JP6435471B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
可動役物が設けられた遊技機の一例として特許文献1および特許文献2に記載のものが知られている。
特許文献1に記載されている遊技機は、モータと、モータの回転軸に取り付けられたピニオンと咬合する第1ギアと、第1ギアと咬合する第2ギアと、第2ギアと咬合しフレームの側部に沿って上下方向に摺動するラックなどを有しており、このラックに可動役物が取り付けられている。そして、可動役物は、モータによってピニオン、複数のギア、ラック等を介して上下動するようになっている。
一方、複数の可動役物をそれぞれの駆動手段によって駆動させれば、複数の可動役物が重なった状態で一緒に移動した後、一の可動役物をさらに移動させることができるが、この場合、駆動手段が複数必要となり、部品点数が増加してしまう。
前記可動役物は、当該可動役物の移動方向と交差する前後方向に配置され、かつ当該可動役物の移動方向に相対的に移動可能な第1可動役物と第2可動役物とを有し、
前記第1可動役物は駆動手段によって移動されるように構成され、
前記第1可動役物が前記第2可動役物を伴って駆動手段によって所定位置まで移動した際に、前記第2可動役物に当接して当該第2可動役物のそれ以上の移動を規制する規制部が前記ベース部材に設けられていることを特徴とする。
また、第1可動役物が駆動手段によって第2可動役物を伴って原点位置まで移動してきた際に、当該第1可動役物を第1センサによって原点位置で検出できるので、この検出信号を駆動手段の制御部に送信して、当該制御部で駆動手段を制御することによって、第1可動役物を原点位置で停止させるのか、または再び原点位置から移動させるのかを制御できる。
さらに、第1センサと第2センサによって、第1可動役物を原点位置と所定位置とで検出できるので、この検出信号を駆動手段の制御部に送信して、当該制御部で駆動手段を制御することによって、第1可動役物を原点位置と所定位置との所望の位置で停止させ、さらに移動させることができる。
したがって、遊技機の演出に応じて可動役物の移動を制御でき、演出効果を高めることができる。
図1〜図7に示すように、このスロットマシンMは、筐体1(図2に図示)を備えており、この筐体1は、底板、左右の側板、天板および背板を備え、当該筐体1の正面側に開口する正面開口部を有する箱形に形成されている。なお、底板の上面には、各部品に電力を供給するための電源装置(図示略)を内蔵した電源ユニットやメダルの回収および払い出しを行うホッパ装置等が設けられている。
筐体1の正面には、筐体1の正面開口部を開閉可能に閉塞する前扉3が設けられており、この前扉3は、前記開口上部を開閉可能に閉塞する上扉(前扉上部)30と、前記開口下部を開閉可能に閉塞する下扉(前扉下部)40とを備えている。
上扉30にはその一方の縦方向の側縁部に上扉側蝶番(図示略)が設けられている。一方、前記交換ユニット2の枠体21には枠体側蝶番(図示略)が設けられており、この枠体側蝶番に前記上扉側蝶番を係合させることによって、上扉30は、交換ユニット2の枠体21に回動自在に取り付けられている。
この窓部56はリールユニット22上のディスプレイ55の前からリールユニット22の前まで上下に長いものとなっている。
窓部56の上部は、各当選役の図柄配列や遊技履歴等の情報の画像や、遊技の状態や当選役の抽選結果を報知する画像等を表示するためのディスプレイ55を視認可能にしている。
また、平板部上の湾曲部においては、平板部と接続される下端部より上側の方が前側(スロットマシンMの遊技者側)に膨出しており、保護パネル61の平板部より上側の部分の背面側に可動役物等の役物を配置または移動可能な空間を確保するようになっている。
また図1に示すように、窓部56の左右、すなわち、上扉30の外枠30bの正面の左右側縁部には、報知などを行うための発光装置33a,33b,33c等が設けられている。
下扉40の一方の縦方向の側縁部に下扉側蝶番(図示略)が設けられている。そして、この下扉側蝶番を、筐体1の一方の側板に設けられた筐体側蝶番(図示略)と係合させることで、下扉40は、筐体1の一方の側板に回動自在に取り付けられている。
また、下扉40の上部右側には、メダルを投入するためのメダル投入口42が設けられている。また、下扉40の下部には、スロットマシン内部よりメダルを排出するためのメダル払い出し口41と、メダル払い出し口41から排出されたメダルを溜めておくためのメダル受け皿43とが形成されている。また、操作部50とメダル受け皿43との間には透明の前パネル45が取り付けられている。
可動役物81は横方向に延在する横バー部82と、この横バー部82の両端部にそれぞれ設けられたスライド部材83,83とを備えている。
また、可動役物装置80は、左右一対の上下方向に延在するスライドレール84,84を備えている。スライドレール84,84は、左右に離間して平行に設けられており、このスライドレール84,84に沿ってスライド部材83,83が上下動可能となっている。これによって可動役物81は上下動可能に設けられている。
なお、図8に示す状態では、可動役物81は上部可動限界位置となる上昇位置に位置している。
この上下動駆動手段105は、ベース板金85に取り付けられたモータ(ステッピングモータ)86と、このモータ86によって図示しないギヤを介して回転されるプーリ87と、スライドレール84の下端部近傍に設けられたプーリ88と、プーリ87とプーリ88とに巻き掛けられたベルト89とを備えており、このベルト89の所定部位がスライド部材83に固定されている。したがって、モータ86を正逆方向に回転させることによって、可動役物81は上昇位置と下降位置との間を上下動するようになっている。
前記規制部材92は板状に形成されており、図10に示すように、円筒状の軸部92aの上端部に当該軸部92aの径方向に突出して設けられている。この規制部材92の上面に第1当接部91が当接するようになっている。なお、第1当接部91が当接する位置は、図8に示すように、規制部材92の奥側の上面隅部である。
また、軸部92aの下端部には突出板92cが当該軸部92aの径方向に突出して設けられている。なお、規制部材92と突出板92cとは互いにほぼ逆方向に突出している。
また、規制部材92の上面には突部92dが設けられており、この突部92dに前記回転レバー96の他端部96bが当接できるようになっている。
また、ベース台100には支持軸101が立設されており、この支持軸101に円筒状の軸部92aが軸回りに正逆方向に回転自在にかつ上下方向に摺動自在に外挿されている。なお、支持軸101の上端部はベース台100から立ち上がる壁部103の上端部に設けられた壁部によって支持されている。
一方、図11に示すように、規制部材92の一部は壁部103に形成された第1溝部104にはまり込んでおり、その内壁面104aに当接している。したがって、規制部材92はバネ102によって上方に付勢されていても、内壁面104aによってその上昇が規制されている。
一方、図12に示すように、ソレノイド94aをONすることによって駆動軸94bをバネ93の付勢力に抗して後退させることによって、軸部94cが後方(図12において左方)に移動し、これによって、突出板92cが軸部92aを軸として後方に回転移動する。突出板92cが後方に回転移動すると、軸部92aが正方向(時計回り)に回転し、これによって、規制部材92が軸部92aを軸として正方向(時計回り)に回転する。この状態において、規制部材92は前記第1当接部91の上下の移動経路中から退避した状態(非阻止状態)となる。このようにして、駆動手段94は規制部材92をバネ(第1付勢部材)93に付勢力に抗して前記移動経路中から退避させるようになっている。
受け面106aは、前記第1溝部104の1段上に設けられた第2溝部106の内壁面106aで構成されている。
図13に示すように、規制部材92が回転移動して前記移動経路から退避すると、当該規制部材92が内壁面104aから外れるので、当該規制部材92はバネ102の付勢力によって上方に付勢されて一段上に上昇し受け面106aに圧接する。
したがって、規制部材92と受け面106aとの摩擦力によって、規制部材92は前記移動経路中から退避した状態に維持されるようになっている。
そして、回転レバー96は、可動役物81が規制部材92より下方から上昇する際に、一端部96aが第2当接部99によって押されて反時計回りに回転することによって、他端部96bで、維持手段95によって移動経路中から退避した状態に維持されている規制部材92を退避状態から押し出すようになっている。
つまり、図12に示す非阻止状態において、第2当接部99(図14参照)が回転レバー96の一端部96aを上方に向けて押すと、回転レバー96の他端部96bが突部92dの傾斜面92fを押す。すると、規制部材92は下方に押されるとともに、反時計回りに押され、さらに、前記バネ93の付勢力によって反時計回りに押されるので、当該規制部材92は、図11に示すように、前記受け面106aから外れ前記第1溝部104に入り込む。これによって、規制部材92は元の状態(阻止状態)に戻るようになっている。
したがって、可動役物81が規制部材92より下方から上昇して、前記移動経路中に位置している規制部材92の一側部に押圧部98の傾斜部98aがその低い方から当接して摺動していくと、規制部材92が傾斜部98aによって上方に押され、これによって、規制部材92は軸部92aを軸として前記バネ93の付勢力に抗して時計回りに回転して、移動経路中から退避していく。
規制部材92が退避して傾斜部98aの最も高い位置を相対的に過ぎ、さらに第1当接部91を過ぎると、当該規制部材92はバネ93の付勢力によって反時計回りに回転して、元の阻止状態に戻るようになっている。
まず、図8に示す状態が、可動役物81が上部可動限界位置となる上昇位置に位置している状態(阻止状態)である。
この阻止状態では、規制部材92が、可動役物81とともに上下動する第1当接部91の移動経路中に進出しており、この規制部材92に第1当接部91が当接することによって、可動役物81が上昇位置で確実に保持される。
可動役物81が上昇していき、第2当接部99が回転レバー96の一端部96aに当たると、この第2当接部99によって回転レバー96の一端部96aが上方に押されることによって、回転レバー96の他端部96bで、維持手段95によって移動経路中から退避した状態(非阻止状態)に維持されている規制部材92を退避状態から押し出す。
すると、この規制部材92がバネ93の付勢力によって前記移動経路中に進出し、阻止状態となる。
そして、可動役物81が上昇して押圧部98が規制部材92から離間することによって、当該規制部材92がバネ93の付勢力によって、第1当接部91の移動経路中に進出する。そして、この規制部材92に第1当接部91が当接することによって可動役物81の下降を阻止して、所定の上昇位置で保持することができる。
このように本実施の形態では、ソレノイド94a等で構成される駆動手段94が作動不良を起こした場合でも、可動役物81を所定の上昇位置で確実に保持できる。
本実施の形態に係る遊技機における可動役物装置80Aが、前記可動役物装置80と異なる点は、保持手段90を構成する回転レバー96、維持手段95を削除した点である。したがって、以下では前記可動役物装置80と同一構成部分には同一符号を付してその説明を省略ないし簡略化する。
また、軸部92aの下端部には突出板92cが当該軸部92aの径方向に突出して設けられている。突出板92cは前記ソレノイド94aの駆動軸94bに形成された溝部に挿入されている。なお、この溝部は駆動軸94bの先端面および外周面に開口しおり、突出板92cはこれら先端面および外周面から外側に若干突出している。また、規制部材122と突出板92cとは互いにほぼ逆方向に突出している。
また、ベース台100には支持軸101が立設されており、この支持軸101に円筒状の軸部92aが軸回りに正逆方向に回転自在に外挿されている。また、支持軸101の上端部はプレート110によって支持されている。また、このプレート110の下面に規制部材122が摺動自在に当接している。
ソレノイド94aの駆動軸94bには、軸部94eが駆動軸94bと直交して上下に挿通されており、この軸部94eは前記突出板92cに形成された長穴にその長手方向に移動自在に挿通されている。
一方、図17に示すように、ソレノイド94aをONすることによって駆動軸94bをバネ93の付勢力に抗して後退させることによって、軸部94eが後方(図17において左方)に移動し、これによって、突出板92cが軸部92aを軸として後方に回転移動する。突出板92cが後方に回転移動すると、軸部92aが正方向(時計回り)に回転し、これによって、規制部材122が軸部92aを軸として正方向(時計回り)に回転する。この状態において、規制部材122は前記第1当接部91の上下の移動経路中から退避した状態(非阻止状態)となる。このようにして、駆動手段94は規制部材122をバネ(第1付勢部材)93の付勢力に抗して前記移動経路中から退避させるようになっている。
したがって、可動役物81が規制部材122より下方から上昇して、前記移動経路中に位置している規制部材122の一側部に押圧部98の傾斜部98aがその低い方から当接して摺動していくと、規制部材122が傾斜部98aによって上方に押され、これによって、規制部材122は軸部92aを軸として前記バネ93の付勢力に抗して時計回りに回転して、移動経路中から退避していく。
規制部材122が退避して傾斜部98aの最も高い位置を相対的に過ぎ、さらに第1当接部91を過ぎると、当該規制部材122はバネ93の付勢力によって反時計回りに回転して、元の阻止状態に戻るようになっている。
まず、図15に示す状態が、可動役物81が上部可動限界位置となる上昇位置に位置している状態(阻止状態)である。
この阻止状態では、規制部材122が、可動役物81とともに上下動する第1当接部91の移動経路中に進出しており、この規制部材122に第1当接部91が当接することによって、可動役物81が上昇位置で確実に保持される。
可動役物81が下降したならば、ソレノイド94aをOFFとする。これによって、規制部材122はバネ93の付勢力によって、元の位置に戻る(阻止状態に戻る)。
ここで、可動役物81を下降させる場合、駆動手段94のソレノイド94aをONとすることによって、規制部材122を第1当接部91の移動経路中から退避させるが、この駆動手段94を駆動させる時間(ソレノイド94aをONとしている時間)は、可動役物81のスライド部材34が、退避している規制部材122の側方を通過するまでの短い時間だけで済む。したがって、可動役物81が上昇位置から下降位置まで下降し、再び上昇位置に戻るまでの長い時間においてソレノイド94aをON状態にしておく必要がないので、ソレノイド94aに対する電気的負担も軽減できるという効果がある。
可動役物81が上昇すると、可動役物81に設けられた押圧部98の傾斜部98aが規制部材122をバネ93の付勢力に抗して移動経路中から退避させる方向に押圧して、規制部材122が移動経路中から退避するので、可動役物81は所定の上昇位置まで上昇することができる。
そして、可動役物81が上昇して押圧部98が規制部材122から離間することによって、当該規制部材122がバネ93の付勢力によって、第1当接部91の移動経路中に進出する。そして、この規制部材122に第1当接部91が当接することによって可動役物81の下降を阻止して、所定の上昇位置で保持することができる。
このように本実施の形態でも、第1の実施の形態と同様に、ソレノイド94a等で構成される駆動手段94が作動不良を起こした場合でも、可動役物81を所定の上昇位置で確実に保持できる。
また、可動役物装置80のような維持手段95や回転レバー96が不要であるので、その分構造が簡単となるという利点がある。
可動役物昇降機構200は、可動役物201と、可撓性部材202であるFFC(フレキシブルフラットケーブル)202とを備えている。
可動役物201は前記可動役物81の背面側において、上下動可能に設けられている。
可動役物201はスライド部201aを有しており、このスライド部201aが上下に延在するスライドレール204に沿って上下動するようになっている。スライドレール204は前記バリアユニット30aに設けられている。
移動部材207は、滑車207aが取り付けられた取付部207bと、この取付部207bに一体的に設けられたスライド部207cと、取付部207bに一体的に設けられたガイド板207dを有している。
一方、FFC202の側方には、FFC202の長手方向に沿ってレール部208が設けられており、スライド部207cはこのレール部208に上下に移動可能に係合している。これによって、移動部材207は上下に移動可能に設けられている。
すなわち、図18は、可動役物201が上昇位置に位置している状態を示しており、この上昇位置に可動役物201が位置している場合は、FFC202は滑車207aの外周面の一部に沿うようにして当接しており、当該FFC202の上端部(他端部)は滑車207aより上方に延在して、固定板205より上方位置で下方に向けて曲げられたうえで可動役物201に接続され、固定板205によって固定されている。
そして、可動役物201が自重により落下して下降すると、図20および図21に示すように、滑車207aの外周面の略上半分にFFC202が巻き掛けられるようになっている。FFC202が巻き掛けられた状態で可動役物201が下降すると、移動部材207がFFC202によって滑車207aを介して下方に引っ張られるようになっている。
図18および図19に示す状態(可動役物201が上昇位置にある状態)では、バネ210は移動部材207の重さによって引っ張られた状態となっており、この状態で釣り合っている。したがって、移動部材207にはバネ210から上方に向けて付勢力が作用している。
そして、この状態から可動役物201が所定距離だけ下降して、FFC202が滑車207aに巻き掛けられると、移動部材207はFFC202によって下方に引っ張られ、一方、移動部材207はバネ210によって上方に付勢される。
ここで、バネ210の付勢力は、移動部材207がFFC202によって滑車207aを介して下方に引っ張られる引張力より小さく設定されている。
したがって、可動役物201は、FFC202が滑車207aに巻き掛けられた後も、バネ210の付勢力に抗して、下降していくことになる。
まず、図18および図19に示す状態が、可動役物201が上部可動限界位置となる上昇位置に位置している状態である。
可動役物201を下降位置から上昇位置まで上昇させるには、上述したように、昇降手段203を介してモータ203aによって上昇させる。可動役物201が上昇位置に達すると、昇降手段203から外れて、自重によって下降していく。
一方、移動部材207はバネ(付勢部材)210によって上方に付勢されているので、FFC202にはそれを引っ張る方向に張力が作用する。したがって、FFC202の撓みを防止できるとともに、移動部材207がFFC202によって下方に引っ張られる引張力よりバネ(付勢部材)210の付勢力が小さく設定されているので、滑車207aは移動部材207とともに可動役物201と同調して下降する。
一方、滑車207aはバネ(付勢部材)210によって移動部材207を介して上方に付勢されているので、滑車207aはバネ(付勢部材)210の付勢力によって移動部材207とともに滑車207aが巻き掛けられた状態で上昇する。したがって、FFC202に滑車207aから張力が作用するので、FFC202の撓みを防止できる。
さらに、可動役物201が上昇すると、移動部材207は所定の位置でその上昇が止まり、それ以降は、滑車207aに巻き掛けられていたFFC202が滑車207aから離れ、最後に図18および図19に示す状態になる。
このように、本実施の形態では、上下動する可動役物201に接続されているFFC202が可動役物201の上下動にともなって撓むのを防止できる。
また、本実施の形態では、FFC202が巻き掛けられる巻掛け部として滑車207aを採用したが、巻掛け部としては滑車207aに限ることはない。例えば、FFC202を巻き掛けることができる円柱状の軸部材等であってもよい。
また、本実施の形態は、可撓性部材としてFFC202を例にとって説明したが、可撓性部材はこれに限ることなく、電力供給用の紐状のケーブルであってもよいし、さらに電力供給以外の目的に使用される紐状や帯状のものでもよい。
すなわち、第1可動役物301はその両端部にそれぞれスライドレール84に沿って上下動するスライド部材83を有しており、このスライド部材83に、図示しない円柱状の軸部が上下に離間して2本立設されている。一方、第2可動役物302は、その両端部にそれぞれ上下に長い長円状のレール部303を有しており、このレール部303に前記円柱状の軸部が上下に移動可能に挿通されている。そしてこの軸部に円板304がビスによって固定されており、この円板304はレール部303に対して上下に摺動自在となっている。
したがって、第1可動役物301は、前記軸部がレール部303を上下に移動可能な範囲において、第2可動役物302に対して上下に移動可能となっている。
また、前記プーリ88は、バネ306によって下方に付勢さており、これによって、ベルト89に所定のテンションがかけられ、当該ベルト89の緩みを防止している。
したがって、第1可動役物301が前記上下動駆動手段105によって第2可動役物302を伴って下降し、第2可動役物302の下面が規制部308に当接して、第2可動役物お302のそれ以上の下降が規制されるが、第1可動役物301は上下動駆動手段105によって、第2可動役物302のレール部303に沿ってさらに下降できるようになっている。
また、第2センサ312は、規制部308によって第2可動役物302の下降が規制された場合の第1可動役物301を所定位置(下降位置)で検出するものである。
そして、これら第1センサ311および第2センサ312は上下動駆動手段105を構成するモータ(ステッピングモータ)86の駆動を制御する図示しない制御部に接続されている。
そして、第1可動役物301を、原点位置とその下方の所定位置(下降位置)でそれぞれ第1センサ311と第2センサ312が検出し、その検出信号を制御部に送信することによって、モータ86の駆動を制御できるようになっている。
また、LED基板314の表面にも発光素子としての図示しないLEDが複数設けられており、このLEDからの光によって、図22に示すように、第2可動役物302の表面側に露出している「WANTED」なる文字状のレンズ302aが光るようになっている。
図29に示すように、第1可動役物301が出現すると、正面視において、この第1可動役物301が回転リールの上段ラインを覆うように位置するが、レンズ部301aの裏面にリフレクタを設けているので、回転リールに光学手段320から光が照射されるのを防止でき、回転リールの視認性を確保できる。
また、レンズ部301aに幾何学的模様301bを設けるために形成された前記溝部や突出部に、ドット状の掘り込みを設けたり、前記溝部や突出部を形成する面をザラザラ面としてもよい。このようにすれば、幾何学的模様301bの視認性をさらに向上させることができる。
光学手段320は、図25に示すように、レンズ部301aの表面から突出する円柱部320aとこの円柱部320aの先端面に一体的に形成された円錐部320bとによって構成されており、円柱部320aの基端部には円柱部320aの軸方向に対して傾斜する傾斜面320cが形成されている。
そして、このような構成の光学手段320では、LED315からの光を円錐部320bの円錐面、円柱部320aの傾斜面320c等によって屈折させて、前記レンズ部301aの表面に照射するようになっている。
レンズ部301aに照射された光は、幾何学的模様301bで反射、屈折し、当該幾何学的模様301bを光らせるようになっている。
まず、図26に示す状態が、可動役物81が上部可動限界位置となる上昇位置に位置している状態である。
この状態では、規制部材122に第1当接部91が当接することによって、可動役物81が上昇位置で確実に保持される。
可動役物81が下降したならば、ソレノイド94aをOFFとする。これによって、規制部材122はバネ93(図16参照)の付勢力によって、元の位置に戻る(阻止状態に戻る)。
なお、可動役物81が下降する際は、可動役物81のLED基板314(図23参照)の表面に設けられたLEDを点灯または点滅させることによって、可動役物81の表面を点灯または点滅させることができるので、演出効果を高めることができる。
その際、前記第2センサ312が、第2可動役物302の下降が規制された場合の第1可動役物301を所定位置(下降位置)で検出して、その検出信号を制御部に送信するので、制御部がさらにモータ86を駆動するように制御すると、図29に示すように、第1可動役物301は、下降が規制された第2可動役物302より下方に移動して、第1可動役物301が第2可動役物302の下方に出現する。
また、第1可動役物301が第2可動役物302の下方に出現した状態において、制御部がモータ86を逆方向に駆動すると、第1可動役物301が上昇して第2可動役物302の背面側に隠れる。
そして、可動役物81が上昇して押圧部98が規制部材122から離間することによって、当該規制部材122がバネ93(図16参照)の付勢力によって、第1当接部91の移動経路中に進出する。そして、この規制部材122に第1当接部91が当接することによって可動役物81の下降を阻止して、所定の上昇位置で保持することができる。
また、第1可動役物301が上下動駆動手段105によって第2可動役物302を伴って原点位置まで上昇してきた際に、当該第1可動役物301を第1センサ311によって原点位置で検出できるので、この検出信号を上下動駆動手段105の制御部に送信して、当該制御部で上下動駆動手段105を制御することによって、第1可動役物を原点位置で停止させるのか、または再び原点位置から下降させるのかを制御できる。
さらに、第1センサ311と第2センサ312によって、第1可動役物301を原点位置と所定位置とで検出できるので、この検出信号を上下動駆動手段105の制御部に送信して、当該制御部で上下動駆動手段105を制御することによって、第1可動役物301を原点位置と所定位置との所望の位置で停止させ、さらに上昇または下降させることができる。
したがって、遊技機の演出に応じて可動役物81の移動を制御でき、演出効果を高めることができる。
また、本実施の形態では、図15に示す可動役物装置80に本発明を適用した場合を例にとって説明したが、図8に示す可動役物装置80に本発明を適用できるのは勿論ことである。
左右一対の可動役物201およびこれら可動役物201をそれぞれ昇降する左右一対の昇降手段203は、バリアユニット30aの左右側部にそれぞれ設けられている。一対ずつの可動役物201および昇降手段203は、それぞれ左右逆となっている以外は、同様の構造を有するので、以下に、遊技者から向かって右側の可動役物201および昇降手段203について説明し、同様の構造を有する左側の可動役物201および昇降手段203についての説明を省略する。
動滑車機構441は、上述の動滑車支持部407と、動滑車支持部407に回転自在に設けられた一対の動滑車405,406と、ベース部材401の下部に固定的に配置されて回転自在な定滑車442とを備える、また、一対の動滑車405,406および定滑車442とには、ベルト408が巻かれた状態となっている。
動滑車支持部407は、その上端部に一対の動滑車405,406が遊技機の前後方向に間隔をあけて並んで設けられている。後述のベルト408の可動役物201に接続される一方の端部(可動端444)側が巻かれる後側の動滑車405は、ベルト408の他方の端部(固定端445)側が巻かれる前側の動滑車406より少し高い位置に設けられている。
可動役物201の上下の移動範囲内にラック403の上下の移動範囲が含まれるようにラック403が配置されている。また、図30および図31に示すように、ベース部材401の上端部には、可動役物201が原点位置に移動したことを検知するフォトセンサ455が設けられている。
この際に、ラック403の上端部の歯の位置に対応して設けられた係合突起435にラック用歯車411の噛合用突部422が接触するとともに、係合突起435を噛合用突部422が少しだけ上昇させる。この際にラック403の上端の歯と、ラック用歯車411の歯底面413の回転方向後側に隣接して設けられた歯とが噛み合うことになる。これにより噛み合いが一度外れた状態のラック403とラック用歯車411とを再び、円滑に噛み合わせることが可能になる。
84 スライドレール(ベース部材)
105 上下動駆動手段(駆動手段)
301 第1可動役物
302 第2可動役物
308 規制部
311 第1センサ
312 第2センサ
314 LED(発光素子)
320 光学手段
Claims (1)
- ベース部材に移動可能に設けられた可動役物を備えた遊技機において、
前記可動役物は、当該可動役物の移動方向と交差する前後方向に配置され、かつ当該可動役物の移動方向に相対的に移動可能な第1可動役物と第2可動役物とを有し、
前記第1可動役物は駆動手段によって移動されるように構成され、
前記第1可動役物が前記第2可動役物を伴って駆動手段によって所定位置まで移動した際に、前記第2可動役物に当接して当該第2可動役物のそれ以上の移動を規制する規制部が前記ベース部材に設けられ、
前記第1可動役物の前方に前記第2可動役物が配置され、
前記第2可動役物の背面に発光素子が設けられ、
前記第1可動役物には、前記発光素子からの光を、前記所定位置を越えて第2可動役物から進出するように移動した場合の前記第1可動役物の前面に導入する光学手段が設けられていることを特徴とする遊技機。
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