JP6440541B2 - ガラスのアルカリ溶出防止方法 - Google Patents

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本発明はガラスからのアルカリ溶出防止方法に関する。
ガラスは安価で透明であることから光学材として精密光学機器や電子機器産業などで広く利用が進んでいる。しかし、水や水性塗料に浸漬するとガラス、特にソーダライムガラスは含有されるアルカリ金属が溶出し重量が変化するなど、環境によっては不安定であることが知られている。ガラス表面の安定化を目的として、シランカップリング剤やポリシラザンを用いたコート法や蒸着法によりシリカ膜を形成する表面改質法が汎用されている(例えば、特許文献1を参照)。しかし、ポーラスなシリカ膜では十分なアルカリ溶出防止性能が得られない。また、前者のコート法では、欠陥のないシリカ膜を得るため、膜厚をおよそ3μm以上にする必要があり、塗布と硬化を数回は繰り返せねばならず、煩雑であるだけでなく欠陥の有無を確認する必要がある。さらに、そのシリカ膜の焼成には500℃以上の加熱が必要であり、1mm以下の厚さのガラス板では反りが発生しやすい。また、後者の蒸着法では蒸着装置など大きな設備を必要とし、容易に導入することが難しい。
特開2008−273783号公報
本発明の目的は、ガラスからのアルカリ溶出防止性能を有し、かつ、大きな設備を必要としない簡便なガラスのアルカリ溶出防止方法を提供することにある。
本発明のガラスのアルカリ溶出防止方法は、ガラス表面に金属酸化物前駆体とメチルトリメトキシシランと3−(トリメトキシシリル)プロピルメタクリレートからなる有機無機ハイブリッド材料を含むプライマー層を形成するステップと、前記プライマー層の上にメタクリル系樹脂層を形成するステップとを含むことを特徴とする。
また、プライマー層を構成する金属酸化物前駆体の金属はチタン、ジルコニウム、アルミニウム の1種または2種以上から選択され、金属酸化物前駆体はそのアルコキシド、塩およびその加水分解物であり、有機無機ハイブリッド材料における3−(トリメトキシシリル)プロピルメタクリレートの含有量が25モル%以上であることを特徴とする。
また、メタクリル系樹脂層がメチルメタクリレートを主成分とすることを特徴とする。
本発明のガラスのアルカリ溶出防止方法によれば、大きな設備を必要とせず、簡便に、ソーダライムガラスなど高濃度のアルカリ金属を含有するガラスに対してもアルカリ溶出防止性能を付与することができる。
本発明は、ガラスの表面に金属酸化物前駆体と有機無機ハイブリッド材料からなるプライマー層とそれに密着するメタクリル系樹脂層を形成し、ガラス表面から水へのアルカリ成分の溶出を防止する方法である。
すなわち、本発明のガラスのアルカリ溶出防止方法は、ガラス表面にメタクリル基を含む有機無機ハイブリッド材料と金属アルコキシドからなるプライマー層を形成してガラス表面との密着性を確保し、さらに、そのプライマー層の上にメタクリル系樹脂層を形成する方法である。
このような方法によれば、簡便で、アルカリの溶出を抑えられるだけでなく、大きな設備も必要としない。
金属酸化物前駆体の金属は、チタン、ジルコニウム、アルミニウム の1種または2種以上から選択され、金属酸化物前駆体はそのアルコキシド、塩およびその加水分解物であり、特にチタンアルコキシドまたはその加水分解縮合体であるとガラスとの反応性、接着性、耐水性が向上するため好ましい。
有機無機ハイブリッド材料は、メチルトリメトキシシランと3−(トリメトキシシリル)プロピルメタクリレートからなる加水分解縮合体であり、3−(トリメトキシシリル)プロピルメタクリレートの含有率が25モル%以上であるとメタクリル系樹脂層との接着強度が向上する傾向にあり好ましい。
プライマー層を形成する金属酸化物前駆体と有機無機ハイブリッド材料は、親水性有機溶剤に溶解させられる。親水性有機溶剤は、メタノール、エタノール、2−プロパノール等のアルコール類、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールn−プロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル等のグリコールエーテル類、アセトン、テトラヒドロフラン、メチルエチルケトン等、水と任意の割合で混合できるものを指し、プライマー組成物の表面張力を下げ、ガラスに対する濡れ性を向上し、ガラス表面にプライマー層が均一に形成されるのを推進する。プライマー組成物を調製するに当たり、金属酸化物前駆体と有機無機ハイブリッド材料の重量の比率は、1:3から3:1であることがガラス及びメタクリル系樹脂層との接着性の観点から好ましい。
親水性有機溶剤は金属酸化物前駆体と有機無機ハイブリッド材料の合計100重量部に対して1〜2000重量部使用する。1重量部未満ではプライマー組成物の表面張力を十分に下げることができず、ガラスへの濡れ性が悪くなり接着力が低下する場合がある。2000重量部を超えて使用する場合にはプライマー組成物塗布時に排出溶剤量が多くなり、作業環境上好ましくない。また、プライマー組成物を乾燥、硬化した後にも溶剤が残りやすく接着強度が低下する場合がある。
また、さらに、本発明においてはプライマー組成物の硬化を促進するためにアルミニウム系触媒やスズ系触媒を用いることができる。アルミニウム系触媒としては、例えば、アルミニウムトリスアセチルアセトネート、アルミニウムビスエチルアセトアセテート・モノアセチルアセトネート、エチルアセトアセテートアルミニウムジイソプロピレート、アルミニウムイソプロピレートビス(オレイルアセトアセテート)等が挙げられる。スズ触媒としては、例えば、ジブチルスズジアセテート、ビス(アセトキシジブチルスズ)オキサイド、ビス(ラウロキシジブチルスズ)オキサイド、ジブチルスズビスアセチルアセトナート、ジブチルスズビスマレイン酸モノブチルエステル、ジオクチルビスマレイン酸モノブチルエステル等が挙げられる。
上記触媒の使用量としては、上記プライマー組成物の金属酸化物前駆体と有機無機ハイブリッド材料の合計の重量に対して、10ppm〜10重量%であることが好ましい。より好ましい上限値は5重量%である。
メタクリル系樹脂層を形成する成分は、メチルメタクリレートが主成分で90重量%以上であるとプライマー層との接着強度が高くなる傾向にあり好ましい。また、耐水性の観点から多官能性メタクリレートなどの架橋剤を含有させることも好ましい。その含有量は0.1重量%以上5重量%以下であることがメタクリル系樹脂層の機械的強度の点で好ましい。
メタクリル系樹脂層を形成する成分は、各種の有機溶剤に溶解させことができる。有機溶剤としては、メタノール、エタノール、2−プロパノール等のアルコール類、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールn−プロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル等のグリコールエーテル類、アセトン、テトラヒドロフラン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素などが挙げられる。特に2−プロパノール、メチルエチルケトン、酢酸ブチルなどが好ましく、メタクリル系樹脂組成物のガラス表面に形成したプライマー層表面に対する濡れ性を向上し、メタクリル系樹脂層が均一に形成されるのを推進する。
メタクリル系樹脂層組成物を調製するに当たり、メタクリル系樹脂層固形物が0.1重量%から40重量%になるように有機溶剤を使用することがメタクリル系樹脂層を均一に形成できる点で好ましい。
メタクリル系樹脂成分溶液には紫外線重合開始剤を添加し、紫外線を照射することにより硬化させる紫外線照射硬化法により硬化させることができ、メタクリル系樹脂層を均一に形成する観点から加熱ラジカル重合硬化法よりも好ましい。その添加量はメタクリル系樹脂層固形成分合計に対して0.1重量%以上5重量%以下であることがメタクリル系樹脂層の機械的強度の点で好ましい。紫外線重合開始剤としては、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンや2,2‐ジメトキシ‐1,2‐ジフェニルエタン‐1‐オンなどの市販の化合物を用いることができる。硬化は、塗布後、乾燥し、紫外光を照射して行うことができる。
実施例
以下、実施例によって本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれら実施例によって限定されるものではない。なお、特に明記しない限り、実施例における重量部および重量%は質量基準である。
プライマー組成物の調製を以下に示す。
プライマーAとしては、3−(トリメトキシシリル)プロピルメタクリレート49.67重量部を2−プロパノール60重量部に溶解した。ここに、0.1mol/L塩酸10.80重量部を添加して、40℃で1時間攪拌し、さらに75℃で1時間攪拌を行った後、濃縮して3−(トリメトキシシリル)プロピルトリメタクリレートの加水分解縮合体を得た。
この加水分解縮合体1重量部とテトラブトキシチタン1重量部を混合し、2−プロパノール18重量部と8重量部、それぞれに溶解させ、さらにジブチルスズジアセテート0.03重量部を加えて濃度の異なる10重量%と20重量%のプライマー溶液を調製した。これらをプライマーAとする。
プライマーBとしては、メチルトリメトキシシラン20.43重量部と3−(トリメトキシシリル)プロピルメタクリレート12.42重量部を2−プロパノール60重量部に溶解した。ここに、0.1mol/L塩酸10.80重量部を添加して、40℃で45分間攪拌し、さらに70℃で45分間攪拌を行った後、濃縮してメチルトリメトキシシランと3−(トリメトキシシリル)プロピルメタクリレート(モル比3:1)からなる加水分解縮合体を得た。
この加水分解縮合体1重量部とテトラブトキシチタン1重量部を混合し、2−プロパノール18重量部と8重量部、それぞれに溶解させ、さらにジブチルスズジアセテート0.03重量部を加えて濃度の異なる10重量%と20重量%のプライマー溶液を調製した。これらをプライマーBとする。
プライマーCとしては、メチルトリメトキシシラン24.52重量部と3−(トリメトキシシリル)プロピルメタクリレート4.91重量部を2−プロパノール60重量部に溶解した。ここに、0.1mol/L塩酸10.80重量部を添加して、40℃で45分間攪拌し、さらに70℃で45分間攪拌を行った後、濃縮してメチルトリメトキシシランと3−(トリメトキシシリル)プロピルメタクリレート(モル比9:1)からなる加水分解縮合体を得た。
この加水分解縮合体1重量部とテトラブトキシチタン1重量部を混合し、2−プロパノール18重量部と8重量部、それぞれに溶解させ、さらにジブチルスズジアセテート0.03重量部を加えて濃度の異なる10重量%と20重量%のプライマー溶液を調製した。これらをプライマーCとする。
プライマー層の形成を以下に示す。
濃硫酸と過酸化水素水から調製した溶液で洗浄したソーダライムガラス板材にプライマー組成物を浸漬法により塗布した。30分間風乾後、200℃で1時間加熱硬化を行い、プライマー層を形成した。
メタクリル系樹脂組成物の調製を以下に示す。
メチルメタクリレート99重量部とエチレングリコールジメタクリレート1重量部を2−プロパノール900重量部と400重量部にそれぞれ溶解させ、2,2‐ジメトキシ‐1,2‐ジフェニルエタン‐1‐オン3重量部を加え、濃度の異なる10重量%と20重量%のメタクリル系樹脂溶液を調製した。これらをメタクリル系樹脂組成物とした。
メタクリル系樹脂層の形成を以下に示す。
上記プライマー層を形成したソーダライムガラスにメタクリル系樹脂組成物を浸漬法により塗布した。30分間風乾し、80℃で1分間加熱乾燥後、紫外光を照射し硬化させ、メタクリル系樹脂層を形成した。これを試験片とした。
プライマー層及びメタクリル系樹脂層の厚さ測定を以下に示す。
コート直後に予め層を剥離させて硬化し、各基材との段差を触針式表面粗さ計を用いて測定した。
実施例1
10重量%プライマーAにスライドガラスを浸漬し、引上げ速度5mm/secで塗布し、風乾後、加熱硬化させ、プライマーA層(厚さ0.2μm)を形成した。次いで、10重量%メタクリル系樹脂組成物にプライマーA層を形成したスライドガラスを浸漬し、引上げ速度5mm/secで塗布し、風乾し、加熱乾燥後、紫外光を照射、硬化させ、メタクリル系樹脂層(厚さ0.2μm)を形成し、試験片とした。
実施例2
プライマーAの濃度を20重量%に、メタクリル系樹脂組成物の濃度を20重量%に変更した以外は実施例1と同様に操作し、プライマーA層厚1μmとメタクリル系樹脂層厚1μmの試験片を作製した。
実施例3〜4
表1に示す厚さのプライマーB層及びメタクリル系樹脂層を実施例1,2と同様の操作により形成し、試験片とした。
比較例1〜2
表1に示す厚さのプライマーC層及びメタクリル系樹脂層を実施例1,2と同様の操作により形成し、試験片とした。
比較例3〜4
表1に示すようにプライマー層を形成せず、直接ガラス表面にメタクリル樹脂系層を形成し、試験片とした。
比較例5
表1に示すようにスライドガラスをそのまま試験片とした。
以上の試験片を使用し、試験を行った。試験項目、試験方法、結果の評価方法を次に示す。また、試験結果を表1に示す。
耐熱水性試験:試験片を95℃の純水に1時間浸漬させ、メタクリル系樹脂層の剥離が生じない場合を良好とし、剥離が発生する場合を不良とする。
アルカリ溶出試験:試験片を95℃の純水20mlに1時間浸漬させた。その溶出液10mlを分取し、塩酸を加え11mlとし、測定液とした。得られた測定液をICP発光分析し、ナトリウムの溶出量を定量した。
Figure 0006440541
本発明の実施例1〜4のプライマーAとBを用いてプライマー層(厚さ0.2または1μm)を形成し、その表面にメタクリル系樹脂層(厚さ0.2または1μm)を形成した場合、95℃熱水浸漬試験でも剥離は全く見られず、アルカリ溶出試験でもナトリウムの定量値は0.005μg/cm以下であった。
一方、比較例1〜2のプライマーCを用い、実施例と同様に試験片試料を作製した場合、95℃熱水浸漬試験で剥離が部分的に見られた。また、アルカリ溶出試験でのナトリウムの定量値は、0.06〜0.1μg/cmであった。
また、比較例3〜4で、プライマーA、B、Cを用いず、プライマー層を形成させることなくガラス表面に直接メタクリル系樹脂層を形成した場合、95℃熱水浸漬試験では完全に剥離し、アルカリ溶出試験でも、そのナトリウムの定量値は、比較例5の未処理スライドガラス試験片とほぼ等しい値(0.2μg/cm)であった。
この結果は、ソーダライムガラス表面にプライマーAとBを用いて厚さ0.2μm以上のプライマー層を形成し、その表面にさらにメタクリル系樹脂層(厚さ0.2μm以上)を形成することによってアルカリ溶出を防止できることを示している。
以上述べたように、本実施形態に係るガラスのアルカリ溶出防止法は、ガラス表面に金属酸化物前駆体とメチルトリメトキシシランと3−(トリメトキシシリル)プロピルメタクリレートからなる有機無機ハイブリッド材料を含むプライマー層を形成するステップと、そのプライマー層の上にメタクリル系樹脂層を形成するステップとを含む。
また、金属酸化物前駆体の金属がチタン、ジルコニウム、アルミニウム の1種または2種以上から選択されるアルコキシド、塩およびその加水分解物であり、有機無機ハイブリッド材料における3−(トリメトキシシリル)プロピルメタクリレートの含有量が25モル%以上である。
また、メタクリル樹脂層がメチルメタクリレートを主成分とする。
このような方法によれば、簡便で、アルカリの溶出を抑えられるだけでなく、大きな設備も必要としない。
本発明のガラスのアルカリ溶出防止法は、ソーダライムガラスに限らず、ナトリウムなどのアルカリ金属を微量な量ではあるが含有した、その他のガラスにも適用でき、微量な量のアルカリ溶出が不良原因となっていたセンサー、特に光学センサーや半導体デバイス向けのガラス材料に適用できるものである。

Claims (2)

  1. ガラス表面に金属酸化物前駆体とメチルトリメトキシシランと3−(トリメトキシシリル)プロピルメタクリレートからなる有機無機ハイブリッド材料を含むプライマー層を形成するステップと、前記プライマー層の上にメタクリル系樹脂層を形成するステップとを含み、
    前記金属酸化物前駆体の金属がチタン、ジルコニウム、アルミニウム の1種または2種以上から選択されるアルコキシド、塩およびその加水分解物であり、前記有機無機ハイブリッド材料における3−(トリメトキシシリル)プロピルメタクリレートの含有量が25モル%以上である
    ことを特徴とするガラスのアルカリ溶出防止方法。
  2. 前記メタクリル樹脂層がメチルメタクリレートを主成分とすることを特徴とする請求項1に記載のガラスのアルカリ溶出防止方法。
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