JP6439548B2 - エレベータの群管理システム - Google Patents
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Description
エレベータの群管理システムは、
利用者が行先階を入力するための入力装置と、
入力装置で入力された行先階呼びに基づいて複数台のエレベータの運行制御を行う制御装置と、を備える。
制御装置は、複数台のエレベータの運転モードとして、
各エレベータにビルの所定の複数の階を担当させるように、複数台のエレベータの運行を制御するとともに、入力された行先階を、複数台のエレベータのうちのいずれかのエレベータに割り当てる第1の運転モードと、
ビルの所定の複数の階を複数のゾーンに分割し、各エレベータにいずれかのゾーンを担当させるように、複数台のエレベータの運行を制御するとともに、入力された行先階を、当該行先階を担当するいずれかのエレベータに割り当てる第2の運転モードと、を有する。
制御装置は、
所定のルールにしたがって第1の運転モードと第2の運転モードとを切り替える。
1.構成
1−1.エレベータの群管理システムの概要
本実施形態に係るエレベータの群管理システムの概要について説明する。図1は、実施形態1に係るエレベータの群管理システムの基準階における配置を示す概略図である。
1−2−1.概要
本実施形態に係るエレベータの群管理システムの構成を説明する。図2は、実施形態1に係るエレベータの群管理システムの構成を示すブロック図である。本実施形態に係るエレベータの群管理システムは、群管理制御装置10と、複数のセキュリティゲート20と、複数の行先階登録装置30と、エレベータ制御装置40A〜40Fと、エレベータ60A〜60Fとを備える。なお、行先階登録装置30は、本発明において必須な構成要素ではないが、本実施形態では行先階登録装置30が備えられた場合を示している。
群管理制御装置10は、セキュリティゲート20または行先階登録装置30において登録された行先階を、複数のエレベータ60A〜60Fのうちのいずれかのエレベータに割り当てる制御を行う。本実施形態における行先階登録方式は、乗場行先階登録モードと、ゾーン型行先階登録モードとを有する。各モードの詳細については後述する。
セキュリティゲート20は、利用者が通過する通路を形成するゲート装置の一例である。セキュリティゲート20は、複数のエレベータ60A〜60Fが配置されたエレベータホールへの利用者の進入を案内する。具体的に、セキュリティゲート20は、利用者のIDカードに記録された利用者情報に基づいて、複数台のエレベータ60A〜60Fの中からエレベータの群管理制御装置10によって利用者の行先階が割り当てられたエレベータを示す割当号機を表示する。利用者情報とは、利用者に関する所定の情報であり、例えば利用者のID番号や、利用者の行先階を含む。セキュリティゲート20の構成の詳細は後述する。
行先階登録装置30は、利用者が行先階の登録を行うための装置である。行先階登録装置30は、所定の制御を行う制御部と、利用者が行先階を入力するための操作部と、制御部からの表示信号に基づく表示を行う表示部とを備える(図示せず)。
エレベータ制御装置40A〜40Fは、群管理制御装置10からの制御信号にしたがって、対応するエレベータ60A〜60Fをそれぞれ駆動制御する。また、エレベータ制御装置40A〜40Fはそれぞれ、対応するエレベータ60A〜60Fのかごの位置、走行方向、ドアの開閉状態、荷重等を含むかご状態を検知して、検知したかご状態を示す情報を含むかご状態信号を群管理制御装置10に出力する。なお、以下では、エレベータ制御装置40A〜40Fを総称して「エレベータ制御装置40」という場合がある。
次に、本実施形態におけるセキュリティゲート20の構成の詳細を説明する。図3は、実施形態1におけるセキュリティゲート20の外観を示す斜視図である。セキュリティゲート20は、ゲート本体200と、第1センサ202と、第2センサ204と、カードリーダ210と、表示部220とを備える。
2−1.動作の概要
本実施形態に係るエレベータの群管理システムの動作の概要について説明する。本システムは、セキュリティゲート20又は行先階登録装置30によって利用者の行先階の登録を受け付ける。セキュリティゲート20又は行先階登録装置30で登録を受け付けると、群管理制御装置10によって、登録された行先階を、複数のエレベータ60A〜60Fのうちのいずれかのエレベータに割り当てる。さらに、エレベータ制御装置40によって、登録された行先階を割り当てた割当号機を、行先階の登録が行われた登録階から登録された行先階へ運行するように運行制御する。また、登録を受け付けたセキュリティゲート20又は行先階登録装置30は、割当号機を示す割当号機情報を取得し、割当号機の表示を行う。
本実施形態に係るエレベータの群管理システムは、前述のように行先階登録方式を採用し、エレベータ60の運転モードとして、乗場行先階登録モード(第1の運転モード)と、ゾーン型行先階登録モード(第2の運転モード)とを有する。また、本実施形態の行先階登録方式では、セキュリティゲート20の表示部220の表示モードとして、通常表示モード(第1の表示モード)と、ゾーン型表示モード(第2の表示モード)とを有する。
乗場行先階登録モード(第1の運転モード)は、各エレベータ60にビルの全ての階(所定の複数の階)を担当させるように、複数台のエレベータ60の運行を制御するとともに、入力された行先階を、当該行先階を担当するいずれかのエレベータ60に割り当てる動作モードである。なお、本発明において、前記所定の複数の階は、ビルの全ての階でなく、一部の階でもよい。
群管理制御装置の具体的動作について説明する。
2−3−1−1.群管理制御装置
まず、乗場行先階登録モードにおける群管理制御装置10の具体的動作について、図2を用いて説明する。
行先階登録装置30は、操作部において、利用者による行先階の登録操作を受け付ける。行先階登録装置30の制御部は、利用者により登録された行先階を示す行先階情報と、その行先階を登録する操作が行われた行先階登録装置30の設置階を示す出発階情報と、当該行先階登録装置30を識別する識別情報とを含む割当依頼信号を生成する。行先階登録装置30の制御部は、生成した割当依頼信号を、群管理制御装置10に出力する。
セキュリティゲート20の制御部250は、IDカードから取得した行先階を示す行先階情報と、当該セキュリティゲート20を識別する識別情報とを含む割当依頼信号を生成する。セキュリティゲート20の制御部250は、生成した割当依頼信号を、群管理制御装置10に出力する。
ゾーン型行先階登録モードでは、セキュリティゲート20又は行先階登録装置30から受信した割当依頼信号に対して複数のエレベータの中からいずれかのエレベータを割り当てる点で乗場行先階登録モードと共通している。しかし、ゾーン型行先階登録モードでは、各号機の乗場ドアの前の待ち人数等をさらに考慮して、割当号機の決定方法等を変更する。さらに、ゾーン型行先階登録モードでは、セキュリティゲート20の表示部220及び行先階登録装置30の表示部での表示を、ゾーン型行先階登録モードに適した表示態様に変更する。以下、フローチャート等を参照しつつ、乗場行先階登録モードとの相違点等を中心に説明する。
2−4−1.運転モード及び表示モードの切替制御の概要
まず、運転モード及び表示モードの切替制御の概要について説明する。モード切替は、概ね(1)〜(4)の流れにしたがって行われる。
(1)乗場行先階登録モードをデフォルトの運転モードとしている。
(2)群管理制御部100は、今後発生する利用者が輸送能力を超える程に増加する可能性がある場合に、まず、セキュリティゲート20の表示部220の表示モードのみを、前述した図7のゾーン型表示モードに切り替える。運転モードは、乗場行先階登録モードのままである。この表示モードの切替えは、後で、運転モードをゾーン型行先階登録モードに変化させたときに、エレベータホール内での利用者の待ち形態を、利用者が多いときに適した行列形態に予め変化させておくことを目的としている。
(3)群管理制御部100は、行先階呼びの登録状態に基づいて輸送能力を超えたと判断した場合、運転モードを、ゾーン型行先階登録モードへ切替える。
(4)群管理制御部100は、全ての号機において、待ち行列の人数が所定人数を下回った場合に、運転モードを乗場行先階登録モードに切り替えるとともに、表示モードを通常表示モードに戻す。
図8は、実施形態1に係るエレベータの群管理システムの運転モード及び表示モードの切替処理を示すフローチャートである。
図9は、実施形態1におけるエレベータの群管理システムにおける条件Cの成否判断処理を示すフローチャートである。条件Cは、前述したように、ロビー階での各号機の待ち人数が全ての号機において所定人数以下であることである。
前述の図8のステップS3、S5、S6における積み残し、満員通過判定の判断について詳細に説明する。図10は、実施形態1に係るエレベータの群管理システムにおける、運転モードが乗場行先階登録モードのときの割当候補号機の決定動作(各号機の積み残し、満員通過判定の判断を含む)の流れを示すフローチャートである。
ステップS25の条件(1)、(2)のいずれも満たされないとき(S25でNO)、群管理制御部100は、ステップS29の判断を行う。
ステップS27の条件(1)、(2)のいずれも満たされないとき(S27でNO)、群管理制御部100は、ステップS34の判断を行う。
ステップS29の条件が満たされないとき(S29でNO)、群管理制御部100は、ステップS27の判断を行う。
待ち人数予測処理として、号機割当時の待ち人数記憶処理と、号機到着時の待ち人数減算処理が行われる。
本処理は、乗場行先階登録モードでは行う必要がない処理である。乗場行先階登録モードでは号機を割り当て済の乗客は皆、当該到着した号機に乗車することとなる。しかし、ゾーン型行先階登録モードを実行しているときは、利用者が多いときであるので、号機を割り当てた後、到着したエレベータに乗車できるとは限らず、次やその次に到着するエレベータに乗車する場合がある。したがって、列状に並んでいる乗車予定人数の乗客が乗車するタイミングで、当該乗車予定人数分の行先階を当該エレベータに登録する必要がある。そこで、以下の処理を行う。
1.各号機に並ぶ利用者の行先階を全て記憶しておく。
2.エレベータがロビー階に到着した時点で、行先階呼びをもとに、かご呼びを入力する。
3.エレベータがロビー階を出発した時点で、待ち行列先頭から予測乗車人数分の行先階呼びを登録する。
本実施形態において、群管理制御部100は、ゾーン型行先階登録モードにおいて、待ち行列の後端がセキュリティゲート20へ達しないように、かつ輸送能力が高くなるように、各号機の待ち人数を参照して、行先階呼びの各号機への割当制御を行う。割当制御の具体的制御フローについて説明する前に、まず、待ち人数に基づく行先階呼びの割当制御の概要について、図18、図19を参照して説明する。
これに対し、待ち人数が第1所定人数Yよりも小さい割当候補号機が存在しない場合(S118でNO)、群管理制御部100は、号機番号cとして1を設定する。また、最大人数maxとしてMIN_VALを設定し、最小人数minとしてMAX_VALを設定する(S119)。MIN_VALは0(ゼロ)である。MAX_VALは、ロビー階で現実に並び得る待ち人数と比べて十分に大きな値、例えば1000である。
3−1.エレベータの運行制御についてのまとめ
本実施形態のエレベータの群管理システムは、
複数台のエレベータ60の運行を制御するエレベータの群管理システムである。
群管理システムは、
利用者が行先階を入力するためのセキュリティゲート20(入力装置)と、
セキュリティゲート20で入力された行先階呼びに基づいて複数台のエレベータ60の運行制御を行う群管理制御装置10(制御装置)と、を備える。
群管理制御装置10は、複数台のエレベータ60の運転モードとして、
各エレベータ60にビルの全ての階(所定の複数の階)を担当させるように、複数台のエレベータ60の運行を制御するとともに、入力された行先階を、複数台のエレベータ60のうちのいずれかのエレベータ60に割り当てる乗場行先階登録モード(第1の運転モード)と、
ビルの全ての階(所定の複数の階)を複数のゾーンに分割し、各エレベータ60にいずれかのゾーンを担当させるように、複数台のエレベータ60の運行を制御するとともに、入力された行先階を、当該行先階を担当するいずれかのエレベータ60に割り当てるゾーン型行先階登録モード(第2の運転モード)と、を有する。
群管理制御装置10は、
所定のルールにしたがって乗場行先階登録モードとゾーン型行先階登録モードとを切り替える。
群管理制御装置10は、
乗場行先階登録モードによる運行制御を実行中、セキュリティゲート20で入力された行先階呼びに対するエレベータ60の割当状態が第1所定条件(ステップS5の条件)を満たしたときは、運転モードをゾーン型行先階登録モードに切り替え、
ゾーン型行先階登録モードによる運行制御を実行中、セキュリティゲート20で入力された行先階呼びに基づいて求めたロビー階(所定階)ののエレベータホールの混雑状態が第2所定条件(ステップS8の条件)を満たしたときは、運転モードを乗場行先階登録モードに切り替える。
セキュリティゲート20は、割り当てた号機に関する情報を利用者に案内するための表示部220を備える。
群管理制御装置10は、表示部220に対する表示モードとして、
行先階をいずれかのエレベータ60に割り当てたときに、表示部220に、割り当てたエレベータ60を示す情報を表示させる通常表示モード(第1の表示モード)と、
行先階をいずれかのエレベータ60に割り当てたときに、表示部220に、割り当てたエレベータ60を示す情報と、割り当てたエレベータ60がロビー階に到着するまでの間、割り当てたエレベータ60のドアの前から列状に並んで待つことを促す情報を表示させるゾ−ン型表示モード(第2の表示モード)と、を有する。
群管理制御装置10は、
通常表示モードによる表示制御を実行中、セキュリティゲート20で入力された行先階呼びに対するエレベータ60の割当状態が第3所定条件を満たしたときは、表示モードをゾ−ン型表示モードに切り替え、
ゾ−ン型表示モードによる表示制御を実行中、セキュリティゲート20で入力された行先階呼びに基づいて求めたロビー階のエレベータホールの混雑状態が第2所定条件を満たしたときは、表示モードを通常表示モードに切り替える。
群管理制御装置10は、
ゾーン型行先階登録モードによる運行制御を実行中、
各エレベータ60について、セキュリティゲート20で入力された行先階呼びに基づいて、ロビー階のエレベータホールで各エレベータ60の到着を待つ利用者の人数を求め、
当該到着を待つ利用者の人数に基づいて、入力された行先階を含む同一のゾーンを担当するエレベータ60の中からエレベータ60を割り当てるときの割当方法を変更する。
群管理制御装置10は、
エレベータ60毎に、複数台のエレベータ60が配置されるエレベータホールにおいて、各エレベータ60の乗場ドアの前から列状に並ぶことが許容される利用者の人数を記憶している。
群管理制御装置10は、
到着を待つ利用者の人数が第1所定人数Y以上の場合、
新規行先階呼びが発生すると、到着を待つ利用者の人数と、許容される利用者の人数とに基づいて当該列に並ぶことができる残り人数を求め、
前記同一のゾーンを担当する複数のエレベータ60間での残り人数の差が第2所定人数Z以下となるように、当該新規行先階呼びを、前記同一のゾーンを担当するエレベータ60のうちのいずれかのエレベータ60に割り当てる。
第1所定条件は、
入力された新たな行先階呼びに対して複数台のエレベータ60のいずれをも割り当てられないことである。
群管理制御装置10は、
ゾーン型行先階登録モードによる運行制御を実行中、ロビー階のエレベータホールの混雑状態として、各エレベータ60について、セキュリティゲート20で入力された行先階呼びに基づいて、ロビー階のエレベータホールで各エレベータ60の到着を待つ利用者の人数を求める。
第2所定条件は、到着を待つ利用者の人数が全てのエレベータ60において第3所定人数以下となったことである。
第3所定条件は、
入力された新たな行先階呼びに対して複数台のエレベータ60のいずれをも割り当てられなくなる可能性があることである。
セキュリティゲート20は、複数台のエレベータ60が配置されたエレベータホールへの利用者の進入を案内するゲート装置である。
本実施形態のエレベータの群管理システムは、
複数台のエレベータ60の運行を制御するエレベータの群管理システムである。
利用者が行先階を入力するためのカードリーダ210(入力部)と、表示部220とを有するセキュリティゲート20(入力装置)と、
セキュリティゲート20で入力された行先階を複数台のエレベータ60のうちのいずれかのエレベータ60に割り当てる群管理制御装置10(制御装置)と、を備える。
群管理制御装置10は、
行先階をいずれかのエレベータ60に割り当てたときに、表示部220に、割り当てたエレベータ60を示す情報と、割り当てたエレベータ60のドアの前から列状に並んで待つことを利用者に促す情報と、エレベータホール内での前記列とエレベータ60の位置関係とを示す情報とを表示を行うように構成されている。
群管理制御装置10は、
各エレベータ60について、セキュリティゲート20で入力された行先階呼びに基づいて、ロビー階で各エレベータ60の到着を待つ利用者の人数を求め、
求めた人数に応じて、各エレベータ60のドアの前から並ぶ利用者の列の長さを、表示部220上において変化させる。
エレベータの群管理システムは、
利用者が行先階を入力するためのカードリーダ210(入力部)と、表示部220とを有するセキュリティゲート20と、
セキュリティゲート20で入力された行先階呼びに基づいて複数台のエレベータ60の運行制御を行う群管理制御装置10(制御装置)と、を備える。
群管理制御装置10は、複数台のエレベータ60の運転モードとして、
各エレベータ60にビルの全ての階(所定の複数の階)を担当させるように、複数台のエレベータ60の運行を制御するとともに、入力された行先階を、複数台のエレベータ60のうちのいずれかのエレベータ60に割り当てる乗場行先階登録モード(第1の運転モード)と、
ビルの全ての階(所定の複数の階)を複数のゾーンに分割し、各エレベータ60にいずれかのゾーンを担当させるように、複数台のエレベータ60の運行を制御するとともに、入力された行先階を、当該行先階を担当するいずれかのエレベータ60に割り当てるゾーン型行先階登録モード(第2の運転モード)と、を有する。
群管理制御装置10は、
所定のルールにしたがって乗場行先階登録モードとゾーン型行先階登録モードとを切り替える。
群管理制御装置10は、表示部220に対する表示モードとして、
行先階をいずれかのエレベータ60に割り当てたときに、表示部220に、割り当てたエレベータ60を示す情報を表示させる通常表示モード(第1の表示モード)と、
行先階をいずれかのエレベータ60に割り当てたときに、表示部220に、割り当てたエレベータ60を示す情報と、割り当てたエレベータ60のドアの前から列状に並んで待つことを利用者に促す情報と、エレベータホール内での前記列と前記エレベータの位置関係を示す情報とを表示させるゾ−ン型表示モード(第2の表示モード)と、を有する。
群管理制御装置10は、
通常表示モードからゾ−ン型表示モードへの切替を、乗場行先階登録モードからゾーン型行先階登録モードへの切替に関連させて行うように構成されている。
群管理制御装置10は、
ゾ−ン型表示モードによる表示制御を実行中、各エレベータ60について、セキュリティゲート20で入力された行先階呼びに基づいて、ロビー階で各エレベータ60の到着を待つ利用者の人数を求め、
求めた人数に応じて、各エレベータ60のドアの前から並ぶ利用者の列の長さを、表示部220上において変化させる。
上記実施形態では、本発明の入力装置はセキュリティゲート20である。しかし、本発明において、入力装置は行先階登録装置30であってもよい。
20 セキュリティゲート
100 群管理制御部
110 入出力インタフェース
120 記憶部
200 ゲート本体
202 第1センサ
204 第2センサ
206 入口
208 出口
210 カードリーダ
220 表示部
230 ゲートフラッパ
240 記憶部
250 ゲート制御部
260 報知部
270 入出力インタフェース
30 行先階登録装置
40、40A〜40F エレベータ制御装置
60、60A〜60F エレベータ
Claims (9)
- 複数台のエレベータの運行を制御するエレベータの群管理システムであって、
利用者が行先階を入力するための入力装置と、
前記入力装置で入力された行先階呼びに基づいて複数台のエレベータの運行制御を行う制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記複数台のエレベータの運転モードとして、
各エレベータにビルの所定の複数の階を担当させるように、前記複数台のエレベータの運行を制御するとともに、入力された行先階を、前記複数台のエレベータのうちのいずれかのエレベータに割り当てる第1の運転モードと、
ビルの所定の複数の階を複数のゾーンに分割し、各エレベータにいずれかのゾーンを担当させるように、前記複数台のエレベータの運行を制御するとともに、入力された行先階を、当該行先階を担当するいずれかのエレベータに割り当てる第2の運転モードと、を有し、
前記制御装置は、
所定のルールにしたがって第1の運転モードと第2の運転モードとを切り替え、
前記制御装置は、
前記第1の運転モードによる運行制御を実行中、前記入力装置で入力された行先階呼びに対するエレベータの割当状態が第1所定条件を満たしたときは、運転モードを前記第2の運転モードに切り替え、
前記第2の運転モードによる運行制御を実行中、前記入力装置で入力された行先階呼びに基づいて求めた所定階のエレベータホールの混雑状態が第2所定条件を満たしたときは、運転モードを前記第1の運転モードに切り替え、
前記入力装置は、割り当てた号機に関する情報を前記利用者に案内するための表示部を備え、
前記制御装置は、前記表示部に対する表示モードとして、
前記行先階をいずれかのエレベータに割り当てたときに、前記表示部に、割り当てたエレベータを示す情報を表示させる第1の表示モードと、
前記行先階をいずれかのエレベータに割り当てたときに、前記表示部に、割り当てたエレベータを示す情報と、割り当てたエレベータが前記所定階に到着するまでの間、割り当てたエレベータのドアの前から列状に並んで待つことを促す情報とを表示させる第2の表示モードと、を有し、
前記制御装置は、
前記第1の表示モードによる表示制御を実行中、前記入力装置で入力された行先階呼びに対するエレベータの割当状態が第3所定条件を満たしたときは、表示モードを前記第2の表示モードに切り替え、
前記第2の表示モードによる表示制御を実行中、前記入力装置で入力された行先階呼びに基づいて求めた前記所定階のエレベータホールの混雑状態が前記第2所定条件を満たしたときは、表示モードを前記第1の表示モードに切り替える、
エレベータの群管理システム。 - 前記制御装置は、
前記第2の運転モードによる運行制御を実行中、
各エレベータについて、前記入力装置で入力された行先階呼びに基づいて、前記所定階のエレベータホールで各エレベータの到着を待つ利用者の人数を求め、
当該到着を待つ利用者の人数に基づいて、入力された行先階を含む同一のゾーンを担当する複数のエレベータの中からエレベータを割り当てるときの割当方法を変更する、
請求項1に記載のエレベータの群管理システム。 - 複数台のエレベータの運行を制御するエレベータの群管理システムであって、
利用者が行先階を入力するための入力装置と、
前記入力装置で入力された行先階呼びに基づいて複数台のエレベータの運行制御を行う制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記複数台のエレベータの運転モードとして、
各エレベータにビルの所定の複数の階を担当させるように、前記複数台のエレベータの運行を制御するとともに、入力された行先階を、前記複数台のエレベータのうちのいずれかのエレベータに割り当てる第1の運転モードと、
ビルの所定の複数の階を複数のゾーンに分割し、各エレベータにいずれかのゾーンを担当させるように、前記複数台のエレベータの運行を制御するとともに、入力された行先階を、当該行先階を担当するいずれかのエレベータに割り当てる第2の運転モードと、を有し、
前記制御装置は、
所定のルールにしたがって第1の運転モードと第2の運転モードとを切り替え、
前記制御装置は、
前記第2の運転モードによる運行制御を実行中、
各エレベータについて、前記入力装置で入力された行先階呼びに基づいて、前記所定階のエレベータホールで各エレベータの到着を待つ利用者の人数を求め、
当該到着を待つ利用者の人数に基づいて、入力された行先階を含む同一のゾーンを担当する複数のエレベータの中からエレベータを割り当てるときの割当方法を変更し、
前記制御装置は、
エレベータ毎に、前記複数台のエレベータが配置されるエレベータホールにおいて、各エレベータの乗場ドアの前から列状に並ぶことが許容される利用者の人数を記憶しており、
前記制御装置は、
前記到着を待つ利用者の人数が第1所定人数以上の場合、
新規行先階呼びが発生すると、前記到着を待つ利用者の人数と、前記許容される利用者の人数とに基づいて当該列に並ぶことができる残り人数を求め、
前記同一のゾーンを担当する複数のエレベータ間での残り人数の差が第2所定人数以下となるように、当該新規行先階呼びを、前記同一のゾーンを担当するエレベータのうちのいずれかのエレベータに割り当てる、
エレベータの群管理システム。 - 前記制御装置は、
前記第1の運転モードによる運行制御を実行中、前記入力装置で入力された行先階呼びに対するエレベータの割当状態が第1所定条件を満たしたときは、運転モードを前記第2の運転モードに切り替え、
前記第2の運転モードによる運行制御を実行中、前記入力装置で入力された行先階呼びに基づいて求めた所定階のエレベータホールの混雑状態が第2所定条件を満たしたときは、運転モードを前記第1の運転モードに切り替える、
請求項3に記載のエレベータの群管理システム。 - 前記入力装置は、割り当てた号機に関する情報を前記利用者に案内するための表示部を備え、
前記制御装置は、前記表示部に対する表示モードとして、
前記行先階をいずれかのエレベータに割り当てたときに、前記表示部に、割り当てたエレベータを示す情報を表示させる第1の表示モードと、
前記行先階をいずれかのエレベータに割り当てたときに、前記表示部に、割り当てたエレベータを示す情報と、割り当てたエレベータが前記所定階に到着するまでの間、割り当てたエレベータのドアの前から列状に並んで待つことを促す情報とを表示させる第2の表示モードと、を有し、
前記制御装置は、
前記第1の表示モードによる表示制御を実行中、前記入力装置で入力された行先階呼びに対するエレベータの割当状態が第3所定条件を満たしたときは、表示モードを前記第2の表示モードに切り替え、
前記第2の表示モードによる表示制御を実行中、前記入力装置で入力された行先階呼びに基づいて求めた前記所定階のエレベータホールの混雑状態が前記第2所定条件を満たしたときは、表示モードを前記第1の表示モードに切り替える、
請求項4に記載のエレベータの群管理システム。 - 前記第1所定条件は、
入力された新たな行先階呼びに対して複数台のエレベータのいずれをも割り当てられないことである、
請求項1、2、4、5のいずれか1項に記載のエレベータの群管理システム。 - 前記第2所定条件は、前記所定階のエレベータホールで各エレベータの到着を待つ利用者の人数が全てのエレベータにおいて第3所定人数以下となったことである、
請求項1、2、4、5、6のいずれか1項に記載のエレベータの群管理システム。 - 前記第3所定条件は、
入力された新たな行先階呼びに対して複数台のエレベータのいずれをも割り当てられなくなる可能性があることである、
請求項1、2、5のいずれか1項に記載のエレベータの群管理システム。 - 前記入力装置は、前記複数台のエレベータが配置されたエレベータホールへの利用者の進入を案内するゲート装置である、
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のエレベータの群管理システム。
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