JP6443373B2 - エンジンの制御装置 - Google Patents
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Description
図1は、実施形態によるエンジンの制御装置が適用されたエンジンの概略構成図である。本実施形態では、エンジン100は、車両に搭載されるガソリンエンジンである。エンジン100が搭載される車両は、自動変速機81を備えたAT車であって、エンジン100の駆動に伴う出力トルクは、クランクシャフト28に対して連結された自動変速機82を通じて駆動輪83に伝達されることになる。
図2は、バルブ開度制御に関わる部分を中心とした、PCM50の機能構成図を示す。図2に示すように、PCM50は、機能的には、前記点火リタード部91と、エンジンから排出される排気の総流量(排気総流量)を算出する排気総流量算出部51と、タービン4bを通過する排気の流量の目標値である目標タービン流量を、ターボ過給機4の目標過給圧に基づいて算出する目標タービン流量算出部52と、コンプレッサ4aの実過給圧に基づいて目標タービン流量を補正するタービン流量補正部53と、目標タービン流量に基づいてWGバルブ36の開度を制御するバルブ制御部54とを有する。尚、排気総流量算出部51は、排気流量取得部の一例である。
点火リタード部91は、エンジン100のトルクダウンが要求されたときに、目標トルク、ギア段及びアクセル開度等に基づいて、リタード量ΔTiを求める。
排気総流量算出部51は、実吸入空気流量及び実空燃比に基づいて、エンジン本体20から排出された排気総流量Qexを求める。排気総流量Qexは、タービン4bよりも上流側における排気流量を示している。ここで、実吸入空気流量は、エアフロメータ61によって検出され、実空燃比は、O2センサ67によって検出された酸素濃度に基づいて求められる。
目標タービン流量算出部52は、排気の予測温度(以下、「予測排温」と称する)T3、コンプレッサ4aの目標駆動力Pct、タービン4bの上流側の排気の圧力(以下、「タービン上流圧力」と称する)P3、タービン4bの下流側の排気の圧力(以下、「タービン下流圧力」と称する)P4、及びタービン4bの断熱効率ηtを用いて、式(1)に基づいて目標タービン流量Qttを算出する。
タービン流量補正部53は、コンプレッサ4aの過給圧に相当する値として、コンプレッサ4aの実駆動力Pcを用いて補正流量Qtfbを算出する。詳しくは、タービン流量補正部53は、目標駆動力Pctと実駆動力Pcとの偏差に基づいて、目標タービン流量Qttをフィードバック制御するための補正流量Qtfbを算出する。実駆動力Pcが目標駆動力Pctよりも小さい場合には、タービン流量を増加させるために補正流量Qtfbが正の値となる一方、実駆動力Pcが目標駆動力Pctよりも大きい場合には、タービン流量を減少させるために補正流量Qtfbは負の値となる。ここで、実駆動力Pcは、実過給圧と実吸入空気流量とに基づいて算出される。実過給圧は、圧力センサ63によって検出される。実吸入空気流量は、エアフロメータ61により検出される実吸入空気流量、又は、圧力センサ64により検出される実インマニ圧に基づいて算出される。
バイパス流量算出部55は、排気総流量算出部51から出力される排気総流量Qexと目標タービン流量算出部52から出力される目標タービン流量Qttとタービン流量補正部53から出力される補正流量Qtfbとに基づいて、タービンバイパス通路35を流れる排気の流量(目標量)であるバイパス流量Qwgtを算出する。詳しくは、バイパス流量算出部55は、バイパス流量Qwgtを以下の式(2)に基づいて算出する。
以上説明したように、前記の構成によると、バルブ制御部54は、目標過給圧に応じて算出される目標駆動力Pctに基づいて、バルブ開度WGのフィードバック制御を行う。その際に、ガード設定部59は、排気総流量算出部51が算出した排気総流量Qexに基づいて、ガード開度WGpsを算出する。バルブ開度算出部58は、ガード設定部59が算出したガード開度WGpsを、バルブ開度WGの下限値として設定することにより、バルブ開度WGがガード開度WGpsを下回らないように制限する。バルブ開度WGを制限することで、実際にタービン4bをバイパスする排気の流量は、少なくとも、そのガード開度WGpsに対応する分だけ確保されることになる。そのことで、タービン上流圧力P3の過度の上昇を抑制し、ひいては掃気効率を確保することが可能になる。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、前記実施形態を説明した。
しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、前記実施形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。また、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、前記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
10 吸気通路
20 エンジン本体
30 排気通路
35 タービンバイパス通路(バイパス通路)
36 WGバルブ(ウェイストゲートバルブ)
4 ターボ過給機
4a コンプレッサ
4b タービン
50 ECU(制御装置)
51 排気総流量算出部(排気流量取得部)
54 バルブ制御部
Q0 閾値
WG バルブ開度
WGps ガード開度
ΔTi リタード量
Claims (4)
- 排気通路に設けられたタービン及び吸気通路に設けられたコンプレッサを有するターボ過給機と、前記排気通路において前記タービンをバイパスするバイパス通路に設けられたウェイストゲートバルブとを備えたエンジンの制御装置であって、
前記タービンよりも上流側における排気流量を取得する排気流量取得部と、
前記排気流量取得部が取得した排気流量と、前記ターボ過給機の目標過給圧とに基づき前記バイパス通路を流通する排気流量を算出するバイパス流量算出部と、
前記バイパス流量算出部が算出した排気流量に基づき設定されたバルブ開度となるように、前記ウェイストゲートバルブの開度を制御するバルブ制御部とを備え、
前記バルブ制御部は、前記排気流量取得部が取得した排気流量に基づいて前記バルブ開度の下限値を設定しかつ、該下限値を下回らないように前記バルブ開度を制限し、
前記バルブ制御部はまた、前記排気流量が大きくなるにつれて、前記下限値をより大きな値に設定するエンジンの制御装置。 - 請求項1に記載のエンジンの制御装置において、
前記バルブ制御部は、前記排気流量が所定の閾値以上のときに、前記下限値を設けるエンジンの制御装置。 - 排気通路に設けられたタービン及び吸気通路に設けられたコンプレッサを有するターボ過給機と、前記排気通路において前記タービンをバイパスするバイパス通路に設けられたウェイストゲートバルブとを備えたエンジンの制御装置であって、
前記タービンよりも上流側における排気流量を取得する排気流量取得部と、
前記ターボ過給機の目標過給圧に基づき設定されたバルブ開度となるように、前記ウェイストゲートバルブの開度を制御するバルブ制御部と、
気筒内の混合気への点火時期を所定のリタード量だけ遅角させるように構成された点火リタード部とを備え、
前記バルブ制御部は、前記排気流量取得部が取得した排気流量に基づいて前記バルブ開度の下限値を設定しかつ、該下限値を下回らないように前記バルブ開度を制限し、
前記バルブ制御部はまた、前記排気流量が大きくなるにつれて、前記下限値をより大きな値に設定し、
前記バルブ制御部は、前記点火リタード部が前記点火時期を遅角させる場合、前記リタード量が大きくなるにつれて、前記下限値をより大きな値に設定するエンジンの制御装置。 - 請求項3に記載のエンジンの制御装置において、
前記点火リタード部は、変速機が変速動作を行うときに、前記点火時期を遅角させるエンジンの制御装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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