271との間に位置していてもよい。ウインドウ21bは、ターゲットセンサ4とターゲット27の軌道271との間に位置していてもよい。
発光部45は、ウインドウ21aを介してターゲット27の軌道271の所定領域に光を集光してもよい。ターゲット27が発光部45による光の集光領域40を通過するときに、ターゲットセンサ4は、ターゲット27の軌道271及びその周囲を通る光の変化を検出してもよい。受光光学系42は、ターゲット27の検出精度を向上させるために、ターゲット27の軌道271及びその周囲における像をターゲットセンサ4の受光面に結像してもよい。図2Aに示された例において、ターゲットセンサ4によって検出されるターゲット27の検出領域は、発光部45による光の集光領域40と一致し得る。
チャンバ2の外部には、レーザ光進行方向制御部34と、EUV光生成制御部5とが設けられてもよい。レーザ光進行方向制御部34は、高反射ミラー341及び342と、ホルダ343及び344とを含んでもよい。高反射ミラー341及び342は、それぞれ、ホルダ343及び344によって保持されてもよい。高反射ミラー341及び342は、レーザ装置3が出力するパルスレーザ光を、ウインドウ21を介してレーザ光集光光学系22aに導いてもよい。
EUV光生成制御部5は、露光装置6からの制御信号を受信してもよい。EUV光生成制御部5は、露光装置6からの制御信号に従って、ターゲット供給部26及びレーザ装置3を制御してもよい。
4.2 動作
図2Bは、関連技術におけるEUV光生成制御部5による、ターゲット供給部26及びレーザ装置3の制御を説明するブロック図を示す。EUV光生成制御部5は、ターゲット供給制御部51とレーザ制御部55とを含んでもよい。ターゲット供給制御部51は、ターゲット供給部26の動作を制御してもよい。レーザ制御部55は、レーザ装置3の動作を制御してもよい。
ターゲット供給部26は、ターゲット27の材料を溶融した状態で内部に貯蔵するリザーバ61に加え、ヒータ261、温度センサ262、圧力調節器263、ピエゾ素子264、及び、ノズル265を含んでもよい。
ヒータ261と温度センサ262とは、リザーバ61に固定されていてもよい。ピエゾ素子264は、ノズル265に固定されていてもよい。ノズル265は、例えば液体スズのドロップレットであるターゲット27を出力するノズル孔62を有していてもよい。圧力調節器263は、図示しない不活性ガス供給部からリザーバ61内に供給される不活性ガスの圧力を調節するよう、図示しない不活性ガス供給部とリザーバ61との間の配管上に設置されていてもよい。
ターゲット供給制御部51は、温度センサ262の測定値に基づいてヒータ261を制御してもよい。例えば、ターゲット供給制御部51は、リザーバ61がスズの融点以上の所定の温度になるように、ヒータ261を制御してもよい。その結果、リザーバ61に貯蔵されたスズは融解し得る。スズの融点は232℃であり、所定の温度は、例えば、250℃〜300℃の温度であってよい。
ターゲット供給制御部51は、圧力調節器263によりリザーバ61内の圧力を制御してもよい。圧力調節器263は、ターゲット供給制御部51の制御により、ターゲット27が所定の速度でプラズマ生成領域25に到達するように、リザーバ61内の圧力を調節してもよい。ターゲット供給制御部51は、ピエゾ素子264に所定周波数の電気信号を送ってもよい。ピエゾ素子264は、受信した電気信号により振動し、ノズル265を上記周波数で振動させ得る。
その結果、ノズル孔62からジェット状の液体スズが出力され、ピエゾ素子264によるノズル孔62の振動によって、ドロップレット状のターゲット27が生成され得る。このように、ターゲット供給部26は、所定速度及び所定周波数で、プラズマ生成領域25にドロップレット状のターゲット27を供給し得る。例えば、ターゲット供給部26は、数十kHz〜数百kHzにおける所定周波数で、ドロップレットを生成してもよい。
タイミングセンサ450は、検出領域を通過するターゲット27を検出してもよい。ターゲットセンサ4は、ターゲット27が発光部45による光の集光領域を通過するときに、ターゲット27の軌道及びその周囲を通る光の変化を検出し、ターゲット27の検出信号として通過タイミング信号PTを出力してもよい。
図2Cは、関連技術のEUV光生成システム11における通過タイミング信号PT及び発光トリガ信号ETのタイミングチャートを示す。ターゲット27が集光領域40を通過するのに同期して、光センサ41に受光される光強度が低下し得る。光センサ41は、当該光強度の変化を検出してもよく、光センサ41は当該検出結果を、通過タイミング信号PTによってレーザ制御部55に出力してもよい。1つのターゲット27が検出される毎に、通過タイミング信号PTにおいて1つの検出パルスがレーザ制御部55に出力されてもよい。
レーザ制御部55は、通過タイミング信号PTが閾値電圧を超えたタイミングから、所定の時間遅延させて、発光トリガをレーザ装置3に出力してもよい。発光トリガは、発光トリガ信号ETにおけるパルスである。
レーザ制御部55は、露光装置6から、EUV光生成制御部5を介してバースト信号BTを受信してもよい。バースト信号BTは、所定期間においてEUV光を生成すべきことをEUV光生成システム11に指示する信号であってもよい。レーザ制御部55は、当該所定期間の間、EUV光を露光装置6に出力するための制御を行ってもよい。
レーザ制御部55は、バースト信号BTがONの期間において、レーザ装置3が通過タイミング信号PTに応じてパルスレーザ光を出力するように制御してもよい。レーザ制御部55は、バースト信号BTがOFFの期間において、レーザ装置3がパルスレーザ光の出力を停止するように制御してもよい。
例えば、レーザ制御部55は、露光装置6から受信したバースト信号BTと、通過タイミング信号PTに対して所定の時間遅延させた発光トリガ信号ETとを、レーザ装置3に出力してもよい。バースト信号BTがONである間、レーザ装置3は、発光トリガ信号ETにおける発光トリガパルスに応答して、パルスレーザ光を出力し得る。出力されたパルスレーザ光は、レーザ光進行方向制御部34を経由して、レーザ光集光光学系22aに入力され得る。
4.3 課題
ターゲット27にパルスレーザ光を照射してプラズマを生成すると、後に照射されるべきターゲット27の軌道271が、正常なターゲット27の軌道271からずれ得る。原因は、プラズマ生成に伴う圧力波255がターゲット供給部26を振動させ、ターゲット27の軌道271を乱す為と説明され得る。
具体的には、以下のように説明され得る。ターゲット27にパルスレーザ光が照射されると、ターゲット表面は瞬間的にプラズマ化し、急速に膨張して圧力波255を生成し得る。チャンバ2内は数Paから数十Pa程度のガス圧に保たれ、発生した圧力波255は、チャンバ2内を伝搬し得る。圧力波255がターゲット供給部26に到達すると、ターゲット供給部26が振動し得る。ターゲット供給部26の振動に伴いターゲット出力位置が振動し、ターゲット27の軌道271が乱れ得る。
ターゲット27の軌道271が乱れると、タイミングセンサ450の集光領域40をターゲット27が通過せず、発光トリガが生成されなくなり得る。この結果、パルスレーザ光がターゲット27に照射されず、EUV光の生成が停止し得る。
また、軌道271が乱れたターゲット27がタイミングセンサ450の集光領域40を通過しても、プラズマ生成領域25を通過しないことがあり得る。この場合、パルスレーザ光は出力されるがターゲット27に照射されず、EUV光は生成され得ない。または、ターゲット軌道271がプラズマ生成領域25における所望位置からずれている場合、照射面積が不十分なパルスレーザ光の照射となり、EUV光のエネルギが低下し得る。
5.実施形態1
5.1 構成
図3Aは、本実施形態のEUV光生成システム11の一部構成を示す。図3Bは、遮蔽カバー266の斜視図を示す。以下においては、図2A〜図2Cを参照して説明した関連技術との相違点を主に説明する。
図3Aに示すように、遮蔽カバー266は、ターゲット供給部26のノズル孔62と集光領域40との間に配置されてもよい。ノズル孔62は、ターゲット軌道271における上流側に位置し、集光領域40は下流側に位置してもよい。
遮蔽カバー266は、ターゲット供給部26からプラズマ生成領域25に至るターゲット軌道271上に配置されてもよい。遮蔽カバー266は、ステージ268の支持部269よりもプラズマ生成領域25に近い位置において、チャンバ2の内壁に固定されてもよい。例えば、遮蔽カバー266は、チャンバ2の壁部241の内面に溶接されてもよく、接着剤で固着されてもよい。遮蔽カバー266は、ステージ268、ステージ支持部269、又は保持容器267に固定されてもよい。
図3Bに示すように、遮蔽カバー266は、円筒状の側面部663を有してもよい。側面部663の上流側端に、リング状のフランジ662が形成されていてもよい。側面部663の下流側端に円盤状の出射面部664が形成されていてもよい。出射面部664の略中央には、ターゲット27が通過する貫通孔661が形成されていてもよい。
図3Aに示すように、遮蔽カバー266は、プラズマ生成領域25に対してターゲット供給部26を覆うように配置されてもよい。ターゲット供給部26は、プラズマ生成領域25から見て、貫通孔661からのみ露出していてもよい。
貫通孔661の開口面積は、ターゲット軌道271のばらつきに基づいて決定されてもよい。貫通孔661の開口面積は、遮蔽カバー266がチャンバ2に固定されている場合、ステージ268の移動範囲に基づいて決定されてもよい。貫通孔661の開口面積は、圧力波255の波長に基づいて決定されてもよい。例えば、貫通孔661は、直径10mm〜50mm程度の円形でもよく、一辺が10mm〜80mm程度の矩形でもよい。
遮蔽カバー266の形状及び材質は、圧力波255に共鳴しないように決定されてもよい。遮蔽カバー266は、例えば、板厚3mm程度の金属で形成されてもよい。金属は、例えば、アルミニウムであってもよい。
5.2 動作
ターゲット供給部26から出力されたターゲット27は、遮蔽カバー266のターゲット入射側端に形成されたフランジ662を通って、遮蔽カバー266内に入ってもよい。ターゲット27は、側面部663内を通過し、遮蔽カバー266のターゲット出射側端に形成された出射面部664に至ってもよい。ターゲット27は、出射面部664に形成された貫通孔661を通過してもよい。
ターゲット27は、集光領域40においてタイミングセンサ450に検出されてもよい。ターゲット27の検出に同期して、レーザ装置3がパルスレーザ光を出力してもよい。ターゲット27はプラズマ生成領域25に至り、パルスレーザ光を照射されてもよい。ターゲット27へのパルスレーザ光の照射によりプラズマが生成されてもよい。プラズマ生成に伴い、圧力波255が発生し得る。遮蔽カバー266は、ターゲット供給部26に圧力波255が伝搬するのを抑制し得る。
5.3 効果
圧力波255は、遮蔽カバー266によって伝搬が妨げられ得る。遮蔽カバー266は、ターゲット供給部26に到達する圧力波255を大きく減衰させ得る。その結果、遮蔽カバー266は、圧力波255によるターゲット供給部26の振動を抑制し、ターゲット軌道271の乱れを抑制し得る。遮蔽カバー266がチャンバ2に固定されている構成において、遮蔽カバー266からステージ268へ伝わる振動は、チャンバ2及びステージ268の可動部によって減衰され得る。
6.実施形態2
6.1 構成
図4A〜図4Eは、本実施形態の遮蔽カバー266の固定態様を示す。以下において、実施形態1との相違点を主に説明する。図4Aに示すように、遮蔽カバー266は、ダンパ680を介して、遮蔽カバー266の支持部に固定されてもよい。例えば、遮蔽カバー266は、ダンパ680を介してチャンバ2の壁部241の内面に固定されてもよい。遮蔽カバー266は、ダンパ680にのみ支持され、チャンバ2に直接接触していなくてもよい。
図4Bは、図4AにおけるBB切断線での断面図を示す。図4Bに示すように、複数のダンパ680が、遮蔽カバー266の外周部の複数カ所に配置されてもよい。図4Bの例のように、4つのダンパ680が側面部663の外側において、周方向に離間して配置されてもよい。ダンパ680の間隔は等間隔でもよい。一つのダンパ680が、遮蔽カバー266の外縁部全周に亘って配置されてもよい。
図4C〜図4Eは、図4AにおけるA領域内の構成を示す。図4Cに示すように、ダンパ680は、ばね681であってもよい。チャンバ2の内壁に、台座部281が形成されていてもよい。台座部281は、チャンバ2の壁部241の内面からターゲット軌道271に向かって突出する、リング状の部分であってもよい。複数のばね681に対応する複数台座部281が離間して配置されてもよい。
ばね681は、遮蔽カバー266のフランジ662と台座部281との間に配置され、固定されていてもよい。ばね681は、フランジ662のターゲット下流側面と台座部281のターゲット上流側面との間に配置されてもよい。
フランジ662の外周は、チャンバ2の内壁から離れていてもよい。プラズマ生成領域25から見て、フランジ662と台座部281とは重なっていてもよい。プラズマ生成領域25から見て、ターゲット供給部26は、フランジ662とチャンバ2の内壁との間のギャップから露出しなくてもよい。フランジ662は、台座部281のターゲット下流側に配置されてもよい。
ダンパ680は、他の弾性体でもよい。例えば、図4Dに示すように、ダンパ680は、防振ゴム682であってもよい。図4Eに示すように、ダンパ680は、ベローズ683であってもよい。防振ゴム682及びベローズ683の配置は、図4Cを参照して説明したばね681と同様であってもよい。
6.2 動作・効果
プラズマ生成に伴い発生する圧力波255がターゲット供給部26に伝搬するのを抑制する遮蔽カバー266は、圧力波255によって振動し得る。遮蔽カバー266の振動は、ダンパ680によって減衰され得る。したがって、遮蔽カバー266の振動が、チャンバ2を介して、ターゲット供給部26に伝わることを抑制し得る。
7.実施形態3
プラズマからの飛散物やターゲット回収器28によって反跳したターゲット27の一部は、ノズル265のノズル孔62に付着し、ターゲット27の軌道271を乱し得る。そのため、本実施形態のEUV光生成システム11は、ノズル265近傍にパージガスを供給し、遮蔽カバー266によってパージガス供給路の一部を構成することで、ノズル孔62への付着物によるターゲット軌道271の乱れを抑制してもよい。以下においては、実施形態1との相違点を主に説明する。
7.1 構成
図5は、本実施形態のEUV光生成システム11の一部構成を示す。EUV光生成システム11は、遮蔽カバー266で一部が画定されターゲット供給部26を収容する空間248に、パージガスを供給してもよい。
ガス導入口523を画定するガス導入部は、遮蔽カバー266を挟んでプラズマ生成領域25の反対側に位置してもよい。ガス導入口523は、ターゲット供給部26の収容空間248内に形成されていてもよい。ガス導入口523は、遮蔽カバー266のターゲット供給部側において、チャンバ2の壁部241に形成されてもよい。ガス導入口523は、ターゲット供給部26の保持容器267に形成されてもよい。ガス導入口523は、ターゲット軌道方向において、遮蔽カバー266の貫通孔661とノズル孔62との間に位置してもよい。ガス導入口523に、ガス導入管521が結合してもよい。ガス導入管521は、ガス供給器522とガス導入口523とをつないでもよい。
ガス供給器522は、パージガスとして水素を含んだガスを供給してもよい。EUV光生成制御部5は、ガス供給器522によるパージガスの供給を制御してもよい。
7.2 動作・効果
パージガスは、ガス供給器522から、ガス導入管521を介して、ガス導入口523に流れてもよい。パージガスは、ガス導入口523から、ターゲット供給部26の収容空間248に流出してもよい。パージガスは、遮蔽カバー266の貫通孔661に流れ、貫通孔661からプラズマ生成領域25に向かって噴出してもよい。
ターゲット27の移動方向において貫通孔661から噴出するパージガスの流れによって、プラズマからの飛散物やターゲット回収器28によって反跳されたターゲット27がノズル265に付着するのを抑制し得る。これにより、ノズル265の付着物による、ターゲット軌道271の乱れを抑制し得る。
8.実施形態4
ノズル265は、プラズマからの高速イオンや高速中性粒子によってスパッタされ得る。これにより、ノズル265の濡れ性が上がり、飛散物が付着しやすくなり得る。本実施形態のEUV光生成システム11は、遮蔽カバー266に加えてプラズマシールドをさらに含み、プラズマからの高速粒子によるノズル265のスパッタを抑制してもよい。以下においては、実施形態3との相違点を主に説明する。
8.1 構成
図6は、本実施形態のEUV光生成システム11の一部構成を示す。プラズマシールド280は、遮蔽カバー266により一部が画定されるターゲット供給部26の収容空間248内に配置されてもよい。プラズマシールド280は、遮蔽カバー266とターゲット供給部26との間に配置されてもよい。プラズマシールド280は、ターゲット供給部26の保持容器267に固定されてもよい。プラズマシールド280と保持容器267とで画定される空間249内にターゲット供給部26が収容されてもよい。
プラズマシールド280は、導電体で形成され、ターゲット27が通過可能な貫通孔801を含んでもよい。プラズマシールド280は、例えば、板厚数mmのアルミニウムで形成されてもよい。プラズマ生成領域25から見て、ターゲット供給部26は、貫通孔801からのみ露出してもよい。
保持容器267を介してステージ268に固定されたプラズマシールド280の貫通孔801は、ステージ268によって、ノズル265と共に移動し得る。このため、貫通孔801は、チャンバ2に固定された遮蔽カバー266の貫通孔661よりも、小さくてもよい。貫通孔801は、円形でもよく、矩形でもよい。貫通孔801は、例えば円形であって、直径は数mmであってもよい。ガス導入口523は、ターゲット軌道方向において、遮蔽カバー266の貫通孔661とプラズマシールド280の貫通孔801との間に位置してもよい。
8.2 動作・効果
ガス導入口523から流入したパージガスは、遮蔽カバー266の貫通孔661に流れ、貫通孔661からプラズマ生成領域25に向かって噴出してもよい。貫通孔661におけるパージガスの流れは、ノズル265の付着物を低減し得る。さらに、プラズマシールド280は、遮蔽カバー266の貫通孔661から噴出するパージガスで防ぐことができなかった高速イオンや高速中性粒子が、ノズル265をスパッタするのを抑制し得る。
プラズマシールド280の貫通孔801を通過するパージガスの流量は、貫通孔661を通過する流量と比較して非常に小さくなり得る。ノズル265から出射直後のターゲット27の軌道271がパージガスにより乱れることを抑制し、プラズマ生成領域25でのターゲット位置のずれを効果的に抑制し得る。また、ノズル265から出力した複数のターゲット27を結合したターゲット27にプラズマ生成領域25でパルスレーザ光を照射する構成においては、貫通孔801を複数ターゲット27の結合位置よりも下流側に設けてもよい。これにより、軌道の乱れやすい小径の複数ターゲット27の軌道が結合前に乱れて結合不良を起こすことを抑制できる。
9.実施形態5
9.1 構成
図7は、本実施形態のEUV光生成システム11の一部構成を示す。以下においては、実施形態4との相違点を主に説明する。遮蔽カバー266は、ステージ268に固定されてもよい。遮蔽カバー266は、ダンパを介してステージ268に固定されてもよい。遮蔽カバー266は、ステージ268の移動により、ターゲット供給部26のノズル265と共に移動し得る。
貫通孔661の大きさは、プラズマシールド280の貫通孔801と同等の大きさでもよい。例えば、直径は、数mm〜10mm程度であってもよい。貫通孔661は、貫通孔801よりも大きくてもよい。貫通孔801より大きい貫通孔661は、貫通孔801を通過してターゲット軌道271が乱れたターゲット27の遮蔽カバー266への衝突を抑制し得る。
ガス導入口523は、ターゲット供給部26の保持容器267に形成されていてもよい。ターゲット軌道方向において、ガス導入口523と遮蔽カバー266の貫通孔661との間にプラズマシールド280の貫通孔801が位置してもよい。ガス導入口523は、プラズマシールド280の側壁部に対向してもよい。プラズマシールド280及び保持容器267で画定され、ターゲット供給部26を収容する空間249は、ガス導入口523と貫通孔801以外において閉じていてもよい。
9.2 動作・効果
遮蔽カバー266の貫通孔661は、ステージ268の移動により、ノズル265と共に移動し得る。そのため、チャンバ2に固定された遮蔽カバー266と比較して、遮蔽カバー266の貫通孔661を小さくし得る。小さい貫通孔661は、圧力波255及び粒子がターゲット供給部26に到達することをさらに抑制し得る。ステージ268を移動する可動部は、圧力波255による遮蔽カバー266の振動を減衰させ得る。
10.実施形態6
チャンバ2は、プラズマからの熱によって膨張・変形し得る。本実施形態のEUV光生成システム11は、遮蔽カバー266に加えてヒートシールド256をさらに含み、チャンバ2の膨張・変形を抑制してもよい。以下においては、実施形態3との相違点を主に説明する。
10.1 構成
図8Aは、本実施形態のEUV光生成システム11の構成例の断面図を示す。チャンバ2内に、ヒートシールド256が配置されてもよい。ヒートシールド256は、遮蔽カバー266とプラズマ生成領域25との間に配置されてもよい。ヒートシールド256は、プラズマ生成領域25を収容してもよい。
ヒートシールド256は、プラズマからの輻射光やレーザ散乱光による熱を吸収してもよい。これによって、プラズマからの輻射光やレーザ散乱光の吸収によるチャンバ2の熱変形を低減し得る。
ヒートシールド256は、筒状であって、側面に形成された貫通孔561、562を含んでもよい。貫通孔561、562の大きさは、例えば数十mm程度でよく、遮蔽カバー266の貫通孔661より大きくてもよい。貫通孔561は、ターゲット供給部26から出力され、集光領域40を通過し、プラズマ生成領域25に向かうターゲット27が通過する孔であってもよい。貫通孔562は、貫通孔561の反対側に形成されていてもよい。貫通孔562は、ターゲット回収器28に回収されるターゲット27が通過する孔であってもよい。
図8Bは、本実施形態のEUV光生成システム11の一部構成を示す。ヒートシールド256は、チャンバ2の内壁にダンパ566を介して固定されてもよい。ダンパ566は、実施形態2で説明したダンパ680と同様でもよい。ダンパ566は、ヒートシールド256の熱による膨張・変形の応力がチャンバ2に伝わりにくくする構造・材料で構成されてもよい。
ヒートシールド256は、冷却媒体流路563を含んでいてもよい。冷却媒体流路563は、ヒートシールド256の側壁内に形成されていてもよい。冷却媒体は、冷却媒体流路563内を流れてもよい。冷却媒体により、ヒートシールド201の過熱による熱変形が抑制され得る。ヒートシールド256は、金属で形成されていてもよく、例えば、アルミニウムで形成されていてもよい。
10.2 動作・効果
ヒートシールド256は、チャンバ2の熱変形を低減すると共に、遮蔽カバー266に到達する圧力波255を減衰させ得る。ヒートシールド256は、圧力波255がチャンバ2の壁面に到達するのを抑制し得る。ヒートシールド256は、ターゲット供給部26に伝わる圧力波255及び圧力波255に起因するターゲット供給部26の振動をさらに低減し得る。
11.実施形態7
圧力波255は、プラズマ生成領域25から様々な方向に伝搬し、チャンバ2の内部で反射され得る。例えば、チャンバ2の内部で複雑に反射された圧力波255が強め合って、チャンバ2を振動させ得る。このような振動は、チャンバ2及びチャンバ2が取り付けられた部材を介してターゲット供給部26に伝わり得る。EUV光生成システム11は、圧力波255を減衰する圧力波減衰体を含んでもよい。以下においては、実施形態3との相違点を主に説明する。
図9は、本実施形態のEUV光生成システム11の構成例の断面図を示す。チャンバ2の内面に、圧力波減衰体666が配置されてもよい。遮蔽カバー266のプラズマ生成領域25に対向する面に、圧力波減衰体665が、配置されてもよい。圧力波減衰体665、666は、例えばポーラス状の部材であってもよい。ポーラス状の部材として、多孔質セラミックスや発泡金属が用いられてもよい。
圧力波減衰体665、666は、チャンバ2の内部における圧力波255の反射を低減し得る。遮蔽カバー266に配置された圧力波減衰体665は、圧力波255による遮蔽カバー266の振動を効果的に低減し得る。
以上、本発明を、実施形態を参照して説明したが、本発明の範囲は上記実施形態に限定されるものではない。ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換え得る。ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加え得る。各実施形態の構成の一部について、削除、他の構成の追加、他の構成による置換をし得る。
本明細書及び添付の特許請求の範囲全体で使用される用語は、「限定的でない」用語と解釈されるべきである。例えば、「含む」又は「含まれる」という用語は、「含まれるものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。「有する」という用語は、「有するものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。また、本明細書及び添付の特許請求の範囲に記載される修飾句「1つの」は、「少なくとも1つ」又は「1又はそれ以上」を意味すると解釈されるべきである。
2 チャンバ、3 レーザ装置、4 ターゲットセンサ、5 EUV光生成制御部、11 EUV光生成システム、25 プラズマ生成領域、26 ターゲット供給部、27 ターゲット、40 集光領域、62 ノズル孔、256 ヒートシールド、265 ノズル、268 ステージ、269 支持部、266 遮蔽カバー、280 プラズマシールド、521 ガス導入管、522 ガス供給器、523 ガス導入口、680 ダンパ、681 ばね、682 防振ゴム、683 べローズ、661 貫通孔、665、666 圧力波減衰体、801 貫通孔

Claims (15)

  1. レーザ装置から出力されたパルスレーザ光をターゲットに照射することによって、プラズマを生成し、極端紫外光を生成する極端紫外光生成装置であって、
    チャンバと、
    前記チャンバ内のプラズマ生成領域に、ターゲットを供給する、ターゲット供給部と、
    前記ターゲット供給部と前記プラズマ生成領域との間に位置し、検出領域を通過する前記ターゲットを検出するターゲットセンサと、
    前記検出領域と前記ターゲット供給部との間に配置され、前記ターゲットが通過する貫通孔を含み、前記プラズマ生成領域から前記ターゲット供給部に伝わる圧力波を低減する遮蔽カバーと
    前記遮蔽カバーと前記ターゲット供給部との間に配置され、前記ターゲットが通過する開口を含み、前記プラズマ生成領域から前記ターゲット供給部に到達する粒子を低減するプラズマシールドと、
    前記プラズマ生成領域と前記遮蔽カバーとの間に配置され、前記プラズマ生成領域を収容し、前記ターゲットが通過する貫通孔を有し、前記プラズマ生成領域から前記チャンバへ伝わる熱を低減する、ヒートシールドとを含む、極端紫外光生成装置。
  2. 請求項1に記載の極端紫外光生成装置であって、
    前記遮蔽カバーは、ダンパを介して前記チャンバに固定される、極端紫外光生成装置。
  3. 請求項2に記載の極端紫外光生成装置であって、
    前記ターゲット供給部を移動するステージと、
    前記チャンバに固定され、前記ステージを支持する支持部と、
    をさらに含む極端紫外光生成装置。
  4. 請求項1に記載の極端紫外光生成装置であって、
    前記遮蔽カバーを挟んで前記プラズマ生成領域の反対側に位置し、前記ターゲット供給部と前記遮蔽カバーとの間にパージガスを供給するガス導入部を含む、極端紫外光生成装置。
  5. 請求項1に記載の極端紫外光生成装置であって、前記遮蔽カバーのプラズマ生成領域側に配置された圧力波減衰体をさらに含む、極端紫外光生成装置。
  6. 請求項3に記載の極端紫外光生成装置であって、
    前記遮蔽カバーは、前記ステージに固定されている、極端紫外光生成装置。
  7. 請求項1に記載の極端紫外光生成装置であって、
    前記ターゲット供給部を移動するステージと、
    前記チャンバに固定され、前記ステージを支持する支持部と、
    をさらに含み、
    前記遮蔽カバーは、前記ステージに固定されている、極端紫外光生成装置。
  8. 請求項1に記載の極端紫外光生成装置であって、
    前記遮蔽カバーは、金属で構成されている、極端紫外光生成装置。
  9. 請求項4に記載の極端紫外光生成装置であって、
    前記パージガスは、水素を含む、極端紫外光生成装置。
  10. 請求項1に記載の極端紫外光生成装置であって、
    前記プラズマシールドの開口は、前記遮蔽カバーの貫通孔より小さく形成されている、極端紫外光生成装置。
  11. 請求項3に記載の極端紫外光生成装置であって、
    前記プラズマシールドは、前記ステージに固定され前記ターゲット供給部と共に移動するよう構成されている、極端紫外光生成装置。
  12. 請求項5に記載の極端紫外光生成装置であって、
    前記圧力波減衰体は、ポーラス状の部材で構成されている、極端紫外光生成装置。
  13. 請求項12に記載の極端紫外光生成装置であって、
    前記ポーラス状の部材は、多孔質セラミックスまたは発泡金属を含む、極端紫外光生成装置。
  14. 請求項1に記載の極端紫外光生成装置であって、
    前記ヒートシールドの貫通孔は、前記遮蔽カバーの貫通孔よりも大きく形成されている、極端紫外光生成装置。
  15. レーザ装置から出力されたパルスレーザ光をターゲットに照射することによって、プラズマを生成し、極端紫外光を生成する極端紫外光生成装置であって、
    チャンバと、
    前記チャンバ内のプラズマ生成領域に、ターゲットを供給する、ターゲット供給部と、
    前記ターゲット供給部と前記プラズマ生成領域との間に位置し、検出領域を通過する前記ターゲットを検出するターゲットセンサと、
    前記検出領域と前記ターゲット供給部との間に配置され、前記ターゲットが通過する貫通孔を含み、前記プラズマ生成領域から前記ターゲット供給部に伝わる圧力波を低減する遮蔽カバーと、
    前記遮蔽カバーのプラズマ生成領域側に配置された圧力波減衰体とを含む、極端紫外光生成装置。
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