JP2005209579A - 燃料電池組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的コンパクトに構成することができると共に、発電・燃焼によって生成される高熱が燃料ガスの改質に効果的に利用される燃料電池組立体を提供する。
【解決手段】ハウジングの少なくとも1面には、燃料ガス流路62と燃焼ガス流路60とを備えた流路部材40が配設されている。燃料ガス流路には少なくとも1種の触媒86、88が収容されている。燃料ガスは燃料ガス流路を通して発電・燃焼手段に供給され、燃焼ガスは燃焼ガス流路を通して発電・燃焼室から排出される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、燃料電池組立体、更に詳しくはハウジング内に規定された発電・燃焼室内に発電・燃焼手段が配設されており、かかる発電・燃焼手段に水素リッチに改質された燃料ガスと共に酸素含有ガスが供給されることによって発電・燃焼が行われ、燃焼ガスが発電・燃焼室から排出される形態の燃料電池組立体に関する。
次世代エネルギーとして、近年、固体高分子型、リン酸型、溶融炭酸塩型及び固体電解質型等の種々の型の燃料電池発電システムが提案されている。特に、固体電解質型燃料電池発電システムは、作動温度が約1000°Cと高いが、発電効率が高い、排熱が利用できる等の利点を有しており、研究開発が推し進められている。
燃料電池発電システムの典型例においては、下記特許文献1に開示されている如く、ハウジング内に発電・燃焼室が規定され、かかる発電・燃焼室内にセルスタックを含む発電・燃焼手段が配設されている形態の燃料電池組立体を備えている。発電・燃焼手段には、空気でよい酸素含有ガスと共に燃料ガスが供給され、発電・燃焼が行われる。燃料ガスは、例えば都市ガスでよく、改質手段を通して水素リッチに改質して発電・燃焼手段に供給される。発電・燃焼室とは別個に配設されている改質手段には、改質に必要な適宜の触媒が収容されており、かかる触媒の作用によって水素リッチに改質される。
特開2000−149976号公報
而して、従来の燃料電池組立体においては、発電・燃焼室とは別個に改質手段が配設されており、全体を充分コンパクトに構成することができない、発電・燃焼によって生成される高熱を改質に効果的に利用することができず、排熱利用が充分ではない、という解決するべき問題が存在する。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、比較的コンパクトに構成することができると共に、発電・燃焼によって生成される高熱が燃料ガスの改質に効果的に利用される、新規且つ改良された燃料電池組立体を提供することである。
本発明によれば、発電・燃焼室を規定するハウジングの少なくとも1面に燃料ガス流路と燃焼ガス流路とを備えた流路部材を配設し、燃料ガス流路には少なくとも1種の触媒を収容し、燃料ガス流路を通して燃料ガスを発電・燃焼手段に供給し、燃焼ガス流路を通して燃焼ガスを発電・燃焼室から排出するようにせしめることによって、上記主たる技術的課題が達成される。
即ち、本発明によれば、上記主たる技術的課題を達成する燃料電池組立体として、発電・燃焼室を規定するハウジングと、該ハウジング内に配設された発電・燃焼手段とを備え、該発電・燃焼手段には燃料ガス及び酸素含有ガスが供給され、該発電・燃焼室内に生成された燃焼ガスが該発電・燃焼室から排出される、燃料電池組立体において、
該ハウジングの少なくとも1面には、燃料ガス流路と燃焼ガス流路とを備えた流路部材が配設されており、該燃料ガス流路には少なくとも1種の触媒が収容されており、燃料ガスは該燃料ガス流路を通して該発電・燃焼手段に供給され、該燃焼ガスは該燃焼ガス流路を通して該発電・燃焼室から排出される、ことを特徴とする燃料電池組立体が提供される。
該流路部材は該ハウジングの実質上鉛直に延びる1側面に沿って配設されているのが好適である。該燃料ガス流路と該燃焼ガス流路とは該面の厚さ方向に積層されており、該燃料ガス流路と該燃焼ガス流路とはジグザグ状に延在せしめられているのが好ましい。
本発明の燃料電池組立体においては、ハウジングの少なくとも1面を利用して流路部材を配設し、かかる流路部材に形成されている燃料ガス流路に少なくとも1種の触媒を収容して改質手段を構成している故に、ハウジングとは別個に改質手段を配設する必要がなく、全体を充分コンパクトに構成することができる。また、流路部材に形成されている燃料ガス流路を通って流動する燃料ガスと燃焼ガス流路を取って流動する燃焼ガスとの間で熱交換され、そしてまた燃料ガス流路を流動する燃料ガスにはハウジング内の高熱も伝えられ、かくして発電・燃焼によって生成される高熱が改質に効果的に利用される。
以下、添付図面を参照して、本発明に従って構成された燃料電池組立体の好適実施形態について更に詳述する。
図1を参照して説明すると、図示の燃料電池組立体は略直方体形状であるハウジング2を具備している。このハウジング2の6個の壁面には適宜の断熱材料から形成された断熱壁、即ち上断熱壁4、下断熱壁6、右側断熱壁8、左側断熱壁10、前断熱壁(図示していない)及び後断熱壁(図示していない)が配設されている。所望ならば、各断熱壁の外面に金属板製でよい外壁を配設することもできる。ハウジング2内には発電・燃焼室12が規定されている。
ハウジング2内の下端部には下部ガス室14が配設されている。下部ガス室14は上下方向寸法が比較的小さい直方体形状である。ハウジング2内の上端部には図1において左側に位置する上部ガス室16と図1において右側に位置する上部ガス室18が並列配置されている。これらの上部ガス室16及び18も上下方向寸法が比較的小さい直方体形状でよい。ハウジング2内の図1において左側部には上下方向に延在する連通ガス室20が配設されている。かかる連通ガス室20は横方向(図1において左右方向)寸法が比較的小さい直方体形状である。図2に明確に図示する如く、連通ガス室20の上面には前後方向に間隔をおいて3個の連通筒22が付設されており、かかる連通筒22を介して連通ガス室20の各々が上部ガス室16の下面に連通されている。連通ガス室20の下端部内側は下部ガス室14の片側面に直接的に連結されている。従って、上部ガス室16は連通ガス室20を介して下部ガス室14の片側部に連通せしめられている。下部ガス室14の上面には横方向(図1において左右方向)に間隔をおいて上方に突出する5個の中空ガス噴出板24が配設されている。かかるガス噴出板24の下端は下部ガス室14内に連通せしめられており、上部にはガス噴出孔(図示していない)が形成されている。
下部ガス室14上には、更に、横方向(図1において左右方向)に適宜の間隔をおいて4個のガス室26a、26b、26c及び26dが形成されている。かかるガス室26a、26b、26c及び26dの各々は上記ガス噴出板24の間に配置されている。ガス室26a、26b、26c及び26dの各々は前後方向(図1において紙面に垂直な方向)に細長く延びる直方体形状でよい。そして、ガス室26a、26b、26c及び26dの各々上には、セルスタック28a、28b、28c及び28dが配設されている。セルスタック28a、28b、28c及び28dの各々は上下方向に延びる複数個のセルを前後方向に配列して構成されている。それ自体は周知の形態でよいセルは、電極支持基板、燃料電極層、固体電解質層、酸素極層及びインターコネクタを含んでいる。
図1に二点鎖線で示すと共に図2に実線で示す如く、ガス室26a及び26cの前端はハウジング2内の前端部を上下方向に延びる連通管30a及び30cによって上部ガス室18の前端部下面に連通せしめられている。また、図1に二点鎖線で示すごとく、ガス室26b及び26dの後端はハウジング2内の後端部を上下方向に延びる連通管30b及び30dによって上部ガス室18の後端部下面に連通せしめられている。後に更に言及する如く、上部ガス室18から連通管30a、30b、30c及び30dを介してガス室26a、26b、26c及び26dに燃料ガスが供給される。ガス室26a、26b、26c及び26dの上面壁にはセルスタック28a、28b、28c及び28dにおけるセルの各々に形成されているガス通路(図示していない)に連通せしめられている排出孔(図示していない)が形成されており、かかる排出孔を通してセルの各々のガス通路に燃料ガスが供給される。
ハウジング2内には、後に更に言及する如く、作動開始時等に発電に使用されなかった燃料ガスと酸素含有ガスとを燃焼を開始するための点火手段(図示していない)も配設されている。上記セルスタック28a、28b、28c及び28cは発電手段を構成し、点火手段は燃焼手段を構成し、従ってセルスタック28a、28b、28c及び28c並びに点火手段は発電・燃焼手段を構成する。
図示の実施形態においては、ハウジング2内には右側断熱壁8に沿って延びる板状流路部材40が配設されている。そして、この流路部材40の内側にも断熱部材42が配設されている。図1と共に図3を参照して説明を続けると、流路部材40は実質上鉛直に延在する中空平板形態であり、内側壁46、外側壁48、底壁50(図4及び図5)、上壁52、前壁54及び後壁56を有する。流路部材40の厚さ方向(図1において左右方向)中間には仕切板58が配設されており、流路部材40内は厚さ方向に積層された2個の流路、即ち内側に位置する燃焼ガス流路60と外側に位置する燃料ガス流路62とに区画されている。
図3と共に図4を参照して説明を続けると、燃焼ガス流路60には上下方向に間隔をおいて実質上水平に延びる4個の仕切壁64a、64b、64c及び64dが配設されている。仕切壁64a及び64cの前縁は流路部材40の前壁54に接続されているが、後縁は流路部材40の後壁56に対して間隔をおいて前方に位置せしめられている。一方、仕切壁64b及び64dの後縁は流路部材40の後壁56に接続されているが、前縁は流路部材40の前壁54に対して間隔をおいて後方に位置せしめられている。かくして、燃焼ガス流路60は図4に矢印で示すとおりのジグザグ状に延在せしめられている。
図3と共に図5を参照して説明すると、燃料ガス流路62にも上下方向に間隔をおいて実質上水平に延びる4個の仕切壁66a、66b、66c及び66dが配設されている。仕切壁66a及び66cの前縁は前壁54に接続されているが、後縁は後壁56に対して間隔をおいて前方に位置せしめられている。一方、仕切壁66b及び66dの後縁は後壁56に接続されているが、前縁は前壁54に対して間隔をおいて後方に位置せしめられている。かくして、燃料ガス流路62も図5に矢印で示すとおりのジグザグ状に延在せしめられている。
図3及び図4に明確に図示如く、流路部材40の内側壁46の上端部には流入開口68が形成されており、燃焼ガス流路60は流入開口68を介して発電・燃焼室12と連通せしめられている。図1を参照することによって理解されるとおり、流路部材40の内側に配設されている上記断熱部材42の上端は流入開口68の下縁と実質上同高乃至これよりも幾分下方に位置せしめられており、流入開口68は断熱部材42の上方を介して発電・燃焼室12と連通せしめられている。一方、図3及び図5に図示する如く、流路部材40の上壁52の外側部には流出開口70が形成され、かかる流出開口70に対応して上記上部ガス室18の下面壁にも開口(図示していない)が形成されており、燃料ガス流路62は流出開口70を介して上部ガス室18に連通せしめられている。
図3、図4及び図5を参照して説明を続けると、上記流路部材40の後方には上下方向に細長く延びる二重筒体72が配設されている。かかる二重筒体72は円筒形状の内側筒部材74と角筒形状の外側筒部材76とを含んでいる。内側筒部材74内には燃料ガス流入路78が規定されており、内側筒部材74と外側筒部材76との間には燃焼ガス排出路80が規定されている。図5に明確に図示する如く、燃料ガス流入路78の下端(下流端)は流路部材40に形成されている燃料ガス流路62に連通されている。一方、図4に明確に図示する如く、燃焼ガス排出路80の下端(上流端)は流路部材40に形成されている燃焼ガス流路60に連通されている。
図5に図示する如く、流路部材40の底壁50の外側部には水導入管82が接続されており、かかる水導入管82は燃料ガス流路62の下端に連通せしめられている。更に、燃料ガス流路62内には少なくとも1種の触媒が収容されている。図示の実施形態においては、燃料ガス流路62のおける仕切壁66dよりも下方の空間には導入される水を効果的に水蒸気化するための伝熱部材84が収容されており、仕切壁66cと仕切壁66dとの間の空間にはNi−Mo系等の水添脱硫触媒とZnO系吸着脱硫触媒とを組合せた脱硫触媒の如き適宜の脱硫触媒86が収容されており、仕切壁66bと仕切壁66cとの間の空間及び仕切壁66aと仕切壁66bとの間の空間には改質触媒88が収容されている。所望ならば、仕切壁66dと前壁54との間に仕切壁66dに続いて延在するメッシュ部材(図示していない)を配設して、伝熱部材84と脱硫触媒86とが混入するのを防止し、そしてまた仕切壁66cと後壁56との間に仕切壁66cに続いて延在するメッシュ部材(図示していない)を配設して、脱硫触媒86と改質触媒88が混入するのを防止することもできる。また、水添反応を助長するために燃料ガス流路62の適宜の部位に水素導入手段(図示していない)を付設することもできる。
図1に図示する如く、ハウジング2内には、左側断熱壁10に沿って延びる板状流路部材90も配設されている。この板状流路部材90と上記連通ガス室20との間にも断熱部材92が配設されている。流路部材90は上記流路部材40を構成する中空平板形態と面対称形態である中空平板形態であり、その厚さ方向(図1において左右方向)内側にはジグザグ状に延在する燃焼ガス流路94が区画され、その厚さ方向外側にはジグザグ状に延在する酸素含有ガス流路96が区画されている。流路部材90は、その厚さ方向外側には燃料ガス流路ではなくて酸素含有ガス流路96が区画されていること、この酸素含有ガス流路96内には伝熱部材、脱硫触媒或いは改質触媒等が収容されておらず、そしてまた水導入管が付設されていないことを除いて、上記流路部材40と実質上同一でよい。燃焼ガス流路96は内側壁98の上端部に形成された流入開口100を通して発電・燃焼室12と連通せしめられている。図1を参照することによって理解されるとおり、流路部材90と上記連通ガス室20との間に配設されている断熱部材92の上端は流入開口100の下縁と実質上同高乃至これより幾分下方に位置せしめられており、流入開口100は連通ガス室20の上端に配設されている3個の連通筒22の間を通して発電・燃焼室12と連通せしめられている。酸素含有ガス流路96は、上壁102の外側部に形成されている流出開口104及び上記上部ガス室16の下面壁に形成されている開口(図示していない)を介して上記上部ガス室16に連通せしめられている。
流路部材90の後方には上記二重筒体72と実施上同一でよい二重筒体106が配設されている。かかる二重筒体106は円筒形状の内側筒部材108と角筒形状の外側筒部材110とを含んでいる。内側筒部材108内には酸素含有ガス流入路(図示していない)が規定されており、内側筒部材108と外側筒部材110との間には燃焼ガス排出路(図示していない)が規定されている。酸素含有ガス流入路の下端(下流端)は流路部材90に形成されている酸素含有ガス流路96に連通されている。一方、燃焼ガス排出路の下端(上流端)は流路部材90に形成されている燃焼ガス流路94に連通されている。
上述したとおりの燃料電池組立体においては、二重筒体72に配設されている燃料ガス流入路78を通して流路部材40の燃料ガス流路62に、都市ガスでよい燃料ガスが供給される。そして、燃料ガス流路62を流動する際に、そこに収容されている脱硫触媒及び/又は改質触媒の作用を受けて水素リッチな燃料ガスに改質される。しかる後に、上部ガス室18に導入され、次いで連通管30a、30b、30c及び30dを介してガス室26a、26b、26c及び26dに導入され、セルスタック28a、28b、28c及び28dに供給される。一方、空気でよい酸素含有ガスは二重筒体106に形成されている酸素含有ガス流入路を通して流路部材90の酸素含有ガス流路96に供給され、次いで上部ガス室16及び連通ガス室20を通して下部ガス室14に導入され、そしてガス噴出板24の噴出孔からセルスタック28a、28b、28c及び28dに向けて噴射される。セルスタック28a、28b、28c及び28dの各々においては、酸素極において、
1/2O+2e→O2−(固体電解質)
の電極反応が生成され、燃料極において、
2−(固体電解質)+H→HO+2e
の電極反応が生成されて発電される。発電された電力は適宜の取出ライン(図示していない)を通して取り出される。発電に使用されることなくセルスタック28a、28b、28c及び28dから上方に流動した燃料ガス及び酸素含有ガスは燃焼される。周知の如く、セルスタック28a、28b、28c及び28dにおける発電に起因して、そしてまた燃料ガスと酸素含有ガスとの燃焼に起因して発電・燃焼室12内は例えば1000℃程度の高温になる。かかる高温はハウジング2内に配設されている流路部材40及び90に伝えられ、燃料ガスの改質に効果的に利用され、そしてまた酸素含有ガスの加熱に効果的に利用される。
発電・燃焼室12内に生成された燃焼ガスは流路部材40及び90に形成されている流入開口68及び100から燃焼ガス流路60及び94に流入し、ジグザグ状に延在する燃焼ガス流路60及び94を流動した後に二重筒体72の燃焼ガス排出路80及び二重筒体106の燃焼ガス排出路を通して排出される。燃焼ガスが二重筒体72の燃焼ガス排出路80を流動する際には、二重筒体72の燃料ガス流入路78を燃料ガスが流動し、燃焼ガスと燃料ガスとの間で熱交換が行われる。そしてまた、燃焼ガスが流路部材40の燃焼ガス流路60をジグザグ状に流動せしめられる際には、燃料ガスが燃料ガス流路62をジグザグ状に流動せしめられ、かくして燃焼ガスと燃料ガスとの間で効果的に熱交換される。そしてまた、燃焼ガスが二重筒体106の燃焼ガス排出路を流動する際には、二重筒体106の酸素含有ガス流入路を酸素含有ガスが流動し、燃焼ガスと酸素含有ガスとの間で熱交換が行われる。そして、燃焼ガスが流路部材90の燃焼ガス流路94をジグザグ状に流動せしめられる際には、酸素含有ガスが流路部材90の酸素含有ガス流路96をジグザグ状に流動せしめられ、かくして燃焼ガスと酸素含有ガスとの間で効果的に熱交換される。酸素含有ガスは上部ガス室16、連通ガス室20及び下部ガス室14を通る際にも発電・燃焼室12内の高温によって加熱される。所望ならば、連通ガス室20、下部ガス室14及びガス噴出板24を介して酸素含有ガスを供給することに代えて、上部ガス室16からセルスタック28 、28b、28c及び28d間に垂下する複数個の酸素含有ガス噴出管を配設し、かかる酸素含有ガス噴出管を通して酸素含有ガスを供給することもできる。
本発明に従って構成された燃料電池組立体の好適実施形態を示す断面図。 図1の燃料電池組立体を、一部を省略して示す斜面図。 図1の燃料電池組立体における流路部材及び二重筒体を、一部を切り欠いて示す斜面図。 図1の燃料電池組立体における流路部材に形成されている燃焼ガス流路及び二重筒体に形成されている燃焼ガス排出路を示す簡略図。 図1の燃料電池組立体における流路部材に形成されている燃料ガス流路及び二重筒体に形成されている燃料ガス流入路を示す簡略図。
符号の説明
2:ハウジング
12:発電・燃焼室
28a、28b、28c及び28d:セルスタック
40:流路部材
60:燃焼ガス流路
62:燃料ガス流路
84:伝熱部材
86:脱硫触媒
88:改質触媒

Claims (3)

  1. 発電・燃焼室を規定するハウジングと、該ハウジング内に配設された発電・燃焼手段とを備え、該発電・燃焼手段には燃料ガス及び酸素含有ガスが供給され、該発電・燃焼室内に生成された燃焼ガスが該発電・燃焼室から排出される、燃料電池組立体において、
    該ハウジングの少なくとも1面には、燃料ガス流路と燃焼ガス流路とを備えた流路部材が配設されており、該燃料ガス流路には少なくとも1種の触媒が収容されており、燃料ガスは該燃料ガス流路を通して該発電・燃焼手段に供給され、該燃焼ガスは該燃焼ガス流路を通して該発電・燃焼室から排出される、ことを特徴とする燃料電池組立体。
  2. 該流路部材は該ハウジングの実質上鉛直に延びる1側面に沿って配設されている、請求項1記載の燃料電池組立体。
  3. 該燃料ガス流路と該燃焼ガス流路とは該面の厚さ方向に積層されており、該燃料ガス流路と該燃焼ガス流路とはジグザグ状に延在せしめられている、請求項1又は2記載の燃料電池組立体。
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