JP6442410B2 - 板ガラス - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナ、及び外部回路と電気的接続する手段を有する板ガラスに関する。
アンテナは、建物及び車両において板ガラス内に組み入れられる。
車両におけるより多い通信システムに対する要求の故に、自動車用板ガラスにおけるアンテナの数は増大している。車両における通信システムに関する最新技術には、ラジオ(AM、FM)、デジタル・オーディオ・ブロードキャスティング(DAB)、テレビ放送(TV)、DVB規格−地上波放送(DVB−t)、電話(GSM)、ナビゲーション(GPS)、WLAN、リモートキーレスエントリ(RKE)、車両間通信及び路車間通信(car2X)、並びにページングシステムが含まれる。
外部回路と電気的接続する手段は、例えば、表面接触によって提供されてもよく、導体材料(金属、膜または被覆)から作られた線形または二次元シートであってもよい。
結合電極は、表面接触と結合電極との間に交流結合のみが発生するように、表面接触との直流が分離するよう位置付けられてもよい。結合電極は、積層ガラスまたは2層板ガラスにおけるプラスチック材料の層の表面上のまたはそこに埋め込まれたワイヤとして適用されてもよい。
少なくとも一つのアンテナが、結合電極と直流で接触してもよい。アンテナは、板ガラスの表面に配置されてもよい。
米国特許第8077100号は、表面接触、結合電極及びアンテナを備えた板ガラスを開示している。
この先行技術に従えば、表面接触とアンテナとの間の接続の改善された性能は、交流の特定の周波数において、結合電極の全長が、周波数fに対応する、板ガラスにおける有効波長Lambda Effectiveの4分の1の奇数の倍数とほぼ等しいときに達成できる。ここで、fは、アンテナによって受信した信号の周波数である。
米国特許第8077100号は、二つ以上のアンテナを有する三つの実施形態をさらに開示している。
第一の実施形態では、表面接触及び共有の結合電極の各端部にそれぞれが位置する二つのアンテナを備えた広帯域アンテナが提供される。先行技術に従えば、第一及び第二のアンテナによって受信される周波数f1及びf2における最適性能は、結合電極がある特定の全長であるときに発生する。このため、共有の結合電極は、性能を損なう場合がある。
第二の実施形態では、第一の実施形態の二つの広帯域アンテナが並んで設置される。このため、第一の実施形態よりも表面接触がより大きく、より高価となり、かつそれらを隠すことがより困難である。
第三の実施形態では、第一の実施形態の二つの結合電極が、互いに対して90度に設置され、互いに重なり合う。二つの結合電極は、互いの直流が分離しており、かつ互いの交流が分離している。向きが90度であるために、第一の実施形態よりも表面接触がより大きく、より高価となり、かつそれらを隠すことがより困難である。さらに、この形状は、板ガラスの縁部から中心に向かいさらに突き出て、板ガラスの視覚領域を部分的に覆い隠す場合がある。
外部回路と、より小さく、視覚領域を覆い隠さない形状を有する表面接触を有する板ガラスにおける複数のアンテナとの電気的接続の改善された手段を見出すことが望ましい。本発明の目的は、そのような改善された電気的接続の手段を提供することにある。
本発明の第一の態様によれば、板ガラスは、本文書に添付した請求項1に述べた特徴を含む。
好ましくは、第一の結合電極と第二の結合電極との間の平均距離は、5ミリメートル以下である。より好ましくは、第一の結合電極と第二の結合電極との間の平均距離は、2ミリメートル以下である。最も好ましくは、第一の結合電極と第二の結合電極との間の平均距離は、1ミリメートル以下である。
第一の結合電極と第二の結合電極との間の平均距離は、本明細書において、第一及び第二の結合電極が互いに隣接して延びる所のそれらの全長のかかる部分にわたる距離の相加平均として理解されるはずである。距離は、第一及び第二の結合電極の隣接部分間において測定される。
好ましくは、第一及び第二の結合電極は線形である。好ましくは、それらの全長は、それらの幅の10倍よりも長い。幅は、全長と垂直かつ板ガラス材料の平面と平行の寸法として理解されるはずである。
好ましくは、第一の結合電極の隣接部分と第二の結合電極の隣接部分とは、実質的に平行に延びる。
好ましくは、第一及び第二の結合電極の隣接部分は、少なくとも一つの同一形状の曲り角を有する。好ましくは、第一及び第二の結合電極の隣接部分は、少なくとも二つの同一形状の曲り角を有する。好ましくは、形状は、蛇行または「S」形状である。すなわち、形状は、垂直部分とそれらの端部において接続された平行部分を備える。あるいは、形状はらせん状である。
第一及び第二の結合電極は、第一及び第二の結合電極の端部が互いに接続し、第一の結合電極と第二の結合電極との間の接続がループとなるように、単一ピースのワイヤによって形成されてもよい。
第一及び第二の結合電極は、非絶縁ワイヤからなってもよい。好ましくは、第一及び第二の結合電極は、絶縁ワイヤからなる。
好ましくは、表面接触17付近において重なり合った第一及び第二の結合電極の隣接部分の全長は、共鳴周波数f1、f2に対応する、板ガラスのLambda Effective1、Lambda Effective2における有効波長の4分の1の奇数の倍数とほぼ等しくなるように選択される。この全長選択によって、各結合電極及び表面接触がバンドパスフィルタとして機能する伝送線を形成し、そしてf1、f2を中心とするバンド幅において第一及び第二のアンテナによって受信された信号が、低インピーダンス交流結合によって各結合電極と表面接触との間を移動する。バンド幅は、要求される使用に対して信号受信が十分である周波数範囲として定義される。
強化ガラスなどの単一プライの板ガラス材料の場合では、表面接触並びに第一及び第二の結合電極を、板ガラス材料のプライの同一面に配置し、互いの直流が分離していることが好ましい。
好ましくは、板ガラスは、板ガラス材料のプライの表面を覆うプラスチック材料のプライをさらに備える。第一及び第二の結合電極は、板ガラス材料のプライに面するまたはそれに対向するプラスチック材料の表面に接触してもよい。積層板ガラスは、板ガラス材料の第二のプライを備える。
好ましくは、板ガラスは、表面接触と反対側の、板ガラス材料のプライの表面に補助導体をさらに備える。そのような補助導体の使用によって、結合電極と表面接触との間のエネルギー移動の最適化を援助できる。
第一及び第二の結合電極の幅は、0.001〜2ミリメートルの範囲であってもよい。幅は、全長と垂直かつ板ガラス材料のプライの平面と平行の寸法を意味する。第一の結合電極と第二の結合電極との間の平均距離は、10ミリメートル未満であってもよい。
本発明の第二の態様によれば、アンテナ板ガラスの製造方法は、請求項13に述べた工程を含む。
好ましくは、第一及び第二の結合電極は、それらの間にループを持つ単一の絶縁ワイヤから作られる。これにより、位置付けプロセスがより速くなる。
好ましくは、第一及び第二の結合電極の位置付け後、それらの間のループが切断される。切断の効果によって、第一及び第二のアンテナからの信号間の位相差をゼロにできる。
意外にも、発明者は、所望の相互結合がもたらされるように特許請求の範囲に従い第一及び第二の結合電極の一部を配置することによって、表面接触がより小さいという技術的効果が達成されることを示した。さらに、第一及び第二の結合電極の一部をそれらの間に交流結合が生じるように互いに隣接して延ばして配置することによって、全長がより短いアンテナにおいても、所望の周波数において優れた性能を達成可能である。無響室内での検査によって、相互に結合した結合電極を使用した本発明の接続が与えられた複数のアンテナの性能が、自動車用板ガラスに標準的に適用できる許容範囲にあることが実証される。
ここで、本発明を添付の図面を参照して記述する。
二つのアンテナを持つ先行技術の代表的な板ガラスを示す。 四つのアンテナを持つ先行技術の代表的な板ガラスを示す。 互いに対して90度に配置された先行技術の結合電極を示す。 二つのアンテナを持つ本発明の板ガラスを示す。 図2aに類似するが、結合電極を接続するループを持つ板ガラスを示す。 二つのアンテナ及び表面接触を持つ本発明の板ガラスを示す。 図3aに類似するが、より短い表面接触を持つ板ガラスを示す。 三つのアンテナを持つ本発明の板ガラスを示す。 絶縁用接着剤を持つ本発明の板ガラスの断面を示す。 2層または積層板ガラスとして、本発明の板ガラスの断面を示す。 2層または積層板ガラスとして、本発明の板ガラスの断面を示す。 補助導体を持つ本発明の板ガラスの断面を示す。 補助導体を持つ本発明の板ガラスの断面を示す。 スロット及びモノポールアンテナを持つ本発明の板ガラスを示す。 図6aと同様の板ガラスの実施形態の断面を示す。 図6aと同様の板ガラスの実施形態の断面を示す。 結合電極がらせん状である、本発明の板ガラスの一部を示す。 結合電極がらせん状である、本発明の板ガラスの一部を示す。
本発明を二つのアンテナを備えたものとして記述するが、二つ以上のアンテナを備えることができることが留意されるはずである。本発明は、ガラスにおけるAM、FM、DAB及びTVアンテナに関して記述するが、これらに限定されるとみなされるべきではない。本発明は、電磁エネルギーが利用され、電磁エネルギーの送受信が望ましいであろう他の状況にも応用できる。
本発明は、プラスチック板ガラス、アニールされた、半強化または強化ガラス、積層ガラス、被覆された板ガラス、ワイヤされた板ガラス、2層板ガラス(すなわち、一つの層がガラス、もう一つの層がプラスチック)、及びこれらの組み合わせを含む板ガラスに応用できる。
図面全体を通じて、同一の意図を有する等しい構成要素には同一の数字を付けられる。
図1aを参照すると、二つのアンテナを持つ先行技術米国特許第8077100号では、板ガラス材料の透明プライ11が、プラスチック材料のプライ12に接合される。第一のアンテナ13、結合電極14及び第二のアンテナ16が、プラスチック材料のプライ12の表面に位置付けられる。表面接触17が、板ガラス材料の表面11上に線形導体または導電性シートによって形成され、結合電極14と交流結合が生じるように配置される。交流結合は、当技術分野においてHFまたはRF結合とも呼ばれ、本明細書において、アンテナを設計するための周波数における低インピーダンス結合を意味することが意図される。
図1bに参照する四つのアンテナを持つ先行技術では、結合電極14及び15、並びにアンテナ13、13A、16及び16Aが、板ガラス材料の透明プライ11に接合されたプラスチック材料のプライ12の表面上に並んで位置付けられる。表面接触17が、板ガラス材料の表面11上に線形導体または導電性シートによって形成され、表面接触17と結合電極14、15の各々との間に交流結合が生じるように配置される。
第一の結合電極14及び第二の結合電極15は、ほぼ同一の形状を有するが、互いに隣接して延びるようには構成されない。隣接して延びるとは、本明細書において、全長に沿って近接することを意味することが理解される。本発明において「第一及び第二の結合電極の隣接部分間に交流結合が生じる」は、例えば、両方の結合電極に重なり合う表面接触を通じて、かかる結合が間接的にのみ生じる所の構成を除外することを意味することが理解されるはずである。
図1cに参照する結合電極14及び15は、それらから形成された線形導体が、直角に交わるが、互いと電気的に絶縁されるように配置される。この配置では、それらの間に直流結合も有意な交流結合も生じない。
図2aに参照する少なくとも二つのアンテナを持つ本発明の実施形態では、第二の結合電極15が、第一の結合電極14の一部分に隣接してかつそれと本質的に平行に延びている。それ故に、第一及び第二の結合電極14、15は、それらの隣接部分間に交流結合が生じるように配置される。第二の結合電極15は、部分的にねじられている。第一の結合電極14は、蛇行形状における複数個の直線からなる。第一及び第二の結合電極14、15は、所望の相互の交流結合が達成される限り、任意の形状をとることができる。表面接触17が、板ガラス材料のプライ11の表面上において、第一の結合電極14及び第二の結合電極15の両方と交流結合が生じるように配置される。本発明の利点は、表面接触17のサイズが、図1aに示すような二つのアンテナを持つ関連する先行技術よりも小さいことにある。
第一及び第二の結合電極14、15の隣接部分間の平均距離は、10ミリメートル以下であり、好ましくは、10ミリメートルより著しく短い。第一及び第二の結合電極14、15の幅は、0.001〜2ミリメートルの範囲である。幅は、全長と垂直かつ板ガラス材料のプライ11の平面と平行の結合電極14、15の寸法を意味する。
好ましくは、第二の結合電極15の全長は、第一の結合電極14の全長の5%〜100%であり、逆もまた同様である。例えば、第一の結合電極14が100MHzにおいて動作するアンテナ用に使用されるように設計され、かつ第二の結合電極15が200MHzにおいて動作するアンテナ用に使用されるように設計される場合には、その結果、第二の結合電極15の全長は、第一の結合電極14の全長の約50%である。
好ましくは、結合電極、アンテナ及び/または表面接触13〜17に使用される導体材料の少なくとも一つは、ワイヤである。ワイヤ材料の例には、銅、タングステン、金、銀、アルミニウムもしくはそれらの合金、ナノワイヤ、カーボンナノチューブ、またはそれらの組み合わせが挙げられる。ワイヤにおいてその全長に沿うすべての点において他の導体との直流が分離していない場合には、少なくとも、望ましくない直流接触のリスクがある点に絶縁体を使用するべきである。そのような局所的な絶縁は、接着剤としても機能できる絶縁被覆を使用して達成できる。
より好ましくは、結合電極、アンテナ及び/または表面接触13〜17に使用される導体材料の少なくとも一つは、絶縁ワイヤである。絶縁によって、例えば交差する点において、またはワイヤが互いに平行かつ物理的に接触する場合に、導体を、互いに隣接して、しかし直流が分離するように、配置できる。二つの絶縁ワイヤが互いに直接に接触する場合には、それらの間の平均距離は、絶縁体の厚さの2倍である。絶縁体の厚さは、およそ0.025ミリメートル以下であってもよい。
結合電極、アンテナ及び/または表面接触13〜17に使用される導体材料の少なくとも一つは、導電性被覆材であってもよい。導電性被覆材は、これらに限定されないが、スクリーン印刷によって付けられたシルバープリント、またはスパッタリングもしくは化学蒸着によって付けられた透明導電性被覆材を含む。絶縁体は、接着テープを用いて導電性被覆材に付けられてもよい。
あるいは、結合電極、アンテナ及び/または表面接触13〜17に使用される導体材料の少なくとも一つは、導電性シートであってもよい。導電性シートは、これに限定されないが、銅を含む。表面接触17は、好ましくは、銅シートから作られる。
表面接触17の第一の表面は、構造的支持のためのプラスチック材料の膜に接触してもよい。好適なプラスチック材料には、ポリイミドまたはポリエチレンナフタレート(PEN)がある。表面接触17の第二の表面は、接着剤を用いて板ガラスの表面11に接合してもよい。好適な接着剤には、米国ミネソタ州セントポールの3M Centerから入手できる3M VHB両面テープがある。
プラスチック材料のプライ12は、これに限定されないが、ポリビニルブチラール(PVB)からなってもよい。好ましくは、結合電極及びアンテナ13〜16に使用される導体材料は、PVBに埋め込まれた絶縁ワイヤである。
図2bに参照する本発明の代替的な板ガラスでは、第一の結合電極14及び第二の結合電極15は、ループ18によって接続される。
図3aに参照する本発明の代替的な板ガラスでは、第一の結合電極14と第二の結合電極15とが、ここでもまた、隣接してかつ第一の結合電極14の一部分に沿って実質的に平行に延びるが、この度は、両方の結合電極14、15は、複数個の直線形状に形成される。両方のそれらの形状は、本明細書において理解されるように蛇行形状である。第一及び第二の結合電極14、15の隣接部分は、同一線上にあるものまたはピギーバックとして記述されてもよい。
好ましい実施形態では、第一及び第二の結合電極14、15の全長は、共鳴周波数f1、f2に対応する、板ガラスのLambda Effective1、Lambda Effective2における有効波長の4分の1の奇数の倍数とほぼ等しくなるように選択される。各結合電極14、15が、選択された周波数範囲において表面接触17とのバンドパスフィルタとして機能する伝送線を形成し、そしてf1、f2を中心とするバンド幅において第一及び第二のアンテナ13、16によって受信された信号が、交流結合によって結合電極14、15と表面接触17との間を移動する。結合電極14、15の全長は、本明細書において、表面接触17によって覆われた領域における導体の全長であると理解される。この領域は、結合電極14の平面における表面接触17の突出部分を意味するように理解される。
図3bに参照する本発明の代替的な板ガラスでは、結合電極14を備える導体が表面接触17によって覆われた領域を越えて延伸し、これにより結合電極14は、表面接触17によって覆われた導体の一部分のみとなる。このことは、表面接触17のサイズを縮小することによって結合電極14を備える導体の共鳴周波数を増大できるため、有利である。例えば、表面接触17によって完全に覆われた導体を有する板ガラスは、70MHzで共鳴できる。縮小したサイズの表面接触17を使用する場合には、同一の板ガラスは100MHzで共鳴できる。それ故に、製造者は、周波数範囲を送受信する能力がある表面接触17がなくても標準的なアンテナ板ガラスを作り、好適なサイズの表面接触17を付けることによって特定の周波数における性能を最適化できる。
図4は、三つのアンテナを持つ本発明の代替的な板ガラスを示す。第一、第二及び第三の結合電極14、15及び19が、それらの一部が互いに隣接して延びて、それらの間に交流結合が生じるように配置される。第一の結合電極14と、第二の結合電極15及び第三の結合電極19の各々との間の平均距離は、5ミリメートル以下である。
第一の結合電極14の対応する部分に隣接して概して延びる第二の結合電極15の全長は、第一の結合電極14の全長の約75%である。第一の結合電極14の対応する部分に隣接して概して延びる第三の結合電極19の全長は、第一の結合電極14の全長の約5%である。第三の結合電極19と直流結合する第三のアンテナ20は、TV信号用として意図される。一方で、結合電極14、15と直流結合する第一及び第二のアンテナ13、16は、それぞれ、FM用として意図される。
製造プロセスを迅速化するために、導体材料の一つのピースが、好ましくは、第一のアンテナ13、第一の結合電極14、第二の結合電極15、及び第二のアンテナ16に使用される。ループ18が、第一の結合電極14と第二の結合電極15とを接続する。
絶縁ワイヤ材料13〜16をプラスチック材料のプライ12に付けた後に、ループ18を切断してもよい。切断によって、第一のアンテナ13からの信号と第二のアンテナ16からの信号との間の位相差がゼロになる。ループを切断するオプションは、アンテナ13、16の受信性能を最適化するためのさらなるパラメータを提供する。
図5aは、第一のアンテナ13及び互いに直流で接触する第一の結合電極14を持つ板ガラス材料のプライ11の断面である。第一の結合電極14は、その蛇行形状を表す破線として示される。第二のアンテナ16及び第二の結合電極15が提供されるが、明確化のために省略される。表面接触17が、接着剤21によって第一の結合電極14及び第二の結合電極15(図示せず)に接合される。この配置は、導電体のすべてが車両の室内に対向しなくてはならない、車両のサイドウィンドウ、リヤウィンドウまたはルーフ板ガラスに用いる強化ガラスに好適である。
図5bは、板ガラス材料のプライ11の表面において互いに直流で接触する第一のアンテナ13及び第一の結合電極14を持つ板ガラス材料のプライ11の断面である。第二のアンテナ16及び第二の結合電極15が提供されるが、明確化のために省略される。表面接触17が、板ガラス材料のプライ11の反対面に位置する。プラスチック材料のプライ12が、第一のアンテナ13の上部及び第二のアンテナ16(図示せず)の上部に付けられる。この配置は、2層板ガラスに好適である。場合によっては、板ガラス材料の第二のプライをプラスチック材料のプライ12の上部に付けて、積層ガラスを形成してもよい。
図5cは、その表面に接合されたプラスチック材料のプライ12を持つ板ガラス材料のプライ11の断面である。第一のアンテナ13及び第一の結合電極14が、プラスチック材料のプライ12の上部に位置する。第二のアンテナ16及び第二の結合電極15が提供されるが、明確化のために省略される。表面接触17が、板ガラス材料のプライ11の反対面にある。この配置は、2層板ガラスに好適である。場合によっては、板ガラス材料の第二のプライ(図示せず)を第一のアンテナ13の上部及び第二のアンテナ16(図示せず)の上部に付けて、積層ガラスを形成してもよい。
図5dは、板ガラス材料のプライ11の第一の表面に表面接触17、及びその反対面に補助導体22を持つ板ガラス材料のプライ11の断面である。第一のアンテナ13及び第一の結合電極14が、板ガラス材料のプライ11における補助導体22と同一面に提供される。接着剤としても機能できる絶縁層が、それらを直流が分離された状態とするように補助導体22と第一の結合電極14との間に提供される。これらは、明確化のために省略される。第二のアンテナ16及び第二の結合電極15も提供されるが、明確化のために省略される。プラスチック材料のプライ12が、第一のアンテナ13の上部及び第二のアンテナ16(図示せず)の上部に付けられる。この配置は、2層板ガラスに好適である。場合によっては、板ガラス材料の第二のプライをプラスチック材料のプライ12の上部に付けて、積層ガラスを形成してもよい。
図5eは、板ガラス材料のプライ11の第一の表面に表面接触17、及びその反対面に補助導体22を持つ板ガラス材料のプライ11の断面である。プラスチック材料のプライ12が、板ガラス材料のプライ11の表面に接合されており、これはまた、補助導体22を直流で絶縁するように機能する。第一のアンテナ13及び第一の結合電極14が、プラスチック材料のプライ12の外面に埋め込まれる。第二のアンテナ16及び第二の結合電極13は、明確化のために省略される。この配置は、2層板ガラスに好適である。場合によっては、板ガラス材料の第二のプライをプラスチック材料のプライ12の上部に付けて、積層ガラスを形成してもよい。
図5d及び図5eの補助導体22は、表面接触17よりも第一の結合電極14までの距離が短い。これにより第一の結合電極14と表面接触17との間の結合容量が増大される。低周波における本発明の接続配置の性能は、それ故に、補助導体22の提供によって改善できる。例えば、補助導体22を有する本発明の板ガラスは、AM中波帯における1MHzにおいてより優れた性能を有することができる。それ故に、所望の相互の交流結合がもたらされるように第一及び第二の結合電極14、15、表面接触17並びに補助導体22を配置することによって、表面接触17のサイズは、先行技術米国特許第8077100号のものよりも小さくなる。
図6aは、スロットアンテナ及びモノポールアンテナを持つ本発明の板ガラスである。板ガラスは、板ガラス材料のプライ11及び板ガラス材料のプライ11の表面に付けられた導電層23を備える。導電層23は、導電性被覆材または金属膜であってもよく、部分的に透明であってもよい。板ガラス材料のプライ11の縁部と導電層23との間には、隙間24がある。表面接触17が隙間24に構成され、第一及び第二の結合電極14、15が、第一及び第二の結合電極14、15と表面接触17との間に直流結合ではなく交流結合が生じるように、表面接触17との直流が分離するよう位置付けられる。第一の結合電極14との直流接続を有する第一のアンテナ13が、第一のアンテナ13のアンテナ部分13bが導電層23と少なくとも部分的に重なり合うように位置付けられ、これにより直流または交流結合が生じる。そしてまた、アンテナ部分13bは、隙間24付近に形成されたスロットアンテナへの給電線として機能する。第二の結合電極15との直流接続を有する第二のアンテナ16が、隙間24に位置付けられ、モノポールアンテナを形成する。
図6bは、板ガラス材料のプライ11に表面接触17を備える、図6aの板ガラスの実施形態の一部の断面である。共に直流で接続する第一の結合電極14及び第一のアンテナ13が、積層ガラスの中間層として使用されるプラスチック材料のプライ12に位置付けられる。この配置では、第一の結合電極14が、板ガラス材料のプライ11の反対面における表面接触17に覆われる。導電層23を有する板ガラス材料の第二のプライ11aが、導電層23が第一のアンテナ13のアンテナ部分13bと少なくとも部分的に重なり合うように位置付けられ、これによりアンテナ部分13bと導電層23との間に交流結合が生じる。
図6cは、図6bの板ガラスに類似する板ガラスの断面であるが、導電層23が板ガラス材料の第二のプライ11aから除かれており、かつプラスチック材料の第一のプライ12と板ガラス材料の第二のプライ11aとの間の第二の中間層として使用されるプラスチック材料の第二のプライ12aが追加されている。プラスチック材料の第二のプライ12aは、そこに接触する導電層23aを有し、導電層23aがアンテナ部分13bと少なくとも部分的に重なり合い、それらの間に交流結合が生じるように位置付けられる。
図7a及び図7bは、本発明のさらなる実施形態の本質的要素を示す。第一及び第二の結合電極14、15は、図3〜図6の実施形態に示すような蛇行状ではなくらせん状である。
結合電極の最適な長さの計算をここで開示する。材料における有効波長は、近くにある絶縁材料の誘電率及び寸法に応じて決まる。折り重ね結合領域などの、導電体を含む領域では、結合電極の形状、及び反対方向に流れる電流を有する、折り重ね結合電極の隣接部分における逆平行電流の効果に応じて、追加のファクタを加える。
例えば、周波数100MHzの信号は、約3メートルの自由空間内に波長を有する。このため、自由空間内の4分の1波長Lambdaは、0.75メートルである。積層板ガラスにおける特定の結合電極14は、誘電板ガラス材料の故に、およそ0.6の短縮ファクタを有することができる。このため、Lambda Effectiveの4分の1は、およそ0.45メートルである。その結果、結合電極14は、平行部分及び平行部分間の接続部分を備えた蛇行形状に形成され、結合電極14の全長は、およそ0.45メートルである。
実施例
本発明の比較例及びシミュレーションとして先行技術のシミュレーションをここで論じる。
両方のシミュレーションにおいて、先行技術米国特許第8077100号に従い、第一及び第二の結合電極14、15にそれぞれ接続された第一及び第二のアンテナ13、16を、板ガラス11に位置づけた。
第一のアンテナ13における所望の周波数は、FMラジオ受信用に100MHzであり、自由空間内の波長の4分の1は約750ミリメートルであった。板ガラスにおける短縮ファクタは、0.545であった。それ故に、Lambda Effectiveの波長の4分の1は、409ミリメートルであった。蛇行形状を持つ第一の結合電極14は、各々が100ミリメートル長である四つの平行部分と、各々が3ミリメートル長である、接続部分間の三つの平行部分とを備えていた。この構成では、第一の結合電極14の全長は409ミリメートルであった。
第二のアンテナ16における所望の周波数は、DAB受信において190MHzであり、自由空間内の波長の4分の1は約395ミリメートルであった。板ガラスにおける短縮ファクタは、0.529であった。それ故に、Lambda Effectiveの波長の4分の1は、209ミリメートルであった。蛇行形状を持つ第二の結合電極15は、各々が50ミリメートル長である四つの平行部分と、各々が3ミリメートル長である、接続部分間の三つの平行部分とを備えていた。この構成では、第二の結合電極15の全長は209ミリメートルであった。
比較シミュレーションでは、米国特許第8077100号の第二の実施形態に従い、第一の結合電極14及び第二の結合電極15を並べて配置した(先行技術の記述における上の記載を参照)。表面接触17の寸法は以下の通りであった。板ガラス材料のプライ11の隣接縁部と垂直に測定される表面接触17の幅は、三つの接続部分の全長の和に等しかった。それ故に、表面接触17の幅は、9ミリメートルであった。この幅は、自動車用板ガラスにおける標準的な覆い隠される帯状部よりも狭い。板ガラス材料のプライ11の縁部と平行に測定される表面接触17の全長は、第一の結合電極14の平行部分、第二の結合電極15の平行部分、及びそれらの間の隙間の全長の和に等しかった。それ故に、表面接触17の全長は、160ミリメートルであった。すなわち、第一の結合電極14の全長は100ミリメートル、第二の結合電極15の全長は50ミリメートル、そして隙間の全長は10ミリメートルであった。
比較シミュレーションでは、190MHzにおけるDAB受信のための最適性能に関する第二のアンテナ16の全長を計算し、240ミリメートルであった。
本発明の対応するシミュレーションでは、第一の結合電極14及び第二の結合電極15を、第二の(より短い)結合電極15が第一の結合電極14の一部分に隣接して延びるように、そしてそれらの間に交流結合が生じ、かつ隣接部分間の平均距離が5ミリメートル未満となるように構成した。表面接触17の全長は、100ミリメートルであった。すなわち、第一の結合電極14の平行部分の全長と同一であった。表面接触17の幅は、ここでもまた、9ミリメートルであった。
本発明のシミュレーションでは、190MHzにおけるDAB受信のための最適性能に関する第二のアンテナ16の全長を計算し、210ミリメートルであった。
それ故に、本発明は、表面接触17の全長を、160ミリメートルから100ミリメートルに、すなわち37%短縮した。さらに、第二のアンテナ16の全長を、240ミリメートルから210ミリメートルに、すなわち12%短縮した。
比較シミュレーションと本発明のシミュレーションとの間の第二のアンテナ16の全長の差異は、それらの間に生じる交流結合の故に、第一及び第二の結合電極14、15の一部が互いに隣接して延びる領域内の板ガラスにおける異なる有効波長Lambda Effectiveの証拠となる。

Claims (15)

  1. 板ガラス材料のプライ(11)と、
    外部回路との接続のための、前記板ガラス材料のプライ(11)に接合する表面接触(17)と、
    前記表面接触(17)との直流が分離するよう位置付けられており、かつ各結合電極(14、15)と前記表面接触(17)との間に交流結合が生じるように構成された、少なくとも第一及び第二の結合電極(14、15)と、
    少なくとも第一及び第二のアンテナ(13、16)であって、前記第一のアンテナ(13)が前記第一の結合電極(14)との直流接続を有し、前記第二のアンテナ(16)が前記第二の結合電極(15)との直流接続を有する、少なくとも第一及び第二のアンテナ(13、16)と、
    を備え、
    前記第一及び第二の結合電極(14、15)の各々が、それらの間に交流結合が生じるように、前記第一及び第二の結合電極(14、15)が互いに隣接して延びる少なくとも一部分を備えることを特徴とする、板ガラス。
  2. 前記第一及び第二の結合電極(14、15)の隣接部分間の平均距離が、5mm未満、より好ましくは2mm未満、最も好ましくは1mm未満である、請求項1に記載の板ガラス。
  3. 前記第一及び第二の結合電極(14、15)の少なくとも一方が、好ましくは両方が、線形である、請求項2に記載の板ガラス。
  4. 前記第一及び第二の結合電極(14、15)が、実質的に平行である、前記請求項のいずれかに記載の板ガラス。
  5. 前記第一及び第二の結合電極(14、15)の隣接部分が、同一の蛇行形状またはらせん形状を有する、前記請求項のいずれかに記載の板ガラス。
  6. 前記第一及び第二の結合電極(14、15)が、前記第一及び第二の結合電極(14、15)の端部が互いに接続し、それらの間の接続がループとなるように、単一ピースのワイヤによって形成されてよい、前記請求項のいずれかに記載の板ガラス。
  7. 前記第一及び第二の結合電極(14、15)が絶縁ワイヤである、前記請求項のいずれかに記載の板ガラス。
  8. 前記表面接触(17)が重なった前記第一及び第二の結合電極(14、15)の隣接部分の全長が、共鳴周波数f1、f2に対応する、前記板ガラスのLambda Effective1、Lambda Effective2における有効波長の4分の1の奇数の倍数とほぼ等しくなるように選択され、各結合電極(14、15)及び前記表面接触(17)が、バンドパスフィルタとして機能する伝送線を形成し、周波数f1、f2を中心とするバンド幅において第一及び第二のアンテナ(13、16)によって受信された信号が、交流結合によって各結合電極(14、15)と前記表面接触(17)との間を移動する、前記請求項のいずれかに記載の板ガラス。
  9. 前記表面接触(17)並びに前記第一及び第二の結合電極(14、15)が、前記板ガラス材料のプライ(11)の同一面に位置し、互いの直流が絶縁された状態である、前記請求項のいずれかに記載の板ガラス。
  10. プラスチック材料のプライ(12)が、前記板ガラス材料のプライ(11)の表面に接合されており、前記第一及び第二の結合電極(14、15)が、前記プラスチック材料のプライ(12)の表面に接触する、前記請求項のいずれかに記載の板ガラス。
  11. 前記表面接触(17)と反対側の、前記板ガラス材料のプライ(11)の表面に補助導体(22)をさらに備える、前記請求項のいずれかに記載の板ガラス。
  12. 前記第一の結合電極(14)の幅及び前記第二の結合電極(15)の幅が、0.001〜2ミリメートルの範囲であり、前記第一及び第二の結合電極(14、15)の隣接部分間の平均距離が、5ミリメートル未満である、前記請求項のいずれかに記載の板ガラス。
  13. 板ガラス材料のプライ(11)を提供するステップと、
    前記板ガラス材料のプライ(11)に表面接触(17)を接合するステップと、
    第一及び第二の結合電極(14、15)の各々と、前記表面接触(17)との間に交流結合が生じるように、前記表面接触(17)との直流が分離するよう前記第一及び第二の結合電極(14、15)を配置するステップと、
    を含み、
    前記第一及び第二の結合電極(14、15)の少なくとも一部を、それらの間に交流結合が生じるように互いに隣接して延びるよう構成することを特徴とする、板ガラスの製造方法。
  14. 前記第一の結合電極(14)及び第二の結合電極(15)を、それらの間にループ(18)を有する単一の絶縁ワイヤから形成することをさらに特徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第一の結合電極(14)と前記第二の結合電極(15)とを接続する前記ループ(18)を切断することをさらに特徴とする、請求項14に記載の方法。
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