JP6437791B2 - 燃料改質装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池発電システム等に用いられる燃料改質装置に関する。
燃料電池発電システム等に用いられる燃料改質装置は、例えばメタンを主成分とする都市ガスなどの水素成分を含む改質用燃料から、水素ガスを含む改質ガスを得るものである。改質用燃料から改質ガスを得る改質反応は吸熱反応であるため、一般に、バーナーと点火プラグなどによって生成される炎の熱によって、改質用燃料を加熱して改質反応を発生させる。
このような燃料改質装置では、例えば特許文献1に示されるとおり、円筒形の加熱部に対して、同心円筒状に配設された蒸発部と改質部とが形成されている。蒸発部には、水と原料ガスが供給される。蒸発部に供給された水と原料ガスは、螺旋状に形成された蒸発棒に沿って螺旋状に滴下しながら加熱部の熱により加熱され改質される。蒸発部に上部から流入した原料ガスと水は加熱されながら下流側に流れつつ、蒸発部で蒸発しきれなかった液水が水トラップに溜まる。一方で、加熱部の熱により原料ガスと水蒸気の混合気が蒸発部下部から排出され改質触媒へと流入する。
特開2008−19159号公報
ところで、上述のように、特許文献1に示される燃料電池改質装置では、蒸発部に導入された水をすべて蒸発させるような設計であった場合でも、水トラップから液水がオーバーフローして溢れる場合が想定される。特に、水の流路を形成する螺旋棒と内外管とを密着させた構造でない限りは、螺旋棒と内外管との間を伝ってショートパスが起こり、水トラップに水が溜まり易い。一方で、水トラップに十分な水を貯留する容積を設けると、機器全体の大型化を招く。したがって、このようなショートパスを防ぐためには、蒸発部を構成する物品の高い寸法精度が求められていた。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、改質部に対して液水の漏れを防止しつつ、蒸発部の製造自由度が高く生産性の高い燃料改質装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る燃料改質装置は、燃焼用ガスと空気との混合気を燃焼させる加熱部と、前記加熱部の熱を利用して、導入された液水から水蒸気を発生させる蒸発部と、前記蒸発部の下流かつ下方に、前記蒸発部で発生した水蒸気と原料ガスとの混合気から水素含有ガスを生成する改質部と、を備え、前記蒸発部は、下部が閉塞され、蒸発せず貯留する液水の水位よりも高い位置に前記改質部と連通する連通口が形成され、前記蒸発部の上方で水蒸気と原料ガスとを混合させ、水蒸気と原料ガスとの混合気は前記蒸発部の外側を通って前記改質部へ供給される。
以上の態様では、導入された液水が滴下する間に蒸発せず、蒸発部に液水が溜まった場合でも、蒸発部の深さを十分に確保することができるので、液水が溢れて改質部へ流れることがない。また、蒸発部に溜まった液水は、加熱部の熱により煮沸させることで蒸発させて改質部へ送ることができる。この態様では、液水が蒸発部を滴下する間に蒸発させることに捉われず、蒸発しなかった液水を煮沸させて蒸発させる。したがって、液水のショートパスによる蒸発部下部への貯留が許容されるので、製造の自由度が高くなる。
好ましい態様では、前記蒸発部と前記改質部とは、前記加熱部の周囲を囲むように配置される。
好ましい態様では、前記蒸発部には、発生した水蒸気の脈動を防止する脈動防止手段が設けられ、この脈動防止手段は、前記蒸発部における水蒸気の発生を促進させるものである。
この態様では、蒸発部に貯留した液水が煮沸され蒸発した場合でも、蒸気の脈動を抑えることができ、液水をスムーズに蒸発させることが可能になる。
好ましい態様では、前記脈動防止手段は、前記蒸発部に導入された液水を螺旋状に流下させる螺旋流路により形成される。
この態様では、蒸発部において液水を螺旋状に滴下させることにより、液水に加熱部の熱を伝導させ易くさせることで蒸発を促進させることができる。また、例えば、蒸発部に丸棒を配置して螺旋流路を形成する場合であっても、液水のショートパスが許容される構成であるので、螺旋棒と蒸発部の管との間に隙間が生じることが許容される。したがって、螺旋棒と蒸発部の管を密着させるような製造精度は要求されず、製造の自由度が高く生産性の高い燃料改質装置を提供することができる。
好ましい態様では、前記脈動防止手段は、前記蒸発部において液水が沸騰して形成された液滴を捕捉するものであり、この脈動防止手段は、水蒸気は通過させ、液滴は外に前記蒸発部から排出させないように捕捉する液滴捕捉部材である。また、この脈動防止手段は、前記蒸発部における液水の沸騰を抑制するものである。
この態様では、蒸発部において、例えばステンレスウールなどの液滴捕捉部材を設けることで、蒸発部を滴下する液水の粒子を小さくし、加熱部からの熱伝導効果を高めることができる。
好ましい態様では、前記蒸発部は、下部が縮径した縮径部を備える。
この態様では、蒸発部の下部を縮径させて構成することで、蒸発部に貯留した液水が内側に配置された加熱部に当接する面積を広く取ることができる。したがって、蒸発部に貯留した液水に対して加熱部から熱を効率よく伝導させることができる。また、蒸発部全体を漸次縮径させ、上方の径を狭く構成した場合、上昇する蒸気により液滴が押し上げられてしまうことがあるが、この態様では、上方を縮径させずに広く構成することができるので、液滴の滴下と蒸気の上方への移動が干渉せず、スムーズな往来が可能になる。
本発明によれば、改質部に対して液水の漏れを防止しつつ、蒸発部の製造自由度が高く生産性の高い燃料改質装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る燃料改質装置の構成を示す模式図。 本発明の第2実施形態に係る燃料改質装置の構成を示す模式図。 本発明の第3実施形態に係る燃料改質装置の構成を示す模式図。 本発明の第4実施形態に係る燃料改質装置の構成を示す模式図。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1は、第1実施形態に係る燃料改質装置10の構成を示す模式図である。燃料改質装置10は、全体が円筒形状の改質器である。図1に示されるとおり、燃料改質装置10は、中央に円筒形状の加熱器11を備え、加熱器11の外周に配設された蒸発部12と、蒸発部12の下流かつ下方に配設された改質部13と、改質部13のさらに下流に配設された浄化部14と、を備える。
加熱器11は、外部から燃焼用ガスG1と空気AR1とが導入され、これらの混合気を燃焼させるバーナー11Aを備える。バーナー11Aから発生する炎Fの熱により、加熱器11全体が加熱される。また、加熱器11には、排ガス流路11Bが形成され、この排ガス流路11Bから炎Fの燃焼により発生した燃焼排ガスG2は外部に排出される。加熱器11において、バーナー11Aは炎Fを下方に向けて発生させている。
また、排ガス流路11Bは、加熱器11の外周側に側壁11Cを介して形成されている。加熱器11の上端近傍の外周上の一端に排出管11Dが取り付けられ、燃焼排ガスG2の排出経路を形成している。排出管11Dを、加熱器11の上方に形成したのは、後述する導入管12A及び12Bとの配管構成を考慮したものである。したがって、排出管11Dは必ずしも上方に設ける必要はない。
蒸発部12は、加熱器11の外周に同心円状に形成されている。蒸発部12は、上端部近傍に、液水Wと原料ガスG3とが導入される導入管12A及び12Bとが設けられている。また、蒸発部12の下部は、底面12Cにより閉塞される。導入管12A及び12Bの下流には、蒸発流路12Dが形成されている。蒸発部12に導入された液水Wは、蒸発流路12Dを下降しながら加熱器11により加熱され、液水Wは水蒸気となって原料ガスG3と混合され、混合気となる。この混合気は、後述する改質部13に連通する連通口12Eを通じて、改質部13に排出される。
ここで、蒸発部12において、液水Wと原料ガスG3の導入管12A及び12Bを蒸発部12の上端近傍から導入し、連通口12Eを導入管12Bの近傍に形成している。導入管12A及び12Bを上端近傍に導入するのは、導入された液水Wが底面12Cに至るまでのストロークが長く取れることで加熱器11により加熱される時間を長く取ることができ、蒸発を促すことができることによる。
また、連通口12Eを導入管12B近傍に形成したのは、底面12Cにより閉塞された蒸発部12に導入される液水Wが貯留した場合に、底面12Cから連通口12Eまで、十分な深さが確保されていれば、液水Wが蒸発部12から漏出することがないからである。したがって、連通口12Eは、蒸発部12に貯留する液水Wが漏出しない程度に十分な深さを確保した位置に形成されていればよく、図1に示す実施態様より低い位置(底面12C寄り)に形成されていても良い。なお、連通口12Eは、蒸発部12の壁部に孔を形成することにより設けることができ、蒸発部12に対して複数設けてもよい。
改質部13及び浄化部14は、蒸発部12の下流に形成される。改質部13と浄化部14とは、隔壁15により隔てられている。改質部13は、蒸発部12の外周部分を上流側とし、この上流側から下方に向かって外側流路13Aを形成しており、下方の改質流路13Bには改質触媒13Cが設けられている。なお、改質触媒13Cの具体的な構成については、従来の改質器と同様であるので説明を省略する。
浄化部14は、改質部13の下流側に形成されており、図中で下方を上流側とし、上方を下流側とし、上流側から変成触媒14Aと、一酸化炭素選択酸化(PROX)触媒14Bとが順に設けられている。なお、変成触媒14A、PROX触媒14Bの個々の構成については、従来の改質器と同様であるので説明を省略する。
改質部13及び浄化部14とは、下端の連通部15Aにおいて連通しており、改質部13を下降し、改質触媒13Cを通過した原料ガスG3及び水蒸気は、連通部15Aを通って、浄化部14に流入する。浄化部14において、変成触媒14AとPROX触媒14Bを通過して上昇する。なお、浄化部14のPROX触媒14Bの上流では、PROX用の空気AR2が流入管14Cから導入される。
改質部13及び浄化部14を通過したガスは、改質ガスG4として、排出管14Dから排出される。なお、本実施形態では、最適な実施態様として浄化部14を設けた構成を説明しているが、浄化部14は必須の構成でなく、浄化部14を設けずに改質部13のみによって構成することも可能である。
以上の燃料改質装置10では、蒸発部12の下部が閉塞され、水蒸気及び改質ガスの連通口12Eが上部に形成されたことにより、蒸発部12に液水が溜まった場合でも、液水が溢れるまでの深さを十分に確保することができる。
また、蒸発部12に導入された液水Wが蒸発せずに蒸発部12の底面に溜まった場合でも、溜まった液水Wは加熱器11の熱により煮沸され蒸発し、改質部13へ運ばれる。
燃料改質装置10では、液水Wが蒸発部を滴下する間に蒸発させることに捉われず、蒸発しなかった液水Wを煮沸させて蒸発させる。したがって、液水Wのショートパスによる蒸発部12下部への貯留が許容されるので、製造の自由度が高くなる。
図2は、第2実施形態に係る燃料改質装置20の構成を示す模式図である。図2に示されるとおり、燃料改質装置20は、主として、第1実施形態に係る燃料改質装置10の蒸発部12の構成に変更を加え、蒸発部120として表したものである。また、蒸発部120及び改質部13の一部に、液水Wの螺旋流路を形成する丸棒16を配設したものである。なお、その他の構成については、燃料改質装置10と同様であるので、説明を省略する。
図2に示されるとおり、蒸発部120では、蒸発部120と改質部13とを連通する連通口120Eが蒸発部120の上面との間に形成される。また、原料ガスG3の導入管120Bは、改質部13の壁面に形成され、原料ガスG3は、改質部13に導入される。
蒸発部120の蒸発流路120D及び改質部13の外側流路13Aには、流路内を螺旋状に丸棒16が巻回されている。ここで、蒸発流路120Dにおいては、底面120Cが設けられているため、液水Wがショートパスして底面120Cに貯留することが許容される。そのため、螺旋流路を形成する丸棒16は、蒸発流路120Dの側壁との間に隙間があっても許容される。
このような第2実施形態の燃料改質装置20によれば、蒸発部120に丸棒16を配設する場合において、丸棒16と蒸発流路120Dとの間に隙間が生じることが許容される。したがって、丸棒16と蒸発流路120Dとを密着させるような工程が不要で、製造の自由度を高めることができる。
なお、このような螺旋流路を形成する構成は、燃料改質装置20に示される丸棒16を螺旋配置したものに限られず、例えば、蒸発部120の側壁を螺旋状に加工して形成することも可能である。
図3は、第3実施形態に係る燃料改質装置30の構成を示す模式図である。図3に示されるとおり、燃料改質装置30は、主として、第2実施形態に係る燃料改質装置20において、丸棒16を設けない構成において蒸発部120に改良を加えたものである。なお、その他の構成については、燃料改質装置10及び燃料改質装置20と同様であるので、説明を省略する。
図3に示されるとおり、蒸発流路120Dには、脈動防止手段として、液滴捕捉部材17が設けられている。液滴捕捉部材17は、例えば、ステンレスウールのような吸水性のある部材やアルミナボールのような多孔質の部材を充填することにより構成することができる。このような液滴捕捉部材17を設けたことにより、蒸発流路120Dを通る液水Wに対して、加熱器11の熱伝導効率を高め蒸発を促すことができる。また、蒸発流路120Dの底面120Cでは、貯留した液水Wを煮沸するため、蒸気の流れに脈動が生じやすい。この点、蒸発流路120Dに液滴捕捉部材17を設けたことにより、蒸気の脈動を抑えることができる。さらに、液滴捕捉部材17により、水滴が捕捉されるため、水滴が上記の流れに乗って連通口120Eから排出されることを防ぐことができる。
なお、液滴捕捉部材17は、蒸発流路120Dの全体に連続的に設けているが、液滴捕捉部材17の配置は、このような態様に限られず、例えば、任意の位置に部分的に設けても良く、また断続的に設けても良い。
図4は、第4実施形態に係る燃料改質装置40の構成を示す模式図である。図4に示されるとおり、燃料改質装置40は、主として、第3実施形態に係る燃料改質装置20において、液滴捕捉部材17を取り除くとともに、蒸発部120の構成に改良を加え、蒸発部121として構成したものである。なお、その他の構成については、燃料改質装置10及び燃料改質装置20と同様であるので、説明を省略する。
図4に示されるとおり、蒸発流路121Dは、液水Wが導入される側の上流側から、下方の下流側に向かって、縮径して形成される。より具体的には、蒸発流路121Dは、上流側に配置され一定の径で形成された円筒部121D1と、下流側に配置され下方に向かって縮径して形成された縮径部121D2とから構成される。
このような構成の燃料改質装置40では、蒸発流路121Dは、下方において縮径した縮径部121D2を形成しているので、下方に滴下する液水Wは、縮径した箇所に貯留することになる。
このように、縮径された箇所では、貯留した液水Wが加熱器11の側壁に当接する面積が大きくなる。したがって、液水Wが加熱器11の熱によって煮沸され易くなり、効率よく水蒸気を発生させることができるようになる。
一方、蒸発流路121Dは、上流側に配置され一定の径で形成された円筒部121D1を形成している。ここで、蒸発流路121Dの全体を縮径させると、蒸気が液水Wを上方に押し上げてしまい、場合によっては、連通口120Eから排出されてしまうことも想定される。そこで、一定の径で形成された円筒部121D1を設けることで、液水Wと水蒸気とのスムーズな往来を可能にしている。
そのほか、前述した各具体例が備える各要素およびその配置、材料、条件、形状、サイズなども、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10,20,30,40:燃料改質装置
11:加熱器
11A:バーナー
11B:排ガス流路
11C:側壁
11D:排出管
12:蒸発部
12A,12B:導入管
12C:底面
12D:蒸発流路
12E:連通口
13:改質部
13A:外側流路
13B:改質流路
13C:改質触媒
14:浄化部
14A:変成触媒
14B:一酸化炭素選択酸化(PROX)触媒
14C:流入管
14D:排出管
15:隔壁
15A:連通部
16:丸棒
17:液滴捕捉部材
120:蒸発部
120A,120B:導入管
120C:底面
120D:蒸発流路
121D1:円筒部
121D2:縮径部
120E:連通口

Claims (9)

  1. 燃焼用ガスと空気とを燃焼させる加熱部と、
    前記加熱部の熱を利用して、導入された液水から水蒸気を発生させる蒸発部と、
    前記蒸発部の下流かつ下方に、前記蒸発部で発生した水蒸気と原料ガスとの混合気から水素含有ガスを生成する改質部と、
    を備え、
    前記蒸発部は、下部が閉塞され、蒸発せず貯留する液水の水位よりも高い位置に前記改質部と連通する連通口が形成され、
    前記蒸発部の上方で水蒸気と原料ガスとを混合させ、水蒸気と原料ガスとの混合気は前記蒸発部の外側を通って前記改質部へ供給される
    燃料改質装置。
  2. 前記蒸発部と前記改質部とは、前記加熱部の周囲を囲むように配置された、
    請求項1の燃料改質装置。
  3. 前記蒸発部には、発生した水蒸気の脈動を防止する脈動防止手段が設けられた、
    請求項1の燃料改質装置。
  4. 前記脈動防止手段は、前記蒸発部における水蒸気の発生を促進させるものである、
    請求項3の燃料改質装置。
  5. 前記脈動防止手段は、前記蒸発部に導入された液水を螺旋状に流下させる螺旋流路により形成された、
    請求項4の燃料改質装置。
  6. 前記脈動防止手段は、前記蒸発部において液水が沸騰して形成された液滴を捕捉するものである、
    請求項3の燃料改質装置。
  7. 前記脈動防止手段は、水蒸気は通過させ、液滴は外に前記蒸発部から排出させないように捕捉する液滴捕捉部材である、
    請求項6の燃料改質装置。
    ことを
  8. 前記脈動防止手段は、前記蒸発部における液水の沸騰を抑制するものである、
    請求項3の燃料改質装置。
  9. 前記蒸発部は、下部が縮径した縮径部を備える、
    請求項1の燃料改質装置。
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