JP6440461B2 - 切替開閉器 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1では電源の切り替えに切替開閉器を使用し、対向するよう配置した固定接点の間に可動接点を両面に設けた可動接触子を配置して、可動接触子を回動させて可動接点が接触する固定接点の切り替えを実施して電源の切り替えを行っている。また、トグル機構を備えて、切り替わりが瞬時に行われるよう構成されている。
この構成によれば、操作手段の回動支点と、この回動支点を支持する回動軸とを前後2箇所に設け、操作手段の前方への傾倒と後方への傾倒で回動支点が異なるよう構成したため、操作手段を傾倒しないオフ状態では双方の回動軸に回動支点を当接させて操作手段を安定させることができる。よって、一方へ傾倒した状態から傾倒状態を戻してオフした際に、オフ位置を通過して反対方向まで操作手段が傾倒動作するような事態を防止できる。
加えて、操作手段の動作に連動して前後動する摺動板により、接点が溶着してオフ操作或いは切替操作で離れない場合は、操作手段の傾倒動作の途中で摺動板に当接してロック状態となり傾倒動作が途中で阻止される。よって、オフ操作或いは切替操作を完了させることができないため、接点の溶着を操作ハンドルの操作で認識でき、オフ操作或いは切替操作が成されたと誤認識することがない。
この構成によれば、可動接触子と操作手段との間に伸張したコイルバネが配置されることで、操作ハンドルをオフした際の操作手段は前後に配置された一対の回動軸に押圧されるため、オフ位置において安定した状態を確保できる。
また、操作手段の動作に連動して前後動する摺動板により、接点が溶着してオフ操作或いは切替操作で離れない場合は、操作手段の傾倒動作の途中で摺動板に当接してロック状態となり傾倒動作が途中で阻止される。よって、オフ操作或いは切替操作を完了させることができないため、接点の溶着を操作ハンドルの操作で認識できるしオフ操作或いは切替操作が成されたと誤認識することがない。
図1において、1〜3は電線を接続する端子であり、1(1a〜1c)は可動接点に接続される切替元端子、2(2a〜2c)は切替先の2系統のうちの一方が接続される第1系統端子、3(3a〜3c)は2系統のうちの他方が接続される第2系統端子、5は端子ネジである。また、4aは切替操作する操作ハンドルであり、この操作ハンドル4aの切替操作により、切替元端子1に接続された回路の接続先が、第1系統端子2に接続された回路か、第2系統端子3に接続された回路に切り替えられる。
但し、可動接触子8の回動支点12は、後述するフレーム15の形状に合わせて左右が分離形成されている。また、ブレード8aの折り曲げられた基端部は、図示しない可撓導線により切替元端子1に接続されている。
左右側板15aの外側面には、操作手段4の回動支点14を支持する一対の第1回動軸16がそれぞれ突設され、左右側板15aの対向する内側には可動接触子8の回動支点12を支持する一対の第2回動軸17がそれぞれ突設されている。
但し、図1の操作ハンドル4aは、3個の支持部材4bに対して幅広の1個のハンドルとして形成されている。
尚、操作手段4の前後の回動支点14a,14b、及び可動接触子8の前後の回動支点12a,12bは、オフ状態でこの中心軸Mを中心として対称に配置される。
図4(a)に示すように、操作ハンドル4aを後方に傾倒して操作手段4を後方に回動させると、操作手段4は後方の回動支点14bを中心に回動を開始する。但し、コイルバネ20の弾性力方向が、中心軸M上のコイルバネ20の可動接触子掛止部Qに対して可動接触子8の上部の回動支点12bの成す角度Aに至るまでは、コイルバネ20の弾性力方向が回動支点12bを超えないため可動接触子8が回動することはない。
操作ハンドル4aを前方へ傾倒する際、図2で示したコイルバネ20と回動支点12bの成す角度Aが反対方向にも作用し、角度Aを超えるまで可動接触子8は回動しないが、角度Aを超えると可動接触子8が回動して可動接点7が前方の固定接点6に密着する。但し、操作手段4は前方の回動支点14aを中心に回動する。
コイルバネ20の弾性力方向が基底部材8bの前方の回動支点12aを超えるまでは可動接触子8は回動しないため、図5に示した接点接続状態(可動接点7が固定接点6に接触した状態)から操作手段4を起立する方向へ戻しても、途中までは接点の接続状態が維持される。
尚、図4(b)の状態から操作手段4を起立させた場合も同様であり、コイルバネ20の弾性力方向が回動支点方向を超えると、基底部材8bが回動を開始してオフ状態へ移行する。
また、可動接触子8と操作手段4との間に伸張したコイルバネ20が配置されることで、操作ハンドル4aをオフした際の操作手段4は前後に配置された一対の回動軸16に押圧されるため、オフ位置において安定した状態を確保できる。
図7において、21(21a,21b)は前後方向に摺動する摺動板、22(22a,22b)は摺動板21を操作手段4に連結するアームである。摺動板21は可動接触子8の前後に水平に配置され、可動接触子8を挟むように設置されている。アーム22はそれぞれの摺動板21a,21bに対して一対ずつ設けられ、摺動板21の左右に形成された連結部23に端部が連結されている。この連結部23は前後に延びた長穴として形成され、アーム22は遊びを持って連結されている。
また、アーム22の他端は操作手段4の支持部材4bに軸支され、図7に示すように側面から見た支持部材4bに対してハ字状に配置され、操作手段4の回動を受けて、摺動板21が連動して前後動するよう構成されている。
図8に示すように、前方に傾倒した操作ハンドル4aを起立した中立位置に戻そうと後方(矢印F1の方向)へ回動操作すると、回動操作を受けて前側アーム22aが後方に引っ張られて前側摺動板21aが矢印G1で示す後方へ摺動を開始する。しかし、固定接点6と可動接点7とが溶着して離れないと、可動接触子8は第1系統端子2に連結されたままであるため、後方へ摺動した2枚の摺動板21a,21bのうちの前側に配置された摺動板21aの後端部がやがて可動接触子8に当接し、それ以上の摺動が阻止される。
こうなると、連結されたアーム22aの作用で操作手段4はそれ以上回動することができず、中立位置まで戻すことが不可能となる。当然、反対側に傾倒して切替操作することもできない。
こうなると、連結されたアーム22bの作用で操作手段4はそれ以上回動することができず、中立位置に戻らない。当然、反対側に傾倒して切替操作することもできない。
Claims (2)
- 前後2箇所に固定接点が対向するよう配置されると共に、両者の間に可動接点が配置され、起立配置された操作手段が前方或いは後方へ傾倒操作されると、前記可動接点が取り付けられた可動接触子が連動して前方或いは後方に選択傾倒し、何れか一方の前記固定接点に接触することで2系統の回路の切り替えが実施される切替開閉器であって、
前記操作手段は回動支点を前後に2点有すると共に、切替開閉器ケースには前記回動支点を支持する回動軸が前後2カ所設けられ、
前記操作手段が前方に傾倒されると前側の一方の前記回動支点を中心に回動し、後方に傾倒されると他方の前記回動支点を中心に回動して傾倒する一方、
連結手段を介して前記操作手段に連結されて、前記操作手段の傾倒動作に連動して前後に摺動する一対の摺動板を有し、
当該一対の摺動板は、前記可動接触子を前後から挟むように前記ケース内に配置され、
前記可動接触子が前記固定接点に溶着して解離しない状態で、前記操作手段のオフ操作或いは切替操作が成されたら、摺動を開始した前記摺動板の端部が前記可動接触子に当接して前記操作手段のオフ或いは切替方向への傾倒が阻止されることを特徴とする切替開閉器。 - 前記操作手段は、ケース上部に突出する操作ハンドルを有すると共に下端に回動支点が形成される一方、
前記可動接触子は、前記操作手段と重なる部位に縦配置されて上端基部に回動支点を有すると共に下部先端部に可動接点を具備し、前記ケースには前記可動接触子の回動支点を支持する回動軸が設けられ、
前記操作手段の回動支点は、前記可動接触子の回動支点より下方に配置されて、前記可動接触子と前記操作手段の両者は、縦方向に伸張配置されたコイルバネにより連結されて、当該コイルバネの収縮力により前記操作手段及び前記可動接触子はそれぞれの回動軸に押圧されてトグル機構を形成して成ることを特徴とする請求項1記載の切替開閉器。
Priority Applications (1)
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JP2014088413 | 2014-04-22 | ||
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Publications (2)
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JP6440461B2 true JP6440461B2 (ja) | 2018-12-19 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014229220A Active JP6440461B2 (ja) | 2014-04-22 | 2014-11-11 | 切替開閉器 |
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Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005100856A (ja) * | 2003-09-25 | 2005-04-14 | Matsushita Electric Works Ltd | スイッチ |
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-
2014
- 2014-11-11 JP JP2014229220A patent/JP6440461B2/ja active Active
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JP2015216098A (ja) | 2015-12-03 |
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