JP6448318B2 - ナビゲーションシステム及びコンピュータプログラム - Google Patents

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本発明は、ナビゲーションシステムにおいて地図を表示する技術に関するものである。
ナビゲーションシステムにおいて地図を表示する技術としては、現在位置周辺の地図を表示するモードとして3次元の地図を表示する3次元地図表示モードと2次元の地図を表示する2次元地図表示モードとを備え、3次元の地図データが存在する領域内に現在位置があるときには3次元地図表示モードで3次元の地図データを用いて地図を表示し、3次元の地図データが存在せず2次元の地図データが存在する領域に現在位置があるときには2次元地図表示モードで2次元の地図データを用いて地図を表示する技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
特開2007-256027号公報
上述したように3次元地図表示モードと2次元地図表示モードの間で地図の表示を切り替える場合、3次元地図表示モードと2次元地図表示モードでは、地図を表す視点の高さが相違することや、3次元地図表示モードでは2次元地図表示モードと異なり道路自体に高低の変化があることとより、3次元地図表示モードと2次元地図表示モードの間で地図の表示の切替を瞬時に行うと、表示される地図上に表されているルートや道路の間に断絶が生じ、ユーザの混乱を招くことがある。
そこで、3次元地図表示モードと2次元地図表示モードの間で地図の表示を切り替える場合、切替前の地図の表示をフェードアウトさせた後に、切替後の地図表示をフェードインさせるトランジッションを行うことが考えられる。
しかしながら、フェードアウトとフェードインの間の中間表示色(フェードアウト完了時及びフェードイン開始時の表示色)を白色や黒色といった一般的な色とすると、当該中間表示色の表示にユーザに違和感を与えてしまうことがある。
たとえば、夜間において、フェードアウトとフェードインの間の中間表示色を白色とした場合には、薄暗い環境下において全面真っ白な高輝度の画面表示が行われることとなり、ユーザの注意を不要に惹いてしまうこととなる。
そこで、本発明は、地図の表現形態が異なる表示モードで地図を表示するナビゲーションシステムにおいて、表示モードの切替をより自然な形態で行うことを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、現在位置周辺の地図を含む案内画像を表示するナビゲーションシステムに、現在位置周辺の第1の表現形態で表現した地図を含む案内画像を表示する第1の表示モードと、現在位置周辺の前記第1の表現形態とは異なる第2の表現形態で表現した地図を含む案内画像を表示する第2の表示モードとを備え、前記第1の表示モードと第2の表示モードとを切り替えながら前記案内画像の表示を行う案内画像表示部を備えたものである。ただし、前記案内画像表示部は、前記第1の表示モードによる前記案内画像の表示と第2の表示モードによる前記案内画像の表示との切替を行う際に、中間表示色を設定する中間表示色設定手段と、前記第1の表示モードによる前記案内画像の表示と第2の表示モードによる前記案内画像の表示との切替を、前記切替前の前記案内画像の表示を全面が前記中間表示色の表示にフェードアウトし、その後、前記切替後の前記案内画像の表示をフェードインすることにより行う表示切替手段とを有するものである。また、前記案内画像表示部は、周囲環境の明暗に応じて、周囲環境が暗いときには暗モードを設定し周囲環境が明るいときには明モードを設定すると共に、暗モードが設定されているときには前記第1の表示モード及び前記第2の表示モードによる前記案内画像として暗めの色調の案内画像を表示し、明モードが設定されているときには前記第1の表示モード及び前記第2の表示モードによる前記案内画像として明るめの色調の案内画像を表示し、前記中間表示色設定手段は、暗モードが設定されているときには前記中間表示色として暗めの色を設定し、明モードが設定されているときには前記中間表示色として明るめの色を設定するものである。
また、前記課題達成のために、本発明は、現在位置周辺の地図を含む案内画像を表示するナビゲーションシステムに、現在位置周辺の第1の表現形態で表現した地図を含む案内画像を表示する第1の表示モードと、現在位置周辺の前記第1の表現形態とは異なる第2の表現形態で表現した地図を含む案内画像を表示する第2の表示モードとを備え、前記第1の表示モードと第2の表示モードとを切り替えながら前記案内画像の表示を行う案内画像表示部を備えたものである。ただし、前記案内画像表示部は、前記第1の表示モードによる前記案内画像の表示と第2の表示モードによる前記案内画像の表示との切替を行う際に、中間表示色を設定する中間表示色設定手段と、前記第1の表示モードによる前記案内画像の表示と第2の表示モードによる前記案内画像の表示との切替を、前記切替前の前記案内画像の表示を全面が前記中間表示色の表示にフェードアウトし、その後、前記切替後の前記案内画像の表示をフェードインすることにより行う表示切替手段とを有するものである。また、前記第1の表現形態で表現した地図と、前記第2の表現形態で表現した地図とは共通の色調で表現されており、前記中間表示色設定手段は、前記中間表示色として前記共通の色調に近似した色調の色を設定するものである。
また、前記課題達成のために、本発明は、現在位置周辺の地図を含む案内画像を表示するナビゲーションシステムに、現在位置周辺の第1の表現形態で表現した地図を含む案内画像を表示する第1の表示モードと、現在位置周辺の前記第1の表現形態とは異なる第2の表現形態で表現した地図を含む案内画像を表示する第2の表示モードとを備え、前記第1の表示モードと第2の表示モードとを切り替えながら前記案内画像の表示を行う案内画像表示部を備えたものである。ただし、前記案内画像表示部は、前記第1の表示モードによる前記案内画像の表示と第2の表示モードによる前記案内画像の表示との切替を行う際に、中間表示色を設定する中間表示色設定手段と、前記第1の表示モードによる前記案内画像の表示と第2の表示モードによる前記案内画像の表示との切替を、前記切替前の前記案内画像の表示を全面が前記中間表示色の表示にフェードアウトし、その後、前記切替後の前記案内画像の表示をフェードインすることにより行う表示切替手段とを有するものである。また、前記第1の表現形態で表現した地図と、前記第2の表現形態で表現した地図とは共に地図中に近似する明度の色で空を表した地図であって、前記中間表示色設定手段は、前記第1の表示モードによる前記案内画像と前記第2の表示モードによる前記案内画像との空の色の明度に近似する明度の色を前記中間表示色として設定するものである。
ここで、以上のナビゲーションシステムにおいて、第1の表現形態で表現した地図は、3次元地図データが表す3次元の地図を観察したようすを表す地図であり、前記第2の表現形態で表現した地図は、2次元地図データが表す2次元の地図を観察したようすを表す地図であってよい。
以上のようなナビゲーションシステムによれば、第1の表示モードによる第1の表現形態で表現した地図を含む案内画像と、第2の表示モードによる第2の表現形態で表現した地図を含む案内画像との表示の切り替えを、切替前の案内画像の表示を全面が切替前後の案内画像と色調や明度や支配的な色が共通する前記中間表示色の表示にフェードアウトし、その後、切替後の前記案内画像の表示をフェードインすることにより行う。よって、切替時に切替前後の案内画像と際だって異なる画像が切り替えの際に表示されることはなく、より自然な形態で第1の表示モードによる案内画像と第2の表示モードによる案内画像の表示の切替を行うことができる。
また、併せて本発明は、前記課題達成のために、現在位置周辺の地図を含む案内画像を表示するナビゲーションシステムに、現在位置周辺の第1の表現形態で表現した地図を含む案内画像を表示する第1の表示モードと、現在位置周辺の前記第1の表現形態とは異なる第2の表現形態で表現した地図を含む案内画像を表示する第2の表示モードとを備え、前記第1の表示モードと第2の表示モードとを現在位置周辺の環境に応じて切り替えながら前記案内画像の表示を行う案内画像表示部を備えたものである。ただし、前記案内画像表示部は、前記第1の表示モードによる前記案内画像の表示と第2の表示モードによる前記案内画像の表示との切替を行う際に、中間表示色を設定する中間表示色設定手段と、前記第1の表示モードによる前記案内画像の表示と第2の表示モードによる前記案内画像の表示との切替を、前記切替前の前記案内画像の表示を全面が前記中間表示色の表示にフェードアウトし、その後、前記切替後の前記案内画像の表示をフェードインすることにより行う表示切替手段とを有し、前記中間表示色設定手段は、前記第1の表示モードによる前記案内画像の表示と第2の表示モードによる前記案内画像の表示との切替を行う際に、切替後の前記案内画像の明暗の度合いに近似する明るさの度合いの色を前記中間表示色として設定するものである。
このようなナビゲーションシステムのように、切替後の案内画像の明暗の度合いに近似する明るさの色を中間表示色に設定すれば、切替後の案内画像が明度等が大きく異なるものであった場合でも、切替後の案内画像に近似する明度、すなわち、現在位置周辺の環境に適した色が中間表示色として設定されるので、際だって違和感ある画像が表示されてしまうことを抑止できる。
以上のように、本発明によれば、地図の表現形態が異なる表示モードで地図を表示するナビゲーションシステムにおいて、表示モードの切替をより自然な形態で行うことができる。
本発明の実施形態に係るナビゲーションシステムの構成を示すブロックズである。 本発明の実施形態に係る地図データを示す図である。 本発明の実施形態に係るナビゲーションシステムの表示画面を示す図である。 本発明の実施形態に係る地図表示モード切替処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る地図表示モード切替処理の処理例を示す図である。 本発明の実施形態に係る地図表示モード切替処理の処理例を示す図である。 本発明の実施形態に係る地図表示モード切替処理の処理例の比較例を示す図である。 本発明の実施形態に係る地図表示モード切替処理の他の処理例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係るナビゲーションシステムの構成を示す。
図示するように、ナビゲーションシステム100は、制御装置1と、操作部2と、表示装置3と、車両状態センサ4と、GPS受信機5とを備えて構成される。
そして、制御装置1は、現在状態算出部11、ルート探索部12、記憶装置13、メモリ14、制御部15、案内画像生成部16、操作部2や表示装置3を用いたGUIをユーザに提供するGUI制御部17を有する。
ここで、このようなナビゲーションシステム100において、車両状態センサ4は、加速度センサや地磁気センサや車速センサなどの、車両の状態を検出する各種センサである。
但し、以上の制御装置1は、ハードウエア的には、マイクロプロセッサや、メモリや、その他のグラフィックプロセッサやジオメトリックプロセッサ等の周辺デバイスを有する一般的な構成を備えたCPU回路であって良く、この場合、以上に示した制御装置1の各部は、マイクロプロセッサが予め用意されたプログラムを実行することにより実現されるものであって良い。また、この場合、このようなプログラムは、記録媒体や適当な通信路を介して、制御装置1に提供されるものであって良い。
さて、このような構成において、記憶装置13には、地図管理情報と地図データが記憶されている。
図2aに示すように、地図データは、経緯度標高の3次元の地図データである3次元地図データと、経緯度の2次元の地図データである2次元地図データとを含む。
ここで、2次元地図データは全ての地域についての2次元の地図を表すが、3次元地図データは図2bに太線で示すように主要市街地など一部の地域についてのみ3次元の地図データを表す。
そして、図2aに示すように、記憶装置13には、3次元地図データが3次元の地図データを表す地域を登録した地図管理情報が地図データと共に記憶されている。
さて、このような構成において、制御装置1の現在状態算出部11は、以下の処理を繰り返し行う。
すなわち、現在状態算出部11は、車両状態センサ4やGPS受信機5の出力から推定される現在位置に対して、記憶装置13から読み出した地図データが表す地図とのマップマッチング処理などを施して、現在位置として最も確からしい座標と、現在の進行方向として最も確からしい方向とを、それぞれ現在位置、現在進行方位として決定し、メモリ14に設定する。
また、制御装置1の制御部15は、ユーザから入力装置、GUI制御部17を介して目的地の設定を受付け、これをメモリ14にセットする。
そして、制御部15は、目的地の設定を受け付けたならば、目的地に到る誘導ルートをルート探索部12に探索させる。ルート探索部12は、必要地理的範囲の地図データを記憶装置13から読み出し、距離をコストとする距離優先、所要走行時間をコストとする時間優先などの所定のコストモデルに基づいて、現在位置から目的地までの最小コストの経路を誘導ルートとして算出し、算出した誘導ルートのデータを、メモリ14にセットする。
また、案内画像生成部16は、現時点においてユーザから設定されている縮尺で、地図データが表す地図を示す所定サイズの地図画像上を描画すると共に、地図画像上に、現在位置を表す現在位置マークや、誘導ルートを表す誘導ルート図形や、目的地を表す目的地マークを描画して案内画像を作成し、GUI制御部17を介して表示装置3に表示する処理を行う。
ここで、案内画像生成部16は、地図管理情報を参照し、上述した案内画像の生成を、3次元地図データが3次元の地図データを表す地域内に現在位置があるときには、3次元地図表示モードで3次元地図データを用いて地図画像を生成し、3次元地図データが3次元の地図データを表す地域内に現在位置がないときには2次元地図表示モードで2次元地図データを用いて地図画像を生成することにより行う。
また、案内画像生成部16は、自動車の周辺環境が暗い(夜間やトンネル内走行時など)か、明るいか(晴天、薄曇りの昼間など)に応じて定まる明暗モードに応じた色調で地図画像を描画する。すなわち、周辺環境が暗いときには明暗モードは暗となり、明暗モードが暗のときには暗めの色調で地図画像を描画し、周辺環境が明るいときには明暗モードは明となり、明暗モードが明のときには明るめの色調で地図画像を描画する。
なお、周辺環境が暗いか明るいかの識別は、たとえば、車両状態センサ4に、自動車のヘッドライトの点灯状態を検出するセンサを設け、自動車のヘッドライトが点灯しているときには暗い、自動車のヘッドライトが点灯していないときには明るいと判定することにより行う。
図3は、このようにして案内画像生成部16によって生成され表示される案内画像300を示したものである。
図3a1は、明暗モードが暗のときに3次元地図表示モードで描画した案内画像300を示したものであり、案内画像300は、3次元地図データに基づいて運転者相当の視点から表した前方の3次元地図の地図画像301と、3次元地図上で誘導ルートを表す誘導ルート図形302を含んだものとなっている。
また、図3a2は、明暗モードが明のときに3次元地図表示モードで描画した案内画像300を示したものであり、案内画像300は、3次元地図データに基づいて運転者相当の視点から表した前方の3次元地図の地図画像301と、3次元地図上で誘導ルートを表す誘導ルート図形302を含んだものとなっている。
また、図3b1は、明暗モードが暗のときに2次元地図表示モードで描画した案内画像300を示したものであり案内画像300は、2次元地図データに基づいて運転者後方の上空の視点から疑似3次元的に表した前方の2次元地図の地図画像311と、2次元地図上で現在位置を表す現在位置マーク312と、2次元地図上で誘導ルートを表す誘導ルート図形313を含んだものとなっている。
また、図3b2は、明暗モードが明のときに2次元地図表示モードで描画した案内画像300を示したものであり、案内画像300は、2次元地図データに基づいて運転者後方の上空の視点から疑似3次元的に表した前方の2次元地図の地図画像311と、2次元地図上で現在位置を表す現在位置マーク312と、2次元地図上で誘導ルートを表す誘導ルート図形313を含んだものとなっている。
図3a1と図3a2の比較、図3b1と図3b2の比較によって示されるように、周辺環境が暗く明暗モードが暗に設定されているときの地図画像は暗めの色調で夜間のようすを表したものとなっており、周辺環境が明るく明暗モードが暗に設定されているときの地図画像は明るめの色調で昼間のようすを表したものとなっている。
さて、案内画像生成部16は、3次元地図表示モードで案内画像300を表示しているときに3次元地図表示モードの案内画像300の地図画像に含めるべき地図の地理的範囲の全てがが、3次元の地図データが存在する範囲内の範囲でなくなったときに、3次元地図表示モードの案内画像300から2次元地図表示モードの案内画像300への表示の切り替えを行い、2次元地図表示モードで案内画像300を表示しているときに、3次元地図表示モードで案内画像300を表示した場合に案内画像300の地図画像に含めるべき地図の地理的範囲の全てが3次元の地図データが存在する範囲内に含まれるようになったときに、2次元地図表示モードの案内画像300から3次元地図表示モードの案内画像300への表示の切り替えを行う。
ここで、案内画像生成部16は、以上のような3次元地図表示モードと2次元地図表示モードの間の案内画像300の表示の切り替えを行う際に、当該切替を地図表示モード切替処理によって行う。
図4に、この地図表示モード切替処理の手順を示す。
図示するように、この処理では、まず、切替先の案内画像300の生成を開始する(ステップ402)。すなわち、3次元地図表示モードの案内画像300から2次元地図表示モードの案内画像300に表示を切り替える場合には2次元地図表示モードの案内画像300の生成を開始し、2次元地図表示モードの案内画像300から3次元地図表示モードの案内画像300に表示を切り替える場合には3次元地図表示モードの案内画像300の生成を開始する。
そして、次に、中間表示色を設定する(ステップ404)。中間表示色は、切替前後の案内画像300に共通の基調色や、切替前後の案内画像300に共通する全体な色調に近似する色や、切替前後の案内画像300に共通する全体的な明度に近い色や、切替前後の案内画像300の共通の支配色に近い色を設定する。たとえば、明暗モードが暗に設定されているときには黒に近い低輝度色を中間表示色に設定し、明暗モードが明に設定されているときには白に近い高輝度色を中間表示色に設定する。または、たとえば、中間表示色は、切替前後の案内画像300で空の色として設定されている色を設定する。ここで、案内画像300において空は広い面積を占めているので、案内画像300の支配的な色となる。
そして、中間表示色を設定したならば、表示中の切替前の案内画像300を、全面が中間表示色一色の表示画面にフェードアウトさせていく(ステップ406)。すなわち、3次元地図表示モードの案内画像300を、2次元地図表示モードの案内画像300に表示を切り替える場合には、3次元地図表示モードの案内画像300を全面が中間表示色一色の表示画面にフェードアウトさせていき、2次元地図表示モードの案内画像300から3次元地図表示モードの案内画像300に表示を切り替える場合には二元地図表示モードの案内画像300を全面が中間表示色一色の表示画面にフェードアウトさせていく。また、フェードアウトは、切替前の案内画像300の合成割合を1から0に増加させると共に中間表示色一色の表示画面の合成割合を0から1に減少しつつ、切替前の案内画像300と、中間表示色一色の表示画面との合成画像を表示することにより行う。
そして、フェードアウトが完了し、表示装置3の表示が全面が中間表示色一色の表示画面となったならば(ステップ408)、切替後の案内画像300をフェードインさせていく(ステップ410)。フェードインは、切替後の案内画像300の合成割合を0から1に増加させると共に中間表示色一色の表示画面の合成割合を1から0に減少しつつ、切替後の案内画像300と、中間表示色一色の表示画面との合成画像を表示することにより行う。
そして、フェードインが完了し(ステップ412)、表示装置3の表示が切替後の案内画像300の表示に切り替わったならば地図表示モード切替処理を終了する。
以上、案内画像生成部16が行う地図表示モード切替処理について説明した。
以下、このような地図表示モード切替処理の処理例を示す。
図5は、明暗モードが暗のときに、3次元地図表示モードの案内画像300から2次元地図表示モードの案内画像300に表示を切り替えた場合の案内画像300の表示を表している。
図示するように、この場合は、中間表示色として、たとえば、明暗モードが暗のときの3次元地図表示モードの案内画像300と明暗モードが暗のときの2次元地図表示モードの案内画像300の空の色に共通に用いられている黒色が設定される。
そして、表示の切り替えにおいては、3次元地図表示モードの案内画像300(a)が、フェードアウトしていって(b、c)、中間表示色(黒色)一色の表示画面(d)の表示となり、その後、表示が中間表示色(黒色)一色の表示画面(e)から、2次元地図表示モードの案内画像300がフェードインしていって(f、g)、2次元地図表示モードの案内画像300の表示(h)に切り替わる。
なお、明暗モードが暗のときに、2次元地図表示モードの案内画像300から3次元地図表示モードの案内画像300に表示を切り替えた場合の案内画像300の表示のようすは、図5h、g、f、e、d、c、b、aの順に表示が変化するものと同様となる。
次に、図6は、明暗モードが暗のときに、3次元地図表示モードの案内画像300から2次元地図表示モードの案内画像300に表示を切り替えた場合の案内画像300の表示を表している。
図示するように、この場合は、中間表示色として、たとえば、明暗モードが明のときの3次元地図表示モードの案内画像300と明暗モードが明のときの2次元地図表示モードの案内画像300の空の色に共通に用いられている空色(図では明灰色)が設定される。
そして、表示の切り替えにおいては、2次元地図表示モードの案内画像300(a)が、フェードアウトしていって(b、c)、中間表示色(空色)一色の表示画面(d)の表示となり、その後、表示が中間表示色(空色)一色の表示画面(e)から、2次元地図表示モードの案内画像300がフェードインしていって(f、g)、2次元地図表示モードの案内画像300の表示(h)に切り替わる。
なお、明暗モードが明のときに、2次元地図表示モードの案内画像300から3次元地図表示モードの案内画像300に表示を切り替えた場合の案内画像300の表示のようすは、図6h、g、f、e、d、c、b、aの順に表示が変化するものと同様となる。
以上、本発明の実施形態について説明した。
ここで、本実施形態との比較のために、中間表示色を明暗モードに関わらずに固定色とし、3次元地図表示モードの案内画像300から2次元地図表示モードの案内画像300に表示を切り替えた場合の案内画像300の表示を図7に示す。
図7は、中間表示色を空色(図では明灰色)に固定し、図6と同様に明暗モードが暗のときに、3次元地図表示モードの案内画像300から2次元地図表示モードの案内画像300に表示を切り替えた場合の案内画像300の表示を表している。
図示するように、この場合、表示の切り替えにおいては、3次元地図表示モードの案内画像300(a)が、フェードアウトしていって(b、c)、中間表示色(空色)一色の表示画面(d)の表示となり、その後、表示が中間表示色(空色)一色の表示画面(e)から、2次元地図表示モードの案内画像300がフェードインしていって(f、g)、2次元地図表示モードの案内画像300の表示(h)に切り替わる。
このように明暗モードに関わらずに中間表示色を空色(図では明灰色)に固定した場合、図7d、eに示すように、暗がりの車内において比較的高輝度色一色の表示画面の表示が行われることとなり、ユーザの不要の注意を惹き付けてしまうこととなる。
以上、本発明の実施形態について説明した。
以上のように本実施形態によれば3次元地図表示モードと2次元地図表示モードによる案内画像300の表示の切り替えを、切替前の案内画像300の表示を全面が切替前後の案内画像300と色調や明度や支配的な色が共通する前記中間表示色の表示にフェードアウトし、その後、切替後の前記案内画像300の表示をフェードインすることにより行う。よって、切替時に切替前後の案内画像300と際だって異なる画像が表示されることはなく、より自然な形態で3次元地図表示モードと2次元地図表示モード間の案内画像300の表示の切替を行うことができる。
ところで、本実施形態で示した地図表示モード切替の技術は、3次元地図表示モードと2次元地図表示モードの案内画像300の表示の切り替え以外にも、任意の表現形態の異なる案内画像300の表示モード間での表示の切り替えに適用可能である。
また、任意の表現形態の異なる案内画像300の表示モード間での表示の切り替えを行う際に、切替前後の案内画像300の色調が比較的大きく異なる場合には、切替後の案内画像300の基調色や、切替後の案内画像300の全体な色調に近似する色や、切替後の案内画像300の全体的な明度に近い色や、切替後の案内画像300の共通の支配色に近い色を中間表示色に設定して、上述した地図表示モード切替処理を行うようにしてもよい。
たとえば、図8は、2次元地図表示モードと、トンネル内を走行しているときの前方のようすを表すアニメーションを案内画像300として表示するアニメーションモードとを備え、案内画像生成部16において、通常は、2次元地図表示モードで案内画像300を表示し、地図データと現在位置よりトンネル内を走行中であることが示される期間中はアニメーションモードで案内画像300を表示する場合の、案内画像300の表示の切り替えのようすを表したものである。また、中間表示色としては、切替先の案内画像300の基調色を設定するようにした場合のものである。
この場合、2次元地図表示モードで案内画像300を表示している状態(a)で、トンネル内に進入すると、中間表示色としてアニメーションモードの案内画像300の基調色の黒色が設定される。そして、2次元地図表示モードの案内画像300(a)が、フェードアウトしていって(b)、中間表示色(黒色)一色の表示画面(c)の表示となり、その後、表示が中間表示色(黒色)一色の表示画面(c)から、アニメーションモードの案内画像300がフェードインしていって(d)、アニメーションモードの案内画像300の表示(e)に切り替わる。
その後、アニメーションモードの案内画像300を表示している状態(e)で、トンネル内から退出すると、このときの明暗モードが明である場合には、中間表示色として明暗モードが明であるときの2次元地図表示モードの案内画像300の基調色の空色が設定される。そして、アニメーションモードの案内画像300(e)が、フェードアウトしていって(f)、中間表示色(空色)一色の表示画面(g)の表示となり、その後、表示が中間表示色(空色)一色の表示画面(g)から、2次元地図表示モードの案内画像300がフェードインしていって(h)、2次元地図表示モードの案内画像300の表示(i)に切り替わる。
なお、図8は、明暗モードが明であるときの例であり、明暗モードが暗であるときには、トンネル内から退出すると、中間表示色として、明暗モードが暗であるときの2次元地図表示モードの案内画像300の基調色の黒色が設定される。
このように、切替後の案内画像300の基調色や、切替後の案内画像300の全体な色調に近似する色や、切替後の案内画像300の全体的な明度に近い色や、切替後の案内画像300の共通の支配色に近い色を設定しても、切替後の案内画像300に近似した色、すなわち、現在位置周辺の環境(たとえば、トンネル内やトンネル外)に適した色が中間表示色として設定されるので、案内画像300の表示の切り替えの際に、際だって違和感ある画像が表示されてしまうことを抑止できる。
1…制御装置、2…操作部、3…表示装置、4…車両状態センサ、5…GPS受信機、11…現在状態算出部、12…ルート探索部、13…記憶装置、14…メモリ、15…制御部、16…案内画像生成部、17…GUI制御部、100…ナビゲーションシステム、300…案内画像。

Claims (3)

  1. 現在位置周辺の地図を含む案内画像を表示するナビゲーションシステムであって、
    現在位置周辺の第1の表現形態で表現した地図を含む案内画像を表示する第1の表示モードと、現在位置周辺の前記第1の表現形態とは異なる第2の表現形態で表現した地図を含む案内画像を表示する第2の表示モードとを備え、前記第1の表示モードと第2の表示モードとを切り替えながら前記案内画像の表示を行う案内画像表示部を備え、
    前記案内画像表示部は、
    前記第1の表示モードによる前記案内画像の表示と第2の表示モードによる前記案内画像の表示との切替を行う際に、中間表示色を設定する中間表示色設定手段と、
    前記第1の表示モードによる前記案内画像の表示と第2の表示モードによる前記案内画像の表示との切替を、前記切替前の前記案内画像の表示を全面が前記中間表示色の表示にフェードアウトし、その後、前記切替後の前記案内画像の表示をフェードインすることにより行う表示切替手段とを有し、
    前記案内画像表示部は、周囲環境の明暗に応じて、周囲環境が暗いときには暗モードを設定し周囲環境が明るいときには明モードを設定すると共に、暗モードが設定されているときには前記第1の表示モード及び前記第2の表示モードによる前記案内画像として暗めの色調の案内画像を表示し、明モードが設定されているときには前記第1の表示モード及び前記第2の表示モードによる前記案内画像として明るめの色調の案内画像を表示し、
    前記中間表示色設定手段は、暗モードが設定されているときには前記中間表示色として暗めの色を設定し、明モードが設定されているときには前記中間表示色として明るめの色を設定することを特徴とするナビゲーションシステム。
  2. 請求項1記載のナビゲーションシステムであって、
    第1の表現形態で表現した地図は、3次元地図データが表す3次元の地図を観察したようすを表す地図であり、前記第2の表現形態で表現した地図は、2次元地図データが表す2次元の地図を観察したようすを表す地図であることを特徴とするナビゲーションシステム。
  3. コンピュータによって読み取られ実行されるコンピュータプログラムであって、
    当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、
    現在位置周辺の第1の表現形態で表現した地図を含む案内画像を表示する第1の表示モードと、現在位置周辺の前記第1の表現形態とは異なる第2の表現形態で表現した地図を含む案内画像を表示する第2の表示モードとを備え、前記第1の表示モードと第2の表示モードとを切り替えながら前記案内画像の表示を行う案内画像表示部として機能させるコンピュータプログラムであって、
    前記案内画像表示部は、
    前記第1の表示モードによる前記案内画像の表示と第2の表示モードによる前記案内画像の表示との切替を行う際に、中間表示色を設定する中間表示色設定手段と、
    前記第1の表示モードによる前記案内画像の表示と第2の表示モードによる前記案内画像の表示との切替を、前記切替前の前記案内画像の表示を全面が前記中間表示色の表示にフェードアウトし、その後、前記切替後の前記案内画像の表示をフェードインすることにより行う表示切替手段とを有し、
    前記案内画像表示部は、周囲環境の明暗に応じて、周囲環境が暗いときには暗モードを設定し周囲環境が明るいときには明モードを設定すると共に、暗モードが設定されているときには前記第1の表示モード及び前記第2の表示モードによる前記案内画像として暗めの色調の案内画像を表示し、明モードが設定されているときには前記第1の表示モード及び前記第2の表示モードによる前記案内画像として明るめの色調の案内画像を表示し、
    前記中間表示色設定手段は、暗モードが設定されているときには前記中間表示色として暗めの色を設定し、明モードが設定されているときには前記中間表示色として明るめの色を設定することを特徴とするコンピュータプログラム。
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