JP6441139B2 - 計量装置 - Google Patents

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Description

本発明は、計量装置に関する。
スーパーマーケット等の店舗の食料品売り場においては、量り売りされる商品の計量が、店員ではなく客自身に任される場合がある。そのような商品の計量に用いられる、セルフ式の計量装置として、容器及び商品を含む被計量物が載置される計量皿と、被計量物を計量する計量部と、商品が入れられた容器を特定する特定部と、特定された容器の質量値を被計量物の質量値から減じて商品の質量値を算出する算出部と、算出された商品の質量値に基づく商品の価格が表示されたラベルを発行するラベル発行部と、を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−108817号公報
上述したような計量装置では、被計量物の容器の画像から容器のサイズを検知し、検知した容器のサイズから被計量物の販売情報(例えば、被計量物の容器重量や販売形態を含む情報)を特定する場合がある。しかしこの場合、容器のバリエーションを増やし、サイズが互いに近い複数の容器が計量に用いられると、特定する被計量物の販売情報を、容器のサイズが近い別の被計量物の販売情報であると誤特定してしまうおそれがある。
そこで、本発明は、サイズが互いに近い複数の容器が計量に用いられる場合であっても、被計量物の販売情報を精度良く特定することができる計量装置を提供することを目的とする。
本発明に係る計量装置は、蓋付きの容器及び商品を含む被計量物を計量する計量装置であって、被計量物を撮像する撮像部と、撮像部により撮像した画像から被計量物に対応する画像領域である被計量物領域を抽出する抽出部と、被計量物領域の少なくとも一部の領域における画素に基づいて、容器の蓋の有無を判別するとともに、蓋が有ると判別した場合に蓋の色を判別する蓋判別部と、蓋判別部により判別した蓋の色に少なくとも基づいて、被計量物の販売情報を特定する特定部と、を備える。
この計量装置では、被計量物の販売情報を少なくとも容器の蓋の色に基づいて特定する。このように、販売情報の特定に際して蓋の色に基づくことで、容器のサイズが近いことに起因して被計量物の販売情報を誤特定しまうことを抑制できる。従って、サイズが互いに近い複数の容器が計量に用いられる場合であっても、被計量物の販売情報を精度良く特定することができる。なお、「蓋の色」には、例えば白、赤、青及び緑等の着色された有色に加えて、着色されない無色(透明)、並びに、その他の色に関する情報を含む。
本発明に係る計量装置において、蓋判別部は、被計量物領域の少なくとも一部の領域における画素の色合いに基づいて、蓋の有無を判別するとともに、蓋が有ると判別した場合に蓋の色を判別してもよい。被計量物領域の少なくとも一部の領域における画素の色合いは、蓋の有無及び蓋の色に応じて異なる特徴を有する場合がある。従って、当該画素の色合いに基づくことで、蓋の有無及び蓋の色を精度良く判別することが可能となる。
本発明に係る計量装置において、蓋判別部は、被計量物領域の少なくとも一部の領域における画素の明るさに基づいて、蓋の有無を判別してもよい。被計量物領域の少なくとも一部の領域における画素の明るさは蓋の色によって異なるため、例えば当該画素における輝度の平均値等に基づいて蓋の有無を判別できる。特に容器の蓋が透明であると、被計量物領域の少なくとも一部の領域における画素は、蓋で反射された光によって明るい傾向を有する場合がある。従って、当該画素の明るさ(例えば輝度等。より具体的には輝度の平均、輝度ピーク等)に基づくことで、蓋の有無を精度良く判別することが可能となる。
本発明に係る計量装置において、蓋判別部は、被計量物領域の少なくとも一部の領域における画素の色彩の分散に基づいて、有色の蓋の有無を判別してもよい。容器の蓋が有色であると、被計量物領域の少なくとも一部の領域における画素は、その色彩の分散が比較的小さい傾向を有する場合がある。従って、当該画素の色彩の分散に基づくことで、有色の蓋の有無を精度良く判別することが可能となる。
本発明に係る計量装置において、蓋判別部は、被計量物領域の少なくとも一部の領域における画素の色彩の分布に基づいて、有色の蓋の色を判別してもよい。有色の蓋が存在すると、被計量物領域の少なくとも一部の領域における画素は、その色彩の分布が蓋の色に応じた傾向を有する場合がある。従って、当該画素の色彩の分布に基づくことで、有色の蓋の色を精度良く判別することが可能となる。
本発明に係る計量装置において、被計量物の販売情報は、被計量物の容器重量及び販売形態の少なくともいずれかを含んでいてもよい。この構成によれば、被計量物の容器重量(いわゆる風袋重量)及び販売形態の少なくともいずれかを、被計量物の販売情報として特定することができる。
本発明に係る計量装置において、販売形態は、定額販売及び計量販売を含んでいてもよい。この構成によれば、定額販売及び計量販売のいずれかを、被計量物の販売形態として特定することができる。その結果、例えば用いられる容器の蓋の色を定額販売と計量販売とで異ならせることで、定額販売と計量販売との間で販売形態を切り替えることが可能となる。
本発明に係る計量装置は、被計量物領域の大きさに基づいて容器のサイズを判別する容器サイズ判別部を更に備え、特定部は、蓋判別部により判別した蓋の色と容器サイズ判別部により判別した容器のサイズとに基づいて、販売情報を特定してもよい。この構成によれば、容器の蓋の色に加えて容器のサイズにも基づいて販売情報を特定することができ、被計量物の販売情報を一層精度良く特定することが可能となる。
本発明に係る計量装置は、被計量物に光を照射する照明部を更に備えてもよい。この構成によれば、被計量物に照射した光によって画像の色合いを明瞭にし、蓋の有無や蓋の色の判別精度を向上させることができる。
本発明によれば、サイズが互いに近い複数の容器が計量に用いられる場合であっても、被計量物の販売情報を精度良く特定することができる計量装置を提供することが可能となる。
一実施形態に係る計量装置を含むネットワークの構成図である。 一実施形態に係る計量装置の斜視図である。 一実施形態に係る計量装置の側面図である。 一実施形態に係る計量装置のブロック図である。 販売情報テーブルの一例を示す図である。 カメラにより撮像した画像の一例を示す図である。 輝度及び色差の測定結果の一例を示す図である。 一実施形態に係る計量装置の計量手順を示すフローチャートである。 蓋の有無及び色を判別する処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して一実施形態について説明する。各図において、同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(1)全体構成
図1に示されるように、計量装置1は、スーパーマーケット等の店舗100の食料品売り場において、客自身による惣菜等の商品の計量に用いられる、カメラ付きセルフ式の計量装置である。計量装置1は、客が所望の商品を所望の蓋付きの容器に入れた計量に用いられる。また計量装置1は、計量販売の場合には商品の質量値(重量)に基づく商品価格が表示されたラベル、或いは、定額販売の場合にはその定額価格が表示されたラベルを発行する。客は、発行されたラベルを容器に貼って、所望のレジ端末103に持参する。以下、商品が容器に入れられたものを「被計量物」という。すなわち、被計量物は、蓋付きの容器及び商品を含んでいる。
計量装置1は、店舗100に構築されたネットワーク101を介して、店舗サーバ102及び複数のレジ端末103のそれぞれと通信可能とされている。店舗サーバ102は、商品に関する各種情報を記憶する。各レジ端末103は、客に請求する金額の算出、及び客の支払いに対する釣銭の算出等を行う。店舗サーバ102には、各レジ端末103に入力された商品に関する情報(具体的には、商品の価格、商品番号(ID)等)がネットワーク101を介して送信されて蓄積される。
図2及び図3に示されるように、計量装置1は、本体部2、計量皿3及びタッチパネル4を備える。本体部2には、計量機構5が設けられている。計量皿3は、本体部2から上側に突出する計量機構5の皿装着部5aに対して着脱自在に装着されている。タッチパネル4は、本体部2の背面から上側に延在する2本の支柱6によって支持されている。タッチパネル4は、主として客が見たり操作したりするために用いられるが、各種設定等を行う場合には店員が見たり操作したりするために用いられる。
(2)各部構成
図2〜図4に示されるように、計量装置1は、計量皿3、タッチパネル4、計量機構5、カメラ(撮像部)7、人感センサ8、ラベル発行機構9、照明装置(照明部)10、スピーカ11、店舗側無線部12、通信部13、制御部30、及び販売情報記憶部41を備える。これらの構成要素のうち、計量機構5、ラベル発行機構9、店舗側無線部12、通信部13、制御部30、及び販売情報記憶部41は、本体部2内に収容されている。
(2−1)計量皿
図3に示されるように、計量皿3には、蓋51b付きの容器51及び商品Xを含む被計量物50が載置される。容器51は、商品Xが収容される本体51aと、本体51aの上部に着脱自在に取り付けられる蓋51bと、を含む。一例として、容器51においては、上方に開口するカップ状の本体51aの開口縁に対し、当該開口が閉じられるように浅皿状の蓋51bが嵌合可能とされている。計量皿3は、例えば金属からなり、その表面には、容器51を識別し易い色が施されている。具体的には、計量皿3の表面は、後述する抽出部31による被計量物領域の抽出処理がし易くなるように着色されている。例えば、蓋51bの色として白や黄等の明るい色が用いられる場合には、蓋51bの色と計量皿3の表面の色とのコントラストが明確となるように、計量皿3の表面は黒色に着色されていてもよい。用いられる容器51(本体51a及び蓋51b)の形状、サイズ及び種類は、特に限定されず、種々の形状、サイズ及び種類とすることができる。容器51に入れられる商品Xの形状、サイズ及び種類は特に限定されず、種々の形状、サイズ及び種類とすることができる。
(2−2)計量機構
計量機構5は、計量皿3に載置された被計量物50を計量する。計量機構5は、被計量物50の質量値(計量値)を制御部30に送信する。
(2−3)カメラ
タッチパネル4の下側には、矩形状の支持部材6aが2本の支柱6に掛け渡されている。支持部材6aの幅方向における中央部分の下部には、カメラ収容部材6bが取り付けられている。カメラ収容部材6bは、タッチパネル4の前方に向かって延在している。カメラ収容部材6bは、下側が開口された箱状に形成されている。カメラ7は、カメラ収容部材6bの先端側において、計量皿3を上方から撮像可能なように取り付けられている。これにより、カメラ7は、計量皿3に載置される被計量物50を含む撮像領域の画像を撮像可能となっている。カメラ7は、撮像領域の画像を撮像すると、当該撮像領域の画像を制御部30に送信する。
カメラ7の位置及び角度等は、固定されていてもよいし、調整(変更)可能であってもよい。カメラ7の位置及び角度等が調整可能な場合、制御部30は、例えばカメラ7により撮像された画像に基づいて、計量皿3に載置された被計量物50の全体が撮像領域に含まれるようにカメラ7の位置及び角度等を調整してもよい。
(2−4)人感センサ
人感センサ8は、カメラ収容部材6bの左側及び右側に位置するように支持部材6aに取り付けられており、計量皿3の周囲における人の存在を検知する。人感センサ8は、例えば赤外線センサ又は超音波による距離センサ等であり、計量装置1の正面側の空間における人の存在を検知する。人感センサ8は、計量皿3の周囲における人の存在を検知した際に、その旨を示す信号を制御部30に送信する。
(2−5)ラベル発行機構
ラベル発行機構9は、商品Xの価格が表示されたラベルを発行する。ラベル発行機構9は、ラベルカセット及び複数のセンサ等によって構成されており、ラベルカセットから繰り出される用紙に、商品Xの価格等を印字して、ラベルとして発行する。ラベル用の用紙としては、裏面のみに粘着性を有する用紙を用いることができる。
(2−6)照明装置
図3に示されるように、照明装置10は、カメラ7と共にカメラ収容部材6b内に収容されている。照明装置10は、下方から見てカメラ7の周囲を覆うように、リング状に形成されており、下方に光を照射可能となっている。照明装置10は、下方に光を照射することによって、計量皿3に載置された被計量物50に向けて光を照射する。この配置例では、被計量物50がカメラ7のほぼ真下に載置された場合、照明装置10から照射された光は、被計量物50の上面(容器51に蓋51bが付いている場合には蓋51bの上面)で反射し、カメラ7の図示しないレンズに入射する。つまり、照明装置10は、被計量物50に照射した光が当該被計量物50で反射されてカメラ7に入射する位置に配置されている。これにより、カメラ7によって撮像される画像の色合いを明瞭にし、後述する抽出部31による被計量物領域の抽出、及び蓋判別部33による蓋51bの有無や色の判別の精度を向上させることができる。また、当該画像における輝度のピークを顕著にし、後述する蓋判別部33による透明な蓋51bの有無の判別精度を向上させることもできる。
照明装置10は、例えば被計量物50が計量皿3に載置されたことを検知すると(すなわち、計量機構5から0より大きい計量値が送信されたことを制御部30が検知すると)、オフの状態からオンに切り替えられて光の照射を開始する。ただし、照明装置10をオフの状態からオンに切り替えるタイミングは上記に限られない。照明装置10は、例えば人感センサ8により人の存在が検知された場合に、オンに切り替えられてもよい。この場合、客が被計量物50を計量皿3に載置する前に、当該載置に好適な位置(本実施形態では、カメラ7の真下の位置)を明るく目立たせることができる。このとき、照明装置10は、当該載置に好適な位置に照明光を集光させる(スポット光として照射する)場合がある。この場合、当該載置に好適な位置を一層明るく目立たせることができる。これにより、客に対して被計量物50を載置すべき位置を示すことができ、被計量物50をカメラの真下の位置に載置することを促すことができる。
なお、カメラ7及び照明装置10の配置は、上述した配置に限られない。カメラ7及び照明装置10は、照明装置10から照射されて被計量物50の上面で反射した光がカメラ7のレンズに入射するように配置されれば、どのような位置関係で配置されてもよい。照明装置10は、上述したリング状の光源に限られず、例えば点光源であってもよい。照明装置10の個数は、1つであってもよいし、複数であってもよい。また、照明装置10から照射される光が被計量物50を効果的に照らすように、例えば計量皿3の周囲等にミラーが設けられてもよい。具体的には、ミラーは、照明装置10からの光が当該ミラーで反射し、且つその反射光(2次光)が被計量物50を照らすような位置に配置されればよい。
照明装置10の位置及び角度等は、固定されていてもよいし、調整(変更)可能であってもよい。照明装置10の位置及び角度等が調整可能な場合、制御部30は、例えばカメラ7により撮像された画像に基づいて、被計量物領域の色合いが明瞭になるように照明装置10の位置及び角度等を調整してもよい。また、一般的には、客は計量皿3の手前側(客側)に被計量物50を載置する場合が多いため、照明装置10は、カメラ7よりも客側に配置されてもよい。これにより、被計量物50が計量皿3の客側の位置に載置された場合でも、照明装置10からの光が当該被計量物50で反射されてカメラ7に入射し易くなる。なお、例えば店舗の室内照明(例えば店舗の天井に設けられた照明等)の光量が十分であって、カメラ7が被計量物50の上面で反射される室内照明の光によって明瞭な色合いの画像を撮像できる場合には、照明装置10を設けなくともよい。
(2−7)タッチパネル
タッチパネル4は、客向けの様々な情報を含む画像を表示する。例えば、タッチパネル4は、客の接近によって人感センサ8が人の存在を検知した際に、購入手順の案内用の画像の表示を開始する。具体的には、タッチパネル4は、被計量物50を計量皿3に載置することを客に促す画像、上述したラベルを発行するために、タッチパネル4に表示された発行ボタンを押下することを客に促す画像、及び発行したラベルを容器51に貼り付けることを客に促す画像等を表示する。
(2−8)スピーカ
スピーカ11は、支持部材6aに内蔵されており、客向けの様々な情報を含む音声を出力する。例えば、スピーカ11は、客の接近によって人感センサ8が人の存在を検知した際に、タッチパネル4による画像の表示に連動した音声を出力する。
(2−9)店舗側無線部
店舗側無線部12は、店員が所持する携帯端末と無線通信を行う。例えば、店舗側無線部12は、人感センサ8が客の存在を所定時間以上継続して検知した際に、その旨を示す信号を店員の携帯端末に送信する。これにより、店員は、計量装置1の操作に困惑しているような客に対し、迅速にサービスを提供することができる。なお、店舗側無線部12は、ラベル発行機構9におけるラベルロールの残量が所定量以下となった場合、及び未使用の容器51の数が所定数以下となった場合などに、その旨を示す信号を店員の携帯端末に送信してもよい。
(2−10)通信部
通信部13は、店舗サーバ102及び複数のレジ端末103のそれぞれと通信を行う。例えば、通信部13は、ラベル発行機構9が発行したラベルに関する情報を店舗サーバ102及び複数のレジ端末103のそれぞれに送信する。ラベルに関する情報としては、ラベルに記載された商品Xの価格の他、ラベルを発行した時間等が挙げられる。
(2−11)販売情報記憶部
販売情報記憶部41は、容器51のサイズ(以下、「容器サイズ」という)及び蓋51bの色の組合せと、当該組合せに対応する販売情報と、を関連付けて記憶する。販売情報記憶部41は、例えば、図5に示されるように、複数のレコード情報Rを有する販売情報テーブルTを記憶している。複数のレコード情報Rは、容器サイズ(本実施形態では一例として容器51の長辺サイズ及び短辺サイズ)と蓋51bの色と販売情報とが関連付けられている。販売情報テーブルTは、実際に客が計量する前の事前準備(例えば店員等によるデータ登録)により、販売情報記憶部41に予め登録されている。
販売情報は、商品Xを販売するために用いる情報であり、具体的には、被計量物50の価格(すなわち商品Xの販売価格)を決定するために用いる情報等である。本実施形態では一例として、販売情報は、容器サイズ及び蓋51bの色の組合せに応じて特定される、被計量物50の容器重量及び販売形態を含む。容器重量は、容器51の重量(本体51aの重量及び蓋51bの重量の合計)である。販売形態は、「定額販売」と「計量販売」とを含む。「定額販売」は、予め定められた定額価格で商品Xを販売する販売形態である。「計量販売」は、単位質量あたりの単価に基づく販売形態である。
(2−12)制御部
制御部30は、計量装置1における各種動作を制御する部分であり、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びハードディスク等で構成される。図4に示されるように、制御部30は、計量装置1における各種制御処理を実行する概念的要素として、抽出部31、容器サイズ判別部32、蓋判別部33、報知部34、特定部35、価格算出部36、及びラベル情報生成部37を有する。このような概念的要素は、例えばROMに格納されているプログラムがRAM上にロードされてCPUで実行されるソフトウェアとして構成することができる。なお、制御部30は、電子回路等によるハードウェアとして構成されてもよい。
(2−12−1)抽出部
抽出部31は、カメラ7により撮像した画像から、被計量物50に対応する画像領域である被計量物領域を抽出する。図6に示されるように、抽出部31は、カメラ7により撮像した画像G上において、例えばエッジ検出等の画像処理によって被計量物50に対応する画像領域とそれ以外の領域とのエッジ(輪郭)を検出することで、被計量物領域Aを抽出する。
(2−12−2)容器サイズ判別部
容器サイズ判別部32は、抽出部31により抽出された被計量物領域Aの大きさに基づいて容器51のサイズを判別する。図6に示されるように、容器サイズ判別部32は、例えば被計量物領域Aを含む最小面積の矩形(いわゆる最小矩形)の領域である矩形領域Bを特定する。容器サイズ判別部32は、特定した矩形領域Bの辺の長さを算出することで、容器サイズ(長辺サイズ及び短辺サイズ)を判別する。ここで、矩形領域のBの辺の長さ(mm)は、例えば画素(ピクセル)数に基づいて特定することができる。なお、容器サイズとしては、容器51の長辺サイズ及び短辺サイズの他に、例えば円形の容器等の場合、近似させた多角形の辺の合計や、周囲長等を用いてもよい。容器サイズ判別部32は、判別した容器サイズを示す情報を、特定部35に出力する。ちなみに、矩形領域Bを特定するのに代えて、被計量物領域Aの外縁に沿って当該被計量物領域Aを囲う包絡領域を特定して、容器サイズを判別してもよい。
(2−12−3)蓋判別部
蓋判別部33は、被計量物領域Aの少なくとも一部の画像領域(対象領域)における画素に基づいて、容器51の蓋51bの有無を判別するとともに、蓋51bが有ると判別した場合には、その蓋51bの色を判別する。ここで、「色(color)」には、例えば白、黒、赤、青及び緑等の着色された有色に加えて、着色されない無色(透明)も含まれる。蓋判別部33は、判別を行うために、まず、蓋51bの有無及び色の判別に用いる対象領域Cを設定する。一例として、蓋判別部33は、例えば矩形領域Bの中央に位置する所定の大きさの領域(例えば100×50ピクセルの領域)を、対象領域Cとして設定する。
対象領域Cは、上述した領域に限られず、被計量物領域A内における任意の形状の領域を対象領域Cとして設定することができる。また、対象領域Cは、連続した1つの領域であってもよいし、互いに不連続な複数の領域からなる領域であってもよい。ただし、以下の理由から、対象領域Cは、被計量物領域Aのエッジ付近の領域を含まないように設定されることが好ましい。すなわち、被計量物領域Aのエッジ付近における画素の輝度は、容器51に蓋51bが付いていない場合、比較的大きい輝度を示す傾向がある。これは、蓋51bが無い場合には、エッジ付近の領域は本体51aの縁を含むこととなり、この本体51aの縁において反射された光がカメラ7により検出されることに起因する。このように、輝度の大きさに基づいて透明な蓋51bの有無を判別する場合、エッジ付近の領域が対象領域Cに含まれてしまうと、透明な蓋51bが付いていないにもかかわらず透明な蓋51bが有ると誤判別をしてしまうおそれがある。従って、対象領域Cは、被計量物領域Aのエッジ付近の領域を含まないように設定されることが好ましい。対象領域Cを設定する方法としては、上述のように矩形領域Bの中央に位置する所定の大きさの領域を対象領域Cとして設定する他、被計量物領域Aのエッジ付近の領域をマスキングし、それ以外の領域の中から対象領域Cを設定する方法等が挙げられる。
蓋判別部33は、対象領域Cを決定した後、当該対象領域Cに含まれる各画素の情報(例えば、色合いに関する情報)を取得する。蓋判別部33は、対象領域Cの画素に基づいて、容器51の蓋51bの有無及び色を判別する。本実施形態での蓋判別部33は、対象領域Cにおける画素の色合いに基づいて、容器51の蓋51bの有無及び色を判別する。「色合い(hue)」とは、色の様子及び具合を示す情報である。色合いは、例えば「明るさ(brightness)」及び「色彩(contrast)」等を含んでいる。明るさは、例えば輝度や明度等を含み、より具体的には、輝度の平均、輝度ピーク等を含んでいる。色彩は、例えば色差、色相及び彩度等を含み、より具体的には、青色差、赤色差等を含んでいる。以下、蓋51bの有無及び色の判別手法について例示して説明する。
まず、着色されない無色(透明)の蓋の有無を判別する例について説明する。容器51に透明な蓋51bが取り付けられている場合には、透明な蓋51bの上面で光が強く反射することによって、対象領域Cにおける画素の明るさは、明るい傾向がある。例えば、透明な蓋51bが取り付けられている場合においての対象領域Cの画素の明るさは、蓋51b自体が取り付けられていない場合及び有色の蓋51bが取り付けられている場合と比較して明るくなる傾向がある。そこで、蓋判別部33は、対象領域Cにおける画素の明るさに基づいて、容器51における透明な蓋51bの有無を判別する。
また、容器51に透明な蓋51bが取り付けられている場合、対象領域Cの画素において、いわゆる色飛び(輝度がピーク近くの値を示す事象、白抜けとも称される)が発生する傾向がある。例えば、透明な蓋51bが取り付けられている場合、蓋51b自体が取り付けられていない場合及び有色の蓋51bが取り付けられている場合に比べ、このような色飛びは発生しにくい傾向がある。そこで、蓋判別部33は、例えば対象領域Cにおける画素の輝度の最大値(輝度ピーク)を検出し、輝度ピークが予め定められた閾値(以下、「輝度ピーク閾値」という。)以上である場合に、透明な蓋51bが有ると判別する。
また、容器51に透明な蓋51bが取り付けられている場合、対象領域Cにおける一定の範囲に含まれる画素の輝度は、高い値を示す傾向がある。例えば、透明な蓋51bが取り付けられている場合においての対象領域Cの画素の輝度は、蓋51b自体が取り付けられていない場合及び有色の蓋51bが取り付けられている場合に比べ、高い値を示す傾向がある。そこで、蓋判別部33は、対象領域Cにおける各画素の輝度を検出し、予め定められた所定輝度(閾値)以上の輝度の画素数が予め定められた所定画素数(閾値)以上である場合に、透明な蓋51bが有ると判別してもよい。これにより、透明な蓋51bの有無を判別する際のノイズ等の影響を排除できる。例えば、ノイズ等の影響によって極端に大きい輝度を検出してしまい、透明な蓋51bが無いにもかかわらず有ると判別をしてしまうという誤判別を防止できる。
また、容器51に透明な蓋51bが取り付けられている場合、対象領域Cにおける画素の輝度は、画素間でのばらつきが大きくなる傾向がある。例えば、透明な蓋51bが取り付けられている場合においての対象領域Cの画素の輝度は、蓋51b自体が取り付けられていない場合及び有色の蓋51bが取り付けられている場合に比べ、ばらつきが大きくなる傾向がある。これは、透明な蓋51bの一部において部分的に強い反射光がカメラ7によって検出されることに起因する。そこで、蓋判別部33は、対象領域Cにおける各画素の輝度を検出し、各画素の輝度の分散が予め定められた閾値(以下、「輝度分散閾値」という。)以上である場合に、透明な蓋51bが有ると判別してもよい。
なお、透明な蓋51bの有無の判別は、上述した判別手法による判別に限られない。例えば、蓋判別部33は、上述した輝度ピークを用いる判別において、輝度ピークの代わりに輝度の平均値を用いてもよい。また、蓋判別部33は、上述した判別手法を組み合わせてもよい。例えば、蓋判別部33は、対象領域Cにおける各画素の輝度の分散が輝度分散閾値以上であり、且つ対象領域Cにおける輝度ピークが輝度ピーク閾値以上である場合に、透明な蓋51bが有ると判別してもよい。
次に、有色の蓋51bの有無及び色を判別する例について説明する。蓋判別部33は、対象領域Cにおける各画素の明るさ及び色彩の少なくとも一方に基づいて、容器51における有色の蓋51bの有無を判別する。蓋51bの色が有色の場合、例えば蓋51bの色が明色であるか暗色であるかによって、対象領域Cにおける画素の明るさが異なり得る。そこで、蓋判別部33は、対象領域Cにおける各画素の輝度に基づいて、有色の蓋51bの有無及び色を検出してもよい。例えば、蓋判別部33は、対象領域Cにおける各画素の輝度を検出し、各画素の輝度の平均値を算出する。そして、蓋判別部33は、算出した輝度の平均値と蓋51bの色毎に予め登録された輝度の平均値(例えば、容器51のデータ登録時等において測定された値)とを比較(マッチング)することで、有色の蓋51bの有無及び色を判別してもよい。
また、容器51に有色の蓋51bが取り付けられている場合、対象領域Cにおける画素は、その色彩の分散が蓋51bの色に応じた傾向を有する場合がある。そこで、蓋判別部33は、対象領域Cにおける画素の色彩の分散に基づいて、有色の蓋51bの有無を判別してもよい。例えば、蓋51bの色が赤一色、青一色等の単色である場合、対象領域Cにおける各画素間で色彩のばらつきが小さくなり、対象領域Cにおける画素の色彩の分散が比較的小さい傾向を有する場合がある。従って、蓋判別部33は、対象領域Cにおける画素の色彩の分散が予め定められた閾値(以下、「色彩分散閾値」という。)以下である場合に、有色の蓋51bが有ると判別してもよい。また、蓋判別部33は、対象領域Cにおける画素における色彩の分散を算出し、算出した色彩の分散と蓋51bの色毎に予め登録された色彩の分散(例えば、容器51のデータ登録時等において測定された値)とを比較(マッチング)することで、有色の蓋51bの色を判別してもよい。「色彩の分散」としては、例えば赤色差の分散(図7に示したCrの値)及び青色差の分散(図7に示したCbの値)等を用いることができる。
また、容器51に有色の蓋51bが取り付けられている場合、対象領域Cにおける画素は、その色彩の分布が蓋51bの色に応じた傾向を有する場合がある。そこで、蓋判別部33は、対象領域Cにおける画素の色彩の分布に基づいて、有色の蓋51bの有無及び色を判別してもよい。一例として、蓋判別部33は、対象領域Cにおける各画素の赤色差に基づいて、赤色差の値(例えば0から255までの値)毎の画素数(度数)を算出し、赤色差に関する画素数の分布を示すヒストグラムを作成する。蓋判別部33は、作成したヒストグラムと蓋51bの色毎に予め作成されたヒストグラム(例えば、容器51のデータ登録時において作成されたヒストグラム)とのパターンマッチングを行うことで、有色の蓋51bの色を判別してもよい。
ヒストグラムを用いた蓋51bの色の判別(パターンマッチング)において、蓋判別部33は、赤色差に関するヒストグラムではなく、青色差に関するヒストグラムを用いてパターンマッチングを行ってもよいし、赤色差に関するヒストグラム及び青色差に関するヒストグラムの両方を用いてパターンマッチングを行ってもよい。また、蓋判別部33は、更に輝度に関するヒストグラムも作成し、輝度及び色差のヒストグラムを用いてパターンマッチングを行ってもよい。また、上述の例では、色差の値毎の画素数の分布を示すヒストグラムを用いたが、色差の値をグループ分けして階級(例えば0〜5の範囲、6〜10の範囲等のように区切った階級)とし、その階級毎の画素数の分布を示すヒストグラムを用いてもよい。
上述した判別手法について、図7の測定結果を例示して説明する。図7は、容器51の蓋51bの色が白色の場合と無色(透明)の場合(商品Xはポテトサラダ)とのそれぞれについて、対象領域Cの輝度ピークと対象領域Cにおける各画素の輝度及び色差の分散σ(Y,Cr,Cb)とを測定した結果の一例を示す図である。図7における輝度ピーク及び分散の数値は、輝度及び色差を0から255までの段階値で表した場合の大きさを示す値である。分散σにおいて、Yは輝度の分散を示し、Crは赤色差(赤差分)を示し、Cbは青色差(青差分)を示す。
図7に示した例において、蓋51bの色が無色(透明)の場合の輝度ピークは、「252」であり、最大値に近い程度に大きい値を有することが確認できる。特に、当該輝度ピークは、蓋51bの色が白色の場合の輝度ピーク「211」よりも明らかに大きい値を有することが確認できる。この場合、上述の輝度ピークに基づく透明な蓋51bの有無の判別において、輝度ピーク閾値を例えば「240」に予め設定することで、透明な蓋51bの有無を判別することができる。
また、図7に示した例において、蓋51bの色が無色(透明)の場合の輝度の分散は、「15.42」であって、蓋51bの色が白色の場合の輝度の分散「4.90」よりも明らかに大きい値が測定された。この場合、上述の輝度の分散に基づく透明な蓋51bの有無の判別において、輝度分散閾値を例えば「10」に予め設定することで、透明な蓋51bの有無を判別することができる。
また、図7に示した例において、蓋51bの色が白色(有色)の場合の赤色差の分散及び青色差の分散は、いずれも「1.41」であって、蓋51bの色が無色(透明)の場合の赤色差の分散及び青色差の分散(いずれも「5.92」)よりも明らかに小さい値が測定された。この場合、上述の色彩の分散に基づく有色の蓋51bの有無の判別において、色彩分散閾値を例えば「3」に予め設定することで、有色の蓋51bの有無を判別することができる。また、例えば蓋51bの色が白色である場合の色彩(ここでは一例として赤色差及び青色差)の分散として「5.92」(或いは「5.92」に近い値)が予め登録されていれば、蓋判別部33は、対象領域Cにおける画素から算出した色彩の分散と当該登録値とを比較(マッチング)することにより、蓋51bの色が白色であると判別することができる。
蓋判別部33は、上述した種々の判別手法等のうち、例えば予めオペレータ等によって選択された手法を用いることで、容器51の蓋51bの有無及び色を判別してもよい。なお、上述においては、対象領域Cの画素の明るさに基づく蓋51bの有無の判別について、透明な蓋51bの場合と有色の蓋51bの場合とで分けて説明したが、要は、蓋判別部33は、蓋51bが透明か有色かによらず、対象領域Cにおける画素の明るさに基づいて蓋51bの有無を判別できる。上述した判別手法は一例であり、蓋51bの有無及び色の判別手法は限定されない。蓋判別部33は、上述した判別手法を適宜組み合わせて蓋51bの有無及び色を判別してもよい。
蓋判別部33は、蓋51bが有ると判別した場合、蓋51bが有ること及び当該蓋51bの色を示す判別結果を特定部35に出力する。一方、蓋判別部33は、蓋51bが有ると判別しなかった場合(すなわち、蓋51bが無いと判別した場合)、蓋51bが無いことを示す判別結果を報知部34に出力する。
蓋判別部33において、透明な蓋51bの有無の判別と有色の蓋51bの有無及び色の判別との処理手順は限定されない。蓋判別部33は、透明な蓋51bの有無の判別の後に、有色の蓋51bの有無及び色の判別を実行してもよいし、これとは逆に、有色の蓋51bの有無及び色の判別した後に、透明な蓋51bの有無の判別を実行してもよい。また、蓋判別部33は、透明な蓋51bの有無の判別と有色の蓋51bの有無及び色の判別とを並行して実行してもよい。本実施形態の蓋判別部33は、一例として、透明な蓋51bの有無を判別した後、透明な蓋51bが有ると判別しなかった場合に有色の蓋51bの有無及び色の判別する(詳しくは、後述)。この構成によれば、透明な蓋51bが有ると判別された時点で判別処理を完了できるため、無駄な判別処理(有色の蓋51bの有無の判別処理)を回避できる。
(2−12−4)報知部
報知部34は、蓋51bが無いことを示す判別結果が蓋判別部33から出力された場合に、容器51の本体51aに蓋51bを付けるように客に報知する。具体的には、報知部34は、タッチパネル4やスピーカ11等を介して、容器51の本体51aに蓋51bを取り付けてから被計量物50を再計量する必要があることを、画像表示(又は映像表示)や音声出力によって客に報知する。
(2−12−5)特定部
特定部35は、蓋判別部33により判別した蓋51bの色に少なくとも基づいて、被計量物50の販売情報を特定する。具体的には、特定部35は、蓋判別部33により判別した蓋51bの色と容器サイズ判別部32により判別した容器サイズとに基づいて、販売情報を特定する。より具体的には、特定部35は、販売情報記憶部41に記憶されている販売情報テーブルTを参照し、容器サイズ(長辺サイズ及び短辺サイズ)と蓋51bの色との組合せによって一意に定まるレコード情報Rを特定する。これにより、特定部35は、特定されたレコード情報Rを、被計量物50の販売情報として特定する。特定部35は、特定した販売情報を価格算出部36に出力する。なお、特定部35は、容器サイズ判別部32により判別した容器サイズと各レコード情報Rに関連付けられた容器サイズとの差が予め定められた閾値以内である場合には、両者は対応するとみなしてレコード情報Rを特定する。これにより、当該両者の間に多少の誤差が生じ得たとしても、確実に販売情報を特定することが可能となる。
(2−12−6)価格算出部
価格算出部36は、特定部35から取得した販売情報に基づいて、販売価格を算出する。具体的には、価格算出部36は、販売情報に関連付けられた販売形態を参照し、被計量物50の販売形態が計量販売であるか定額販売であるかを特定し、販売形態に応じた算出処理を実行する。
販売形態が計量販売であると特定された場合には、価格算出部36は、計量機構5によって計量された計量値から販売情報に関連付けられた容器重量を差し引いた重量を商品重量として算出する。そして、この商品重量に単位質量あたりの単価を乗じて、販売価格を算出する。一方、販売形態が定額販売であると特定された場合には、価格算出部36は、予め定められた定額価格を販売価格とする。定額価格は、例えばレコード情報Rの販売情報に関連付けられていてもよい。この場合、価格算出部36は、販売情報に関連付けられた定額価格を参照し、当該定額価格を販売価格とすることができる。
(2−12−7)ラベル情報生成部
ラベル情報生成部37は、ラベル発行機構9によって発行されるラベルに表示すべき情報を生成する。当該情報としては、商品Xの消費期限、商品Xの単価、価格算出部36によって算出された販売価格、商品Xの内容量、商品Xの個数及び商品Xの価格を表すバーコード等が挙げられる。
(3)計量手順
図8及び図9を参照して、計量時における制御部30の処理を含む計量手順の一例について説明する。計量機構5は、客によって計量皿3に載置された被計量物50を計量する(ステップS1)。計量機構5は、被計量物50の計量値を制御部30に出力する。カメラ7は、客によって被計量物50が計量皿3に載置されると(すなわち、制御部30が計量機構5から出力された計量信号を受信すると)、計量皿3に載置された被計量物50を含む撮像領域の画像Gを撮像する(ステップS2)。カメラ7は、撮像した画像Gを制御部30に送信する。
続いて、抽出部31は、カメラ7によって撮像された画像Gから、被計量物50に対応する画像領域である被計量物領域Aを抽出する(ステップS3)。具体的には、抽出部31は、エッジ検出等の画像処理によって被計量物50に対応する画像領域とそれ以外の領域とのエッジ(輪郭)を検出することで、被計量物領域Aを抽出する。
続いて、容器サイズ判別部32は、抽出部31により抽出された被計量物領域Aの大きさに基づいて容器サイズを判別する(ステップS4)。具体的には、図6に示されるように、容器サイズ判別部32は、例えば被計量物領域Aを含む最小面積の矩形領域Bを特定し、矩形領域Bの辺の長さを算出することで、容器サイズ(長辺サイズ及び短辺サイズ)を判別する。容器サイズ判別部32は、判別した容器サイズを示す情報を、特定部35に出力する。
続いて、蓋判別部33は、被計量物領域Aの少なくとも一部の領域(対象領域C)を決定し、対象領域Cにおける画素に基づいて容器51の蓋51bの有無及び色の判別を行う(ステップS5)。図9を参照して、蓋判別部33による当該判別の処理手順の一例を示す。図9に示されるように、まず、上述した透明な蓋51bの有無を判別するための判別手法を用いることにより、透明な蓋51bの有無を判別する(ステップS51)。
ステップS51において、透明な蓋51bが有ると判別された場合(ステップS52:YES)、容器51に蓋51bがあること及び蓋51bの色(無色(透明))を示す判別結果を特定部35に出力する(ステップS53)。一方、透明な蓋51bが有ると判別されなかった場合(ステップS52:NO)、有色の蓋51bの有無及び色の判別を行うための上記判別手法を用いることにより、有色の蓋51bの有無及び色の判別を行う(ステップS54)。
ステップS54において、有色の蓋51bが有ると判別された場合(ステップS55:YES)、容器51に蓋51bがあること及び蓋51bの色(判別された有色の色)を示す判別結果を特定部35に出力する(ステップS53)。一方、有色の蓋51bが有ると判別されなかった場合(ステップS55:NO)、蓋51bが無いことを示す判別結果を報知部34に出力する(ステップS56)。
図8に戻り、制御部30は、ステップS5の判別処理において蓋51bが有ると判別されたか否かを判定する(ステップS6)。蓋51bが有ると判定された場合(すなわち、ステップS53の判別結果が特定部35に出力された場合)、特定部35は、蓋判別部33により判別した蓋51bの色と容器サイズ判別部32により判別した容器サイズとに基づいて、販売情報を特定する(ステップS7)。具体的には、特定部35は、販売情報記憶部41に記憶されている販売情報テーブルTを参照し、容器サイズ判別部32で取得した容器サイズと蓋判別部33で取得した蓋51bの色との組合せに対応するレコード情報Rを特定する。これにより、特定部35は、特定されたレコード情報Rに関連付けられた販売情報を、計量皿3に載置された被計量物50の販売情報として特定する。特定部35は、特定した販売情報を価格算出部36に出力する。
続いて、価格算出部36は、特定部35から取得した販売情報に基づいて販売価格を算出する(ステップS8)。具体的には、価格算出部36は、販売情報に関連付けられた販売形態を参照し、被計量物50の販売形態が計量販売であるか定額販売であるかを特定する。販売形態が計量販売であると特定された場合には、価格算出部36は、計量機構5によって計量された計量値から販売情報に関連付けられた容器重量を差し引いた重量を商品重量として算出し、商品重量に単位質量あたりの単価を乗じることで販売価格を算出する。一方、販売形態が定額販売であると特定された場合には、価格算出部36は、予め定められた定額価格を販売価格とする。
続いて、ラベル情報生成部37は、ラベル発行機構9で発行されるラベルに表示すべき情報を生成する。具体的には、ラベル情報生成部37は、ステップS7において価格算出部36によって算出された販売価格を含む情報を生成する。ラベル発行機構9は、ラベル情報生成部37によって生成された情報に基づいてラベルに情報を印字し、印字されたラベルを客に発行する(ステップS9)。その後、客は、ラベル発行機構9で印字されたラベルを容器51に貼付し、当該容器51をレジ端末103に持参する。
一方、ステップS6において蓋51bが有ると判定されなかった場合(すなわち、ステップS56の判別結果が特定部35に出力された場合)、報知部34は、タッチパネル4やスピーカ11等を介して、容器51の本体51aに蓋51bを取り付けてから被計量物50を再計量する必要がある旨を客に報知する(ステップS10)。続いて、制御部30は、蓋51bが有ると判別されるまで、ステップS1〜S6及びS10の処理を繰り返し実行する。これにより、客が容器51の本体51aに蓋51bを取り付けるまで商品価格の算出処理(ステップS8)を停止することができる。
(4)特徴及び作用・効果
以上のように構成された計量装置1では、被計量物50の販売情報を少なくとも容器51の蓋51bの色に基づいて特定する。このように、販売情報の特定に際して蓋51bの色に基づくことで、容器51のサイズが近いことに起因して被計量物50の販売情報を誤特定しまうことを抑制できる。従って、サイズが互いに近い複数の容器51が計量に用いられる場合であっても、被計量物50の販売情報を精度良く特定することができる。このため、近い容器サイズの複数の容器51を計量に用いることができる。その結果、使用可能な容器サイズを増やすことができる。
蓋判別部33は、対象領域Cにおける画素の色合いに基づいて、容器51の蓋51bの有無を判別するとともに、蓋51bが有ると判別した場合に蓋51bの色を判別する。対象領域Cにおける画素の色合いは、蓋51bの有無及び蓋51bの色に応じて異なる特徴を有する場合がある。従って、当該画素の色合いに基づくことで、蓋51bの有無及び蓋51bの色を精度良く判別することが可能となる。
蓋判別部33は、対象領域Cにおける画素の明るさに基づいて、蓋51bの有無を判別する。対象領域Cにおける画素の明るさは蓋51bの色によって異なるため、例えば当該画素における輝度の平均値等に基づいて蓋51bの有無を判別できる。特に容器51の蓋51bが透明であると、対象領域Cにおける画素は、蓋51bで反射された光によって明るい傾向を有する場合がある。従って、当該画素の明るさ(例えば輝度等。より具体的には輝度の平均、輝度ピーク等)に基づくことで、蓋51bの有無を精度良く判別することが可能となる。
蓋判別部33は、対象領域Cにおける画素の色彩の分散に基づいて、有色の蓋51bの有無を判別することができる。容器51の蓋51bが有色であると、対象領域Cにおける画素は、その色彩の分散が比較的小さい傾向を有する場合がある。従って、当該画素の色彩の分散に基づくことで、有色の蓋51bの有無を精度良く判別することが可能となる。
蓋判別部33は、対象領域Cにおける画素の色彩の分布に基づいて、有色の蓋51bの色を判別することができる。有色の蓋51bが存在すると、対象領域Cにおける画素は、その色彩の分布が蓋51bの色に応じた傾向を有する場合がある。従って、当該画素の色彩の分布に基づくことで、有色の蓋51bの色を精度良く判別することが可能となる。
被計量物50の販売情報は、被計量物50の容器重量及び販売形態の少なくともいずれかを含んでいる(本実施形態では一例として両方含む)。この構成によれば、蓋判別部33による判別結果に基づいて、被計量物50の容器重量(いわゆる風袋重量)及び販売形態の少なくともいずれかを、被計量物50の販売情報として特定することができる。
販売形態は、定額販売及び計量販売を含んでいる。この構成によれば、蓋判別部33による判別結果に基づいて、定額販売及び計量販売のいずれかを、被計量物50の販売形態として特定することができる。その結果、例えば用いられる容器51の蓋51bの色を定額販売と計量販売とで異ならせることで、定額販売と計量販売との間で販売形態を切り替えることが可能となる。
計量装置1は、被計量物領域Aの大きさに基づいて容器51のサイズを判別する容器サイズ判別部32を備え、特定部35は、蓋判別部33により判別した蓋51bの色と容器サイズ判別部32により判別した容器51のサイズとに基づいて、販売情報を特定する。この構成によれば、容器51の蓋51bの色に加えて容器51のサイズにも基づいて販売情報を特定することができ、被計量物50の販売情報を一層精度良く特定することが可能となる。
計量装置1は、被計量物50に光を照射する照明装置10を備える。この構成によれば、被計量物50に照射した光によって、カメラ7により撮像される画像の色合いを明瞭にし、蓋51bの有無や蓋51bの色の判別精度を向上させることができる。
(5)変形例
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態の計量装置1において、特定部35は、容器サイズ判別部32により判別した容器サイズと蓋判別部33により判別した蓋51bの色とを取得した後に、一意の販売情報を特定したが、販売情報の絞込み(販売情報テーブルTにおいて該当するレコード情報Rの絞込み)を段階的に実行してもよい。例えば、特定部35は、蓋判別部33により判別した蓋51bの色に基づいて販売情報の絞込みを実行し、販売情報が一意に特定された場合には容器サイズによる販売情報の絞込みを実行する必要はない。すなわち、特定部35は、容器サイズ及び蓋51bの色に基づく販売情報の絞込みを任意の順序で段階的に実行し、販売情報を一意に特定できた時点で販売情報の絞込みを完了すればよい。
上記実施形態では、蓋判別部33により蓋51bが無いと判別された場合、報知部34によって客に蓋51bを取り付けるように報知せずに又は報知するのに併せて、価格算出処理に移行してもよい。具体的には、販売情報テーブルTに記憶されている各レコード情報Rの販売情報に対して蓋51bが無い状態の容器重量(すなわち本体51aのみの重量)の情報を更に関連付ける。そして、蓋判別部33により蓋51bが無いと判別された場合には、価格算出処理において、計量機構5による計量値から蓋51bが無い状態の容器重量を差し引いた重量を商品重量として算出してもよい。これにより、蓋51bが無い場合の計量の再実行を省略でき、客の商品購入処理をスムーズに進めることが可能になる。
上記実施形態では、対象領域Cにおける画素の明るさ及び色彩の少なくともいずれかから、販売情報を特定してもよい。つまり、対象領域Cにおける画素の明るさ及び色彩等の色に関する情報から、青や赤等の特定の色の種類まで判別せずに、販売情報を特定してもよい。例えばこの場合、対象領域Cにおける画素に基づき当該画素の明るさ及び色彩の少なくともいずれかを蓋51bの色として判別する。そして、画素の明るさ及び色彩の少なくともいずれかが販売情報に関連付けられた販売情報テーブルTを用い、当該判別結果から販売情報を特定してもよい。
上記実施形態では、販売形態として、商品1個あたり又は複数個あたりの単価に基づく販売形態である「定額商品販売」を含んでもよい。特定部35によって販売形態が定額商品販売であると特定された場合には、価格算出部36は、例えば以下のようにして販売価格を算出することができる。価格算出部36は、計量機構5によって計量された計量値から販売情報に関連付けられた容器重量を差し引いた重量を商品重量として算出する。続いて、価格算出部36は、容器51に入れられた商品Xの個数を推定する。価格算出部36における商品Xの個数の推定は、カメラ7によって撮像された画像データに基づいて個数を推定してもよいし、計量機構5によって計量された質量に基づいて個数を推定してもよい。価格算出部36は、商品1個あたりの単価に推定された商品Xの個数を乗じることで販売価格を算出することができる。
1…計量装置、2…本体部、3…計量皿、4…タッチパネル、5…計量機構、7…カメラ(撮像部)、8…人感センサ、9…ラベル発行機構、10…照明装置(照明部)、30…制御部、31…抽出部、32…容器サイズ判別部、33…蓋判別部、34…報知部、35…特定部、36…価格算出部、37…ラベル情報生成部、41…販売情報記憶部、50…被計量物、51…容器、51b…蓋、100…店舗、A…被計量物領域、C…対象領域(被計量物領域の少なくとも一部の領域)、G…画像、T…販売情報テーブル、X…商品。

Claims (9)

  1. 蓋付きの容器及び商品を含む被計量物を計量する計量装置であって、
    前記被計量物を撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像した画像から前記被計量物に対応する画像領域である被計量物領域を抽出する抽出部と、
    前記被計量物領域の少なくとも一部の領域における画素に基づいて、前記容器の前記蓋の有無を判別するとともに、前記蓋が有ると判別した場合に前記蓋の色を判別する蓋判別部と、
    前記蓋判別部により判別した前記蓋の色に少なくとも基づいて、前記被計量物の販売情報を特定する特定部と、を備える、計量装置。
  2. 前記蓋判別部は、前記被計量物領域の少なくとも一部の領域における画素の色合いに基づいて、前記蓋の有無を判別するとともに、前記蓋が有ると判別した場合に前記蓋の色を判別する、請求項1記載の計量装置。
  3. 前記蓋判別部は、前記被計量物領域の少なくとも一部の領域における画素の明るさに基づいて、前記蓋の有無を判別する、請求項1又は2記載の計量装置。
  4. 前記蓋判別部は、前記被計量物領域の少なくとも一部の領域における画素の色彩の分散に基づいて、有色の前記蓋の有無を判別する、請求項1〜3のいずれか一項記載の計量装置。
  5. 前記蓋判別部は、前記被計量物領域の少なくとも一部の領域における画素の色彩の分布に基づいて、有色の前記蓋の色を判別する、請求項1〜4のいずれか一項記載の計量装置。
  6. 前記被計量物の販売情報は、前記被計量物の容器重量及び販売形態の少なくともいずれかを含む、請求項1〜5のいずれか一項記載の計量装置。
  7. 前記販売形態は、定額販売及び計量販売を含む、請求項6記載の計量装置。
  8. 前記被計量物領域の大きさに基づいて前記容器のサイズを判別する容器サイズ判別部を更に備え、
    前記特定部は、前記蓋判別部により判別した前記蓋の色と前記容器サイズ判別部により判別した前記容器のサイズとに基づいて、前記販売情報を特定する、請求項1〜7のいずれか一項記載の計量装置。
  9. 前記被計量物に光を照射する照明部を更に備える、請求項1〜8のいずれか一項記載の計量装置。
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