JP6438487B2 - 縦横曲率を有するホットグラスシートを成形するための成形ステーションおよび方法 - Google Patents

縦横曲率を有するホットグラスシートを成形するための成形ステーションおよび方法 Download PDF

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Description

本発明は、その光学特性が改善された縦横曲率を有するホットグラスシートを成形するための成形ステーションおよび方法に関する。
Nitschkeらの米国特許第4,661,141号明細書は、上金型の下へとホットグラスシートを搬送することによってホットグラスシートを曲げるグラスシートプレス曲げシステムを開示しており、上金型は、下方に移動されてホットグラスシートを受け、ロールコンベヤの搬送面の下から供給される上向きのガス噴射と、上金型において引かれる真空によりそれを支持し、上金型はその後、そこにグラスシートがグラスシートの長さに沿って下向き表面の3分の2以上と接触することによって支持された状態で上方に移動される。グラスシートが縦横曲率、すなわち相互に交差する方向への曲率を有し、直線成分を一切有さないように成形される場合、グラスシートの周辺に余分なグラスが存在し、それが原因となってグラスシートの中央部分で金型とグラスとの間に過剰な圧力がかかり、それによってグラスの中央視域における光学特性が反射率および透過率の何れに関しても望ましくなくなる。
上述の米国特許第4,661,141号明細書により開示されるシステムのタイプに関連して、以下の米国特許、すなわちMumfordらの米国特許第5,900,034号明細書、Mumfordらの米国特許第5,906,668号明細書、Ducatらの米国特許第5,917,107号明細書、Nitschkeらの米国特許第5,925,162号明細書、Nitschkeらの米国特許第6,032,491号明細書、Ducatらの米国特許第6,079,094号明細書、Mumfordらの米国特許第6,173,587号明細書、Nitschkeらの米国特許第6,418,754号明細書、Nitschkeらの米国特許第6,718,798号明細書、Nitshchkeらの米国特許第6,729,160号明細書も参照されたい。
本発明の目的は、縦横曲率を有するホットグラスシートを成形するための改良された成形ステーションを提供することである。
上述の目的を実現するために、本発明により構成される成形ステーションは、先端を有する1対の離間された端部分を有し、その端部分間に延びる中間部分も有するホットグラスシートを成形するものであり、この成形ステーションは、加熱チャンバを有する筐体を含み、ホットグラスシートを搬送面に沿ってその加熱チャンバへと搬送するロールコンベヤも含む。成形ステーションの上金型は、加熱チャンバの中のロールコンベヤの上方にあり、縦横方向への曲率を有する下方に突出する形状の下向き表面を有し、上金型はロールコンベヤの上方に離間された上側位置とロールコンベヤに隣接する下側位置との間で移動可能である。成形ステーションの真空源は、上金型の下向き表面において真空を引くように動作可能であり、成形ステーションのロールコンベヤの下にあるガス揚上噴射列は上向きのガス揚上噴射を供給し、それがグラスシートをロールコンベヤから、その下位置にある上金型へと上向きに揚上し、揚上されたグラスシートの中間部分を上金型の下向き表面と、グラスシートの端部分の先端間の距離の50%未満だけ接触させるための唯一の運動力を提供し、すると、上金型とグラスシートが上金型の上側部分へと上方に移動される。成形ステーションの下金型は、上向きのリング形状で、上金型の下向き表面の下方に突出する形状と相補的な、縦横方向への陥凹形状を有し、下金型は成形ステーションの加熱チャンバ内で、ロールコンベヤの上方の位置において、ガス揚上噴射列によりグラスシートが上金型に支持された状態でその上側位置にある上金型の下へと水平に移動可能であり、すると、上金型が下方に移動し、真空源が上金型の下向き表面において真空を引き、上下金型間でグラスシートをプレス成形して、グラスシートに縦横方向の曲率を提供し、次に、プレス成形されたグラスシートが上金型に、その下向き表面において引かれた真空により支持された状態で、上金型がその上側位置へと上方に移動される。その後、成形ステーションの搬出金型が、その上側位置にある上金型上のプレス成形されたグラスシートの下へと移動され、そこで、真空源により上金型で引かれた真空が停止されてグラスシートが上金型から外れて搬出金型に載り、それが次に、プレス成形されたグラスシートを搬出するために成形ステーションから出る。成形ステーションのコントローラは、ロールコンベヤ、上金型、真空源、ガス揚上噴射列、下金型、搬出金型を動作させて、グラスシートのプレス成形作業とその搬出が行われるようにする。
開示されているように、成形ステーションのコントローラは、上向きのガス揚上噴射を提供するガス揚上噴射列の動作を上下金型間でのグラスシートのプレス成形が完了する前に停止させ、好ましくは、コントローラは、上向きのガス揚上噴射を提供するガス揚上噴射列の動作を、そこにグラスシートが支持された状態で上金型が下方へと移動されて、上下金型間のグラスシートのプレス成形が開始するときに停止させる。
開示されているように、ガス揚上噴射列は、グラスシートの端部分を揚上するための1対の端部分と、グラスシートの中間部分を揚上するための中央部分を含み、ガス揚上噴射列はまた、ガス揚上噴射列の端部分と中央部分へと供給されるガスの圧力を制御するための制御手段も含む。
代替的な実施形態において、成形ステーションは1対のポジショナを含み、これらはコントローラの動作を受けて、ガス揚上噴射列の動作の前に上金型の下のブロック位置へと移動可能であり、それによってグラスシートの端部分が上金型の下向き表面に向かって上方に移動するのを限定することにより、グラスシートの中間部分が上金型の下向き表面と接触する範囲を限定し、コントローラはその後、1対のポジショナをそのブロック位置からブロック解除位置へと移動させて、それに続いて上下金型間でグラスシートをプレス成形できるようにする。開示されているように、1対のポジショナはそれぞれの旋回接続手段を有して、それらを上金型に支持し、コントローラの動作を受けてブロックおよびブロック解除位置間で移動できるようにする。
開示されている成形ステーションは、急冷ステーションを有するシステムと共に使用され、搬出金型がコントローラの動作を受けてそこに向かってプレス成形されたグラスシートを移動させて急冷されるようにする。
本発明の他の目的は、縦横曲率を有するホットグラスシートを成形するための改良された方法を提供することである。
上記の目的を実現するために、この方法は、先端を有する1対の離間された端部分を有し、その端部分間に延びる中間部分も有するホットグラスシートに対して実行されるものであり、この方法は、ホットグラスシートをコンベヤ上で成形ステーションの加熱チャンバ内の、コンベヤの上方にあり、縦横方向への曲率を有する、下方に突出する形状の下向き表面を有する上金型の下へと搬送することから始まる。その後、上金型はコンベヤ上で上側位置からグラスシートに隣接する下側位置へと下方に移動され、ガス揚上噴射列の動作により、上向きの揚上噴射が、グラスシートをコンベヤから揚上し、揚上されたグラスシートの中間部分を上金型の下向き表面と、グラスシートの端部分の先端間の距離の50%未満だけ接触させるための唯一の運動力として提供され、すると、上金型とグラスシートが上金型の上側部分へと上方に移動される。その後、上向きのリング形状で、上金型の下向き表面の下方に突出する形状と相補的な、縦横方向への陥凹形状を有する下金型が、加熱チャンバ内で、コンベヤの上方の位置において、グラスシートが上金型に支持された状態でその上側位置にある上金型の下へと水平に移動可能であり、すると、上金型が下方に移動され、上金型の下向き表面において真空が引かれて、上下金型間でグラスシートがプレス成形され、グラスシートに縦横方向の曲率が提供され、すると、プレス成形されたグラスシートが上金型に、その下向き表面において引かれた真空により支持された状態で、上金型がその上側位置へと上方に移動される。その後、搬出金型が、その上側位置にある上金型上のプレス成形されたグラスシートの下へと移動され、そこで、上金型で引かれた真空が停止されてグラスシートが上金型から外れて搬出金型に載り、それが次に、プレス成形されたグラスシートを搬出するために成形ステーションから出る。
開示されているように、この方法は、ガス揚上噴射列の動作を上下金型間でのグラスシートのプレス成形が完了する前に停止させることによって実行され、好ましくは、ガス揚上噴射列の動作は、そこにグラスシートが支持された状態で上金型が下方へと移動されて、上下金型間のグラスシートのプレス成形が開始するときに停止させる。
開示されているように、グラスシートの端部分と中間部分にそれぞれ供給されるガス圧は、グラスシートの、上金型の下向き表面と接触する範囲を限定するように制御される。より具体的には、グラスシートの端部分にはグラスシートの中間部分より低いガス圧が供給されると開示されており、グラスシートの端部分に供給されるガス圧はグラスシートの中間部分に供給されるガス圧の50〜75%である。
この方法の代替的な実施例において、1対のポジショナが、ガス揚上噴射列の動作の前に上金型の下のブロック位置へと移動されて、グラスシートの端部分が上金型の下向き表面に向かって上方に移動するのを限定し、それによってグラスシートの中間部分が上金型の下向き表面と当初接触する範囲を限定し、1対のポジショナはその後、そのブロック位置からブロック解除位置へと移動され、それに続いて上下金型間でグラスシートをプレス成形できるようにする。開示されているように、1対のポジショナは上金型上においてそれぞれの旋回接続手段の周囲でブロックおよびブロック解除位置間で移動される。
上下金型間のブレス成形動作の後に、プレス成形されたグラスシートは、搬出金型の上で、成形ステーションから急冷のために急冷ステーションへと移動されると開示されている。
この方法の好ましい実施例を実行する中で、ガス揚上噴射列の動作は、上金型が、そこにグラスシートが支持された状態で下方に移動して、上下金型間でのグラスシートのプレス成形が開始するときに停止され、プレス成形されたグラスシートは搬出金型上で、成形ステーションから急冷のために急冷ステーションへと移動される。
本発明の目的、特徴、および利点は、好ましい実施形態の詳細な説明を参照図面に関連して読むことにより容易に明らかとなる。
図1は、本発明を実施し、本発明の方法を実行する成形ステーションを含むグラスシート加工システムの概略立面図である。 図2は、図1と同じ方向に切断した成形ステーションの概略断面図であり、図の上方に示されている破線と図の下方に示されている実線との間で移動可能であり、それによって縦横方向に曲率を付けて形成されるホットグラスシートを受ける上金型を示す。 図3は、上金型の斜視図であり、その下側の下方に突出する面が、説明のために概して上向きに示されている。 図4は、システムにより加工されることになり、1対の離間された端部分とその端部分間に延びる中間部分を有するグラスシートの平面図である。 図5は、図2と同じ方向に見ているが、最終的にプレス成形されたグラスシートの中央領域の光学特性が改善される方法で、当初、グラスシートの成形を、より中央のグラスシート中間部分に限定するために、その端部分が上金型の下向き表面から離間された状態で中間部分において支持されたグラスシートを示す。 図6は、図1の線6−6の方向に沿って切断した成形ステーションの断面図であり、破線で示されるアイドル位置から上金型の下の実線で示される使用位置まで移動可能な下金型を示しており、上金型がそこにグラスシートがある状態で図5の位置から下方に移動することによって、縦横方向の曲率を有するグラスシートがプレス成形され、その後、上金型とグラスシートが上方に移動されて、搬出金型が上金型の下へと移動され、その後、プレス成形されたグラスシートを受け、成形ステーションの外に、例えば冷却するために図の冷却ステーションへと搬出する。 図7は、図2の線7−7の方向に見た平面図であり、ロールコンベヤから上金型へとグラスシートを揚上するために使用されるガス揚上噴射列の構成を示す。 図8は、プレス成形動作を説明するフローチャートである。 図9は、図5と同じ方向に見た部分図であり、プレス成形動作の前に実線で示されるブロック位置へと移動可能で、グラスシートと上金型の下向き表面との当初の接触を限定するポジショナを含む代替的な実施形態を示し、ポジショナはその後、破線で示されるフロック解除位置へと移動されて、上下金型間でのグラスシートのプレス成形を可能にする。 図10は、図9の線10−10の方向に沿って見た上面図であり、ポジショナの構成をさらに示す。
本明細書には必要に応じて本発明の詳細な実施形態が開示されているが、開示されている実施形態は、各種の代替的な形態で実施可能な本発明の例にすぎないと理解するべきである。図は必ずしも正確な縮尺によらず、いくつかの特徴は具体的な構成要素の詳細を示すために誇張または縮小されている場合もある。したがって、本明細書中で開示されている具体的な構造上および機能上の詳細は、限定的でなく、単に当業者に本発明の実施を教示するための代表的な基礎と解釈するべきである。
図1を参照すると、20で概して示されるグラスシート成形システムは、本発明を具現化しており、グラスシートを加熱するための加熱周囲空気を提供するための加熱チャンバ24を有する炉22を含む。システムのコンベヤ26は加熱グラスシートを概して水平に延びる方向に搬送し、好ましくはロールコンベヤタイプであって、これは以下の米国特許、すなわちMcMasterの米国特許第3,806,312号明細書、McMasterらの米国特許第3,934,970号明細書、McMasterらの米国特許第3,947,242号明細書、およびMcMasterらの米国特許第3,994,711号明細書において開示されている方法で摩擦駆動されるロール28を含む。システム20のプレス成形ステーション30は本発明にしたがって構成され、本発明の方法を実行するものであり、本発明の様々な態様を理解しやすくするために、プレス成形ステーションと方法の両方が一緒に説明される。プレス成形ステーション30は、前述の米国特許第4,661,141号明細書および本願の前述の背景技術の項に記載されたその他の米国特許の開示のそれといくらか同様の構成を有する。さらに、プレス成形ステーション30は、加熱チャンバ34を画定する断熱筐体32を有し、その中にプレス成形ステーションのプレス成形装置36が受けられ、これは図6にも示されている。
図2および3に示されているように、プレス成形装置は、加熱チャンバ34内で、ロールコンベヤ26の上方に位置付けられた上金型38を含み、下方に突出する形状の下向き表面40を有し、これは特に図3において破線42により例示される主曲率と破線44により例示される交差曲率によって示されている縦横方向の曲率を有し、それゆえ、円筒形状または円錐形状にあるような直線成分がまったくない。この上金型38は、図2に示されるアクチュエータ48への接続手段46により支持され、移動されて、ロールコンベヤ24の上方の破線で示される上側位置とロールコンベヤに隣接する実線で示される下側位置との間で移動する。
概略的に示される真空源50は、図2において、上金型38の上に取り付けられているように示され、図3により上金型の下向き表面40に示される整列された真空穴50から真空を提供する。より具体的には、真空源50は好ましくは、McMasterの米国特許第4,202,681号明細書およびMcMasterの米国特許第4,222,763号明細書により開示されているタイプであり、より強い、またはより弱い真空を引くことができるだけでなく、グラスシートを離型させるための陽圧空気を提供でき、これについては以下により詳しく説明する。
図2に概略的に示されているように、成形ステーション30はまた、ガス揚上噴射列54も含み、これはロールコンベヤ26の上のグラスシートGの搬送面Cの下方に配置され、ガス噴射ポンプ56を含み、それが上向きのガス揚上噴射58を供給して、グラスシートGをロールコンベヤからその下側位置にある上金型38へと揚上するための唯一の運動力を提供する。このグラスシートの揚上は、後述のように、グラスシートと上金型の接触範囲とそれらの間の圧力を、グラスシートの中央視域の光学特性を改善する方法で制限する。ガス噴射ポンプはMcMasterらの米国特許第4,204,854号明細書およびMcMasterの米国特許第4,356,018号明細書により開示されているタイプであり、そこからの第一のガス流が第一のガス流の大きさの何倍もの第二のガス流を誘発して揚上する。
図4に示されているように、成形されるグラスシートGは、先端62を有する1対の離間された端部分60を有し、また、その端部分間に延びる中間部分64も有する。自動車のサイドおよびリアウィンドウ用として成形されるグラスシートは従来、端部分60の先端62間の最小距離Dmin.と最大距離Dmax.およびその結果である平均距離Dave.を有する。この平均距離Dave.を、本願においては説明のために、以下、「端部分の先端間の距離」と呼ぶ。
図2に示されるようにロールコンベヤ26からグラスシートを揚上すると、グラスシートの中間部分が上金型38の下向き表面40と、グラスシートの端部分60の先端62間の距離の50%未満にわたり接触し、上金型はその後、図5に示されるように上方に移動され、その際、端部分60は上金型の下向き表面40から下方に離間されている。金型表面40には真空源50により真空が引かれず、引き続きガス揚上噴射列54のみによってグラスシートが上金型に支持される。グラスシートと上金型38の下向き表面40との接触範囲が限定されることにより、交差曲率が限定されて、余分な周辺グラスが当初から限定される。これによって、光学特性が重要となるグラスシートの中間部分において、急峻な曲率と、その結果である透過率と反射率の両方に関する歪みが防止される。
成形ステーション30の下金型66は、図7に示されるような、上向きのリング形状であり、これは図3に示される上金型38の下向き表面40の下方に突出する形状と相補的な、縦横方向に陥凹する形状を有する。この下金型66は、アクチュエータ70への接続手段68によって図6に示されるように水平に移動可能であり、加熱チャンバ34の中で、破線表現で示されるアイドル、すなわち不使用位置から、ロールコンベヤ26の上方のある高さにあり、グラスシートGがガス揚上噴射列54によって上金型に支持されている状態で図5に示されるその上側位置にある上金型38の下方の位置において実線表現で示される使用位置へと水平に移動する。次に、上金型38は図6に示される下側位置へと下方に移動され、その後、真空源50が上金型の下向き表面40において真空を引き、上および下金型38および66間のグラスシートのプレス成形とその結果として得られるグラスシートの縦横方向への曲率を提供する。次に、プレス成形されたグラスシートが真空源50によってその下向き表面において引かれた真空によって上金型に支持された状態で、上金型38が上方に移動され、すると、搬出金型72がアクチュエータ76への接続手段74によって、その上側位置にある上金型の下へと移動され、その時、真空源により上金型において引かれた真空が停止されて、グラスシートが上金型から外れて搬出金型に載る。上金型において引かれた真空の停止の後に、陽圧空気も上金型に供給されて、グラスシートが下金型へと外れるようにしてもよく、下金型がその後、プレス成形されたグラスシートが成形ステーションの外に、開示されているように熱強化またはテンパリングのためにグラスシートを冷却するための上側および下側急冷ヘッド80および82を有する急冷ステーション78へと搬出されるように移動される。
図1に示されるコントローラ84は、システムと成形ステーションを動作させるための、前述の動作可能な構成要素への制御コネクタ束86を有し、グラスシートのプレス成形とその搬出を提供するためのロールコンベヤ26、上金型38、真空源50、ガス揚上噴射列54、下金型66、搬出金型72、および急冷ステーション78を動作させる。
図8のフローチャートを参照すると、プレス成形動作は、グラスシートGを炉内で加熱し(88)、それに続き、加熱後に成形ステーションへと搬送する(90)ことによって開始される。次に、92で示されるように、上金型が下方に移動され、それがグラスシートGを受けて、ガス揚上噴射により支持されるようにした後に、上金型が下方に移動されて(94)、グラスシートの中間部分を前述のように限定的な範囲にわたり支持し、その後、プレス成形の準備のために下金型が上金型とグラスシートの下方に移動される(96)。98により示される上金型の下方移動によって、下金型とのグラスシートプレス成形が開始し、その間、前述のように真空が上金型に供給され、グラスシートの当初の接触の限定とコンベヤからの当初のグラスピックアップ時の縦横曲率の限定によって改善された光学特性を有する縦横方向へのプレス成形が提供される。その後、上金型が上方に移動し、下金型が上金型の下から移動する動作(100)に続き、上金型の下の搬出金型が移動して(102)、プレス成形されたグラスシートを受け、続いて搬出金型が搬出のためにプレス成形ステーションの外へと移動する。
上述のプレス成形動作の好ましい実施例において、図2に示される上向きのガス揚上噴射58を提供するガス揚上噴射列54の動作は、上下金型間でのグラスシートのプレス成形が完了する前に停止され、最も好ましくは、前述のように上金型38が、そこにグラスシートが支持された状態で下方に移動して、上および下金型38および66間でのグラスシートのプレス成形が開始するときに停止される。
図7を参照すると、開示されているガス揚上噴射列54は、グラスシートの端部分60と整列して、当初、それを揚上し、支持する1対の端部分104を含み、ガス揚上噴射列はまた、中央部分108も含み、これは前述のようにグラスシートの中間部分を支持し、揚上するための1対の分枝110を有する。加圧ガスは、それが加熱チャンバに流入し、その後、端部分104に加圧ガスを供給する供給導管112とその分枝110の両方で中央部分108に加圧ガスを供給する導管114を通る加熱経路の中を流れる間に加熱される。116により概して示される制御手段はバルブ118を含み、これは端部分104につながる導管112に供給される圧力を調節可能に制御し、制御手段116はまた、バルブ120も含み、これは中央部分108の分枝110に導管114によって供給されるガス圧を調節可能に制御する。勿論、ガス列の端部分104と中央部分108への供給のためのバルブ開閉と制御手段は、グラスシートの端部分と中間部分における揚上と支持の量を調節可能に制御するために、示されている特定の方法以外の様々な方法で構成できる。この動作は、図8において92により示される上金型の下方への移動ステップ中およびステップ94において示される上金型の上方への移動中のほか、ステップ96により示される上金型の下での下金型の移動中および、ステップ98により示される上金型の下方への移動からプレス成形開始までを通じて行われる。より具体的には、ほとんどの場合、グラスシートの端部分60はその中間部分より供給されるガス圧が低く、縦横曲率を有する従来のグラスに対する多くのプレス成形動作について、この端部分に供給される圧力は通常、中間部分に供給されるガス圧の約50〜75%の範囲であろう。
図9を参照すると、成形ステーションの代替的な実施形態は1対のポジショナ122を有し、これらは、前述のようにガス揚上噴射列の動作の前に上金型38の下の実線で示されるブロック位置へと移動され、グラスシートGの端部分60が上金型の下向き表面40に向かって上方に移動するのを制限する。ポジショナ122はそれゆえ、前述のようにロールコンベヤからの当初のピックアップ時とプレス成形の準備のための上方への移動時に、グラスシートの中間部分64が上金型38の下向き表面40と接触する範囲を限定するように機能する。1対のポジショナ122は続いて、そのブロック位置から、破線表現で示されるブロック解除位置へと移動され、その後、前述のように、上金型38と下金型66との間のグラスシートのプレス成形が可能となる。
開示されているように、ブロック部材122は、上金型38への旋回接続手段124を有し、より具体的には、図10に示されるように、各々がポジショナ部分126を有し、その両端は、旋回接続手段128によって上金型に接続される脚部128により支持される。アクチュエータ130が上金型38とポジショナ脚部128との間に延び、コントローラ84の動作を受けて、前述のようにブロック位置とブロック解除位置との間で移動する。
前述の特許はすべて、本願の出願人に譲渡されており、参照によって本願に援用される。
ここまで例示的な実施形態を説明してきたが、これらの実施形態が本発明のあらゆる考えうる形態を説明しているわけではないものとする。むしろ、明細書中で使用される文言は限定ではなく説明の文言であり、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、様々な変更を加えることができると理解する。これに加えて、様々な実施形態の特徴を組み合わせて、本発明の別の実施形態を形成してもよい。

Claims (17)

  1. 先端を有する1対の離間された端部分を有し、その端部分間に延びる中間部分も有するホットグラスシートを成形する成形ステーションにおいて、
    加熱チャンバを有する筐体と、
    前記ホットグラスシートを搬送面に沿って前記成形ステーションの前記加熱チャンバへと搬送するロールコンベヤと、
    前記成形ステーションの前記加熱チャンバの中の前記ロールコンベヤの上方にあり、縦横方向への曲率を有する下方に突出する形状の下向き表面を有する上金型であって、前記ロールコンベヤの上方に離間された上側位置と前記ロールコンベヤに隣接する下側位置との間で移動可能な上金型と、
    前記上金型の前記下向き表面において真空を引く真空源と、
    前記成形ステーション内の前記グラスシートの前記搬送面の下にあり、上向きのガス揚上噴射を供給し、それが前記グラスシートを前記ロールコンベヤからその下位置にある前記上金型へと上向きに揚上し、前記揚上されたグラスシートの前記中間部分を前記上金型の前記下向き表面と、前記グラスシートの前記端部分の前記先端間の距離の50%未満だけ接触させるための唯一の運動力を提供するガス揚上噴射列であって、すると、前記上金型と前記グラスシートが前記上金型の前記上側位置へと上方に移動されることになるガス揚上噴射列と、
    上向きのリング形状で、前記上金型の前記下向き表面の前記下方に突出する形状と相補的な、縦横方向への陥凹形状を有する下金型であり、前記成形ステーションの前記加熱チャンバ内で、前記ロールコンベヤの上方の位置において、前記ガス揚上噴射列により前記グラスシートが前記上金型に支持された状態でその上側位置にある前記上金型の下へと水平に移動可能である下金型であって、すると、前記上金型が下方に移動し、前記真空源が前記上金型の前記下向き表面において真空を引き、前記上および下金型間で前記グラスシートをプレス成形して、前記グラスシートの縦横方向の曲率を提供し、次に、前記プレス成形されたグラスシートが前記上金型に、その下向き表面において引かれた真空により支持された状態で、前記上金型がその上側位置へと上方に移動されることになる下金型と、
    その後、その上側位置にある前記上金型上のプレス成形されたグラスシートの下へと移動される搬出金型であって、すると、前記真空源により前記上金型で引かれた真空が停止されて前記グラスシートが前記上金型から外れて前記搬出金型に載り、それが次に、前記プレス成形されたグラスシートを搬出するために前記成形ステーションから出る搬出金型と、
    前記ロールコンベヤ、前記上金型、前記真空源、前記ガス揚上噴射列、前記下金型、前記搬出金型を動作させて、前記グラスシートのプレス成形とその搬出が行われるようにするコントローラと、
    を含むことを特徴とする成形ステーション。
  2. 請求項1に記載の成形ステーションにおいて、
    前記コントローラは、前記上向きのガス揚上噴射を提供する前記ガス揚上噴射列の動作を、前記上および下金型間での前記グラスシートのプレス成形が完了する前に停止させることを特徴とする成形ステーション。
  3. 請求項2に記載の成形ステーションにおいて、
    前記コントローラは、前記上向きのガス揚上噴射を提供する前記ガス揚上噴射列の動作を、そこに前記グラスシートが支持された状態で前記上金型が下方へと移動されて、上下金型間のグラスシートのプレス成形が開始するときに停止させることを特徴とする成形ステーション。
  4. 請求項1に記載の成形ステーションにおいて、
    前記ガス揚上噴射列は、前記グラスシートの前記端部分を揚上するための1対の端部分と、前記グラスシートの前記中間部分を揚上するための中央部分を含み、前記ガス揚上噴射列はまた、前記ガス揚上噴射列の前記端部分と前記中央部分へと供給されるガスの圧力を制御するための制御手段も含むことを特徴とする成形ステーション。
  5. 請求項1に記載の成形ステーションにおいて、
    前記コントローラの動作を受けて、前記ガス揚上噴射列の動作の前に前記上金型の下のブロック位置へと移動可能であり、それによって前記グラスシートの端部分が前記上金型の前記下向き表面に向かって上方に移動するのを限定することにより、前記グラスシートの前記中間部分が前記上金型の前記下向き表面と接触する範囲を限定する1対のポジショナをさらに含み、前記コントローラはその後、前記1対のポジショナをそのブロック位置からブロック解除位置へと移動させて、それに続いて前記上および下金型間での前記グラスシートの前記プレス成形が可能になるようにすることを特徴とする成形ステーション。
  6. 請求項に記載の成形ステーションにおいて、
    前記1対のポジショナはそれぞれの旋回接続手段を有して、それらを前記上金型に支持し、前記コントローラの動作を受けて前記ブロックおよびブロック解除位置間で移動させることを特徴とする成形ステーション。
  7. 請求項1に記載の成形ステーションにおいて、
    急冷ステーションを有するシステムと共に使用され、前記搬出金型が前記コントローラの動作を受けてそこに向かって前記プレス成形されたグラスシートを移動させて急冷されるようにすることを特徴とする成形ステーション。
  8. 先端を有する1対の離間された端部分を有し、その端部分間に延びる中間部分も有するホットグラスシートを成形する方法において、
    前記ホットグラスシートをコンベヤ上で成形ステーションの加熱チャンバ内の、前記コンベヤの上方にあり、縦横方向への曲率を有する、下方に突出する形状の下向き表面を有する上金型の下へと搬送するステップと、
    前記上金型を前記コンベヤ上で上側位置から前記グラスシートに隣接する下側位置へと下方に移動させ、ガス揚上噴射列を動作させて、上向きのガス揚上噴射が、前記グラスシートを前記コンベヤから揚上し、前記グラスシートの前記中間部分を前記上金型の前記下向き表面と、前記グラスシートの前記端部分の前記先端間の距離の50%未満だけ接触させるための唯一の運動力として提供するステップと、その後、前記上金型と前記グラスシートを前記上金型の前記上側位置へと上方に移動させるステップと、
    その後、上向きのリング形状で、前記上金型の前記下向き表面の前記下方に突出する形状と相補的な、縦横方向への陥凹形状を有する下金型を、前記加熱チャンバ内で、前記コンベヤの上方であり、前記グラスシートが前記上金型に支持された状態でその上側位置にある前記上金型の下の位置へと水平に移動させ、その後、前記上金型を下方に移動させ、前記上金型の前記下向き表面において真空を引き、前記上および下金型間で前記グラスシートがプレス成形され、前記グラスシートに縦横方向の曲率が提供されるようにし、すると、前記プレス成形されたグラスシートが前記上金型に、その下向き表面において引かれた真空により支持された状態で、前記上金型がその上側位置へと上方に移動されるようにするステップと、
    その後、搬出金型を、その上側位置にある前記上金型上の前記プレス成形されたグラスシートの下へと移動させ、そこで、前記上金型で引かれた真空が停止されて前記グラスシートが前記上金型から外れて前記搬出金型に載り、それが次に、前記プレス成形されたグラスシートを搬出するために前記成形ステーションから出るようにするステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  9. 請求項8に記載のホットグラスシートを成形する方法において、
    前記ガス揚上噴射列の動作が前記上および下金型間での前記グラスシートのプレス成形が完了する前に停止されることを特徴とする方法。
  10. 請求項8に記載のホットグラスシートを成形する方法において、
    前記ガス揚上噴射列の動作は、そこに前記グラスシートが支持された状態で前記上金型が下方へと移動されて、前記上および下金型間の前記グラスシートのプレス成形が開始するときに停止されることを特徴とする方法。
  11. 請求項8に記載のホットグラスシートを成形する方法において、
    ガス圧が前記グラスシートの前記端部分と前記中間部分にそれぞれ供給され、前記グラスシートの前記中間部分が、前記上金型の前記下向き表面と接触する範囲を限定するように制御されることを特徴とする方法。
  12. 請求項11に記載のホットグラスシートを成形する方法において、
    前記グラスシートの前記端部分には前記グラスシートの前記中間部分より低いガス圧が供給されることを特徴とする方法。
  13. 請求項12に記載のホットグラスシートを成形する方法において、
    前記グラスシートの前記端部分に供給されるガス圧は前記グラスシートの前記中間部分に供給されるガス圧の50〜75%であることを特徴とする方法。
  14. 請求項8に記載のホットグラスシートを成形する方法において、
    1対のポジショナが、前記ガス揚上噴射列の動作の前に前記上金型の下のブロック位置へと移動されて、前記グラスシートの前記端部分が前記上金型の前記下向き表面に向かって上方に移動するのを限定し、それによって前記グラスシートの前記中間部分が前記上金型の前記下向き表面と当初接触する範囲を限定し、前記1対のポジショナはその後、そのブロック位置からブロック解除位置へと移動され、それに続いて前記上および下金型間で前記グラスシートをプレス成形できるようにすることを特徴とする方法。
  15. 請求項14に記載のホットグラスシートを成形する方法において、
    前記1対のポジショナは前記上金型においてそれぞれの旋回接続手段の周囲でブロックおよびブロック解除位置間で移動されることを特徴とする方法。
  16. 請求項8に記載のホットグラスシートを成形する方法において、
    前記プレス成形されたグラスシートは、前記搬出金型の上で、前記成形ステーションから急冷のために急冷ステーションへと移動されることを特徴とする方法。
  17. 請求項8に記載のホットグラスシートを成形する方法において、
    ガス圧が前記グラスシートの前記端部分と前記中間部分にそれぞれ供給され、前記グラスシートの前記中間部分が、前記上金型の前記下向き表面と接触する範囲を限定するように制御され、前記グラスシートの前記端部分には前記グラスシートの前記中間部分より低いガス圧が供給され、前記ガス揚上噴射列の動作は、前記上金型が、そこに前記グラスシートが支持された状態で下方に移動して、前記上および下金型間での前記グラスシートのプレス成形が開始するときに停止され、前記プレス成形されたグラスシートが前記搬出金型上で、前記成形ステーションから急冷のための急冷ステーションへと移動されることを特徴とする方法。
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