JP6442330B2 - 防振装置 - Google Patents

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Description

本発明は、防振装置に関する。
従来、例えば自動車や産業機械等に適用され、エンジンや駆動装置等の振動発生部の振動を吸収および減衰する防振装置として、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される外側取付け部材、および他方に連結される内側取付け部材と、前記外側取付け部材と前記内側取付け部材とを連結する弾性体と、を備える防振装置が知られている。
この種の防振装置においては、入力され得る振動に対して装置の3つの方向(防振装置の軸方向、当該軸方向に直交する2つの方向)のバネ比を調整して、効率的に振動を吸収および減衰させることが知られている。例えば特許文献1では、内筒と、その周囲を囲む外筒と、これらの内外筒間を連絡する弾性部材とを備え、主たる振動の入力方向が内筒の軸直交方向である円筒形ブッシュにおいて、主たる振動の入力方向と略平行するように内筒から半径方向へ突出する突部と、この突部と前記外筒との間を弾性体で連結するとともに、この弾性体を前記外筒との間に支持する弾性体支持部を設け、この弾性体支持は、主たる振動の入力方向を1軸に含む直交3軸方向のうち、前記突部の主たる振動の入力方向における移動を規制せず、残り2軸方向を規制することを特徴とする円筒形ブッシュが提案されている。
特開2005−155822号公報
ここで、上記のような防振装置では、主たる振動の入力方向とは異なる方向のバネ比を調整することができるが、より簡易な方法で製造可能な防振装置を提供することが求められていた。
そこで、本発明は、主たる振動の入力方向と異なる方向のバネ比をコントロールした、簡易な方法で製造可能な防振装置を提供することを目的とする。
本発明の防振装置は、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される外側取付け部材、および他方に連結される内側取付け部材と、前記外側取付け部材と前記内側取付け部材とを連結する弾性体と、を備え、前記外側取付け部材は、筒状に形成され、前記内側取付け部材は、前記外側取付け部材内に配設された剛性部材と、前記外側取付け部材の中心軸に沿う軸方向において、前記外側取付け部材内に位置して前記剛性部材に固着された射出成型材料(主に合成樹脂材料又はアルミ材料等)からなる内装部材と、を備え、前記内装部材には、前記軸方向に直交する径方向の外側に向けて突出する第1突出部が形成されるとともに、前記外側取付け部材には、前記径方向の内側に向けて突出する第2突出部が形成され、前記第1突出部および前記第2突出部は、前記外側取付け部材の前記中心軸周りに沿う周方向の位置を互いに一致させ、かつ前記軸方向の位置を互いに異ならせて配置されていることを特徴とする。
本発明の防振装置によれば、主たる振動の入力方向と異なる方向のバネ比をコントロールした防振装置を、簡易な方法で製造することができる。
ここで、本発明の防振装置では、前記剛性部材は板状に形成されていることが好ましい。この構成によれば、より簡易な方法で製造することができる。
また、本発明の防振装置では、前記内装部材は、前記剛性部材をその全周にわたって覆っていることが好ましい。この構成によれば、内装部材を剛性部材に対して強固に固着させることができる。
また、本発明の防振装置では、前記剛性部材のうち、前記外側取付け部材内に位置する部分に、前記径方向に凹む凹部が形成され、前記凹部に前記射出成型材料(主に合成樹脂材料又はアルミ材料等)が入り込み、前記内装部材が固着されていることが好ましい。この構成によれば、内装部材を剛性部材に対して強固かつ確実に固着させることができる。
また、この場合、本発明の防振装置では、前記凹部は前記剛性部材の表面に形成されていることが好ましい。この構成によれば、例えばプレス加工により剛性部材の凹部を容易に形成させることができる。
また、本発明の防振装置では、前記剛性部材のうち、少なくとも前記外側取付け部材内に位置する部分に、前記剛性部材の幅を狭めるように形成された窪み部を備え、前記窪み部の内側に前記内装部材が固着されていることが好ましい。この構成によれば、剛性部材を軽量化するとともに、内装部材を剛性部材に対してより強固に固着させることができる。
また、本発明の防振装置では、前記第1突出部および前記第2突出部は、前記軸方向に互いに対向していることが好ましい。この構成によれば、軸方向のバネ定数をより高めることができる。
また、本発明の防振装置では、前記第1突出部および前記第2突出部のうちのいずれか一方は、軸方向に間隔をあけて2つ形成され、かつこれらの間に他方が配設されていることが好ましい。この構成によれば、軸方向両側のバネ定数をさらに高めることができる。
本発明によれば、主たる振動の入力方向と異なる方向のバネ比をコントロールした、簡易な方法で製造可能な防振装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る防振装置を示す、縦断面図である。 図1に示す防振装置のa−a’線に沿う縦断面を示す図である。 図1に示す防振装置の内側取付け部材を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る防振装置を示す、縦断面図である。 図4に示す防振装置のb−b’線に沿う縦断面を示す図である。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について例示説明する。なお、図1、2は、本発明の第1の実施形態に係る防振装置を示し、図1は後述する第1突出部および第2突出部が配設された位置での縦断面図であり、図2は図1に示す縦断面図に直交するa−a’線に沿う縦断面図である。また、図3は、第1の実施形態に係る防振装置の内側取付け部材を示す斜視図である。さらに、図4、5は、本発明の第2の実施形態に係る防振装置を示し、図4は後述する第1突出部および第2突出部が配設されていない位置での縦断面図であり、図5は図4に示す縦断面図に直交し、第1突出部および第2突出部が配設された位置でのb−b’線に沿う縦断面図である。
本発明の第1の実施形態に係る防振装置1は、例えばトレーリングアーム式リアサスペンションのトレーリングアーム(振動発生部)と車体(振動受部)との連結部分等に配設されて、振動発生部から振動受部への振動や衝撃が伝達するのを防ぐことができる。
防振装置1は、図1、2に示すように、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される外側取付け部材2、および他方に連結される内側取付け部材3と、外側取付け部材2と内側取付け部材3とを連結する弾性体4と、を備えている。
なお、図示の例では、外側取付け部材2、内側取付け部材3および弾性体4はそれぞれ同軸に共通軸を有するように配置されている。以下、この共通軸を中心軸Oとも称し、中心軸Oに沿う方向を軸方向といい、中心軸Oに直交する方向を径方向といい、中心軸O周りに周回する方向を周方向という。
外側取付け部材2は、外側取付け部材2の外表面(防振装置1の外表面)を形成する筒状の外筒21を備えている。外筒21は、例えば金属材料により円筒状に形成されており、外筒21が、例えば振動発生部となる不図示のトレーリングアームに連結されて固定される。
また、外側取付け部材2は、外筒21の径方向内側において、軸方向の端部にそれぞれ位置するとともに端部の全周にわたって延びる1対のリング部22と、1対のリング部22を、径方向内側に向かって凸状の形状で接続する図2に示す接続部23とを備えている。なお、図示の例では接続部23は、軸方向に沿って延びる中間部分23aと、中間部分23aおよび両側のリング部22を接続する側部分23bとからなっており、中心軸Oを挟んで対称に1対設けられている。また、軸方向で1対のリング部22と径方向で1対の接続部23とは一体に形成されている。
さらに、外側取付け部材2は、外筒21の径方向内側において、軸方向で1対のリング部22の間であって、1対の接続部23が配設されていない周方向位置に配設されたオリフィス部24を備えている。この実施形態では、外側取付け部材2は、中心軸Oを挟んで対称に1対のオリフィス部24を備えており、オリフィス部24は、図1に示すように、後述する液室5を形成する弾性体4の液室凹部41に嵌合されている。
したがって、外側取付け部材2は、外筒21、リング部22、接続部23、およびオリフィス部24を備えており、それらが全体として筒状に形成されている。
オリフィス部24は、弾性体4を形成する材質より硬質の材料、例えば合成樹脂材料やアルミなどの金属等によって形成することができる。オリフィス部24には、径方向に貫通して、液室5に開口する不図示の連通開口と、軸方向に間隔を空けて配置された2本の接続溝24b、24cと、が形成されている。2本の接続溝24b、24cは、それぞれオリフィス部24の周方向の全長にわたって延在している。前記連通開口は、2本の接続溝24b、24cのうちいずれか一方の接続溝を区画する溝壁に1つ形成されている。図2に示すように、弾性体4の中でも、周方向で液室5間の領域には、2つの液室5の内部同士を連通するための1本の連通溝42が形成されており、弾性体4の連通溝42は、2本の接続溝24b、24cのうち、連通開口が形成された一方の接続溝に対して、その接続溝の両側の周端部のうちのいずれか一方の周端部に接続され、連通開口が形成されていない他方の接続溝に対して、その周端部の双方に接続されている。
内側取付け部材3は、外側取付け部材2内に配設された剛性部材31と、軸方向において、外側取付け部材2内に位置して剛性部材31に固着された射出成型材料(主に合成樹脂材料又はアルミ材料等)からなる内装部材32と、を備えている。
剛性部材31は、例えば金属材料により形成することができ、この実施形態では、所定の幅(図1の縦断面における径方向の幅)を有するとともに、軸方向に沿って延びる直方体状(板状)に形成されている。また、この実施形態では、剛性部材31の幅は、外側取付け部材2の内径よりも狭くなっており、また、剛性部材31の軸方向に沿って測った長さは、外側取付け部材2をその軸方向に沿って測った長さよりも長くなっている。
また、この実施形態では、剛性部材31の軸方向両端部側は、当該剛性部材31が外側取付け部材2内に配置された状態で、外側取付け部材2の軸方向両端部から軸方向外側にそれぞれ突出する突出部分31aとなっている。また、剛性部材31は、剛性部材31の両側の突出部分31aの長さが同一となるように形成されて、外側取付け部材2内に配置されている。
なお、剛性部材31の、その突出部分31aを含めた形状は、任意な形状にすることができ、全体または一部を円筒状または円柱にすることもできる。
この実施形態では、剛性部材31の軸方向両端部の角部(突出部分31aの角部)31bが面取りされて平面視で角部31bの形状が弧状となっている。それぞれの突出部分31aには、剛性部材31の厚み方向に開口する、換言すれば剛性部材31の表裏面を貫通する、振動発生部または振動受部に連結するための装着孔31cを形成することができる。より具体的には、装着孔31cは、剛性部材31(突出部分31a)の幅方向中央(この例では中心軸O上)に中心を有する円形状となっており、例えば、ボルト等の不図示の締結部材が差し込まれ、振動受部である車体等に連結することができる。なお、剛性部材31(突出部分31a)の、振動発生部または振動受部への連結は、任意にすることができ、ボルト等の締結部材による連結の他、突出部分31aと振動発生部または振動受部とを溶接により連結することもできる。
この実施形態では、剛性部材31は、少なくとも外側取付け部材2内に位置する部分に、剛性部材31の幅を狭めるように形成された窪み部31d、図示の例では中心軸Oを挟んで対称に1対の窪み部31dを備えている。具体的には、窪み部31dは、特に限定されるものではないが図示の例では、剛性部材31の幅方向中央から側面までの長さが、窪み部31d以外の部分の当該長さよりも小さくなることにより形成されている。より具体的には、窪み部31dは、軸方向一方側から他方側に向かって、剛性部材31の幅方向中央から側面までの長さが漸減する傾斜部31eと、傾斜部31eに続いて当該長さが一定となる底部31fと、底部31fに続いて当該長さが漸増する傾斜部31eとからなっており、当該底部31fは、剛性部材31のうち、外側取付け部材2内に位置する部分に位置している。
この実施形態では、剛性部材31には、外側取付け部材2内に位置する部分、図示の例では1対の窪み部31dの間に、径方向に凹む、複数の凹部31gが形成されている。凹部31gは、剛性部材31の表面に、具体的には、幅方向中央(この例では中心軸O上)に中心を有する円形状に形成されている。なお、図示の例では、凹部31gは、剛性部材31の延在方向に等間隔に3つ形成されており、それぞれ剛性部材31の厚み方向に開口し、換言すれば剛性部材31の表裏面を貫通している。
内装部材32は、図1、2に示すように、外側取付け部材2内に位置するとともに、剛性部材31に固着されている。この実施形態では、内装部材32は、剛性部材31の窪み部31dに固着されており、また、軸方向で外側取付け部材2よりも外側に僅かに突出している。
内装部材32は、例えば剛性部材31をインサート品としたインサート成形によって、図示の例では剛性部材31の凹部31gに射出成型材料(主に合成樹脂材料又はアルミ材料等)が入り込んだ状態で、剛性部材31に固着させることができる。
内装部材32は、図3に示すように、剛性部材31をその全周にわたって覆い、略円筒状(内装部材32を剛性部材31に固着させた状態で両者で略円柱状)に形成されている。内装部材32は、後述する第1突出部32aと、当該第1突出部32aが配設された部分であって、軸方向において、窪み部31dの底部31fに対応する部分に形成された本体部32bと、軸方向において、窪み部31dの1対の傾斜部31eに対応する部分に形成された1対の張出部32cと、を備えている。
第1突出部32aは、径方向の外側に向けて突出しており、この実施形態では、図1に示すように、防振装置1のなかでも、外側取付け部材2と内側取付け部材3との間に液室5が形成されている周方向部分において、内装部材32の軸方向中央に、中心軸Oを挟んで1対形成されている。また、この実施形態では、当該第1突出部32aは、剛性部材31の幅方向両側に、幅方向外側に向かって突出するように形成されており、具体的には、後述の第2突出部24aの軸方向位置に対応する内装部材32の表面よりも幅方向外側に向かって突出するように形成されている。また、この実施形態では、第1突出部32aは、後述する弾性体4に対して嵌り込んだ状態、具体的には、めり込んだ状態に配置されている。
この実施形態では、図1〜3に示すように、軸方向に直交する方向での断面において、その外周面が本体部32bは円形状に形成されており、また、図1に示す縦断面図では、張出部32cは、その幅が剛性部材31の幅と略同じであり、本体部32bよりも広幅に形成されている。
弾性体4は、例えばゴム材料により、図1に示すように内周面が内装部材32の外周面に例えば加硫接着により固着されている。また、弾性体4には、外側取付け部材2のリング部22と接続部23とが例えば加硫接着により固着されており、また、内側取付け部材3とともに、リング部22および接続部23が埋設された弾性体4を、オリフィス部24を装着した状態で、外側取付け部材2の外筒21の内側に配置し、それぞれ例えば加硫接着させている。これにより、弾性体4は、外側取付け部材2と内側取付け部材3とを弾性的に連結し、外筒21は、オリフィス部24、弾性体4を囲繞してその外周面を液密に覆っている。
なお、上記弾性体4は、外筒21内に圧入されてもよい。この場合、外筒21における軸方向の両端部を径方向の内側に向けて折り曲げて、弾性体4を軸方向に支持するようにしてもよい。
弾性体4には、図1に示すように、径方向外側に向けて凹状に窪み、液室5を画成する液室凹部41が形成されており、この実施形態では、周方向に間隔をあけて複数形成されている。具体的には、液室凹部41は、弾性体4に2つ形成されており、中心軸Oを径方向に挟む両側であって、内装部材32の第1突出部32aに対応する位置に各別に、互いに同形同大とされている。液室凹部41には、図1に示すように、軸方向中央であって内装部材32の第1突出部32aに対応する位置に、第1突出部32aが弾性体4に嵌り込むことで径方向外側に向かって突出した凸部41aが形成されており、それにより液室凹部41は、図1に示す縦断面図で略M字状になっている。なお、第1突出部32aを、弾性体4の凸部41aが覆うことで、第1突出部32aとオリフィス部24が直接当接して当接音が生じるのを防止することができる。
また、この実施形態のように液室5が複数形成されている場合には、図2に示すように、弾性体4の中でも、周方向で液室5間の領域には、その外周面に、液室凹部41によって画成された液室5同士を連通するための連通溝42を、図示の例では1本形成することができる。
以上の構成において、弾性体4の連通溝42およびオリフィス部24の接続溝24b、24cが、外筒21により径方向の外側から覆われることによって、周方向に隣り合う液室5同士を連通するオリフィス通路が画成されている。オリフィス通路は、一方のオリフィス部24に形成された連通開口と、他方のオリフィス部24に形成された連通開口と、を接続する一本の通路となっている。
そして、防振装置1に振動が入力されたときに、弾性体4が弾性変形しつつ、各液室5の内容積が変動することで、液室5内の液体がオリフィス通路を流通して液柱共振を生じさせることにより振動が減衰および吸収される。
なお、この実施形態では、液室5同士を連通するためのオリフィス通路の一部として、連通溝42を弾性体4に形成したが、それぞれの液室5を画成するオリフィス部24を相互に連結して、一体としたオリフィス部24のみでオリフィス通路を形成することもできる。
そして、外側取付け部材2には、図1に示すように、径方向の内側に向けて突出する第2突出部24aが形成されている。この実施形態では、第2突出部24aは、外側取付け部材2のオリフィス部24に、図示の例では1対のオリフィス部24にそれぞれ形成されている。
また、この実施形態では、第2突出部24aは、周方向に延びて形成されている。これら第2突出部24aは、内装部材32の第1突出部32aと周方向の位置が互いに一致して、すなわち周方向において互いに重なって配置されている。なお、ここでいう、周方向の位置が「互いに一致」とは、それぞれの突出部の周方向の長さが一致し、且つ、それぞれの突出部が厳密に同じ位置に位置することを意味するのではなく、それぞれ少なくとも一部が周方向で一致していればよく、周方向において互いに少なくとも一部が重なって配置されることを意味する。但し、第1突出部32aおよび第2突出部24aのいずれか一方が、他方と、周方向の位置が完全に一致または含まれるのが好ましい。
また、第2突出部24aは、図1に示すように第1突出部32aに対して、軸方向での位置が互いに異なって配置されている。この実施形態では、径方向に1対のそれぞれのオリフィス部24において、第2突出部24aは、軸方向に間隔をあけて軸方向に離間した2つずつ形成されている。そして、周方向において同じ側に位置する2つの第2突出部24aは、第1突出部32aに対して軸方向外側に配置されている。したがって、第1突出部32aは2つの第2突出部24a同士の間に配設されている。なお、ここでいう、軸方向での位置が互いに異なるとは、第1突出部32aの頂点と第2突出部24aの頂点とが、少なくとも軸方向でずれていることを意味する。
なお、この実施形態では、図1に示すように、第1突出部32a、第2突出部24a、弾性体4の凸部41aについて、第2突出部24aと弾性体4の凸部41aとが軸方向に重複し、第1突出部32aと第2突出部24aとは軸方向に重複していなく、即ち、第1突出部32aおよび第2突出部24aは、軸方向に互いに対向していない。しかし、第1突出部32a、第2突出部24a、弾性体4の凸部41aの軸方向の重複態様は任意にすることができ、第2突出部24aと弾性体4の凸部41aとが軸方向に重複しないようにしてもよく、第1突出部32aと第2突出部24aとを軸方向に重複させてもよい。これらの重複態様を変更することにより、防振装置のバネ比を調整することができる。
また、この実施形態では、図1に示すように、第1突出部32aと第2突出部24aとは、それぞれ、周方向で2箇所設けているが、第1突出部32aと第2突出部24aとを、周方向一部、すなわち周方向で一箇所のみに設けてもよい。
以下、本発明の第1の実施形態に係る防振装置の作用・効果について説明する。
このような構成からなる防振装置1は、自動車用として用いられる場合、例えば外側取付け部材2が振動発生部としてのトレーリングアーム式リアサスペンションのトレーリングアームと振動受部としての車体との一方に連結され、内側取付け部材3が他方に連結される。
そして、防振装置1に対して、例えば主たる振動の入力方向、例えば第1の実施形態における径方向とともにそれに直交する軸方向に振動が加わり、内側取付け部材3と外側取付け部材2とが軸方向に相対的に変位すると、内側取付け部材3に第1突出部32aが、外側取付け部材2に第2突出部24aがそれぞれ形成されているので、これら第1突出部32a、第2突出部24aによって軸方向の上記の変位が抑制され易くなり、それゆえに、軸方向において比較的大きなバネ力が得られる。その結果、主たる振動の入力方向と異なる方向とのバネ比をコントロールすることができる。
さらに、この実施形態では、内側取付け部材3が、外側取付け部材2内に位置して剛性部材31に固着された射出成型材料(合成樹脂材料又はアルミ材料等)なる内装部材32を備えることにより、防振装置1が所望の性能(バネ比などの特性、耐久性)を十分に発揮可能なように、内側取付け部材3を容易に形成させることができるので、バネ比をコントロールできる防振装置1を簡易に製造できる。より具体的には、内側取付け部材3の剛性部材31を、振動発生部または振動受部に連結しやすい形状等、所望の形状にする場合、剛性部材31に内装部材32を設けないと、防振装置1を所望の性能にすることが困難またはコスト高になる傾向があるが、剛性部材31に内装部材32を配設することにより、防振装置1が所望の性能を十分に発揮可能なように、当該内装部材32の、第1突出部32aを含めた形状等を容易に形成させることができるので、バネ比をコントロールできる防振装置1を簡易に製造することができる。
したがって、本実施形態の防振装置1によれば、主たる振動の入力方向と異なる方向とのバネ比をコントロールした、簡易な方法で製造可能な防振装置1を提供することができる。
ここで、この実施形態に係る防振装置1では、周方向で隣り合う一対の液室5の双方に第1突出部32aおよび第2突出部24aがそれぞれ配置されているので、内側取付け部材3および外側取付け部材2が相対的に軸方向に沿って偏ることなく真っ直ぐ変位し易くなり、これにより、軸方向の振動を効果的に減衰・吸収させることができる。
なお、この実施形態では、液室5を1対配置しているが、液室5を1つとすること、または設けないこともすることができる。
また、この実施形態に係る防振装置1では、剛性部材31を板状に形成させることにより、容易に製造できるとともに低コストな防振装置を提供することができる。
具体的には、例えば、防振装置1の内側取付け部材3として、内側取付け部材3の、防振装置1から突出する部分(突出部分31a)を、振動発生部または振動受部と連結するために偏平(平板状)にしたものを用いる場合、内側取付け部材3のうち突出部分31aを、筒体や棒体を径方向に圧潰することで偏平にし、または、筒体に平坦部を有する別部材を嵌合させて偏平にする等の方法があるが、それらの方法では内側取付け部材3の製造が困難またはコスト高であるという問題があった。一方、この実施形態では、剛性部材31が板状に形成されているので、例えば筒体や棒体を径方向に圧潰変形させる等する必要がなく、内側取付け部材3が剛性部材31と内装部材32とを備えるので内側取付け部材3を容易に形成することができ、これにより、防振装置1を、より簡易に低コストで製造することができる。
なお、この実施形態では、剛性部材31のうち、外側取付け部材2からその中心軸Oに沿う軸方向の外側に突出した突出部分31aに、軸方向に直交する径方向に開口し、かつ該突出部分31aと振動発生部および振動受部のうちの他方とを連結する締結部材が差し込まれる装着孔31cを備えているので、例えばボルト等の締結部材を径方向に開口する装着孔31cに差し込むことで、振動発生部または振動受部と内側取付け部材3とを容易に連結することができる。また、この実施形態では、装着孔31cを剛性部材31の表面に形成しているので、例えばプレス等により装着孔31cを容易に形成することができる。
また、この実施形態では、内装部材32が剛性部材31をその全周にわたって覆っているので、内装部材32を剛性部材31に対して強固に固着することができる。
さらに、この実施形態では、剛性部材31のうち、外側取付け部材2内に位置する部分に、凹部31gが形成され、凹部31gに射出成型材料(合成樹脂材料又はアルミ材料等)が入り込み内装部材32が固着されるので、内装部材32を剛性部材31に対して強固かつ確実に固着することができる。
さらに、凹部31gが剛性部材31の表面に形成されているので、例えばプレス加工により剛性部材31の凹部31gを容易に形成させることができる。
また、この実施形態では、剛性部材31の幅を狭めるように形成された窪み部31dを備えているので、剛性部材31の軽量化ができる。また、窪み部31dの内側に内装部材32が固着されるので、窪み部31dに内装部材32が入り込むことにより、軸方向に沿う内装部材32の移動を防止しつつ、内装部材32を剛性部材31に対してより強固に固着させることができる。
また、図1では第1突出部32aおよび第2突出部24aを、軸方向に互いに対向させていないが、第1突出部32aおよび第2突出部24aを、軸方向に互いに対向させることにより、内側取付け部材3および外側取付け部材2が軸方向に相対的に方向に変位したときに、第1突出部32aおよび第2突出部24aのうちの一方の変位による応力が、弾性体4からの反力だけでなく、弾性体4を介して第1突出部32aおよび第2突出部24aのうちの他方からの反力も十分受けることとなり、内側取付け部材3の中心軸Oに沿う軸方向のバネ定数をより高めることができる。
また、この実施形態では、第1突出部32aおよび前記第2突出部24aのうちのいずれか一方は、軸方向に間隔をあけて2つ形成され、かつこれらの間に他方が配設されているので、内側取付け部材3および外側取付け部材2が軸方向に相対的に方向に変位したときに、内側取付け部材3の中心軸Oに沿う軸方向両側のバネ定数をさらに高めることができる。
なお、軸方向におけるバネ比を調整しやすくする観点からは、第1突出部32aの径方向外端(頂点)から、第2突出部24aの径方向内端(頂点)の軸方向位置に位置する内装部材32の径方向外端までの径方向に沿って測った長さは、第2突出部24aの径方向内端(頂点)から、第2突出部24aの径方向内端(頂点)の軸方向位置に位置する内装部材32の径方向外端までの径方向に沿って測った長さの半分以上であることが好ましい。
続いて、本発明の第2の実施形態に係る防振装置を、図4、5を参照しつつ例示説明する。なお、第1の実施形態の説明において上述した要素と同一の要素については適宜その説明を省略する。
第2の実施形態に係る防振装置1は、以下の点において第1の実施形態に係る防振装置1と異なっている。
まず、第2の実施形態では、第1突出部32aは、図4、5に示すように、防振装置1のなかでも、外側取付け部材2と内側取付け部材3との間に液室5が形成されていない周方向部分に形成されている。なお、内装部材32の本体部32bおよび張出部32cは、図4、5に示すように、軸方向に直交する方向での断面において、張出部32cと本体部32bの外径は、剛性部材31の幅と略同じに形成されている。
また、第2の実施形態では、図4、5に示すように、オリフィス部24に第2突出部が形成されておらず、外側取付け部材2の接続部23に第2突出部24aを形成させており、より具体的には、接続部23が第2突出部24aとして形成されている。この実施形態では、第2突出部24aは、リング部22から第2突出部24aの頂点に向かって、中心軸Oから径方向に沿って測った長さを漸減させた形状になっている。
また、第1突出部32aは、図5に示すように第2突出部24aに対して、軸方向での位置が互いに異なって配置されている。この実施形態では、接続部23において第2突出部24aは、軸方向に中央に1つ形成されている。そして、周方向において同じ側に位置する2つの第1突出部32aは、第2突出部24aに対して軸方向外側に配置されている。したがって、第2突出部24aは2つの第1突出部32a同士の間に配設されている。
なお、この実施形態では、図5に示すように、第1突出部32aと第2突出部24aとの間には液室5が存在しておらず、弾性体4が存在している。また、この実施形態では、第1突出部32a、第2突出部24aについて、第1突出部32aと第2突出部24aとが軸方向に重複しているが、第1突出部32a、第2突出部24aの軸方向の重複態様は任意にすることができ、これらの重複態様を変更することにより、防振装置のバネ比を調整したり、重複の程度で弾性体4の厚さが変化するので耐久性を調整したりすることができる。
以上のように、第2の実施形態では、図4、5に示すように、オリフィス部24に第2突出部が形成されておらず、外側取付け部材2の接続部23に第2突出部24aを形成させているので、オリフィス部24の有無にかかわらず、第1突出部32aおよび第2突出部24aによって内側取付け部材3と外側取付け部材2との軸方向の変位を抑制することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明の防振装置は、上記の例に限定されることは無く、適宜変更を加えることができる。具体的には、例えば、上記の実施形態では、液室を画成するオリフィス部には2本の接続溝が設けられているが、オリフィス部の構造は任意にすることができ、また、液室の配設の有無、その数および形状等も任意にすることができる(すなわち、本発明において液室を備えることは必須の構成でなく、液室を備えない防振装置に本発明を適用してもよい)。また、上記の実施形態では、液室の内部同士を連通するため連通溝が、液室間の弾性体のうち一方の弾性体に1本設けられているが、両方の弾性体にそれぞれ1本設けることもできる。また、上記の実施形態では、第1突出部、第2突出部の一方、または両方を、周方向で全周延在させることもできる。
本発明によれば、主たる振動の入力方向と異なる方向のバネ比をコントロールした、簡易な方法で製造可能な防振装置を提供することができる。
1:防振装置、 2:外側取付け部材、 21:外筒、 22:リング部、 23:接続部、 23a:中間部分、 23b:側部分、 24:オリフィス部、 24a:第2突出部、 24b、24c:接続溝、 3:内側取付け部材、 31:剛性部材、 31a:突出部分、 31b:角部、 31c:装着孔、 31d:窪み部、 31e:傾斜部、 31f:底部、 31g:凹部、 32:内装部材、 32a:第1突出部、 32b:本体部、 32c:張出部、 4:弾性体、 41:液室凹部、 41a:凸部、 42:連通溝、 5:液室、 O:中心軸

Claims (8)

  1. 振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される外側取付け部材、および他方に連結される内側取付け部材と、
    前記外側取付け部材と前記内側取付け部材とを連結する弾性体と、
    を備え、
    前記外側取付け部材は、筒状に形成され、
    前記内側取付け部材は、前記外側取付け部材内に配設された剛性部材と、前記外側取付け部材の中心軸に沿う軸方向において、前記外側取付け部材内に位置して前記剛性部材に固着された合成樹脂材料からなる内装部材と、を備え、
    前記内装部材には、前記軸方向に直交する径方向の外側に向けて突出する第1突出部が形成されるとともに、前記外側取付け部材には、前記径方向の内側に向けて突出する第2突出部が形成され、
    前記弾性体は、液室を画成しており、
    前記第1突出部および前記第2突出部は、前記外側取付け部材の前記中心軸周りに沿う周方向の位置を、前記液室が形成されている位置で互いに一致させ、かつ前記軸方向の位置を互いに異ならせて配置されていることを特徴とする、防振装置。
  2. 振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される外側取付け部材、および他方に連結される内側取付け部材と、
    前記外側取付け部材と前記内側取付け部材とを連結する弾性体と、
    を備え、
    前記外側取付け部材は、筒状に形成され、
    前記内側取付け部材は、前記外側取付け部材内に配設された剛性部材と、前記外側取付け部材の中心軸に沿う軸方向において、前記外側取付け部材内に位置して前記剛性部材に固着された合成樹脂材料からなる内装部材と、を備え、
    前記内装部材には、前記軸方向に直交する径方向の外側に向けて突出する第1突出部が形成されるとともに、前記外側取付け部材には、前記径方向の内側に向けて突出する第2突出部が形成され、
    前記弾性体は、液室を画成しており、
    前記第1突出部および前記第2突出部は、前記外側取付け部材の前記中心軸周りに沿う周方向の位置を、前記液室が形成されていない位置で互いに一致させ、かつ前記軸方向の位置を互いに異ならせて配置されており、
    前記第1突出部は、軸方向に間隔をあけて2つ形成され、かつこれらの間に前記第2突出部が配設されていることを特徴とする、防振装置。
  3. 前記剛性部材は板状に形成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の防振装置。
  4. 前記内装部材は、前記剛性部材をその全周にわたって覆っていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1つに記載の防振装置。
  5. 前記剛性部材のうち、前記外側取付け部材内に位置する部分に、前記径方向に凹む凹部が形成され、前記凹部に前記合成樹脂材料が入り込み、前記内装部材が固着されていることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載の防振装置。
  6. 前記凹部は前記剛性部材の表面に形成されていることを特徴とする、請求項に記載の防振装置。
  7. 前記剛性部材のうち、少なくとも前記外側取付け部材内に位置する部分に、前記剛性部材の幅を狭めるように形成された窪み部を備え、
    前記窪み部の内側に前記内装部材が固着されていることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載の防振装置。
  8. 前記第1突出部および前記第2突出部は、前記軸方向に互いに対向していることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載の防振装置。
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