JP6279943B2 - 計量装置 - Google Patents

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Description

本発明は、客が計量を行う計量装置に関する。
スーパーマーケット等の店舗の食料品売り場においては、量り売りされる商品の計量が、店員ではなく、客自身に任される場合がある。そのような商品の計量に用いられるセルフ式の計量装置として、容器及び商品を含む被計量物が載置される計量皿と、被計量物を計量する計量部と、商品が入れられた容器を特定する特定部と、特定された容器の質量値を被計量物の質量値から減じて商品の質量値を算出する算出部と、算出された商品の質量値に基づく商品の価格が表示されたラベルを発行するラベル発行部と、を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−108817号公報
上述したようなセルフ式の計量装置においては、不慣れな客によって商品が計量皿にこぼされて、そのままの状態で放置される場合がある。そのような状態で計量部のゼロ点補正が行われ、その後、店員によって計量皿の清掃が行われると、次回のゼロ点補正が行われるまで被計量物の質量値に誤差が生じることになる。また、客が商品の計量を始めようとしているタイミングでは、客の手ないし容器が計量皿に触れている場合がある。そのような状態で計量部のゼロ点補正が行われても、次回のゼロ点補正が行われるまで被計量物の質量値に誤差が生じることになる。
そこで、本発明は、被計量物の計量を正確な状態で維持することができる計量装置を提供することを目的とする。
本発明の計量装置は、客が計量を行う計量装置であって、容器及び商品を含む被計量物が載置される計量皿と、計量皿に載置された被計量物を計量する計量部と、計量皿を含む撮像領域の画像を撮る撮像部と、計量部のゼロ点補正を行うゼロ点補正部と、を備え、ゼロ点補正部は、撮像領域の画像に基づいて撮像領域に物体が存在すると判断された場合に、ゼロ点補正を行わない。
本発明の計量装置では、計量皿を含む撮像領域に物体が存在する場合に、計量部のゼロ点補正が行われない。そのため、例えば、商品が計量皿にこぼされている状態や、客の手ないし容器が計量皿に触れている状態で、計量部のゼロ点補正が行われることが防止される。これにより、計量部のゼロ点補正は、計量皿が空の適切な状態で行われることになる。しかも、計量皿を含む撮像領域に物体が存在するか否かの判断の実施に、計量皿に載置された被計量物を識別するための撮像部が利用されるので、装置の複雑化も抑制される。よって、本発明の計量装置によれば、被計量物の計量を正確な状態で維持することが可能となる。
本発明の計量装置では、物体には、被計量物が含まれてもよい。これによれば、例えば、商品が計量皿にこぼされている状態や、容器が計量皿に触れている状態で、計量部のゼロ点補正が行われることを確実に防止することができる。
本発明の計量装置では、物体には、被計量物以外の物が含まれてもよい。これによれば、例えば、トング、トレー、調味料の小袋等、被計量物以外の何らかの物が計量皿に載置等されている状態で、計量部のゼロ点補正が行われることを確実に防止することができる。
本発明の計量装置では、物体には、人体の少なくとも一部分が含まれてもよい。これによれば、客の手が計量皿に触れている状態で、計量部のゼロ点補正が行われることを確実に防止することができる。
本発明の計量装置は、撮像領域の画像に基づいて撮像領域に物体が存在すると判断された場合に、物体の存在を報知する報知部を更に備えてもよい。これによれば、ゼロ点補正を行うのに不適切な状態(例えば、商品が計量皿にこぼされている状態や、客の手ないし容器が計量皿に触れている状態等)の早期解消が可能となる。
本発明の計量装置では、報知部は、撮像領域における物体の存在領域が強調された報知画像を表示してもよい。これによれば、ゼロ点補正を行うのに不適切な状態(例えば、商品が計量皿にこぼされている状態や、客の手ないし容器が計量皿に触れている状態)の確実な解消が可能となる。
本発明によれば、被計量物の計量を正確な状態で維持することができる計量装置を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態の計量装置を含むネットワークの構成図である。 本発明の一実施形態の計量装置の斜視図である。 本発明の一実施形態の計量装置のブロック図である。 撮像領域の画像の一例を示す図である。 ゼロ点補正時における制御部の処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(1)全体構成
図1に示される計量装置1は、スーパーマーケット等の店舗100の食料品売り場において、客自身による惣菜等の商品の計量に用いられるセルフ式の計量装置である。計量装置1は、客が所望の商品を所望の容器に入れて計量を行った際に、商品の質量値に基づく商品の価格が表示されたラベルを発行する。客は、発行されたラベルを容器に貼って、所望のレジ端末103に持参する。以下、商品が容器に入れられたものを「被計量物」という。
計量装置1は、図1に示されるように、店舗100に構築されたネットワーク101を介して店舗サーバ102及び複数のレジ端末103のそれぞれと通信可能となっている。店舗サーバ102は、商品に関する各種情報を記憶している。各レジ端末103は、客に請求する金額の算出、及び客の支払いに対する釣銭の算出等を行う。店舗サーバ102には、各レジ端末103に入力された商品に関する情報(具体的には、商品の価格、商品番号等)がネットワーク101を介して送られ、当該情報が蓄積される。
図2に示されるように、計量装置1は、本体部2、計量皿3及びタッチパネル(報知部)4を備えている。本体部2には、計量機構(計量部)5が設けられている。計量皿3は、本体部2から上側に突出する計量機構5の皿装着部5aに対して着脱自在に装着されている。タッチパネル4は、本体部2の背面から上側に延在する2本の支柱6によって支持されている。タッチパネル4は、主として客が見たり操作したりするために用いられるが、各種設定等を行う場合には店員が見たり操作したりするために用いられる。
(2)各部構成
図2及び図3に示されるように、計量装置1は、計量皿3、タッチパネル4、計量機構5、カメラ(撮像部)7、人感センサ8、ラベル発行機構9、スピーカ(報知部)11、店舗側無線部12、通信部13、HDD20及び制御部30を備えている。これらの構成要素のうち、計量機構5、ラベル発行機構9、店舗側無線部12、通信部13、HDD20及び制御部30は、本体部2内に収容されている。
(2−1)計量皿
計量皿3には、容器及び商品を含む被計量物が載置される。計量皿3は、例えば金属からなり、その表面には、容器を識別し易い色が施されている。例えば、容器が白色である場合には、計量皿3の表面は黒色であることが好ましい。
(2−2)計量機構
計量機構5は、計量皿3に載置された被計量物を計量する。計量機構5は、被計量物の質量値を制御部30に送信する。
(2−3)カメラ
カメラ7は、タッチパネル4の下側において2本の支柱6に掛け渡された支持部材6aに取り付けられており、計量皿3を含む撮像領域の画像を上側から撮る。カメラ7は、撮像領域の画像を制御部30に送信する。
(2−4)人感センサ
人感センサ8は、カメラ7の左側及び右側に位置するように支持部材6aに取り付けられており、計量皿3周囲における人の存在を検知する。人感センサ8は、例えば赤外線センサ又は超音波による距離センサ等であり、計量装置1の正面側の空間における人の存在を検知する。人感センサ8は、計量皿3周囲における人の存在を検知した際に、その旨を示す信号を制御部30に送信する。
(2−5)ラベル発行機構
ラベル発行機構9は、商品の質量値に基づく商品の価格が表示されたラベルを客に発行する。ラベル発行機構9は、ラベルカセット及び複数のセンサ等によって構成されており、ラベルカセットから繰り出される白紙に、商品の質量値に基づく商品の価格等を印字して、印字された白紙をラベルとして発行する。ラベル用の白紙としては、裏面のみに粘着性を有するものが用いられる。
(2−6)タッチパネル
タッチパネル4は、客向けの様々な情報を含む画像を表示する。例えば、タッチパネル4は、客の接近によって人感センサ8が人の存在を検知した際に、購入手順の案内用の画像の表示を開始する。具体的には、タッチパネル4は、被計量物を計量皿3に載置することを客に促す画像、上述したラベルを発行するために、タッチパネル4に表示された発行ボタンを押下することを客に促す画像、及び発行したラベルを容器に貼り付けることを客に促す画像等を表示する。
(2−7)スピーカ
スピーカ11は、支持部材6aに内蔵されており、客向けの様々な情報を含む音声を出力する。例えば、スピーカ11は、客の接近によって人感センサ8が人の存在を検知した際に、タッチパネル4による画像の表示に連動した音声を出力する。
(2−8)店舗側無線部
店舗側無線部12は、店員が所持する携帯端末と無線通信を行う。例えば、店舗側無線部12は、人感センサ8が客の存在を所定時間以上継続して検知した際に、その旨を示す信号を店員の携帯端末に送信する。これにより、店員は、計量装置1の操作に困惑しているような客に対し、迅速にサービスを提供することができる。なお、店舗側無線部12は、ラベル発行機構9における白紙ロールの残量が所定量以下となった場合、及び未使用の容器の数が所定数以下となった場合等に、その旨を示す信号を店員の携帯端末に送信してもよい。
(2−9)通信部
通信部13は、店舗サーバ102及び複数のレジ端末103のそれぞれと通信を行う。例えば、通信部13は、ラベル発行機構9が発行したラベルに関する情報を店舗サーバ102及び複数のレジ端末103のそれぞれに送信する。ラベルに関する情報としては、ラベルに記載された商品の価格の他、ラベルを発行した時間等が挙げられる。
(2−10)HDD
HDD20には、容器情報テーブル21その他の各種情報が格納されている。容器情報テーブル21においては、容器の種類と容器の質量値とが対応付けられている。
(2−11)制御部
制御部30は、CPU、RAM及びROMによって構成されたマイクロコンピュータであって、計量装置1を構成する各部と接続されている。ROMには、計量装置1を制御するための制御プログラムが格納されている。CPUは、ROMに格納された制御プログラムに基づいて、計量装置1を制御する。RAMは、CPUがROMに格納された制御プログラムを実行する際のワークメモリとして機能する。
制御部30は、容器特定部31、質量値算出部32、ラベル情報生成部33、物体有無判断部34、ゼロ点補正部35及び報知制御部36として機能する。
(2−11−1)容器特定部及び質量値算出部
容器特定部31は、カメラ7から送信された撮像領域の画像に基づいて、容器の種類を特定する。質量値算出部32は、容器特定部31によって特定された種類の容器の質量値を容器情報テーブル21から取得し、計量機構5から送信された被計量物の質量値から容器の質量値を減じて、商品の質量値を算出する。
(2−11−2)ラベル情報生成部
ラベル情報生成部33は、ラベル発行機構9によって発行されるラベルに表示すべき情報を生成する。当該情報としては、商品の消費期限、商品の単価、質量値算出部32によって算出された商品の質量値、及び商品の質量値に基づく商品の価格等が挙げられる。なお、ラベル情報生成部33は、タッチパネル4を介して客に入力された商品の種類に基づいて、商品の消費期限及び単価等を決定する。
(2−11−3)物体有無判断部
物体有無判断部34は、カメラ7から送信された撮像領域の画像に基づいて撮像領域に物体が存在するか否かを判断する。物体には、被計量物、被計量物以外の物(トング、トレー、調味料の小袋等)及び人体の少なくとも一部分(手、足等)が含まれる。例えば、図4に示されるように、計量皿3を含む撮像領域の画像Iに、計量装置1の各部以外の物体S(ここでは、手、足)が写り込んでいる場合には、物体有無判断部34は、撮像領域に物体が存在すると判断する。
(2−11−4)ゼロ点補正部
ゼロ点補正部35は、所定タイミングで、計量機構5のゼロ点補正を行う。ただし、ゼロ点補正部35は、物体有無判断部34によって撮像領域に物体が存在すると判断された場合には、ゼロ点補正を行わない。なお、ゼロ点補正とは、計量器(本実施形態では、計量機構5)の傾き、周囲の風や温度の変化、計量皿3の汚れ等の要因により、無荷重の状態で計量値が「0」以外になることがあり、正確な計量を維持するため、それを「0」に補正することである。
(2−11−5)報知制御部
報知制御部36は、タッチパネル4、スピーカ11及び店舗側無線部12を介して報知すべき情報の生成、タッチパネル4に対する画像表示制御、スピーカ11に対する音声出力制御、並びに店舗側無線部12に対する信号送信制御等を行う。報知制御部36は、物体有無判断部34によって撮像領域に物体が存在すると判断された場合に、タッチパネル4、スピーカ11及び店舗側無線部12の少なくとも1つに、物体の存在を報知させる。特に、報知制御部36は、タッチパネル4に、撮像領域における物体の存在領域が強調された報知画像(例えば、物体の存在領域が赤枠で囲まれた画像等)を表示させる。
(3)ゼロ点補正時における制御部の処理手順
ゼロ点補正時における制御部30の処理手順について、図5を参照して説明する。制御部30は、処理を開始させると、人感センサ8から送信された信号に基づいて、計量皿3周囲に人が存在するか否かを判断する(ステップS01)。ステップS01の判断処理の結果、人が存在した場合には、制御部30は、計量機構5のゼロ点補正を行わず(ステップS02)、ステップS01の判断処理に戻る。一方、ステップS01の判断処理の結果、人が存在しなかった場合には、制御部30は、計量機構5の計量値が0であるか否かを判断する(ステップS03)。
ステップS03の判断処理の結果、計量機構5の計量値が0であった場合には、制御部30は、計量皿3を含む撮像領域の画像をカメラ7に撮らせる(ステップS04)。続いて、制御部30は、カメラ7から送信された画像に基づいて、異常の発生が有るか否かを判断する(ステップS05)。ステップS05の判断処理の結果、異常の発生(例えば、商品の一部が計量皿3に付着している等)が有った場合には、制御部30は、計量皿3を確認する旨をタッチパネル4、スピーカ11及び店舗側無線部12の少なくとも1つに報知させて(ステップS06)、処理を終了させる。一方、ステップS05の判断処理の結果、異常の発生が無かった場合には、制御部30は、そのまま、処理を終了させる。
ステップS03の判断処理の結果、計量機構5の計量値が0でなかった場合には、制御部30は、計量皿3を含む撮像領域の画像をカメラ7に撮らせる(ステップS07)。続いて、制御部30は、カメラ7から送信された画像に基づいて、撮像領域に物体が存在するか否かを判断する(ステップS08)。ステップS08の判断処理の結果、撮像領域に物体が存在した場合には、制御部30は、計量皿3を確認する旨をタッチパネル4、スピーカ11及び店舗側無線部12の少なくとも1つに報知させて(ステップS08)、処理を終了させる。一方、ステップS08の判断処理の結果、撮像領域に物体が存在しなかった場合には、制御部30は、計量機構5のゼロ点補正を行って(ステップS10)、処理を終了させる。
なお、ステップS05の判断処理では、制御部30は、カメラ7から送信された画像を、予め取得した基準画像と比較することにより、異常の発生が有るか否かを判断する。同様に、ステップS08の判断処理では、制御部30は、カメラ7から送信された画像を、予め取得した基準画像と比較することにより、撮像領域に物体が存在するか否かを判断する。また、ステップS06,S09の報知処理では、タッチパネル4及びスピーカ11のそれぞれは、客及び店員の少なくとも一方に対して報知を行い、店舗側無線部12は、店員の携帯端末に対して報知を行う。
(4)特徴及び作用・効果
以上、説明したように、計量装置1では、計量皿3を含む撮像領域に物体が存在する場合に、計量機構5のゼロ点補正が行われない。そのため、例えば、商品が計量皿3にこぼされている状態や、客の手ないし容器が計量皿3に触れている状態で、計量機構5のゼロ点補正が行われることが防止される。これにより、計量機構5のゼロ点補正は、計量皿3が空の適切な状態で行われることになる。しかも、計量皿3を含む撮像領域に物体が存在するか否かの判断の実施に、計量皿3に載置された被計量物を識別するためのカメラ7が利用されるので、装置の複雑化も抑制される。よって、計量装置1によれば、被計量物の計量を正確な状態で維持することが可能となる。
また、計量装置1では、計量皿3を含む撮像領域に、物体として被計量物が存在する場合に、計量機構5のゼロ点補正が行われない。これにより、例えば、商品が計量皿3にこぼされている状態や、容器が計量皿3に触れている状態で、計量機構5のゼロ点補正が行われることを確実に防止することができる。
また、計量装置1では、計量皿3を含む撮像領域に、物体として被計量物以外の物が存在する場合に、計量機構5のゼロ点補正が行われない。これにより、例えば、トング、トレー、調味料の小袋等、被計量物以外の何らかの物が計量皿3に載置等されている状態で、計量機構5のゼロ点補正が行われることを確実に防止することができる。
また、計量装置1では、計量皿3を含む撮像領域に、物体として人体の少なくとも一部分が存在する場合に、計量機構5のゼロ点補正が行われない。これにより、客の手が計量皿3に触れている状態で、計量機構5のゼロ点補正が行われることを確実に防止することができる。
また、計量装置1では、計量皿3を含む撮像領域に物体が存在する場合に、タッチパネル4及びスピーカ11の少なくとも一方が物体の存在を報知する。これにより、ゼロ点補正を行うのに不適切な状態(例えば、商品が計量皿3にこぼされている状態や、客の手ないし容器が計量皿3に触れている状態等)の早期解消が可能となる。
また、計量装置1では、タッチパネル4が、撮像領域における物体の存在領域が強調された報知画像を表示する。これにより、ゼロ点補正を行うのに不適切な状態(例えば、商品が計量皿3にこぼされている状態や、客の手ないし容器が計量皿3に触れている状態)の確実な解消が可能となる。
(5)変形例
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、ゼロ点補正時における制御部30の処理手順において、制御部30は、人感センサ8から送信された信号に基づいて計量皿3周囲に人が存在しなかった場合にゼロ点補正を行う処理に進んだが、計量機構5の計量値が所定時間変化していない場合、ラベル発行機構9がラベルを所定時間発行していない場合、又はカメラ7に撮られた撮像領域の画像が所定時間変化していない場合等にゼロ点補正を行う処理に進むようにしてもよい。また、計量装置1の各部には、上述した材料、形状及び構成に限らず、様々な材料、形状及び構成を適用することができる。
1…計量装置、3…計量皿、4…タッチパネル(報知部)、5…計量機構(計量部)、7…カメラ(撮像部)、11…スピーカ(報知部)、35…ゼロ点補正部。

Claims (6)

  1. 客が計量を行う計量装置であって、
    容器及び商品を含む被計量物が載置される計量皿と、
    前記計量皿に載置された前記被計量物を計量する計量部と、
    前記計量皿を含む撮像領域の画像を撮る撮像部と、
    前記計量部のゼロ点補正を行うゼロ点補正部と、を備え、
    前記ゼロ点補正部は、前記撮像領域の前記画像に基づいて前記撮像領域に物体が存在すると判断された場合に、前記ゼロ点補正を行わない、計量装置。
  2. 前記物体には、前記被計量物が含まれる、請求項1記載の計量装置。
  3. 前記物体には、前記被計量物以外の物が含まれる、請求項1又は2記載の計量装置。
  4. 前記物体には、人体の少なくとも一部分が含まれる、請求項1〜3のいずれか一項記載の計量装置。
  5. 前記撮像領域の前記画像に基づいて前記撮像領域に前記物体が存在すると判断された場合に、前記物体の存在を報知する報知部を更に備える、請求項1〜4のいずれか一項記載の計量装置。
  6. 前記報知部は、前記撮像領域における前記物体の存在領域が強調された報知画像を表示する、請求項5記載の計量装置。
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