JP6442725B2 - 盛土の土留め構造および基礎・土間一体打ち体 - Google Patents

盛土の土留め構造および基礎・土間一体打ち体 Download PDF

Info

Publication number
JP6442725B2
JP6442725B2 JP2014212216A JP2014212216A JP6442725B2 JP 6442725 B2 JP6442725 B2 JP 6442725B2 JP 2014212216 A JP2014212216 A JP 2014212216A JP 2014212216 A JP2014212216 A JP 2014212216A JP 6442725 B2 JP6442725 B2 JP 6442725B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
embankment
foundation
discarded
retaining structure
soil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014212216A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016079683A (ja
Inventor
浩史 川上
浩史 川上
良彰 佐々木
良彰 佐々木
敬祐 樽
敬祐 樽
広安 板倉
広安 板倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Utsunomiya Industry Co Ltd
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Utsunomiya Industry Co Ltd
Daiwa House Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Utsunomiya Industry Co Ltd, Daiwa House Industry Co Ltd filed Critical Utsunomiya Industry Co Ltd
Priority to JP2014212216A priority Critical patent/JP6442725B2/ja
Publication of JP2016079683A publication Critical patent/JP2016079683A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6442725B2 publication Critical patent/JP6442725B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Foundations (AREA)

Description

この発明は、住宅や商工業施設等となる建物の土間等における内部の盛土の土留め構造、およびこの土留め構造を備えた基礎・土間一体打ち体に関する。
布基礎と、これに隣接する土間コンクリートとを一体に打設する工法の従来例として、図11のように、土間の内部の盛土31の布基礎42側の縁に沿ってGRC板、厚板鋼板、ラス型枠などの捨て型枠32を設けることで盛土31を土留めし、この状態で布基礎42のベース部42aと土間コンクリート43を一体に打設する工法が知られている。
他の従来例として、図12のように、土間の内部の盛土31の布基礎42側の縁に法面(斜面)31aを設けることで盛土31を土留めし、この状態で布基礎42のベース部42aと土間コンクリート43を一体に打設する工法もある。なお、図11および図12に示す工法において、布基礎42の立ち上がり部42bはプレキャストコンクリートからなる。
特開2013−159922号公報 特開平10−140654号公報
図11に示す従来の工法では、土間の内部の盛土31を土留めするのに捨て型枠32を用いているが、その捨て型枠32としてGRC板や厚板鋼板を用いる場合、強度は強いが高価であるという難点がある。また、捨て型枠32としてラス型枠を用いる場合、安価ではあるが強度が弱いという難点がある。この場合、捨て型枠32として一般的な鋼板を用いることも可能であるが、それでは捨て型枠32の剛性が不足し、布基礎42の転圧により捨て型枠32にはらみ形状の変形が生じるという問題がある。
また、図12に示す従来の工法では、土間の内部の盛土31の布基礎42側の縁に設けた法面(斜面)31aの部分が転圧し難くて崩れ易く、また同図に鎖線で示す部分に余分なコンクリートを打設することになる等の問題がある。
この発明の目的は、盛土の転圧に耐えかつ安価な材料で施工性良く土留めできる盛土の土留め構造、およびこの土留め構造を用いて安価に施工できる基礎・土間一体打ち体を提供することである。
この発明の盛土の土留め構造は、盛土の縁に沿う横方向に延びて立ち上がる捨て型枠を備え、この捨て型枠は、前記横方向に沿って延びる断面形状波形の波山部を上下方向の1か所以上に有する鋼板からなり、前記波山部を串刺し状態に貫通する固定杭により地盤に固定され、前記固定杭が、断面V字状の部分の開口縁の両側に前記V字状の部分の横幅方向に突出する平板状の突出部が続く断面形状である
この構成によると、盛土の縁に沿って立ち上がる捨て型枠が、前記横方向に沿って延びる波山部を上下方向の1か所以上に有する鋼板からなるため、その凹凸形状のために剛性が強い。さらに、前記捨て型枠は前記波山部を串刺し状態に貫通する固定杭により補強されている。そのため、盛土の転圧に十分に耐えることができる。また、鋼板に波山部を加工しただけの捨て型枠であるため、安価に得られる。捨て型枠の地盤への固定についても、前記波山部を串刺し状態に貫通する固定杭により固定するため、施工性が良い。このように、鋼板の波山部を剛性向上と地盤への固定の2つの異なる役割に効果的に利用したため、盛土の転圧に耐えかつ安価な材料で施工性良く土留めできる盛土の土留め構造となる。
この発明において、前記捨て型枠は、前記盛土側に突出する底部折曲片を下端に有し、この底部折曲片を前記固定杭が上下に貫通するものとしても良い。前記捨て型枠の前記波山部は例えば断面形状台形であっても良い。
この構成の場合、捨て型枠は、その下端の底部折曲片と、この底部折曲片を上下に貫通する固定杭とによって安定した立ち姿勢に保たれるので、盛土をより確実に土留めできる。
この発明において、前記捨て型枠の前記波山部は、前記捨て型枠の少なくとも上半部分に設けられていても良い。
捨て型枠の上半部分には、転圧時に盛土から押し付けられる力が下半部分よりも大きく作用する。そのため、前記波山部が上半部分に設けられることで、剛性増大による、はらみ形状の変形がより効果的に防止される。
この発明において、前記捨て型枠が互いに端部が重なる状態で複数枚連続し、前記固定杭が、隣合う捨て型枠の重なり部分でその重なった両側の捨て型枠に渡って前記波山部を貫通し、両側の捨て型枠の連結とこれら捨て型枠の地盤への固定とを兼ねるものとしても良い。
この構成の場合、固定杭を捨て型枠の接続治具に兼用できるので、部材の種類が少なくて済み、材料費を安価に抑えることができる。また、重なり部分に前記固定杭を貫通させるだけで良いため、施工性にも優れる。
この発明において、前記固定杭が鋼板の曲げ加工品からなり、前記捨て型枠の前記波山部に形成された杭挿通孔に圧入状態に貫通するものとしても良い。
固定杭が鋼板の曲げ加工品からなるため、丸杭に比べて、地中に石等の障害があった場合にも貫入させ易く、また安価に杭が得られる。圧入状態に貫通することで、捨て型枠の設置位置の精度や向上し、ぐらつき等も回避できる。
この発明の基礎・土間一体打ち体は、前記発明の盛土の土留め構造を備えた基礎・土間一体打ち体であって、
前記捨て型枠に沿う前記盛土と反対側位置に布基礎を有し、前記盛土の上面を覆う土間コンクリートと前記布基礎のベース部とが一体に打設されたコンクリートからなるものである。
この構成によると、この発明の盛土の土留め構造を土間の内部の盛土に採用するので、基礎・土間一体打ち体を安価に施工することができる。また、捨て型枠が変形せず、精度良く構築でき、施工性にも優れる。また、余分なコンクリートの発生が少なく、法面など、施工上不安定な箇所がなくせる。
この発明において、前記布基礎の立ち上がり部がプレキャストコンクリートからなるものとしても良い。立ち上がり部がプレキャストコンクリートであると、より一層施工性が向上する。
この発明の盛土の土留め構造は、盛土の縁に沿う横方向に延びて立ち上がる捨て型枠を備え、この捨て型枠は、前記横方向に沿って延びる断面形状波形の波山部を上下方向の1か所以上に有する鋼板からなり、前記波山部を串刺し状態に貫通する固定杭により地盤に固定され、前記固定杭が、断面V字状の部分の開口縁の両側に前記V字状の部分の横幅方向に突出する平板状の突出部が続く断面形状であるため、盛土の転圧に耐えかつ安価な材料で土留めでき、施工性にも優れる。
この発明の基礎・土間一体打ち体は、前記発明の盛土の土留め構造を備えた基礎・土間一体打ち体であって、前記捨て型枠に沿う前記盛土と反対側位置に布基礎を有し、前記盛土の上面を覆う土間コンクリートと前記布基礎のベース部とが一体に打設されたコンクリートからなるものであるため、基礎・土間一体打ち体を、施工性良く、安価に、かつ精度良く施工できる。
この発明の一実施形態にかかる盛土の土留め構造を備えた基礎・土間一体打ち体の一例の断面図である。 同土留め構造における捨て型枠の斜視図である。 同土留め構造における出隅部の捨て型枠の斜視図である。 同土留め構造における固定杭の各例を示す水平断面図である。 基礎・土間一体打ち体の施工工程を示す説明図である。 同土留め構造の他の例が適用された基礎・土間一体打ち体の断面図である。 同土留め構造のさらに他の例が適用された基礎・土間一体打ち体の断面図である。 同土留め構造を備える基礎・土間一体打ち体の他の例の断面図である。 同土留め構造を備えるコンクリート打ち階段の斜視図である。 同コンクリート打ち階段の施工時の断面図である。 従来例の断面図である。 他の従来例の断面図である。
この発明の一実施形態にかかる盛土の土留め構造を備える基礎・土間一体打ち体の一例を、図1ないし図5と共に説明する。この土留め構造は、住宅や商工業施設等となる建物に適用される。この盛土の土留め構造は、図1に示すように、盛土1の縁に沿う横方向に延びて立ち上がる捨て型枠2を備える。この捨て型枠2は、前記横方向に沿って延びる断面形状波形の波山部2aを上下方向の1か所以上(ここでは2か所)に有する鋼板からなり、それらの波山部2aを串刺し状態に上下に貫通する固定杭3により地盤10に固定される。捨て形枠2の2か所の波山部2aのうち、少なくとも1つの波山部2aは、捨て型枠2の上半部分に位置させるのが望ましい。ここでは、前記波山部2aの断面形状が台形とされている。
この捨て型枠2は、図2に斜視図で示すように、前記盛土1側に突出する底部折曲片2bを下端に有し、この底部折曲片2bを、前記波山部2aを貫通した固定杭3が上下に貫通して地盤10に固定される。また、この捨て型枠2は、互いに側端部が重なる状態で複数枚連続し、固定杭3が、隣合う捨て型枠2,2の重なり部分でその重なった両側の捨て型枠2,2に渡って貫通し、両側の捨て型枠2,2の連結とこれら捨て型枠2の地盤10への固定とを兼ねる。このように、固定杭3を捨て型枠2の接続治具に兼用することで、部材の種類を少なくでき、材料費を安価に抑えることができる。
図3には、出隅部の捨て型枠2Aを斜視図で示している。この出隅部の捨て型枠2Aは、帯状の2枚の捨て型枠2、2のそれぞれの一側端同士を、互いに直角となるように溶接あるいはビス(図示せず)により接合して構成される。
前記固定杭3は鋼板の曲げ加工品からなり、捨て型枠2の前記波山部2aに形成された杭挿通孔4に圧入状態に貫通する。すなわち、杭挿通孔4が固定杭3の断面寸法よりも僅かに小さな断面寸法に形成されている。杭挿通孔4の断面形状は、圧入状態とできる形状であれば、固定杭3の断面形状と同じであっても、また固定杭3が内接する多角形等の形状であっても使用可能であるが、この実施形態では図4(C)に示す断面形状の固定杭3を用いる。図4には、固定杭3の各例を水平断面図で示している。図4(A)では断面V字状とした固定杭3の例を示し、図4(B)では断面溝形とした固定杭3の例を示し、図4(C)では平板状部分の中央に断面V字状の部分を有する断面形状とした固定杭3の例を示し、換言すれば断面V字状の部分の開口縁の両側に前記V字状の部分の横幅方向に突出する平板状の突出部が続く断面形状とされている。
図4(A)に示す断面形状の固定杭3の場合、地盤10に打ち込むとき、土中の砕石等にぶつかると固定杭3がずれて回転するなどの不具合が生じることも考えられる。また、図4(B)に示す断面形状の固定杭3の場合も、土中の砕石等にぶつかると、打ち込みを円滑に行えない恐れがある。これに対して、図4(C)に示す断面形状の固定杭3の場合は、土中の砕石等にぶつかっても回転せず、円滑に打ち込むことができるので、前記土留め構造に使用する固定杭3として最も好ましい。
上記した盛土の土留め構造を備える図1の基礎・土間一体打ち体11は、前記捨て型枠2に沿う前記盛土1と反対側位置に布基礎12を有し、前記盛土1の上面を覆う土間コンクリート13と、前記布基礎12のベース部12aとが一体に打設されたコンクリートからなる。この基礎・土間一体打ち体11の施工手順の概略を、図5を参照して以下に説明する。
先ず、図5(A)のように、地盤上面レベルGL下に布基礎12を配置する根切り凹部15を掘削し、根切り凹部15に隣接して残る盛土1の縁に沿って前記捨て型枠2を配置し、これを前記固定杭3で地盤10に固定する。また、根切り凹部15内には、布基礎12を打設する基礎型枠16、16A,17を、布基礎12のベース部12aの土間コンクリート13側の側面となる部分が開放された形態で設置する。
次に、図5(B)のように、布基礎12の基礎型枠16、16A,17内にコンクリートを打設すると共に、前記盛土1上にも土間コンクリート13を打設する。
この後、コンクリートの養生後に、図5(C)のように、基礎型枠16、16A,17を脱型し、成形された布基礎12の土間コンクリート13とは反対側の空間に土を埋め戻す。
このように、この盛土の土留め構造では、盛土1の縁に沿う横方向に延びて立ち上がる捨て型枠2を備え、この捨て型枠2が前記横方向に沿って延びる断面形状波形の波山部2aを上下方向の1か所以上に有する鋼板からなり、前記波山部2aを串刺し状態に上下に貫通する固定杭3により地盤10に固定されるので、盛土1の転圧に耐えかつ安価な材料で盛土1を土留めすることができる。しかも施工性に優れる。
また、この実施形態では、捨て型枠2が、盛土1側に突出する底部折曲片2bを下端に有し、この底部折曲片2bを固定杭3が上下に貫通するものとしているので、底部折曲片2bと、この底部折曲片2bを上下に貫通する固定杭3とによって、捨て型枠2を安定した立ち姿勢に保つことができ、盛土1をより確実に土留めできる。
また、この盛土の土留め構造を備える基礎・土間一体打ち体11は、前記捨て形枠2に沿う前記盛土1と反対側位置に布基礎12を有し、盛土1の上面を覆う土間コンクリート13と布基礎12のベース部12aとが一体に打設されたコンクリートからなるので、基礎・土間一体打ち体11を安価に施工することができる。
さらに、上記のように土留めをできるため、区画毎に施工することにより、残土を場外に排出することなく施工が可能で、残土処分費の低減に寄与し、これによってもコストダウンとなる。
図6は、前記盛土1の土留め構造を備える基礎・土間一体打ち体11の他の例を断面図で示している。この例では、捨て型枠2として波山部2aを1.5か所に有するもの、つまり1つの波山部2aと半分の波山部2aaが上下に並ぶものを用いている。その他の構成および作用効果は、図1〜図5に示した基礎・土間一体打ち体11の場合と同様である。
図7は、前記盛土1の土留め構造を備える基礎・土間一体打ち体11のさらに他の例を断面図で示している。この例では、捨て型枠2として波山部2aを上下方向の1か所にだけ有するものを用いている。その他の構成および作用効果は、図1〜図5に示した基礎・土間一体打ち体11の場合と同様である。
図8は、前記盛土1の土留め構造を備える基礎・土間一体打ち体11のさらに他の例を断面図で示している。この例では、図1〜図5に示した基礎・土間一体打ち体11において、布基礎2のベース部12aの一側面を成形する基礎型枠17に代えて、盛土1の土留め構造に用いたものと同じ構造の捨て型枠2を設けている。また、この例では、布基礎12の立ち上がり部12bがプレキャストコンクリートからなる。
この基礎・土間一体打ち体11では、布基礎12のベース部12aの一側面を成形する型枠が捨て型枠2からなるので、コンクリート打設後の布基礎ベース部12aでの脱型が不要になる。また、布基礎12の立ち上がり部12bがプレキャストコンクリートからなるので、その成形のための基礎型枠16、16Aも不要であり、脱型も不要となる。これにより、施工が容易になり、コストも低減できる。
図9は上記した盛土の土留め構造を備えるコンクリート打ち階段からなる台部21の外観斜視図を示し、図10はその台部21の施工時の断面図を示す。この台部21でも、その内部の盛土1Aの縁に、図1〜図5で示した基礎・土間一体打ち体11の土留め構造で用いたものと同じ捨て型枠2が設けられ、同じ固定杭3により地盤10に固定される。この捨て型枠2の外側に台部21の外面を成形する通常の型枠22が設置され、型枠22の内側空間にコンクリート23を打設することによりコンクリート打ち階段となる台部21が成形される。
このコンクリート打ち階段等の台部21でも、内部の盛土1Aが捨て型枠2により土留めされるので、土圧によるはらみが捨て型枠2に生じない。
1…盛土
2,2A…捨て型枠
2a,2aa…波山部
2b…底部折曲片
3…固定杭
4…杭挿通孔
10…地盤
11…基礎・土間一体打ち体
12…布基礎
12a…ベース部
12b…立ち上がり部
13…土間コンクリート

Claims (7)

  1. 盛土の縁に沿う横方向に延びて立ち上がる捨て型枠を備え、この捨て型枠は、前記横方向に沿って延びる断面形状波形の波山部を上下方向の1か所以上に有する鋼板からなり、前記波山部を串刺し状態に貫通する固定杭により地盤に固定され、前記固定杭が、断面V字状の部分の開口縁の両側に前記V字状の部分の横幅方向に突出する平板状の突出部が続く断面形状である盛土の土留め構造。
  2. 請求請1に記載の盛土の土留め構造において、前記捨て型枠は、前記盛土側に突出する底部折曲片を下端に有し、この底部折曲片を前記固定杭が上下に貫通する盛土の土留め構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の盛土の土留め構造において、前記捨て型枠の前記波山部は、前記捨て型枠の少なくとも上半部分に設けられる盛土の土留め構造。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の盛土の土留め構造において、前記捨て型枠の前記波山部が断面形状台形である盛土の土留め構造。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の盛土の土留め構造において、前記捨て型枠が互いに端部が重なる状態で複数枚連続し、前記固定杭が、隣合う捨て型枠の重なり部分でその重なった両側の捨て型枠に渡って前記波山部を貫通し、両側の捨て型枠の連結とこれら捨て型枠の地盤への固定とを兼ねる盛土の土留め構造。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の盛土の土留め構造において、前記固定杭が鋼板の曲げ加工品からなり、前記捨て型枠の前記波山部に形成された杭挿通孔に圧入状態に貫通する盛土の土留め構造。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の盛土の土留め構造を備えた基礎・土間一体打ち体であって、
    前記捨て型枠に沿う前記盛土と反対側位置に布基礎を有し、前記盛土の上面を覆う土間コンクリートと前記布基礎のベース部とが一体に打設されたコンクリートからなる基礎・土間一体打ち体。
JP2014212216A 2014-10-17 2014-10-17 盛土の土留め構造および基礎・土間一体打ち体 Active JP6442725B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014212216A JP6442725B2 (ja) 2014-10-17 2014-10-17 盛土の土留め構造および基礎・土間一体打ち体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014212216A JP6442725B2 (ja) 2014-10-17 2014-10-17 盛土の土留め構造および基礎・土間一体打ち体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016079683A JP2016079683A (ja) 2016-05-16
JP6442725B2 true JP6442725B2 (ja) 2018-12-26

Family

ID=55957888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014212216A Active JP6442725B2 (ja) 2014-10-17 2014-10-17 盛土の土留め構造および基礎・土間一体打ち体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6442725B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106223354B (zh) * 2016-08-18 2018-08-24 上海建工七建集团有限公司 浅基础结构模板的施工方法
JP7017033B2 (ja) * 2017-06-27 2022-02-08 積水ハウス株式会社 基礎構造物、及び基礎構造物施工方法
CN109056776A (zh) * 2018-08-01 2018-12-21 五冶集团上海有限公司 一种单桩承台的施工方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0796786B2 (ja) * 1988-12-12 1995-10-18 日新製鋼株式会社 フーチング部を有する布基礎コンクリートの築造方法及びそれに使用する捨型枠
JPH1077640A (ja) * 1996-09-04 1998-03-24 Nsp Corp コンクリート打設用保持プレート
JP3752082B2 (ja) * 1998-08-25 2006-03-08 三井ホーム株式会社 布基礎施工方法
US6443418B1 (en) * 2000-10-26 2002-09-03 Kozo Itamochi Ultra thin-type form panel, a form employing the same, and a method for constructing a foundation

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016079683A (ja) 2016-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6442725B2 (ja) 盛土の土留め構造および基礎・土間一体打ち体
KR101572561B1 (ko) 엄지말뚝 시공을 위한 강재조립체
JP4281567B2 (ja) 既設橋脚基礎の補強構造および既設橋脚基礎の補強方法
JP4433066B2 (ja) 永久アンカーが施工された壁構造、永久アンカーが施工された壁構造の構築方法、
JP5490300B1 (ja) 擁壁構造物及び擁壁構築方法
JP6996689B2 (ja) 杭頭接合構造
JP5270255B2 (ja) 既存の木造住宅における基礎の補強方法
JP6785591B2 (ja) 先行エレメントの端部構造および地中連続壁の施工方法
JP2009019370A (ja) 地中壁の打ち継ぎ構造、地中壁の打ち継ぎ部形成具、地中壁の打ち継ぎ部施工方法
JP6553855B2 (ja) 建物の基礎構造、および、建物の基礎の施工方法
JP5551943B2 (ja) 地盤改良体を用いた基礎構造
JP5667590B2 (ja) 土留め壁の増築方法および土留め壁構造
JP5267879B2 (ja) ボックスカルバートの耐震補強構造
JP6506902B2 (ja) 杭基礎構造、及び、杭基礎構造の構築方法
JP5322214B2 (ja) 既存の木造住宅における土台の補強方法
JP3603134B2 (ja) 山留め工法
JP4526129B2 (ja) コンクリート基礎型枠
JP4129225B2 (ja) 防護用堤体の構築方法
JP2007077616A (ja) 建築物の無型枠基礎構造体
JP6587802B2 (ja) 配筋用スペーサおよび配筋方法
JP5325588B2 (ja) コンクリート構造物の施工方法及びコンクリート構造物用型枠パネル
JP3931922B1 (ja) 防蟻性能を備えた断熱基礎の構築方法
JP4716216B2 (ja) 杭頭接合構造
KR101156134B1 (ko) 복합 파일 구조물 및 그 시공방법
JP2019023394A (ja) 基礎構造及び基礎構築方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171011

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180710

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180904

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181002

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20181101

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181101

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20181105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6442725

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250