JP6438773B2 - ワイヤレス受電装置、電子機器、ワイヤレス送電装置からの最大送信電力の検出方法 - Google Patents

ワイヤレス受電装置、電子機器、ワイヤレス送電装置からの最大送信電力の検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、ワイヤレス給電技術に関する。
近年、電子機器への給電方式として、ワイヤレス給電が普及の兆しを見せている。ワイヤレス給電には、電磁誘導(MI:Magnetic Induction)方式と磁気共鳴(MR:Magnetic Resonance)方式の2つの方式が存在するが、MI方式では、現在、(1)WPC(Wireless Power Consortium)が策定した規格「Qi」と、(2)PMA(Power Matters Alliance)が策定した規格(以下、PMA)が主流となっている。
現状のQi規格では、送電装置(TX、Power Transmitter)がどれくらいの電力を供給可能であるかについては、受電装置(RX、Power Receiver)は知ることができない。そのためたとえば送電装置が5Wしか供給できないのに対して、受電装置が10Wまで要求する場合、受電装置が受ける電力は5Wとなるため不足し、受電装置の電圧が低下し、あるいは電流が減少する。
本発明はかかる状況においてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、送電装置の電力供給能力を検出可能な受電装置の提供にある。
本発明のある態様は、ワイヤレス受電装置に関する。ワイヤレス受電装置は、受信コイルと、受信コイルの電流を整流する整流回路と、整流回路の出力と接続された平滑コンデンサと、ワイヤレス送電装置からの送信電力を指示する電力制御データを生成する電力コントローラと、電力制御データを変調し、受信コイルからワイヤレス送電装置に送信する変調器と、送電フェーズに移行する前に、電力コントローラが指示する送信電力を変化させ、ワイヤレス送電装置の最大送信電力を検出する最大送信電力検出器と、を備える。
電力コントローラが指示する送信電力(制御ポイントともいう)PTX(CP)が、ワイヤレス送電装置の最大送信電力PTX(MAX)より小さい範囲においては、ワイヤレス送電装置が電力制御データにもとづいて送信電力PTXをフィードバック制御可能である。送信電力PTX(CP)が最大送信電力PTX(MAX)を超えると、送信電力のフィードバック制御が破綻する。したがってこの態様によれば、送電フェーズに移行前に、送信電力の制御目標PTX(CP)を変化させながら、各制御ポイントにおいて、実際の受信電力が制御ポイントに追従しているか否かを判定することで、最大送信電力PTX(MAX)を検出できる。
最大送信電力検出器は、送電フェーズに移行する前に、整流電圧VRECTを変化させてもよい。あるいは最大送信電力検出器は、送電フェーズに移行する前に、平滑コンデンサの出力電流を変化させてもよい。
送信電力PTXの制御ポイントPTX(CP)は、整流電圧VRECTと、平滑コンデンサから流出する出力電流IOUTの積に応じている。したがって整流電圧VRECTおよび/または出力電流IOUTを変化させることで、制御ポイントPTX(CP)を変化させることができる。
電力制御データは、平滑コンデンサに生ずる整流電圧VRECTとその目標電圧VRECT(CP)の誤差に応じていてもよい。最大送信電力検出器は、整流電圧VRECTが目標電圧VRECT(CP)に維持されなくなったときの送信電力PTXにもとづいて、最大送信電力PTX(MAX)を検出してもよい。最大送信電力検出器は、電力制御データが所定の条件を満たしたときの送信電力PTXにもとづいて、最大送信電力PTX(MAX)を検出してもよい。
送信電力PTXの制御ポイントPTX(CP)が最大送信電力PTX(MAX)より小さい領域では整流電圧VRECTが目標電圧VRECT(CP)に追従して変化し、制御ポイントPTX(CP)が最大送信電力PTX(MAX)を超えると、整流電圧VRECTが目標電圧VRECT(CP)を維持できなくなる。したがって整流電圧VRECTあるいは電力制御データを監視することで、最大送信電力PTX(MAX)を検出できる。
本発明の別の態様も、ワイヤレス受電装置に関する。ワイヤレス受電装置は、受信コイルと、受信コイルの電流を整流する整流回路と、整流回路の出力と接続された平滑コンデンサと、平滑コンデンサに生ずる整流電圧が目標電圧に近づくように電力制御データを生成する電力コントローラと、電力制御データを変調し、受信コイルからワイヤレス送電装置に送信する変調器と、送電フェーズに移行する前に、平滑コンデンサからの出力電力を変化させ、ワイヤレス送電装置の最大送信電力を検出する最大送信電力検出器と、を備える。
平滑コンデンサの出力電力PRECTが、最大送信電力PTX(MAX)より小さい範囲においては、ワイヤレス送電装置が電力制御データにもとづいて送信電力をフィードバック制御することにより、整流電圧が目標電圧に維持される。出力電力PRECTが最大送信電力PTX(MAX)を超えると、送信電力のフィードバック制御が破綻する。したがってこの態様によれば、送電フェーズに移行前に、出力電力を変化させることにより最大送信電力を検出できる。
最大送信電力検出器は、送電フェーズに移行する前に、目標電圧を増大させてもよい。また最大送信電力検出器は、送電フェーズに移行する前に、平滑コンデンサの出力電流を増大させてもよい。
平滑コンデンサの出力電力PRECTは、整流電圧VRECTと、平滑コンデンサから流出する出力電流IOUTの積であるから、整流電圧VRECTおよび/または出力電流IOUTを変化させることで、出力電力PRECTを変化させることができる。
最大送信電力検出器は、整流電圧VRECTが目標電圧VCPに維持されなくなったときの出力電力PRECTにもとづいて、最大送信電力PTX(MAX)を検出してもよい。
最大送信電力検出器は、電力制御データの値にもとづいて、最大送信電力PTX(MAX)を検出してもよい。
平滑コンデンサの出力電力PRECTが、最大送信電力PTX(MAX)より小さい範囲においては、電力制御データの値は、ある一定値に収束する。反対に出力電力PRECTが最大送信電力PTX(MAX)を超えて送信電力PTXのフィードバック制御が破綻すると、電力制御データが示す誤差量が大きい状態が持続する。したがって電力制御データの値を監視することで、フィードバック制御の破綻を検出でき、ひいては最大送信電力PTX(MAX)を検出できる。
最大送信電力検出器は、平滑コンデンサに接続される可変電流源を含んでもよい。
可変電流源が生成する電流を変化させることにより、平滑コンデンサの出力電流IOUTを変化させることができ、ひいては出力電力PRECTを変化させることができる。
ある態様のワイヤレス受電装置は、整流電圧を受け、所定の電圧レベルに安定化して負荷に供給する電源回路をさらに備えてもよい。電源回路は、最大送信電力検出器による検出の完了後に起動してもよい。
これにより、電源回路に流れる電流が、平滑コンデンサの出力電力PRECTに及ぼす影響を低減できる。
ある態様のワイヤレス受電装置は、平滑コンデンサに生ずる整流電圧を受け、所定の電圧レベルに安定化して負荷に供給する電源回路をさらに備えてもよい。最大送信電力検出器は、電源回路に流れる電流を変化させてもよい。
電源回路に流れる電流を、平滑コンデンサの出力電力を変化させるために積極的に利用することで、回路構成を簡略化できる。
ある態様のワイヤレス受電装置は、平滑コンデンサに生ずる整流電圧を受け、所定の電圧レベルに安定化して負荷に供給する電源回路をさらに備えてもよい。最大送信電力検出器は、電源回路の出力に接続される可変電流源を含んでもよい。
ワイヤレス受電装置は、Qi規格に準拠してもよい。あるいはワイヤレス受電装置は、PMA規格に準拠してもよい。
本発明の別の態様は、電子機器に関する。電子機器は上述のいずれかのワイヤレス受電装置を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、送電装置の電力供給能力を検出できる。
実施の形態に係るワイヤレス受電装置を備える給電システムのブロック図である。 図1の受電装置の動作波形図である。 検出期間TDETにおける制御ポイントPTX(CP)の第1の制御例を示す波形図である。 検出期間TDETにおける制御ポイントPTX(CP)の第2の制御例を示す波形図である。 検出期間TDETにおける制御ポイントPTX(CP)の第3の制御例を示す波形図である。 最大送信電力検出器の構成例を示す回路図である。 実施の形態に係る受電装置を備える電子機器を示す図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図1は、実施の形態に係るワイヤレス受電装置(以下単に受電装置という)300を備える給電システム100のブロック図である。受電装置300は、ワイヤレス送電装置(以下単に送電装置という)200からの電力信号S2を受信し、そのエネルギーを平滑コンデンサ306に蓄え、負荷502に供給する。受電装置300は、Qi規格、PMA規格、あるいはその他の規格のいずれかに準拠し、あるいはそれらのうち複数の規格に準拠しうる。本実施の形態では、理解の容易、説明の簡潔のため、Qi規格に準拠する給電システム100を説明する。また以下では、本発明と関係の無い回路ブロックや機能の説明は省略する。
送電装置200は、送信コイル(1次コイル)202、ドライバ204、コントローラ206、復調器208を備える。ドライバ204は、Hブリッジ回路(フルブリッジ回路)あるいはハーフブリッジ回路を含み、送信コイル202に駆動信号S1、具体的にはパルス信号を印加し、送信コイル202に流れる駆動電流により、送信コイル202に電磁界の電力信号S2を発生させる。コントローラ206は、送電装置200全体を統括的に制御するものであり、具体的には、ドライバ204のスイッチング周波数、あるいはスイッチングのデューティ比を制御することにより、送信電力を変化させる。
Qi規格では、送電装置200と受電装置300の間で通信プロトコルが定められており、受電装置300から送電装置200に対して、制御信号(制御パケット)S3による情報の伝達が可能となっている。この制御信号S3は、後方散乱変調(Backscatter modulation)を利用して、AM(Amplitude Modulation)変調された形で、受信コイル302(2次コイル)から送信コイル202に送信される。この制御信号S3には、たとえば、受電装置300に対する電力供給量(送信電力PTX)を指示する電力制御データS5、受電装置300の固有の情報を示すデータなどが含まれる。電力制御データは、Qi規格において制御エラーパケット(Control Error Packet)と称される。
復調器208は、送信コイル202の電流あるいは電圧に含まれる制御信号S3を復調する。コントローラ206は、復調された制御信号S3に含まれる電力制御データにもとづいて、ドライバ204を制御する。
受電装置300は、受信コイル302、整流回路304、平滑コンデンサ306、電力コントローラ310、変調器312、最大送信電力検出器320、電源回路330を備える。
受信コイル302は、送信コイルからの電力信号S2を受信するとともに、制御信号S3を送信コイルに対して送信する。受信コイル302には、電力信号S2により誘起される電流IRXが流れる。整流回路304の入力側は受信コイル302と接続され、コイル電流IRXを全波もしくは半波整流する。整流回路304はダイオードブリッジ回路(ダイオード整流回路)であってもよいし、Hブリッジ回路(同期整流回路)であってもよい。平滑コンデンサ306は、整流回路102の出力と接続され、整流回路102の出力電圧を平滑化する。
整流電圧VRECTを用いてプロセッサなどの電子回路を直接駆動することは困難であるため、電源回路330が設けられる。電源回路330は、平滑コンデンサ306に発生する整流電圧VRECTを、所定の電圧レベルに安定化し、後段の負荷502に供給する。電源回路330は、リニアレギュレータおよび/またはスイッチングレギュレータ(DC/DCコンバータ)を含み、整流電圧VRECTを適切な電圧レベルにレギュレートし、負荷502に供給する。また電源回路330は、送電装置200から供給された電力を利用して二次電池(不図示)を充電する充電回路を含んでもよい。
電力コントローラ310は、受電装置300が受信する電力(以下、受信電力PTXという)および/または整流電圧VRECTをモニタし、それに応じて、送電装置200からの電力供給量(送信電力という)PTXを指示する電力制御データS5を生成する。電力制御データS5は、整流電圧VRECTがその目標電圧VCPに近づくように生成され、Qi規格における電力制御データS5は、整流電圧VRECTとその目標電圧VREF(制御ポイントCPとも称される)の誤差を量子化して生成される。送電装置200は、この電力制御データS5を利用したPID(比例積分微分)制御により、送信電力PTXを変化させる。
変調器312は、電力制御データS5を含む制御信号S3を変調し、受信コイル302から送電装置200に送信する。具体的には変調器312は、制御信号S3にもとづいてコイル電流IRXを変調することにより、送信コイル202のコイル電流IRXおよびコイル電圧を変調し、受信コイル302から制御信号S3に応じて変調された電磁波を放射させる。
最大送信電力検出器320は、送電フェーズに移行する前に、電力コントローラ310が指示する送信電力PTX(CP)を変化させ、送電装置200の最大送信電力PTX(MAX)を検出する。
以上が受電装置300の構成である。続いてその動作を説明する。図2は、図1の受電装置300の動作波形図である。図2には、実際の送信電力PTX、送信電力の制御ポイントPTX(CP)が示される。期間TPINGは、アナログpingフェーズおよびデジタルpingフェーズを示す。期間TPINGを経た後に、最大送信電力検出器320による検出期間TDETに移行する。
検出期間TDETにおいて、最大送信電力検出器320は、送信電力PTXの制御ポイントPTX(CP)を時間とともに増大させる。制御ポイントPTX(CP)は、連続的に変化してもよいし離散的にステップ上に変化してもよい。
送信電力PTXの制御ポイントPTX(CP)を時間とともに増大させると、それに応じて変化する電力制御データS5が生成され、送電装置200に送信される。送電装置200は電力制御データS5にもとづいて、その送信電力PTXを、制御ポイントPTX(CP)と一致するようにフィードバック制御する。
TX(CP)<PTX(MAX)の範囲においては、実際の送信電力PTXが制御ポイントPTX(CP)に追従する。ところがPTX(CP)がPTX(MAX)を超えると、実際の送信電力PTXは最大電力PTX(MAX)で頭打ちとなる。最大送信電力検出器320は、送信電力PTXが制御ポイントPTX(CP)に追従しなくなったポイント、言い換えれば頭打ちになったポイント、言い換えればフィードバック制御が破綻したポイントにもとづいて、最大送信電力PTX(MAX)を検出する。
最大送信電力PTX(MAX)が検出されると、送電フェーズTPTに移行する。送電フェーズTPTにおいて受電装置300は、検出した最大送信電力PTX(MAX)より低い範囲において、制御ポイントPTX(CP)を設定する。
以上が受電装置300の動作である。
この受電装置300によれば、送電フェーズに移行前に、送信電力PTXの制御ポイント(制御目標)PTX(CP)を変化させながら、各制御ポイントにおいて、実際の受信電力PTXが制御ポイントPTX(CP)に追従しているか否かを判定することで、最大送信電力PTX(MAX)を検出できる。
本発明は、図1のブロック図および図2の波形図から把握されるさまざまな態様に及ぶが、以下ではその具体的な構成や処理についてより詳しく説明する。
1. 制御ポイントPTX(CP)の制御
送信電力PTXの制御ポイントPTX(CP)は、平滑コンデンサ306の出力電力PRECTと実質的に等価である。そこで最大送信電力検出器320は、送電フェーズに移行する前に、平滑コンデンサ306からの出力電力PRECTを変化させ、送電装置200の最大送信電力PTX(MAX)を検出する。
ここで平滑コンデンサ306からの出力電力PRECTは、整流電圧VRECTと平滑コンデンサ306から流出する出力電流IRECTの積で与えられる。Qi規格では、整流電圧VRECTに対して目標値VRECT(CP)が設定され、実際の整流電圧VRECTと目標電圧VRECT(CP)の誤差に応じた電力制御データS5が生成される。そこで最大送信電力検出器320は、送電フェーズに移行する前に、目標電圧VRECT(CP)および平滑コンデンサ306の出力電流IRECTの少なくとも一方を変化させる。
(第1の制御例)
図3は、検出期間TDETにおける制御ポイントPTX(CP)の第1の制御例を示す波形図である。この制御例では、平滑コンデンサ306の出力電流IRECTを一定に維持した状態で、整流電圧VRECTの目標値VRECT(CP)を増大させていく。これにより、電力の制御ポイントPTX(CP)も増大していく。時刻t1に、制御ポイントPTX(CP)が最大送信電力PTX(MAX)を超えると、整流電圧VRECTは、目標値VRECT(CP)に追従できなくなる。最大送信電力検出器320はこのときの送信電力PTX(CP)を、最大送信電力PTX(MAX)とする。
(第2の制御例)
図4は、検出期間TDETにおける制御ポイントPTX(CP)の第2の制御例を示す波形図である。この制御例では、整流電圧VRECTの目標値VRECT(CP)を一定に維持した状態で、平滑コンデンサ306の出力電流IRECTを増加させていく。これにより、電力の制御ポイントPTX(CP)も増大していく。時刻t1に、制御ポイントPTX(CP)が最大送信電力PTX(MAX)を超えると、整流電圧VRECTがドロップする。最大送信電力検出器320はこのときの送信電力PTX(CP)を、最大送信電力PTX(MAX)とする。
(第3の制御例)
図5は、検出期間TDETにおける制御ポイントPTX(CP)の第3の制御例を示す波形図である。この制御例では、整流電圧VRECTの目標値VRECT(CP)と、出力電流IRECTの両方を変化させる。図5のように、検出期間TDETの前期において目標値VRECT(CP)を変化させ、後期において出力電流IRECTを変化させてもよい。あるいは、目標値VRECT(CP)と出力電流IRECTを同時に変化させてもよい。
図6は、最大送信電力検出器320の構成例を示す回路図である。最大送信電力検出器320は、可変電流源322、電流設定部324、電圧設定部326を備える。
可変電流源322は、平滑コンデンサ306に接続され、電流設定部324によって設定された量の電流ISETを生成する。電源回路330は検出期間TDETの終了後に起動し、したがって検出期間TDETにおいて電源回路330に流れる電流はゼロとすることが好ましい。これにより、検出期間TDETにおける出力電流IRECTは、電流ISETと等しくなる。
この構成によれば、可変電流源322が生成する電流ISETを変化させることにより、平滑コンデンサ306の出力電流IOUTを変化させることができ、ひいては出力電力PRECT(つまり送信電力の制御ポイントPTX(CP))変化させることができる。
電圧設定部326は、検出期間TDETにおいて、整流電圧VRECTの目標値VRECT(CP)を指示する制御ポイントデータS4を生成する。 この構成によれば、制御ポイントデータS4を時間とともに変化させることで、整流電圧VRECTを変化させることができ、ひいては出力電力PRECT(つまり送信電力の制御ポイントPTX(CP))変化させることができる。
2. 最大送信電力PTX(MAX)の決定
上述のように、最大送信電力PTX(MAX)は、(i)送信電力PTXが制御ポイントPTX(CP)に追従しなくなったポイント、(ii)送信電力PTXが頭打ちになったポイント、(iii)フィードバック制御が破綻したポイントにもとづいて決定できる。
図3〜図5に示すように、制御ポイントPTX(CP)が最大送信電力PTX(MAX)を超えると、整流電圧VRECTが目標値VRECT(CP)に維持できなくなる。そこで最大送信電力検出器320は、整流電圧VRECTが目標電圧VRECT(CP)に維持されなくなったときの出力電力PRECT=PRECT(CP)×IRECTにもとづいて、最大送信電力PTX(CP)を検出することができる。
ここで、電力制御データS5は、整流電圧VRECTと目標値VRECT(CP)の誤差に応じて生成される。したがって制御ポイントPTX(CP)が最大送信電力PTX(MAX)を超えると、電力制御データS5が示す誤差量が大きくなる。そこで最大送信電力検出器320は、電力制御データS5が所定の条件を満たすときに、整流電圧VRECTが目標電圧VRECT(CP)に維持不可能となったものとして、最大送信電力PTX(MAX)を検出してもよい。たとえば所定の条件は、電力制御データS5が示す誤差量が所定のしきい値を超えた状態が、所定時間持続したことである。
(用途)
最後に、実施の形態に係るワイヤレス受電装置300を用いた電子機器の例を説明する。図7は、実施の形態に係る受電装置300を備える電子機器500を示す図である。図7の電子機器500は、スマートホン、タブレットPCや携帯型ゲーム機、携帯型オーディオプレイヤであり、筐体501には、受信コイル302、整流回路304、平滑コンデンサ306、電源回路330等を含む受電装置300が内蔵される。図7には、負荷502として、充電回路504、二次電池506、その他の電子回路508が示される。電子回路508は、無線(RF)部、ベースバンドプロセッサ、アプリケーションプロセッサ、オーディオプロセッサ等を含んでもよい。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(変形例1)
図6の最大送信電力検出器320では、可変電流源322が生成する電流ISETにもとづいて出力電流IRECTを設定したが、本発明はそれには限定されない。検出期間TDETにおいて電源回路330が動作するように起動シーケンスを定め、最大送信電力検出器320は、電源回路330に流れる電流を変化させることにより、出力電流IRECTを制御してもよい。
あるいは図6の可変電流源322を、電源回路330の出力に接続し、検出期間TDETにおいて電源回路330が動作するように起動シーケンスを定めてもよい。
(変形例2)
実施の形態では、電力コントローラ310が、整流電圧VRECTとその目標値VRECT(CP)の誤差にもとづいて、電力制御データS5を生成したが本発明はそれには限定されない。たとえば電力コントローラ310は、出力電流IOUTに対して制御ポイントIOUT(CP)を設定し、それらの誤差にもとづいて電力制御データS5を生成してもよい。
(変形例3)
また実施の形態ではQi規格に準拠する受電装置300を説明したが、本発明はPMA規格にも適用可能であり、またPMA規格やQi規格それぞれの将来のバージョンや、それら以外の規格にも適用可能である。
実施の形態にもとづき、具体的な用語を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
S1…駆動信号、S2…電力信号、S3…制御信号、S5…電力制御データ、100…給電システム、200…送電装置、202…送信コイル、204…ドライバ、206…コントローラ、208…復調器、300…受電装置、302…受信コイル、304…整流回路、306…平滑コンデンサ、310…電力コントローラ、312…変調器、320…最大送信電力検出器、322…可変電流源、324…電流設定部、326…電圧設定部、330…電源回路、500…電子機器、501…筐体、502…負荷。

Claims (18)

  1. 受信コイルと、
    前記受信コイルの電流を整流する整流回路と、
    前記整流回路の出力と接続された平滑コンデンサと、
    ワイヤレス送電装置からの送信電力を指示する電力制御データを生成する電力コントローラと、
    前記電力制御データを変調し、前記受信コイルからワイヤレス送電装置に送信する変調器と、
    送電フェーズに移行する前に、前記電力コントローラが指示する送信電力を変化させ、前記ワイヤレス送電装置の最大送信電力を検出する最大送信電力検出器と、
    を備えることを特徴とするワイヤレス受電装置。
  2. 前記最大送信電力検出器は、前記送電フェーズに移行する前に、前記平滑コンデンサに生ずる整流電圧を変化させることを特徴とする請求項1に記載のワイヤレス受電装置。
  3. 前記最大送信電力検出器は、前記送電フェーズに移行する前に、前記平滑コンデンサの出力電流を変化させることを特徴とする請求項1または2に記載のワイヤレス受電装置。
  4. 前記電力制御データは、前記平滑コンデンサに生ずる整流電圧とその目標電圧の誤差に応じていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のワイヤレス受電装置。
  5. 前記最大送信電力検出器は、前記整流電圧が前記目標電圧に維持されなくなったときの前記送信電力にもとづいて、前記最大送信電力を検出することを特徴とする請求項4に記載のワイヤレス受電装置。
  6. 前記最大送信電力検出器は、前記電力制御データが所定の条件を満たしたときの前記送信電力にもとづいて、前記最大送信電力を検出することを特徴とする請求項4に記載のワイヤレス受電装置。
  7. 受信コイルと、
    前記受信コイルの電流を整流する整流回路と、
    前記整流回路の出力と接続された平滑コンデンサと、
    前記平滑コンデンサに生ずる整流電圧が目標電圧に近づくように電力制御データを生成する電力コントローラと、
    前記電力制御データを変調し、前記受信コイルからワイヤレス送電装置に送信する変調器と、
    送電フェーズに移行する前に、前記平滑コンデンサからの出力電力を変化させ、前記ワイヤレス送電装置の最大送信電力を検出する最大送信電力検出器と、
    を備えることを特徴とするワイヤレス受電装置。
  8. 前記最大送信電力検出器は、前記送電フェーズに移行する前に、前記目標電圧を増大させることを特徴とする請求項7に記載のワイヤレス受電装置。
  9. 前記最大送信電力検出器は、前記送電フェーズに移行する前に、前記平滑コンデンサの出力電流を増大させることを特徴とする請求項7または8に記載のワイヤレス受電装置。
  10. 前記最大送信電力検出器は、前記整流電圧が前記目標電圧に維持されなくなったときの前記出力電力にもとづいて、前記最大送信電力を検出することを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載のワイヤレス受電装置。
  11. 前記最大送信電力検出器は、前記平滑コンデンサに接続される可変電流源を含むことを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載のワイヤレス受電装置。
  12. 前記平滑コンデンサに生ずる整流電圧を受け、所定の電圧レベルに安定化して負荷に供給する電源回路をさらに備え、
    前記電源回路は、前記最大送信電力検出器による検出の完了後に起動することを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載のワイヤレス受電装置。
  13. 前記平滑コンデンサに生ずる整流電圧を受け、所定の電圧レベルに安定化して負荷に供給する電源回路をさらに備え、
    前記最大送信電力検出器は、前記電源回路に流れる電流を変化させることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載のワイヤレス受電装置。
  14. 前記平滑コンデンサに生ずる整流電圧を受け、所定の電圧レベルに安定化して負荷に供給する電源回路をさらに備え、
    前記最大送信電力検出器は、前記電源回路の出力に接続される可変電流源を含むことを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載のワイヤレス受電装置。
  15. Qi規格に準拠したことを特徴とする請求項1から14のいずれかに記載のワイヤレス受電装置。
  16. 請求項1から15のいずれかに記載のワイヤレス受電装置を備えることを特徴とする電子機器。
  17. ワイヤレス受電装置においてワイヤレス装置の最大送信電力を検出する方法であって、
    前記ワイヤレス受電装置は、
    受信コイルと、
    前記受信コイルの電流を整流する整流回路と、
    前記整流回路の出力と接続された平滑コンデンサと、
    ワイヤレス送電装置からの送信電力を指示する電力制御データを生成する電力コントローラと、
    前記電力制御データを変調し、前記受信コイルからワイヤレス送電装置に送信する変調器と、
    を備え、
    前記方法は、
    送電フェーズに移行する前に、前記送信電力の制御目標を変化させるステップと、
    各制御目標において、実際の受信電力が前記制御目標に追従しているか否かを判定することにより最大送信電力を検出するステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
  18. ワイヤレス受電装置においてワイヤレス装置の最大送信電力を検出する方法であって、
    前記ワイヤレス受電装置は、
    受信コイルと、
    前記受信コイルの電流を整流する整流回路と、
    前記整流回路の出力と接続された平滑コンデンサと、
    前記平滑コンデンサに生ずる整流電圧が目標電圧に近づくように電力制御データを生成する電力コントローラと、
    電力制御データを変調し、前記受信コイルからワイヤレス送電装置に送信する変調器と、
    を備え、
    前記方法は、
    送電フェーズに移行する前に、前記平滑コンデンサからの出力電力を変化させるステップと、
    前記整流電圧が前記目標電圧に維持されなくなったときの前記出力電力にもとづいて、前記最大送信電力を検出するステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
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