JP5343111B2 - 燃料電池 - Google Patents

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Description

本発明は、ハウジング内に、ガス通路を有する複数の燃料電池セルを収納するとともに、燃料電池セルのガス通路に燃料ガスを供給する燃料ガスケースと、燃料電池セルの外部に酸素含有ガスを供給する酸素含有ガス供給手段と、燃料電池セルのガス通路内に供給する燃料ガスを生成するための改質ケースとを具備する燃料電池に関する。
次世代エネルギーとして、近年、固体高分子形、リン酸形、溶融炭酸塩形及び固体電解質形等の種々の形の燃料電池発電システムが提案されている。特に、固体電解質形燃料電池発電システムは、作動温度が高いが、発電効率が高い、排熱利用が可能である等の利点を有しており、研究開発が推し進められている。
燃料電池発電システムの典型例においては、下記特許文献1に記載されているように、発電・燃焼室を規定するハウジングと、このハウジング内に配設されたセルスタックとを含む燃料電池組立体が装備されている。かかる燃料電池組立体には、セルスタックに燃料ガスを供給するための燃料ガス供給手段、セルスタックに空気を供給するための空気供給手段、及び発電・燃焼室から燃焼ガスを排出するための燃焼ガス排出手段も付設されている。
特開2000−182641号公報
上述した燃料電池では発電する場合、セルスタックを収納する発電室内の中心部温度が所望の発電室温度以上に上昇する現象が発生する場合がある。これは、燃料電池セルに電流を流して発電させることにより、燃料電池セルの発電部分にジュール熱と反応熱が発生し、その熱が燃料電池セル集合体の中心部(発電室の中心部)に留まることから発生する現象である。従って、燃料電池運転時の発電室内では、燃料電池セル集合体の中心部の温度が高く、周辺部は温度が低いといった温度分布が発生する。本発明者の実験では、燃料電池セル200本で1KW発電するため、50本の燃料電池セルからなるスタックを4列配列して燃料電池セル集合体を構成した場合、燃料電池セル集合体の中央部と外周部の温度差は200℃にも達していた。
このような燃料電池セル集合体では、温度の低い外周部よりも温度の高い中央部の方が、例えば燃料電池セルの一部を構成する構成部材、燃料電池セル間を電気的に接続する集電部材、さらには、集電部材と燃料電池セルとの間の接合材料が熱により経時的に劣化し易く、燃料電池の寿命は中央部の燃料電池セルの状態に支配され、燃料電池の寿命が短くなる傾向にあった。
一般に、固体電解質形燃料電池は、温度が高いと発電性能が高く、逆に温度が低いと発電性能も低くなる傾向があるので、燃料電池の運転において、発電温度、即ち燃料電池セル集合体(発電室)の温度は重要な設計要素となる。従って、発電する際、燃料電池セル集合体の中央部と外周部において、温度分布があると、燃料電池セル集合体の中心部では発電効率が高いものの、外周部では発電効率が低くなり、全体としての発電効率は、発電効率が低い燃料電池セル集合体の外周部に支配され低下するという問題があった。即ち、
発電効率を高めるためには、燃料電池セル集合体の中央部、外周部の温度をほぼ等しくすることが最も望ましい。
このような問題は、10KW以下の燃料電池、特に家庭用として用いられる燃料電池において顕著であった。即ち、家庭用で用いられる燃料電池は小型で高効率化が要求されるため、燃料電池セル間の間隔が短く、燃料電池セルの密集度が高いため、燃料電池セル集合体内で温度分布が生じやすい。
本発明は、燃料電池セル集合体の温度をほぼ均一に制御できる燃料電池を提供することを目的とする。
本発明の燃料電池は、ハウジング内に、燃料ガスケースと、該燃料ガスケース上に2列並列して配置されており、ガス通路を有する複数の燃料電池セルが所定間隔をおいて配列されてなるセルスタックと、前記ハウジング内の上部に配置され、外部から酸素含有ガスが供給される酸素含有ガス室と、該酸素含有ガス室から垂下して、前記セルスタック間に配置され、前記燃料電池セルの外部に酸素含有ガスを供給する酸素含有ガス供給手段と、前記2列並列された前記セルスタックの上方に配置され、U字状でかつ前記燃料ガスケースを介して前記燃料電池セルのガス通路内に供給する燃料ガスを生成するための改質ケースと、を備えるとともに、前記酸素含有ガス供給手段は、中空板状であって、側面の下端部に噴出孔を有しており、該噴出孔の形成ピッチが、セルスタックの両端部よりも中央部において短いとともに、前記U字状の改質ケースの間を垂下して、前記セルスタック間に配置されていることを特徴とする。
このような燃料電池では、2列のセルスタックの間に酸素含有ガス供給手段を配設することにより、それぞれのセルスタックの両端部よりも中央部に酸素含有ガスを多く供給することができ、それぞれのセルスタックの中心部と外周部における温度を均一化できる。これにより、発電室内の温度分布が低減されることになり、燃料電池セルの構成部材の劣化を防止できるとともに、発電効率を向上できる。また、セルスタックは2列であるためハウジング内を簡素化できる。
本発明の燃料電池は、酸素含有ガス供給手段により供給される酸素含有ガス供給量が、それぞれのセルスタックの外周部よりも中央部が多いため、セルスタックの中心部と外周部における温度を均一化でき、これにより、発電室内の温度分布が低減されることになり、発電効率を向上できるとともに、燃料電池自体の寿命を向上できる。
燃料電池の参考実施形態を示す断面図。 空気室内から見た空気供給管の配設パターンを示すもので、(a)は平面図、(b)は分解斜視図。 図1の燃料電池に使用されている発電ユニット集合体を示す斜視図。 図3の発電ユニットを示す斜視図。 図3のセルスタックを示す断面図。 空気供給管の内径を変更した参考形態を示すもので、空気室内から見た空気供給管の配設パターンを示す平面図。 中空板状の空気供給管を用いた参考形態を示すもので、(a)は平面図、(b)は中央部において噴出孔形成ピッチが短い中空板状の空気供給管を示す斜視図、(c)は中央部における噴出孔の孔径が大きい中空板状の空気供給管を示す斜視図。 2列のセルスタックの外側に空気供給管列を配設した参考形態を示すもので、(a)は平面図、(b)は側面図。 2列のセルスタック間に空気供給管列を配設した本発明の形態を示す平面図。
以下、燃料電池を図1、2及び図3を参照して説明する。図示の燃料電池は略直方体形状のハウジング2を具備している。このハウジング2の6個の壁面の外面には適宜の断熱材から形成された断熱壁(遮熱部材)、即ち上断熱壁4、下断熱壁6、右側断熱壁8、左側断熱壁9、前断熱壁(図示せず)及び後断熱壁(図示せず)が配設されている。ハウジング2内には発電・燃焼室12が規定されている。
前断熱壁及び/又は後断熱壁は着脱自在或いは開閉自在に装着されており、前断熱壁及び/又は後断熱壁を離脱或いは開動せしめることによって発電・燃焼室12内にアクセスすることができる。所望ならば、各断熱壁の外面に金属板製でよい外壁を配設することができる。
ハウジング2内の上端部には空気室(酸素含有ガス室)16が配設されている。空気室
16は上下方向寸法が比較的小さい直方体形状のケース17内に規定されている。空気室16には、発電・燃焼室に向かって空気(酸素含有ガス)を送り込むための多数の空気供給管(酸素含有ガス供給手段)22aの上端が連通している。空気供給管22aaの形状は円筒や中空板構造などが考えられる。図1、2では円筒の空気供給管22aaを記載した。空気供給管22aは後述するセルスタック間に配置されており、セルの下端部において開口し、この開口部から空気が噴出する構造となっている。空気供給管22aaはセラミックスなどの耐熱性の高い材料で作製するのが好適である。
ハウジング2の両側部、更に詳しくは右側断熱壁8の内側及び左側断熱壁9の内側には、全体として平板形状である熱交換器24が配設されている。熱交換器24の各々は実質上鉛直に延在する中空平板形態のケース26から構成されている。
かかるケース26内にはその横方向中間に位置する仕切板28が配設されており、ケース26内は内側に位置する排出路30と外側に位置する流入路32とに区画されている。排出路30内には上下方向に間隔をおいて3枚の仕切壁34及び36が配置されている。更に詳述すると、排出路30内には、その前縁はケース26の前壁(図示していない)から後方に離隔して位置するがその後縁はケース26の後壁(図示していない)に接続されている形態の仕切壁34と、その前縁はケース26の前壁に接続されているがその後縁はケース26の後壁から前方に離隔して位置せしめられている仕切壁36とが交互に配置されており、かくして燃焼ガス排出路30はジグザグ形態にせしめられている。なお、所望ならばジグザグ形態の流路以外の形態でも良い。
同様に、流入路32内にも上下方向に間隔をおいて3枚の仕切壁38及び40、即ちその前縁はケース26の前壁(図示していない)から後方に離隔して位置するがその後縁はケース26の後壁(図示していない)に接続されている形態の仕切壁38と、その前縁はケース26の前壁に接続されているがその後縁はケース26の後壁から前方に離隔して位置せしめられている仕切壁40とが交互に配置されており、かくして流入路32もジグザグ形態にせしめられている。なお、所望ならばジグザグ形態の流路以外の形態でも良い。
ケース26の内側壁の上端部には排出開口42が形成されており、排出路30は排出開口42を介して発電・燃焼室12と連通せしめられている。図示の実施形態においては、熱交換器24の各々の発電・燃焼室12側、即ち、燃料電池セル側、及び燃料電池セルの上下には、蓄熱材からなる蓄熱壁(遮熱部材)が配置されている。即ち右側蓄熱壁44a、左側蓄熱壁44b、前蓄熱壁(図示せず)及び後蓄熱壁(図示せず)、下蓄熱壁44e、上断熱壁44fが、セル集合体を取り囲むように配設されている。かかる右側蓄熱壁44a、左側蓄熱壁44bの上部には、排出開口42の下縁と実質上同高に位置して開口する開口部45が形成されており、排出開口42は開口部45を通して発電・燃焼室12に連通せしめられている。
ハウジング2の6個の壁面の外面に形成された断熱壁4、6、8、9は、アルミナ/シリカ系の汎用断熱材から形成されており、セル集合体を取り囲むように形成された蓄熱壁44a、44b、44e、44fは、密度が前記断熱材4、6、8、9より大きいアルミナ純度の高い断熱材から形成されている。断熱壁4、6、8、9と蓄熱壁44a、44b、44e、44fは同一材料から形成されていても良いが、蓄熱材の密度は断熱材よりも大きいことが望ましい。断熱壁4、6、8、9の密度は0.26g/cm以下、蓄熱壁44a、44b、44e、44fの密度は0.32g/cm以下で、両者の熱伝導率は0.1〜0.4W/(m・K)であることが望ましい。
ケース26の上壁における外側部には流入開口48が形成されており、流入路32はかかる流入開口48を介して空気室(酸素含有ガス室)16に連通せしめられている。熱交
換器24、流入開口48は、ガス供給流路を構成している。流入路32の各々の後方には上下方向に細長く延びる二重筒体50(図1にその上端部のみを図示している)が配設されており、かかる二重筒体50は外側筒部材52と内側筒部材54とから構成されている。排出路30の下端部は外側筒部材52と内側筒部材54との間に規定されている排出路の下端部に接続されており、流入路32の下端部は内側筒部材54内に規定されている流入路に接続されている。
而して、図示の燃料電池組立体における上述したとおりの構成は、本出願人の出願にかかる特願2003−295790号の明細書及び図面に開示されている燃料電池組立体と実質上同一であるので、上述した構成の詳細については上記特願2003−295790号の明細書及び図面に委ね、本明細書においては説明を省略する。
上述した発電・燃焼室の下部には4個の発電ユニット56a、56b、56c及び56dが配置されている。発電ユニット56a、56b、56c及び56dは、夫々、上述した空気供給管22aa間に位置せしめられている。言い換えれば、発電ユニット56a、56b、56c及び56d間に、空気供給管22aaが配設されている。
そして、図2に示すように、酸素含有ガス供給手段である同一内径の空気供給管22aaを多数有しており、これらの空気供給管22aaは、燃料電池セル集合体Aの外周部よりも中央部に多く配設されている。これにより、空気供給管22aaにより供給される空気供給量は、燃料電池セル集合体Aの外周部よりも中央部が多くなっている。
即ち、複数の燃料電池セル62が一列に配設されてセルスタック60a、60b、60c及び60dが構成され、複数のセルスタック60a、60b、60c及び60dが、複数の燃料電池セル62が行列をなすように(燃料電池セルの配列方向と直角をなす方向に)所定間隔を置いて配列されており、セルスタック60a、60b、60c及び60d間に空気供給管22aにより空気が供給されるように構成されている。
複数の空気供給管22aは、それぞれのセルスタック60a、60b、60c及び60d間、及びセルスタック60a、60dの外側(燃料電池セル集合体Aの外側)に、かつ燃料電池セル62の配列方向に一列に配設されており、両側(燃料電池セル集合体Aの外側)に配置された空気供給管22aのピッチ(配設間距離)は同一であり、セルスタック60a、60b間、セルスタック60c、60d間に配置された空気供給管22aaのピッチは、その燃料電池セルの配列方向中央部が、その両側(図2の上下)におけるピッチよりも狭くされ、セルスタック60b、60c間に配置された空気供給管22aのピッチは、その燃料電池セルの配列方向中央部が、その両側(図2の上下)におけるピッチよりも狭くされ、かつ、ピッチの狭い範囲がセルスタック60a、60b間、セルスタック60c、60d間よりも広い領域とされている。空気供給管22aaの配設間距離は、中央部にいくほど短い方が望ましい。
燃料電池セル62は、燃料ガス通路74が長さ方向に貫通して設けられており、該燃料電池セル62は、後述するように、燃料ガスケース58aの上面上に立設して設けられている。
空気供給管22aaの接続構造を具体的に説明すると、図2(b)に示すように、空気供給管22aaが一列に配設された状態で、その一端部が板状体17aに固定された配管集合体18を複数作製するとともに、空気室16を構成するケース17のセルスタック側の壁17bに、セルスタック間の空間に位置する部分にスリット17cをそれぞれ形成し、該スリット17cに配管集合体18の空気供給管22aをそれぞれ挿入し、配管集合体
18の板状体17aをセルスタック壁17bの上面に当接し固定されている。
空気供給管22aaは断面がリング状をなしており、円筒状とされ、空気供給管22aa内部を上から下へと空気を供給し、燃料電池セル62内部を下から上へと燃料ガスが供給される。
図1、2と共に、図3、4を参照して説明を続けると、発電ユニット56aは前後方向(図1において紙面に垂直な方向)に細長く延びる直方体形状の燃料ガスケース58aを具備している。
燃料ガス室を規定している燃料ガスケース58aの上面上にはセルスタック60aが装着されている。セルスタック60aは上下方向に細長く延びる直立セル62を燃料ガスケース58aの長手方向(即ち前後方向)に複数個縦列配置(一列)して構成されている。図5に明確に図示する如く、中空平板状のセル62の各々は電極支持基板64、内側電極層である燃料極層66、固体電解質層68、外側電極層である酸素極層70、及びインターコネクタ72から構成されている。
電極支持基板64は上下方向に細長く延びる柱状の板状片であり、その断面形状は平坦な両面と半円形状の両側面を有する。電極支持基板64にはこれを鉛直方向に貫通する複数個(図示の場合は6個)の燃料ガス通路74が形成されている。燃料電池セル62の各々は燃料ガスケース58aの上壁上に、例えば耐熱性に優れたセラミック接着剤によって接合される。
燃料ガスケース58aの上壁には図1において紙面に垂直な方向に間隔をおいて左右方向に延びる複数個のスリット(図示していない)が形成されており、電極支持基板64の各々に形成されている燃料ガス通路74がスリットの各々に従って燃料ガス室に連通せしめられる。
インターコネクタ72は電極支持基板64の片面(図5のセルスタック60aにおいて上面)上に配設されている。燃料極層66は電極支持基板64の他面(図5のセルスタック60aにおいて下面)及び両側面に配設されており、その両端はインターコネクタ72の両端に接合せしめられている。固体電解質層68は燃料極層66の全体を覆うように配設され、その両端はインターコネクタ72の両端に接合せしめられている。酸素極層70は、固体電解質層68の主部上、即ち電極支持基板64の他面を覆う部分上に配置され、電極支持基板64を挟んでインターコネクタ72に対向して位置せしめられている。
セルスタック60aにおける隣接するセル62間には集電部材76が配設されており、一方のセル62のインターコネクタ72と他方のセル62の酸素極層70とを接続している。セルスタック60aの両端、即ち図5において上端及び下端に位置するセル62の片面及び他面にも集電部材76が配設されている。セルスタック60aの両端に位置する集電部材76には電力取出手段(図示していない)が接続されており、かかる電力取出手段はハウジング2の前断熱壁、後断熱壁、または下断熱材6を通してハウジング2外に延在せしめられている。所望ならば、セルスタック60a、60b、60c及び60dの各々に電力取出手段を配設することに代えて、適宜の接続手段によってセルスタック60a、60b、60c及び60dを相互に直列接続し、4個のセルスタック60a、60b、60c及び60dに関して共通の電力取出手段を配設することもできる。
セル62について更に詳述すると、電極支持基板64は燃料ガスを燃料極層66まで透過させるためにガス透過性であること、そしてまたインターコネクタ72を介して集電するために導電性であることが要求され、かかる要求を満足する多孔質の導電性セラミック
(若しくはサーメット)から形成することができる。
燃料極層66及び/又は固体電解質層68との同時焼成によりセル62を製造するためには、鉄属金属成分と特定希土類酸化物とから電極支持基板64を形成することが好ましい。所要ガス透過性を備えるために開気孔率が30%以上、特に35乃至50%の範囲にあるのが好適であり、そしてまたその導電率は300S/cm以上、特に440S/cm以上であるのが好ましい。
燃料極層66は多孔質の導電性セラミック、例えば希土類元素が固溶しているZrO(安定化ジルコニアと称されている)とNi及び/又はNiOとから形成することができる。
固体電解質層68は、電極間の電子の橋渡しをする電解質としての機能を有していると同時に、燃料ガスと空気とのリークを防止するためにガス遮断性を有するものであることが必要であり、通常、3〜15モル%の希土類元素が固溶したZrOから形成されている。
酸素極層70は所謂ABO型のペロブスカイト型酸化物からなる導電セラミックから形成することができる。酸素極層70はガス透過性を有していることが必要であり、開気孔率が20%以上、特に30〜50%の範囲にあることが好ましい。
インターコネクタ72は導電性セラミックから形成することができるが、水素ガスでよい燃料ガス及び空気と接触するため、耐還元性及び耐酸化性を有することが必要であり、このためにランタンクロマイト系のペロブスカイト型酸化物(LaCrO系酸化物)が好適に使用される。インターコネクタ72は電極支持基板64に形成された燃料ガス通路74を通る燃料ガス及び電極支持基板64の外側を流動する空気のリークを防止するために緻密質でなければならず、93%以上、特に95%以上の相対密度を有していることが望まれる。
集電部材76は弾性を有する金属又は合金から形成された適宜の形状の部材或いは金属繊維又は合金繊維から成るフェルトに所要表面処理を加えた部材から構成することができる。
図4を参照して説明を続けると、発電ユニット56aは、セルスタック60aの上方を前後方向に細長く延びる長方体形状(或いは円筒形状)であるのが好都合である改質ケース78aも具備している。改質ケース78aの前面には燃料ガス送給管80aの一端即ち上端が接続されている。
燃料ガス送給管80aは下方に延び、次いで湾曲して後方に延び、燃料ガス送給管80aの他端は上記燃料ガスケース58aの前面に接続されている。改質ケース78aの後面には被改質ガス供給管82aの一端が接続されている。被改質ガス供給管82aは改質ケースから下方に延び、ハウジング2の下を通ってハウジング2外に延出している。
被改質ガス供給管82aは都市ガス等の炭化水素ガスでよい被改質ガス供給源(図示していない)に接続されており、被改質ガス供給管82aを介して改質ケース78aに被改質ガスが供給される。改質ケース78a内には燃料ガスを水素リッチな燃料ガスに改質するための適宜の改質触媒が収容されている。
図示の実施形態においては、改質ケース78aは燃料ガス送給管80aを介して燃料ガスケース58aに接続され、これによって所要位置に保持されているが、所要ならば、図
4に二点鎖線で図示する如く、例えば上記被改質ガス供給管82aの下面と燃料ガスケース58aの後端部下面或いは後面との間に適宜の支持部材84aを付設することもできる。
図3において説明すると、発電ユニット56cは上述した発電ユニット56aと実質上同一であり、発電ユニット56b及び56dは、発電ユニット56a及び56cに対して前後方向が逆に配置されていること、従って改質ケース78b及び78dと燃料ガスケース58b及び58dとを接続する燃料ガス送給管(図示していない)が後側に配置され、被改質ガス供給管82b及び82dが改質ケースから下方に延び、ハウジング2の下を通ってハウジング2外に延出している。
上述したとおりの燃料電池においては、被改質ガスが被改質ガス供給管82a、82b、82c、82dを介して改質ケース78a、78b、78c及び78dに供給され、改質ケース78a、78b、78c及び78d内において水素リッチな燃料ガスに改質された後に、燃料ガス送給管80a、80b、80c、80dを通して燃料ガスケース58a、58b、58c及び58d内に規定されている燃料ガス室に供給され、次いでセルスタック60a、60b、60c及び60dに供給される。
セルスタック60a、60b、60c及び60dのセル62各々においては、酸素極において、
1/2O+2e→O2−(固体電解質)
の電極反応が生成され、燃料極において、
2−(固体電解質)+H→HO+2e
の電極反応が生成されて発電される。
発電に使用されることなくセルスタック60a、60b、60c及び60dから上方に流動した燃料ガス及び空気は、起動時に発電・燃焼室12内に配設されている点火手段(図示していない)によって点火されて燃焼される。周知の如く、セルスタック60a、60b、60c及び60dにおける発電に起因して、そしてまた燃料ガスと空気との燃焼に起因して発電・燃焼室12内は例えば800℃程度の高温になる。改質ケース78a、78b、78c及び78dは発電・燃焼室12内に配設され、セルスタック60a、60b、60c及び60dの直ぐ上方に位置せしめられており、燃焼炎によって直接的にも加熱され、かくして発電・燃焼室12内に生成される高温が被改質ガスの改質に効果的に利用される。
発電・燃焼室12内に生成された燃焼ガスは熱交換器24に形成されている排出開口42から排出路30に流入し、ジグザグ状に延在する排出路30を流動した後に二重筒体50の外側筒部材52と内側筒部材54との間に規定されている排出路を通して排出される。燃焼ガスが二重筒体50における排出路を流動する際には、二重筒体50における流入路を空気が流動し、燃焼ガスと空気との間で熱交換が行われる。
そしてまた、燃焼ガスが熱交換器24の排出路30をジグザグ状に流動せしめられる際には、空気が熱交換器24の流入路32をジグザグ状に対向するように流動せしめられる。かくして燃焼ガスと空気との間で効果的に熱交換されて空気が予熱される。
長期間に渡って発電を遂行することによってセルスタック60a、60b、60c及び60dの一部或いは全部が劣化した場合には、ハウジング2の前断熱壁或いは後断熱壁を離脱或いは開動せしめ、発電ユニット56a、56b、56c及び56dの一部或いは全部をハウジング2内から取り出す。
そして、発電ユニット56a、56b、56c及び56dの一部或いは全部を新しいものに交換して、或いは発電ユニット56a、56b、56c及び56dの一部或いは全部におけるセルスタック60a、60b、60c及び60dのみを新しいものに交換して、再びハウジング2内の所要位置に装着すればよい。発電ユニット56a、56b、56c及び56dの一部あるいは全部における改質ケース78a、78b、78c及び78d内に収容されている改質触媒を交換することが必要な場合にも、発電ユニット56a、56b、56c及び56dの一部或いは全部をハウジング2内から取り出し、発電ユニット56a、56b、56c及び56dの一部或いは全部における改質ケース78a、78b、78c及び78d自体を新しいものに或いは改質ケース78a、78b、78c及び78d内の改質触媒のみを新しいものに交換すればよい。
改質ケース78a、78b、78c及び78d内の改質触媒の交換を充分容易に遂行し得るようになすために、所望ならば改質ケース78a、78b、78c及び78dの一部を開閉自在な扉にせしめることができる。
一方、空気は二重筒体50の内側筒部材54内に規定されている流入路を通して熱交換器24の流入路32に供給され、熱交換器24を通過して予熱(加熱)された空気は、空気室16に一旦貯留され、空気供給管22aを通って燃焼・発電室12のセルスタック間に供給される。この際、空気供給管22aはセルスタック60の燃料電池セル62の上端の燃料ガス通路74近傍で燃焼する燃焼ガス雰囲気中を通過する。従って、空気室16の予熱空気はセルスタック60上部の燃焼領域でさらに加熱され、高温に暖められた空気がセルに供給される。
また、空気室16内の空気温度は、熱交換器24を通過して予熱された空気であるため、室温ほど低温の空気ではないので、熱い燃料電池セル60に供給しても、燃料電池セル60のクラックや熱衝撃破壊を引き起こすなどの不具合を避けることが出来るので、燃料電池発電システム全体の機能劣化が抑えられ寿命を延ばすことができる。
さらに、ハウジング2内であってセル集合体の周囲に、右側蓄熱壁44a、左側蓄熱壁44b、前蓄熱壁及び後蓄熱壁、下蓄熱壁44e、上断熱壁44fを、ハウジング2の外面に上断熱壁4、下断熱壁6、右側断熱壁8、左側断熱壁9、前断熱壁及び後断熱壁を配置することにより、セル周囲の高温の熱を蓄熱壁により蓄熱するとともに、外部への熱放散を蓄熱壁及び断熱材と併せて効果的に抑制することができ、分散型発電用の燃料電池において、発熱量の少ない部分負荷運転時においても、有効に発電温度を維持できる。
即ち、分散型発電用の燃料電池では発電量は少ないため小型であり、定常運転時には熱自立し、効果的に発電するが、燃料ガス量を少なくして発電量を少なくした場合、発熱量が少なくなり、熱自立しなくなる傾向にあるが、断熱壁によりハウジング内に熱を有効に閉じ込め、定常運転時の高温の熱を蓄熱壁に吸収させ、部分負荷運転し発熱量が少なくなった場合に熱を放散させ、ハウジング内の温度を有効に維持できる。
そして、空気供給管22aaを、燃料電池セル集合体Aの外周部よりも中央部に多く配設したため、空気供給量を燃料電池セル集合体Aの外周部よりも中央部を多くし、燃料電池セル集合体Aの中心部の温度を外周部よりも低温の空気により効果的に冷却し、燃料電池セル集合体Aの中心部と外周部における温度を均一化でき、燃料電池セル集合体A内の温度分布が低減され、寿命を向上できるとともに、発電効率を向上できる。
、燃料電池セル集合体Aの中心部とは、複数の燃料電池セルが1列に配列されたセルスタックを、3列以上配列した場合には、中央列のセルスタックにおける中央の燃料電池セル及びその近傍をいうもので、その中央部を取り巻くように外周部が形成されるものである。
特に、多数の燃料電池セル62を集電部材76により電気的に接続したが、このような燃料電池では、燃料電池セル集合体Aが加熱されやすいため、好適に用いることができる。
以上、添付図面を参照して参考形態について詳細に説明したが、かかる参考形態に限定されるものではなく、種々の変形乃至修正が可能であることは多言するまでもない。
例えば、セルスタックの上方に特定の改質ケースを備えた燃料電池組立体に関連せしめて説明したが、改質ケースがセルスタックの上方以外の場合でも適用することが出来る。また、改質ケースをハウジング内に設けない場合であっても良い。
また、上記形態では、同一内径の空気供給管22aを用いて、配設パターンを変更することにより、燃料電池セル集合体Aの温度の均一化を図ったが、図6に示すように、多数の空気供給管22bを燃料電池セル集合体Aに均等に配設するとともに、燃料電池セル集合体Aの中央部に配設された空気供給管22bによる空気供給量を、燃料電池セル集合体Aの外周部に配設された空気供給管22bによる空気供給量よりも多くするようにしてもよい。
即ち、図6に示すように、複数の空気供給管22bを、それぞれのセルスタック60a、60b、60c、60d間、及びセルスタック60a、60dの外側(燃料電池セル集合体Aの外側)に、かつ燃料電池セル62の配列方向に一列に均等のピッチ(空気供給管22bの中心点間距離が同一)で配設されており、両側(燃料電池セル集合体Aの外側)に配置された空気供給管22abの内径(図6では外形形状のみ記載)は同一であり、セルスタック60a、60b間、セルスタック60c、60d間に配置された空気供給管22bの内径は、その燃料電池セル62の配列方向中央部の4本の空気供給管22bが大きく、その両側(図6の上下)の2本が小さくされ、セルスタック60b、60c間に配置された空気供給管22bの内径は、その燃料電池セル62の配列方向中央部の6本が大きく、その両側(図6の上下)の1本が小さくされている。
このような燃料電池でも、上記形態と同様にして作製することができ、上記形態とほぼ同様の効果を得ることができる。さらに、この場合には、配設ピッチが同一であるため、上記図2の形態よりも作製が容易となる。
また、上記形態では、図2に示したように、複数の円筒状の空気供給管22aを一列に配列し、これをセルスタック間等に配置したが、図7に示すように、複数の円筒状の空気供給管の代わりに中空板状の空気供給管22cを用いても良い。
この中空板状の空気供給管22cには、図7(b)、(c)に示すように、側面に多数の噴出孔111が形成されており、中空板状の空気供給管22c内部の空気が、噴出孔111を介してセルスタックの燃料電池セル62間に向けて噴出されるようになっている。
即ち、それぞれのセルスタック60a、60b、60c、60d間、及びセルスタック60a、60dの外側(燃料電池セル集合体Aの外側)に、かつ燃料電池セル62の配列方向に延びる中空板状の一枚の空気供給管22cが配置されており、両側(燃料電池セル集合体Aの外側)に配置された中空板状の空気供給管22acには、その片側側面に均等のピッチで噴出孔111が形成されており、セルスタック60a、60b間、セルスタッ
ク60c、60d間に配置された中空板状の空気供給管22acには、その両側側面に噴出孔が形成されており、図7(b)に示すように、燃料電池セル62の配列方向中央部に位置する噴出孔111の形成ピッチが短くされ、さらにセルスタック60b、60c間に配置された空気供給管22acには、その両側側面に噴出孔が形成されており、図示しないが、セルスタック60a、60b間、セルスタック60c、60d間に配置された空気供給管22aよりも広い範囲で、燃料電池セル62の配列方向中央部に位置する噴出孔111の形成ピッチが短くされている。尚、図7(c)に示すように、噴出孔111の孔径を変化させても良い。空気供給方向及び供給量を波線の矢印で示す。
このような燃料電池であっても、上記形態と同様の効果を得ることができるとともに、空気供給管22cを5枚配置するだけであり、ハウジング内が簡略化されるとともに、作製も容易となる。
また、上記形態では、ハウジング内に、燃料電池セル62を所定間隔で一列に配列したセルスタック60a、60b、60c、60dを、4列配列した燃料電池セル集合体Aを有する場合について説明したが、図8に示すように、ハウジング内に、燃料電池セル62を所定間隔で一列に配列したセルスタック120a、120bを、2列配列した燃料電池セル集合体Aを有する場合であっても良い。この場合には、空気供給管22aを燃料電池セル集合体Aの外側(2つのスタックを介して対向する位置)に、燃料電池セル62の配列方向に所定間隔を置いて一列に配列するとともに、その空気供給管列の中央部における空気供給管ピッチを短くし、並設されたセルスタック120a、120bの中央部に、燃料電池セル集合体Aの外側から空気を多く供給することにより、上記形態と同様の効果を得ることができる。
この場合には、ハウジング内が簡素化されるとともに、セルスタック120a、120b間に空気供給管を配置しないため、図8(b)に示すように、2つのセルスタック120a、120b上方に配置される1つの改質ケース178を共用することができる。さらに、2つのセルスタック120a、120bを1つの燃料ガスケース158に設けることも可能である。
尚、この図8からも理解されるように、燃料電池セル集合体Aの中央部は、2列のセルスタック120a、120bを有する場合であっても存在するもので、セルスタックを2列形成した場合には、それぞれのセルスタックの中央のセル及びその近傍をいうもので、この中央部のセル配列方向両側に、中央部を介して対向するように外周部が形成される。
特にセルスタックを3列以上配列した場合には、燃料電池セル集合体Aの中央部が加熱しやすいため、好適に用いることができる。一方、図8に示すような場合であっても、セルスタック間距離を狭め、燃料電池セル間距離を狭め、ハウジングの小型化が図られており、この場合にも、セルスタック120a、120bの中央部が加熱し易くなるため、本発明を好適に用いることができる。
また、図9に示すように、2つのセルスタック120a、120b間にのみ、空気供給管22aを所定間隔をおいて配列した一列の空気供給管列を配置し、その中央部における空気供給管ピッチを狭くすることによっても、上記形態と同様の効果を得ることができる。この場合には、2つのセルスタック120a、120bの上方に配置される改質ケースをU字状とし、その間に空気供給管22aを配置することにより、1つの改質ケースを共用することができる。さらにまた、1つの燃料ガスケースに2つのセルスタックを設けることもできる。
なお、図8、9の場合には、円筒状の空気供給管22aを用いて、空気供給管ピッチを
変更することにより、燃料電池セルへの空気供給量を制御した例について説明したが、空気供給管を等ピッチで配列し、その内径を変更することにより、燃料電池セルへの空気供給量を制御することもできる、さらに、図7に示したように、中空板状の空気供給管を用いることもできる。この場合には、2枚の中空板状の空気供給管を、2つのセルスタックに沿って配設し、もしくはセルスタック間に中空板状の空気供給管を配設することにより、中空板状の空気供給管に沿ったセルスタックの燃料電池セルに空気を供給することができ、多数の円筒状の空気供給管をハウジング内に設ける場合と比較して製造が容易となり、ハウジング内を簡略化できる。
さらに、上記形態では、燃料電池セルの上方で燃料ガスと空気が反応して燃焼する場合について説明したが、燃焼しない場合であっても本発明を適用できるが、燃焼させるタイプの場合には、ハウジング内がより高温となりやすいため、本発明を好適に用いることができる。
また、上記形態では、円筒状の空気供給管を用いて、最下端の開口から空気を下方に向けて供給する場合について説明したが、側方に配置されている燃料電池セルに空気を噴出するため、円筒状の空気供給管の側面から空気が噴出されるようにしても良い。
また、上記形態では、空気を空気供給管を用いて上方から下方に向けて供給する場合について説明したが、本発明では、下方から上方に向けて供給する場合であっても良い。
2:ハウジング
12:発電・燃焼室
16:空気室(ガス室)
17a:板状体
17b:ケース17のセルスタック側壁
17c:セルスタック側壁のスリット
22a、22b、22c:空気供給管(ガス供給管)
24:熱交換器
60a、60b、60c及び60d、120a、120b:セルスタック
62:燃料電池セル
74:燃料ガス通路
78a、78b、78c及び78d、178:改質ケース
A:燃料電池セル集合体

Claims (1)

  1. ハウジング内に、
    燃料ガスケースと、
    該燃料ガスケース上に2列並列して配置されており、ガス通路を有する複数の燃料電池セルが所定間隔をおいて配列されてなるセルスタックと、
    前記ハウジング内の上部に配置され、外部から酸素含有ガスが供給される酸素含有ガス室と、
    該酸素含有ガス室から垂下して、前記セルスタック間に配置され、前記燃料電池セルの外部に酸素含有ガスを供給する酸素含有ガス供給手段と
    前記2列並列された前記セルスタックの上方に配置され、U字状でかつ前記燃料ガスケースを介して前記燃料電池セルのガス通路内に供給する燃料ガスを生成するための改質ケースと、
    を備えるとともに、
    前記酸素含有ガス供給手段は、中空板状であって、側面の下端部に噴出孔を有しており、該噴出孔の形成ピッチが、セルスタックの両端部よりも中央部において短いとともに、前記U字状の改質ケースの間を垂下して、前記セルスタック間に配置されていることを特徴とする燃料電池。
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