JP6441193B2 - 反射型マスクの製造方法 - Google Patents

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    • G03F1/22Masks or mask blanks for imaging by radiation of 100nm or shorter wavelength, e.g. X-ray masks, extreme ultraviolet [EUV] masks; Preparation thereof
    • G03F1/24Reflection masks; Preparation thereof

Description

本発明の実施形態は、反射型マスクの製造方法に関する。
半導体デバイスの微細化が進み、光源として極端紫外(EUV:Extra Ultra Violet)光を用いたEUVリソグラフィ工程での微細化に対する要求が高まっている。EUVリソグラフィ工程においては、吸収体パターンが形成された反射型マスクが用いられる。反射型マスクは、反射層を多層化し、高いアスペクト比を実現している。このような反射型マスクにおいては、品質の向上が望まれている。
K. Takai et al., "Capability of etched multilayer EUV mask fabrication" Proc. SPIE Vol. 9235, 923515, (2014)
本発明の実施形態は、高品質な反射型マスクの製造方法を提供する。
本発明の実施形態によれば、マスクブランクであって、基板と、前記基板の面の上に、複数の第1膜のそれぞれと、第1電磁線に対する屈折率が前記第1膜の前記第1電磁線に対する屈折率と異なる複数の第2膜のそれぞれと、が交互に積層された積層膜と、前記積層膜の上に設けられた金属膜と、前記金属膜の上に設けられたハードマスクと、前記ハードマスクの上に設けられたレジスト膜と、を含むマスクブランクに対して、前記レジスト膜の一部を除去し、前記ハードマスクの一部が露出する領域と、前記レジスト膜の残部で覆われた領域と、を含むレジストパターンを形成する工程と、前記ハードマスクの前記一部を除去し、前記金属膜の一部を露出させる工程と、前記金属膜の前記一部を除去し、前記積層膜を露出させると共に、前記レジスト膜の前記残部を除去し、前記ハードマスクの残部を露出させる工程と、前記露出した前記積層膜の少なくとも一部を除去し、前記ハードマスクの前記残部で覆われた第1積層体及び第2積層体を形成する工程と、前記第1積層体及び前記第2積層体を洗浄液を用いて洗浄する工程と、前記洗浄液に、前記第1電磁線を透過する成分を含む溶液を供給し、ベーキング処理を実施することにより、前記溶液を硬化させて前記第1積層体及び前記第2積層体のそれぞれの周りに中間部を形成する工程と、前記中間部をエッチバックにより平坦化し、前記ハードマスクの前記残部を露出させる工程と、前記ハードマスクの前記残部を除去し、前記金属膜の残部を露出させる工程と、を備えた反射型マスクの製造方法が提供される
第1の実施形態に係る反射型マスクを例示する模式的断面図である。 図2(a)及び図2(b)は、参考例に係る反射型マスクを例示する模式的断面図である。 第2の実施形態に係る反射型マスクを例示する模式的断面図である。 図4(a)〜図4(d)は、第3の実施形態に係る反射型マスクの製造方法を例示する工程順模式的断面図である。 図5(a)〜図5(e)は、第3の実施形態に係る反射型マスクの製造方法を例示する工程順模式的断面図である。 図6(a)〜図6(g)は、参考例に係る反射型マスクの製造方法を例示する工程順模式的断面図である。 第4の実施形態に係る反射型マスクの製造装置を例示する模式図である。
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る反射型マスクを例示する模式的断面図である。
実施形態に係る反射型マスク110は、第1積層体10と、第2積層体20と、第3積層体30と、第4積層体40と、基板50と、中間部60と、を含む。積層体の数は、2つ以上であればよく、4つに限定されない。
基板50には、低熱膨張係数を有する材料が用いられる。基板50は、寸法安定性、平滑性、平坦性が高く、マスクの洗浄に用いられる洗浄液への耐性に優れることが望ましい。基板50には、例えば、石英ガラスや結晶化ガラスなどの低熱膨張材料(LTEM:Low Thermal Expansion Material)が用いられる。
第1積層体10は、基板50の面50aの上に設けられる。第1積層体10は、第1方向に交互に並ぶ複数の第1層11と複数の第2層12とを含む。ここで、面50aに対して垂直な方向をZ方向とする。Z方向と交差する1つの方向をX方向とする。Z方向及びX方向と交差する1つの方向をY方向とする。第1方向は、例えば、Z方向である。
第1積層体10は、複数の第1層11と、複数の第2層12と、を含む。第1層11と第2層12とは交互に積層されている。第1層11と第2層12とで一対とされ、この例においては、第1層11及び第2層12のそれぞれが40層ずつで40対の構成とされる。この対の数は、20対以上であればよく、40対に限定されない。
この例においては、第1積層体10の高さ(Z方向に沿う長さ)L1は、例えば、250ナノメートル(nm)以上、350nm以下である。第1積層体10の幅(X方向に沿う長さ)W1は、例えば、40nm以上、60nm以下である。第1積層体10と第2積層体20との間の間隔P1は、例えば、40nm以上、60nm以下である。
第1層11の第1電磁線に対する屈折率は、第2層12の第1電磁線に対する屈折率と異なる。第1層11は、例えば、モリブデン(Mo)を含む。第2層12は、シリコン(Si)を含む。この場合、第1層11の第1電磁線に対する屈折率は、第2層12の第1電磁線に対する屈折率よりも低い。
第1電磁線は、例えば、1nm以上20nm以下の波長を有する。第1電磁線は、EUV光を含む。EUV光とは、軟X線領域または真空紫外線領域の波長の電磁線を指す。具体的には、10nm以上20nm以下の波長域、特に、13.5±0.5nmの波長域の電磁線を指す。以下では、第1電磁線としてEUV光を用いた場合を例示して説明する。
波長13nm付近のEUV光に対して高い反射率が得られる多層膜の構成としては、モリブデン/シリコンの他に、ルテニウム(Ru)/シリコンがある。ここで、nを屈折率、kを消衰係数(複素屈折率の虚部)とする。消衰係数kは、物質中における光のエネルギーの吸収の程度に関係する。波長13.5nmにおけるシリコンの光学定数(n、k)は、例えば、
n(Si)=0.9993、
k(Si)=0.0018、
である。
これに対して、モリブデンとルテニウムの光学定数(n、k)のそれぞれは、例えば、
n(Mo)=0.9211、
k(Mo)=0.0064、
n(Ru)=0.8872、
k(Ru)=0.0175、
である。
このように、多層膜自体に吸収がある場合、高い反射率を得るためには、多層膜を構成する物質の屈折率nの差が大きく、且つ、吸収(消衰係数k)の差が小さいことが望ましい。上述の光学定数から分かるように、屈折率nの点からはルテニウム/シリコン多層膜が適しており、吸収(消衰係数k)の点からはモリブデン/シリコン多層膜の方が高い反射率を得るために適している。これら2つの多層膜を比較した場合、吸収の影響が大きい。このため、例えば、40対多層膜においては、モリブデン/シリコン多層膜のピーク反射率が、ルテニウム/シリコン多層膜のピーク反射率よりも高い。このため、モリブデン/シリコン多層膜が適用されている。
第2積層体20は、基板50の面50aの上に設けられる。第2積層体20は、第2方向において第1積層体10と並ぶ。第2方向は、例えば、X方向である。第2積層体20は、Z方向に交互に並ぶ複数の第3層23と複数の第4層24とを含む。なお、第1積層体10と第2積層体20とをXY平面で見たときに、第1層11と第3層23とがつながり、第2層12と第4層24とがつながっている部分があってもよい。
第2積層体20は、複数の第3層23と、複数の第4層24と、を含む。第3層23と第4層24とは交互に積層されている。第3層23のEUV光に対する屈折率は、第4層24のEUV光に対する屈折率と異なる。第3層23は、例えば、モリブデンを含む。第4層24は、例えば、シリコンを含む。この場合、第3層23のEUV光に対する屈折率は、第4層24のEUV光に対する屈折率よりも低い。第2積層体20は、第1積層体10と同様の積層構造を有している。
第3積層体30及び第4積層体40についても、第1、第2積層体10、20と同様の積層構造を有している。すなわち、第3積層体30及び第4積層体40のそれぞれには、モリブデン及びシリコンの多層膜が適用される。
中間部60は、第1積層体10と第2積層体20との間、第2積層体20と第3積層体30との間、及び、第3積層体30と第4積層体40との間に設けられる。中間部60は、第1積層体10の第2積層体20とは反対の側にも設けられる。中間部60は、第4積層体40の第3積層体30とは反対の側にも設けられる。中間部60は、例えば、シリコン酸化物を含む。
第1積層体10のEUV光に対する反射率は、中間部60のEUV光に対する反射率よりも高い。同様に、第2積層体20のEUV光に対する反射率は、中間部60のEUV光に対する反射率よりも高い。第3積層体30のEUV光に対する反射率は、中間部60のEUV光に対する反射率よりも高い。第4積層体40のEUV光に対する反射率は、中間部60のEUV光に対する反射率よりも高い。第1〜第4積層体10〜40においては、EUV光の吸収が小さい。第1〜第4積層体10〜40は、EUV光の反射層として機能する。
第1積層体10を、モリブデンとシリコンとを用いて40対で構成した場合、第1積層体10のEUV光に対する反射率は、例えば、60%以上80%以下である。第2〜第4積層体20〜40のそれぞれのEUV光に対する反射率も、第1積層体10と同様である。
中間部60のEUV光に対する透過率は、第1積層体10のEUV光に対する透過率よりも高い。同様に、中間部60のEUV光に対する透過率は、第2積層体20のEUV光に対する透過率よりも高い。中間部60のEUV光に対する透過率は、第3積層体30のEUV光に対する透過率よりも高い。中間部60のEUV光に対する透過率は、第4積層体40のEUV光に対する透過率よりも高い。中間部60は、EUV光をほとんど反射しない。中間部60は、EUV光の透過層として機能する。
中間部60は、EUV光を透過する割合が高く、EUV光を反射する割合及びEUV光を吸収する割合が比較的低い。中間部60を、シリコン酸化物(例えば、SiO)を用いて構成した場合、中間部60のEUV光に対する吸収率は、例えば、1%以下である。
第1積層体10の上には、第1金属層71が設けられている。第1金属層71は、例えば、ルテニウム(Ru)を含む。この例においては、第1金属層71のZ方向に沿う長さL2は、2.0nm以上、3.0nm以下である。第1金属層71は、第1積層体10を保護する保護層として機能する。第2積層体20の上には、第2金属層72が設けられている。第2金属層72は、例えば、ルテニウムを含む。第2金属層72は、第2積層体20を保護する保護層として機能する。
同様に、第3積層体30の上には、第3金属層73が設けられいる。第3金属層73は、例えば、ルテニウムを含む。第4積層体40の上には、第4金属層74が設けられている。第4金属層74は、例えば、ルテニウムを含む。
第1〜第4積層体10〜40の材料に用いられるモリブデンは、大気中で酸化され易く、第1〜第4積層体10〜40のEUV光に対する反射率を低下させる可能性がある。このため、第1〜第4積層体10〜40のそれぞれの上に、ルテニウムを含む保護層を設けておくことが望ましい。これにより、モリブデンの酸化を抑制することができる。
反射型マスク110に入射したEUV光は、第1〜第4積層体10〜40では反射し、中間部60では透過される。反射型マスク110は、多層膜掘り込みマスク構造を有する。つまり、反射型マスク110は、第1〜第4積層体10〜40を含む反射領域と、中間部60を含む透過領域と、を含む。中間部60は、モリブデン及びシリコンを含む多層膜が掘り込まれた部分に形成されている。多層膜掘り込みマスク構造は、吸収体マスク構造と比べ、0.33NA(Numerical Aperture)で縦線・横線の転写パターンの寸法差に代表されるマスクの3次元効果が低減できるほか、マスク倍率を4倍に保ったままで高NA化できる点で望ましい。吸収体マスク構造とは、モリブデン及びシリコンを含む多層膜の上に、タンタル化合物などを含む吸収体層が設けられた構造である。
ここで、NAとは、投影光学系の開口数のことである。リソグラフィ工程においては、波長が短くNAが大きいほうがより微細なパターンを結像することが可能となる。多層膜掘り込みマスク構造を採用することで、マスク倍率4倍、フルフィールド露光を保ったまま、NA>0.5を実現することが可能となる。
このような反射型マスク110で反射されたEUV光により、ウェハ(図示せず)上に縮小転写パターンが形成される。
図2(a)及び図2(b)は、参考例に係る反射型マスクを例示する模式的断面図である。
図2(a)に表すように、参考例に係る反射型マスク199は、反射層を多層化し、高アスペクト比を実現している。反射型マスク199は、基板50の上において微細なパターン加工が施されて、反射層として第1〜第4積層体10〜40が形成されている。第1〜第4積層体10〜40のそれぞれは、X方向に短く、Z方向に長く延びている。参考例においては、第1積層体10と第2積層体20との間、第2積層体20と第3積層体30との間、及び、第3積層体30と第4積層体40との間は、中間部60が存在しない。
この場合、図2(b)に表すように、第1〜第4積層体10〜40が倒壊する可能性がある。このような積層体の倒壊は、例えば、掘り込みパターンの加工、洗浄後の乾燥工程において発生する場合がある。具体的には、乾燥工程において積層体間に残留する洗浄液(例えば、リンス用薬液、純水など)の表面張力に起因すると考えられる。洗浄液の表面張力は、温度によって変化する。このため、乾燥工程における温度の変化に伴い、積層体間に残留する洗浄液の表面張力が変化する。これにより、積層体間にストレスがかかり積層体が倒壊する。積層体の倒壊は、反射型マスクの欠陥となり、マスクの品質を低下させる。
これに対して、実施形態によれば、第1積層体10と第2積層体20との間、第2積層体20と第3積層体30との間、及び、第3積層体30と第4積層体40との間には、中間部60が設けられている。これにより、第1〜第4積層体10〜40の倒壊の発生を抑制することができる。これにより、反射型マスクの欠陥の発生を抑制し、高品質な反射型マスクを提供することができる。
(第2の実施形態)
図3は、第2の実施形態に係る反射型マスクを例示する模式的断面図である。
実施形態に係る反射型マスク111は、第1〜第4積層体10〜40と、基板50と、中間部60と、を含み、さらに、中間積層体15を含む。中間積層体15は、基板50の上に設けられている。中間積層体15は、第1積層体10と第2積層体20との間の下部、第2積層体20と第3積層体30との間の下部、及び、第3積層体30と第4積層体40との間の下部に設けられている。
中間積層体15は、第1積層体10と同様に、複数の第1層11と、複数の第2層12と、を含む。中間積層体15は、第1層11と第2層12とが交互に積層されている。第1層11は、例えば、モリブデンを含む。第2層12は、シリコンを含む。すなわち、第1〜第4積層体10〜40のそれぞれの下部は、中間積層体15を介して連結されている。中間積層体15は、第1〜第4積層体10〜40と同様に、EUV光の反射層として機能する。
中間部60は、中間積層体15の上に設けられている。中間部60は、第1積層体10と第2積層体20との間の上部、第2積層体20と第3積層体30との間の上部、及び、第3積層体30と第4積層体40との間の上部に設けられている。
第1積層体10と第2積層体20との間において、下部側に中間積層体15が設けられ、上部側に中間部60が設けられている。つまり、第1積層体10及び第2積層体20に加え、第1積層体10と第2積層体20との間の下部も反射層となる。そして、第1積層体10と第2積層体20との間の上部が透過層となる。第2積層体20と第3積層体30との間、及び、第3積層体30と第4積層体40との間についても同様である。
このように、実施形態によれば、各積層体間の一部に中間部60を設けることにより、第1〜第4積層体10〜40の倒壊を抑制しつつ、レジストパターンに応じて、EUV光の反射の強度を適切に調整することが可能となる。
(第3の実施形態)
図4(a)〜図4(d)、及び、図5(a)〜図5(e)は、第3の実施形態に係る反射型マスクの製造方法を例示する工程順模式的断面図である。
図4(a)に表すように、基板50の面の上に、複数の第1膜11fのそれぞれと、複数の第2膜12fのそれぞれと、を交互に積層して、積層膜10fを形成する。第2膜12fのEUV光に対する屈折率は、第1膜11fのEUV光に対する屈折率と異なる。
基板50の材料には、例えば、石英ガラスや結晶化ガラスなどの低熱膨張材料(LTEM)が用いられる。積層膜10fは、例えば、EUV光に対して高い反射率を有する多層膜を用いて形成される。第1膜11fは、例えば、モリブデンを含む。第2膜12fは、例えば、シリコンを含む。この場合、第1膜11fのEUV光に対する屈折率は、第2膜12fのEUV光に対する屈折率よりも低い。
積層膜10fは、例えば、モリブデン膜とシリコン膜とが交互に積層される。モリブデン膜とシリコン膜との対が、20対以上積層される。この例においては、40対積層される。積層膜10fは、例えば、スパッタリング法を用いて形成される。
積層膜10fの上に、積層膜10fの保護膜として、金属膜70fを形成する。金属膜70fは、例えば、ルテニウムを含む。ここで、積層膜10fの反射率を高めるには、高反射のモリブデンを積層膜10fの最上層にすることが望ましい。しかしながら、モリブデンは、大気中で酸化され易い。このため、酸化抑制やマスク洗浄時の保護などの観点から、ルテニウムを主成分とする金属膜70fを形成することが望ましい。金属膜70fは、例えば、スパッタリング法を用いて形成される。
金属膜70fの上に、ハードマスク80fを形成する。ハードマスク80fは、積層膜10f及び金属膜70fを選択的にエッチング可能な無機材料を用いて形成される。ハードマスク80fの材料には、例えば、TaN(窒化タングステン)やCrN(窒化クロム)などが用いられる。ハードマスク80fは、例えば、スパッタリング法を用いて形成される。
ハードマスク80fの上に、レジスト膜90fを形成する。レジスト膜90fとしては、例えば、高感度な化学増幅型のポジレジストが用いられる。レジスト膜90fは、例えば、スパッタリング法を用いて形成される。このようにして、マスクブランクMBが形成される。
ここで、マスクブランクMBは、予め準備しておいてもよい。この場合、マスクブランクMBを形成する工程は不要となる。マスクブランクMBは、基板50と、積層膜10fと、金属膜70fと、ハードマスク80fと、レジスト膜90fと、を含む。積層膜10fは、基板50の面の上に、複数の第1膜11fのそれぞれと、複数の第2膜12fのそれぞれと、が交互に積層されている。第2膜12fのEUV光に対する屈折率は、第1膜11fのEUV光に対する屈折率と異なる。金属膜70fは、積層膜10fの上に設けられている。ハードマスク80fは、金属膜70fの上に設けられている。レジスト膜90fは、ハードマスク80fの上に設けられている。
図4(b)に表すように、マスクブランクMBに対して、レジスト膜90fの一部を除去し、ハードマスク80fの一部が露出する領域r1と、レジスト膜90fの残部で覆われた領域r2と、を含むレジストパターンを形成する。これにより、領域r2には、レジスト膜90fの残部が形成される。レジスト膜90fの残部は、第1〜第4レジスト膜91〜94である。この工程においては、マスクブランクMBに対して、電子線(EB:Electron Beam)を用いて所定のレジストパターンを描画し、ポスト・エクスポージャー・ベーク(PEB:Post Exposure Bake)、現像などの処理を実施する。これにより、所定のレジストパターンを有するレジストマスクを形成する。
図4(c)に表すように、ハードマスク80fの一部を除去し、金属膜70fの一部を露出させる。ハードマスク80fの除去部分は、領域r1に対応している。ハードマスク80fの一部の除去には、例えば、ドライエッチング法が用いられる。これにより、ハードマスク80fの残部が形成される。ハードマスク80fの残部は、第1〜第4ハードマスク81〜84である。
図4(d)に表すように、露出した金属膜70fの一部を除去し、積層膜10fの一部を露出させる。金属膜70fの除去部分は、領域r1に対応している。レジスト膜90fの残部(第1〜第4レジスト膜91〜94)を除去し、ハードマスク80fの残部(第1〜第4ハードマスク81〜84)を露出させる。金属膜70fの一部及びレジスト膜90fの残部の除去には、例えば、ドライエッチング法が用いられる。これにより、第1〜第4金属層71〜74が形成される。金属膜70fの一部の除去と、レジスト膜90fの残部の除去は、どちらが先でも構わない。
図5(a)に表すように、露出した積層膜10fの一部を除去し、ハードマスク80fの残部(第1〜第4ハードマスク81〜84)で覆われた第1積層体10、第2積層体20、第3積層体30及び第4積層体40を形成する。第1積層体10は、Z方向に交互に並ぶ複数の第1層11と複数の第2層12とを含む。第1積層体10は、第1層11と第2層12とが交互に積層されている。第2〜第4積層体20〜40についても、第1積層体10と同様の積層構造を有する。積層膜10fの除去部分は、領域r1に対応している。積層膜10fの一部の除去には、例えば、ドライエッチング法が用いられる。
図5(b)に表すように、第1〜第4積層体10〜40を、洗浄液Wを用いて洗浄(リンス)する。洗浄液Wには、例えば、リンス用薬液や純水などが用いられる。水の純度の指標としては、例えば、比抵抗(比電気抵抗)または導電率で表すことができる。純水の比抵抗は、例えば、0.1メガオーム・センチメートル(MΩ・cm)以上、15MΩ・cm以下である。純水の理論上の比抵抗は、25℃で約18.2メガオーム・センチメートル(MΩ・cm)である。これに限りなく近づけた水を超純水と呼ぶ。洗浄液Wには、超純水を用いてもよい。
図5(c)に表すように、洗浄液Wの一部が残った状態で、第1〜第4積層体10〜40のそれぞれの周りに、EUV光を透過する材料を含む溶液60fを供給する。溶液60fは、第1積層体10と第2積層体20との間、第2積層体20と第3積層体30との間、第3積層体30と第4積層体40との間、及び、ハードマスク80fの残部(第1〜第4ハードマスク81〜84)の上にも供給される。そして、ベーキング処理することにより、溶液60fを硬化させて中間部60を形成する。EUV光を透過する材料は、例えば、シリコンである。中間部60は、例えば、シリコン酸化物を含む。
実施形態においては、乾燥工程を実施しない。洗浄液Wで満たされた部分(図5(b)参照)を、溶液60fで置換する。溶液60fは、シリコンを含むポリマーを有機溶剤で希釈した塗布液である。有機溶剤としては、例えば、ジブチルエーテルが用いられる。ポリマーとしては、例えば、ポリシラザンが用いられる。ポリシラザンは、基本構造として、−(SiHNH)−、を有する。ポリシラザンは、シリコンを含み、有機溶剤に可溶な無機ポリマーである。正式名称は、パーヒドロポリシラザン(PHPS)という。ポリシラザンの有機溶媒溶液を塗布液として用いて、ベーキング処理を実施する。これにより、洗浄工程後に残った洗浄液Wの水分と反応し、シリカ(アモルファスSiO)膜が得られる。以下の化学式1は、ポリシラザンがSiO膜に変化する反応を示す。
−(SiHNH)− + 2HO → SiO + NH + 2H …(1)
ポリシラザンを含む溶液60fは、洗浄工程後に残った洗浄液Wの水分と反応し、SiO膜が形成される。具体的には、洗浄液Wで満たされた部分を溶液60fで置換し、スピン乾燥を実施し、さらに、有機溶剤を揮発させるために、ホットプレートを用いてベーキング処理を実施する。ベーキング処理は、例えば、真空中で140℃、12時間の条件で実施される。これにより、有機溶剤が除去され、溶液60fが硬化してSiO膜が形成される。この例においては、SiO膜が中間部60となる。
図5(d)に表すように、中間部60をエッチバックにより平坦化し、ハードマスク80fの残部(第1〜第4ハードマスク81〜84)を露出させる。
図5(e)に表すように、ハードマスク80fの残部(第1〜第4ハードマスク81〜84)を除去し、金属膜70fの残部(第1〜第4金属層71〜74)を露出させる。ハードマスク80fの残部(第1〜第4ハードマスク81〜84)の除去には、例えば、ドライエッチング法が用いられる。
このようにして、反射型マスク110を得ることができる。なお、実施形態においては、モリブデン/シリコンの40対により構成される多層膜を例示して説明した。多層膜の対の数は、20対以上であればよく、特に限定されない。
図6(a)〜図6(g)は、参考例に係る反射型マスクの製造方法を例示する工程順模式的断面図である。
図6(a)〜図6(f)に表す工程は、実施形態の図4(a)〜図4(d)、図5(a)、及び、図5(b)で説明した工程と同じである。ここでの繰り替えしの説明は省略する。
図6(g)に表すように、参考例においては、図6(f)の洗浄工程後に乾燥工程が実施される。このとき、積層体間に残った洗浄液Wの表面張力の影響により、積層体の倒壊が起こる場合がある。
これに対して、実施形態においては、乾燥工程を実施しない。洗浄工程後に洗浄液Wの一部が残った状態で、第1〜第4積層体10〜40のそれぞれの周りに、EUV光を透過する材料を含む溶液60fを供給する。溶液60fは、第1積層体10と第2積層体20との間、第2積層体20と第3積層体30との間、及び、第3積層体30と第4積層体40との間に供給される。そして、ベーキング処理を施すことで、溶液60fを硬化させて中間部60を形成する。
これにより、第1〜第4積層体10〜40の倒壊の発生を抑制することができる。これにより、歩留まりを向上させることができる。これにより、反射型マスクの欠陥の発生を抑制し、高品質な反射型マスクを提供することができる。
(第4の実施形態)
図7は、第4の実施形態に係る反射型マスクの製造装置を例示する模式図である。
実施形態に係る製造装置200は、ロードポート210と、第1クリーニングチャンバ211と、第2クリーニングチャンバ212と、置換チャンバ213と、ベーキングチャンバ214と、アンロードポート215と、を含む。
図5(a)に表すマスク積層体は、ロードポート210に供給される。マスク積層体は、ロードポート210から第1クリーニングチャンバ211に搬送される。第1クリーニングチャンバ211においては、洗浄液Wを用いてラフ洗浄が実施される。
ラフ洗浄後のマスク積層体は、第1クリーニングチャンバ211から第2クリーニングチャンバ212に搬送される。第2クリーニングチャンバ212においては、洗浄液Wを用いてファイン洗浄が実施される。ラフ洗浄の洗浄シーケンスと、ファイン洗浄の洗浄シーケンスと、は略同じである。ラフ洗浄用の第1クリーニングチャンバ211と、ファイン洗浄用の第2クリーニングチャンバ212と、を分けることで、ファイン洗浄用の第2クリーニングチャンバ212への異物の混入を減らすことが可能となる。このため、ファイン洗浄において清浄度を高めることができる。
ファイン洗浄後のマスク積層体は、第2クリーニングチャンバ212から置換チャンバ213に搬送される。置換チャンバ213においては、洗浄液Wの一部が残った状態で、第1積層体10と第2積層体20との間、第2積層体20と第3積層体30との間、及び、第3積層体30と第4積層体40との間に溶液60fが塗布され、スピン乾燥が実施される。
スピン乾燥後のマスク積層体は、置換チャンバ213からベーキングチャンバ214に搬送される。ベーキングチャンバ214においては、例えば、真空中で140℃、12時間の条件でベーキング処理が実施される。これにより、溶液60fに含まれる有機溶剤が除去され、溶液60fが硬化して中間部60が形成される。このようにして、反射型マスク110が得られる。
完成した反射型マスク110は、ベーキングチャンバ214からアンロードポート215に搬送される。このようにして、反射型マスク110を製造することができる。
実施形態によれば、高品質な反射型マスク及び反射型マスクの製造方法が提供できる。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、第1積層体、第2積層体及び中間部などの各要素の具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の実施の形態として上述した反射型マスク及び反射型マスクの製造方法を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての反射型マスク及び反射型マスクの製造方法も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10〜40…第1〜第4積層体、 10f…積層膜、 11…第1層、 11f…第1膜、 12…第2層、 12f…第2膜、 15…中間積層体、 23…第3層、 24…第4層、 50…基板、 50a…面、 60…中間部、 60f…溶液、 70f…金属膜、 71〜74…第1〜第4金属層、 80f…ハードマスク、 81〜84…第1〜第4ハードマスク、 90f…レジスト膜、 91〜94…第1〜第4レジスト膜、 110、111、199…反射型マスク、 200…製造装置、 210…ロードポート、 211…第1クリーニングチャンバ、 212…第2クリーニングチャンバ、 213…置換チャンバ、 214…ベーキングチャンバ、 215…アンロードポート、 MB…マスクブランク、 W…洗浄液、 r1、r2…領域

Claims (7)

  1. マスクブランクであって、
    基板と、
    前記基板の面の上に、複数の第1膜のそれぞれと、第1電磁線に対する屈折率が前記第1膜の前記第1電磁線に対する屈折率と異なる複数の第2膜のそれぞれと、が交互に積層された積層膜と、
    前記積層膜の上に設けられた金属膜と、
    前記金属膜の上に設けられたハードマスクと、
    前記ハードマスクの上に設けられたレジスト膜と、
    を含むマスクブランクに対して、前記レジスト膜の一部を除去し、前記ハードマスクの一部が露出する領域と、前記レジスト膜の残部で覆われた領域と、を含むレジストパターンを形成する工程と、
    前記ハードマスクの前記一部を除去し、前記金属膜の一部を露出させる工程と、
    前記金属膜の前記一部を除去し、前記積層膜を露出させると共に、前記レジスト膜の前記残部を除去し、前記ハードマスクの残部を露出させる工程と、
    前記露出した前記積層膜の少なくとも一部を除去し、前記ハードマスクの前記残部で覆われた第1積層体及び第2積層体を形成する工程と、
    前記第1積層体及び前記第2積層体を洗浄液を用いて洗浄する工程と、
    前記洗浄液に、前記第1電磁線を透過する成分を含む溶液を供給し、ベーキング処理を実施することにより、前記溶液を硬化させて前記第1積層体及び前記第2積層体のそれぞれの周りに中間部を形成する工程と、
    前記中間部をエッチバックにより平坦化し、前記ハードマスクの前記残部を露出させる工程と、
    前記ハードマスクの前記残部を除去し、前記金属膜の残部を露出させる工程と、
    を備えた反射型マスクの製造方法。
  2. 前記第1電磁線の波長は、1ナノメートル以上、20ナノメートル以下である請求項記載の反射型マスクの製造方法。
  3. 前記ベーキング処理は、真空中で実施される請求項またはに記載の反射型マスクの製造方法。
  4. 前記第1膜は、モリブデンを含み、
    前記第2膜は、シリコンを含む請求項のいずれか1つに記載の反射型マスクの製造方法。
  5. 前記中間部は、シリコン酸化物を含む請求項のいずれか1つに記載の反射型マスクの製造方法。
  6. 前記金属膜は、ルテニウムを含む請求項のいずれか1つに記載の反射型マスクの製造方法。
  7. 基板の面の上に、複数の第1膜のそれぞれと、第1電磁線に対する屈折率が前記第1膜の前記第1電磁線に対する屈折率と異なる複数の第2膜のそれぞれと、を交互に積層し、積層膜を形成する工程と、
    前記積層膜の上に、金属膜を形成する工程と、
    前記金属膜の上に、ハードマスクを形成する工程と、
    前記ハードマスクの上に、レジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜の一部を除去し、前記ハードマスクの一部が露出する領域と、前記レジスト膜の残部で覆われた領域と、を含むレジストパターンを形成する工程と、
    前記ハードマスクの前記一部を除去し、前記金属膜の一部を露出させる工程と、
    前記金属膜の前記一部を除去し、前記積層膜を露出させると共に、前記レジスト膜の前記残部を除去し、前記ハードマスクの残部を露出させる工程と、
    前記露出した前記積層膜の少なくとも一部を除去し、前記ハードマスクの前記残部で覆われた第1積層体及び第2積層体を形成する工程と、
    前記第1積層体及び前記第2積層体を洗浄液を用いて洗浄する工程と、
    前記洗浄液に、前記第1電磁線を透過する成分を含む溶液を供給し、ベーキング処理を実施することにより、前記溶液を硬化させて前記第1積層体及び前記第2積層体のそれぞれの周りに中間部を形成する工程と、
    前記中間部をエッチバックにより平坦化し、前記ハードマスクの前記残部を露出させる工程と、
    前記ハードマスクの前記残部を除去し、前記金属膜の残部を露出させる工程と、
    を備えた反射型マスクの製造方法。
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