JP5551407B2 - 燃料電池用反応器 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池用反応器に関するものである。
燃料電池は、一般的に、電極を配したセルに、水素リッチなガスと空気とを供給し、電気化学的に反応させて発電を行う。水素リッチなガスとしては、天然ガス,メタノ−ル,ナフサ等の原料を水蒸気と混合し改質用の触媒で反応させて生成した改質ガスが広く用いられている。ここでの改質反応は、下記化1に示されるような反応式で表され、主に700〜800℃程度の高温下でなされる。
Figure 0005551407

ここで生成される改質ガスにはある程度(十数%)の一酸化炭素が含まれているが、一酸化炭素は電極の触媒能を低下させる原因となるので、これを防ぐため、転化用触媒を備えたCO変成器を通して、改質ガス中の一酸化炭素を下記化2の反応で二酸化炭素に転化反応してから燃料電池に供給するようにしている改質システムが多い。CO変成器は改質器より低温(180〜300℃程度)で運転されるが、これは、化2の反応が平衡状態に達すると、低温度である方が一酸化炭素濃度が低濃度となるように平衡がずれるからである。
Figure 0005551407

このような改質システムには、図9に示されるような、外観円柱状の改質器のまわりに、二重円筒管内に転化用触媒が充填されたCO変成器が設けられたものも開発されており、改質器の熱がCO変成器の加熱に利用でき、熱ロスが低減される点で優れている(例えば特許文献1参照。)。
ところで、この二重円筒管構造のCO変成器は、触媒層の135の入口側に沿って環状のバッファ槽139が設けられており、ガス入口142からバッファ槽139に導入された改質ガスは2つに分岐され、バッファ槽139内を約半周旋回しながら触媒層135に分配され、更に、触媒層135内を管軸方向に流通しながら転化されるようになっている。
特開平6−140068号公報
このCO変成器104では、バッファ槽139内を流通する改質ガスは、高温の改質器103から熱を受けるので、ガス入口142から離隔するほど温度は上昇し、ガス入口142と反対側の部位で最もガス温度が高くなる。即ち、触媒層135に分配される改質ガスの温度が不均一になる。
触媒層135に入る改質ガスの温度が不均一であると、部分的にガス温度が低くなって転化反応が不十分となったり、部分的にガス温度が高くなって一酸化炭素の濃度が十分に低減されないという状態が生じやすい。なお、このような課題は、CO変成器だけに限られず、例えば、高温の流体が流れる管の外周に設けられた二重筒管構造で、内部に脱硫用の触媒を備えた構造の脱硫器においても、同様に触媒層に入るガス温度が不均一となり、脱硫反応にとって好ましくない状態が生じ得る。
本発明は、このような課題に鑑み、高温体の周りに設けられた二重筒管構造の燃料電池用反応器において、触媒層に分配されるガスの温度を均一化することによって、触媒反応を良好に行うことのできるものを提供することを目的とする。
すなわち、本発明に係る燃料電池用反応器は、高温体の周りに設けられた二重筒管構造で、内管と外管の間の環状空間内に触媒層及び該触媒層に供給するガスを一時的に貯蔵するバッファ槽が管軸方向に層をなすように配設され、ガスがバッファ槽を流通しながら触媒層に分配され該触媒層内を管軸方向に流通する燃料電池用反応器であって、バッファ槽は、管軸方向に層をなすように複数の分割槽に仕切られており、分割槽のガス入口から環状空間内を略半周離隔した部位に、該分割槽に隣接された分割槽のガス入口が設けられ、環状空間内には、高温体からバッファ槽に伝わる熱を吸収する予熱槽がバッファ槽に隣接して設けられ、予熱槽のガス入口から環状空間内を略半周離隔した部位に、該予熱槽からバッファ槽へのガス連絡口が設けられることを特徴とする。
このような構成の燃料電池用反応器においては、ガス入口から流入したガスは予熱層内で分岐して、予熱槽内をガス連絡口に向かって約半周旋回し、合流してガス連絡口からバッファ槽に流入する。そして、バッファ槽内に流入したガスは、予熱槽に隣接された分割槽内で分岐して、該分割槽に隣接された分割槽のガス入口に向かって環状空間内を約半周旋回し、合流して、該分割槽に隣接された分割槽のガス入口から該分割槽に隣接された分割槽に流入する。このように、バッファ槽内に流入したガスは、各分割槽を連通するように互い違いに設けられたガス入口を通って、各分割槽内へ流入する。そして、触媒層と隣接された分割槽内に流入したガスは、該分割槽内で分岐し、環状空間内を旋回しながら触媒層に分配される。ガスが予熱槽内を流れるときには、高温体からバッファ槽に伝わる熱を吸収しながら温度上昇する。一方、ガスがバッファ槽の分割槽内を流れるときには、高温体から熱を受け温度上昇しようとするが、予熱槽内のガス又は予熱槽側に隣接された分割槽内のガスによって熱が吸収される。
従って、ガスが予熱槽内を流れるときには温度を上昇させ、ガスがバッファ槽内を流れるときには、高温体及び触媒層側に隣接された分割槽の少なくとも一方から受ける熱と、予熱槽及び予熱槽側に隣接された分割槽の少なくとも一方に吸収される熱とのバランスをとって、温度の上昇を抑制することができるので、触媒層に分配されるガスの温度分布を均一化することができる。
ここで、予熱槽とバッファ槽とは、熱伝導性部材からなる第1仕切板で仕切られ、予熱槽からバッファ槽へのガス連絡口は、第1仕切板に開設されることが好適である。この場合、CO変成器の構造を比較的簡単にすることができる。また、予熱槽は、触媒層から最も離れた分割槽と外管との間に介挿されてもよい。この場合、触媒層から最も離れた分割槽は、高温体により内側から加熱されると共に、予熱槽により外側から冷却される。従って、ガスがバッファ槽を流れるときの加熱と冷却のバランスを調整しやすい。また、第1仕切板は、平板状であって、その板面が管軸方向と略垂直に設けられてもよい。この場合、予熱槽は高温体からも熱を受けるので、ガスが予熱槽を流れるときの昇温作用が大きい。また、第一の仕切板は平板状なので製造が簡単であって、空間内における第一の仕切板の位置も容易に調整することができる。また、第1仕切板は、触媒層から最も離れた分割槽の中に設けられた管からなってもよい。この場合、比較的容易に予熱槽及びバッファ槽を設けることができる。また、予熱槽は、内管と触媒層から最も離れた分割槽との間に介挿されてもよい。この場合、高温体からバッファ槽への伝熱は予熱層で遮断され、予熱槽を流れるガスはこの熱を吸収するので、ガスが予熱槽を流れるときの昇温作用は大きい。
また、触媒層とバッファ槽との間に、複数のガス分配口が開設された第2仕切板が挿設されることが好適である。この場合、触媒層に分配されるガスは、第2仕切板によって整流され、より均一的にガスが触媒層に分配される。ここで、ガス分配口は、触媒層と隣接する分割槽のガス入口から離れた位置になるに従って第2仕切板の単位面積に占めるガス分配口の開口面積が大きくなるように開設されてもよい。この場合、触媒層へ流入するガスの温度分布を一層均一化することができる。
さらに、触媒層の出口側には、複数のガス排出口が開設された第3仕切板が配置され、複数のガス排出口の総開口面積が、複数のガス分配口の総開口面積よりも小さくなるように開設されることが好適である。この場合、触媒層の出口側の圧損により、触媒層の入口側での整流、すなわち、第2仕切板による整流を一層適切に行うことができる。このため、触媒層へ流入するガスの温度分布を一層均一化することができる。
本発明によれば、高温体の周りに設けられた二重筒管構造の燃料電池用反応器において、触媒層に分配されるガスの温度を均一化することによって、触媒反応を良好に行うことができる。
実施形態に係る二重円筒管構造のCO変成器を備えた燃料ガス改質システムの概略構成図である。 第1実施形態に係る燃料ガス改質システムの改質器及びCO変成器の断面図である。 図2に示すCO変成器の斜視図である。 図2に示すCO変成器の垂直方向及び水平方向の概略断面図である。 触媒層の出口側に設けられた整流板の上面図である。 第2実施形態に係るCO変成器の垂直方向及び水平方向の概略断面図である。 第3実施形態に係るCO変成器の垂直方向及び水平方向の概略断面図である。 第4実施形態に係るCO変成器の垂直方向及び水平方向の概略断面図である。 従来例のCO変成器の垂直方向及び水平方向の概略断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図中の寸法比率は必ずしも説明中のものとは一致していない。
(第1実施形態)
(改質システムの全体構成の説明)
図1は、本発明の第1実施形態に係る二重円筒管構造のCO変成器を備えた燃料ガス改質システムの概略構成図である。
この燃料ガス改質システムは、燃料ガス原料(天然ガスや都市ガス等)から硫黄成分を除去する脱硫器1と、燃料ガスを水蒸気改質して水素リッチな改質ガスを生成する円柱形の改質器3と、改質器3の外周に設けられた二重円筒管構造で改質ガス中の一酸化炭素を二酸化炭素に転化するCO変成器4と、CO変成器4を冷却する水配管5と、水蒸気中の水を分離して除く気水分離器6と、改質器3からの改質ガスの熱で水蒸気を加熱する熱交換器7と、燃料ガスに水蒸気を混合するエゼクタ8等から構成されている。
また、エゼクタ8から改質器3に燃料ガスを送る配管A、改質器3から熱交換器7を経由してCO変成器4に改質ガスを送り込む配管B、気水分離器6から熱交換器7を経由してエゼクタ8に水蒸気を送り込む配管C等の配管系も配設されている。脱硫器1は、円筒容器の中に脱硫用の触媒が充填されており、その周囲には脱硫器1を運転温度(200〜300℃)に保つためのヒ−タ2が配設されている。
図2は、図1に示す燃料ガス改質システムの改質器及びCO変成器の断面図であり、図3はCO変成器の斜視図である。改質器3は、円柱状の外容器11と、外容器11の下面11b側から中央部に挿設された円筒状の燃焼筒12と、燃焼筒12の下側に取り付けられたバーナ13と、外容器11の上面11a側から挿設された反応槽20とから構成されている。
バーナ13は、燃料ガス原料や燃料電池14からの未反応ガスを、外部のファン(不図示)から供給される空気と混合し、燃焼筒12内で燃焼させて、高温の燃焼ガスを燃焼筒12から排出させる。反応槽20は、円筒状の内周板21及び外周板22と,円形の外天板23及び内天板24と、円環状の下板25によって囲まれてなる二重円筒管状の容器の中に円筒状の触媒層26が設けられて構成されている。内周板21と外周板22の間隙は、円筒状の仕切板27によって内側と外側の間隙に仕切られており、上記の触媒層26は、内周板管21と仕切り板27の間の内側間隙に改質用触媒が充填されて形成されている。
外天板23の中央部にガス入口28a、外周板22の上端部にガス出口28bが設けられており、ガス入口28aから送り込まれ水蒸気を含む燃料ガスは、仕切り板27内を下降しながら触媒反応によって水素リッチな改質ガスに改質され、外周板22と仕切り板27との外側間隙を上り、ガス出口28bから配管Bに流れ込むようになっている。
反応槽20の下面側には、内管21及び内天板24によって囲まれた凹状空間が形成されているが、上記燃焼筒12は、この凹状空間に挿設されている。燃焼筒12の上端から排出される高温の燃焼ガスは、図2中実線矢印Gで示されるように、燃焼筒12と内管21との間隙を下降した後、外周板22と外容器11との間隙を上昇して、外容器11側面の上端近くに取付けられた燃焼ガス排出口29から排出されるが、この燃焼ガスによって、触媒層26が反応に適した温度(700〜800℃)に加熱されるようになっている。
CO変成器4は、円筒状の内周板(内管)31と外周板(外管)32、及び円環状の上板33と下板34からなる二重円筒管状の容器30の中に、円筒状の触媒層35が設けられて構成されている。CO変成器4は、改質器3の外周に、断熱材9を介して周設されて一体となっており、その全体が断熱材10によって覆われている。このような構造によって、装置がコンパクトになると共に、改質器3から放出される熱が、CO変成器4の加熱に利用され、外部に放出される熱も低減される。なお、CO変成器4の詳しい構成については後述する。
(改質システムの運転動作についての説明)
図1を参照しながら、改質システムの運転動作について説明する。ヒ−タ2で加熱された脱硫器1に燃料ガス原料が供給され脱硫される。そして、エゼクタ8で気水分離器6からの水蒸気と混合され、配管Aを経由し、バーナ13により750℃程度に加熱された改質器3に供給される。
改質器3では、上記化1,化2の反応により燃料ガスが水蒸気改質され、水素リッチな改質ガスが生成されるが、これには一酸化炭素が十数%含まれている。改質器3から配管Bに排出される改質ガスは高温(400℃程度)であるが、熱交換器7を通過するときに、気水分離器6から配管Cを通ってエゼクタ8に供給される水蒸気を加熱するため、200℃程度にまで冷却されてCO変成器4に送り込まれる。
CO変成器4は、改質器3からの熱で加熱されながら水配管5で冷却されて、180〜300℃程度に保たれる。CO変成器4では、改質器3からの改質ガス中に含まれている一酸化炭素が上記化2の反応により二酸化炭素に転化され、燃料電池には一酸化炭素濃度の低い改質ガスが供給される。水配管5はCO変成器4からの熱で水蒸気を生成する。気水分離器6は、外部のボイラ(不図示)及び水配管5から供給される水蒸気の気水分離を行う。
(CO変成器4の構成及び効果についての説明)
図2,3を参照しながらCO変成器4の詳しい構成について説明する。容器30内の下部には、円環状の整流板(第2仕切板)36が取り付けられており、容器30内の空間は、整流板36によって上下に仕切られている。上述した触媒層35は、整流板36上に載置された触媒支持網板37の上に一酸化炭素転化反応用の触媒が充填されて形成されている。
また、整流板36の下側の円環状の空間は、円環状の仕切板205,206により管軸方向に層をなすように複数の空間(分割槽39a〜39c,以下まとめてバッファ槽39という。)に仕切られており、さらに、円筒状の仕切板(第1仕切板)38によって内側空間(分割槽39a)及び外側空間(予熱槽40)に仕切られている。
仕切板205,206には、分割槽39b,39cへガスが流入するためのガス流入口205a,206a(図2,3では不図示、図4参照)が、互いに180°間隔を隔てた位置(略半周離隔した位置)に開設されている。また、整流板36には、バッファ槽39から触媒層35に改質ガスを送り込む複数の分配口(ガス分配口)51(図2,3では不図示、図4参照)が、分割槽39cのガス流入口206aから離れた位置になるに従って整流板36の単位面積に占める分配口51の開口面積が大きくなるように、円周状に開設されている。例えば、整流板36の主面を3等分した領域に分けて、分割槽39cのガス流入口206aから離れた領域になるに従って整流板36の単位面積に占める分配口51の開口面積が大きくなるように、各領域に分配口51が開設されている。仕切板205,206は、金属等の熱伝導性の材質で形成され、各分割槽39a〜39c間で熱交換がなされるようになっている。また、仕切板38は、金属等の熱伝導性の材質で形成され、予熱槽40とバッファ槽39との間で熱交換がなされるようになっている。
容器30内において、触媒層35の上側には円環状の空間41が形成され、触媒層35上には円環状の分流板201が配置されている。分流板201には、触媒層35から空間41に改質ガスを送り込む複数の孔201(ガス排出口)a(図2,3では不図示、図5参照)が、ほぼ等間隔で円周状に開設されている。この複数の孔201aの総開口面積は、複数の分配口51の総開口面積よりも小さくなるように開設される。例えば、分配口51の総開口面積(入口側総面積)を孔201aの総開口面積(出口側総面積)で割った面積比が0.2より大きく、0.9より小さくなるように開設される。分流板201で分流された転化反応後の改質ガスは、空間41で集合するようになっている。外周板32には、予熱槽40に改質ガスを導入するガス入口42と、空間41から改質ガスを排出するガス出口43が設けられている。また仕切板38には、ガス入口42と180°反対側の位置に窓38a(ガス連絡口)が開設され、予熱槽40からバッファ槽39にはこの窓38aを通って改質ガスが送り込まれるようになっている。
上述した水配管5は、CO変成器4の外周板32に沿って螺旋状に巻き付けられている。なお、水配管5は、触媒層35の下部は比較的高温(300℃程度)に、触媒層35の上部は比較的低温(200℃程度)にコントロールできるように配設されている。これは、改質ガスが触媒層35内を流れるとき、まず化2の反応を平衡状態まで進め、次に一酸化炭素を低下させる方向に平衡を移動させるよう反応をコントロールするためである。
触媒層35の厚みWは、燃料ガスの処理量に応じて必要な触媒量に基づいて設定されるが、厚みWが大きくなるに伴って触媒層35の内側と外側との温度差が大きくなるので、あまり大きくならないよう設定することが望ましい。図4(a),(b)は、CO変成器4の垂直方向及び水平方向の概略断面図である。図4を参照しながら、CO変成器4の機能及び効果について説明する。
改質ガスの流れは図中に太線矢印で示されている。ガス入口42から送り込まれた改質ガスは、予熱槽40内で分岐して窓38aに向かって各々約180℃旋回した後、合流して窓38aを通ってバッファ槽39の分割槽39aに送り込まれる。そして、分割槽39aへ窓38aから送り込まれた改質ガスは、分割槽39a内で分岐してガス流入口205aに向かって各々約180℃旋回した後、合流してガス流入口205aを通ってバッファ槽39の分割槽39bに送り込まれる。そして、分割槽39bへガス流入口205aから送り込まれた改質ガスは、分割槽39b内で分岐してガス流入口206aに向かって各々約180℃旋回した後、合流してガス流入口206aを通ってバッファ槽39の分割槽39cに送り込まれる。そして、分割槽39c内で分岐して、ガス入口42方向に向かって約180℃旋回しながら分配口51を通って触媒層35に分配される。分配された改質ガスは、触媒層35内を上昇しながら転化反応が施され、孔201aを通り、空間41で集合してガス出口43から燃料電池に送り込まれる。
改質ガスに対する熱の流れは図中に白抜矢印で示されている。予熱槽40を流通する改質ガスは、バッファ槽39の分割槽39aを流通する改質ガスから仕切板38を介して熱を受ける。一方、分割槽39aを流通する改質ガスは、改質器3及び分割槽39bから熱を受けるが、予熱槽40を流通する改質ガスに仕切板38を介して熱が吸収される。従って、改質ガスが予熱槽40を流通するときに温度を上昇させ、分割槽39aを流通するときには、熱の授受のバランスをとって温度の変化を小さくすることができる。また、分割槽39aを流通する改質ガスは、改質器3及び分割槽39bを流通する改質ガスから仕切板38を介して熱を受ける。一方、分割槽39bを流通する改質ガスは、改質器3及び分割槽39cから熱を受けるが、分割槽39aを流通する改質ガスに仕切板205を介して熱が吸収される。従って、改質ガスが分割槽39aを流通するときに温度を上昇させ、分割槽39bを流通するときには、熱の授受のバランスをとって温度の変化を小さくすることができる。さらに、分割槽39bを流通する改質ガスは、改質器3及び分割槽39cを流通する改質ガスから仕切板38を介して熱を受ける。一方、分割槽39cを流通する改質ガスは、改質器3から熱を受けるが、分割槽39bを流通する改質ガスに仕切板206を介して熱が吸収される。従って、改質ガスが分割槽39bを流通するときに温度を上昇させ、分割槽39cを流通するときには、熱の授受のバランスをとって温度の変化を小さくすることができる。
以上、第1実施形態における燃料電池用反応器においては、分割槽39a〜39c,予熱槽40に渡って隣り合う槽間で熱伝導を行うことによって、改質ガスの加熱効果の向上と温度分布の均一化を図ることができる。そして、分配口51を通って触媒層35に分配される改質ガスの温度は均一化されるので、燃料電池に送り込む改質ガスの一酸化炭素の濃度を低くするのに適した環境を形成することができる。
また、第1実施形態における燃料電池用反応器においては、触媒層35とバッファ槽39との間に、複数の分配口51が開設された整流板36が挿設されるため、触媒層35に分配されるガスは、整流板36によって整流され、より均一的にガスが触媒層35に分配される。また、分配口51は、触媒層35と隣接する分割槽39cのガス流入口206aから離れた位置になるに従って整流板36の単位面積に占める分配口51の開口面積が大きくなるように開設されるので、触媒層へ流入するガスの温度分布及び流入量を均一化することができる。
さらに、第1実施形態における燃料電池用反応器においては、触媒層35の出口側には、複数の孔201aが開設された分流板201が配置され、複数の孔201aの総開口面積が、複数の分配口51の総開口面積よりも小さくなるように開設されるので、触媒層35の出口側の圧損により、触媒層35の入口側での整流、すなわち、整流板36による整流を一層適切に行うことができる。このため、触媒層35へ流入するガスの温度分布及び流入量を一層均一化することができる。また、仕切板を用いることによって、比較的簡単に構成することができる。特に燃料電池用のCO変成器に適用することによって、触媒反応を良好に行い改質ガス中の一酸化炭素を低減するのに寄与できる点で実用的効果が大きい。
(第2実施形態)
第2実施形態の改質システムは、第1実施形態と同様であるが、CO変成器4の代わりに、CO変成器70が用いられている。
図6(a),(b)は、CO変成器70の垂直方向及び水平方向の概略断面図である。CO変成器70は、第1実施形態のCO変成器4と同様の構成であるが、CO変成器4では整流板36の下の円環状の空間が、円環状の仕切板205,206及び円筒状の仕切板38で仕切られていたのに対して、CO変成器70では、この空間が円環状の仕切板205,206及び平板状の円環形の仕切板71で管軸方向に層をなすように複数の空間に仕切られている点が異なっている。また、仕切板71の板面が管軸方向と垂直とされ、バッファ槽72(分割槽72a,72b,72c)と予熱槽73とが形成されている点が相違する。
なお、仕切板71は、第1実施形態の仕切板38と同様、熱伝導性の材料が用いられ、ガス入口42と180°反対側の位置に窓71aが開設されている。図6を参照しながら、CO変成器70の機能及び効果について説明する。改質ガスの流れは、図中に太線矢印で示される。ガス入口42から送り込まれた改質ガスは、第1実施形態と同様、予熱槽73内で分岐して窓71aに向かって各々約180℃旋回した後、合流して窓71aを通ってバッファ槽72に送り込まれる。そして、第1実施形態と同様に、分割槽72a内で分岐してガス流入口205aに向かって各々約180℃旋回した後、合流してガス流入口205aを通って分割槽72bに送り込まれる。そして、分割槽72b内で分岐してガス流入口206aに向かって各々約180℃旋回した後、合流してガス流入口206aを通って分割槽72cに送り込まれる。そして、分割槽72cで分岐して、ガス入口42側に向かって約180℃旋回しながら分配口51を通って触媒層35に分配される。
改質ガスに対する熱の流れは、図中白抜矢印で示される。予熱槽73を流通する改質ガスは、分割槽72aを流通する改質ガスから仕切板71を介して熱を受ける点は第1実施形態と同様であり、それと共に改質器3からも内周板31を介して熱を受ける。一方、分割槽72aを流通する改質ガスは、第1実施形態と同様、改質器3から熱を受けるが予熱槽73を流通する改質ガスに仕切板71を介して熱が吸収される。分割槽39b,39c内を流れる改質ガスに対する熱の流れは第1実施形態と同様である。
従って、第1実施形態と同様、改質ガスが予熱槽73を流通するときに温度を上昇させ、分割槽72aを流通するときには、熱の授受のバランスをとって温度の変化を小さくすることができる。また、第1実施形態と比べて、予熱槽73を流通する改質ガスを昇温する作用が大きい。
(第3実施形態)
第3実施形態の改質システムは、第1実施形態と同様であるが、CO変成器4の代わりに、CO変成器80が用いられている。
図7(a),(b)は、CO変成器80の垂直方向及び水平方向の概略断面図である。本実施形態のCO変成器80は、第1実施形態のCO変成器4と同様の構成であるが、CO変成器4では仕切板38の内側がバッファ槽39の分割槽39a、外側が予熱槽40であったのに対して、CO変成器80では、整流板36の下の円環状の空間を円筒状の仕切板81で仕切った外側空間が分割槽39a、外側空間が予熱槽83となっている。
なお、第1実施形態の仕切板38は熱伝導性の材料であったが、仕切板81の材料は熱伝導性でなくてもよい。また、第1実施形態の仕切板38と同様、仕切板81には、ガス入口42と180°反対側の位置に、窓81aが開設されている。ガス入口42は、外周板32からバッファ槽82を貫通して予熱槽83に連結されている。
図7を参照しながら、CO変成器80の機能及び効果について説明する。改質ガスの流れは図中太線矢印で示されている。ガス入口42から送り込まれた改質ガスは、第1実施形態と同様、予熱槽83内で分岐して窓81aに向かって各々約180℃旋回した後、合流して窓81aを通ってバッファ槽82の分割槽82aに送り込まれる。そして、第1実施形態と同様に、分割槽82a内で分岐してガス流入口205aに向かって各々約180℃旋回した後、合流してガス流入口205aを通って分割槽82bに送り込まれる。そして、分割槽82b内で分岐してガス流入口206aに向かって各々約180℃旋回した後、合流してガス流入口206aを通って分割槽82cに送り込まれる。そして、分割槽82cで分岐して、ガス入口42側に向かって約180℃旋回しながら分配口51を通って触媒層35に分配される。
改質ガスに対する熱の流れは、図中白抜矢印で示されている。予熱槽83を流通する改質ガスは、改質器3から内周板31を介して熱を受ける。一方、改質器3と分割槽82aとの間に予熱槽83が介挿されているので、分割槽82aを流通する改質ガスは、改質器3から熱をあまり受けない。従って、改質ガスが予熱槽83を流通するときに温度を上昇させ、分割槽82aを流通するときには、温度の変化を小さくすることができる。また、分割槽39b,39c内を流れる改質ガスに対する熱の流れは第1実施形態と同様である。
(第4実施形態)
第4実施形態の改質システムは、第1実施形態と同様であるが、CO変成器4の代わりに、CO変成器90が用いられている。図8(a),(b)は、CO変成器90の垂直方向及び水平方向の概略断面図である。
CO変成器90は、第1実施形態のCO変成器4と同様の構成であるが、整流板36の下の円環状の空間内に、熱伝導性の管を円形に巻いてなるリング管91が設置され、リング管91の外側空間がバッファ槽92の分割槽92a,内側空間が予熱槽93となっている。なお、第1実施形態の仕切板38と同様、リング管91には、ガス入口42と180°反対側の位置に窓91aが開設されている。
ガス入口42は、外周板32から分割槽92aを貫通して予熱槽93に連結されている。図中に改質ガスの流れは太線矢印,改質ガスに対する熱の流れは白抜矢印で示されている。改質ガスの流れ及び改質ガスに対する熱の流れは、第1実施形態と同様であって、従って、バッファ槽92から分配口51を通って触媒層35に分配されるガスの温度は均一化される。
以上、本発明の実施形態について具体的に説明したが、上記各実施形態は本発明に係る燃料電池用反応器の一例を示すものであり、本発明に係る燃料電池用反応器は、上記各実施形態に係る燃料電池用反応器に限られるものではない。
例えば、上記各実施形態においては、改質ガスがCO変成器の触媒層内を下から上に流れる構造を示したが、逆に上から下に流れる構造のCO変成器においても同様に実施することができる。また、上記各実施形態においては、CO変成器の触媒層に下に整流板が用いられている例を示したが、整流板を設けなくても実施することができる。
また、上記各実施形態においては、二重円筒管構造のCO変成器の例を示したが、二重円筒管に限らず、楕円形や多角形の二重筒管構造のCO変成器において同様に実施することができる。また、上記各実施形態においては、改質器の周りにCO変成器を設けた改質システムの例を示したが、本発明は、同様の二重筒管構造の燃料電池用反応器において適用することができる。例えば、高温の流体が流れる管の外周に設けられ脱硫用の触媒を備えた二重筒管構造の脱硫器においても、同様に実施することができ、触媒層に入るガス温度を均一化し、脱硫反応に適した環境を形成することができると考えられる。
3…改質器、12…燃焼筒、31…内周板(内管)、32…外周板(外管)、35…触媒層、36…整流板(第2仕切板)、38…仕切板(第1仕切板)、38a,71a,81a,91a…窓(ガス連絡口)、39,72,82,92…バッファ槽、39a〜39c,72a〜72c,82a〜82c,92a〜92c…分割槽、40,73,83,93…予熱槽、51…分配口(ガス分配口)、201…分流板、201a…孔(ガス排出口)、205a,206a…ガス流入口(分割槽のガス入口)。

Claims (9)

  1. 高温体の周りに設けられた二重筒管構造で、内管と外管の間の環状空間内に触媒層及び該触媒層に供給するガスを一時的に貯蔵するバッファ槽が管軸方向に層をなすように配設され、ガスがバッファ槽を流通しながら触媒層に分配され該触媒層内を管軸方向に流通する燃料電池用反応器であって、
    前記バッファ槽は、管軸方向に層をなすように複数の分割槽に仕切られており、前記分割槽のガス入口から環状空間内を略半周離隔した部位に、該分割槽に隣接された前記分割槽のガス入口が設けられ、
    前記環状空間内には、前記高温体から前記バッファ槽に伝わる熱を吸収する予熱槽が前記バッファ槽に隣接して設けられ、前記予熱槽のガス入口から環状空間内を略半周離隔した部位に、該予熱槽から前記バッファ槽へのガス連絡口が設けられること、
    を特徴とする燃料電池用反応器。
  2. 前記予熱槽と前記バッファ槽とは、熱伝導性部材からなる第1仕切板で仕切られ、
    前記予熱槽から前記バッファ槽へのガス連絡口は、前記第1仕切板に開設されることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池用反応器。
  3. 前記予熱槽は、前記触媒層から最も離れた前記分割槽と前記外管との間に介挿されることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池用反応器。
  4. 前記第1仕切板は、平板状であって、その板面が管軸方向と略垂直に設けられることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池用反応器。
  5. 前記第1仕切板は、前記触媒層から最も離れた前記分割槽の中に設けられた管からなることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池用反応器。
  6. 前記予熱槽は、前記内管と前記触媒層から最も離れた前記分割槽との間に介挿されることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池用反応器。
  7. 前記触媒層と前記バッファ槽との間に、複数のガス分配口が開設された第2仕切板が挿設されることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の燃料電池用反応器。
  8. 前記ガス分配口は、前記触媒層と隣接された前記分割槽の前記ガス入口から離れた位置になるに従って前記第2仕切板の単位面積に占める前記ガス分配口の開口面積が大きくなるように開設されることを特徴とする請求項7に記載の燃料電池用反応器。
  9. 前記触媒層の出口側には、複数のガス排出口が開設された第3仕切板が配置され、
    複数の前記ガス排出口の総開口面積が、複数の前記ガス分配口の総開口面積よりも小さくなるように開設されることを特徴とする請求項7又は8に記載の燃料電池用反応器。
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