JP6438238B2 - 澱粉質、イソマルツロース、及びトレハルロースを含む求肥様食品、並びに当該求肥様食品を製造する方法 - Google Patents

澱粉質、イソマルツロース、及びトレハルロースを含む求肥様食品、並びに当該求肥様食品を製造する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6438238B2
JP6438238B2 JP2014175584A JP2014175584A JP6438238B2 JP 6438238 B2 JP6438238 B2 JP 6438238B2 JP 2014175584 A JP2014175584 A JP 2014175584A JP 2014175584 A JP2014175584 A JP 2014175584A JP 6438238 B2 JP6438238 B2 JP 6438238B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fertilizer
food
mass
parts
isomaltulose
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014175584A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016049044A (ja
Inventor
美月 陸浦
美月 陸浦
裕美子 手塚
裕美子 手塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Sugar Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Sugar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Sugar Co Ltd filed Critical Mitsui Sugar Co Ltd
Priority to JP2014175584A priority Critical patent/JP6438238B2/ja
Publication of JP2016049044A publication Critical patent/JP2016049044A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6438238B2 publication Critical patent/JP6438238B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、求肥様食品、及び当該求肥様食品を製造する方法に関する。本発明は、特に、イソマルツロース及びトレハルロースを含む求肥様食品、並びに当該求肥様食品を製造する方法に関する。
求肥は一般に、澱粉質、例えば餅粉、水、及びショ糖から作られる。ショ糖の量は一般に餅粉の量よりも多い。多量のショ糖によって、求肥に特有の柔らかさ、伸び、及び弾力が得られる。さらに、求肥は、多量のショ糖を含むことによって、常温で約1週間程度保存をしても硬くならない。一方、餅粉を含むがショ糖含有量が少ない又はショ糖を含まない食品、例えば団子及び餅などは常温で約1日程度保存すると硬くなる。
求肥は一般に、常温で保存されるものであり、冷蔵保存されない。というのも、冷蔵温度では求肥中の澱粉が老化し、その結果、求肥が硬くなるからである。
求肥の消費期限を延長する為に又は遠方への配送を可能にする為に、求肥は冷凍保存されうる。というのも、冷凍されている状態では澱粉の老化は抑制されるからである。しかし、冷凍する過程又は解凍する過程で冷蔵温度を経ることにより、澱粉が老化し、その結果、求肥が硬くなる。
下記特許文献1〜3は、糖類を含む食品の製造方法を記載する。
特許文献1は、糖とβ−アミラーゼとを含有する餅類の老化防止用組成物(請求項1)及び当該老化防止用組成物を添加することを特徴とする餅類の製造方法(請求項3)を記載する。当該糖は、キシロース、キシリトール、キシロオリゴ糖、還元キシロオリゴ糖、ソルビトール、マンニトール、エリスリトール、パラチノース、パラチニット、トレハルロース、ラフィノース、ラクチュロース、フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖より成る群から選ばれる(請求項1及び3)。
特許文献2は、ぎゅうひを記載する(実施例7)。当該ぎゅうひの配合において、餅粉が50重量部であり及びパラチノースが10重量部である(表10)。
特許文献3は、「糊化澱粉質、砂糖及びα,α−トレハロースと共に、マルトース及び/又はα−マルトシルα,α−トレハロースを含んでなる求肥であって、無水物換算で、澱粉質100質量部に対し糖類を150乃至400質量部を含有し、かつ、糖類として砂糖30乃至250質量部及びα,α−トレハロース45乃至250質量部と共に、マルトース45乃至250質量部及び/又はα−マルトシルα,α−トレハロース10乃至250質量部を含有することを特徴とする求肥ブロック。」を記載する(請求項1)。
特開平9−107900号公報 特開2011−229422号公報 特開2011−115157号公報
求肥様食品の柔らかさの向上が求められている。また、冷蔵又は冷凍保存後の求肥様食品の柔らかさの向上も求められている。
また、求肥様食品の食感乃至は外観の改善も求められている。
また、求肥様食品は一般に、糊化した餅粉とショ糖とを混合し、当該混合物を加熱して練ることによって製造される。当該練る工程の間に、水分が蒸発することによって、得られる求肥の質量が、出発原料の合計質量よりも低くなる。そのため、当該水分の蒸発を抑制することによって、求肥製造における歩留まりを向上することが求められている。
本発明は、上記課題を解決する、品質の改善された求肥様食品及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、澱粉質、イソマルツロース、及びトレハルロースを含む求肥様食品であって、当該求肥様食品100質量部に対して、イソマルツロースの含有割合が15〜25質量部であり、且つトレハルロースの含有割合が1.5〜10質量部である、前記求肥様食品を提供する。
特には、本発明は、求肥様食品であって、澱粉質、イソマルツロース、及びトレハルロースを含み(但し、β−アミラーゼを含まない)、当該求肥様食品100質量部に対して、イソマルツロースの含有割合が15〜25質量部であり、且つトレハルロースの含有割合が1.5〜10質量部である、前記求肥様食品を提供する。当該求肥様食品は、冷蔵又は冷凍された求肥様食品でありうる。
また、本発明は、澱粉質、イソマルツロース、トレハルロース、及び水を加熱しながら練る又は加熱した後に練ることによって求肥様食品を製造する方法であって、イソマルツロース及びトレハルロースの量が、当該澱粉質100質量部に対して夫々50〜90質量部及び5〜35質量部である、前記方法を提供する。
特には、本発明は、求肥様食品を製造する方法であって、澱粉質、イソマルツロース、トレハルロース、及び水を加熱しながら練り又は加熱した後に練り、求肥様食品(但し、β−アミラーゼを含まない)を得ること、ここで、当該澱粉質100質量部に対して、イソマルツロースの量が50〜90質量部であり、且つトレハルロースの量が5〜35質量部である、前記方法を提供する。当該方法は、上記得られた求肥様食品を、次に冷蔵又は冷凍することを含みうる。
本発明に従う求肥様食品は、柔らかさが向上されている。さらに、本発明に従う求肥様食品は、冷蔵又は冷凍保存後の柔らかさも向上されている。
また、本発明に従う求肥様食品は、改善された外観乃至は食感を有する。
また、本発明に従う製造方法により、水分の蒸発が抑制され、求肥様食品の製造における歩留まりが向上する。
「イソマルツロース(isomaltulose)」とは、グルコースがフラクトースにα−1,6−グルコシル結合することによって構成された二糖をいう。イソマルツロースはパラチノース(三井製糖株式会社の登録商標)(palatinose)とも呼ばれる。以下本明細書において、イソマルツロースをパラチノースともいう。イソマルツロースは例えば、結晶パラチノース(商標)IC及び粉末パラチノース(商標)ICP(いずれも三井製糖株式会社)でありうる。
「トレハルロース」とは、グルコースがフラクトースにα−1,1−グルコシル結合することによって構成された二糖をいう。トレハルロースは一般にシロップとして存在し、当該トレハルロース含有シロップとして例えばミルディア(三井製糖株式会社)を挙げることができる。
本発明において「求肥様食品」とは、澱粉質及び糖類を含み、求肥のような食感を有する食品をいう。求肥様食品中の、澱粉質の質量対糖類の質量の比は、例えば1:0.7〜4、特には1:1〜3.5、1:1.2〜3、さらにより特には1:1.5〜2.5である。当該比により、求肥のような食感が得られ、及び、当該食感が長期間維持される。求肥様食品の例としては、求肥及びすあまが挙げられるが、これらに限定されない。また、当該求肥様食品は、食品材料として用いることもできる。すなわち、本発明は、当該求肥様食品を含む食品を提供する。当該求肥様食品を含む食品の例として、内部に当該求肥様食品を含む食品、例えば最中及びどらやき、当該求肥様食品で他の食品材料を包んだ食品、例えばアイスクリームを包む大福様食品、及び、当該求肥様食品と他の食品材料とが組み合わされた食品、例えば餅入りパフェ、などを挙げることができる。
本発明において「澱粉質」とは、澱粉を多く含有する物質であり、無水物換算で澱粉を例えば80質量%以上、特には85質量%以上、より特には88質量%以上含むものをいう。上記澱粉質は、好ましくはモチ澱粉質であり、例えば餅粉及び白玉粉があるがこれらに限定されない。上記澱粉質はまた、ウルチ澱粉質を含みうる。ウルチ澱粉質の例として、例えば上新粉及び上用粉が挙げられる。本発明において用いられる澱粉質の種類及び配合並びに糊化の程度は、製造されるべき求肥様食品の種類によって当業者により適宜選択されうる。本発明に従う求肥様食品中の澱粉質の量は、当技術分野で既知の方法により測定されることができ、例えば当該求肥様食品中の澱粉の量をソモギ法(「加工食品の栄養成分分析法」(社団法人日本栄養食品協会発行、1986年発行)の第102〜104頁に記載の方法を参照されたい)により測定し、当該澱粉の量及び当該澱粉質に含まれる澱粉の含有率から計算することにより求められる。
本明細書内において語「糖類」とは、二糖類及び単糖類の総称として用いられ、澱粉を含まない。当該二糖類として、上記イソマルツロース及びトレハルロースに加え、例えばスクロース、ラクトース、及びマルトースを挙げることができる。当該単糖類として、グルコース、フルクトース、及びガラクトースを挙げることができる。
本発明に従う求肥様食品中の糖類の量は、当技術分野で既知の方法により測定されてよく、例えばHPLC分析により測定される(特定保健用食品試験検査マニュアル(最終版)、財団法人日本健康・栄養食品協会編集、平成11年2月10日発行、133〜139頁、を参照されたい)。本発明に従う求肥様食品において、糖類の含有割合、すなわち二糖類及び単糖類の合計量は、当該食品100質量部に対し、例えば30〜75質量部、特には35〜70質量部、より特には40〜65質量部である。
本発明に従う求肥様食品において、当該求肥様食品100質量部に対して、イソマルツロースの含有割合は15〜25質量部、好ましくは19〜23質量部であり、且つトレハルロースの含有割合が1.5〜10質量部、好ましくは2〜4質量部である。これらの含有割合によって、求肥様食品が特に柔らかくなる。また、これらの含有割合によって、本発明に従う求肥様食品は冷蔵保存後及び冷凍保存後においても柔らかい。また、これらの含有割合によって、求肥様食品の外観が改善され及びより柔らかい食感及び触感を有する求肥が得られる。上記含有割合は、当技術分野で既知の方法により測定されてよく、例えばHPLC分析により測定される(特定保健用食品試験検査マニュアル(最終版)、財団法人日本健康・栄養食品協会編集、平成11年2月10日発行、133〜139頁、を参照されたい)。
本発明に従う求肥様食品において、特に好ましくは、当該求肥様食品100質量部に対して、イソマルツロースの含有割合が19〜23質量部であり、且つトレハルロースの含有割合が2〜4質量部である。これらの含有割合によって、上記で述べた効果がさらに高められる。
本発明に従う求肥様食品は、当該求肥様食品が製造され、次に冷蔵された冷蔵品でありうる。本発明において、上記冷蔵品は、当該食品の温度が0℃超〜15℃、特には0.1〜10℃、より特には0.2〜8℃、さらにより特には0.5〜5℃であることを意味する。本発明に従う求肥様食品は、冷蔵保存後であっても柔らかさが向上されている。
本発明に従う求肥様食品は、当該求肥様食品が製造され、次に冷凍された冷凍品でありうる。本発明において、上記冷凍品とは、当該食品の温度が0℃以下、特には−50〜0℃、より特には−40℃〜−10℃、さらにより特には−35〜−15℃にあることを意味する。本発明に従う求肥様食品は、冷凍保存後であっても柔らかさが向上されている。
本発明に従う求肥様食品はさらに、他の成分も含みうる。当該他の成分として例えば、高甘味度甘味料、着色料、調味料、及び/又は、香料が挙げられる。当該他の成分は、求肥様食品に所望の特性を付与する目的で適宜添加されうる。高甘味度甘味料は、甘味を塡補するために添加されうる。高甘味度甘味料は、例えばアセスルファムカリウム、スクラロース、ステビア甘味料、甘草(グリチルリチン)、アリテーム、ネオテーム若しくはL−フェニルアラニン化合物(アスパルテーム)又はそれらの組み合わせでありうる。着色料は、求肥様食品の着色のために添加されうる。着色料は例えばクロロフィル、カラメル、クチナシ色素(ガーデニアンレッド等)、ウコン色素、紅花色素、トマト色素、サフラン色素、コチニール色素、モナスカス色素、パプリカ色素、アスタキサンチン、フィフィア色素、β-カロチン色素、チョウマメ色素、ベニコウジ色素、トウガラシ色素、アナトー色素、ラック色素、ビートレッド色素、アカキャベツ色素、ムラサキイモ色素、アカダイコン色素、ブドウ果皮色素、シソ色素、エルダベリー色素、紫トウモロコシ色素、アントシアニン色素、ポリフェノール系茶色色素、クロロフィリン、カカオ色素、カキ色素、コウリャン色素、葉緑素、リボフラボン色素、植物炭末色素、金、銀、魚鱗箔、黄色4号、黄色5号、青色1号、青色2号、パテントブルーV、赤色2号、赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色104号、赤色105号、緑色3号、イカ墨色素などでありうる。調味料は、求肥様食品の着色や風味付けのために添加されうる。調味料は例えば茶、紅茶、コーヒー、シナモン・ニッキ、ミルク、ココア、チョコレート、胡麻、味噌、黒糖などの粉末やその抽出物でありうる。香料は、求肥様食品の風味付けのために添加されうる。香料は例えばイチゴフレーバー、グレープフレーバー、アプリコットフレーバー、レモンフレーバー、アップルフレーバー、ウメフレーバー、抹茶フレーバー、コーヒーフレーバー、紅茶フレーバー、ココアフレーバー、チョコレートフレーバー、バニラフレーバーなどでありうる。上記他の成分の量は、所望の求肥様食品に従い、当業者により適宜選択されうる。
一つの実施態様において、本発明に従う求肥様食品は、澱粉質、イソマルツロース及びトレハルロースに加えて、さらに他の糖類、例えばスクロースを含みうる。当該求肥様食品100質量部に対する当該他の糖類の合計含有割合は例えば10〜40質量部、特には15〜45質量部、より特には20〜40、さらにより特には20〜30質量部でありうる。例えば、本発明に従う求肥様食品は、スクロースの含有割合が、当該求肥様食品100質量部に対して10〜40質量部、特には15〜45質量部、より特には20〜40、さらにより特には20〜30質量部でありうる。
また、本発明は、求肥様食品を製造する方法を提供する。当該方法において、求肥様食品は、澱粉質、イソマルツロース、トレハルロース及び水を加熱しながら練る又は加熱した後に練ることによって得られる。本発明に従う上記方法において、当該イソマルツロース及びトレハルロースの量は、当該澱粉質100質量部に対して、イソマルツロースの量が50〜90質量部、好ましくは75〜85質量部であり、且つトレハルロースの量が5〜35質量部、好ましくは7〜15質量部である。本発明に従う上記方法によって、上記で述べた本発明に従う求肥様食品が製造される。また、本発明に従う上記方法において採用する上記イソマルツロース及びトレハルロースの添加量によって、本発明に従う求肥様食品について述べたとおりの効果が奏される。また、これら添加量によって、求肥様食品製造の間の水分蒸発が抑制され、その結果求肥様食品の製造における歩留まりが向上する。
本発明に従う上記方法の特に好ましい実施態様において、当該イソマルツロースの量が75〜85質量部であり、且つ当該トレハルロースの量が7〜15質量部である。当該特に好ましい実施態様において、上記効果がさらに向上される。
本発明に従う上記方法において、当該練る工程は、当業者により適宜行なわれてよい。例えば、澱粉質、イソマルツロース、トレハルロース及び水を加熱した後に練ることによって求肥を製造する場合には、求肥製造は例えば以下のとおりに行なわれうる。澱粉質、イソマルツロース、及びトレハルロース、並びに任意の他の糖類(例えば二糖類、特にはスクロース)を混合し、そこにさらに水を添加して混合し、混合物を得る。得られた混合物を、例えば電子レンジで加熱して澱粉質を糊化させた後、当該混合物を所望の柔らかさが得られるまで練ることによって、本発明に従う求肥が得られる。上記電子レンジでの加熱工程及び上記練る工程は適宜繰り返されうる。代替的には、澱粉質、イソマルツロース、トレハルロース及び水を加熱しながら練ることによって求肥を製造する場合には、求肥製造は例えば以下のとおり行なわれうる。まず、澱粉質に水を混合して得られた混合物を熱湯で茹でることによって若しくは蒸すことによって、又は、澱粉質に水を少量ずつ加えそれらを混合しながら加熱することによって、澱粉質が糊化される。糊化した澱粉質に、イソマルツロース及びトレハルロース並びに任意の他の糖類を、数回に分けて添加しながら混合して混合物を得、当該混合物を所望の柔らかさが得られるまで加熱しながら練ることによって求肥が得られる。
本発明に従う上記方法において上記練る工程は、上記求肥様食品において通常用いられる温度で行なわれうる。当該温度は、製造される求肥様食品の種類及び製造方法によって、当業者により適宜選択されうる。例えば求肥を製造する場合は、上記温度は例えば60〜95℃、特には70〜90℃、より特には75〜85℃である。
本発明に従う上記方法において、上記イソマルツロース及びトレハルロースとして、上記で述べたとおりの製品が用いられうる。また、本発明に従う方法において、イソマルツロース及びトレハルロースを含む固形物、特にはイソマルツロース及びトレハルロースを含む粉末を用いることもできる。当該固形物は例えば、特開2013−5790号公報又は特開2012−179045号公報(出願人:いずれも三井製糖株式会社)により記載されたものでありうる。これら公報に記載されたイソマルツロース及びトレハルロース含有固形物は、当該固形物中の糖類の合計質量に対して、イソマルツロースを70〜90質量%、特には72〜89質量%、より特には74〜88質量%、さらにより特には75〜85質量%含有し且つトレハルロースを8〜25質量%、特には9〜20質量%、より特には10〜18質量%含有しうる。代替的には、上記イソマルツロース及びトレハルロースとして、ショ糖からイソマルツロースを生成する酵素をショ糖液に作用させて得られたイソマルツロース及びトレハルロース含有糖液を用いることもできる。当該イソマルツロース及びトレハルロース含有糖液は例えば、当該糖液中の糖類の合計質量に対して、イソマルツロースを70〜90質量%、特には72〜89質量%、より特には74〜88質量%、さらにより特には75〜85質量%含有し且つトレハルロースを8〜25質量%、特には9〜20質量%、より特には10〜18質量%含有しうる。当該糖液は例えば、上記2つの公報又は特開昭57−39794号公報に記載の方法により得られうる。また、本発明に従う方法において、イソマルツロース及びトレハルロースを含み且つトレハルロース含有割合がイソマルツロース含有割合より高い組成物を用いることもできる。当該組成物の例として、ミルディア(三井製糖株式会社)を挙げることができる。ミルディアは、シロップに含まれる糖の合計質量に対して、約トレハルロースを約85質量%及びイソマルツロースを約10質量%含む。また、本発明に従う方法において、上記で述べたイソマルツロース、トレハルロース、及び、イソマルツロースとトレハルロースとを含有する固形物又は糖液を、適宜組み合せて上記イソマルツロース及びトレハルロースの添加量を達成してもよい。
本発明に従う上記方法において、原料中の澱粉質の質量対糖類の質量の比は、上記本発明の求肥様食品について述べたものと同じである。
本発明に従う上記方法の一つの実施態様において、上記他の糖類の量、特にはスクロースの量は、澱粉質100質量部に対して、70〜130質量部、特には80〜120質量部、より特には90〜110質量部でありうる。
本発明に従う上記方法は、前記求肥様食品を、次に冷蔵すること又は冷凍することを含みうる。冷蔵及び冷凍はそれぞれ、当業者に知られた方法により行なわれうる。冷蔵及び冷凍についての定義は、上記で述べたとおりである。
(実施例1−1:パラチノースSD)
下記表1の実施例1−1欄に示すとおりの配合で、求肥を製造した。表1において、パラチノースSDは、特開2013−5790号公報の実施例10に記載の方法に従い得られた固形物である。当該固形物は、固形物の質量に対してイソマルツロースを80質量%及びトレハルロースを10質量%含む。すなわち、当該配合において、餅粉100質量部に対して、イソマルツロースの量が80質量部であり、且つトレハルロースの量が10質量部である。当該求肥の製造方法は下記のとおりである。すなわち、餅粉とパラチノースSD及びスクロースとを混合し、そこに水を添加してさらに混合した。当該混合物を、電子レンジで、700Wで3分間加熱した後、1分間練った。その後、当該混合物を、電子レンジで、700Wでさらに2分間加熱した後に、1分間練って求肥(以下、「実施例1−1の求肥」ともいう)を得た。
当該求肥の質量に対するイソマルツロース含有割合は20.72質量%であり、トレハルロース含有割合は2.59質量%であった。当該求肥の質量は、386.1gであった。原料の合計質量は400gであるので、求肥製造において13.9gの水が蒸発した。
当該求肥を、コーンスターチを敷き詰めた型に入れ、そして当該求肥の表面にもコーンスターチをまぶした。求肥の粗熱がとれたら、求肥を型から取り出し、4等分して4つの求肥片を得た。4つの求肥片をそれぞれラップでくるみ、下記で述べる柔らかさの測定試験に付した。
(実施例1−2:パラチノースSD+ミルディア)
パラチノースSDの量を86.65gとしたこと、ミルディアを17.8g加えたこと、及び、ミルディアに含まれる水分(水分含有量25質量%)を考慮して水の量を95.55gとしたこと以外は、実施例1−1と同じ方法で、求肥(以下、「実施例1−2の求肥」ともいう)を得た。
本実施例における配合は下記表1に示されている。当該配合において、餅粉100質量部に対して、イソマルツロースの量が70.66質量部であり、且つトレハルロースの量が20.01質量部である。
当該求肥の質量に対するイソマルツロース含有割合は18.63質量%であり、トレハルロース含有割合は5.28質量%であった。当該求肥の質量は、379.16gであった。原料の合計質量は400gであるので、求肥製造において20.84gの水が蒸発した。
当該求肥も、実施例1−1に記載のとおりに4等分してラップでくるみ、そして下記で述べる柔らかさの測定試験に付された。
(比較例1−1)
パラチノースSDをグラニュー糖に代えたこと以外は、実施例1−1と同じ方法で、求肥(以下で「比較例1−1の求肥」ともいう)を得た。本比較例における配合は下記表1に示されている。
当該求肥の質量は、373.14gであった。原料の合計質量は400gであるので、求肥製造において26.86gの水が蒸発した。
当該求肥も、実施例1−1に記載のとおりに4等分してラップでくるみ、そして下記で述べる柔らかさの測定試験に付された。
(比較例1−2)
パラチノースSDをパラチノースICに代えたこと以外は実施例1−1と同じ方法で、求肥(以下で「比較例1−2の求肥」ともいう)を得た。
本比較例における配合は下記表1に示されている。当該配合において、餅粉100質量部に対して、イソマルツロースの量が100質量部である。
当該求肥の質量に対するイソマルツロース含有割合は26.41質量%であった。当該求肥の質量は、378.59gであった。原料の合計質量は400gであるので、求肥製造において21.41gの水が蒸発した。
当該求肥も、実施例1−1に記載のとおりに4等分してラップでくるみ、そして下記で述べる柔らかさの測定試験に付された。
(比較例1−3)
パラチノースSDの量を40gとしたこと及びパラチノースICを60g加えたこと以外は、実施例1−1と同じ方法で、求肥(以下、「比較例1−3の求肥」ともいう)を得た。
本比較例における配合は下記表1に示されている。当該配合において、餅粉100質量部に対して、イソマルツロースの量が92質量部であり、且つトレハルロースの量が4質量部である。
当該求肥の質量に対するイソマルツロース含有割合は24.56質量%であり、トレハルロース含有割合は1.07質量%であった。当該求肥の質量は、374.52gであった。原料の合計質量は400gであるので、求肥製造において25.48gの水が蒸発した。
当該求肥も、実施例1−1に記載のとおりに4等分してラップでくるみ、そして下記で述べる柔らかさの測定試験に付された。
(比較例1−4)
パラチノースSDの代わりにミルディア133.5gを加えたこと及びミルディアに含まれる水分を考慮して水の量を66.5gとしたこと以外は、実施例1−1と同じ方法で求肥(以下、「比較例1−4の求肥」ともいう)を得た。
本比較例における配合は下記表1に示されている。当該配合において、餅粉100質量部に対して、イソマルツロースの量が10.01質量部であり、且つトレハルロースの量が85.11質量部である。
当該求肥の質量に対するイソマルツロース含有割合は2.65質量%であり、トレハルロース含有割合は22.53質量%であった。当該求肥の質量は、377.77gであった。原料の合計質量は400gであるので、求肥製造において22.23gの水が蒸発した。
当該求肥も、実施例1−1に記載のとおりに4等分してラップでくるみ、そして下記で述べる柔らかさの測定試験に付された。
Figure 0006438238
上記で述べたとおり、実施例1−1及び1−2の求肥製造における水分蒸発量は、比較例1−1〜1−4の求肥製造における水分蒸発量よりも少ない。よって、実施例1−1及び1−2において、比較例1−1〜1−4におけるよりも、求肥製造における歩留りが改善されている。また、実施例1−1の求肥製造における水分蒸発量は、実施例1−2の求肥製造における水分蒸発量よりもさらに少ない。よって、実施例1−1において、実施例1−2における場合よりも、求肥製造における歩留りが改善されている。
(常温保存後の柔らかさの測定)
実施例1−1において得た4等分された求肥のうちの一つを、常温(25℃)で24時間保存した後に、切断して縦3cm×横3cm×厚さ1.3cmの直方体形状の求肥片3つを得た。これら3つの求肥片の柔らかさを測定した。当該測定は、直径15mmの円柱形状のプランジャー及び荷重検出センサーである20Nロードセルを備えられたクリープメーター(RE2−33005S、株式会社山電)を用いて行なった。当該ロードセル上に上記の求肥を載せ、当該プランジャーを用いて求肥に荷重を与えて、最大荷重が20Nになったときの歪率を記録した。当該プランジャーが当てられた面は、3cm×3cmの面であった。3つの求肥それぞれついて得られた歪率の平均値を算出した。当該平均値が求肥の柔らかさの尺度であり、値が大きいほど柔らかいことを意味する。
同様に、実施例1−2及び比較例1−1〜1−4の各求肥についても歪率の平均値を算出した。これらの値を下記表2に示す。
Figure 0006438238
表2に示されるとおり、24時間の常温保存後において、実施例1−1及び1−2の求肥の歪率はいずれも、比較例1−1の求肥、すなわち糖類がショ糖のみである求肥よりも高い。すなわち、実施例1−1及び1−2の各求肥はいずれも、糖類がショ糖のみである求肥よりも、柔らかさが改善されている。また、実施例1−1及び1−2の各求肥はいずれも、比較例1−2〜1−4の各求肥よりも柔らかかった。よって、実施例1−1及び1−2において用いたイソマルツロース及びトレハルロースの含有割合の場合に、柔らかさがさらに向上した。また、実施例1−1の求肥は、実施例1−2の求肥よりもさらに柔らかかった。
(冷凍保存後の柔らかさの測定)
実施例1−1において得た4等分された求肥のうち、他の一つについて−30℃で1週間冷凍保存し、及び、さらに他の一つについて−30℃で3週間冷凍保存した。冷凍保存後、当該求肥を、常温に戻し、そして切断して縦3cm×横3cm×厚さ1.3cmの直方体形状の求肥片3つを、1週間冷凍保存後の求肥及び3週間冷凍保存後の求肥のそれぞれについて得た。これら求肥片の歪率を、上記と同じ方法で測定し、歪率の平均値を算出した。当該値を以下表3に示す。
Figure 0006438238
表3に示されるとおり、1週間及び3週間の冷凍保存後において、実施例1−1及び1−2の各求肥の歪率はいずれも、比較例1−1の求肥のものよりも高かった。よって、冷凍保存した場合、実施例1−1及び1−2の各求肥はいずれも、糖類がショ糖のみである比較例1−1の求肥よりも柔らかかった。また、冷凍保存した場合、実施例1−1の求肥の歪率は、実施例1−2及び比較例1−2〜1−4の求肥のいずれよりも高かった。よって、実施例1−1において用いたイソマルツロース及びトレハルロースの含有割合によって、冷凍保存後の柔らかさが特に改善された。
(冷蔵保存後の柔らかさの測定)
実施例1−1において得た4等分された求肥のうち、最後の一つについて1℃で24時間冷蔵保存した。冷蔵保存後、当該求肥を、常温に戻し、そして切断して縦3cm×横3cm×厚さ1.3cmの直方体形状の求肥片3つを得た。これら求肥片の歪率を、上記と同じ方法で測定し、歪率の平均値を算出した。当該値を以下表4に示す。
Figure 0006438238
表4に示されるとおり、24時間の冷蔵保存後において、実施例1−1及び1−2の求肥の歪率はいずれも、比較例1−1の求肥よりも高い。よって、実施例1−1及び1−2の各求肥はいずれも、糖類がショ糖のみである求肥よりも、冷蔵保存した場合の柔らかさが改善されている。さらに、実施例1−1及び1−2の各求肥はいずれも、比較例1−2〜1−4の各求肥よりも柔らかかった。よって、実施例1−1及び1−2において用いたイソマルツロース及びトレハルロースの含有割合の場合に、柔らかさがさらに向上した。また、実施例1−1の求肥は、実施例1−2の求肥よりもさらに柔らかかった。よって、実施例1−1において用いたイソマルツロース及びトレハルロースの含有割合によって、冷蔵保存後の柔らかさが特に改善された。
(外観、食感及び触感の評価)
実施例1−1及び1−2の求肥並びに比較例1−1〜1−4の各求肥について、外観、食感及び触感をそれぞれ評価した。実施例1−1及び1−2の求肥並びに比較例1−1〜1−3の各求肥について、外観、食感及び触感をそれぞれ評価した。当該評価は、訓練されたパネラー2人により行なわれた。外観については、求肥表面を目視により観察したときの表面の滑らかさを以下の評価基準に従い評価した。滑らか:3点、やや滑らか:2点、やや粗い:1点、粗い:0点。食感については、求肥を食べたときの柔らかさを以下の評価基準に従い評価した。柔らかい:3点、やや柔らかい:2点、やや硬い:1点、硬い:0点。触感については、求肥を指で触ってみたときの柔らかさを以下の評価基準に従い評価した。柔らかい:3点、やや柔らかい:2点、やや硬い:1点、硬い:0点。以下の表3に、上記2人のパネラーの話し合いによって決定した評価結果を示す。
Figure 0006438238
表5に示されるとおり、実施例1−1及び1−2の求肥はいずれも、比較例1−1〜1−4の各求肥のものよりも、食べたとき及び触ったときのいずれの場合においても柔らかかった。
表5に示されるとおり、実施例1−1の求肥は、比較例1−1の求肥と同程度に滑らかであった。実施例1−2の求肥は、実施例1−1の求肥及び比較例1−1の求肥よりもやや滑らかでなかった。また、実施例1−1及び1−2の求肥は、比較例1−2〜1−4の求肥よりも滑らかであった。比較例1−2及び1−3の求肥はいずれも表面が乾燥しているように見えた。

Claims (9)

  1. 肥様食品であって、
    澱粉質、イソマルツロース、及びトレハルロースを含み(但し、β−アミラーゼを含まない)、
    当該求肥様食品100質量部に対して、イソマルツロースの含有割合が15〜25質量部であり、且つトレハルロースの含有割合が1.5〜10質量部である、
    前記求肥様食品。
  2. イソマルツロースの含有割合が19〜23質量部であり、且つトレハルロースの含有割合が2〜4質量部である、請求項1に記載の求肥様食品。
  3. 前記求肥様食品が冷蔵された求肥様食品である、請求項1又は2に記載の求肥様食品。
  4. 前記求肥様食品が冷凍された求肥様食品である、請求項1又は2に記載の求肥様食品。
  5. 肥様食品を製造する方法であって、
    澱粉質、イソマルツロース、トレハルロース、及び水を加熱しながら練り又は加熱した後に練り、求肥様食品(但し、β−アミラーゼを含まない)を得ること、ここで、当該澱粉質100質量部に対して、イソマルツロースの量が50〜90質量部であり、且つトレハルロースの量が5〜35質量部である
    を含む、前記方法。
  6. イソマルツロースの量が75〜85質量部であり、且つトレハルロースの量が7〜15質量部である、請求項5に記載の方法。
  7. 前記得られた求肥様食品を、次に冷蔵することを含む、請求項5又は6に記載の方法。
  8. 前記得られた求肥様食品を、次に冷凍することを含む、請求項5又は6に記載の方法。
  9. 請求項1〜4のいずれか1項に記載された求肥様食品を含む食品。
JP2014175584A 2014-08-29 2014-08-29 澱粉質、イソマルツロース、及びトレハルロースを含む求肥様食品、並びに当該求肥様食品を製造する方法 Active JP6438238B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014175584A JP6438238B2 (ja) 2014-08-29 2014-08-29 澱粉質、イソマルツロース、及びトレハルロースを含む求肥様食品、並びに当該求肥様食品を製造する方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014175584A JP6438238B2 (ja) 2014-08-29 2014-08-29 澱粉質、イソマルツロース、及びトレハルロースを含む求肥様食品、並びに当該求肥様食品を製造する方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016049044A JP2016049044A (ja) 2016-04-11
JP6438238B2 true JP6438238B2 (ja) 2018-12-12

Family

ID=55657095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014175584A Active JP6438238B2 (ja) 2014-08-29 2014-08-29 澱粉質、イソマルツロース、及びトレハルロースを含む求肥様食品、並びに当該求肥様食品を製造する方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6438238B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101964958B1 (ko) * 2018-04-20 2019-04-02 (주)네오크레마 결정 석출이 억제되고 혈당 상승 억제능을 갖는 팔라티노스 시럽

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3647947B2 (ja) * 1995-10-20 2005-05-18 東和化成工業株式会社 餅類の老化防止用組成物およびそれを用いる餅類の製造方法
JP2011229422A (ja) * 2010-04-26 2011-11-17 Mitsui Sugar Co Ltd ショ糖とイソマルツロース及び/又はイソマルツロース還元物とを含む食品
JP5483482B2 (ja) * 2011-05-23 2014-05-07 三井製糖株式会社 糖液から固形物を製造する方法及び固形物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016049044A (ja) 2016-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2673656C1 (ru) Композиция замороженного кондитерского изделия с пониженным содержанием сахара
CN106998763A (zh) 糖苷组合物
WO2018229779A1 (en) Cane-sugar substitute
JP6453204B2 (ja) フォンダン中のイソマルツロース
WO2016120228A1 (en) A natural sweetening composition of luo han guo and apple
WO2016120244A1 (en) A Natural Sweetener
BRPI0619186A2 (pt) material de base para produção de alimento e alimento para animais domésticos
US20110081476A1 (en) Syrup composition
BR112021010347A2 (pt) Produto alimentar que pode ser espalhado
JP6192150B2 (ja) 食品固形物の製造方法、及びこの食品固形物を添加する食品の製造方法
Mariotti et al. Sugar and sweeteners
ES2360565T3 (es) Relleno graso o pasta para untar con frutas.
EP3250052A1 (en) A natural sweetening composition of luo han guo
JP6438238B2 (ja) 澱粉質、イソマルツロース、及びトレハルロースを含む求肥様食品、並びに当該求肥様食品を製造する方法
KR101329604B1 (ko) 매운맛 스낵의 제조방법
WO2015060168A1 (ja) 食品組成物
KR102266088B1 (ko) 벼과식물의 녹엽과 올리고당을 함유하는 면
ES2721914B2 (es) Snack ligero de confiteria en forma de hexaedro que comprende frutos secos y/o semillas, cereales y/o galleta y procedimiento para su preparacion
JP5267527B2 (ja) ハードキャンディ
KR102565245B1 (ko) 과즐 조성물 및 그 제조방법
JP2000125807A (ja) 良好な甘味を有する甘味組成物
JP6768490B2 (ja) 冷菓用組成物、冷菓用ソース、及び冷菓、並びに冷菓用ソースの製造方法
KR101969817B1 (ko) 대체 감미료를 이용한 저당류 씨리얼바 및 그 제조방법
KR101569760B1 (ko) 초콜릿이 혼합된 음료
CZ34626U1 (cs) Sypká nebo hrudkovitá směs na bázi ovesných vloček pro přímou konzumaci nebo přípravu pokrmů

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180502

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180427

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6438238

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250