JP6443639B2 - 燃料油移送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料油移送装置に関し、さらに詳しくは、内燃機関などに向け供給される燃料油を貯蔵するために用いられる燃料油貯蔵タンクに関する。
船舶や発電機などのボイラに用いられる燃料油は、タンクなどの貯留部に収容され、内燃機関等に供給されて消費される。
船舶に用いられる燃料油の貯留部は、例えば、貨物船の場合、貨物倉の下側に設けられている二重底の一部に配置されたタンクが用いられる。
しかしこの位置では、座礁などによって二重底の一部が破損すると燃料油の貯留部から燃料油が流れ出す危険がある。
そこで、船体の底部ではなく、例えば、上甲板近傍の隅部のように、底部よりも上位に燃料油貯蔵タンク用のスペースを確保して、トップサイドタンクを形成することが提案されている(例えば、特許文献1)。
燃料油貯蔵タンクは、設置場所によって内部に貯蔵されている燃料油の温度に影響を与える。
例えば、海水中に沈む船体の内側に燃料油貯蔵タンクが位置した場合には、海水温度の影響を受ける。海水温度は凍結しない限り、0度以上である。
一方、喫水線よりも高い位置で大気と接触する船体の内部に燃料油貯蔵タンクが位置した場合には、大気温度の影響を受ける。大気温度は海水温度よりも低い温度に達することがあり、例えば、−10度や−20度などの低い温度に達することがある。
大気温度が氷点下である場合には、燃料油貯蔵タンクもその温度の影響を受け、貯蔵している燃料油の粘度が増加し、移送効率が悪化する虞がある。
従来、燃料油貯蔵タンクに貯蔵されている燃料油を、燃料油貯蔵タンク内に設けられている加熱部材によって加熱することにより粘度の上昇を抑える方法が提案されている(例えば、特許文献2)。燃料油貯蔵タンクに貯蔵される燃料油の温度を高めるには、加熱部材の熱容量や発生熱量を大きくしなければならない。しかし、加熱された燃料油は燃料油貯蔵タンク内で対流しやすくなる。この結果、燃料油貯蔵タンク内での燃料の温度分布が不均一となり、取り出し位置にある燃料油の温度が低いままであるときには燃料油の粘度が高いことが原因して移送効率が悪化する。移送効率の悪化を防ぐには、広範囲に亘る熱源の設置が必要となりコスト上昇の原因となる。
特開2005−231528号公報 特許第4774270号公報
本発明の課題は、大気温度の影響を受けて燃料油貯蔵タンクから取り出される燃料油が粘度を上昇させたままとなるのを防いで移送効率が悪化するのを防止できる燃料油移送装置を提供することにある。
この課題を解決するために本発明は、大気の熱を受ける位置に設けられた燃料油貯蔵タンクと、該燃料油貯蔵タンクから吸入された燃料油を加熱する燃料油澄タンクと、加熱された燃料油を前記燃料油貯蔵タンクに戻すために一時的に貯留する燃料油サービスタンクとを備えて前記燃料油を循環させることができる燃料油移送装置において、前記燃料油貯蔵タンクは、船舶の上甲板近傍の隅部に配置されて船首側から見た断面形状が三角形状のトップサイドタンクが用いられ、該トップサイドタンク内に設けられた小区画における最も深い位置に向け開口するベルマウスを有する吸入管と、該トップサイドタンクの最も深い位置の底部に配置された一往復の蒸気加熱管とを備え、前記燃料油澄タンクに吸入される燃料油の温度が凝結を招く温度である場合に前記蒸気加熱管のバルブ開閉制御により前記小区画内での前記ベルマウスに向けた、前記底部から吸入される燃料油を加熱することを特徴としている。
本発明によれば、燃料油貯蔵タンクから吸入される燃料油を加熱してそのタンクに戻すことによりタンク内の燃料油を加熱できるので、燃料油の粘度上昇を防いで移送効率の悪化を防止できる。加えて、大気温度に影響される場合には、対を成す蒸気加熱管を用いて燃料油の温度低下を防止できるので、最小限の部材を用いるだけで燃料油の粘度上昇を抑えて移送効率の悪化を防止し続けることができる。
本発明の実施形態に係る燃料油移送装置の構成を示す模式図である。 図1に示した燃料油移送装置の燃料油貯蔵タンクの設置場所を説明するための船体の模式図である。 図1に示した燃料油移送装置の燃料油貯蔵タンクに用いられるボックス状小区画の原理構造を説明するための図である。 図2に示した設置場所に設けられている燃料油貯蔵タンクの構成を説明するための部分的な斜視図である。
以下に、本発明を実施するための形態を説明する。
図1は、本発明を実施するための形態に係る燃料油移送装置1の構成を示す図である。
燃料油移送装置1は、燃料油貯蔵タンク2に連通する燃料油澄タンク3,燃料油サービスタンク4を備えている。
燃料油澄タンク3は、燃料油を加熱するために用いられるタンクであり、図示しないヒータにより、一例として70〜80℃の温度に燃料油が加熱される。
燃料油貯蔵タンク2と燃料油澄タンク3とは移送管5によって連通されており、その途中には、移送ポンプ6、温度センサ7および圧力センサ8が配置されている。
温度センサ7は、例えば、移送ポンプ6の燃料油入り口側の温度を計測している。
圧力センサ8は、移送ポンプ6内に吸入される燃料油の圧力変化を監視するために設けられている。圧力変化は、燃料油の粘度変化に応じた流動抵抗の変化を判断するために用いられる。特に、粘度が高くなり流動抵抗が増加した場合には、移送ポンプ6の入り口側の圧力が真空化傾向となる。従って、真空化傾向の圧力変化が検知されると燃料油の粘度を下げるための加熱が必要となる。
燃料油澄タンク3には、移送ポンプ6によって吸入された燃料油の液面を検知するためのレベルセンサ9が設けられている。
レベルセンサ9は、燃料油澄タンク3内に燃料油が所定量導入されたときの液面を検知できるセンサである。レベルセンサ9は、燃料油澄タンク3内に燃料油が所定量導入されたことを検知すると、移送ポンプ6の駆動を停止させるために用いられる。
燃料油サービスタンク4は、加熱された燃料油を清浄化した後、一時的に貯留し、内燃機関等に向け燃料油を供給するために用いられるタンクである。燃料油貯蔵タンク2と燃料油サービスタンク4とは吸入管10により連通されており、その途中には、流下ポンプ11が配置されている。燃料油サービスタンク4に貯留されている燃料油の一部は流下ポンプ11によって燃料油貯蔵タンク2に流下されて燃料油貯蔵タンク2内の燃料油の温度を高める。
この場合にいう流下ポンプ11の名称は、燃料油サービスタンク4が燃料油貯蔵タンク2よりも高い位置に配置されている構成を前提としていることが理由である。つまり、上位の燃料油サービスタンク4から、これよりも下位の燃料油貯蔵タンク2に燃料油を流れ落とすように繰り出すことを意味させて流下という表現としている。
図1に示す構成では、燃料油澄タンク3および燃料油サービスタンク4がそれぞれ吸入管10に連通された構成を採用している。従って、これら両方のタンク3,4あるいは何れかのタンクから燃料油貯蔵タンク2に向けた燃料油の流路が設定できるように各タンク3,4燃料油の出口の流路に弁12が設けられている。
以上の燃料油移送装置1は、移送ポンプ6によって燃料油貯蔵タンク2から燃料油澄タンク3に吸入された燃料油が加熱され、加熱された燃料油が清浄化されたうえで燃料油サービスタンク4に導入され、貯留された燃料油が内燃機関等への供給に備えられる。
燃料油澄タンク3およびまたは燃料油サービスタンク4において一時的に貯留されている燃料油の一部は、流下ポンプ11によって燃料油貯蔵タンク2に戻される。この結果、燃料油貯蔵タンク2内の燃料油は加熱された燃料油と混合されることにより部分的に36〜40℃に加熱される。
本実施形態においては、ポンプ同士の稼働時間として、例えば、移送ポンプ6が15分程度そして流下ポンプ11が45分程度を選択されて交互に稼働される。この時間のうちで移送ポンプ6の稼働時間は、例えば、前述した燃料油澄タンク3内のレベルセンサ9によって燃料油の液面が検知されるまでの時間に対応させることができる。つまり、移送ポンプ6の回転数、駆動電流等の定格に基づいた流量で燃料油を流したときの稼働時間内に燃料油の液面がレベルセンサ9によって検知されると燃料油の流動抵抗を生じない燃料油の粘度であると判断でき、この稼働時間を超える場合には燃料油の粘度が高く流動性が悪いと判断できる。また、レベルセンサ9は、燃料油澄タンク3内に導入される燃料油が所定量に達したことを検知すると、移送ポンプ6の稼働を停止させて燃料油が溢れるのを防止する。
なお、停泊中などのように燃料油の消費がないときは、移送ポンプ6の稼働時間が短く、レベルセンサ9が作動するまでの時間が例えば6分程度となる。
移送ポンプ6を用いて燃料油貯蔵タンク2から燃料油澄タンク3に向けて燃料油を吸入するルートは、図1において符号F1〜F5で示されている。流下ポンプ11を用いて燃料油サービスタンク4から燃料油貯蔵タンク2に向け燃料油を流下させるルートは、図1において矢印F10〜F12で示されている。
このような構成を用いる燃料油移送装置1は、その主要部の構成が本出願人の先願である特開2012−17123号公報に開示されている。
以上の構成を備えた本実施形態による燃料油移送装置1の特徴は、燃料油貯蔵タンク2の構造にある。
すなわち、船舶における喫水線の上位で大気温度の影響を受ける位置に燃料油貯蔵タンク2が設置されている場合、燃料油貯蔵タンク2の内部に燃料油の温度低下を防ぐ加熱機構が備えられている点が特徴である。特に、加熱機構に用いられる、対を成す蒸気加熱管が燃料油の吸入に用いられるベルマウスの近傍で、燃料油貯蔵タンクにおける縦方向の最も深い位置に配置されていることが特徴となる。
上記特徴を説明する前に、本実施形態に係る燃料油移送装置1に用いられる燃料油貯蔵タンク2について説明する。
本実施形態による燃料油移送装置1は、図2に示すように、燃料油貯蔵タンク2が、船舶100に備えられている上甲板101の下方隅部に配置されてトップサイドタンクとして用いられる。
トップサイドタンクとして用いられる燃料油貯蔵タンク2は、喫水線WLよりも上位に配置されており、断面形状が三角形状をなし、縦方向での深さが一様でない。
一方、本実施形態にかかる燃料油移送装置1は、燃料油貯蔵タンク2の内部に貯蔵されている燃料の一部を対象として加熱するために、ボックス状小区画20を備えている。このボックス状小区画20は、燃料油貯蔵タンク2から燃料油澄タンク3に向けて吸入される燃料油の移送効率を下げないために設けられている。
図3は、ボックス状小区画20の原理構造を説明するための図である。燃料油貯蔵タンク2に戻される加熱済み燃料油は、貯蔵されている燃料油に比べて比重が小さく、上昇して拡散しやすいが、ボックス状小区画20内に加熱済み燃料油を止めることによって拡散が防がれる。この結果、燃料油貯蔵タンク2内から吸入される位置に溜まっている燃料油は、温度低下を抑えられて流動抵抗が増加しないままに維持されるので移送効率が悪化することがない。
図3において燃料油貯蔵タンク2に設けられるボックス状小区画20は、底部近傍に向けた開口を持つベルマウス2Bに連通する吸入主管2Cを備えている。
吸入主管2Cは、ボックス状小区画20によって覆われている。ボックス状小区画20は、空間を仕切る任意の一側が底面側から上方に向けて切除された切り込み部20Aを有し、切り込み部20Aを用いて燃料油貯蔵タンク2の内部とボックス状小区画20の内部とが連通されている。
ボックス状小区画20は、ベルマウス2Bから燃料油貯蔵タンク2内に戻された加熱済み燃料油が、ベルマウス2Bの位置から上昇して離れた位置に向けて流れるのを防ぐ。つまり、ベルマウス2Bを出た燃料油は、上昇するとボックス状小区画20の天井20Bに衝突して跳ね返る。この結果、燃料油はボックス状小区画20内で乱流を起こしてボックス状小区画20の内部に止まれる。
一方、加熱済み燃料油の流れをベルマウス2Bの周辺に集約させるための構成として、断面形状がT字状の衝立21を切り込み部20Aの近傍に配置する構成が用いられている。
加熱済み燃料油は、ボックス状小区画20の天井20Bに加えて衝立21の水平片21Aに衝突して乱流となり、ボックス状小区画20内での燃料油との混合性が高められる。この結果、ベルマウス2Bに吸入される燃料油と加熱済み燃料油との混合率が高められて燃料油の加熱効率が高められる。
図2に示したトップサイドタンクを成す燃料油貯蔵タンク2は、図4に示すように、駆体の三角形状断面の底面に対向してボックス状小区画20が設けられている。
同図において符号2A0は、ボックス状小区画20を構成するために用いられる駆体の既存構造部品である区切り用骨材を、符号2A1は通路用穴をそれぞれ示している。また、符号2Dは、ボックス状小区画20内に溜まったエアを抜くエア抜き穴である。加熱済み燃料油がボックス状小区画20内に入り込むときに小区画20の内部に溜まっているエアが押し出されて加熱済み燃料油の流れ込みが許容される。
ボックス状小区画20の断面形状である三角形状において縦方向で最も深い位置の底部に向け開口するベルマウス2B近傍には、対を成して一往復する蒸気加熱管30が配置されている。蒸気加熱管30は、複数連続してボックス状小区画20が形成されている場合には、全ての小区画20を対象として延長されている。一往復させる理由は上記の供給側と回収側とが連通するためである。
蒸気加熱管30は、粘度上昇を招いて流動抵抗が増加する燃料油の温度である場合に加熱する機能を持っている。
粘度上昇を招く燃料油の温度は、大気温度の影響を受けた結果で現れる。このため、燃料油の温度は、図1に示した移送ポンプ6に至る流路に設けられている温度センサ7によって検知され、図示しないが、蒸気加熱管30用のバルブが開閉制御されて蒸気を用いた加熱が実行される。
特に、大気温度が氷点下に達している場合には、燃料油の温度も凝結を招きやすい温度に変化しているので、この温度を高めるように加熱が行われる。
燃料油の温度が高められて粘度が低下することにより燃料油の移送効率が改善される。
以上の構成による燃料油移送装置1は、加熱済み燃料油を燃料油貯蔵タンク内の燃料の加熱に用いると共に、蒸気加熱管30を併せた燃料油の加熱が行えるので、蒸気加熱管30の熱容量を極端に大きく設定する必要がない。これにより、迅速な温度補正が可能となると共に、温度補正に用いられる蒸気加熱管30を多数設置する必要がなく、コスト上昇を抑えることができる。
なお、本実施形態として挙げた例は、三角形の断面形状部にボックス状小区画20を設けた構成を対象としているが、ボックス状小区画20を設けない場合を対象として蒸気加熱管30を設けることも可能である。
本発明は、加熱済み燃料油による貯蔵燃料油の加熱ができることにより、燃料油の温度維持のための構成が簡単になる。さらに加えて、大気温度の影響により燃料油の凝結が起こるような場合には、補助的に蒸気加熱管を用いることで燃料油の温度維持が可能となる。しかも補助的に用いる蒸気加熱管は、加熱済み燃料油と相乗させて燃料油の加熱を行うので、必要最小限の構成で済むことから利用可能性が高いといえる。
1 燃料油移送装置
2 燃料油貯蔵タンク
2B ベルマウス
2C 吸入主管
20 小区画
3 燃料油澄タンク
4 燃料油サービスタンク
5 移送管
6 移送ポンプ
30 蒸気加熱管

Claims (1)

  1. 大気の熱を受ける位置に設けられた燃料油貯蔵タンクと、該燃料油貯蔵タンクから吸入 された燃料油を加熱する燃料油澄タンクと、加熱された燃料油を前記燃料油貯蔵タンクに戻すために一時的に貯留する燃料油サービスタンクとを備えて前記燃料油を循環させることができる燃料油移送装置において、
    前記燃料油貯蔵タンクは、船舶の上甲板近傍の隅部に配置されて船首側から見た断面形状が三角形状のトップサイドタンクが用いられ、該トップサイドタンク内に設けられた小区画における最も深い位置に向け開口するベルマウスを有する吸入管と、該トップサイドタンクの最も深い位置の底部に配置された一往復の蒸気加熱管とを備え、
    前記燃料油澄タンクに吸入される燃料油の温度が凝結を招く温度である場合に前記蒸気加熱管のバルブ開閉制御により前記小区画内での前記ベルマウスに向けた、前記底部から吸入される燃料油を加熱することを特徴とする燃料油輸送装置。
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