JP6283255B2 - 切替開閉器 - Google Patents

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本発明は、2系統の回路を切り替える切替開閉器に関する。
接続先を2系統の回路の何れか一方に切り替える切替開閉器は、操作ハンドルの操作により一対の固定接点間を可動接点が移動して切り替えるよう構成されている。
例えば、特許文献1には電源を切り替える切替開閉器が記載され、対向するよう配置した固定接点の間に可動接点を両面に設けた可動接触子を配置して、可動接触子を接続したい回路方向に回動させて可動接点が接触する固定接点の切り替えを実施し、電源の切り替えを行っている。
特開2003−123597号公報
しかしながら上記従来の切替開閉器は、可動接触子を接続端子に接続するために可撓導線が使用されており、1つの可動接触子に対して2カ所のスポット溶接が必要であった。そのため、3端子を同時に切り替える3極構造の切替開閉器の場合は6カ所のスポット溶接が行われ、溶接工程は簡易な工程ではなかったし良好に溶接されているか確認する作業が更に必要であり面倒であった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、可動接触子と端子との電気的接続に対してスポット溶接を使用しない切替開閉器を提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、前後2箇所に固定接点が対向するよう配置されると共に、両者の間に可動接点が配置され、起立配置された操作手段が前方或いは後方へ傾倒操作されると、可動接点が取り付けられた可動接触子が連動して前方或いは後方に選択傾倒し、何れか一方の固定接点に接触することで2系統の回路の切り替えが実施される切替開閉器であって、可動接触子は、基部に設けた回動支点を中心に回動して先端に設けた可動接点が接触する固定接点の切り替えを実施する一方、可動接触子の周囲には、回動支点を支持する回動軸を備えた金属製のフレームが配置され、可動接触子に通電するために切替開閉器のケース上に配置された接続端子の座金が、フレームに連続形成されて成り、接続端子と可動接触子とが、フレームの回動軸を介して電気的接続が成されることを特徴とする。
この構成によれば、可動接触子に通電するための端子座金が、可動接触子を支持するフレームに一体に形成されるため、別途座金が必要無いし可動接触子と座金とを導通させる接続線が必要無くなる。よって、部材を削減できるし接続線のスポット溶接等も必要無くなり、組み立て工数も削減できる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、複数の可動接触子を備えて複数極を同時に切り替える切替開閉器であって、フレームは極毎に配置されてケース内に列設されると共に、ケースはフレーム毎に分割形成したケース部材を連結して構成され、ケース部材がフレーム間の絶縁壁を形成して成ることを特徴とする。
この構成によれば、フレームが座金と可動接触子との間の電路を構成しても、分割形成されたケースがフレーム同士を絶縁する絶縁壁の作用を奏するため、隣接する極同士を確実に絶縁でき、安定した動作を実現できる。
本発明によれば、可動接触子に通電するための端子座金が、可動接触子を支持するフレームに一体に形成されるため、別途座金が必要無いし可動接触子と座金とを導通させる接続線が必要無くなる。よって、部材を削減できるし接続線のスポット溶接等も必要無くなり、組み立て工数も削減できる。
本発明に係る切替開閉器の一例を示す外観図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図である。 図1の切替開閉器のオフ状態での内部構造を示す側面説明図である。 図2の状態における要部斜視説明図であり、(a)は斜め前方から見た図、(b)は斜め後方から見た図である。 操作手段と可動接触子とを支持するフレームの斜視図である。 フレームをケースに組み付けた側面説明図である。 図1の切替開閉器を2系統回路のうちの一方に接続した状態での内部構造を示す側面説明図である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る切替開閉器の一例を示し、(a)は斜視図、(b)は平面図であり、3線から成る2系統の回路(図示せず)を切り替える3極対応の切替開閉器を示している。
図1において、1〜3は回路の電線を接続する接続端子であり、1(1a〜1c)は可動接点に接続される切替元端子、2(2a〜2c)は切替先の2系統のうちの一方が接続される第1系統端子、3(3a〜3c)は2系統のうちの他方が接続される第2系統端子である。
また、4aは切替操作する操作ハンドル、5は端子ネジであり、操作ハンドル4aの切替操作により、切替元端子1に接続された回路の接続先が、第1系統端子2に接続された回路か、第2系統端子3に接続された回路に切り替えられる。
切替元端子1及び第1系統端子2は、切替開閉器ケース10の図示左側に配置され、第2系統端子3は図示右側に配置され、操作ハンドル4aはケース10の上部に配置されている。尚、以下図示左側を前方、右側を後方として説明する。
ケース10は、左右に4分割して形成され、左側3部材(第1ケース部材10a,第2ケース部材10b,第3ケース部材10c)がそれぞれ1つの電路を切り替える切替機構を収容し、この3部材で3線から成る回路に対する切替機構を収容している。また、右端のケース10dは切替開閉器の右側面を閉塞する閉塞板を構成している。
図2は図1の内部構造を示す側面説明図であり、2系統の何れにも接続しないオフ状態の第1ケース部材10aを示している。また、図3は図2に示す第1ケース部材10aの主要部の斜視図であり、(a)は斜め前方から見た斜視図、(b)は斜め後方から見た斜視図である。図2,図3において、6は固定接点、7は可動接点、8は可動接触子であり、固定接点6は前後から対向するように一対配置され、前側の固定接点6は第1系統端子2に接続され、後側の固定接点6は第2系統端子3に接続されている。尚、図3では操作ハンドル4a及び後述するコイルバネ20は省略してある。
可動接触子8は、1枚の帯状板体(ブレード)8aとブレード8aを回動させる基底部材8bとで構成されている。ブレード8aは、両固定接点6,6の間の中間位置において垂下するよう配置され、垂下された先端両面に可動接点7が固着されている。但し、可動接点7は、図3に示すように横方向に位置をずらして両面に設けられ、固定接点6もそれに合わせて前側の固定接点6と後側の固定接点6は横方向に位置をずらして対向させている。
そして、ブレード8aの上部は折り曲げられて金属製の基底部材8bに固定されている。基底部材8bの上端には、ブレード8aを前方及び後方に傾倒する際の回動支点12が前後2カ所形成され、前方の回動支点12aと後方の回動支点12bとが凹設されている。但し、可動接触子8の回動支点12は、後述するフレーム15の形状に合わせて左右が分離形成されている。
上部に突出した操作ハンドル4aは、下部がケース10内に配置された支持部材4bに連結されて操作手段4を構成している。この支持部材4bは、図3に示すように可動接触子8を左右から跨ぐように形成されて下方に延設されている。
支持部材4bの下端には、前方及び後方に傾倒する際の回動支点14が前後2カ所形成され、前方の回動支点14aと後方の回動支点14bとが凹設されている。但し、操作手段4の回動支点14も可動接触子8と同様に、フレーム15の形状に合わせて左右に分離形成されている。
そしてケース10内には、操作手段4と可動接触子8とを支持するフレーム15が配置されている。図4はフレーム15の斜視図を示し、図4に示すように左側板15a、右側板15b、両者を連結する連結板15cに加えて、座金18が一体に形成されている。
左右側板15a,15bは平行に配置されて、後部において連結板15cにより連結されている。座金18は、左側板15aの前方が延長されて形成され、縦配置された左側板15aから折り曲げ形成されて平坦な座面を有し、切替元端子1の座金18を形成している。
左右側板15a,15bの外側面には、操作手段4の回動支点14を支持する一対の第1回動軸16がそれぞれ突設され、左右側板15a,15bの対向する内側には可動接触子8の回動支点12を支持する一対の第2回動軸17がそれぞれ突設されている。
3本の電路を開閉する3極から成る図1の形態では、このように構成されたフレーム15が、分割形成された第1ケース部材10a、第2ケース部材10b、第3ケース部材10cにそれぞれ収容されて、ケース10に収納される。尚、上記図3は、このうち第1ケース10aにフレーム15が収容された状態を示している。
こうして、第1〜第3ケース部材10a〜10cを連結することで3個のフレーム15がケース10内に列設され、3つの切替機構が収容される。そして、同時に3つの切替元端子1の座金18が配置される。
但し、操作手段4の操作ハンドル4aは、3個の操作ハンドル4aが一体化され、幅広の1個のハンドルとして形成されている。
また、図5はフレーム15を第1ケース部材10aに組み付けた側面説明図であり、図5に示すように第1ケース部材10aの内側面には、フレーム15を保持するための複数の保持片21が突設され、フレーム収容部Sが形成されている。
尚、第2ケース部材10b及び第3ケース部材10cの左右側面、第4ケース部材10dの内側面も同様に形成され、複数の保持片21が設けられている(何れも図示せず)。このように形成された第1〜第3フレーム部材10a〜10cを一体化することで、3個のフレーム15は収容され、第4フレーム部材10dで右側面を閉塞することで、図1に示すようにケース10が形成され、ケース10内にフレーム15が固定される。
加えて、中間に配置される第2ケース部材10b、第3ケース部材10cの側面は、第1ケース部材10aと同様に保持片21が形成されたフレーム収容部Sに開口部等無く、列設されるフレーム15同士を隔離する絶縁壁を構成している。
そして、可動接触子8と操作手段4とは、図2に示すようにフレーム15内において互いに伸張されたコイルバネ20により連結されてトグル機構が形成されている。このコイルバネ20により、操作手段4は第1回動軸16に密着する下方へ付勢され、可動接触子8は第2回動軸17に密着する上方へ付勢された状態が維持される。
この結果、可動接触子8は第2回動軸17を介してフレーム15と良好な電気的接続を維持できる。
また、可動接点7がいずれの固定接点6にも接触しないオフ状態では、可動接点7を有するブレード8aの垂下部と、起立するよう配置された操作ハンドル4aとは一直線状に配置され、図2に示すように操作ハンドル4aの中心軸M上に配置されて安定した状態を維持する。
図6は、操作ハンドル4aを後方へ傾倒して後方の第2系統端子3に切替元端子1を接続した状態を示している。操作ハンドル4aを後方へ傾倒すると、即ち操作手段4を後方に回動すると、トグル機構の作用で可動接触子8も後方に回動し、可動接点7が後方の固定接点6に接触し、コイルバネ20の作用で密着する。尚、操作ハンドル4aを前方へ傾倒すれば、トグル機構の作用で可動接触子8も前方に回動し、可動接点7が前方の固定接点6に接触する。
このように、可動接触子8に通電するための端子の座金18が、可動接触子8を支持するフレーム15に一体に形成されるため、別途座金が必要無いし可動接触子8と座金18とを導通させる可撓導線等の接続線が必要無くなる。よって、部材を削減できるし接続線のスポット溶接等も必要無くなり、組み立て工数も削減できる。
また、フレーム15が座金18と可動接触子8との間の電路を構成しても、分割形成されたケース10がフレーム15同士を絶縁する絶縁壁の作用を奏するため、隣接する極同士を確実に絶縁でき、安定した動作を実現できる。
尚、上記実施形態は3極から成る切替開閉器を説明したが、2線から成る回路を切り替える場合は2極で構成すれば良く、第1ケース部材10a,第2ケース部材10b、そして第4ケース部材10dを連結して2つのフレーム15を収容することで構成できる。
1・・切替元端子(接続端子)、2・・第1系統端子、3・・第2系統端子、4・・操作手段、6・・固定接点、7・・可動接点、8・・可動接触子、10・・ケース、12・・回動支点、14・・回動軸、15・・フレーム、16・・第1回動軸、17・・第2回動軸、18・・座金、20・・コイルバネ、21・・保持片。

Claims (2)

  1. 前後2箇所に固定接点が対向するよう配置されると共に、両者の間に可動接点が配置され、起立配置された操作手段が前方或いは後方へ傾倒操作されると、前記可動接点が取り付けられた可動接触子が連動して前方或いは後方に選択傾倒し、何れか一方の前記固定接点に接触することで2系統の回路の切り替えが実施される切替開閉器であって、
    前記可動接触子は、基部に設けた回動支点を中心に回動して先端に設けた可動接点が接触する固定接点の切り替えを実施する一方、
    前記可動接触子の周囲には、前記回動支点を支持する回動軸を備えた金属製のフレームが配置され、
    前記可動接触子に通電するために切替開閉器のケース上に配置された接続端子の座金が、前記フレームに連続形成されて成り、
    前記接続端子と前記可動接触子とが、前記フレームの回動軸を介して電気的接続が成されることを特徴とする切替開閉器。
  2. 複数の前記可動接触子を備えて複数極を同時に切り替える切替開閉器であって、前記フレームは極毎に配置されて前記ケース内に列設されると共に、
    前記ケースは前記フレーム毎に分割形成したケース部材を連結して構成され、前記ケース部材が前記フレーム間の絶縁壁を形成して成ることを特徴とする請求項1記載の切替開閉器。
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